JP2012182553A - 再生装置、オーディオデータ補正装置、および再生方法 - Google Patents

再生装置、オーディオデータ補正装置、および再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ヘッドフォンから出力される音がユーザに望まれている周波数特性を有するようにすること。
【解決手段】実施形態によれば再生装置は、生成手段、補正手段、およびオーディオ信号出力手段を具備する。生成手段は、ヘッドフォンから出力された音の周波数特性を示す第1のデータと目標周波数特性を示す第2のデータとに基づいて、前記周波数特性を補正するための補正データを生成する。補正手段は、オーディオデータを前記補正データに基づいて補正をする。オーディオ信号出力手段は、前記補正されたオーディオデータに基づいたオーディオ信号を前記ヘッドフォンに出力する。
【選択図】 図8

Description

本発明の実施形態は、ヘッドフォンから出力される音を補正する再生装置、オーディオデータ補正装置、および再生方法に関する。
音楽を再生する場合野外等のスピーカから音を出せない環境では、イヤフォンやステレオフォン等のヘッドフォンを用いて音楽を聴く。
ヘッドフォンから出力される音の周波数特性は製品によって異なっており、ヘッドフォンから出力される音がユーザに望まれている周波数特性を有していない場合がある。
特公平4−10799号公報
ヘッドフォンから出力される音がユーザに望まれている周波数特性を有するようにしたいという要求がある。
本発明の目的は、ヘッドフォンから出力される音がユーザに望まれている周波数特性を有するようにすることが可能な再生装置、オーディオデータ補正装置、および再生方法を提供することにある。
実施形態によれば、再生装置は、生成手段、補正手段、およびオーディオ信号出力手段を具備する。生成手段は、ヘッドフォンから出力された音の周波数特性を示す第1のデータと目標周波数特性を示す第2のデータとに基づいて、前記周波数特性を補正するための補正データを生成する。補正手段は、オーディオデータを前記補正データに基づいて補正をする。オーディオ信号出力手段は、前記補正されたオーディオデータに基づいたオーディオ信号を前記ヘッドフォンに出力する。
第1の実施形態の再生装置の外観の一例を示す斜視図。 第1の実施形態の再生装置のシステム構成の一例を示すブロック図。 第1の実施形態のメディアプレーヤのイヤフォンの周波数特性を測定するための構成の一例を示すブロック図。 第1の実施形態のアダプタの構成の一例を示す図。 第1の実施形態のアダプタの構成の一例を示す図。 第1の実施形態のアダプタの構成の一例を示す図。 イヤフォンから出力されアダプタを介してマイクで取得された音の周波数特性を示す図。 メディアプレーヤの補正機能の構成の一例を示すブロック図。 目標特性データが示す周波数特性の一例を示す図。 設計された補正フィルタが示す周波数特性の一例を示す図。 イヤフォンから出力された音の周波数特性を示す図。 イヤフォンから出力された音の周波数特性を測定し、測定された周波数特性に基づいてイヤフォンから出力される音を補正する手順の一例を示すフローチャート。 第2の実施形態の再生装置の構成の一例を示すブロック図。 第3の実施形態のアダプタの構成の一例を示す図。 第3の実施形態のメディアプレーヤのイヤフォンの周波数特性を測定するための構成の一例を示すブロック図。 イヤフォンからの出力音声をマイクによって直接取得する例を示す図。 ディスプレイユニット内に第1の実施形態のアダプタに相当する空間を確保した例を示す図。 ディスプレイユニット内に第1の実施形態のアダプタに相当する空間を確保した例を示す図。 第5の実施形態のメディアプレーヤの補正機能の構成の一例を示すブロック図。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、図1および図2を参照して、第1の実施形態に係る再生装置の構成を説明する。本実施形態の再生装置は、例えば、ノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ10から実現されている。
図1はコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、液晶パネルを有する表示パネル17が組み込まれている。ディスプレイユニット12内には、マイクロフォンが設けられている。ディスプレイユニット12には、マイクロフォンが効率よく集音できるようにするためにマイク穴19が設けられている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対し、コンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面を覆う閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフするためのパワーボタン14、タッチパッド16、およびスピーカ18A,18Bなどが配置されている。
