JP2012193584A - 電子錠 - Google Patents

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Abstract

【課題】 施錠の途中においてモータの故障等によって駆動ギアの回転が停止しても、容易に初期状態に復帰でき、その後は手動等の動作によって施錠、開錠を支障なく実施することができる電子錠を提供すること。
【解決手段】 ツマミ3の軸棒3bの連結軸6に鍵の回転軸4を連結し、両クラッチ板7,9の係合状態でモータからの回転力を軸棒3bに伝達することにより回転軸4を回転して鍵の施錠及び開錠を行う電子錠であって、モータの故障等によって施錠途中に駆動ギア13の回転が途中で停止した場合は、バネ12の付勢力によって駆動クラッチ板9を従動クラッチ板7から引き離し、ツマミ3をモータの駆動系から離脱することにより、その後はツマミ3を手動にて回転して回転軸4を回転することにより正常に施錠し得るように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子錠において、モータ駆動による施錠・開錠の途中において、何らかの原因でギアの回転が停止したとしても、手動操作等によって支障なく施錠・開錠を行うことができる電子錠に関するものである。
従来、モータにより駆動されるウォームギアに駆動ギアを噛合させ、該駆動ギアの下面に環状のカムを設けると共に、上記駆動ギアの上面に面クラッチを介して被駆動ギアを設け、上記駆動ギアを軸方向に付勢するバネにより上記面クラッチを常時非係合状態とし、上記モータの駆動によりウォームギアを介して上記駆動ギアを回転駆動し、上記環状カムの作用により上記駆動ギアを軸方向に上昇させて上記面クラッチを係合状態とすることにより、上記被駆動ギアを回転駆動し、以ってドライブカムを回転駆動し、これによりデッドボルトをスライド駆動、又はサムターンを回転駆動することにより、施錠、開錠を行う電気錠が提案されている(特許文献1,2)。
実開平4−84572(第5図) 実開平4−84571(第5図)
ところで、上記従来の電気錠では、モータ軸に直結されたウォームギアが環状カムにより昇降する駆動ギアに直接噛合しているので、施錠又は開錠の回転途中において、例えばモータの故障等によりウォームギアの回転が停止した場合、駆動ギアの回転が途中で停止した状態となり、各ギアの噛合状況によっては、その後の施錠又は開錠が不能となるおそれがある。
また、駆動ギアはウォームギアに噛合した状態のまま昇降を繰り返すことになるため、ウォームギアと駆動ギアの噛合不良が生じ易い構造であった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、ギアの噛合不良が生じ難い構造であって、施錠又は開錠の途中において、モータの故障等によって駆動ギアの回転が停止したとしても、容易に初期状態に復帰でき、その後は手動等の動作によって施錠、開錠を支障なく実施することができる電子錠を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明は、
第1に、ツマミの回転軸に軸棒を一体に設けると共に、上記軸棒の端部に鍵の回転軸に嵌合し得る連結軸を固設し、上記軸棒に従動クラッチ板を固設すると共に、上記従動クラッチ板と上記連結軸間に上記従動クラッチ板に係合可能な駆動クラッチ板を設け、上記両クラッチ板を係合した状態でモータからの回転力を上記従動クラッチ板を介して上記軸棒に伝達することにより上記連結軸を回転して上記鍵の施錠及び開錠を行う電子錠において、上記駆動クラッチ板と上記連結軸との間に、上記駆動クラッチ板に接続され、上記モータによって回転駆動され上記駆動クラッチ板に回転力を与える駆動ギアを設け、上記従動クラッチ板と上記駆動クラッチ板との間に、上記駆動クラッチ板を上記駆動ギアの方向に付勢し、上記両クラッチ板を常時離間するバネを設け、上記駆動クラッチ板の周面に当接し該駆動クラッチ板に径方向の付勢力を与える押え棒を設け、上記駆動クラッチ板には上記押え棒の先端が当接することにより当該駆動クラッチ板の回転を阻止する方向の力を与える段部を設け、上記駆動クラッチ板の回転中に、上記押え棒の先端を上記段部に当接させた状態において、上記駆動ギアにより上記駆動クラッチ板をさらに回転させることにより、上記駆動クラッチ板を上記バネに抗して上記従動クラッチ板の方向に摺動させるカム機構を設け、上記駆動クラッチ板の上記摺動により該駆動クラッチ板が上記従動クラッチ板に係合するものであることを特徴とする電子錠により構成される。
