JP2012205388A - 電動操作端および電動操作端ネットワークシステム - Google Patents

電動操作端および電動操作端ネットワークシステム Download PDF

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Abstract

【課題】電動操作端のワイヤレス化を実現する。
【解決手段】電動操作端1は、蓄電電力のレベルをホスト2へ送信するデータ送信部100と、ホスト2からの指示を受信するデータ受信部101と、環境エネルギーを電気エネルギーに変換する環境発電部103と、環境発電部103で発電された電力を蓄える蓄電部105と、蓄電部105に蓄えられた電力のレベルを検出する蓄電電力検出部106と、蓄電部105に蓄えられた電力が不十分な場合に、他の電動操作端1または電力制御装置3から無線配電を受けて蓄電部105に電力を蓄える整流部104と、蓄電部105に蓄えられた電力の供給を受けて駆動されるモータ110と、モータ110の動作を制御する制御部108と、ホスト2からの配電指示に応じて、他の電動操作端1または電力制御装置3に無線配電する電力送信部102とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外部から無線配電を受けるバルブやダンパなどの電動操作端、および複数の電動操作端を無線ネットワークで接続した電動操作端ネットワークシステムに関するものである。
従来より、信号線のワイヤレス化は、ブルートゥース(Blue Tooth)やジグビー(Zig Bee)などの無線通信技術によって実現されている。さらに、センサーは、近年の電子部品の省電力化により、電池でも10年ぐらいならば動作させることが可能になったため、センサーの信号線および電力線の完全なワイヤレス化が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に開示されたセンサーネットワークシステムでは、複数のセンサーネットワーク端末を無線ネットワークで接続し、個々のセンサーネットワーク端末を環境発電装置により駆動するようにしている。
一方、特許文献2には、環境エネルギーを電気エネルギーに変換する環境発電装置を、エネルギー源として利用するアクチュエータが開示されている。アクチュエータの動作に必要な電力を環境発電装置で賄うことができれば、アクチュエータの信号線および電力線の完全なワイヤレス化が実現できることになる。
特開2011−013765号公報 特表2010−536212号公報
しかしながら、アクチュエータの中には例えばバルブやダンパなどの電動操作端のようにモータを使用するものがある。モータを使用する電動操作端は、消費電力が大きく、省電力化を試みたとしても電池や環境発電装置では必要な電力を賄うことができないため、完全なワイヤレス化が難しいという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、電動操作端のワイヤレス化を実現することを目的とする。
本発明の電動操作端は、環境エネルギーを電気エネルギーに変換する環境発電手段と、この環境発電手段で発電された電力を蓄える蓄電手段と、この蓄電手段に蓄えられた電力のレベルを検出する蓄電電力検出手段と、前記蓄電手段に蓄えられた電力が不十分な場合に、外部の装置から無線配電を受けて前記蓄電手段に電力を蓄える受電手段と、前記蓄電手段に蓄えられた電力の供給を受けて駆動される駆動手段と、この駆動手段の動作を制御する動作制御手段とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の電動操作端の1構成例は、さらに、前記蓄電手段に蓄えられた電力が十分過ぎる場合に、この電力を電力の蓄えが不十分な他の電動操作端に無線配電する電力送信手段を備えることを特徴とするものである。
また、本発明の電動操作端の1構成例は、さらに、前記蓄電手段に蓄えられた電力が十分過ぎる場合に、この電力を前記電力制御装置に無線配電する電力送信手段を備えることを特徴とするものである。
また、本発明の電動操作端の1構成例は、さらに、商用電源より電力供給を受ける電力制御装置から自装置への無線配電と、自装置から他の電動操作端または前記電力制御装置への無線配電とを制御するホストに対して、前記蓄電手段の蓄電電力のレベル値を無線で通知する蓄電電力レベル値通知手段と、前記蓄電電力のレベル値判定に基づく前記ホストからの配電指示を受信する配電指示受信手段とを備え、前記電力送信手段は、前記ホストからの配電指示に応じて無線配電を行うことを特徴とするものである。
また、本発明の電動操作端の1構成例において、前記動作制御手段は、前記蓄電手段に蓄えられた電力が不十分な場合に、通信頻度と前記駆動手段の制御頻度のうち少なくとも一方を、前記蓄電手段の蓄電電力のレベル値に応じて低減することを特徴とするものである。
