JP2018018000A - 発光装置、及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光装置の構造を簡単にして装置本体内の収納位置での発光装置の収納空間の省スペース化を実現する。
【解決手段】装置本体に対して回動軸18を介して回動可能に支持されるアーム部材と、アーム部材に対して回動軸17を介して回動可能に支持されるアーム部材14と、発光部を保持し、アーム部材14に対して回動軸を介して回動可能に支持され、装置本体に収納される収納位置と装置本体から突出した発光位置との間を移動する可動部材35と、発光位置と収納位置との間の中間位置でアーム部材に係合してアーム部材を保持し、収納位置で可動部材35に係合して可動部材35を保持するロック部材27と、ロック部材27を前記係合する方向に付勢する付勢部材とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えばデジタルカメラ等の撮像装置に搭載されるポップアップ式の発光装置、及び当該発光装置を備える撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置では、発光部を保持する可動部材を装置本体の内部の収納位置と装置本体から突出した発光位置との間で移動させる、所謂ポップアップ式のストロボユニットを備えるものがある。
ところで、このようなストロボユニットでは、レンズ鏡筒が比較的大径の小型のデジタルカメラ等の場合、レンズ鏡筒の先端部でストロボ光が遮られて被写体に届かなくなる、所謂ケラレを防止する必要がある。このため、発光部を保持する可動部材を装置本体の収納位置から発光位置に移動させる機構として、複数の回動軸により可動部材を装置本体からより高く被写体側へ位置させるアーム部材を用いたものが提案されている。
従来、発光部を保持する可動部材にアーム部材を回動可能に取り付け、アーム部材を撮像装置の装置本体に回動可能に取り付けたストロボユニットが提案されている(特許文献1)。この提案では、可動部材とアーム部材がバネ力により発光位置に付勢された状態で装置本体内に収納され、収納位置では、可動部材及びアーム部材は、可動部材及びアーム部材にそれぞれ係止する係止部材によりロックされている。そして、操作レバーでロックを解除することで、バネ力により可動部材が発光位置へと移動してポップアップする。
特許第4434656号公報
しかし、上記特許文献1では、収納位置では、発光部を保持する可動部材及びアーム部材を2つの係止部材によってそれぞれ係止してロックするため、発光装置の構造が複雑になり、また、収納位置での発光装置のスペースが大きくなってしまう。また、近年の撮像装置の小型化や薄型化により、前述したケラレの更なる改善が要求され、発光部を保持する可動部材の発光位置への移動量(ポップアップ量)を増加させる必要がある。
そこで、本発明は、発光部を保持する可動部材の発光位置への移動量を増加させつつ、発光装置の構造を簡単にして撮像装置の装置本体内の収納位置での発光装置の収納空間の省スペース化を実現する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の発光装置は、撮像装置の装置本体に対して第1回動軸を介して回動可能に支持される第1アーム部材と、前記第1アーム部材に対して第2回動軸を介して回動可能に支持される第2アーム部材と、発光部を保持し、前記第2アーム部材に対して第3回動軸を介して回動可能に支持され、前記装置本体に収納される収納位置と前記装置本体から突出した発光位置との間を移動する可動部材と、前記第1アーム部材、前記第2アーム部材および前記可動部材をそれぞれ前記発光位置の方向に付勢する付勢手段と、前記発光位置と前記収納位置との間の中間位置で前記付勢手段の付勢力に抗して前記第1アーム部材に係合して前記第1アーム部材を保持し、前記収納位置で前記付勢手段の付勢力に抗して前記可動部材に係合して前記可動部材を保持するロック部材と、前記ロック部材を前記第1アーム部材および前記可動部材に係合する方向に付勢する付勢部材と、を備え、前記収納位置で前記ロック部材が前記可動部材に係合する位置は、前記中間位置で前記ロック部材が前記第1アーム部材に係合する位置の前記第1回動軸を中心とする回動軌跡の径方向内側に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、発光部を保持する可動部材の発光位置への移動量を増加させつつ、発光装置の構造を簡単にして撮像装置の装置本体内の収納位置での発光装置の収納空間の省スペース化を実現することができる。
