JP2012180752A - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐出圧と吸入圧の差圧が小さい場合でもボス部外側空間の圧力を吐出圧よりも小さく保つことができるスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】主軸に軸方向に設けた給油穴を通じて冷凍機油をボス部内の空間に給油するようにしたスクロール圧縮機において、揺動スクロール2とコンプライアントフレーム3間にボス部外側空間2hを形成し、吸入空間21とボス部外側空間2hとを連通する連通路2mを設け、コンプライアントフレーム3に設けた中間圧調整装置5を介してボス部外側空間2hと吸入空間21とを連通する。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に冷凍機または空調機の圧縮機として用いられるスクロール圧縮機に関するものである。
従来のスクロール圧縮機は、密閉容器内が高圧に保たれ、前記密閉容器内に設けられ、台板上にそれぞれの板状渦巻歯が相互間に圧縮室を形成するように噛み合わされた固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺動スクロールの板状渦巻歯の反対側に設けられたボス部に、偏芯軸部を挿入することによって揺動スクロールを駆動する主軸と、前記揺動スクロールを軸方向に支持すると共にこの揺動スクロールを駆動する主軸を主軸に設けられた主軸部で半径方向に支持するコンプライアントフレームと、前記コンプライアントフレームを半径方向に支持し、前記密閉容器に固定されたガイドフレームとを備え、前記コンプライアントフレームの前記ガイドフレームに対する軸方向の摺動により前記揺動スクロールを軸方向に移動可能としている。また、前記揺動スクロールと前記コンプライアントフレームとの間にはボス部外側空間を形成している。そして、定常運転時には前記密閉容器内が吐出ガス雰囲気の高圧となるので、前記密閉容器底部の冷凍機油が前記主軸に軸方向に貫通して設けられた給油穴を経由して前記揺動スクロールのボス部空間に導かれる。そして、この高圧油は揺動軸受で減圧されてボス部外側空間に流れる。一方、このボス部外側空間は圧力調整流路により吸入空間と連通しており、さらに前記圧力調整流路に設けられた中間圧調整スプリングによって吸入圧より高い圧力に調整されたものである(例えば、特許文献1参照)。
特許第3661454号公報
以上に説明したスクロール圧縮機では、揺動スクロールとコンプライアントフレームの間に形成されたボス部外側空間の圧力は中間圧調整スプリングのバネ力と、中間圧調整弁の中間圧露出面積とによりほぼ決定され、吸入圧力+α圧で制御される。しかし、吐出圧力と吸入圧力は冷凍機または空調機の凝縮温度、蒸発温度によって決まり、その温度差が小さい場合は吐出圧力と吸入圧力の差も小さくなる。そしてボス部外側空間の圧力が吐出圧力と等しくなる場合、密閉容器底部に貯留されている潤滑油が、主軸に軸方向に貫通して設けられた給油穴を経由して流れなくなるといった問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、吐出圧と吸入圧の差圧が小さい場合でもボス部外側空間の圧力を吐出圧よりも小さく保つことができるスクロール圧縮機を得ることである。
また、第2の目的は、ボス部外側空間の圧力が高くなりすぎることを防ぎ、適切な圧力に調整することである。
本発明に係るスクロール圧縮機は、
内部が高圧に保たれる密閉容器と、
