JP2012198844A - 自動取引装置、及び、当該自動取引装置を実現するプログラム - Google Patents

自動取引装置、及び、当該自動取引装置を実現するプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】必要な場合にだけ現取引の手数料額を表示し、不要な場合に現取引の手数料額を非表示にする。
【解決手段】顧客の操作に基づいて、ホストコンピュータ2との間で取引を行う自動取引装置1であって、各種の情報が表示される表示部(表示操作部13)と、現取引の手数料が発生する場合に、現取引の手数料額及び過去取引の手数料額に基づいて、現取引の手数料額を、表示部に表示する表示情報とするか、又は、表示部に表示しない非表示情報とするかを判定する手数料表示判定部11cとを有する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、金融機関や流通機関等で用いられ、ホストコンピュータとの間で各種の取引を行う際に手数料額を表示部に表示する自動取引装置、及び、当該自動取引装置を実現するプログラムに関する。
従来、金融機関や流通機関等では、顧客の操作に基づいて、ホストコンピュータとの間で、例えば残高照会や預入、引出、振込等の各種の取引を行う自動取引装置が用いられている。
従来の自動取引装置として、顧客の操作開始時に、取引の曜日及び時間帯のスケジュールによって区分された手数料額を表す表(以下、「料金表」と称する)を表示部に表示する装置があった(例えば、特許文献1参照)。
なお、特許文献1の実施形態2及び実施形態3には、顧客の要求に応じて手数料額の表示方法を変更する技術(具体的には、予め登録された顧客情報で「手数料のみ」表示する旨の情報が登録されている場合で、かつ、現在の取引(以下、「現取引」と称する)の手数料額が「0円」の場合に、手数料額を表示部に表示しないようにする技術)も開示されている。
特開2008−171226号公報(図4(b)、図5、図6)
従来の自動取引装置は、以下に説明するように、(1)現取引の手数料額を顧客に提示できるようにすることが望まれているという課題、(2)一部の顧客に煩わしさを感じさせる場合があるという課題、及び、(3)一部の顧客に不安を感じさせる場合があるという課題があった。
すなわち、従来の自動取引装置は、取引の曜日及び時間帯のスケジュールによって区分された手数料額を表す料金表を表示部に表示する構成になっている。しかしながら、その料金表は、顧客にとって、現取引の手数料額が実際にいくらであるのかを判別し難い構成になっている。そのため、従来の自動取引装置は、現取引の手数料額を顧客に提示できるようにすることが望まれていた。
また、料金表は、取引の直前に、手数料を徴収する時間帯や手数料額が変更された場合に、そのことが明示されない。そのため、顧客は、時間帯や手数料額の変更に気付かずに取引を指示することがあった。これによっても、従来の自動取引装置は、現取引の手数料額を顧客に提示できるようにすることが望まれていた。
また、従来の自動取引装置は、取引を行う場合に、料金表の表示処理と手数料額の確認処理とを必ず行う。そのため、従来の自動取引装置は、料金表の表示処理と手数料額の確認処理とを煩わしいと考える顧客に、不快に感じさせる場合があった。
さらに、顧客は、優遇条件をクリアしていれば、取引で、手数料が発生しない場合がある。しかしながら、従来の自動取引装置は、優遇条件をクリアしている顧客に対しても、通常条件の顧客と同様に、料金表を表示する。そのため、従来の自動取引装置は、優遇条件をクリアしている顧客に、不安を感じさせる場合があった。
なお、特許文献1には、前記した通り、顧客の要求に応じて手数料の表示方法を変更する技術が開示されている。しかしながら、この技術は、顧客が設定情報の登録操作を予め行う必要があるため、顧客に負担を強いる、という課題がある。また、この技術は、手数料の条件変更があった場合に、手数料の表示を自動的に切り替えられないため、手数料の再表示ができない、という課題がある。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、必要な場合にだけ現取引の手数料を表示し、不要な場合に現取引の手数料を非表示にする自動取引装置を提供することを主な目的とする。
前記目的を達成するため、第1発明は、顧客の操作に基づいて、ホストコンピュータとの間で取引を行う自動取引装置であって、各種の情報が表示される表示部と、現取引の手数料が発生する場合に、現取引の手数料額及び過去取引の手数料額に基づいて、当該現取引の手数料額を、前記表示部に表示する表示情報とするか、又は、前記表示部に表示しない非表示情報とするかを判定する手数料表示判定部とを有する構成とする。
この自動取引装置は、手数料表示判定部が、現取引の手数料を表示情報とするか、又は、非表示情報とするかを判定する。そのため、この自動取引装置は、必要な場合にだけ現取引の手数料を表示し、不要な場合に現取引の手数料を非表示にすることができる。