また、本発明の電動操作端ネットワークシステムは、無線通信機能および無線受電機能を備えた複数の電動操作端と、この電動操作端の蓄電電力のレベル値に応じて前記電動操作端への配電を制御するホストと、商用電源より電力供給を受ける電力制御装置とを有し、前記電動操作端は、環境エネルギーを電気エネルギーに変換する環境発電手段と、この環境発電手段で発電された電力を蓄える第1の蓄電手段と、この第1の蓄電手段に蓄えられた電力のレベルを検出する蓄電電力検出手段と、前記ホストに対して、前記第1の蓄電手段の蓄電電力のレベル値を無線で通知する蓄電電力レベル値通知手段と、外部の装置から無線配電を受けて前記第1の蓄電手段に電力を蓄える第1の受電手段と、前記第1の蓄電手段に蓄えられた電力の供給を受けて駆動される駆動手段と、この駆動手段の動作を制御する動作制御手段とを備え、前記電力制御装置は、前記蓄電電力のレベル値判定に基づく前記ホストからの配電指示を受信する第1の配電指示受信手段と、前記ホストからの配電指示に応じて、前記電動操作端に無線配電する第1の電力送信手段を備え、前記ホストは、前記電動操作端から通知された蓄電電力のレベル値を受信する蓄電電力レベル値受信手段と、前記蓄電電力のレベル値に基づいて、前記電動操作端に蓄えられた電力が不十分と判定した場合に、この電動操作端への無線配電を前記電力制御装置に指示する無線配電指示手段とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の電動操作端ネットワークシステムの1構成例において、前記電動操作端は、さらに、前記蓄電電力のレベル値判定に基づく前記ホストからの配電指示を受信する第2の配電指示受信手段と、前記ホストからの配電指示に応じて、前記第1の蓄電手段に蓄えられた電力を他の電動操作端に無線配電する第2の電力送信手段とを備え、前記ホストの無線配電指示手段は、前記蓄電電力のレベル値に基づいて、第1の電動操作端に蓄えられた電力が不十分と判定し、かつ十分過ぎる電力を蓄えている第2の電動操作端がある場合には、前記第2の電動操作端に対して前記第1の電動操作端への無線配電を指示することを特徴とするものである。
また、本発明の電動操作端ネットワークシステムの1構成例において、前記電動操作端は、さらに、前記蓄電電力のレベル値判定に基づく前記ホストからの配電指示を受信する第2の配電指示受信手段と、前記ホストからの配電指示に応じて、前記第1の蓄電手段に蓄えられた電力を前記電力制御装置に無線配電する第2の電力送信手段とを備え、前記電力制御装置は、さらに、前記電動操作端から無線配電を受ける第2の受電手段と、この第2の受電手段から出力された電力を蓄える第2の蓄電手段と、この第2の蓄電手段に蓄えられた電力を商用電源に戻す電力出力手段とを備え、前記ホストの無線配電指示手段は、前記蓄電電力のレベル値に基づいて、電力の蓄えが不十分な電動操作端がないと判定し、かつ十分過ぎる電力を蓄えている電動操作端がある場合には、この十分過ぎる電力を蓄えている電動操作端に対して前記電力制御装置への無線配電を指示することを特徴とするものである。
また、本発明の電動操作端ネットワークシステムの1構成例において、前記電動操作端の動作制御手段は、前記第1の蓄電手段に蓄えられた電力が不十分な場合に、通信頻度と前記駆動手段の制御頻度のうち少なくとも一方を、前記第1の蓄電手段の蓄電電力のレベル値に応じて低減することを特徴とするものである。
本発明によれば、電動操作端に、環境エネルギーを電気エネルギーに変換する環境発電手段と、環境発電手段で発電された電力を蓄える蓄電手段と、蓄電手段に蓄えられた電力が不十分な場合に、外部の装置から無線配電を受けて蓄電手段に電力を蓄える受電手段とを設けることにより、環境発電手段および外部の装置から供給される電力を効率的に融合して蓄電することができ、電動操作端の完全なワイヤレス化を実現することができる。本発明では、外部からの電源供給に加えて、環境発電を利用することにより、省エネルギーに貢献することができる。また、本発明では、電動操作端のワイヤレス化により、電動操作端を外部と接続する配線材料を撤廃することができるので、環境負荷の低減に貢献することができる。さらに、本発明では、電動操作端のワイヤレス化により、電動操作端を外部と接続する配線工数を撤廃することができ、また既設の建物における追加計装での作業工数を低減することができるので、施工性、メンテナンス性の向上に貢献することができる。
また、本発明では、電動操作端に、蓄電手段に蓄えられた電力が十分過ぎる場合に、電力を電力の蓄えが不十分な他の電動操作端に無線配電する電力送信手段を設けることにより、環境発電による余剰電力を他の電動操作端に配電することができ、余剰電力を有効利用することができる。
また、本発明では、電動操作端に、蓄電手段に蓄えられた電力が十分過ぎる場合に、電力を電力制御装置に無線配電する電力送信手段を設けることにより、環境発電による余剰電力を電力制御装置に配電し、電力制御装置を通じて電力会社に売却することができ、余剰電力を有効利用することができる。
また、本発明では、電動操作端がホストに対して、蓄電電力のレベル値を無線で通知することにより、ホストから配電指示を受けて、無線配電を行うことができる。