上記駆動クラッチ板の周面とは例えば駆動クラッチ板(9)のクラッチ部(9a)の周面(外周面)とすることができる。上記カム機構とは例えば駆動ギア(13)のカム(16)と駆動クラッチ板(9)のカム溝(カム面15a,15bを有するカム溝15)により構成することができる。尚、上記カム機構のカム溝(15)はカム面(15a,15b)を有している。上記モータの回転により駆動ギアを回転させると、カム機構を介して駆動クラッチ板が回転開始するが、押え棒が駆動クラッチ板の段部に当接して駆動クラッチ板の回転を阻止する方向の力が作用するので、上記カム機構により上記駆動クラッチ板が上記バネに抗して従動クラッチ板の方向に摺動して両クラッチ板が係合する。よって上記軸棒を介して上記鍵の回転軸を回転させて鍵を施錠又は開錠することができる。このとき駆動クラッチ板には直接駆動系のギアは噛合していないので、施錠・開錠を円滑、確実に行うことができる。
第2に、上記カム機構は、上記駆動ギアに設けられたカムと、上記駆動クラッチ板に設けられ、上記カムが嵌合するカム溝から構成され、上記カム溝は、上記押え棒が上記駆動クラッチ板の上記段部に係合した状態において、上記駆動ギアが回転することにより、上記駆動クラッチ板を上記従動クラッチ板の方向に摺動させるためのカム面を有しているものであることを特徴とする上記第1記載の電子錠により構成される。
上記カム面は例えばカム面(15b)により構成することができる。
第3に、上記駆動クラッチ板及び従動クラッチ板の係合状態において、上記駆動クラッチ板に対する回転力が解除された場合、上記バネの付勢力によって上記駆動クラッチ板は上記従動クラッチ板から離間するものであることを特徴とする上記第1又は2記載の電子錠により構成される。
従って、上記両クラッチ板(駆動クラッチ板と従動クラッチ板)の係合状態における鍵の回転軸の回転途中において、モータの故障等の何らかの原因により、駆動ギアの回転が停止した場合は、上記駆動ギアの上記駆動クラッチ板に対する回転力が解除されるので、上記バネの付勢力によって上記駆動クラッチ板は上記従動クラッチ板から離間して両クラッチ板は非係合状態となる。よってその後は、従動クラッチ板、ツマミ、軸棒、連結軸はモータの駆動系のギアとは非噛合状態となり、しかも、ツマミと上記連結軸は軸棒によって一体であるので、例えばツマミを手動にて回転することにより、鍵の回転軸を回転して施錠又は開錠を行うことができる。
第4に、上記駆動クラッチ板と従動クラッチ板の非係合状態においては、上記ツマミを回転することにより、又は、上記鍵の回転軸に連結された鍵穴に差し込まれたキーを回転することより、上記連結軸に嵌合された上記鍵の回転軸を回転して施錠又は開錠し得るものである上記第3記載の電子錠により構成される。
従って、モータの故障等の何らかの原因により、駆動ギアの回転が停止し、上記両クラッチ板が非係合状態となった場合は、ツマミの回転、又は、上記キーの回転により、上記連結軸に嵌合された鍵の回転軸を回転して施錠又は開錠を支障なく行うことができる。
本発明は上述のように、電子錠にて鍵部の施錠・開錠を行うに際し、軸方向に摺動する電子錠の駆動クラッチ板にはモータによる駆動系のギアは直接噛合していないので、施錠・開錠を円滑かつ確実に行うことができる。
また、モータの故障、停電等の何らかの原因によってモータによる鍵の回転軸の自動的な回転が完全に施錠・開錠に至る以前の途中の状態で停止したとしても、その後は、手動によるツマミの回転又は、手動によるキーの回転により鍵の回転軸を完全に回転して施錠又は開錠を容易に行うことができる。
よって、モータの故障、停電等の不測の事態が発生しても、確実に開錠、施錠が可能な電子錠を提供することができ、例えば停電等によって開錠したまま、或いは施錠したままの状態で鍵が動かなくなる等の不測の事態を防止することができる。
