JP2012201201A - 車両用ドアミラー、およびその反射鏡ユニットの成形方法 - Google Patents

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Atsushi Kawamura
敦史 川村
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Abstract

【課題】反射鏡ユニットの成形工数の削減と、有効視界範囲の拡大が可能な車両用ドアミラーの提供を図る。
【解決手段】裏面に反射膜12bを蒸着した合成樹脂製の鏡体2の裏面と周面とを内包して、合成樹脂製のホルダー3を積層状に一体成形することによって、両者の溶着工数を不要としている。また、鏡体2の反射面側周縁部でのホルダー3による抱持を不要として、有効視界範囲を拡大可能としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ドアミラー、およびその反射鏡ユニットの成形方法に関する。
特許文献1には、作動ユニットに組付けられる反射鏡ユニットを、裏面に反射膜を蒸着した合成樹脂製の鏡体と、該鏡体を保持する合成樹脂製のホルダーと、で構成した車両用ドアミラーが開示されている。
特開2010−173469号公報
特許文献1の開示技術では、鏡体の周縁部とホルダーの開口周縁部とをレーザーにより溶着固定するため、反射鏡ユニットの形成工数が嵩んでコスト的に不利となってしまう。
また、ホルダーの開口周縁部を鏡体の周縁部の反射面側(表面側)に廻り込んで溶着固定するため、鏡体の反射面積が狭められてドアミラーの有効視界範囲が狭くなってしまう。
そこで、本発明は反射鏡ユニットの形成工数を削減できると共に、有効視界範囲を拡大することができる車両用ドアミラー、および反射鏡ユニットの成形方法を提供するものである。
本発明の車両用ドアミラーにあっては、その反射鏡ユニットを、裏面に反射膜を蒸着した合成樹脂製の鏡体と、前記鏡体の裏面と周面とを内包して積層状に一体成形した合成樹脂製のホルダーと、で構成したことを主要な特徴としている。
また、本発明の反射鏡ユニットの成形方法にあっては、合成樹脂製の鏡体の成形と、該鏡体の裏面への反射膜の蒸着と、合成樹脂製のホルダーの前記鏡体に対する一体成形とを、1つの金型で行うことを特徴としている。
本発明によれば、反射鏡ユニットを合成樹脂製の鏡体とホルダーとを積層状に一体成形して構成するため、鏡体裏面の反射膜が空気に触れることによる劣化,発錆を防止できる。また、鏡体とホルダーとの溶着工数が不要となってコスト的に有利に得ることができる。更に、鏡体とホルダーとを一体成形によって溶着できるため、鏡体の反射面側でのホルダーによる脱落止めのための周縁保持が不要となり、反射鏡ユニットの有効視界範囲を拡大することができる。
また、反射鏡の成形方法では、鏡体の成形と、その裏面への反射膜の蒸着と、鏡体に対するホルダーの一体成形とを、1つの金型で行うため、設備構成を簡素化できると共に、成形サイクルを短縮化できてコストダウンを図ることができる。
本発明に係る車両用ドアミラーの反射鏡ユニットの一実施形態を示す断面図。 本発明に係る反射鏡ユニットの成形方法を(A)〜(C)にて工程順に示す説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面と共に詳述する。
図1に示す実施形態の反射鏡ユニット1は、適宜の合成樹脂材からなる鏡体2と、該鏡体2を図外の作動ユニットに組付けるための合成樹脂製のホルダー3と、を備えている。
鏡体2は、透明な素地板材2aの裏面に、例えばアルミ蒸着によって反射膜2bを形成してある。
ホルダー3は、鏡体2の素地板材2aと同質材、または素地板材2aと相溶性のある合成樹脂材からなる。このホルダー3は、鏡体2の裏面と周面とを内包して、該鏡体2に対して積層状に一体成形してある。
反射鏡ユニット1の反射面側(表面側)は、鏡体2の周縁を見切り線(パーティングライン)として、該鏡体2とホルダー3の周縁部3aとを面一に整合して形成してある。
反射鏡ユニット1の少なくとも鏡体2は所要の曲率の凸面形状に形成して、反射像を拡大できるようにしている。また、この反射鏡ユニット1の反射面側の周縁部分は、鏡体2の一般部の凸面の曲率半径よりも小さな曲率半径の弯曲面1aとして形成して、有効視界範囲を極力拡大できるようにしている。
図2は、反射鏡ユニット1の成形方法を(A)〜(C)の工程順に示している。
本実施形態では、鏡体2の射出成形と、ホルダー3の射出成形とを、1つの金型10によって多段階に行って反射鏡ユニット1を一体成形するようにしている。
金型10は、鏡体2の素地板材2aを成形するためのキャビティ11aを形成した下型11と、鏡体2の素地板材2aの裏面側を成形するためのコア12aを形成した第1加工部12A,蒸着機13を備えて素地板材2aの裏面に反射膜2bを蒸着するためのキャビティ12bを形成した第2加工部12B,鏡体2の裏面側にホルダー3を成形するためのキャビティ12cを形成した第3加工部12Cの3つの加工部を有する上型12と、を備えている。
下型11と上型12とは、第1〜第3加工部12A,12B,12Cの位置で、キャビティ11aと、コアおよびキャビティ12a,12b,12cとがそれぞれ整合する位置に相対的に水平方向に移動して、型締め可能としている。
図2(A)の第1工程では、下型11のキャビティ11aと上型12の第1加工部12Aのコア12aとを整合,型締めして、鏡体2の素地板材2aを射出成形する。
図2(B)の第2工程では、下型11のキャビティ11aと上型12の第2加工部12Bのキャビティ12bとを整合,型締めして、上述の素地板材2aの裏面にアルミ蒸着を施して反射膜2bを形成する。
図2(C)の第3工程では、下型11のキャビティ11aと上型12の第3加工部12Cのキャビティ12cとを整合,型締めして、上述の鏡体2の裏面から周面に亘ってホルダー3を積層状に射出成形する。
以上のように本実施形態の車両用ドアミラーによれば、反射鏡ユニット1を合成樹脂製の鏡体2とホルダー3とを積層状に一体成形して構成するため、これら鏡体2とホルダー3との溶着工数が不要となってコスト的に有利に得ることができる。
また、鏡体2の反射面側(表面側)でのホルダー3による脱落止めのための周縁保持が不要となるので、反射鏡ユニット1の有効視界範囲を拡大することができる。
特に、本実施形態では、鏡体2の周縁を見切り線として、該鏡体2とホルダー3の周縁部3aとを面一に整合して形成することに加えて、反射鏡ユニット1の反射面側の周縁部分を、弯曲面1aとして形成している。これにより、反射鏡ユニット1の有効視界範囲を、より一層拡大して、後写視認性を向上することができる。
また、上述のように鏡体2とホルダー3とは、反射膜2bを内包して積層状に一体成形しているので、反射膜2bが空気に触れることによる劣化,発錆等を防止できて、視認性が経時低下するのを回避することができる。
そして、上述の反射鏡は、鏡体2の射出成形と、その裏面への反射膜2bの蒸着と、鏡体2に対するホルダー3の一体成形とを、下型11と、3つの加工部12A,12B,12Cを有する上型12と、からなる1つの金型10によって段階的に成形加工するようにしている。このため、設備構成を簡素化できると共に、成形サイクルを短縮化できてコストダウンを図ることができる。
1…反射鏡ユニット
1a…周縁部の弯曲面
2…鏡体
2a…素地板材
2b…反射膜
3…ホルダー
10…金型
11…下型
12…上型
12A…第1加工部
12B…第2加工部
12C…第3加工部

