JP2012185391A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】鏡筒の動作に連動して発光ユニットを突出位置と収納位置に切り替えることができ、使用状態に応じて手動で発光ユニットを突出位置と収納位置に切り替え可能な撮像装置を提供すること。
【解決手段】発光ユニット1は、収納位置と突出位置との間を移動する。スライダ37は、鏡筒の沈胴位置と撮影位置との間の移動に連動して、第1の位置と第2の位置との間を移動する。トグルばね409は付勢力の方向反転により、発光ユニット1を収納位置または突出位置にて保持する方向に付勢する。スライダ37が第1または第2の位置にあるとき、そのレバー39は、発光ユニット1に形成した突起42の移動軌跡外に位置する。スライダ37が第1の位置と第2の位置との間を移動する際、レバー39が突起42に接触しながら移動して発光ユニット1を、トグルばね409の付勢方向が反転する位置まで移動させ、レバー39はさらに突起42の移動軌跡外に位置する。
【選択図】図5

Description

本発明は、被写体に向けて発光可能な発光位置と非発光位置の間で移動可能な発光ユニット、いわゆるポップアップ式閃光器を備える撮像装置に関するものである。
従来、この種の撮像装置における発光ユニットは電源オフ時や非発光設定時に撮像装置内に収納されている。そして、電源オン時には鏡筒の繰り出し動作と連動して、発光ユニットが撮像装置から突出する。
特許文献1に開示の装置では、鏡筒が沈胴位置から繰り出す動作、および沈胴位置への鏡筒の繰り込み動作に連動して、ストロボ発光部の突出動作や収納動作が行われる。鏡筒の外周にて回転運動のみが可能に嵌合されているカム筒にはカム溝が形成されており、これにカム係合して回転する軸によってストロボ発光部の突出および収納動作が可能である。
特開平07−199295号公報
従来の撮像装置では、鏡筒の繰り出し状態で常に発光ユニットが突出した状態を維持し、また鏡筒の沈胴状態では収納した状態を維持する。電源投入と同時に発光ユニットが突出することで、撮影の機会を逃さないという利点がある。しかし、ユーザが発光禁止に設定している場合でも、発光ユニットが常時突出していると撮影の妨げになることがある。また、ユーザは発光禁止の設定を行ったか否かをその都度確認する必要があるため、煩わしさを感じるおそれがある。
そこで本発明は、鏡筒の動作に連動して発光ユニットを突出位置と収納位置に切り替えることができ、使用状態に応じて手動で発光ユニットを突出位置と収納位置に切り替え可能な撮像装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る装置は、発光ユニットが本体部に収納される収納位置と本体部から突出する突出位置に移動可能な撮像装置であって、沈胴位置と撮影位置との間を移動する鏡筒の動作に連動して、第1の位置と第2の位置との間を移動する移動部材と、付勢力の方向が反転することで、前記発光ユニットを前記収納位置と前記突出位置に保持する方向にそれぞれ付勢する付勢手段を備える。前記第1の位置と前記第2の位置にて前記移動部材は前記発光ユニットに接触せず、前記移動部材が前記第1の位置と前記第2の位置の間を移動する途中で当該移動部材は前記発光ユニットを、前記付勢手段の付勢方向が反転する位置に移動させる。
本発明によれば、鏡筒の動作に連動して発光ユニットを突出位置と収納位置に切り替えることができ、しかもユーザは使用状態に応じて手動で発光ユニットを突出位置と収納位置に切り替えることができる。
図2乃至5と併せて本発明の第1実施形態を説明するために、撮像装置の外観を例示する斜視図である。 鏡筒の分解斜視図である。 発光ユニットの分解斜視図である。 鏡筒の動作と連動した発光ユニットの収納および突出動作の説明図である。 手動による発光ユニットの収納および突出動作の説明図である。 本発明の第2実施形態に係るスライダと発光ユニットを示す図である。
以下に本発明の実施形態として、可動式の発光ユニットを備えた撮像装置を説明する。この発光ユニットは撮像装置の本体部に収納される収納位置と本体部から突出した突出位置の間で移動可能である。
[第1実施形態]
以下、図1乃至5を参照して、本発明の第1実施形態に係る撮像装置について説明する。