本発明に係る電子錠の側面断面図である。 同上電子錠の錠ケース内の駆動クラッチ板近傍の正面断面図である。 同上の電子錠の内部機構の分解図である。 (a)は同上電子錠のクラッチ非係合状態のクラッチ近傍の側面図、(b)は同上電子錠のクラッチ係合状態のクラッチ近傍の側面図である。 同上電子錠の開錠から施錠に至る課程の駆動クラッチ板近傍の正面図であり、(a)は開錠状態、(b)は開錠から施錠に移行する初期状態、(c)は施錠状態、(d)は施錠後の初期状態を示す。
以下、本発明に係る電子錠を詳細に説明する。
図1、図2、図3において、1は本発明に係る電子錠であり、当該電子錠1は、直方体形状の錠ケース2により構成されており、該錠ケース2の前面2aに手動開錠、施錠用のツマミ3が回転自在に設けられており、当該ツマミ3の中心軸Cに沿った上記錠ケース2の後面2bには、鍵部25におけるキー(図示せず)を回転して施錠・開錠するための鍵の回転軸4を挿入係合するための横断面長方形の係合孔5を有する連結軸6が回転自在に設けられている。尚、上記回転軸4は横断面が長方形状の軸であり、上記係合孔5は当該回転軸4が嵌合可能な横断面長方形状を成している(図2参照)。
上記鍵部25には、上記電子錠1とは反対側に鍵穴(図示せず)が設けられており、該鍵穴にキー(図示せず)を挿入して90度回転すると上記鍵の回転軸4も90度回転して施錠され、上記キーを逆方向に90度回転すると上記鍵の回転軸4も逆方向に90度回転して開錠する構成となっている。
また、図1において、錠ケース2の上記ツマミ3側を「前方」、上記連結軸6側を「後方」と定義して以下説明する。
上記ツマミ3には上記ケース1内において、従動クラッチ板7及び軸棒3bが上記ツマミ3の中心軸C上に上記ツマミ3と一体に設けられており、上記軸棒3bの端部3b’に上記連結軸6が当該軸棒3bと一体的に結合している(図3参照)。従って、ツマミ3を中心軸Cの回りに回すと、上記軸棒3bを介して上記連結軸6を一体に回転し得るようになっている。
上記ケース2内において、上記従動クラッチ板7と上記連結軸6との間の上記軸棒3bには、バネ12を介して上記従動クラッチ板7から常時離間する方向に付勢された駆動クラッチ板9が回転自在に挿通されており、かつ、上記駆動クラッチ板9と上記連結軸6との間には、モータMによって駆動される駆動ギア13が同じく上記軸棒3bに対して回転自在に挿通されている。
上記ツマミ3はその軸受部3a(図1参照)によって上記前面2aに回転自在に取り付けられており、上記ケース2内部において上記ツマミ3と一体の上記軸棒3bが上記中心軸C上に位置している。
上記ケース2内部において、上記軸棒3bには円盤状の上記従動クラッチ板7が上記ツマミ3の軸棒3bと一体に結合されている。この従動クラッチ板7は上記ツマミ3とは反対側の面(後面)に、その軸棒3bに接する側から外周方向に放射状に複数の凹面8が形成されており、係る凹面8は上記駆動クラッチ板9の後述の凸面10と係合することで、上記駆動クラッチ板9と共に当該ツマミ3を回転させる機能を有している。
上記駆動クラッチ板9は、円環状を成しており(図2参照)、上記従動クラッチ板7側に位置する大径円環状のクラッチ部9aと、上記従動クラッチ板7とは反対側に位置する小径円環状のカム部9bとから構成されている(図3参照)。また、この駆動クラッチ板9はその中央に上記軸棒3bが挿通可能な貫通孔9cが形成されている。また、上記クラッチ部9aの上記従動クラッチ板7側には、上記クラッチ板7の上記凹面8に嵌合し得る凸面10が形成されている。即ち、この凸面10は、上記貫通孔9cの内周縁から上記クラッチ部9aの外周方向に放射状に形成されており(図2参照)、上記従動クラッチ板7の上記放射状の凹面8と凹凸面同士が嵌合し得るものである。
また、この駆動クラッチ板9の上記貫通穴9cは、上記軸棒3bより大径であるが、上記従動クラッチ板7側には、さらに大径のバネ収納段部11が形成されている。このバネ収納段部11には環状のバネ(コイルバネ)12が収納される。このバネ12は上記従動クラッチ板7の上記凹面8と上記バネ収納段部11との間に介挿され、常時、上記駆動クラッチ板9を上記従動クラッチ板7から離間する方向に付勢して、上記凹面8と上記凸面10の非係合状態を維持するものである。