前記密閉容器内に設けられ、それぞれの台板部上に設けられた板状渦巻歯が相互間に圧縮室を形成するように噛み合わされた固定スクロール及び揺動スクロールと、
前記揺動スクロールの板状渦巻歯の反対側の台板部面に設けられたボス部に揺動軸部を介して係合して、この揺動スクロールを駆動する主軸と、
前記揺動スクロールの前記ボス部が形成された側の台板部面と対向して設けられ、前記主軸を回転自在に支持し、前記密閉容器に固定されたフレームと、
を備え、
前記密閉容器の底部に貯留した冷凍機油を前記主軸を軸方向に貫通する給油穴を経由して前記ボス部内の空間に給油するようにしたスクロール圧縮機において、
前記揺動スクロールと前記フレームとの間にボス部外側空間を形成し、
前記揺動スクロールの台板部に、前記固定スクロール及び揺動スクロールの板状渦巻歯の外周部の吸入空間と前記ボス部外側空間とを連通する連通路を設けたものである。
本発明のスクロール圧縮機は、吸入空間とボス部外側空間とを連通する連通路を揺動スクロール台板部に設けたので、吐出圧力と吸入圧力の差圧が小さい場合でも軸受に給油できるという効果を有する。
本発明の実施の形態1に係るスクロール圧縮機を示す縦断面図である。 実施の形態1における中間圧調整装置の構成を示す部分断面図である。 揺動スクロールの平面図である。 揺動スクロール台板部に設けられた抽気孔の軌跡を示す図である。 揺動スクロール台板部に設けられた連通路の揺動スクロール側開口部の軌跡を示す図である。 揺動スクロール台板部に設けられた連通路の揺動スクロール側開口部の軌跡を示す図である。 本発明の実施の形態1における中間圧測定値を示す図である。 本発明の実施の形態1における中間圧測定値を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るスクロール圧縮機の要部を示す部分断面図である。 実施の形態2における中間圧測定値を示す図である。
以下、本発明に係るスクロール圧縮機の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るスクロール圧縮機の縦断面図、図2は実施の形態1における中間圧調整装置の構成を示す部分断面図、図3は揺動スクロールの平面図である。
この実施の形態1に係るスクロール圧縮機は、吸入管7を通じて吸入された冷媒ガスを圧縮して吐出口1dより密閉容器10内に吐出する機能を有するものであり、高圧容器である密閉容器10と、この密閉容器10内に設置された、圧縮機構である固定スクロール1及び揺動スクロール2と、揺動スクロール2を駆動する電動機8とを備えている。
固定スクロール1は、外周部をボルト(図示せず)によってガイドフレーム15に締結されている。ガイドフレーム15は、密閉容器10に固定されている。また、固定スクロール1の側面には、冷媒ガスの吸入管7が密閉容器10を貫通して圧入されている。固定スクロール1の台板部1aの一方の面(図1において下側の面)には板状渦巻歯1bが形成され、また外周部にはほぼ一直線上に2個1対のオルダム案内溝1cが形成されている。さらに、台板部1aの中央部には圧縮されて高圧となった冷媒ガスを吐出する吐出口1dが設けられている。また、オルダム案内溝1cにはオルダム機構9の2個1対の固定側キー9cが往復摺動自在に係合されている。