また、第2発明は、プログラムであって、顧客の操作に基づいて、ホストコンピュータとの間で取引を行う自動取引装置の制御部を、現取引の手数料が発生する場合に、現取引の手数料額及び過去取引の手数料額に基づいて、当該現取引の手数料を、表示部に表示しない非表示情報とするか否かを判定する手数料表示判定部として機能させる構成とする。
このプログラムは、第1発明に係る自動取引装置を実現する。
第1発明によれば、必要な場合にだけ現取引の手数料を表示し、不要な場合に現取引の手数料を非表示にする自動取引装置を提供することができる。
また、第2発明によれば、第1発明に係る自動取引装置を実現するプログラムを提供することができる。
実施形態1に係る自動取引装置の構成を示す図である。 実施形態1に係る自動取引装置の動作を示すフローチャート(1)である。 実施形態1に係る自動取引装置の動作を示すフローチャート(2)である。 取引選択画面の一例を示す図である。 顧客情報の一例を示す図である。 手数料確認画面の一例を示す図である。 料金表画面の一例を示す図である。 実施形態2に係る自動取引装置の動作を示すフローチャート(1)である。 実施形態2に係る自動取引装置の動作を示すフローチャート(2)である。 表示画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)につき詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
[実施形態1]
<自動取引装置の構成>
以下、図1を参照して、本実施形態1に係る自動取引装置の構成につき説明する。図1は、実施形態1に係る自動取引装置の構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態1に係る自動取引装置(以下、「ATM」と称する)1は、通信回線3を介して、ホストコンピュータ2と接続されている。ATM1は、金融機関や流通機関等で用いられ、ホストコンピュータ2との間で各種の取引を行う装置である。
ATM1は、制御部11、記憶部12、表示操作部13、カードリーダ・ライタ14、入出金ユニット15、及び、明細票プリンタ16を有している。
制御部11は、ATM1の各部の動作を制御する構成要素である。制御部11は、CPUによって構成されている。制御部11は、表示操作制御部11a、顧客情報取扱部11b、手数料表示判定部11c、及び、取引処理制御部11dとして機能する。
表示操作制御部11aは、表示操作部13の動作を制御する機能手段である。表示操作制御部11aは、各種の画面を表示操作部13に表示させたり、表示操作部13から入力された顧客の操作を検知したりする。
顧客情報取扱部11bは、ホストコンピュータ2から顧客に関する情報(以下、「顧客情報」と称する)91を取得したり、顧客情報91をホストコンピュータ2に登録したりする機能手段である。なお、ホストコンピュータ2は、取引を実行する毎に、取引を行った各顧客の顧客情報91がデータベース4に蓄積される。したがって、データベース4には、過去に行われた一連の各取引の顧客情報(以下、「過去取引の顧客情報」と称する)91が蓄積されている。
なお、最新の情報である現取引の顧客情報91は、次回の取引時に、前回取引の顧客情報91となり、さらに、次々回の取引時に、前々回取引の顧客情報91となる。以下、各顧客情報91を時系列で区別する場合に、現取引の顧客情報91を「現取引の顧客情報91A(図示せず)」と称し、前回取引の顧客情報91を「前回取引の顧客情報91B(図示せず)」と称し、前々回取引の顧客情報91を「前々回取引の顧客情報91C(図示せず)」と称し、過去取引の顧客情報91を「過去取引の顧客情報91Z(図示せず)」と称する。
手数料表示判定部11cは、取引で手数料が発生する場合に、現取引の手数料を、「表示情報」とするか又は「非表示情報」とするかを判定する機能手段(すなわち、現取引の手数料の表示の要否を判定する機能手段)である。なお、「表示情報」とは、表示操作部13に表示する情報である。一方、「非表示情報」とは、表示操作部13に表示しない情報である。
取引処理制御部11dは、ホストコンピュータ2との間で、例えば残高照会や預入、引出、振込等の各種の取引を実行する機能手段である。
記憶部12は、各種の情報やプログラムが格納される構成要素である。記憶部12は、ROMや、RAM、HDD等によって構成されている。記憶部12は、例えば、制御プログラム12aが予め格納されている。制御プログラム12aは、制御部11を表示操作制御部11a、顧客情報取扱部11b、手数料表示判定部11c、及び、取引処理制御部11dとして機能させるプログラムである。
表示操作部13は、タッチパネル等の表示機能と操作(入力)機能とを備える構成要素である。表示操作部13は、特許請求の範囲に記載された「表示部」に相当する。なお、表示操作部13は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部とキーパッド等の操作(入力)部とに分離された構成であってもよい。
カードリーダ・ライタ14は、キャッシュカードや振込カード、通帳等の、顧客によって所持された記憶媒体から口座番号情報等のカード情報を読み取ったり、各種の情報をカード情報として記憶媒体に書き込んだりする構成要素である。