上記カム部9bの環状の端縁には、その180度の角度範囲を隔てた2箇所に三角形状の溝の2つのカム面15a,15bを有するカム溝15が形成されており(図2参照)、当該カム溝15には、上記駆動ギア13の対向面に形成された三角形状のカム16が各々係合し得るように構成されている(図2参照)。即ち、上記カム16も上記駆動ギア13の前面側において、上記カム溝15に対応して180度の角度範囲を隔てた2箇所に設けられている。上記カム面15a,15bは、三角形状の溝の2辺の傾斜面を構成しており、上記カム面15bは上記駆動ギア13が矢印A方向に回転する場合に上記カム16の進行方向側の一面16bが当接し(図4(b)参照)、上記カム面15aは上記駆動ギア13が反対の矢印B方向に回転する場合に上記カム16の進行方向側の他面16aが当接するように、各々上記カム16の三角形の二面(二辺)を構成する各面16a,16bの進行方向に対向して設けられている。
上記駆動クラッチ板9は、上記カム面15a,15bに上記カム16が係合した状態で上記駆動ギア13が回転すると回転駆動されると共に、カム16の一面16b(又は他面16a)と一方の上記カム面15b(又はカム面15a)との係合によって、バネ12の附勢力に抗して上記軸棒3bに沿って上記従動クラッチ板7の方向に摺動させられ、上記従動クラッチ板7の凹面8と上記クラッチ部9aの凸面10とが係合するものである(図4(b)の状態)。
そして、上記駆動ギア13が矢印A方向に回転している間は、上記カム面15bにカム16を介して回転方向(矢印A方向)の力が常時作用しているので、上記駆動ギア13の回転中は、上記駆動クラッチ板9と上記従動クラッチ板7との係合が維持されるように構成されている。
図2に示すように、上記駆動クラッチ板9の上記クラッチ部9aの外周(周面)において、約90度の角度範囲に亘って対向する2箇所に、外周方向にクラッチ部9aの径を拡大した拡径段部17a,17bが形成されている(図2参照)。尚、上記クラッチ部9aの上記拡径段部17a,17b以外の部分(約90度の角度範囲に亘って対向する拡径されていない外周部)を小径外周部17c,17dという。従って、クラッチ部9aの上記小径外周部17c,17dと上記拡径段部17a,17bとの間には拡径方向又は小径方向になだらかに移行するためのテーパ状の段部24a〜24dが形成されている。
そして、上記駆動クラッチ板9の上記クラッチ部9aには、クラッチ板9の径方向に向かって押え棒18が当接している。この押え棒18は、上記錠ケース2内適所に固設された固定部19において上記クラッチ部9aの径方向に摺動可能に支持されており、先端部に鍔部18aが設けられると共に後端が突出部18bによって上記固定部19から抜け止めされており、上記鍔部18aと上記固定部19との間に介挿されたバネ20によって、常時、上記クラッチ部9a方向(駆動クラッチ板9の径方向内向)に付勢され、その先端部は上記バネ20によって、常時、上記クラッチ部9aの周面の小径外周部17c(又は17d)に当接している。
この押え棒18は上記拡径段部17a又は17bの回転方向(矢印A方向)に対向する段部24a又は24cに当接することにより、当該駆動クラッチ板9の回転を一時的に阻止する方向の力を作用させ、上記カム溝15(カム面15b)と上記カム16(一面16b)との係合作用によって当該駆動クラッチ板9を上記軸棒3bの軸に沿って従動クラッチ板7の方向に摺動させる機能を有している。
上記駆動ギア13は、その外周全周にギアが設けられていると共に(図2参照)、上記駆動クラッチ板9側に突出する係合筒部13aを有しており、当該係合筒部13aが上記駆動クラッチ板9の貫通孔9c内に挿通され、上記係合筒部13aの貫通孔13c内には上記軸棒3bが挿通されている。この駆動ギア13自体は、カム16とカム溝15の嵌合により上記駆動クラッチ板9に接続されるものであり、上記軸棒3bに対して回転自在に挿通され、モータMによって駆動されることにより、矢印A方向に回転し、上記カム16(カム機構)の作用によって上記駆動クラッチ板9を同方向に回転させると共に、同クラッチ板9を軸棒3bの中心軸C方向(従動クラッチ板7方向)に上記バネ12の付勢力に抗して摺動させるものである。
上述のように、上記軸棒3bの端部3b’には上記連結軸6が一体に結合しており、当該連結軸6と上記駆動ギア13とは非結合状態である。そして、上記駆動クラッチ板9は常時は上記バネ12によって後方に付勢され、上記両クラッチ板7,9は非係合状態となっているが、かかる非係合状態において上記駆動クラッチ板9はその後面が上記駆動ギア13の前面に当接しており、カム16とカム溝15は嵌合状態にあり、かつ上記駆動ギア13も上記バネ12の付勢力によってその後面が上記連結軸6の前面に当接した状態にある(図1参照)。従って上記駆動ギア13は常時上記連結軸6にその後面が当接しており、上記軸棒3bの軸方向には動かないように装着されている。
