JP2012197045A - タイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】タイヤ1のタイヤサイド部には、外側表面3Aから突出し、タイヤ径方向に沿って延在された乱流発生用突条10が形成されている。乱流発生用突条10の突条幅は、タイヤ径方向で変化し、タイヤ径方向外側に位置する突条外側端部11に向かって広くなっており、タイヤサイド部の外側表面に対する乱流発生用突条10の高さは、タイヤ径方向で変化し、突条外側端部11に向けて漸次減少するように形成されている。
【選択図】図2
Description
図1および図2に示すように、タイヤ1Aは、路面と接触するトレッド部2と、タイヤ幅方向twdにおける両側のタイヤサイド部3と、それぞれのタイヤサイド部3の開口縁に沿って設けられたビード部4と、を備えて大略構成されている。そして、図1に示すように、タイヤサイド部3の外側表面3Aには、複数の乱流発生用突条10が配置されている。
本実施形態のように、三日月形補強ゴムでなるサイドウォール補強層8が設けられたタイヤサイド部3を有するタイヤ1Aにおいては、特にタイヤサイド部3の温度を低減させることが、耐久性向上の観点から有効になる。そこで、本実施形態のタイヤ1Aでは、上述したように、タイヤサイド部3の外側表面3Aに複数の乱流発生用突条10を突設して、乱流を発生させる若しくは乱流を促進することによって、このタイヤサイド部3における冷却効果を高めるようにしている。
ここで、図4を用いて乱流の発生のメカニズムを説明する。図4は、蘭州発生用突条10のタイヤ周方向に沿った断面図である。タイヤ1Aの回転に伴い、乱流発生用突条10が形成されていないタイヤサイド部3の外側表面3Aに接触していた空気の流れS1が乱流発生用突条10によって外側表面3Aから剥離されて乱流発生用突条10を乗り越える。この乱流発生用突条10の背面側には、空気の流れが滞留する部分(領域)S2が生じる。
実施の形態に係るタイヤ1Aによれば、タイヤサイド部3に乱流発生用突条10が設けられているため、乱流発生用突条10によってタイヤサイド部3の温度低減を図ること可能となる。また、乱流発生用突条10の突条外側端部11がタイヤサイド部の表面へ向かうように高さが漸次減少しているため、モールドで生タイヤを加硫する際に、乱流発生用突条10の欠けやもげの発生が少なくなり、ベアも発生しにくくなる。
乱流発生用突条10の突条内側端部12は、外側表面3Bに面一になるように連続しているため、突条内側端部12の剛性を向上させて、欠けやもげ等の破損を抑制することができるとともに、製造時のベアの発生を抑制して形状不良や外観不良になる可能性を低くすることができる。
次いで、図5から図7に基づいて実施の形態2に係るタイヤについて詳細に説明する。図5〜図7は、実施の形態2に係るタイヤ1B(1)及びその要部を示している。図5はタイヤ1Bの側面図、図6は図1に示す乱流発生用突条の部分拡大図、図7は図1のB−B断面を示す要部断面図である。なお、実施の形態2の説明においては、実施の形態1と異なる構成のみ説明し、実施の形態1と同様の構成については同符号を用いて説明を省略する。
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例及び実施例に係るタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(6.1)評価方法、(6.2)評価結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
比較例及び実施例に係るタイヤを用いて、耐久性評価を行った。比較評価に用いたタイヤに関するデータ及び評価結果を以下の表1に示す。実施例1に係るタイヤは、実施の形態1に係るタイヤと同様の構成である。実施例2に係るタイヤは、実施の形態2に係るタイヤと同様の構成である。耐久性の評価は、比較例、実施例1及び実施例2に係るタイヤと同じサイズのタイヤであって、乱流発生用突条が設けられていないタイヤの耐久性を100として、比較例、実施例1及び実施例2に係るタイヤを比較評価した。
Claims (6)
- タイヤサイド部の外側表面から突出し、タイヤ径方向に沿って延在され、且つタイヤ周方向に沿って間隔を隔てて配置された複数の乱流発生用突条を備えるタイヤであって、
前記乱流発生用突条の前記タイヤ周方向の長さである突条幅は、前記タイヤ径方向で変化し、前記タイヤ径方向外側に位置する突条外側端部に向かって広くなっており、
前記タイヤサイド部の外側表面に対する前記乱流発生用突条の高さは、前記タイヤ径方向で変化し、前記突条外側端部に向けて漸次減少するように形成されていることを特徴とする、タイヤ。 - 前記乱流発生用突条の前記突条外側端部における前記突条幅は、前記乱流発生用突条の前記タイヤ径方向内側に位置する突条内側端部における突条幅に対して2.0倍以上の長さを有する、請求項1に記載のタイヤ。
- 前記乱流発生用突条の外側表面である上面は、前記タイヤサイド部の外側表面に対して25度以下の角度をなすことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のタイヤ。
- 前記複数の乱流発生用突条は、前記タイヤ周方向に沿って所定の間隔をあけた状態で等間隔に配置されており、
前記乱流発生用突条の前記突条外側端部における前記突条幅は、前記乱流発生用突条のタイヤ周方向における中心位置同士の間隔に対して25%以上の長さを有することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載のタイヤ。 - 前記乱流発生用突条の前記突条外側端部のタイヤ周方向における端部である幅端部のうち、少なくともいずれか一方の幅端部は、タイヤ周方向に延びる辺とタイヤ径方向に延びる辺とが交わる角度が90度以下となるように形成されている、請求項1から請求項4のいずれかに記載のタイヤ。
- 前記乱流発生用突条の前記タイヤ径方向内側に位置する突条内側端部は、タイヤのビード部からタイヤ径方向に沿って延びる外側表面に面一になるように連続していることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載のタイヤ。
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