また、本発明では、蓄電手段に蓄えられた電力が不十分な場合に、通信頻度と駆動手段の制御頻度のうち少なくとも一方を、蓄電手段の蓄電電力のレベル値に応じて低減することにより、電動操作端の消費電力を低減することができる。
本発明の実施の形態に係る電動操作端ネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る電動操作端ネットワークシステムのホストの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る電動操作端ネットワークシステムの電力制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る電動操作端ネットワークシステムのホストの動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る電動操作端ネットワークシステムのホストの動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る電動操作端ネットワークシステムの電力制御装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る電動操作端ネットワークシステムの電動操作端の動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係る電動操作端ネットワークシステムの構成を示すブロック図である。電動操作端ネットワークシステムは、無線通信機能、無線受電機能および無線配電機能を備えたバルブなどの電動操作端1と、電動操作端1の蓄電電力のレベル値に応じて電動操作端1への配電を制御する配電制御装置であるホスト2と、無線配電機能を備えた電力制御装置3とから構成される。
電動操作端1は、データ送信部100と、データ受信部101と、電力送信部102と、環境発電部103と、整流部104と、蓄電部105と、蓄電電力検出部106と、安定化電源部107と、制御部108と、不揮発性メモリー109と、モータ110と、駆動部111と、減速部112と、位置検出部113と、アンテナ114とを有する。整流部104は受電手段を構成し、モータ110と駆動部111と減速部112とは駆動手段を構成し、データ送信部100と制御部108とは蓄電電力レベル値通知手段を構成し、データ受信部101と制御部108とは配電指示受信手段を構成している。
データ送信部100は、制御部108から渡されたデータをアンテナ114を介してホスト2に無線送信する。
データ受信部101は、ホスト2から送信されアンテナ114で受信された通信用電磁波を検波してデータを復調し、復調したデータを制御部108に渡す。
電力送信部102は、制御部108からの指示に応じて、環境発電部103で発電された電力を配電用電磁波に変換してアンテナ114から送信することにより、他の電動操作端1または電力制御装置3に無線配電する。
環境発電部103は、熱、光、振動、電磁波、流体エネルギーなど様々な形態で環境中に存在する環境エネルギーを電気エネルギーに変換する。上記のとおり環境エネルギーとしては様々な種類があるが、本実施の形態では電動操作端1を適用対象としているので、電動操作端1が設置されている配管(不図示)を流れる流体のエネルギーを利用して発電することが可能である。環境発電部103が発電した電力は、蓄電部105へ出力される。
整流部104は、電力制御装置3から送信されアンテナ114で受信された配電用電磁波が有するエネルギーを整流して電力として取り出す。整流部104が取り出した電力は、蓄電部105へ出力される。整流部104としては、ダイオード等を用いたブリッジ整流回路や半波整流回路がある。
蓄電部105は、環境発電部103および整流部104から出力された電力を蓄える。蓄電部105としては、電気2重層コンデンサなどがある。
蓄電電力検出部106は、蓄電部105の端子電圧を観測することにより、蓄電部105の蓄電電力のレベルを検出し、検出したレベル値を制御部108に通知する。本実施の形態では、蓄電部105の蓄電電力のレベルを、レベルが高い順に5〜0の6段階で検出するものとする。
レベル5は、蓄電部105に蓄えられている電力が基準電力値を大幅に超えており、十分過ぎるほど電力が蓄えられていることを示すレベルである。レベル4は、蓄電部105に蓄えられている電力が基準電力値を超えており、電動操作端1が通常稼働できることを示すレベルである。レベル3は、蓄電部105に蓄えられている電力が基準電力値を下回り、電動操作端1が通常稼働できないことを示すレベルである。レベル3の場合、制御部108は、自己の判断もしくはホスト2からの指示に応じて、バルブ開度の制御(モータ110の制御)の頻度を低減することにより、消費電力を低減する。