図1,2に示すように、上記錠ケース2の下部にはモータMが収納されており、当該モータMの駆動軸にはウォームギア21が設けられており、当該ウォームギア21には駆動ギア22の大径ギア22aが噛合しており、該駆動ギア22の小径ギア22bには中間ギア23の大径ギア23aが噛合しており、当該中間ギア23の小径ギア23bが上記駆動ギア13に噛合しており、上記モータMの回転によって上記駆動ギア13を正逆方向に回転駆動し得るように構成されている。
尚、駆動ギア13の後面の符合26(図3等参照)は駆動ギア13の回転角度を電気的に検出するための電極である。
本発明に係る電子錠は上述のように構成されるので、次に、本発明の電子錠の動作について説明する。
本発明の電子錠1の連結軸6の係合孔5に鍵部25の鍵の回転軸4を嵌合接続し、当該電子錠1を鍵部25にセットする。尚、上記鍵部25は上記鍵の回転軸4を矢印A方向に90度回転すると開錠から施錠に至り、逆方向(矢印B方向)に90度回転すると施錠から開錠になるものとする(図5参照)。また、上記錠ケース2は上記鍵部25の前面に吸着、接着、L型アングル等の周知の手段により着脱可能に装着固定される。
(1)開錠から施錠(図5(a)〜図5(d))
電子錠1は図5(a)、図4(a)の状態にあり、押え棒18は小径外周部17cの段部24a直前に当接しており、バネ12の付勢力により駆動クラッチ板9は従動クラッチ板7から離間する方向に付勢され、従動クラッチ板7の凹面8と上記駆動クラッチ板9の凸面10は非係合状態にある。また、駆動クラッチ板9は上記バネ12の付勢力によって駆動ギア13に当接しており、上記クラッチ板9のカム溝15には上記駆動ギア13のカム16が嵌合している。また、駆動ギア13は上記バネ12の付勢力により連結軸6の前面に当接した状態となっている(図4(a)の状態)。
この状態からモータMを駆動することにより、ウォームギア21、駆動ギア22及び中間ギア23を介して上記駆動ギア13を矢印A方向に約110度回転させる。尚、駆動ギア13の回転角度は図5(a)位置D1から図5(b)の位置D2を通って図5(c)に示す位置D3の範囲(約110度)である。また、上記電極26によって駆動ギア13の回転角度を検出し、上記駆動ギア13の所定の回転角度を実現するように上記モータMを駆動制御する。
まず、駆動ギア13が矢印A方向に回転開始すると、該駆動ギア13と上記駆動クラッチ板9はカム溝15とカム16の嵌合により一体的に矢印A方向に回転するが、まもなく駆動クラッチ板9のクラッチ部9aの段部24aが押え棒18の先端に当接するので、駆動ギア13に対して駆動クラッチ板9の回転を阻止する方向の力が作用し、これにより駆動クラッチ板9は、引き続き矢印A方向に回転する上記駆動ギア13のカム16(一面16b)と回転方向側のカム面15bの当接によって、バネ12の付勢力に抗して従動クラッチ板7の方向の軸方向に摺動して行き、その結果、駆動クラッチ板9のクラッチ部9aの凸面10が従動クラッチ板7の凹面8に係合する(図5(b)の位置、図4(b)参照)。尚、このとき上記駆動ギア13は位置D1から位置D2まで約20度回転する。
その後は、上記駆動クラッチ板9の上記カム面15bに上記カム16(一面16b)を介して回転方向(矢印A方向)の力が作用し続けるので、駆動クラッチ板9と従動クラッチ板7が一体化した係合状態で、上記駆動クラッチ板9と従動クラッチ板7(両クラッチ板)と駆動ギア13とが一体的に矢印A方向に回転していく。このとき押え棒18は上記段部24aを乗り越えて、上記クラッチ部9aの拡径段部17aに当接しており、当該押え棒18は、上記拡径段部17aに当接している間、バネ20の附勢力によって上記クラッチ部9aに対して径方向内向の附勢力を与え続ける。
尚、上記駆動クラッチ板9の上記カム面15bに上記カム16(一面16b)を介して回転方向(矢印A方向)の力が作用し続けている間は、当該回転力によって上記バネ12の付勢力に抗して上記駆動クラッチ板9を従動クラッチ7方向に摺動させる力(軸方向の力)が作用して、上記両クラッチ板7,9の係合状態は維持されるが、その間、上記押え棒18が上記クラッチ部9aに対して上記拡径段部17aを介して径方向内向の力を作用させるので、かかる径方向の附勢力によっても、上記両クラッチ板7,9の係合が維持される。