図1は、発光ユニット1を備える撮像装置100の外観例を示す斜視図である。図1(A)は電源オフの状態を示す。図1(B)は電源オン時の状態を示し、撮像装置100の上方に発光ユニット1が突出して発光可能状態となっている。ユーザの電源オン操作により鏡筒3はWIDE(広角)位置で停止する。発光ユニット1は、そのカバー部材2が撮像装置の上面を部分的に形成しており、後述する複数の部品から構成される。発光ユニット1は、撮像装置100の中央に位置する鏡筒3の駆動環(図2の符号30参照)の回転に連動して、収納状態から突出状態へ、または逆に突出状態から収納状態へと変化する。
発光ユニット1は、電源オン/オフ状態および鏡筒3の状態とは関係なく、ユーザが手動で発光ユニット1を突出状態から収納状態へと変更し、または逆に収納状態から突出状態へと変更できる。撮像装置100では下記(1)乃至(6)の動作が可能である。
(1)電源オフ状態から電源オン操作で発光ユニット1が突出する自動ポップアップ動作。
(2)電源オン状態から電源オフ操作で発光ユニット1が収納される自動ポップダウン動作。
(3)電源オン状態にて、ユーザが手動で発光ユニット1を突出状態から収納状態へ動かす動作。
(4)電源オフ状態にて、ユーザが手動で発光ユニット1を収納状態から突出状態へ動かす動作。
(5)前記(3)の収納状態を維持した状態で行う電源オフ動作。
(6)前記(4)の突出状態を維持した状態で行う電源オン動作。
各動作の原理を説明するために、鏡筒3および発光ユニット1の構成を説明した後で、沈胴位置と撮影位置との間を移動する鏡筒3に連動した発光ユニット1の動作原理について説明する。
まず、鏡筒3の構成例を、図2の分解斜視図を用いて説明する。
鏡筒3の光学系は、1群レンズおよび2群レンズと、不図示のフォーカシングレンズを含む3群レンズから構成される。1群レンズおよび2群レンズは、1群レンズホルダ10、2群レンズホルダ11にそれぞれ保持される。直進案内板12には1群案内棒13が一体に形成されており、1群レンズホルダ10の内面に形成されて光軸に平行な方向へ延びる不図示の溝に係合し、1群レンズホルダ10を光軸方向へ移動可能に支持する。同様に直進案内板12には2群案内棒15が一体に形成されており、2群レンズホルダ11の外周部に設けられた2群直進穴14に係合し、2群レンズホルダ11を光軸方向へ移動可能に支持する。直進案内板12のフランジ部の外縁には、複数の突起16が形成されており、これらの突起16は固定カム環17の内面に設けられて光軸に平行な方向へ延びる複数の溝18にそれぞれ係合する。これにより、直進案内板12は光軸方向へ移動自在に支持される。
移動カム環19の外面部には、複数のカムフォロワ20が光軸回りに3等分の角度間隔で設けられており、固定カム環17の内面に設けられた、同形状の3本のカム21にそれぞれカム係合する。移動カム環19の回転に伴い、カムフォロワ20はカム21の軌跡に沿って係合位置が移動し、これにより移動カム環19は回転しながら光軸方向に変位することができる。さらに、移動カム環19の内面後端部に設けられたフランジ22には、直進案内板12のフック23が係合し、直進案内板12は移動カム環19に対して相対的に回転可能な状態で係合する。これにより、移動カム環19の光軸方向への変位に伴って、直進案内板12も光軸方向へ変位する。
1群レンズホルダ10の外面部には、複数の1群カムフォロワ24が光軸回りに3等分の角度間隔で設けられており、移動カム環19の内面に設けられた、同形状の3本の1群カム25にそれぞれカム係合する。移動カム環19の回転に伴い、1群カムフォロワ24は1群カム25の軌跡に沿って係合位置が移動する。また、前述のように1群レンズホルダ10は光軸方向へ移動するように案内されるので、1群レンズホルダ10は移動カム環19の回転に伴い、1群カム25の光軸方向への変位量に合わせて変位する。
2群レンズホルダ11の外面部には、複数の2群カムフォロワ26が光軸回りに3等分の角度間隔で設けられており、移動カム環19の内面に設けられた、同形状の3本の2群カム27にそれぞれカム係合する。移動カム環19の回転に伴い2群カムフォロワ26は2群カム27の軌跡に沿って係合位置が移動する。また、前述のように2群レンズホルダ11は光軸方向へ移動するよう案内されているので、2群レンズホルダ11は移動カム環19の回転に伴い、2群カム27の光軸方向への変位量に合わせて変位する。