レベル2は、蓄電部105に蓄えられている電力がレベル3よりも低いことを示すレベルである。レベル2の場合、制御部108は、自己の判断もしくはホスト2からの指示に応じて、ホスト2との通信の頻度およびバルブ開度の制御の頻度を低減することにより、消費電力を低減する。レベル1は、蓄電部105に蓄えられている電力がレベル2よりも低いことを示すレベルである。レベル1の場合、制御部108は、自己の判断もしくはホスト2からの指示に応じて、ホスト2との通信の頻度を低減すると共に、バルブを全閉にしてバルブ開度の制御を停止することにより、消費電力を低減する。レベル0は、蓄電部105に蓄えられている電力がレベル1よりも低く、蓄電電力が最も低いことを示すレベルである。レベル0の場合、制御部108は、ホスト2に対して蓄電電力のレベル値を通知して警報を出す通信のみを行い、他の処理を停止する。
安定化電源部107は、蓄電部105から出力される電圧を安定化して直流電源電圧を生成する。この直流電源電圧は、データ送信部100、データ受信部101、電力送信部102、制御部108、不揮発性メモリー109、モータ110および駆動部111に供給される。
制御部108は、電動操作端全体を制御する。制御部108は、ホスト2からの開度指示に応じて、駆動部111を介してモータ110を駆動し、バルブ開度を制御する。また、制御部108は、ホスト2からの各種コマンドを処理してレスポンスを返送する。また、制御部108は、電動操作端1内の各部位の自己診断をして、異常が発生した時にはホスト2に知らせる。さらに、制御部108は、ホスト2からの指示に応じて、環境発電部103で発電された電力を他の電動操作端1または電力制御装置3に無線配電させる。
不揮発性メモリー109には、調整データ、設定データ、測定データが格納される。制御部108は、必要に応じて不揮発性メモリー109にデータを書き込み、また不揮発性メモリー109からデータを読み出す。
駆動部111は、モータ110の駆動のための電力を生成し、制御部108からの指示に応じてモータ110を正転あるいは逆転させる。モータ110の回転力は、モータ110の回転を減速させる減速部112を介してバルブのシャフトに伝達される。これにより、バルブ開度が変化する。
位置検出部113は、バルブのシャフトの回転角を検出して制御部108に通知する。制御部108は、位置検出部113から通知された回転角に対応するバルブ開度(実開度)とホスト2から指示されたバルブ開度(設定開度)とが一致するように駆動部111を通じてモータ110の回転を制御する。こうして、バルブ開度が制御される。
図2はホスト2の構成を示すブロック図である。ホスト2は、データ送信部200と、データ受信部201と、制御部202と、アンテナ203と、電源部204とを有する。データ受信部201と制御部202とは蓄電電力レベル値受信手段を構成し、データ送信部200と制御部202とは無線配電指示手段を構成している。
データ送信部200は、制御部202から渡されたデータをアンテナ203を介して電動操作端1に無線送信する。
データ受信部201は、電動操作端1から送信されアンテナ203で受信された通信用電磁波を検波してデータを復調し、復調したデータを制御部202に渡す。
制御部202は、各電動操作端1から通知されたデータにより各電動操作端1の蓄電部105の蓄電電力のレベルを把握する。制御部202は、各電動操作端1の蓄電電力のレベルに応じて配電先を決定して電力制御装置3または電動操作端1に配電を指示する。また、制御部202は、電動操作端1の内部データのモニターおよび設定をする。また、制御部202は、バルブ開度を示すデジタル値またはアナログ値の開度指令値を各電動操作端1に送信し、各電動操作端1の開度を制御する。さらに、制御部202は、電動操作端1から警報が通知された場合あるいは電動操作端1から受信したデータに異常がある場合には、所定の異常処理を実施する。
電源部204は、ホスト2の稼働に必要な電源を生成する。
図3は電力制御装置3の構成を示すブロック図である。電力制御装置3は、データ送信部300と、データ受信部301と、電力送信部302と、整流部303と、蓄電部304と、商用電源変換部305と、制御部306と、アンテナ307と、電源部308とを有する。整流部303は受電手段を構成し、データ受信部301と制御部306とは配電指示受信手段を構成している。
データ送信部300は、制御部306から渡されたデータをアンテナ307を介してホスト2に無線送信する。
データ受信部301は、ホスト2から送信されアンテナ307で受信された通信用電磁波を検波してデータを復調し、復調したデータを制御部306に渡す。
電力送信部302は、商用電源からの電力供給を受けて動作し、ホスト2からの配電先指示に応じてアンテナ307から配電用電磁波を送信することにより、配電先の電動操作端1に無線配電する。
整流部303は、電動操作端1から送信されアンテナ307で受信された配電用電磁波が有するエネルギーを整流して電力として取り出す。蓄電部304は、整流部303から出力された電力を蓄える。
商用電源変換部305は、蓄電部304に蓄えられた電力を商用電源に戻せるような電圧、位相に変換して商用電源に戻し、電力会社に売却する(売電)。また、商用電源変換部305は、商用電源に戻した積算電力を計測する。