従って、上記従動クラッチ板7の矢印A方向の回転により、当該従動クラッチ板7と一体のツマミ3、軸棒3b、連結軸6も同時に矢印A方向に回転し、よって、上記連結軸6に結合している鍵部25の鍵の回転軸4が矢印A方向に回転していく(図5(b)の位置から図5(c)の位置参照)。
この回転中は、上述のように、上記駆動クラッチ板9の上記カム面15bに上記駆動ギア13のカム16が当接して上記駆動クラッチ板9に対して回転方向の力を与え続けるので、上記クラッチ部9aと上記従動クラッチ板7との係合が維持され、そして上記連結軸6の係合孔5が90度回転した時点、即ち駆動ギア13を位置D2から約90度回転した時点(図5(c)の位置D3まで回転した時点)で、モータMの回転を停止する(図5(c)の位置)。
このとき、上記押え棒18と上記拡径段部17aとの係合が解除され、上記押え棒18は段部24bを介して小径段部17dに当接した状態となる(図5(c)の位置)。
上記駆動ギア13の回転が上記位置D3にて停止すると(図5(c))、上記駆動クラッチ板9の上記カム面15bに対しての回転方向(矢印A方向)の力が作用しなくなるので、当該駆動クラッチ板9は上記バネ12の付勢力によって従動クラッチ板7から引き離され、当該駆動クラッチ板9は、そのカム部9bの裏面が上記駆動ギア13の前面に当接するまで軸方向に摺動する。このとき、カム溝15とカム16との関係は、図4(b)に示すカム溝15のカム面15bと上記カム16(一面16b)が接触している状態から、図4(a)に示すカム溝15全体に上記カム16全体が嵌合している状態に戻るので、上記駆動クラッチ板9のみが若干矢印A方向に回転して停止する(駆動クラッチ板9の図5(c)の位置から図5(d)の位置への回転参照)。
尚、上記駆動ギア13が位置D1から約110度回転した位置D3の時点で(図5(c)の位置)、上記押え棒18と上記拡径段部17aとの係合が解除され、上記クラッチ部9aに対する径方向の付勢力が低下するので、上記駆動クラッチ板9は円滑に上記従動クラッチ板7から離間することができる。
かかる状態においては、上記鍵部25の鍵の回転軸4は、図5(a)の水平状態から、図5(d)の垂直状態に回転しているので、当該鍵部6の鍵を施錠することができる。
尚、鍵の回転軸4の上記90度の回転の途中に、上記駆動ギア13の回転が停止した場合は、上記駆動クラッチ板9を矢印A方向に回転させる力が消勢するので、上記押え棒18が上記クラッチ部9aの拡径段部17aに当接している状態であっても、上記駆動クラッチ板9を上記従動クラッチ板7の方向に摺動させる軸方向の力も消勢し、その結果、上記軸方向(従動クラッチ板7の方向)の力より上記バネ12の付勢力(駆動ギア13方向)が大となり、当該バネ12の付勢力によって上記駆動クラッチ板9は駆動ギア13の方向に付勢され、上記両クラッチ板7,9は非係合状態となる。
上記施錠の状態から開錠する場合は、図5(d)の状態からモータMを逆方向に約110度回転すれば良い。そうすると、回転方向は逆であるが、上記と同様の動作によって、回転軸4を垂直状態の施錠状態から90度逆方向に回転させて図5(a)の水平状態まで回転させ、自動的に開錠することができる。
また、例えば、鍵部25の上記鍵の回転軸4が同一方向に90度回転する度に、施錠、開錠を交互に繰り返し行う構造のものであれば、上記施錠後に、上記モータMをさらに同一方向(矢印A)に所定角度回転させることにより、押え棒18を駆動クラッチ板9のクラッチ部9aの次の段部24cに当接させ、上記と同様の動作により、上記押え棒18が拡径段部17bに係合している間に上記鍵の回転軸4を垂直状態からさらに水平状態に90度回転させることができ、かかる動作により開錠、施錠を繰り返し行うことができる。
(2)開錠、施錠の回転途中に何らかの原因で被駆動ギア13の回転が停止した場合
次に、モータMの故障、中間ギア23等のギアの故障、モータ制御系の故障等により、鍵の回転軸4を90度回転している途中、即ち、図5(b)の状態から図5(c)の状態に至るまでの施錠の途中に、駆動ギア13の回転が停止した場合を説明する。
