JP2012188237A - 乗客コンベア - Google Patents

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JP2012188237A JP2011053173A JP2011053173A JP2012188237A JP 2012188237 A JP2012188237 A JP 2012188237A JP 2011053173 A JP2011053173 A JP 2011053173A JP 2011053173 A JP2011053173 A JP 2011053173A JP 2012188237 A JP2012188237 A JP 2012188237A
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Kazuya Yuge
和也 弓削
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
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Toshiba Elevator Co Ltd
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Abstract

【課題】踏段が破損するまでに踏段の異常を検出することにより、事故を未然に防止する。
【解決手段】複数の踏段1が無端状に連結され、所定の軌道を循環移動する乗客コンベアにおいて、前記踏段1それぞれの内部に変位センサ2を搭載し、該変位センサ2は、踏段1のいずれかが所定の軌道から変位したときに軌道から変位した踏段1毎に異常信号を発信するように構成されており、乗客コンベアにブザー3などの作動装置を備え、該作動装置は、前記変位センサ2が発信した異常信号を受信して作動するように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、乗客コンベアに関する。
従来、踏段の破損を検出する方法としてセンサでの検出やローラを使っての検出を行っていた。
特開2007−22731号公報 特開2009−91055号公報
しかしながら、従来の方法では、踏段が破損してからの検出であり、また、踏段に破損を検出する場所が決まっているため、破損した踏段が検出する場所に到達するまでは時間があり、その間に事故を起こす可能性があった。
本発明の実施形態は、踏段が破損するまでに踏段の異常を検出することにより、事故を未然に防止することができる乗客コンベアを提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係る乗客コンベアは、複数の踏段が無端状に連結され、所定の軌道を循環移動する乗客コンベアにおいて、前記踏段それぞれの内部に変位センサを搭載し、該変位センサは、踏段のいずれかが所定の軌道から変位したときに軌道から変位した踏段毎に異常信号を発信するように構成されており、乗客コンベアに作動装置を備え、該作動装置は、前記変位センサが発信した異常信号を受信して作動するように構成されていることを特徴とする。
本発明の実施形態を示す乗客コンベアを側方から見た一部省略断面図である。 本発明の実施形態を示す乗客コンベアの踏段の一部切欠正面図である。 本発明の実施形態を示す乗客コンベアの踏段の内部構造を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る乗客コンベアの実施例について、図面を参照して説明する。
図1において、Aはエスカレータを示し、エスカレータAは複数の踏段1が無端状に連結され、不図示の駆動源により所定の軌道を循環移動するように構成されており、この踏段1の循環移動により、踏段1が下階側から上階側へ、また、上階側から下階側へ移行すると共に踏段1に乗った乗客が移動できるようになっている。
上記踏段1には、図2及び図3に示すように、各踏段1の内部に変位センサ2が搭載されている。該変位センサ2は、外部から踏段1に加わる力を測定し、踏段1に外部から必要以上の外力5が加わって踏段1のいずれかが所定の軌道から変位したときに軌道から変位した踏段1が異常信号を発信するように構成されている。以下、変位センサ2が搭載された踏段を「検出踏段6」、変位センサ2が異常信号を発信している踏段を「異常踏段7」とする。また、乗客コンベアAには、前記の変位センサ2から発せられた異常信号により作動する複数の作動装置が備えられている。
第1の作動装置は、各検出踏段6の内部に搭載されたブザー3であって、例えば外力5が働いて異常が発生した検出踏段6は、該検出踏段6に搭載された変位センサ2が異常を感知して変位センサ2から異常信号が発せられ、異常踏段7に搭載されているブザー3が変位センサ2の異常信号を受信して、すなわち連動してブザー音が鳴り響くようになっている。このブザー音はエスカレータの乗客に異常事態が発生したことを即座に知らせると共に異常踏段7のを容易に同定することができる効果がある。
このように実施例1に係る乗客コンベアAは、踏段内部に変位センサ2、変位センサと連動したブザー3を取り付けたので、踏段外部から必要異常な荷重すなわち外力5が掛かったときにブザー3を鳴らすことにより、異常を知らせることができる。
第2の作動装置は、警告情報を発する音声発生装置であって、スピーカ連動装置9とスピーカ10とから構成され、エスカレータの主枠体であるトラス4にる。スピーカ連動装置9にはエスカレータの乗客及び乗降口周辺の人に伝える警告アナウンスが記録されており、また、変位センサ2からの異常信号を受信し、その受信によりスピーカ10から警告アナウンスが放送されるように構成されている。具体例としては、異常踏段7が上階又は下階に設置した停止装置8、スピーカ連動装置9付近を通過したとき、異常踏段7のブザー3と連動して乗客コンベアの危険と利用を禁止するアナウンスをスピーカ7から流すようにする。したがって、変位センサ2から異常信号が発せられると、スピーカから警告アナウンスが放送され、エスカレータの乗客及び乗降口周辺の人に危険を察知できるようになっている。
このように実施例1に係る乗客コンベアは、ブザー3からの信号と連動し、アナウンスが流れる装置すなわちスピーカ連動装置9及びスピーカ10をトラス4内部に取り付けたので、乗客コンベアAが危険であること及び停止させることをアナウンスし、乗客に利用の禁止を知らせることできる。
第3の作動装置は、踏段1が循環移動する速度を低速又は停止するように制御する制御装置である。変位センサ2により発せられた異常信号を制御装置が受信すると、一定時間踏段1が低速で移動する低速運転となり、その後、踏段1は停止するようになっている。具体例としては、ブザー3からの信号を検出し、乗客コンベアAを停止させる装置8をトラス4内部に取り付け、その装置8上をブザーが鳴った異常踏段7が通過したときに停止運転させるようにしてもよい。
このように乗客コンベアAを低速運転させることにより、スピーカ10からのアナウンスだけでは十分でない場合でも、視覚により乗客に利用の停止を伝えることも可能である。
また、第3の作動装置に関して、乗客コンベアには異常踏段7に対する検知手段が設置されており、該検知手段は、異常信号を発信した変位センサ2搭載の異常踏段7の通過を検知できるように構成されている。そして、前記検知手段が検知した検知信号は前記制御装置に送信され、該制御装置は、検知信号の受信時間から低速運転時間を算出して、異常信号を発信した変位センサ搭載の異常踏段7が、循環移動する踏段の反転部Bに到達したときに停止させる制御機能を有している。た、同一の機能を果たす構成として、乗客コンベアAを停止させる装置8を上階部又は下階部に取り付け、異常踏段7を半周又は1周させ、下階反転部Bに到達したときに停止させる構成としてもよい。
このように本実施例に係るコンベアAは、踏段1内部に変位センサ2を取り付け、踏段外部から必要以上の荷重が掛かったときに変位センサ2と連動したブザー3が鳴り、異常を知らせるため、乗客にすぐに危険を知らせることが可能となる。したがって、踏段外部から必要以上な荷重が掛かったときにブザー3を鳴らすため、踏段が破損する前に危険を知らせることができ、踏段への挟まれ事故を事前に防ぐことができる。
また、上階部又は下階部にブザー音と連動してアナウンスを放送する装置9、10、乗客コンベアを停止させる装置8が設置され、異常踏段7がその装置を通過したときにアナウンスが流れ、乗客コンベアAを停止運転させ、異常踏段7が下階反転部Bに来たときに乗客コンベアAを停止させることができる。したがって、異常踏段7を下階の反転部Bで停止させるため、異常踏段7の交換も容易に行うことが可能となる。
また、従来は踏段が破損しても所定の位置に踏段が通らなければ異常を感知できなかったため、異常踏段が運行する期間があったが、上記実施例1においては異常があるとすぐにブザーが鳴り響くため、危険を乗客に知らせることができる。
なお、本実施例はエスカレータについて説明したが、動く歩道における踏段に対しても適用できるものである。また、実施の形態は例示であり、発明の範囲は実施の形態に限られるものではない。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1・・・・踏段 2・・・・変位センサ
3・・・・ブザー 4・・・・トラス
5・・・・外力 6・・・・検出踏段
7・・・・異常踏段 8・・・・停止装置
9・・・・スピーカ連動装置 10・・・スピーカ