制御部306は、ホスト2からの配電先指示に応じて電力送信部302を制御し、電動操作端1への配電を行う。また、制御部306は、商用電源変換部305で計測された積算電力量をホスト2に通知する。
電源部308は、電力制御装置3の稼働に必要な電源を生成する。
なお、電動操作端1とホスト2との間、およびホスト2と電力制御装置3との間のデータ通信には、例えば2.4GHz帯の通信用電磁波が使用される。また、電力制御装置3から電動操作端1への配電、および電動操作端1から電力制御装置3への配電には、例えば800MHz帯の配電用電磁波が使用される。
図4、図5はホスト2の動作を説明するフローチャート、図6は電力制御装置3の動作を説明するフローチャート、図7は電動操作端1の動作を説明するフローチャートである。以下、図4〜図7を用いて本実施の形態の電動操作端ネットワークシステムの動作についてより詳細に説明する。
まず、ホスト2の動作について説明する。ホスト2の電源が投入されると(図4ステップS100)、ホスト2の制御部202は、ホスト2の自己診断を実施する(ステップS101)。制御部202は、自己診断結果が正常な場合(ステップS102においてYES)、後述するステップS104に進み、自己診断結果が異常な場合、システムを停止する(ステップS103)。制御部202は、自己診断結果が正常な場合、初期シーケンスを実施する(ステップS104)。
初期シーケンスにおいて、制御部202は、電力制御装置3から診断結果を取得する(ステップS105)。制御部202は、電力制御装置3の診断結果が正常な場合(ステップS106においてYES)、後述するステップS107に進み、電力制御装置3の診断結果が異常な場合あるいは所定の時間内に電力制御装置3から診断結果を受信できなかった場合には、システムを停止する(ステップS103)。
続いて、制御部202は、各電動操作端1に対して自己診断を実施するよう指示する(ステップS107)。そして、制御部202は、各電動操作端1から診断結果を取得する(ステップS108)。制御部202は、各電動操作端1の診断結果が正常な場合(ステップS109においてYES)、後述するステップS110に進み、各電動操作端1のうち少なくとも1つの電動操作端1の診断結果が異常な場合あるいは所定の時間内に全ての電動操作端1から診断結果を受信できなかった場合には、システムを停止する(ステップS103)。各電動操作端1の診断結果が正常な場合には、初期シーケンスが終了する。
初期シーケンスが終了すると、制御部202は、システムを起動する(ステップS110)。システムの起動後、制御部202は、各電動操作端1に対して蓄電電力のレベル値の報告を指示し、各電動操作端1から蓄電電力のレベル値を受信したかどうかを確認する(ステップS111)。制御部202は、全ての電動操作端1から蓄電電力のレベル値を受信できた場合(ステップS111においてYES)、蓄電電力がレベル3以下の電動操作端1があるかどうかを判定する(ステップS112)。制御部202は、蓄電電力がレベル3以下の電動操作端1がない場合には(ステップS112においてNO)、後述するステップS118に進む。
制御部202は、蓄電電力がレベル3以下の電動操作端1がある場合(ステップS112においてYES)、蓄電電力がレベル5の電動操作端1があるかどうかを判定する(ステップS113)。制御部202は、蓄電電力がレベル5の電動操作端1がある場合(ステップS113においてYES)、このレベル5の電動操作端1に対して、レベル3の電動操作端1への無線配電を指示する(ステップS114)。こうして、蓄電電力が十分に高い電動操作端1から蓄電電力が低い電動操作端1への無線配電が実施される。また、制御部202は、蓄電電力がレベル5の電動操作端1がない場合(ステップS113においてNO)、電力制御装置3に対して、レベル3の電動操作端1への無線配電を指示する(ステップS115)。すなわち、蓄電電力が十分に高い電動操作端1がない場合には、電力制御装置3から蓄電電力が低い電動操作端1への無線配電が実施される。
ステップS114,S115の処理後、制御部202は、蓄電電力がレベル3以下の電動操作端1があるかどうかを判定する(図5ステップS116)。制御部202は、蓄電電力がレベル3以下の電動操作端1がない場合(ステップS116においてNO)、ステップS114あるいはS115で無線配電するよう指示した電動操作端1あるいは電力制御装置3に対して無線配電の停止を指示する(ステップS117)。つまり、ステップS114,S115の処理により、蓄電電力が低い電動操作端1の蓄電電力が上昇してレベル4またはレベル5になった場合には、無線配電を停止する。
次に、制御部202は、蓄電電力がレベル5の電動操作端1があるかどうかを判定する(ステップS118)。制御部202は、蓄電電力がレベル5の電動操作端1がある場合(ステップS118においてYES)、後述するステップS119に進み、蓄電電力がレベル5の電動操作端1がない場合、ステップS111に戻る。制御部202は、蓄電電力がレベル5の電動操作端1がある場合、このレベル5の電動操作端1に対して、電力制御装置3への無線配電を指示する(ステップS119)。こうして、蓄電電力が十分に高い電動操作端1から電力制御装置3への無線配電が実施される。そして、制御部202は、電力制御装置3に対して、レベル5の電動操作端1からの無線配電があることを通知する(ステップS120)。