(a)は本発明の撮像装置の実施形態の一例であるデジタルカメラを正面側から見た斜視図、(b)は(a)に示すデジタルカメラのストロボユニットを構成する可動部材が発光位置にポップアップした状態を示す斜視図である。 ストロボユニットが収納位置にあるときの発光部の位置での要部断面図である。 ストロボユニットの分解斜視図である。 (a)は下側アーム部材と下側アームカバーの斜視図、(b)は下側アーム部材に下側アームカバーを組み付けた状態の斜視図である。 (a)は可動部材が発光位置と収納位置との間の中間位置にあるときのロック部材の位置での要部断面図、(b)は可動部材が収納位置にあるときのロック部材の位置での要部断面図である。 (a)は可動部材が発光位置にあるときのデジタルカメラを正面側から見た図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 可動部材が発光位置にあるときの図6(a)のB−B線断面図である。 可動部材が図5(a)に示す中間位置から図5(b)に示す収納位置に移動する際の動作を説明する要部断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を説明する。
図1(a)は本発明の撮像装置の実施形態の一例であるデジタルカメラを正面側(被写体側)から見た斜視図、図1(b)は図1(a)に示すデジタルカメラのストロボユニットを構成する可動部材が発光位置にポップアップした状態を示す斜視図である。
本実施形態のデジタルカメラは、図1に示すように、カメラ本体1の正面側にレンズ鏡筒2が設けられ、カメラ本体1の上面部には、レリーズボタン3及びストロボユニット4等が設けられている。また、カメラ本体1の側面部には、ロック解除レバー10が設けられている。カメラ本体1は、本発明の装置本体の一例に相当し、ストロボユニット4は、本発明の発光装置の一例に相当する。
ストロボユニット4は、発光部5を保持する可動部材35を備えており、可動部材35は、収納位置(図1(a))と発光位置(図1(b))との間を移動可能に設けられている。収納位置では、可動部材35は、後述するトーションばね19〜21(図3参照)の付勢力により発光位置に向けて付勢された状態でロック部材27(図3参照)によりロックされ、その上面部がカメラ本体1の上面部と略面一に配置されている。この状態で、ロック解除レバー10を操作すると、ロック部材27によるロックが解除され、可動部材35がトーションばね19〜21の付勢力により発光位置に向けて移動して図1(b)に示す状態となる。
次に、図2乃至図8を参照して、ストロボユニット4について詳細に説明する。図2は、可動部材35が収納位置にあるときの発光部5の位置での要部断面図である。図3は、ストロボユニット4の分解斜視図である。図4(a)は下側アーム部材15と下側アームカバー26の斜視図、図4(b)は下側アーム部材15に下側アームカバー26を組み付けた状態の斜視図である。
図2に示すように、発光部5は、キセノン管11、フレネルレンズ12、及びリフレクター13により構成され、上面カバー6と下面カバー7とで覆われて可動部材35の内部に保持されている。
キセノン管11は、キセノンガスを封入したガラス管の両側に電極を有する。フレネルレンズ12は、キセノン管11の放電光をカメラの撮影画角内に集光させるためのレンズである。リフレクター13は、キセノン管11の放電光を被写体側に反射させて効率的に撮影画角内に照射する。
リフレクター13は、キセノン管11に接触させて組込まれており、キセノン管11の放電を開始するトリガー電極としての役割も有している。リフレクター13は、不図示のトリガーコイルに接続されており、キセノン管11の両極に電圧がかけられた状態でトリガーコイルに高電圧が印加されることでキセノン管11の内部のキセノンガスがイオン化して発光する。
図2及び図3に示すように、上側アーム部材14は、可動部材35側に軸受部14aが設けられるとともに、下側アーム部材15側に軸受部14bが設けられている。上側アーム部材14は、軸受部14aと可動部材35の下面カバー7に設けられた軸受部7aに挿入された回動軸16を介して可動部材35に対して回動可能に支持されている。
回動軸16には、トーションばね19のコイル部が外挿されている。トーションばね19は、コイル部の一方の端部が下面カバー7に当接し、他方の端部が上側アーム部材14に当接して、可動部材35を上側アーム部材14に対する角度が広がる方向に付勢する。
つまり、トーションばね19は、発光部5のキセノン管11の中心と回動軸16とを結ぶ線L1と、回動軸16と後述する回動軸17とを結ぶ線L2とのなす角度が広がる方向、即ち可動部材35を発光位置の方向に向けて付勢する(図2参照)。回動軸16は、本発明の第3回動軸の一例に相当する。