入出金ユニット15は、預入取引時や振込取引時に、顧客によって投入された貨幣(紙幣、又は、紙幣及び硬貨)を鑑別して金庫(図示せず)の内部に収納したり、引出取引時に、金庫の内部に収納された貨幣を顧客に放出したりする構成要素である。
明細票プリンタ16は、各種の取引の履歴を表す明細票を印字して顧客に発行する構成要素である。
係る構成において、ATM1は、取引を実行する毎に、取引で発生した手数料を含む、各顧客の顧客情報91(図1及び図4参照)を、ホストコンピュータ2のデータベース4に登録する。そして、ATM1は、現取引時に、ホストコンピュータ2のデータベース4に登録された過去取引の顧客情報91Z(図示せず)(特に、前回取引の顧客情報91B(図示せず))を用いて、現取引で発生する現取引の手数料を、「表示情報」とするか又は「非表示情報」とするかを判定する。ATM1は、その判定結果に基づいて、所定の画面(ここでは、手数料確認画面62(図5参照))を表示したり、又は、所定の画面の表示をスキップ(省略)したりして、顧客を好適に誘導する。
<自動取引装置の動作>
以下、図2A及び図2Bを参照して、ATM1の動作につき説明する。図2A及び図2Bは、それぞれ、実施形態1に係るATM1の動作を示すフローチャートである。
ATM1は、顧客の接近を図示せぬセンサで検知することにより、動作を開始する。このとき、ATM1は、例えば、初期画面として、記憶媒体のATM1への挿入を促す画面を表示する。ここでは、顧客は、任意の種類の取引を開始するために、記憶媒体として、キャッシュカード(図示せず)をATM1のカードリーダ・ライタ14に挿入するものとして説明する。ただし、顧客は、キャッシュカードの代わりに、振込カードや通帳等の記憶媒体をATM1に挿入することもできる。
図2Aに示すように、ATM1は、顧客がキャッシュカードをATM1の内部に挿入すると、カードリーダ・ライタ14が、キャッシュカードの挿入を検知する(S105)。なお、「キャッシュカードの挿入」とは、顧客によって取引開始が選択されたことを意味する。
カードリーダ・ライタ14は、キャッシュカードの挿入を検知すると、キャッシュカードからカード情報を読み取る。これにより、ATM1は、カード情報を取得する(S110)。このカード情報には、顧客の口座番号情報が含まれている。
ATM1は、カード情報を取得すると、表示操作制御部11aが、取引選択画面61(図3参照)を表示操作部13に表示させる(S115)。これにより、ATM1は、顧客に入力を誘導する。
図3は、取引選択画面61の一例を示す図である。取引選択画面61は、実行すべき取引処理の種類を顧客に選択させるための画面である。図3に示す例では、取引選択画面61は、「残高照会」ボタン61a、「お預け入れ」ボタン61b、及び、「お引き出し」ボタン61cを含む構成になっている。なお、取引選択画面61は、これら以外のボタン(例えば、振込取引を選択するための「振込」ボタン等)を含んでいてもよい。
「残高照会」ボタン61aは、残高照会取引を選択するためのボタンである。
「お預け入れ」ボタン61bは、預入取引を選択するためのボタンである。
「お引き出し」ボタン61cは、引出取引を選択するためのボタンである。
顧客は、取引選択画面61を参照して、現取引としていずれか1種類の取引処理を選択し、選択された取引処理(以下、「選択取引処理」と称する)に該当するボタンを押下する。ここでは、顧客は、「引出取引」に該当する「お引き出し」ボタン61cを押下したものとして説明する。
ATM1は、顧客が選択取引処理に該当するボタンを押下すると、表示操作制御部11aが、押下されたボタンの座標位置に基づいて、選択取引処理の種類を検出する(S120)。ここでは、表示操作制御部11aは、選択取引処理の種類として、「引出」取引を検出したものとする。
ATM1は、表示操作制御部11aが選択取引処理の種類を検出すると、顧客情報取扱部11bが、S110で取得されたカード情報に含まれている口座番号情報に基づいて、ホストコンピュータ2にアクセスし、ATM1を操作中の顧客の顧客情報91(図4参照)(すなわち、現取引の顧客情報91A(図示せず))の送信を要求する。
図4は、顧客情報91の一例を示す図である。図4に示す例では、顧客情報91は、「口座番号」、「取引ATM/年月日、時分秒」、「手数料額」、「取引曜日(平日・休日)」、「取引時間帯(朝・昼・夜)」、及び、「カード発行金融機関」を表す情報を含む構成になっている。なお、顧客情報91は、これら以外の情報(例えば、口座残高や、優遇条件のクリアの有無等の情報)を含んでいてもよい。
「口座番号」情報は、顧客によって開設された口座の番号を表している。
「取引ATM/年月日、時分秒」情報は、取引が実行された(又は、実行される)ATM1を識別する情報、並びに、取引の年月日及び時分秒を表している。
「手数料額」情報は、手数料額を表している。
「取引曜日(平日・休日)」情報は、取引の曜日が平日であるのか、又は、土曜日、日曜日、祝日等の休日であるのかを表している。
「取引時間帯(朝・昼・夜)」情報は、取引の時間帯を表している。
「カード発行金融機関」情報は、取引で用いられたカード(通帳の場合もある)を発行した金融機関を表している。