ステップS120の処理後、制御部202は、蓄電電力がレベル5の電動操作端1があるかどうかを判定する(ステップS121)。制御部202は、蓄電電力がレベル5の電動操作端1がない場合(ステップS121においてNO)、ステップS119で無線配電するよう指示した電動操作端1に対して無線配電の停止を指示する(ステップS122)。つまり、ステップS119の処理により、蓄電電力が十分に高い電動操作端1の蓄電電力が低下してレベル4になった場合には、無線配電を停止する。
ステップS122の処理後、制御部202は、電力制御装置3に対して、電動操作端1からの無線配電が停止されることを通知する(ステップS123)。さらに、制御部202は、電力制御装置3が商用電源に戻した積算電力量の情報を電力制御装置3から取得する(ステップS124)。そして、制御部202は、ステップS111に戻る。
次に、電力制御装置3の動作について説明する。電力制御装置3の電源が投入されると(図6ステップS200)、電力制御装置3の制御部306は、電力制御装置3の自己診断を実施する(ステップS201)。制御部306は、自己診断結果が正常な場合(ステップS202においてYES)、ホスト2に自己診断結果が正常なことを通知する(ステップS203)。また、制御部306は、自己診断結果が異常な場合、ホスト2に自己診断結果が異常なことを通知し(ステップS204)、動作を停止する(ステップS205)。
制御部306は、自己診断結果が正常な場合、ホスト2から配電指示を受信したかどうかを判定する(ステップS206)。制御部306は、ホスト2から配電指示を受信していない場合(ステップS206においてNO)、後述するステップS210に進み、ホスト2から配電指示を受信した場合(ステップS206においてYES)、電力送信部302を制御して、電動操作端1への無線配電を実施する(ステップS207)。つまり、制御部306は、図4のステップS115の処理により、ホスト2から配電指示を受信した場合には、無線配電を実施する。
ステップS207の処理後、制御部306は、ホスト2から配電停止指示を受信したかどうかを判定する(ステップS208)。制御部306は、ホスト2から配電停止指示を受信した場合(ステップS208においてYES)、電力送信部302を制御して、電動操作端1への無線配電を停止する(ステップS209)。つまり、制御部306は、図5のステップS117の処理により、ホスト2から配電停止指示を受信した場合には、無線配電を停止する。
次に、制御部306は、ホスト2から受電指示を受信したかどうかを判定する(ステップS210)。制御部306は、ホスト2から受電指示を受信していない場合(ステップS210においてNO)、ステップS206に戻り、ホスト2から受電指示を受信した場合(ステップS210においてYES)、ホスト2から受電停止通知を受信したかどうかを判定する(ステップS211)。
制御部306は、ホスト2から受電停止通知を受信していない場合(ステップS211においてNO)、商用電源変換部305による積算電力量の計測を継続しつつ(ステップS212)、ステップS211に戻る。つまり、制御部306は、図5のステップS120の処理により、ホスト2から受電指示を受信した場合には、ホスト2からの受電停止通知を待つ。そして、制御部306は、図5のステップS123の処理により、ホスト2から受電停止通知を受信すると、商用電源変換部305で計測された積算電力量をホスト2に通知し(ステップS213)、ステップS206に戻る。
次に、電動操作端1の動作について説明する。電動操作端1の制御部108は、ホスト2から自己診断指示を受信したかどうかを判定する(図7ステップS300)。制御部108は、ホスト2から自己診断指示を受信していない場合(ステップS300においてNO)、後述するステップS306に進み、図4のステップS107の処理によりホスト2から送信された自己診断指示を受信した場合(ステップS300においてYES)、電動操作端1の自己診断を実施する(ステップS301)。
制御部108は、自己診断結果が正常な場合(ステップS302においてYES)、ホスト2に自己診断結果が正常なことを通知する(ステップS303)。また、制御部306は、自己診断結果が異常な場合、ホスト2に自己診断結果が異常なことを通知し(ステップS304)、動作を停止する(ステップS305)。
制御部108は、自己診断結果が正常な場合、蓄電電力検出部106から蓄電電力のレベル値を取得する(ステップS306)。続いて、制御部108は、ホスト2からレベル報告指示を受信したかどうかを判定する(ステップS307)。制御部108は、ホスト2からレベル報告指示を受信していない場合(ステップS307においてNO)、ステップS300に戻る。また、制御部108は、図4のステップS111の処理によりホスト2から送信されたレベル報告指示を受信した場合(ステップS307においてYES)、ステップS306で取得した蓄電電力のレベル値をホスト2に通知する(ステップS308)。