下側アーム部材15は、上側アーム部材14側に軸受部15aが設けられるとともに、後述するベース部材30側に軸受部15bが設けられている。下側アーム部材15は、軸受部15aと上側アーム部材14の軸受部14bに挿入された回動軸17を介して上側アーム部材14に対して回動可能に連結されている。また、下側アーム部材15は、軸受部15bとカメラ本体1に設けられたベース部材30の軸受部30aに挿入された回動軸18を介してベース部材30に対して回動可能に支持されている。
回動軸17,18には、それぞれトーションばね20,21が外挿されている。トーションばね20は、上側アーム部材14と下側アーム部材15との角度が広がる方向(図2の回動軸17と回動軸18とを結ぶ線L3と線L2の角度が広がる方向)に上側アーム部材14を付勢する。トーションばね21は、ベース部材30に対して下側アーム部材15の角度が広がる方向(図2の回動軸18を中心として線L3が時計回りに回動する方向)を紙面時計周りへ動く方向)に下側アーム部材15を付勢する。回動軸17は、本発明の第2回動軸の一例に相当し、回動軸18は、本発明の第3回動軸の一例に相当する。また、下側アーム部材15は、本発明の第1アーム部材の一例に相当し、上側アーム部材14は、本発明の第2アーム部材の一例に相当する。
図2において、フレキシブル基板22には、発光部5のトリガーコイルやキセノン管11の両極などと接続される信号ラインが形成される。回路基板23には、ストロボ発光するための昇圧部品やコネクタ24等が実装され、コネクタ24には、フレキシブル基板22が電気的に接続される。これにより、発光部5と回路基板23とがフレキシブル基板22を介して電気的に接続される。また、回路基板23は、不図示のフレキシブル基板にも接続され、撮影やストロボ発光等を制御するカメラ本体1の制御基板(不図示)に接続されている。
フレキシブル基板22は、上側アームカバー25と下側アームカバー26とで保護される。上側アームカバー25と下側アームカバー26は、それぞれ上側アーム部材14と下側アーム部材15に対向して配置されて、フレキシブル基板22の通路を形成している。下側アームカバー26は、図4(a)及び図4(b)に示すように、下側アーム部材15にビス36にて固定されて一体化されている。
発光部5に接続されたフレキシブル基板22は、回動軸16に外挿されたトーションばね19の外側を通り、上側アーム部材14と上側アームカバー25との間を通って回動軸17に外挿されたトーションばね20の外側を通る。その後、フレキシブル基板22は、下側アーム部材15と下側アームカバー26の間を通って後述する回動軸28とロック部材27の外側を通り、ベース部材30のスリット部を通って、回路基板23に実装されたコネクタ24に接続される。
図5(a)は可動部材35が発光位置と収納位置との間の中間位置にあるときのロック部材27の位置での要部断面図、図5(b)は可動部材35が収納位置にあるときのロック部材27の位置での要部断面図である。
図5に示すように、ロック部材27は、可動部材35の収納状態を保持するための部材であり、一対のフック部27a(図3参照)を有する。ロック部材27は、ベース部材30に取り付けられた回動軸28を介して回動可能に支持されている。
そして、ロック部材27は、図5(b)に示す可動部材35の収納状態では、フック部27aが下面カバー7のフック受け部7bに係合する。また、図5(a)に示す可動部材35が収納位置と発光位置との間の中間位置にある状態では、フック部27aが下側アームカバー26のフック受け部26aに係合する。なお、本実施形態では、フック受け部26aを下側アームカバー26に設けているが、下側アーム部材15にフック受け部を設け、下側アーム部材15にロック部材27のフック部27aを直接係合させてもよい。
次に、図3及び図5を参照して、可動部材35が収納位置から発光位置に移動するときのストロボユニット4の動作について説明する。
図3及び図5に示すように、ロック部材27の回動軸28は、トーションばね29により、ロック部材27のフック部27aを下面カバー7のフック受け部7b及び下側アームカバー26のフック受け部26aに係合する方向に付勢する。また、コイルばね31は、ロック解除レバー10をベース部材30の後側(カメラ本体1の背面側)に付勢する。ロック解除レバー10は、ベース部材30に前後方向にスライド可能に取り付けられており、後側に付勢された状態では、前述したように、可動部材35は、図5(b)に示す収納位置でロックされている。トーションばね29は、本発明の付勢部材の一例に相当する。