例えば、図5(b)の状態から鍵の回転軸4(係合孔5)が矢印A方向に45度回転した時点で駆動ギア13の回転が停止したとする。
すると、上記駆動クラッチ板9のカム溝15bに対する駆動ギア13のカム16(一面16b)を介しての回転方向(矢印A方向)の力が消勢するため、上記回転方向の力の消勢に伴って上記駆動クラッチ板9はバネ12の付勢力によって従動クラッチ板7から離間する方向に押し戻される(図4(b)状態から図4(a)の状態)。
その結果、上記駆動クラッチ板9の凸面10は上記従動クラッチ板7の凹面8から離間し、上記駆動クラッチ板9のカム溝15全体(カム面15aと15bの両方)が上記駆動ギア13のカム16(他面16a,一面16b)全体に当接した状態となる。尚、この時点では、押え棒18は上記クラッチ部9aの拡径段部17aに当接した状態であるが、上記バネ12の付勢力が大であるため、上記当接状態のまま上記駆動クラッチ板9は上記バネ12の付勢力によって上記従動クラッチ板7から離間する。
かかる状態においては、上記鍵部25の鍵の回転軸4は上述のように図5(b)の状態から矢印A方向に45度回転した状態で停止しているが、上記従動クラッチ板7と上記駆動クラッチ板9は離間しており、上記ツマミ3の回転はフリーの状態、即ち、モータMに接続された駆動ギア13には噛合していない状態であるので、上記ツマミ3を手動で矢印A方向にさらに45度回転することにより、上記鍵の回転軸4をさらに矢印A方向に45度回転させて鍵の回転軸4を図5(c)の状態とすることで、容易に施錠することができる。
或いは、鍵部25の外側の鍵穴にキーを差し込んで当該キーをさらに45度回転することにより、上記鍵の回転軸4をさらに矢印A方向に45度回転させて回転軸4を図5(c)の状態とすることで、簡単に施錠することができる。
このように、上記駆動ギア13が何らかの原因により施錠の途中で停止したとしても、上記駆動ギア13の回転の停止に基づいて、上記駆動クラッチ板9がバネ12の付勢力によって従動クラッチ板7から離間し、その結果、上記鍵部25の鍵の回転軸4に連結された部分、即ち、ツマミ3、従動クラッチ板7、軸棒3b、連結軸6がモータMにより駆動される駆動ギア13その他のギア群と離間して回転方向にフリーの状態となるので、その後は、ツマミ3又は上記キーによって鍵の回転軸4を回転して施錠することができる。
上記説明は、回転軸4を矢印A方向に回転する施錠時のものであるが、回転軸4を矢印B方向に回転する開錠時においても同様である。即ち、開錠時において、モータMの故障等によって駆動ギア13の回転が上記約110度の回転の途中において停止すると、上記駆動クラッチ板9のカム溝15aに対する駆動ギア13のカム16を介しての回転方向(矢印B方向)の力が消勢するため、上記回転方向の力の消勢に伴って上記駆動クラッチ板9はバネ12の力によって従動クラッチ板7から離間する方向に押し戻され、その結果、上記駆動クラッチ板9の凸面10は上記従動クラッチ板7の凹面8から離間し、上記駆動クラッチ板9のカム面15a,15bの両方が上記駆動ギア13のカム16(他面16a,一面16b)全体に当接した状態となる。
かかる状態においては、上記従動クラッチ板7と上記駆動クラッチ板9は離間しており、上記ツマミ3の回転はフリーの状態であるので、上記ツマミ3を手動で矢印B方向にさらに回転することにより、上記回転軸4をさらに矢印B方向に回転させて容易に開錠することができる。或いは、鍵部25の外側の鍵穴にキーを差し込んで当該キーを回転させることによって上記鍵の回転軸4をさらに矢印B方向に回転することにより、容易に開錠することができる。
また、上記駆動クラッチ板9にはモータMの駆動ギアは直接噛合しておらず、軸方向に摺動する駆動クラッチ板9には駆動系のギアは噛合していないので、駆動クラッチ板9の軸方向の摺動、即ち駆動クラッチ9から従動クラッチ板7への駆動力の伝達、駆動力の解除を円滑かつ確実に行うことができる。
以上のように、本発明は電子錠にて鍵部の施錠・開錠を行うに際し、軸方向に摺動する電子錠の駆動クラッチ板9にはモータMによる駆動系のギア類は直接噛合していないので、施錠・開錠を円滑かつ確実に行うことができる。
また、モータMの故障、停電等の何らかの原因によってモータMによる鍵の回転軸4の自動的な回転が完全に施錠・開錠に至る以前の途中の状態で停止したとしても、その後は、手動によるツマミ3の回転又は、手動によるキーの回転により鍵の回転軸4を完全に回転して施錠又は開錠を容易に行うことができる。