Claims (4)

  1. 作動ユニットに組付けられる反射鏡ユニットを、
    裏面に反射膜を蒸着した合成樹脂製の鏡体と、
    前記鏡体の裏面と周面とを内包して積層状に一体成形した合成樹脂製のホルダーと、で構成したことを特徴とする車両用ドアミラー。
  2. 前記反射鏡ユニットの反射面側は、前記鏡体の周縁を見切り線として、該鏡体とホルダー周縁部とを面一に整合して形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアミラー。
  3. 前記反射鏡ユニットの反射面側の周縁部分を、弯曲面として形成したことを特徴とする請求項2に記載の車両用ドアミラー。
  4. 請求項1〜3の何れか1つに記載の前記鏡体の成形と、
    前記反射膜の蒸着と、前記ホルダーの成形とを、1つの金型で行うことを特徴とする反射鏡ユニットの成形方法。
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JPH0241949A (ja) * 1988-07-30 1990-02-13 Aisin Seiki Co Ltd 自動車用ミラーのクリーニング装置
JP2000085473A (ja) * 1998-09-16 2000-03-28 Ichikoh Ind Ltd 灯具内蔵の車両用ミラー
JP2006168160A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Oshima Denki Seisakusho:Kk 成膜成型品の製造方法
JP2009154402A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Oshima Denki Seisakusho:Kk 成膜成形品およびその製造方法

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