そして、この状態でロック解除レバー10を前側にスライド操作すると、ロック部材27bにロック解除レバー10の一部が当接してロック部材27が回動する。これにより、ロック部材27のフック部27aと下面カバー7のフック受け部7bの係合が解除され、可動部材35がトーションばね19〜21の付勢力によって発光位置へとポップアップする。
図6(a)は可動部材35が発光位置にあるときのデジタルカメラを正面側から見た図、図6(b)は図6(a)のA−A線断面図である。図6(b)は、可動部材35がロック解除レバー10の操作によりロック解除されて、発光位置に移動してポップアップした状態を示している。このとき、トーションばね21,20,19の付勢力により、それぞれ下側アーム部材15は矢印C1の方向に、上側アーム部材14は矢印C2の方向に、可動部材35は矢印C3の方向に所定角度まで回動し、発光位置にポップアップする。
発光位置においては、下側アーム部材15は、軸受部15b近傍に設けた凸部15cがベース部材30の受け部30bに当接することで、所定角度で停止する。また、上側アーム部材14は、軸受部14bの近傍に設けた凸部14cが下側アームカバー26に当接することで、回動が停止する。下側アームカバー26は、下側アーム部材15に位置決め固定されているため、上側アーム部材14と下側アーム部材15は、所定の開き角度で停止することが可能となる。さらに、上側アーム部材14の軸受部14a近傍に設けた凸部14dが下面カバー7の当接部7cに当接することで、所定角度で停止し、これにより、可動部材35が発光位置で停止することができる。
図5(b)において、下側アームカバー26に設けられたフック受け部26a先端部は、可動部材35の収納動作、及びポップアップ動作の際に、回動軸18を中心とした回動軌跡Rを辿る。本実施形態では、フック受け部26aは、回動軌跡Rの径方向外側に配置され、下側アーム部材15、上側アーム部材14及び可動部材35の回動時に回動軸18の中心側へ入ってこないようになっている。
また、可動部材35が収納位置にあるとき、前述したように、ロック部材27のフック部27aは、下面カバー7のフック受け部7bに係合している。このとき、この係合位置は、フック受け部26aの先端部の回動軌跡Rの径方向内側(回動軸18の中心側)に配置され、ロック部材27の回動時にフック受け部26aと干渉しない位置になっている。そのため、ロック部材27が解除方向へ回動し、フック部27aと下面カバー7のフック受け部7bとの係合が外れた瞬間、ロック部材27は、フック受け部26aに対してより離間する側に位置する。このため、下側アーム部材15がトーションばね21の付勢力により回動軸18を介して回動する際にロック部材27に干渉することがない。
次に、図5(a)及び図7を参照して、可動部材35の発光位置から発光位置と収納位置との間の中間位置への動作について説明する。図7は、可動部材35が発光位置にあるときの図6(a)のB−B線断面図である。
図7において、ユーザが可動部材35を押し込んでカメラ本体1の内部に収納しようとすると、回動軸18を中心に下側アーム部材15が図6(b)のC1と反対方向に回転する。その後、下側アームカバー26のフック受け部26aがロック部材27を解除方向へ押し込んでフック受け部26aにロック部材27のフック部27aが係合し、図5(a)に示す状態、即ち可動部材35が発光位置と収納位置との間の中間位置に配置される。この状態では、可動部材35をさらにカメラ本体1内へ収納しようとしてユーザが指を滑らした場合等でも、ロック部材27のフック部27aが下側アームカバー26のフック受け部26aに係合しているため、収納動作を継続することが可能となる。
また、上側アーム部材14の凸部14cがベース部材30の受け部30bに当接することで、上側アーム部材14の回動が規制される。そして、可動部材35は、発光位置にあるときと同様に、トーションばね19の付勢力により、上側アーム部材14の凸部14dが下面カバー7の当接部7cと当接して所定の開き角度で停止した状態となっている。そのため、発光部5が略上面側を向き、ストロボ発光時の照射光が天井等で反射することで、被写体のみではなく、被写体後方などの全体的に照射される、いわゆるバウンス撮影に好適な向きで保持されている。
次に、図5及び図8を参照して、可動部材35の中間位置から収納位置への動作について説明する。図8(a)及び図8(b)は、可動部材35が図5(a)に示す中間位置から図5(b)に示す収納位置に移動する際の動作を説明する要部断面図である。