ホストコンピュータ2は、ATM1からATM1を操作中の顧客の顧客情報91(現取引の顧客情報91A)の送信が要求されると、口座番号情報に基づいて、データベース4に登録されている顧客情報91を読み出す。
そして、ホストコンピュータ2は、読み出された顧客情報91に基づいて、顧客が優遇条件をクリアしている優遇顧客であるか否かを判定する。例えば、ホストコンピュータ2は、顧客情報91の一種である顧客の口座残高情報に基づいて、顧客の残高が優遇条件として設定された金額を超過しているか否かを判定することにより、顧客が優遇顧客であるか否かを判定する。
ホストコンピュータ2は、顧客が優遇顧客であるか否かを判定すると、判定結果に応じて、現取引で発生する「手数料額」を特定する。また、ホストコンピュータ2は、読み出された顧客情報91の中で取引に用いられる情報を抽出する。そして、ホストコンピュータ2は、現取引で発生する「手数料額」を表す情報(以下、「手数料情報91a」と称する場合もある)を、抽出された情報(以下、「抽出情報」と称する)に付加する。これによって、ホストコンピュータ2は、現取引の顧客情報91Aを生成する。
ホストコンピュータ2は、現取引の顧客情報91Aを生成すると、その現取引の顧客情報91AをATM1に送信する。その結果、ATM1は、ホストコンピュータ2から、現取引で発生する手数料情報91aを含む、現取引の顧客情報91Aを取得する(S125)。
なお、現取引で発生する手数料情報91aは、次回の取引時に、前回取引時に発生した手数料情報91aとなる。以下、各手数料情報91aを時系列で区別する場合に、現取引で発生する手数料情報91aを「現取引の手数料情報91aA(図示せず)」と称し、前回取引時に発生した手数料情報91aを「前回取引の手数料情報91aB(図示せず)」と称する。
ATM1は、ホストコンピュータ2から現取引の顧客情報91Aを取得すると、手数料表示判定部11cが、現取引の顧客情報91Aに含まれている現取引の手数料情報91aAを参照して、現取引で発生する手数料が有るか否かを判定する(S130)。なお、「現取引で発生する手数料が有る」場合とは、現取引の手数料が有料であることを意味しており、また、「現取引で発生する手数料が無い」場合とは、現取引の手数料が無料であることを意味している。
S130の判定で、現取引で発生する手数料が有ると判定された場合(“Yes”の場合)に、ATM1は、顧客情報取扱部11bが、S110で取得されたカード情報に含まれている口座番号情報に基づいて、ホストコンピュータ2にアクセスし、前回取引の顧客情報91B(図示せず)の送信を要求する。
ホストコンピュータ2は、ATM1から前回取引の顧客情報91Bの送信が要求されると、口座番号情報に基づいて、データベース4に登録されている顧客情報91を読み出して、その中の前回取引分の情報を前回取引の顧客情報91BとしてATM1に送信する。このとき送信された前回取引の顧客情報91Bの中には、前回取引の手数料情報91aBが含まれている。その結果、ATM1は、ホストコンピュータ2から、前回取引の手数料情報91aBを含む、前回取引の顧客情報91Bを取得する(S135)。
ATM1は、ホストコンピュータ2から前回取引の顧客情報91Bを取得すると、手数料表示判定部11cが、前回取引の顧客情報91Bに含まれている前回取引の手数料情報91aBを参照して、前回取引で発生した手数料が有るか否かを判定する(S140)。
S140の判定で、前回取引で発生した手数料が有ると判定された場合(“Yes”の場合)に、手数料表示判定部11cは、S125で取得された現取引の顧客情報91Aに含まれている現取引の手数料情報91aAと、S135で取得された前回取引の顧客情報91Bに含まれている前回取引の手数料情報91aBとを比較し、双方が同じ額であるか否かを判定する(S145)。
S145の判定で、現取引の手数料情報91aAと前回取引の手数料情報91aBとが同じ額であると判定された場合(“Yes”の場合)に、手数料表示判定部11cは、現取引の曜日及び時間帯と前回取引の曜日及び時間帯とを比較し、現取引及び前回取引が同じ曜日及び時間帯であるか否かを判定する(S150)。
S150の判定で、現取引及び前回取引が同じ曜日及び時間帯であると判定された場合(“Yes”の場合)に、処理は、「A」を介して、図2Bに示すS155に進む。また、S130の判定で、現取引で発生する手数料が無いと判定された場合(“No”の場合)も、処理は、「C」を介して、図2Bに示すS155に進む。
この場合に、手数料表示判定部11cは、現取引の手数料情報91aAを非表示情報と見なし、現取引の手数料の非表示を決定する(S155)。この後、処理は、S195に進む。なお、この場合に、ATM1は、S195で、現取引の手数料額を無料とする現取引の手数料情報91aAを含む、現取引の顧客情報91Aを、ホストコンピュータ2のデータベース4に登録し、さらに、S200で、ホストコンピュータ2との間で取引処理を実行することになる。
また、S140の判定で、前回取引で発生した手数料が無いと判定された場合(“No”の場合)、S145の判定で、現取引の手数料情報91aAと前回取引の手数料情報91aBとが同じ額でないと判定された場合(“No”の場合)、及び、S150の判定で、現取引及び前回取引が同じ曜日及び時間帯でないと判定された場合(“No”の場合)のいずれか1つに該当する場合に、処理は、「B」を介して、図2Bに示すS160に進む。この場合に、手数料表示判定部11cは、現取引の手数料情報91aAを表示情報と見なし、現取引の手数料の表示を決定する(S160)。