揺動スクロール2は、固定スクロール1の下側に配設され、台板部2aの一方の面(図1において上側の面)には固定スクロール1の板状渦巻歯(固定スクロール渦巻歯)1bと実質的に同一形状の板状渦巻歯(揺動スクロール渦巻歯)2bが形成されている。固定スクロール渦巻歯1bと揺動スクロール渦巻歯2bとを噛み合わせることにより相対的に容積が変化する圧縮室20が形成されている。そして、固定スクロール渦巻歯1bと揺動スクロール渦巻歯2bの外側空間は吸入空間21となっている。また、台板部2aの揺動スクロール渦巻歯2bと反対側の面(図1において下側の面)の中心部には中空円筒状のボス部2fが形成されており、このボス部2fの内側面には揺動軸受2cが形成されている。また、ボス部2fと同じ側の面の外周部には、当該面に対向して設けられたコンプライアントフレーム3のスラスト軸受3aと圧接摺動可能なスラスト面2dが形成されている。また、揺動スクロール2の台板部2aの外周部には、固定スクロール1のオルダム案内溝1cとほぼ90度の位相差を持つ2個1対のオルダム案内溝2eがほぼ一直線上に形成されており、このオルダム案内溝2eにはオルダム機構9の2個1対の揺動側キー9aが往復摺動自在に係合されている。上記のように構成されたオルダム機構9によって揺動スクロール2は自転することなく揺動運動(旋回運動)を行うことができる。
揺動スクロール2の台板部2aには、固定スクロール1側の面(図1において上側の面)の圧縮室20と、コンプライアントフレーム3側の面(図1において下側の面)とを連通する細い穴である抽気孔2jが形成されている。そしてこの抽気孔2jの、コンプライアントフレーム3側の面の開口部、すなわち下開口部2kは、通常運転時にはその円軌跡がコンプライアントフレーム3のスラスト軸受3aの内部に常時収まるように位置されている。さらに、揺動スクロール2の台板部2aには固定スクロール1側の面の吸入空間21とコンプライアントフレーム3側の面とを連通する細い穴である連通路2mが形成されている。そしてこの連通路2mのコンプライアントフレーム3側の面の開口部、すなわち下連通口2nはその円軌跡が常時または間欠的にコンプライアントフレーム3のスラスト軸受3aの内側空間、すなわちボス部外側空間2hに開口するように位置されている。
コンプライアントフレーム3のスラスト軸受3aの外側には、オルダム機構9のオルダムリング9bが往復摺動運動する摺動面3xが形成されている。コンプライアントフレーム3の中心部には、電動機8によって回転駆動される主軸4を半径方向に支持する主軸受3cおよび補助主軸受3hが形成されている。またコンプライアントフレーム3には、揺動スクロール2の台板部2aを貫通する抽気孔2jの下開口部2kと対峙する位置にスラスト軸受3aからフレーム空間(コンプライアントフレーム3とガイドフレーム15との間に形成され、上下2つのシール部材16a、16bで仕切られた空間)15fに連通する連通穴3sが形成されている。コンプライアントフレーム3のオルダムリング9bが往復摺動運動する摺動面3xには、台板外周部空間2iとフレーム空間(コンプライアントフレーム3とガイドフレーム15との間に形成され、上シール部材16aより上側の空間)15hに連通する連通穴3nが形成されている。
図2は中間圧調整装置5の構成を示す部分断面図である。この中間圧調整装置5は、コンプライアントフレーム3に設けられている。中間圧調整装置5は、ボス部外側空間2hに連通する連通路5aと、ボス部外側空間2hの圧力を調整するための、連通路5aを開閉する中間圧調整弁5bと、中間圧調整弁5bとの間に中間圧調整スプリング5cを介在させた弁押さえ5dとを備えた逆止弁の構造となっており、中間圧調整弁5b、中間圧調整スプリング5cおよび弁押さえ5dは中間圧調整流路5pに収納されている。この弁押さえ5dは、流体の通路となる部分的に切り欠いた切欠き開口部5eを有し、中間圧調整流路5pに圧入して取り付けられている。中間圧調整流路5pは弁押さえ5dの後端部(図2において右側端部)の開口部がフレーム空間15hに連通している。また、中間圧調整スプリング5cは自然長より縮められて収納されている。