Claims (5)

  1. 複数の踏段が無端状に連結され、所定の軌道を循環移動する乗客コンベアにおいて、
    前記踏段それぞれの内部に変位センサを搭載し、該変位センサは、踏段のいずれかが所定の軌道から変位したときに軌道から変位した踏段毎に異常信号を発信するように構成されており、
    乗客コンベアに作動装置を備え、該作動装置は、前記変位センサが発信した異常信号を受信して作動するように構成されている
    ことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 作動装置が、踏段それぞれの内部に搭載され、変位センサが発信した異常信号を受信して鳴り響くブザーであることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 作動装置が、警告情報を発する音声発生装置であることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。
  4. 作動装置が、踏段の循環移動の速度を制御する制御装置であることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。
  5. 乗客コンベアに検知手段を設置し、該検知手段は、異常信号を発信した変位センサ搭載の踏段の通過を検知するように構成されており、
    前記検知手段が検知した検知信号は制御装置に送信され、
    前記検知信号を受信した制御装置は、異常信号を発信した変位センサ搭載の踏段を、循環移動する踏段の反転部に到達したときに停止させる制御機能を有していることを特徴とする請求項4に記載の乗客コンベア。
JP2011053173A 2011-03-10 2011-03-10 乗客コンベア Withdrawn JP2012188237A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104891293A (zh) * 2015-05-29 2015-09-09 四川省特种设备检验研究院 基于二维激光传感器的自动扶梯安全控制系统及方法
JP2020029326A (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベアの異常検知システム、異常検知装置、踏段装置、および異常検知方法

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