次に、図2を参照して、本コンピュータ10のシステム構成について説明する。
本コンピュータ10は、図2に示されているように、CPU101、ノースブリッジ102、主メモリ103、サウスブリッジ104、グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)105、ビデオメモリ(VRAM)105A、サウンドコントローラ106、BIOS−ROM109、LANコントローラ110、ハードディスクドライブ(HDD)111、DVDドライブ112、およびエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116等を備えている。
CPU101は本コンピュータ10の動作を制御するプロセッサであり、ハードディスクドライブ(HDD)111から主メモリ103にロードされる、オペレーティングシステム(OS)121、およびメディアプレーヤ122のような各種アプリケーションプログラムを実行する。メディアプレーヤ122は、動画(映像)や音声のファイルを再生するためのアプリケーションソフトウェアである。また、CPU101は、BIOS−ROM109に格納されたBIOS(Basic Input Output System)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ102はCPU101のローカルバスとサウスブリッジ104との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ102は、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してGPU105との通信を実行する機能も有している。
GPU105は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用される液晶パネル171を制御する表示コントローラである。GPU105は、VRAM105Aをワークメモリとして使用する。このGPU105によって生成される映像信号は液晶パネル171に送られる。
サウスブリッジ104は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイス、およびPCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ104は、ハードディスクドライブ(HDD)111およびDVDドライブ112を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ104は、サウンドコントローラ106との通信を実行する機能も有している。サウンドコントローラ106は音源デバイスであり、再生対象のオーディオデータをスピーカ18A,18Bまたに出力するために、デジタル信号を電気信号に変換するD/Aコンバータ、電気信号を増幅するアンプリファイア等の回路を有する。また、サウンドコントローラ106は、マイクロフォン113から入力された電気信号をデジタル信号に変換するためのA/Dコンバータ等の回路を有する。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。このエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116は、ユーザによるパワーボタン14の操作に応じて本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。
次に、メディアプレーヤ122の機能について説明する。メディアプレーヤ122は、イヤフォンから出力される音の周波数特性を測定する機能を有する。イヤフォンの周波数特性を測定するための構成を図3を参照して説明する。
メディアプレーヤ122は、測定信号出力部231、測定部232、および周波数特性データ生成部233等を有する。測定信号出力部231は、測定用の測定信号を生成し、生成された測定信号をD/Aコンバータに出力する。測定信号は、例えば白色雑音、ピンクノイズ、所定幅以内の単位パルス、タイムストレッチトパルス(Time Stretched Pulse:以下TSPと称する)信号である。
また、サウンドコントローラ106は、D/Aコンバータ(デジタル-アナログ変換回路)、アンプリファイア、およびA/Dコンバータ(アナログ-デジタル変換回路)等を有する。