よって、モータの故障、停電等の不測の事態が発生しても、確実に開錠、施錠が可能な電子錠を提供することができる。
このように、本発明は、ツマミ3の軸棒3bの連結軸6に鍵の回転軸4を連結し、両クラッチ板7,9の係合状態でモータMからの回転力を軸棒3bに伝達することにより回転軸4を回転して鍵の施錠及び開錠を行う電子錠であって、モータの故障等によって施錠又は開錠途中に駆動ギア13の回転が途中で停止した場合は、バネ12の付勢力によって駆動クラッチ板9を従動クラッチ板7から引き離し、ツマミ3をモータMの駆動系から離脱することができるので、その後はツマミ3を手動にて回転して鍵の回転軸4を回転することにより、正常に施錠又は開錠することができるものである。
本発明の電子錠は、通常は鍵部25をモータMにより自動的に施錠・開錠を行うことができ、停電等の不測の事態が生じても、当該電子錠を鍵部25に装着した状態で、手動により施錠・開錠を支障なく行うことができる。よって、例えば停電等によって開錠したまま、或いは施錠したままの状態で鍵が動かなくなる等の不測の事態を招くことがないため、住宅用の玄関ドア、室内ドア、各種窓等において広く利用することができる。
1 電子錠
3 ツマミ
3b 軸棒
3b’ 端部
4 鍵の回転軸
6 連結軸
7 従動クラッチ板
9 駆動クラッチ板
9a クラッチ部
12 バネ
13 駆動ギア
15 カム溝
15b カム面
16 カム
18 押え棒
24a〜24d 段部
M モータ

Claims (4)

  1. ツマミの回転軸に軸棒を一体に設けると共に、上記軸棒の端部に鍵の回転軸に嵌合し得る連結軸を固設し、上記軸棒に従動クラッチ板を固設すると共に、上記従動クラッチ板と上記連結軸間に上記従動クラッチ板に係合可能な駆動クラッチ板を設け、上記両クラッチ板を係合した状態でモータからの回転力を上記従動クラッチ板を介して上記軸棒に伝達することにより上記連結軸を回転して上記鍵の施錠及び開錠を行う電子錠において、
    上記駆動クラッチ板と上記連結軸との間に、上記駆動クラッチ板に接続され、上記モータによって回転駆動され上記駆動クラッチ板に回転力を与える駆動ギアを設け、
    上記従動クラッチ板と上記駆動クラッチ板との間に、上記駆動クラッチ板を上記駆動ギアの方向に付勢し、上記両クラッチ板を常時離間するバネを設け、
    上記駆動クラッチ板の周面に当接し該駆動クラッチ板に径方向の付勢力を与える押え棒を設け、上記駆動クラッチ板には上記押え棒の先端が当接することにより当該駆動クラッチ板の回転を阻止する方向の力を与える段部を設け、
    上記駆動クラッチ板の回転中に、上記押え棒の先端を上記段部に当接させた状態において、上記駆動ギアにより上記駆動クラッチ板をさらに回転させることにより、上記駆動クラッチ板を上記バネに抗して上記従動クラッチ板の方向に摺動させるカム機構を設け、
    上記駆動クラッチ板の上記摺動により該駆動クラッチ板が上記従動クラッチ板に係合するものであることを特徴とする電子錠。
  2. 上記カム機構は、上記駆動ギアに設けられたカムと、上記駆動クラッチ板に設けられ、上記カムが嵌合するカム溝から構成され、
    上記カム溝は、上記押え棒が上記駆動クラッチ板の上記段部に係合した状態において、上記駆動ギアが回転することにより、上記駆動クラッチ板を上記従動クラッチ板の方向に摺動させるためのカム面を有しているものであることを特徴とする請求項1記載の電子錠。
  3. 上記駆動クラッチ板及び従動クラッチ板の係合状態において、上記駆動クラッチ板に対する回転力が解除された場合、上記バネの付勢力によって上記駆動クラッチ板は上記従動クラッチ板から離間するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の電子錠。
  4. 上記駆動クラッチ板と従動クラッチ板の非係合状態においては、上記ツマミを回転することにより、又は、上記鍵の回転軸に連結された鍵穴に差し込まれたキーを回転することより、上記連結軸に嵌合された上記鍵の回転軸を回転して施錠又は開錠し得るものである請求項3記載の電子錠。
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