可動部材35が図5(a)に示す中間位置からさらに収納動作を進めると、上側アーム部材14は、凸部14cがベース部材30の受け部30bと当接しているため、回動軸17を中心に収納方向(図6(b)の矢印C2の反対方向)へ回動する。そして、図8(a)に示すように、下面カバー7が下側アームカバー26のフック受け部26aに係合しているロック部材27を解除方向へ押してフック部27aとフック受け部26aとの係合を解除し、図8(b)に示す状態となる。ロック部材27によるロックが解除された下側アーム部材15は、トーションばね21の付勢力により上方へ回動し、収納動作中の下面カバー7に突き当たる。
そして、可動部材35を収納位置に向けてさらに押し下げると、下面カバー7に当接している下側アームカバー26が押し下げられ、下側アームカバー26と一体化されている下側アーム部材15も同様に押し下げられる。そして、ロック部材27のフック部27aが下面カバー7のフック受け部7bに係合し、図5(b)に示す状態となる。
このとき、ロック部材27は、下面カバー7により下側アームカバー26のフック受け部26aの先端部の回動軌跡Rの中心側で、下側アームカバー26の回動時にフック受け部26aと干渉しない位置に移動させられている。このため、再度下側アームカバー26にロック部材27が係合することなく、下面カバー7を収納位置に移動させることが可能となっている。
以上説明したように、本実施形態では、2つのアーム部材14,15により発光部5を保持する可動部材35を収納位置と発光位置との間で移動させている。このため、可動部材35の発光位置への移動量(ポップアップ量)を増加させることができる。また、本実施形態では、可動部材35及び下側アーム部材15を1つのロック部材27によりロックしているため、ストロボユニット4の構造が簡単になる。これにより、可動部材35の発光位置への移動量を増加させつつ、ストロボユニット4の構造を簡単して収納位置でのストロボユニット4の収納空間の省スペース化を実現することができる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
1 カメラ本体
2 レンズ鏡筒
4 ストロボユニット
5 発光部
14 上側アーム部材
15 下側アーム部材
16〜18 回動軸
19〜21 トーションばね
35 可動部材

Claims (5)

  1. 撮像装置の装置本体に対して第1回動軸を介して回動可能に支持される第1アーム部材と、
    前記第1アーム部材に対して第2回動軸を介して回動可能に支持される第2アーム部材と、
    発光部を保持し、前記第2アーム部材に対して第3回動軸を介して回動可能に支持され、前記装置本体に収納される収納位置と前記装置本体から突出した発光位置との間を移動する可動部材と、
    前記第1アーム部材、前記第2アーム部材および前記可動部材をそれぞれ前記発光位置の方向に付勢する付勢手段と、
    前記発光位置と前記収納位置との間の中間位置で前記付勢手段の付勢力に抗して前記第1アーム部材に係合して前記第1アーム部材を保持し、前記収納位置で前記付勢手段の付勢力に抗して前記可動部材に係合して前記可動部材を保持するロック部材と、
    前記ロック部材を前記第1アーム部材および前記可動部材に係合する方向に付勢する付勢部材と、を備え、
    前記収納位置で前記ロック部材が前記可動部材に係合する位置は、前記中間位置で前記ロック部材が前記第1アーム部材に係合する位置の前記第1回動軸を中心とする回動軌跡の径方向内側に配置されていることを特徴とする発光装置。
  2. 前記可動部材が前記中間位置から前記収納位置に移動する際に、前記可動部材は、前記ロック部材を押し込んで前記第1アーム部材との係合が解除される方向に移動させるとともに、前記第1アーム部材を前記収納位置へ押し込むことで、前記ロック部材を係合させることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記可動部材を前記収納位置に移動させる際、前記第2アーム部材が前記装置本体に当接することで、前記第2アーム部材が前記収納位置の方向へ回動することを特徴とする請求項1又は2に記載の発光装置。
  4. 前記中間位置では、前記第2アーム部材が前記装置本体に当接し、前記可動部材の前記発光部が前記装置本体の略上面側を向いて保持されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発光装置。
  5. 発光装置を備える撮像装置であって、
    前記発光装置として、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発光装置を備えることを特徴とする撮像装置。
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