図1に示すように、コンプライアントフレーム3は、ガイドフレーム15内に収納されている。ガイドフレーム15の内側面の揺動スクロール側(図1において上側)には、上嵌合円筒面15aが形成されており、コンプライアントフレーム3の外周面に形成された上嵌合円筒面3dと係合されている。他方、ガイドフレーム15の内側面の電動機側(図1において下側)には、下嵌合円筒面15bが形成されており、コンプライアントフレーム3の外周面に形成された下嵌合円筒面3eと係合されている。
ガイドフレーム15の内側面とコンプライアントフレーム3の外側面とによって形成されるフレーム空間15fは、上下の2箇所でリング状のシール部材16a、16bで仕切られている。ここでは、ガイドフレーム内周面にシール部材16a、16bを装着するリング状のシール溝が2箇所に形成されているが、このシール溝はコンプライアントフレーム3の外周面に形成されていてもよい。また、上下を揺動スクロール2の台板部2aとコンプライアントフレーム3とで囲まれたスラスト軸受3aの外周側の空間、すなわち台板外周部空間2iは吸入ガス雰囲気(吸入圧)の低圧空間となっている。従って、上述したフレーム空間15h、台板外周部空間2i、吸入空間21は繋がっており、いずれも吸入ガスの低圧空間である。
揺動スクロール2は、電動機8によって駆動される。この電動機8は、主軸4が取り付けられた電動機回転子8aと、電動機回転子8aを回転駆動するステーター8bとを有する。ステーター8bは密閉容器10に固定されている。また、電動機回転子8aの上端面には上バランサー8cが、下端面には下バランサー8dがそれぞれ取り付けられている。また、ボス部外側空間2h内において主軸4の上部には主軸バランサー4eが取り付けられており、これら3個のバランサーによって静バランスおよび動バランスがとられている。ステーター8bには密閉容器10に気密に設けられたガラス端子8eを通じて通電されるようになっている。
主軸4は、一方の端部(図1において上端部)に設けられた揺動軸部(偏心軸部)4bが揺動スクロール2のボス部2f内の揺動軸受2cと回転自在に係合している。また、揺動軸部4bの下側には、コンプライアントフレーム3の主軸受3cおよび補助主軸受3hと回転自在に係合する主軸部4cが形成されている。また、主軸4の他端部(図1において下端部)には、サブフレーム6の副軸受6aと回転自在に係合する副軸部4dが形成されており、この副軸部4dと前述した主軸部4cとの間に電動機回転子8aが焼きばめによって取り付けられている。また、主軸4には軸方向に貫通して給油穴4gが設けられている。さらに、給油穴4gの下端部にはオイルパイプ4fが圧入されており、密閉容器10の底部に溜められた冷凍機油10eを吸い上げるようになっている。
密閉容器10の内部は、固定スクロール1に設けられた吐出口1dより吐出される吐出ガスにより吐出圧近傍の高圧雰囲気となる。そのため、スクロール圧縮機構部(固定スクロール1およびガイドフレーム15)及び電動機構部(ステーター8b)と、密閉容器10との間にはそれぞれ吐出ガス通路10a、10bが設けられている。また、主軸4の下端部を支持するサブフレーム6にも貫通穴6bを設けて、密閉容器底部に貯留する冷凍機油10eに対して吐出ガスの圧力が作用するようにしている。
密閉容器10内の高圧の吐出ガスは、密閉容器10に気密に取り付けられた吐出管11より外部に取り出され、図示しない冷凍サイクルを構成する凝縮器や蒸発器へ導入される。