移動カム環19の外面において光軸回りに3等分の角度間隔で設けられた駆動ピン28は、固定カム環17のカム穴29を貫通してその外面から突出する。カム穴29は固定カム環17の内面から外面に貫通している。カム21とカム穴29の軌跡は同形状であり、移動カム環19が固定カム環17に対して回転して繰り出す動作に対して、駆動ピン28はカム穴29の軌跡に沿って突出した状態を維持する。
駆動環30は固定カム環17の外周面部に挿合して回転自在に支持される。駆動環30の内面には、光軸に平行な方向に延在する溝31が光軸回りに3等分の角度間隔で配置され、各溝31が駆動ピン28にそれぞれ係合する。これにより、駆動環30の回転が溝31および駆動ピン28を介して移動カム環19へ伝達される。
上述のように、1群レンズホルダ10、2群レンズホルダ11、直進案内板12、固定カム環17、移動カム環19および駆動環30は一体となって、それぞれが連携して動作する。そして、これらの部品は鏡筒ベース32に組み込まれる。さらに、不図示の撮像素子を保持するホルダ33が、鏡筒ベース32とともに固定カム環17のフランジ部分を挟み込むようにして固定されることで、鏡筒3が組み上がる。
駆動源44には電力を動力へと変換する電磁モータが使用される。駆動源44の動力はギア列45を介して駆動環30の外面に設けた駆動環ギア46へ伝達される。撮像装置本体部に設けた不図示の駆動回路から駆動源44への通電によって駆動環30が回転する。駆動環30の外面にはストロボカム41が設けられており、スライダ37と係合している。スライダ37は光軸に平行な方向に沿って移動可能な移動部材であり、その詳細については後述する。駆動源44が駆動環30を回転させることにより、スライダ37はストロボカム41の溝形状に従って、光軸に平行な方向へ移動する。
次に、発光ユニット1の構成例について、図3の分解斜視図を用いて説明する。
発光体401にはキセノン管が使用され、リード線402で電気的に接続され、フレキシブル配線基板403を介して、発光制御を行うストロボ基板404に接続されている。反射笠405はキセノン管401からの光を集光する。キセノン管ゴム406はキセノン管401の端子部の絶縁と、キセノン管401を反射笠405側へ付勢する機能を有する。プリズムパネル407は、キセノン管401および反射笠405からの光を所定の撮影範囲に照射する役目をもつ。
キセノン管401、プリズムパネル407、キセノン管ゴム406、反射笠405等の発光関連部品は、ストロボホルダ408に組み込まれる。ストロボホルダ408は、ストロボシャフト302を中心に回動可能であり、軸410が軽圧入されている。この軸410にはトグルばね409の一端が引っ掛けられる。トグルばね409は付勢力の方向が反転することで、発光ユニット1を収納位置や突出位置に保持する方向にそれぞれ付勢する。トグルばね409の他端は、ストロボベース301に設けた軸301aに引っ掛かっている。
ベース部材411には、フレキシブル配線基板403と、ストロボ基板404と、ストロボコンデンサ412が取り付けられ、ストロボベース301とネジ締結されて発光装置を構成している。発光ユニット1が撮像装置100に対し、突出位置と収納位置のうちいずれの位置にあるかを検知するために、レバー式の検知用スイッチ403aが設けられており、該スイッチはベース部材411に形成された穴411a内に配置される。スイッチ403aはフレキシブル配線基板403に実装され、発光ユニット1が収納位置にあるか、または突出位置にあるかを検出する。ストロボホルダ408に形成した突起408aがスイッチ403aのレバーを押し込んでいる場合、スイッチ403aの検出信号が不図示の制御部に送られる。該制御部は発光ユニット1が収納状態であると判断し、発光ユニット1を非発光状態に移行させる。逆に突起408aがスイッチ403aのレバーから離れた場合には、制御部は発光ユニット1が突出状態であると判断し、撮影時に発光ユニット1を発光状態に移行させる。
次に、本実施形態におけるスライダ37と発光ユニット1の構成について説明する。