S160の後、手数料表示判定部11cは、現取引の手数料の表示指示を表示操作制御部11aに出力する。これに応答して、表示操作制御部11aは、現取引の手数料確認画面62(図5参照)を表示操作部13に表示させる(S165)。これにより、ATM1は、顧客に入力を誘導する。
図5は、手数料確認画面62の一例を示す図である。図5に示す例では、手数料確認画面62は、現取引で発生する手数料額がいくらであるのかを示す説明文、「料金表表示」ボタン62a、「確認」ボタン62b、及び、「取消」ボタン62cを含む構成になっている。
「料金表表示」ボタン62aは、後記する料金表画面63(図6参照)を表示操作部13に表示させるためのボタンである。顧客は、現取引の手数料額だけでなく、曜日及び時間帯で変化する手数料額も確認したい場合がある。ATM1は、図5に示す「料金表表示」ボタン62aを手数料確認画面62に表示することにより、このような場合にも適用する構成になっている。
「確認」ボタン62bは、顧客が画面を確認した(見た)ことをATM1に知らせるためのボタンである。ATM1は、「確認」ボタン62bが顧客によって押下されると、取引処理制御部11dが、ホストコンピュータ2との間で取引を実行する。
「取消」ボタン62cは、取引を取り消す(中止する)ためのボタンである。ATM1は、「取消」ボタン62cが顧客によって押下されると、取引処理制御部11dがホストコンピュータ2との間での取引を中止し、カードリーダ・ライタ14がキャッシュカードを顧客に返却する。
S165で、現取引の手数料確認画面62が表示操作部13に表示されると、顧客は、現取引の手数料確認画面62に表示された処理の中から任意の処理を選択して、選択された処理の実行を指示する入力を行う。以下、この操作を「選択入力」と称する。ここでは、顧客は、「選択入力」として、「料金表表示」ボタン62a、「確認」ボタン62b、及び、「取消」ボタン62cの中からいずれか1つのボタンを選択して押下する。ATM1は、顧客が「選択入力」としていずれか1つのボタンを押下すると、表示操作制御部11aが、押下されたボタンを検出し(S170)、押下されたボタンの座標位置に基づいて、入力種別を判定する(S175)。
S175で、押下されたボタンが「料金表表示」ボタン62aである場合(入力種別が「料金表表示」である場合)に、処理は、S180に進む。また、S175で、押下されたボタンが「確認」ボタン62bである場合(入力種別が「確認」である場合)に、処理は、S195に進む。また、S175で、押下されたボタンが「取消」ボタン62cである場合(入力種別が「取消」である場合)に、処理は、S205に進む。
例えば、S175で、押下されたボタンが「料金表表示」ボタン62aである場合に、表示操作制御部11aが、料金表画面63(図6参照)を表示操作部13に表示させる(S180)。図6は、料金表画面63の一例を示す図である。料金表画面63は、取引の曜日及び時間帯のスケジュールによって区分された手数料額を表す表、「確認」ボタン63b、及び、「取消」ボタン63cを含む構成になっている。
「確認」ボタン63bは、「確認」ボタン62b(図5参照)と同様に、顧客が画面を確認した(見た)ことをATM1に知らせるためのボタンである。ATM1は、「確認」ボタン63bが顧客によって押下されると、取引処理制御部11dが、ホストコンピュータ2との間で取引を実行する。
「取消」ボタン63cは、「取消」ボタン62c(図5参照)と同様に、取引を取り消す(中止する)ためのボタンである。ATM1は、「取消」ボタン63cが顧客によって押下されると、取引処理制御部11dがホストコンピュータ2との間での取引を中止し、カードリーダ・ライタ14がキャッシュカードを顧客に返却する。
S180で、料金表画面63が表示操作部13に表示されると、顧客は、「選択入力」として、「確認」ボタン63b及び「取消」ボタン63cのいずれか一方のボタンを押下する。ATM1は、顧客がいずれか一方のボタンを押下すると、表示操作制御部11aが、押下されたボタンを検出し(S185)、押下されたボタンの座標位置に基づいて、入力種別を判定する(S190)。
S190で、押下されたボタンが「確認」ボタン63bである場合(入力種別が「確認」である場合)に、処理は、S195に進む。また、S190で、押下されたボタンが「取消」ボタン63cである場合(入力種別が「取消」である場合)に、処理は、S205に進む。
例えば、S190で、押下されたボタンが「確認」ボタン63bである場合に、表示操作制御部11aが、現取引の顧客情報91Aの登録指示を顧客情報取扱部11bに出力するとともに、取引指示を取引処理制御部11dに出力する。
顧客情報取扱部11bは、表示操作制御部11aから現取引の顧客情報91Aの登録指示が入力されると、現取引の手数料情報91aAを含む、現取引の顧客情報91Aの登録要求をホストコンピュータ2に送信する。これにより、ATM1は、ホストコンピュータ2に対し、現取引の顧客情報91Aをデータベース4に登録させる(S195)。