次に、このスクロール圧縮機の動作について、図4〜図6を参照しながら説明する。
図4は定常運転時における揺動スクロール台板部2aに設けられた抽気孔2jの円軌跡を示す図、図5及び図6は定常運転時における揺動スクロール台板部2aに設けられた連通路2mの下連通口2nの円軌跡を示す図である。なお、図4〜図6はそれぞれ1/4円で示している。
図4に示すように定常運転時、揺動スクロール2の台板部2aに設けられた抽気孔2jの下開口部2kは、コンプライアントフレーム3に設けられた連通穴3sのスラスト軸受側開口部すなわち上開口部3u(図1において上側の開口部)と、常時もしくは間欠的に連通する。なお、図4は抽気孔2jの下開口部2kが上開口部3uと間欠的に連通する場合を示している。
このため、図1で固定スクロール1と揺動スクロール2とで形成される圧縮室20からの圧縮途上の冷媒ガスは、吸入圧より高く、吐出圧力以下の中間圧となっている。そして、その中間圧の冷媒ガスが、揺動スクロール2の抽気孔2jおよびコンプライアントフレーム3の連通穴3sを介してフレーム空間15fに導かれる。但し導かれるといってもフレーム空間15fは、上シール部材16aと下シール部材16bとで密閉された閉空間なので、定常運転時には圧縮室20の圧力変動に呼応して圧縮室20とフレーム空間15fとは双方向に微少な流れを有する、いわば呼吸している状態となる。以上に説明したように、フレーム空間15fの中間圧Pm2は、抽気孔2jが連通する圧縮室20の位置によってほぼ決定される所定の倍率βによって、
Pm2=Ps×β(Psは吸入雰囲気圧力すなわち低圧)
で制御される。
さて、コンプライアントフレーム3には、フレーム空間15fの中間圧Pm2に起因する力および下端面の高圧雰囲気に露出している部分に作用する高圧に起因する力の合計が上向きの力として作用する。このため、コンプライアントフレーム3は、上嵌合円筒面3dをガイドフレーム15の上嵌合円筒面15aに、また下嵌合円筒面3eをガイドフレーム15の下嵌合円筒面15bに案内され、即ち、コンプライアントフレーム3はガイドフレーム15に対して軸方向に摺動可能となっており、固定スクロール側(図1において上方)に浮き上がっている。そして、スラスト軸受3aを介してコンプライアントフレーム3に押し付けられている揺動スクロール2も、同じく上方に浮き上がり、その結果揺動スクロール2の歯先と歯底は、固定スクロール1のそれぞれの歯底と歯先に接触し、摺動する。また、このスクロール圧縮機の起動時等の過度期や、圧縮室20の内圧が異常に上昇したときなどには、揺動スクロール2がガイドフレーム側へ押し付けられることにより、揺動スクロール2と固定スクロール1の歯底と歯先が離間し、圧縮室内圧が過度に上昇することを防ぐ。
他方、定常運転時には密閉容器空間10dが吐出ガス雰囲気の高圧となるので、密閉容器10の底部の冷凍機油10eはオイルパイプ4fと、主軸4に軸方向に貫通して設けられた給油穴4gを図1において上方向に向かって流れる。そして、ボス部空間2gに導かれた高圧油は揺動軸受2cで減圧されて吸入圧より高い中間圧となり、ボス部外側空間2hに流れる。
他方、もう一つの径路として、給油穴4gを経由する高圧油は、主軸4に設けられた横穴から主軸受3cの高圧側端面に導かれ、この主軸受3cで減圧されて中間圧となり、同じくボス部外側空間2hに流れる。
ここでボス部外側空間2hの圧力、すなわち中間圧Pmの制御方法について説明する。