基準信号は、D/Aコンバータによって電気信号に変換される。変換された電機信号はアンプリファイアによって増幅され、増幅された電気信号がイヤフォン200に入力される。イヤフォン200は、入力された信号に応じた音を出力する。イヤフォン200から出力された音は、アダプタ210を介してマイクロフォン113に入力される。マイクロフォン113は、入力された音を電気信号に変換し、電気信号をA/Dコンバータに出力する。A/Dコンバータは、電気信号をデジタル信号に変換し、デジタル信号を測定部に出力する。測定部232は、デジタル信号に基づいてイヤフォン200から出力された音の音圧レベルを測定する。測定部232は測定された音圧レベルを周波数特性データ生成部233に出力する。周波数特性データ生成部233は、音圧レベルに基づいて周波数特性データ234を生成する。
アダプタ210は、外耳道を経て鼓膜に伝わる音を擬似的に再現するためのものである。アダプタ210の構成について図4を参照して説明する。アダプタ210は、管301、吸音材302、パッキン303等から構成される。
管301は、例えば樹脂製の筒状のもので、水道管やガス管のような直線上の形状である。管301は、イヤフォン200のイヤピースが挿入され、イヤフォン200から出力される音が入力される第1の口と、第1の口から入力された音が出力される第2の口とを有する。
なお、アダプタ210で重要なのは、管301の容積である。イヤフォン200とマイクロフォン113の間の容積が小さすぎると不自然な共振が起きることが実験によりわかった。一方、容積が大きすぎる場合はイヤフォン200からマイクロフォン113まで音が伝わる間に音が減衰してしまい、測定信号のSN比が下がる問題がある。実験により、適切な管301の容積はおよそ人間の外耳道の容積と同程度であることが判明した。
次に、吸音材302について説明する。外耳道の容積と同程度の管を用いると、管の長さに起因する共鳴が起き、測定の妨げになる。共鳴を抑制するために、管の中に吸音材を挿入する。吸音材は例えばフェルトのようなもので、音の伝わり方を軽減する効果のある素材で構成され、共鳴が起きないようにする効果がある。吸音材302を配置する位置は図4に示すように管の中央付近が効果的である。これは中央付近が最も空気が大きく振動する箇所であるからである。また、図5に示すように、管301の全体に吸音材312を詰めてもよい。また図6に示すように、管301の内側に吸音性の素材322を貼り付けた構造でもよい。さらに、管と吸音材を吸音性のある同一の素材で形成することも可能である。
次にパッキン303について説明する。パッキン303はアダプタ210をマイクロフォン113付近に押し当てたときに、アダプタと機器の間に隙間ができないようにするもので、Oリングのような形状が効果的である。パッキン303の目的は隙間を塞ぐことなので、機器側に配置することも可能であるし、機器自体がやわらかい素材であるなど、パッキンなしでも密閉状態が確保できる場合は、省略することも可能である。
図7に、イヤフォン200から出力されアダプタを介してマイクロフォン113で取得された音の周波数特性を示す。
次に、測定されたイヤフォン200の周波数特性を用いたメディアプレーヤの機能について説明する。メディアプレーヤの再生機能は、測定されたイヤフォン200の周波数特性に基づいて、イヤフォン200から出力される音が目標の周波数特性を有するようにする補正機能を有する。次に、図8を参照して、メディアプレーヤの補正機能の構成を説明する。
図8に示すように、メディアプレーヤは、測定特性取得部401、目標特性取得部402、補正フィルタ設計部404、デコード部406、補正部407等を備えている。
測定特性取得部401は、周波数特性データ生成部233によって生成された周波数特性データ234を取得する。目標特性取得部402は、イヤフォン200から出力され、鼓膜に届く音の目標とする周波数特性(以下、目標特性)を示す目標特性データを目標特性格納部403から取得する。目標特性格納部403には、例えば複数の目標特性データが格納されている。複数の目標特性データの一つは、例えば理想的な周波数特性を示している。また、別の複数の目標特性データは、複数の音楽のジャンルに対応する。図9に、目標特性データが示す周波数特性の一例を示す。目標特性取得部402は、目標特性格納部403に格納されている複数の目標特性データの内からユーザによって選択された一つの目標特性データを取得する。
補正フィルタ設計部404は、目標特性データと周波数特性データとに基づいて、イヤフォン200から出力され、鼓膜に届く音を目標特性に近づけるための補正フィルタ(補正データ)405を設計する。補正フィルタ405が示す周波数特性を図10に示す。補正フィルタ405は例えば一般的なパラメトリックイコライザで用いられるパラメータを有する。パラメトリックイコライザで用いられるパラメータは、中心となる周波数、調整する帯域の幅、および音量である。