また、取引処理制御部11dが、表示操作制御部11aから取引指示が入力されると、S120で検出された種類の選択取引処理の実行要求をホストコンピュータ2に送信する。これにより、ATM1は、ホストコンピュータ2に対し、選択取引処理を実行させる(S200)。なお、S175で、押下されたボタンが「確認」ボタン62bである場合にも、処理は、S195に進む。また、S155の後にも、処理は、S195に進む。
S200の後、ATM1は、カードリーダ・ライタ14が、取引に用いられたキャッシュカードをATM1の外部に排出して、顧客に返却する(S205)。これにより、取引が終了する。その結果、一連のルーチンが終了する。
このようにして、ATM1は、現取引で手数料が発生する場合に、ホストコンピュータ2から、現取引の手数料情報91aAを含む現取引の顧客情報91Aと、前回取引の手数料情報91aBを含む前回取引の顧客情報91Bとを取得する。そして、ATM1は、現取引の手数料額及び前回取引の手数料額に基づいて、現取引の手数料を、表示操作部13に表示する表示情報とするか、又は、表示操作部13に表示しない非表示情報とするかを判定する。そのため、ATM1は、必要な場合にだけ現取引の手数料を表示し、不要な場合に現取引の手数料を非表示にすることができる。
例えば、ATM1は、現取引と前回取引とで、手数料額が異なるか、又は、取引の曜日及び時間帯が異なる場合に、現取引の手数料額を表示情報と見なし、手数料表示処理(ここでは、S165の現取引の手数料確認画面62(図5参照)の表示処理)を実行する。また、ATM1は、現取引と前回取引とで、手数料額が同じで、かつ、取引の曜日及び時間帯が同じ場合に、現取引の手数料額を非表示情報と見なし、手数料表示処理(ここでは、S165の現取引の手数料確認画面62(図5参照)の表示処理)をスキップ(省略)する。
具体的には、ATM1は、現取引の手数料が有る(現取引の手数料が有料である)場合(S130の判定で“Yes”の場合)で、かつ、前回取引の手数料が無い(前回取引の手数料が無料である)場合(S140の判定で“No”の場合)、現取引の手数料額及び前回取引の手数料額が異なる場合(S145の判定で“No”の場合)、並びに、現取引及び前回取引の曜日及び時間帯が異なる場合(S150の判定で“No”の場合)のいずれか1つに該当する場合に、現取引の手数料を表示情報と見なし、手数料表示処理を実行する。
また、ATM1は、これらのいずれにも該当しない場合に、現取引の手数料を非表示情報と見なし、手数料表示処理をスキップする。したがって、ATM1は、現取引の手数料が無い場合(S130の判定で、“No”の場合)に、現取引の手数料を非表示情報と見なし、手数料表示処理をスキップする。又は、ATM1は、現取引の手数料が有る場合(S130の判定で“Yes”の場合)、前回取引の手数料が有る場合(S140の判定で“Yes”の場合)、現取引の手数料額及び前回取引の手数料額が同じ場合(S145の判定で“Yes”の場合)、並びに、現取引及び前回取引の曜日及び時間帯が同じ場合(S150の判定で“Yes”の場合)のすべてに該当する場合に、現取引の手数料を非表示情報と見なし、手数料表示処理をスキップする。
このようなATM1は、現取引の手数料が発生する場合に、実際の現取引の手数料額を表示するため、現取引の手数料額を顧客に分かり易く提示することができる。
また、ATM1は、現取引の手数料が発生しない場合に、手数料表示処理(ここでは、S165の現取引の手数料確認画面62(図5参照)の表示処理)をスキップするため、顧客の負担の軽減と、端末操作時間の短縮を図ることができる。
また、ATM1は、現取引の手数料が発生する場合であっても、現取引と前回取引との条件が同じ場合に、手数料表示処理をスキップするため、料金表や手数料額の表示処理と手数料額の確認処理とを煩わしいと考える顧客に、不快に感じさせるのを回避することができる。
また、ATM1は、顧客が優遇条件をクリアしている場合にも、S130で現取引の手数料が無い(“No”)と判定されて、手数料表示処理をスキップするため、優遇条件をクリアしている顧客に不安を感じさせるのを回避することができる。
また、ATM1は、現取引と前回取引とで、幾つかの条件(例えば、額が同じか否かや、曜日及び時間帯が同じか否か等)を比較し、現取引の手数料の表示の要否を判定するため、条件が相違している場合に、必ず、現取引の手数料を表示させることができ、現取引の手数料の確認漏れを防止することができる。
また、ATM1は、顧客が料金表を見たい場合に、料金表画面63(図6参照)を表示操作部13に表示させることもできる。
また、ATM1は、特許文献1に開示された「顧客の要求に応じて手数料の表示方法を変更する技術」と比較すると、データベース4に蓄積された各顧客の過去取引の顧客情報91Zに基づいて、現取引の手数料の表示の要否を自動的に判定し、必要があれば、現取引の手数料を表示する構成となっているため、顧客が設定情報の登録操作を予め行う必要がなくなり、これによって、顧客の利便性を向上させることができる。