図2や図4に示すスライダ37は鏡筒ベース32に保持されたスライダシャフト38に沿って案内され、光軸に平行な方向へ移動可能に支持される。スライダ37は駆動環30の外面に設けられたストロボカム41と係合しており、鏡筒3が沈胴状態と撮影状態の間で移動すると、駆動環30のストロボカム41に従って第1の位置と第2の位置の間を移動する。スライダ37には、その移動方向に対して直交する方向にてレバー39が突出部として取り付けられている。レバー39は弾性部材である圧縮ばね40の力によって撮像装置100の上面方向(レバー39の突出方向)へ付勢されている。一方、発光ユニット1にはレバー39に対する当接部として突起42が形成されている。スライダ37が光軸に平行な方向に沿って移動するのに伴い、レバー39が突起42を押圧する構成となっている。発光ユニット1は、その収納状態と突出状態の間で付勢方向が切り替わるトグルばね409により、各状態にて安定的に支持される。スライダ37が光軸に平行な方向へ移動して突起42がレバー39により押圧された場合、発光ユニット1はストロボシャフト302を中心として回転力を受ける。この回転力によってトグルばね409の付勢力に抗して発光ユニット1が持ち上がる。トグルばね409の付勢方向を切り替えることにより、発光ユニット1を撮像装置本体部から突出させてストロボ使用状態へと移行させることができる。
次に、図4を用いて、発光ユニット1の収納状態から突出状態への動作、および突出状態から収納状態への動作における、レバー39と突起42の関係について説明する。なお、図4の右方を撮像装置100の前方(被写体側)とする。
図4(A)は発光ユニット1の収納状態を示し、スライダ37は第1の位置にある。レバー39は突起42に対し、光軸に平行な方向にて後方に位置している。この状態でトグルばね409は発光ユニット1を安定して収納状態に保持する方向(図4の時計回り方向)へ付勢している。この収納状態から電源オン動作が行われると、駆動環30(図2参照)の回転によりスライダ37が光軸に平行な方向に沿って前方へ移動する。これに伴ってレバー39は突起42に当接してこれを押圧し、レバー39および突起42はともに前方へ移動する。そして、これらがさらに移動し、その途中でトグルばね409の付勢方向の反転位置を通過した場合、レバー39は突起42に対し、その下方へ退避した状態となる(図4(B)参照)。つまり、突起42が圧縮ばね40の力に抗してレバー39を押し下げた状態になる。
図4(B)に示す状態からさらにスライダ37が第2の位置に向けて移動し、発光ユニット1が突出状態となった場合、レバー39は突起42の前方に移動している(図4(C)参照)。したがって、スライダ37を第1の位置と第2の位置との間で移動させたときのレバー39の移動軌跡は直線状となる。発光ユニット1は、トグルばね409の力によって安定的に突出状態を保持する方向へ付勢されている。図4(C)の状態で電源がオフになると、駆動環30の回転によりスライダ37が後方へ移動するため、レバー39により突起42が押圧され、レバー39、突起42ともに後方へ移動する。そして、これらがさらに後方へ移動し、その途中でトグルばね409の付勢方向の反転位置を通過した場合、レバー39が突起42に対し、その下方へ退避し、突起42が圧縮ばね40の力に抗してレバー39を押し下げた状態となる(図4(D)参照)。この状態からさらにスライダ37が後方に移動して発光ユニット1が収納状態となった場合、レバー39は突起42よりも後方へ移動して、図4(A)に示す状態に戻る。
上述のように、本実施形態では、突起42に対するレバー39の位置関係、つまり光軸に平行な方向における位置関係を逆転させるための退避機構を有している。鏡筒3の動作に連動してスライダ37が第1の位置と第2の位置との間で移動する際には、発光ユニット1をトグルばね409の付勢力が反転する位置まで移動させた後で、レバー39が突起42を乗り越えて、突起42の移動軌跡外に位置する。このため、撮像装置の電源オン/オフに連動して発光ユニット1を突出/収納状態に移動させることができる。ここで、発光ユニット1の収納状態(図4(A)参照)および突出状態(図4(C)参照)では、レバー39と突起42とが接触せず、両者の間には所定以上のクリアランスが取れるよう設定している。これにより、ストロボカム41の形状や各部品の組み立て位置に誤差が生じたとしても、誤ってレバー39が突起42を作動させることは無いため、発光ユニット1を安定して収納状態および突出状態へとそれぞれ移動させることができる。