図1及び図2に示すように、コンプライアントフレーム2にはボス部外側空間2hとフレーム空間3hとを連通する中間圧調整装置5が設けられており、中間圧調整流路5pには中間圧調整スプリング51cが収納されている。中間圧調整スプリング5cはそのバネ力と中間圧調整弁5bの中間圧露出面積によってほぼ決定される圧力αがボス部外側空間2hの中間圧Pmと吸入圧力の差以上となった場合に押し上げられる。一方、揺動スクロール台板部2aにはボス部外側空間2hと吸入空間21とを連通する連通路2mが設けられている。よって、中間圧Pmは、中間圧Pmと吸入圧力Psの差の大小によって2つの場合に分けることができる。
まず、中間圧Pmと吸入圧力Psの差が前述の中間圧調整スプリング5cと中間圧露出面積によってほぼ決定される圧力αよりも小さい場合を考える。
Pm−Ps<α
の場合、ボス部外側空間2hに流入した冷凍機油(潤滑油)10eは揺動スクロール台板部2aに設けた連通穴2mを通って吸入空間21に流入する。図5、図6に連通穴2mの下連通口2nの円軌跡を示す。図5は円軌跡の中心がスラスト軸受3aに位置する場合を示し、図6はその中心がスラスト軸受3aよりオフセット下位置にある場合を示している。図5に示すように、下連通口2nはコンプライアントフレーム3のスラスト軸受3aの内側のボス部外側空間2hと連通するが、一部軌跡がスラスト軸受3a上にあり、ボス部外側空間2hと間欠的に連通している。また、図6は下連通口2nの軌跡が常にスラスト軸受3aの内側にあるので、下連通口2nが常時ボス部外側空間2hと連通している。
図7は連通穴2mの流路抵抗が小さい場合の中間圧測定値を示す図で、図8は連通穴2mの流路抵抗が大きい場合の中間圧測定値を示す図である。いずれも横軸は吐出圧力Pdと吸入圧力Psとの差、縦軸は中間圧Pmと吸入圧力Psとの差をあらわす。
ボス部外側空間2hの中間圧Pmは連通穴2mの流路抵抗によって変わるものであるので、図7に示すように流路抵抗が小さい場合、吐出圧力Pdと吸入圧力Psの差圧が小さい範囲では中間圧Pmは吸入圧力Psとほぼ等しくなるが、吐出圧力Pdと吸入圧力Psの差圧が大きくなるに従い中間圧Pmは大きくなる。そして、中間圧Pmと吸入圧力Psの差が圧力αより大きくなった場合、つまり
Pm―Ps≧α
の場合、ボス部外側空間2hに流入した潤滑油10eはコンプライアントフレーム3に設けた中間圧調整流路51pを中間圧調整スプリング51cのバネ力に抗して通過し、フレーム空間2hへ流出する。これにより減圧されるためボス部外側空間2hの中間圧PmはPs+αを大きく超えないものとなる。
よって、ボス部外側空間2hの中間圧力Pmは以下のようになる。
Pm=Ps〜Ps+α(Pm−Ps≦α)
Pm=Ps+α(Pm―Ps>α)
さらに、揺動スクロール台板部2aに設けた連通穴2mのボス部外側空間2hへの連通間隔(図5に示す軌跡の一部がボス部外側空間2hに連通する場合の間隔)を短くすることや、連通穴2mの流路にしぼり機構を設けることで、図8に示すように吐出圧力Pdと吸入圧力Psの差圧が小さい範囲においてもボス部外側空間2hの中間圧Pmを高くすることができる。
以上のようにボス部外側空間2hの中間圧Pmを制御しているので、揺動スクロール2とコンプライアントフレーム3のスラスト軸受3aとの圧接力が一部キャンセルされ、揺動スクロール2の摺動損失が低減されるとともに過大な負荷によるスラスト軸受3aの焼付も回避される。さらに、中間圧Pmは吸入圧力と中間圧調整スプリング5cと中間圧調整弁5bの中間圧への露出面積で決まる圧力αを加えた値を大きく超えることがないので、適切なスラストキャンセル力を得ることができる。また吐出圧力と吸入圧力の差が小さいときにも安定して軸受に給油することができ、信頼性に優れた高性能な圧縮機とすることができる。
実施の形態2.