以上の通り、本実施形態1に係るATM1によれば、必要な場合にだけ現取引の手数料を表示し、不要な場合に現取引の手数料を非表示にすることができる。
[実施形態2]
実施形態1では、ATM1は、ホストコンピュータ2のデータベース4に登録された前回取引の顧客情報91Bに含まれている前回取引の手数料情報91aBを用いて、現取引の手数料情報91aAの表示の要否を判定している。
これに対して、本実施形態2では、ATM1は、取引に用いられている記憶媒体(ここでは、キャッシュカード)に登録された前回取引の顧客情報91Bに含まれている前回取引の手数料情報91aBを用いて、現取引の手数料情報91aAの表示の要否を判定するようにする。以下、本実施形態2に係るATM1を「ATM1A(図示せず)」と称する。
以下、図7A及び図7Bを参照して、本実施形態2に係るATM1Aの動作について、実施形態1に係るATM1と相違する動作を重点的に説明し、実施形態1に係るATM1と同様の動作(図2A及び図2B参照)については、前記した実施形態1に係るATM1の動作を本実施形態2に係るATM1Aの動作に読み替えるものとして、詳細な説明を省略する。
本実施形態2に係るATM1Aの動作は、実施形態1に係るATM1の動作を比較すると、S135及びS195の処理の代わりに、S135a及びS195aの処理を行う点で相違している。
すなわち、実施形態1に係るATM1は、S195で、現取引の顧客情報91Aをホストコンピュータ2のデータベース4に登録しておき、次回の取引時に、S135で、ホストコンピュータ2から、前回取引でデータベース4に登録された顧客情報91Aを前回取引の顧客情報91Bとして取得し、S140〜S150で、現取引の手数料情報91aAと、前回取引の顧客情報91Bに含まれている前回取引の手数料情報91aBとを比較することによって、現取引の手数料情報91aAの表示の要否を判定している。
これに対して、本実施形態2に係るATM1Aは、S195aで、現取引の顧客情報91Aをキャッシュカードに登録しておき、次回の取引時に、S135aで、キャッシュカードから、前回取引でキャッシュカードに登録された顧客情報91Aを前回取引の顧客情報91Bとして取得し、S140〜S150で、現取引の手数料情報91aAと、前回取引の顧客情報91Bに含まれている前回取引の手数料情報91aBとを比較することによって、現取引の手数料情報91aAの表示の要否を判定する。
このようなATM1Aは、手数料情報91aAをホストコンピュータ2のデータベース4でなく、顧客によって所持されたカードで管理することができる。そのため、ATM1Aは、ホストコンピュータ2との通信時間がかからなくなり、操作時間の短縮を図ることができる。
以上の通り、本実施形態2に係るATM1Aによれば、実施形態1に係るATM1と同様の効果に加え、操作時間の短縮を図ることもできる。
本発明は、前記した実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や変形を行うことができる。
例えば、実施形態では、手数料確認画面62(図5参照)と料金表画面63(図6参照)とが別画面として構成されており、ATM1,1Aは、手数料確認画面62で、「料金表表示」ボタン62aが押下された場合に、料金表画面63を表示操作部13に表示している。しかしながら、ATM1,1Aは、料金表を含む形式で構成された手数料確認画面62を表示することにより、料金表画面63の表示処理を省略することができる。
また、例えば、ATM1,1Aは、現取引の手数料情報91aAと前回取引の手数料情報91aBとを比較して、現取引の手数料の表示の要否を判定している。しかしながら、ATM1,1Aは、数回分の手数料情報91aをデータベース4やキャッシュカードに登録しておき、数回分の手数料情報91aに基づいて、現取引の手数料の表示の要否を判定することが可能である。
この場合に、ATM1,1Aは、現取引の手数料情報91aAと前回取引の手数料情報91aBが同じであっても、手数料表示処理(ここでは、S165の現取引の手数料確認画面62(図5参照)の表示処理)を行い、現取引の手数料情報91aAと過去取引の手数料情報91aとがある一定回数連続して同じになる場合に、手数料表示処理をスキップするようにすることも可能である。
また、この場合に、ATM1,1Aは、現取引の手数料情報91aAと前回取引の手数料情報91aBとを比較し、双方が同じであれば、手数料表示処理をスキップするものの、現取引の手数料がいくらかかるのかを顧客に知らせるための現取引の手数料表示欄を、カードが挿入されてからホストコンピュータ2との間で取引が実行されるまでの間に、表示操作部13に表示される任意の画面(例えば、図8に示す画面64,65や図6に示す料金表画面63のいずれか1乃至複数の画面)の中に含ませるようにしてもよい。
図8は、表示画面の一例を示す図である。図8(a)は、取引時に金額を入力する取引入力画面64の一例を示している。また、図8(b)は、取引時に金額を確認する取引確認画面65の一例を示している。
図8に示す例では、取引入力画面64及び取引確認画面65は、それぞれ、画面の右下に、現取引の手数料表示欄が設けられた構成になっている。しかしながら、現取引の手数料表示欄は、画面毎に、任意の位置に変更することができる。