また本実施形態に示す発光ユニット1は、その収納状態および突出状態においてトグルばね409の付勢力のみによって保持されている。また、電源オン状態または電源オフ状態でレバー39は、収納状態から突出状態における突起42の円弧状の移動軌跡外に配置されている。そのため、ユーザが発光ユニット1を電源オン状態で収納状態に移動させたい場合、あるいは、電源オフ状態で突出状態に移動させたい場合、トグルばね409の付勢方向が切り替わる位置まで発光ユニット1を移動させればよい。つまり、ユーザは手動での切り替えが可能であり、その動作を図5に示す。図5(A)は電源オフ状態での発光ユニット1の収納状態を示し、図5(B)は手動操作による発光ユニット1の突出状態を示す。その間、スライダ37は後退位置(第1の位置)に留まっており、レバー39と突起42は接触しない。また、図5(D)は電源オン状態での発光ユニット1の収納状態を示し、図5(C)は手動操作による発光ユニット1の突出状態を示す。その間、スライダ37は前進位置(第2の位置)のままであり、レバー39と突起42は接触しない。さらに、ユーザが手動で発光ユニット1の姿勢を切り替えた後で電源オン/オフ操作を行った場合、突起42に対し、前述の退避機構によりレバー39との位置関係を逆転させることが可能となる。そのため、ユーザは電源オン/オフ操作を行う前の発光ユニット1の状態を気にせずに当該操作を行える。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態に係る発光ユニット1や鏡筒3の構成については第1実施形態の場合と同様である。よって、既に使用した符号を用いることでそれらの説明を省略し、以下では、スライダ37と発光ユニット1の構成について図6を用いて説明する。なお、図6の右方を撮像装置100の前方(被写体側)とする。
図6(A)は発光ユニット1の収納状態を示し、図6(B)は電源オン操作によりスライダ37が光軸に平行な方向に沿って前方へ移動する過程で突起42に対し、レバー50が退避している状態を示す。本実施形態にてレバー50は中立状態でスライダ37の進行方向に対して垂直な方向を向いており、軸51を中心に左右に回動できるように、コイルばね(不図示)などの弾性部材で付勢されている。発光ユニット1は第1実施形態の場合と同様に、トグルばね409により、付勢方向の変化点を境に収納状態または突出状態を維持する方向に付勢されている。
ここで、レバー50に作用しているコイルばねの付勢力の方が、トグルばね409の付勢力よりも大きくなるように設計されている。そのため、電源オン操作により、図6(A)の状態からスライダ37が前方(図6の右方)へ移動する場合、レバー50が回転することなく突起42の作動が可能になる。さらに、レバー50に押されて突起42が前方へ移動してトグルばね409の反転位置を通過した後、レバー50は図6(B)に示すように、進行方向とは反対方向へ回動して突起42に対し退避する。さらにスライダ37が前方に移動すると、レバー50は再びスライダ37の進行方向に対して垂直な方向を向く。こうして突起42とレバー50との間で、光軸に平行な方向における位置関係を逆転させることができる。電源オフ操作が行われた場合も同様に、レバー50に押されて突起42が後方に移動してトグルばね409の反転位置を通過した後で、レバー50が進行方向とは反対方向へ回動して突起42に対し退避する。さらにスライダ37が後方に移動すると、レバー50は再びスライダ37の進行方向に対して垂直な方向を向く。こうして突起42とレバー50との位置関係を逆転させ、図6(A)の状態に戻すことができる。
第2実施形態では、突起42に対するレバー50の回動により、両者の位置関係を逆転させるための退避機構を有するため、撮像装置の電源オン/オフに連動して発光ユニット1を突出/収納状態に移動させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳述したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
1 発光ユニット
3 鏡筒
37 スライダ
39、50 レバー
42 突起
100 撮像装置
409 トグルばね

Claims (10)

  1. 発光ユニットが本体部に収納される収納位置と本体部から突出する突出位置に移動可能な撮像装置であって、
    沈胴位置と撮影位置との間を移動する鏡筒の動作に連動して、第1の位置と第2の位置との間を移動する移動部材と、
    付勢力の方向が反転することで、前記発光ユニットを前記収納位置と前記突出位置に保持する方向にそれぞれ付勢する付勢手段を備え、
