JP2012193867A5 - - Google Patents

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ついで、シール部材(33)を流出口(23)内に挿入する。この段階では、シール部材(33)の円柱部(33a)の外周面と段付き円筒状部材(26)の小径部(28)の内周面とは接触しているものの円柱部(33a)の外周面は小径部(28)の内周面側に押し付けられていない。なお、シール部材(33)を流出口(23)内に挿入した段階で、シール部材(33)の円柱部(33a)の外周面と段付き円筒状部材(26)の小径部(28)の内周面との間には小さな隙間が存在していてもよい。また、この段階では、シール部材(33)の拡径部(33b)は段付き円筒状部材(26)のテーパ部(30)上に載っているだけである。さらに、この段階では、シール部材(33)の有底穴(35)の内径は押圧部材(34)の外径よりも小さい(図5および図6参照)。
アウターフィン(17)は、前後方向にのびる波頂部、前後方向にのびる波底部、および波頂部と波底部とを連結する連結部よりなるコルゲート状である。アウターフィン(17)は、前側冷媒流通管(13)の前側縁よりも後方に位置し、かつ各組(14)の前後の冷媒流通管(13)にろう付されたフィン本体部(38)と、フィン本体部(38)の前側縁に連なるとともに後側冷媒流通管(13)の前側縁よりも前方に張り出すように設けられた外方張り出し部(39)とを備えている。そして、蓄冷材容器(16)が配置された通風間隙(15)の両隣の通風間隙(15)に配置されたアウターフィン(17)の外方張り出し部(39)が、蓄冷材容器(16)の外方張り出し部(22)の左右両側面にろう付されている。また、隣接するアウターフィン(17)の外方張り出し部(39)間にはアルミニウム製スペーサ(41)が配置されており、外方張り出し部(39)にろう付されている。
圧縮機が停止した場合には、蓄冷材容器(16)の容器本体部(21)および外方張り出し部(22)内の蓄冷材の有する冷熱が、インナーフィン(36)を介して容器本体部(21)および外方張り出し部(22)の左右両側壁に伝えられる。容器本体部(21)の左右両側壁に伝えられた冷熱は、冷媒流通管(13)を通過し、当該冷媒流通管(13)にろう付されているアウターフィン(17)のフィン本体部(38)を介して蓄冷材容器(16)が配置されている通風間隙(15)の両隣の通風間隙(15)を通過する空気に伝えられる。外方張り出し部(22)の左右両側壁に伝えられた冷熱は、外方張り出し部(22)の左右両側面にろう付されたアウターフィン(17)の外方張り出し部(39)を介して通風間隙(15)を通過する空気に伝えられる。したがって、エバポレータ(1)を通過した風の温度が上昇したとしても、当該風は冷却されるので、冷房能力の急激な低下が防止される。
たとえば車両火災などによって、周囲の温度が通常の使用環境温度範囲よりも高温、たとえば100℃以上の温度になると、液相状態の蓄冷材の密度変化および蓄冷材容器(16)内に残存している空気の熱膨張が顕著になって、蓄冷材容器(16)の内圧が異常に上昇しようとする。しかしながら、栓部材(24)のフランジ部(34a)を含む押圧部材(34)が、周囲の空気により加熱されるとともに、段付き円筒状部材(26)の押さえ部(32)を介して蓄冷材容器(16)の壁から伝わった熱により加熱されて部分的に溶融する。すると、押圧部材(34)の外径が小さくなるとともに、フランジ部(34a)の厚みが薄くなる。押圧部材(34)の外径が小さくなると、押圧部材(34)によりシール部材(33)における有底穴(35)の周囲の部分を流出口(23)の内周面側に押し付ける力が低減され、シール部材(33)における有底穴(35)の周囲の部分に付与されていたつぶし代が減少する。これと同時に、フランジ部(34a)の厚みが薄くなると、押さえ部(32)によりフランジ部(34a)を介して押圧部材(34)を下方に押さえる力が小さくなる。したがって、シール部材(33)が蓄冷材容器(16)の内圧により上方に押し上げられて流出口(23)が開放され、蓄冷材容器(16)内の蓄冷材および残存空気が流出口(23)から流出して内圧が低減され、蓄冷材容器(16)の破裂が防止される(図7参照)。
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