1 自動取引装置(ATM)
2 ホストコンピュータ
3 通信回線
4 データベース
11 制御部
11a 表示操作制御部
11b 顧客情報取扱部
11c 手数料表示判定部
11d 取引処理制御部
12 記憶部
12a 制御プログラム
13 表示操作部(タッチパネル等)
14 カードリーダ・ライタ
15 入出金ユニット
16 明細票プリンタ
61 取引選択画面
62 手数料確認画面
63 料金表画面
91 顧客情報
91a 手数料情報

Claims (9)

  1. 顧客の操作に基づいて、ホストコンピュータとの間で取引を行う自動取引装置において、
    各種の情報が表示される表示部と、
    現取引の手数料が発生する場合に、現取引の手数料額及び過去取引の手数料額に基づいて、当該現取引の手数料額を、前記表示部に表示する表示情報とするか、又は、前記表示部に表示しない非表示情報とするかを判定する手数料表示判定部とを有する
    ことを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1に記載の自動取引装置において、
    前記手数料表示判定部は、
    前記過去取引の中の前回取引を判定の対象とし、
    前記現取引と前記前回取引とで、手数料額が異なる場合に、前記現取引の手数料額を前記表示情報と判定し、
    一方、前記現取引と前記前回取引とで、手数料額が同じ場合に、前記現取引の手数料額を前記非表示情報と判定する
    ことを特徴とする自動取引装置。
  3. 請求項請求項2に記載の自動取引装置において、
    前記手数料表示判定部は、
    前記現取引と前記前回取引とで、手数料額が異なるか、又は、曜日及び時間帯が異なる場合に、前記現取引の手数料額を前記表示情報と判定し、
    一方、前記現取引と前記前回取引とで、手数料額が同じで、かつ、曜日及び時間帯が同じ場合に、前記現取引の手数料額を前記非表示情報として判定する
    ことを特徴とする自動取引装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の自動取引装置において、
    前記手数料表示判定部が前記現取引の手数料額を前記表示情報と判定した場合に、取引時に金額を入力する取引入力画面、取引時に金額を確認する取引確認画面、及び、取引の曜日及び時間帯のスケジュールによって区分された手数料額を表す料金表を含む形式で構成された手数料確認画面のいずれか1乃至複数の画面で、前記現取引の手数料額を表示する
    ことを特徴とする自動取引装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の自動取引装置において、
    さらに、顧客情報を取り扱う顧客情報取扱部を有し、
    前記顧客情報取扱部は、
    取引毎に、前記ホストコンピュータから、前記過去取引の手数料額を含む、前記顧客情報を取得するとともに、
    前記現取引の手数料が発生した場合に、前記現取引の手数料額を前記ホストコンピュータに登録させる
    ことを特徴とする自動取引装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の自動取引装置において、
    さらに、顧客情報を取り扱う顧客情報取扱部を有し、
    前記顧客情報取扱部は、
    取引毎に、前記顧客によって所持される記憶媒体から、前記過去取引の手数料額を含む、前記顧客情報を取得するとともに、
    前記現取引の手数料が発生した場合に、前記現取引の手数料額を前記記憶媒体に登録させる
    ことを特徴とする自動取引装置。
  7. 顧客の操作に基づいて、ホストコンピュータとの間で取引を行う自動取引装置の制御部を、
    現取引の手数料が発生する場合に、現取引の手数料額及び過去取引の手数料額に基づいて、当該現取引の手数料額を、表示部に表示する表示情報とするか、又は、当該表示部に表示しない非表示情報とするか否かを判定する手数料表示判定部として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムにおいて、
    さらに、前記制御部を、
    取引毎に、前記ホストコンピュータから、前記過去取引の手数料額を含む、前記顧客情報を取得するとともに、前記現取引の手数料が発生した場合に、前記現取引の手数料額を前記ホストコンピュータに登録させる顧客情報取扱部として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
  9. 請求項7又は請求項8に記載のプログラムにおいて、
    さらに、前記制御部を、
    取引毎に、前記顧客によって所持される記憶媒体から、前記過去取引の手数料額を含む、前記顧客情報を取得するとともに、前記現取引の手数料が発生した場合に、前記現取引の手数料額を前記記憶媒体に登録させる顧客情報取扱部として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
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