デコード部406は、MP3等の圧縮フォーマットで符号化されたデータをデコードすることによってオーディオデータを生成する。補正部407は、補正フィルタ設計部404によって作成された補正フィルタに基づいてオーディオデータに対して補正を行う。補正されたオーディオデータは、D/Aコンバータに入力される。D/Aコンバータは、オーディオデータを電気信号に変換し、変換された電気信号をアンプリファイアに出力する。アンプリファイアは電気信号を増幅し、増幅された電気信号をイヤフォン200に出力する。図11にイヤフォン200から出力された音の周波数特性(補正特性)を示す。図11に示すように、補正特性は、目標特性にほぼ一致していることが分かる。
次に、図12のフローチャートを参照して、イヤフォン200から出力された音の周波数特性を測定し、測定された周波数特性に基づいてイヤフォン200から出力される音を補正する手順を説明する。
測定信号出力部231は、サウンドコントローラ106に測定信号を出力することによってイヤフォン200から測定音を出力する(ステップ501)。イヤフォン200から出力された音をアダプタ210を介してマイクロフォン113によって取得する(ステップ502)。取得された音は、測定部232に出力される。測定部232は、音の周波数特性を測定し、測定結果を周波数特性データ生成部233に出力する。周波数特性データ生成部233は、周波数特性データを生成する(ステップ503)。
目標特性取得部402は目標特性格納部403から目標特性データを取得する(ステップ504)。補正フィルタ設計部404は、周波数特性データ234と目標特性データとに基づいて補正フィルタ405を設計する(ステップ505)。
デコード部406が、圧縮符号化されている音楽データをデコードする(ステップ506)。補正部407は、補正フィルタ405に基づいてデコードされた音楽データを補正する(ステップ507)。補正部407は、補正された音楽データをサウンドコントローラ106に出力する。サウンドコントローラ106は、音楽データを音楽信号に変換し、変換された音楽信号を増幅し、増幅された音楽信号をイヤフォン200に出力する(ステップ508)。
ステップ501からステップ505までを行い、設計された補正フィルタのパラメータを保存しておき、音楽再生時にこのパラメータを読み取りステップ506から処理を行う構成にすることも可能である。イヤホンの特性は大きく変動するものではないので、前半のステップを一度行い、補正フィルタのパラメータを求めておけば、それ以降はそのパラメータを使うこと測定の手間を省くことができる。
本実施形態によれば、イヤフォン200で聞くと理想的なイヤフォン200に近い音に聞こえるため、例えば音楽を再生する場合、高音質な音楽を楽しむことができる。また、低価格で特性の良くないイヤフォン200でも、ユーザーが自分でイヤフォン200の特性を簡単に補正することができる。
なお、測定されたイヤフォンの周波数特性を理想的なイヤフォンの特性と比較して補正フィルタの係数を設計している。これは2つのイヤフォンの特性の差を埋めるフィルタを設計していることになる。従って2つの特性に同一の変動が加わった場合、差にはその変動が現れないことになる。本実施形態では、アダプタ内に吸音材を設けていたが、吸音材を省略することも可能である。省略することで管の長さに起因した共鳴が起きるが、2つのイヤフォンに対して同一周波数に共鳴が起きる場合は、補正に必要な特性の差には変化が現れない。だた、実際にはイヤフォンの形状や、イヤフォン内の音源ユニットの位置などの違いから共鳴周波数が微妙にずれる場合があり、共鳴周波数付近で補正の若干の補正誤差が生じる場合は考えられる。従って、共鳴周波数付近の特性においては、周波数方向のスムージングを他の帯域よりも強くかける、補正量の最大値を制限する、などの対策を施し、共鳴周波数のズレに起因する特性の乱れを軽減する措置を行なうことは効果的である。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、イヤフォン200の周波数特性データをコンピュータで測定する構成であった。本実施形態では、イヤフォン200の周波数特性データをネットワーク上のサーバから取得する構成について説明する。
図13は、第2の実施形態の再生装置のメディアプレーヤの構成を示すブロック図である。図13に示すように、メディアプレーヤ122は、測定特性取得部411、目標特性取得部402、補正フィルタ設計部404、デコード部406、補正部407等を備えている。