次に、制御部108は、ホスト2から配電指示を受信したかどうかを判定する(ステップS309)。制御部108は、ホスト2から配電指示を受信していない場合(ステップS309においてNO)、ステップS300に戻り、ホスト2から配電指示を受信した場合(ステップS309においてYES)、電力送信部102を制御して、他の電動操作端1あるいは電力制御装置3への無線配電を実施する(ステップS310)。つまり、制御部108は、図4のステップS114あるいは図5のステップS119の処理により、ホスト2から配電指示を受信した場合には、無線配電を実施する。
ステップS310の処理後、制御部108は、ホスト2から配電停止指示を受信したかどうかを判定する(ステップS311)。制御部108は、ホスト2から配電停止指示を受信した場合(ステップS311においてYES)、電力送信部102を制御して、他の電動操作端1あるいは電力制御装置3への無線配電を停止して(ステップS312)、ステップS300に戻る。つまり、制御部108は、図5のステップS117あるいはステップS122の処理により、ホスト2から配電停止指示を受信した場合には、無線配電を停止する。
以上のように、本実施の形態では、環境発電部103から供給される電力と、他の電動操作端1または電力制御装置3とから供給される電力とを効率的に融合して蓄電することができ、電動操作端1の完全なワイヤレス化を実現することができる。本実施の形態では、環境発電を利用することにより、省エネルギーに貢献することができる。また、本実施の形態では、電動操作端1のワイヤレス化により、電動操作端1を外部と接続する配線材料を撤廃することができるので、環境負荷の低減に貢献することができる。さらに、本実施の形態では、電動操作端1のワイヤレス化により、電動操作端1を外部と接続する配線工数を撤廃することができ、また既設の建物における追加計装での作業工数を低減することができるので、施工性、メンテナンス性の向上に貢献することができる。
なお、本実施の形態では、電動操作端の1例としてバルブを例に挙げて説明したが、これに限るものではなく、ダンパやファンなどの他の電動操作端に本発明を適用することも可能である。
また、本実施の形態では、ホスト2と電力制御装置3との間を無線ネットワークで接続しているが、ホスト2と電力制御装置3との間の通信は有線通信であってもよい。
また、本実施の形態では、電力制御装置3から電動操作端1への無線配電と、電動操作端1から他の電動操作端1または電力制御装置3への無線配電とを制御する配電制御装置としてホスト2を外部に設けているが、配電制御装置としての機能を各電動操作端1に持たせ、各電動操作端1が相互に通信を行って自律的に判断し、無線受電および無線配電を行うようにしてもよい。
本実施の形態で説明した電動操作端1、ホスト2、電力制御装置3の各々の制御部108,202,306は、それぞれCPU、記憶装置及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。各装置のCPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って本実施の形態で説明した処理を実行する。
本発明は、電動操作端をワイヤレス化する技術に適用することができる。
1…電動操作端、2…ホスト、3…電力制御装置、100,200,300…データ送信部、101,201,301…データ受信部、102,302…電力送信部、103…環境発電部、104,303…整流部、105,304…蓄電部、106…蓄電電力検出部、107…安定化電源部、108,202,306…制御部、109…不揮発性メモリー、110…モータ、111…駆動部、112…減速部、113…位置検出部、114,203,307…アンテナ、204,308…電源部、305…商用電源変換部。

Claims (9)

  1. 環境エネルギーを電気エネルギーに変換する環境発電手段と、
    この環境発電手段で発電された電力を蓄える蓄電手段と、
    この蓄電手段に蓄えられた電力のレベルを検出する蓄電電力検出手段と、
    前記蓄電手段に蓄えられた電力が不十分な場合に、外部の装置から無線配電を受けて前記蓄電手段に電力を蓄える受電手段と、
    前記蓄電手段に蓄えられた電力の供給を受けて駆動される駆動手段と、
    この駆動手段の動作を制御する動作制御手段とを備えることを特徴とする電動操作端。
  2. 請求項1記載の電動操作端において、
    さらに、前記蓄電手段に蓄えられた電力が十分過ぎる場合に、この電力を電力の蓄えが不十分な他の電動操作端に無線配電する電力送信手段を備えることを特徴とする電動操作端。
  3. 請求項1記載の電動操作端において、