    前記第1の位置と前記第2の位置にて前記移動部材は前記発光ユニットに接触せず、前記移動部材が前記第1の位置と前記第2の位置の間を移動する途中で当該移動部材は前記発光ユニットを、前記付勢手段の付勢方向が反転する位置に移動させることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記移動部材に設けた突出部と、
    前記移動部材が移動する際に前記突出部と当接するように前記発光ユニットに設けた当接部を備え、
    前記移動部材が前記第1の位置または前記第2の位置にあるときに前記突出部は、前記発光ユニットを前記収納位置と前記突出位置との間で移動させるときの前記当接部の移動軌跡外に位置し、
    前記移動部材が前記第1の位置と前記第2の位置との間を移動する際には、前記突出部が前記当接部に接触しながら移動して前記発光ユニットを、前記付勢手段の付勢方向が反転する位置まで移動させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記突出部は、弾性部材を用いて前記移動部材の移動方向に対して直交する方向に付勢されており、
    前記移動部材が前記第1の位置と前記第2の位置との間を移動する際に前記当接部は前記弾性部材の付勢力に抗して前記突出部を変位させることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記突出部は、弾性部材によって付勢された状態で前記移動部材に対して回動可能に取り付けられており、
    前記移動部材が前記第1の位置と前記第2の位置との間を移動する際に前記当接部は前記弾性部材の付勢力に抗して前記突出部を回動させることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記発光ユニットが前記収納位置と前記突出位置との間を移動するときに、前記当接部は円弧状の前記移動軌跡に沿って移動し、前記突出部は前記第1の位置と前記第2の位置との間を前記鏡筒の光軸に平行な方向に沿って移動することを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 収納位置と突出位置との間を移動可能な発光ユニットと、
    付勢力の方向が反転することで、前記発光ユニットを前記収納位置または前記突出位置に付勢するトグルばねと、
    沈胴位置と撮影位置との間を移動する鏡筒と、
    前記鏡筒の前記沈胴位置と前記撮影位置との間の移動に連動して、第1の位置と第2の位置との間を移動する移動部材とを有し、
    前記移動部材には突出部が形成されるとともに、前記発光ユニットには前記突出部と当接する当接部が形成され、
    前記移動部材が前記第1の位置または前記第2の位置にあるとき、前記突出部は、前記発光ユニットを前記収納位置と前記突出位置との間で移動させたときの前記当接部の移動軌跡外に位置し、
    前記移動部材を前記第1の位置と前記第2の位置との間で移動させる際には、前記発光ユニットを前記トグルばねの付勢力が反転する位置まで移動させた後に、前記突出部が前記当接部を乗り越えることで、前記突出部を前記当接部の移動軌跡外に位置させることを特徴とする撮像装置。
  7. 前記突出部は前記移動部材の移動方向とは異なる方向に変位することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記突出部は突出方向に付勢されるものであって、前記突出部が前記当接部を乗り越える際には、前記突出部が付勢力に抗して押し込まれることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記発光ユニットを前記収納位置と前記突出位置との間で移動させたときの前記当接部の移動軌跡は円弧状であって、前記移動部材を前記第1の位置と前記第2の位置との間で移動させたときの前記突出部の移動軌跡は直線状であることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記移動部材が前記第1の位置または前記第2の位置にあるとき、前記突出部は、前記当接部に当接しない状態となることを特徴とする請求項6ないし9のいずれか1項に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014224951A (ja) * 2013-05-17 2014-12-04 キヤノン株式会社 撮像装置

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