測定特性取得部411は、ネットワーク上のサーバ410から周波数特性データ244を取得する。周波数特性データ244は、イヤフォン200の製造メーカから提供されたデータである。周波数特性データ244は、イヤフォン200の周波数特性を直接測定したものではない。周波数特性データ244は、イヤフォン200と同じモデルを測定した得られた周波数特性である。周波数特性データ244は、同じモデルの周波数特性なので、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。
メディアプレーヤ122のその他の構成は第1の実施形態と同様なので説明を省略する。
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、コンピュータに設けられているマイクロフォンを用いてイヤホンから出力された音の周波数特性を測定していた。本実施形態では、アダプタにマイクロフォンを設けた構成について説明する。
図14は、第3の実施形態に係わるアダプタの構成を示す図である。図14に示すように、アダプタ330は、管301、吸音材302、マイクロフォン334等を有する。管301の底にマイクロフォン334が装着されている。
図15に示すブロック図を参照して、第3の実施形態のメディアプレーヤのイヤフォンの周波数特性を測定するための構成について説明する。マイクロフォンン334で集音された信号は、例えばアナログ信号としてコンピュータ10に設けられたマイク入力端子341に送られる。マイク入力端子341に入力されたアナログ信号は、A/Dコンバータ223に入力される。A/Dコンバータ223は、入力されたアナログ信号をデジタルデータに変換し、デジタルデータを測定部232に出力する。
アダプタ330にマイクロフォン334を設けることによって、コンピュータ10に内蔵されているマイクロフォンの特性に左右されない測定が可能となる。また、ユーザーが複数の機器を所有する場合でも機器間の測定結果を共有することができる。また、内蔵マイクを装備しない端末でも利用が可能となる。
なお、アナログ信号は、例えばアンプを介してラインレベルに増幅することによって、アナログ信号をライン入力端子から入力することも可能である。また、マイクロフォン334が、デジタルマイクロフォンの場合、マイクロフォン334からの出力がデジタル信号として取り出せる場合は機器への入力はデジタル入力となる。
本実施形態によれば、アダプタにマイクロフォンを内蔵することで、機器ごとに異なるマイクフォンの入力特性に左右されない測定が可能となる。また、測定時にアダプターをマイクロフォンに押し当てる手間が不要になり、アダプタ330にパッキンを設けなくても良い。
(第4の実施形態)
第1の実施形態では、アダプタを介してイヤフォンの出力音声をマイクロフォン113によって取得していた。本実施形態では、イヤフォンの出力音声をマイクロフォン113によって直接取得する。
図16にイヤフォンの出力音声をマイクロフォン113によって直接取得する例を示す。一般に機器に空いている孔のすぐ裏にマイクロフォン113が装着されるが、イヤフォン200を直接押し当てた場合、十分な空間が確保できず、不要な共振が起きる場合がある。そこで、ディスプレイユニット12内にアダプタに相当する空間を確保する構成が考えられる。図17にディスプレイユニット12内にアダプタに相当する空間を確保した例を示す。
図17に示すように、ディスプレイユニット12内に、空間601が設けられている。空間601内にはイヤフォンを当てるためのマイク口19と、イヤフォンから出力された測定信号を受信するマイクロフォン113が設けられている。
図18に変形例を示す。一般に機器に空いている孔のすぐ裏にマイクロフォンが装着されるが、通常は良好な収音特性を得るために余分な空間を設けない。これにイヤフォンを直接押し当てた場合、十分な空間が確保できず、イヤフォンのトランスデューサーには耳に装着した場合とは異なる音響負荷が掛かることで測定結果の特性が大きく異なる場合がある。そこで、機器本体にアダプタに相当する空間を確保する構成が考えられる。
通常の収音性能との両立を図るため、収音用の孔の直下にマイクロフォンを配置した例を図18に示す。図18に示すように、マイク口19の直下にマイクロフォン113が設けられている。イヤフォン200の右側の空間内には、吸音材611が設けられている。イヤフォンの特性を測定する際の音響負荷を適正にするために設ける空間には吸音材611を使用することで、定在波の発生が抑えられ通常の収音に際してもイヤフォンの特性を測定する際にも周波数特性が乱れることが無い。空間の形は様々な形が考えられ、丸や三角でもかまわない。重要なのは外耳道相当の容積を確保することである。また、吸音材を用いることで、共鳴を抑えることもできる。
(第5の実施形態)