    さらに、前記蓄電手段に蓄えられた電力が十分過ぎる場合に、この電力を前記電力制御装置に無線配電する電力送信手段を備えることを特徴とする電動操作端。
  4. 請求項2または3記載の電動操作端において、
    さらに、商用電源より電力供給を受ける電力制御装置から自装置への無線配電と、自装置から他の電動操作端または前記電力制御装置への無線配電とを制御するホストに対して、前記蓄電手段の蓄電電力のレベル値を無線で通知する蓄電電力レベル値通知手段と、
    前記蓄電電力のレベル値判定に基づく前記ホストからの配電指示を受信する配電指示受信手段とを備え、
    前記電力送信手段は、前記ホストからの配電指示に応じて無線配電を行うことを特徴とする電動操作端。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電動操作端において、
    前記動作制御手段は、前記蓄電手段に蓄えられた電力が不十分な場合に、通信頻度と前記駆動手段の制御頻度のうち少なくとも一方を、前記蓄電手段の蓄電電力のレベル値に応じて低減することを特徴とする電動操作端。
  6. 無線通信機能および無線受電機能を備えた複数の電動操作端と、
    この電動操作端の蓄電電力のレベル値に応じて前記電動操作端への配電を制御するホストと、
    商用電源より電力供給を受ける電力制御装置とを有し、
    前記電動操作端は、
    環境エネルギーを電気エネルギーに変換する環境発電手段と、
    この環境発電手段で発電された電力を蓄える第1の蓄電手段と、
    この第1の蓄電手段に蓄えられた電力のレベルを検出する蓄電電力検出手段と、
    前記ホストに対して、前記第1の蓄電手段の蓄電電力のレベル値を無線で通知する蓄電電力レベル値通知手段と、
    外部の装置から無線配電を受けて前記第1の蓄電手段に電力を蓄える第1の受電手段と、
    前記第1の蓄電手段に蓄えられた電力の供給を受けて駆動される駆動手段と、
    この駆動手段の動作を制御する動作制御手段とを備え、
    前記電力制御装置は、
    前記蓄電電力のレベル値判定に基づく前記ホストからの配電指示を受信する第1の配電指示受信手段と、
    前記ホストからの配電指示に応じて、前記電動操作端に無線配電する第1の電力送信手段を備え、
    前記ホストは、
    前記電動操作端から通知された蓄電電力のレベル値を受信する蓄電電力レベル値受信手段と、
    前記蓄電電力のレベル値に基づいて、前記電動操作端に蓄えられた電力が不十分と判定した場合に、この電動操作端への無線配電を前記電力制御装置に指示する無線配電指示手段とを備えることを特徴とする電動操作端ネットワークシステム。
  7. 請求項6記載の電動操作端ネットワークシステムにおいて、
    前記電動操作端は、
    さらに、前記蓄電電力のレベル値判定に基づく前記ホストからの配電指示を受信する第2の配電指示受信手段と、
    前記ホストからの配電指示に応じて、前記第1の蓄電手段に蓄えられた電力を他の電動操作端に無線配電する第2の電力送信手段とを備え、
    前記ホストの無線配電指示手段は、前記蓄電電力のレベル値に基づいて、第1の電動操作端に蓄えられた電力が不十分と判定し、かつ十分過ぎる電力を蓄えている第2の電動操作端がある場合には、前記第2の電動操作端に対して前記第1の電動操作端への無線配電を指示することを特徴とする電動操作端ネットワークシステム。
  8. 請求項6記載の電動操作端ネットワークシステムにおいて、
    前記電動操作端は、
    さらに、前記蓄電電力のレベル値判定に基づく前記ホストからの配電指示を受信する第2の配電指示受信手段と、
    前記ホストからの配電指示に応じて、前記第1の蓄電手段に蓄えられた電力を前記電力制御装置に無線配電する第2の電力送信手段とを備え、
    前記電力制御装置は、
    さらに、前記電動操作端から無線配電を受ける第2の受電手段と、
    この第2の受電手段から出力された電力を蓄える第2の蓄電手段と、
    この第2の蓄電手段に蓄えられた電力を商用電源に戻す電力出力手段とを備え、
    前記ホストの無線配電指示手段は、前記蓄電電力のレベル値に基づいて、電力の蓄えが不十分な電動操作端がないと判定し、かつ十分過ぎる電力を蓄えている電動操作端がある場合には、この十分過ぎる電力を蓄えている電動操作端に対して前記電力制御装置への無線配電を指示することを特徴とする電動操作端ネットワークシステム。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の電動操作端ネットワークシステムにおいて、
    前記電動操作端の動作制御手段は、前記第1の蓄電手段に蓄えられた電力が不十分な場合に、通信頻度と前記駆動手段の制御頻度のうち少なくとも一方を、前記第1の蓄電手段の蓄電電力のレベル値に応じて低減することを特徴とする電動操作端ネットワークシステム。
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