図9は本発明の実施の形態2に係るスクロール圧縮機の要部を示す部分断面図、図10は実施の形態2における中間圧測定値を示す図である。
以上のように実施の形態1では、吸入空間21とボス部外側空間2hとを連通する連通路2mを揺動スクロール台板部2aに設けた。この実施の形態2では、図9に示すように、連通路2mの固定スクロール1側の開口部を実施の形態1よりも中心側(主軸4側)に形成することにより、当該開口部を圧縮室20及び吸入空間21に交互に開口させている。これにより、連通路2mは、圧縮室20及び吸入空間21に交互に連通する。つまり、この実施の形態2では、ボス部外側空間2hが、圧縮室20及び吸入空間21と間欠的に連通する。
この場合、図10に示すように、吐出圧力Pdと吸入圧力Psの差圧が小さい範囲では中間圧Pmを高く保つことができるため、差圧が小さい範囲においても揺動スクロール2とコンプライアントフレーム3のスラスト軸受3aとの圧接力が一部キャンセルされ、揺動スクロール2の摺動損失が低減されるとともに過大な負荷によるスラスト軸受の焼付も回避することができる。
なお、図示は省略するが、連通路2mを圧縮室20とボス部外側空間2hとに間欠的に連通するものとしてもよい。つまり、連通路2mの固定スクロール1側の開口部を図9に示す位置よりも中心側(主軸4側)に形成し、連通路2mのコンプライアントフレーム3側の面の開口部(すなわち下連通口2n)を実施の形態1の図5で示した位置に形成してもよい。
このように連通路2mを構成した場合においても、吐出圧力Pdと吸入圧力Psの差圧が小さい範囲では中間圧Pmを高く保つことができるため、差圧が小さい範囲においても揺動スクロール2とコンプライアントフレーム3のスラスト軸受3aとの圧接力が一部キャンセルされ、揺動スクロール2の摺動損失が低減されるとともに過大な負荷によるスラスト軸受の焼付も回避することができる。
また、以上の実施の形態では、コンプライアントフレームとガイドフレームとを有するスクロール圧縮機について説明したが、これらを一体化した1つのフレームを密閉容器内に固定したものでも本発明を適用することができる。
1 固定スクロール、2 揺動スクロール、3 コンプライアントフレーム、4 主軸、5 中間圧調整装置、6 サブフレーム、7 吸入管、8 電動機、9 オルダム機構、10 密閉容器、11 吐出管、15 ガイドフレーム、20 圧縮室、21 吸入空間、1a 台板部、1b 板状渦巻歯(固定スクロール渦巻歯)、1c オルダム案内溝、1d 吐出口、2a 台板部、2b 板状渦巻歯(揺動スクロール渦巻歯)、2c 揺動軸受、2d スラスト面、2e オルダム案内溝、2f ボス部、2g ボス部空間、2h ボス部外側空間、2i 台板外周部空間、2j 抽気孔、2k 下開口部、2m 連通路、2n 下連通口、3a スラスト軸受、3c 主軸受、3d 上嵌合円筒面、3e 下嵌合円筒面、3h 補助主軸受、3n 連通穴、3s 連通穴、3u 上開口部、3x 摺動面、4b 揺動軸部、4c 主軸部、4d 副軸部、4e 主軸バランサー、4f オイルパイプ、4g 給油穴、5a 連通路、5b 中間圧調整弁、5c 中間圧調整スプリング、5d 弁押さえ、5e 切欠き開口部、5p 中間圧調整流路、6a 副軸受、6b 貫通穴、8a 電動機回転子、8b ステーター、8c 上バランサー、8d 下バランサー、8e ガラス端子、9a 揺動側キー、9b オルダムリング、9c 固定側キー、10d 密閉容器空間、10e 冷凍機油、15a 上嵌合円筒面、15b 下嵌合円筒面、15f フレーム空間、15h フレーム空間、16a 上シール部材、16b 下シール部材。

Claims (12)

  1. 内部が高圧に保たれる密閉容器と、
    前記密閉容器内に設けられ、それぞれの台板部上に設けられた板状渦巻歯が相互間に圧縮室を形成するように噛み合わされた固定スクロール及び揺動スクロールと、
    前記揺動スクロールの板状渦巻歯の反対側の台板部面に設けられたボス部に揺動軸部を介して係合して、この揺動スクロールを駆動する主軸と、
    前記揺動スクロールの前記ボス部が形成された側の台板部面と対向して設けられ、前記主軸を回転自在に支持し、前記密閉容器に固定されたフレームと、
    を備え、