携帯型オーディオプレーヤでは、任意の補正フィルタをかけることができない。本実施形態では、携帯型オーディオプレーヤに対して補正フィルタがかけられたデータを出力する例について説明する。
図19を参照して、メディアプレーヤ(オーディオデータ補正装置)の補正機能の構成を説明する。図19に示すように、メディアプレーヤ122は、測定特性取得部401、目標特性取得部402、補正フィルタ設計部404、デコード部406、補正部407、およびエンコード部708等を備えている。測定特性取得部401、目標特性取得部402、補正フィルタ設計部404、デコード部406、および補正部407の構成は第1の実施形態と同様である。
補正部407は、補正フィルタ405に基づいて補正されたデータをエンコード部708に出力する。エンコード部708は、補正されたデータをエンコードして圧縮符号化された補正データ709を出力する。
補正データ709を携帯型オーディオプレーヤに転送することで、補正データ709の再生時にイヤフォンから出力される音が補正された音になる。
上述した実施形態では、イヤフォンを例にして説明したが、イヤフォンの代わりにステレオフォンを用いることも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
231…測定信号出力部,232…測定部,233…周波数特性データ生成部,234…周波数特性データ,312…吸音材,401…測定特性取得部,402…目標特性取得部,403…目標特性格納部,404…補正フィルタ設計部,405…補正フィルタ,406…デコード部,407…補正部,410…サーバ,411…測定特性取得部。

Claims (12)

  1. ヘッドフォンから出力された音の周波数特性を示す第1のデータと目標周波数特性を示す第2のデータとに基づいて、前記周波数特性を補正するための補正データを生成する生成手段と、
    オーディオデータを前記補正データに基づいて補正をする補正手段と、
    前記補正されたオーディオデータに基づいたオーディオ信号を前記ヘッドフォンに出力するオーディオ信号出力手段と
    を具備する再生装置。
  2. 前記出力手段に測定信号を出力する測定信号出力手段と、
    前記測定信号に基づいて前記ヘッドフォンから出力された音のデータを取得する音データ取得手段と、
    前記取得された音のデータに基づいて前記第1のデータを生成する生成手段と
    を更に具備する請求項1に記載の再生装置。
  3. 音データ取得手段は、前記ヘッドフォンから出力され、アダプタを介してマイクロフォンに入力された音に応じた前記音データを取得し、
    前記アダプタは、
    ヘッドフォンから出力された音が入力される第1の口と、他端から前記入力された音を出力する第2の口とを有し、人間の外耳道の容積とほぼ同じ容積を有する管と
    を具備する
    請求項1に記載の再生装置。
  4. 前記アダプタは、前記管内に吸音材を具備する請求項3に記載の再生装置。
  5. 前記吸音材は、前記管内の中央部に設けられている請求項4に記載の再生装置。
  6. 前記アダプタと前記マイクロフォンとが一体である請求項3乃至請求項5の何れか1項に記載の再生装置。
  7. ネットワークに接続されたサーバコンピュータから前記第1のデータを取得する取得手段を更に具備する請求項1に記載の再生装置。
  8. 目標周波数特性を示す複数の第3のデータを記憶する記憶手段と、
    前記複数の第3のデータの内から前記第2のデータを選択する選択手段と
    を具備する請求項1に記載の再生装置。
  9. 前記複数の第3のデータは、複数の音楽のジャンルに対応する請求項8に記載の再生装置。
  10. 前記補正手段は、パラメトリックイコライザである請求項1に記載の再生装置。
  11. ヘッドフォンから出力された音の周波数特性を示す第1のデータを取得する取得手段と、
    前記第1のデータと音の目標周波数特性を示す第2のデータとに基づいて、前記周波数特性を補正するための補正データを生成する補正データ生成手段と、
    前記補正データに基づいて第1のオーディオデータに対して補正を行うことによって第2のオーディオデータを生成するオーディオデータ生成手段と、
    を具備するオーディオデータ補正装置。
  12. ヘッドフォンから出力された音の周波数特性を示す第1のデータと目標周波数特性を示す第2のデータとに基づいて、前記周波数特性を補正するための補正データを生成し、
    オーディオデータを前記補正データに基づいて補正し、
    前記補正されたオーディオデータに基づいた電気信号を前記ヘッドフォンに出力する
    再生方法。
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