    前記密閉容器の底部に貯留した冷凍機油を前記主軸を軸方向に貫通する給油穴を経由して前記ボス部内の空間に給油するようにしたスクロール圧縮機において、
    前記揺動スクロールと前記フレームとの間にボス部外側空間を形成し、
    前記揺動スクロールの台板部に、前記固定スクロール及び揺動スクロールの板状渦巻歯の外周部の吸入空間と前記ボス部外側空間とを連通する連通路を設けた
    ことを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 前記連通路に絞り機構を設けたことを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機。
  3. 前記連通路は、前記吸入空間と前記ボス部外側空間とを間欠的に連通することを特徴とする請求項1または2記載のスクロール圧縮機。
  4. 内部が高圧に保たれる密閉容器と、
    前記密閉容器内に設けられ、それぞれの台板部上に設けられた板状渦巻歯が相互間に圧縮室を形成するように噛み合わされた固定スクロール及び揺動スクロールと、
    前記揺動スクロールの板状渦巻歯の反対側の台板部面に設けられたボス部に揺動軸部を介して係合して、この揺動スクロールを駆動する主軸と、
    前記揺動スクロールの前記ボス部が形成された側の台板部面と対向して設けられ、前記主軸を回転自在に支持し、前記密閉容器に固定されたフレームと、
    を備え、
    前記密閉容器の底部に貯留した冷凍機油を前記主軸を軸方向に貫通する給油穴を経由して前記ボス部内の空間に給油するようにしたスクロール圧縮機において、
    前記揺動スクロールと前記フレームとの間にボス部外側空間を形成し、
    前記揺動スクロールの台板部に、前記固定スクロール及び揺動スクロールの板状渦巻歯の外周部の吸入空間及び前記圧縮室と前記ボス部外側空間とを間欠的に連通する連通路を設けた
    ことを特徴とするスクロール圧縮機。
  5. 内部が高圧に保たれる密閉容器と、
    前記密閉容器内に設けられ、それぞれの台板部上に設けられた板状渦巻歯が相互間に圧縮室を形成するように噛み合わされた固定スクロール及び揺動スクロールと、
    前記揺動スクロールの板状渦巻歯の反対側の台板部面に設けられたボス部に揺動軸部を介して係合して、この揺動スクロールを駆動する主軸と、
    前記揺動スクロールの前記ボス部が形成された側の台板部面と対向して設けられ、前記主軸を回転自在に支持し、前記密閉容器に固定されたフレームと、
    を備え、
    前記密閉容器の底部に貯留した冷凍機油を前記主軸を軸方向に貫通する給油穴を経由して前記ボス部内の空間に給油するようにしたスクロール圧縮機において、
    前記揺動スクロールと前記フレームとの間にボス部外側空間を形成し、
    前記揺動スクロールの台板部に、前記圧縮室と前記ボス部外側空間とを間欠的に連通する連通路を設けた
    ことを特徴とするスクロール圧縮機。
  6. 前記ボス部外側空間と前記吸入空間とを連通する圧力調整装置を前記フレームに設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスクロール圧縮機。
  7. 内部が高圧に保たれる密閉容器と、
    前記密閉容器内に設けられ、それぞれの台板部上に設けられた板状渦巻歯が相互間に圧縮室を形成するように噛み合わされた固定スクロール及び揺動スクロールと、
    前記揺動スクロールの板状渦巻歯の反対側の台板部面に設けられたボス部に揺動軸部を介して係合して、この揺動スクロールを駆動する主軸と、
    前記揺動スクロールの前記ボス部が形成された側の台板部面と対向して設けられ、前記主軸を半径方向に支持するコンプライアントフレームと、
    前記コンプライアントフレームを半径方向に支持し、前記密閉容器に固定されたガイドフレームとを備え、
    前記密閉容器の底部に貯留した冷凍機油を前記主軸を軸方向に貫通する給油穴を経由して前記ボス部内の空間に給油するようにしたスクロール圧縮機において、
    前記揺動スクロールと前記コンプライアントフレームとの間にボス部外側空間を形成し、
    前記揺動スクロールの台板部に、前記固定スクロール及び揺動スクロールの板状渦巻歯の外周部の吸入空間と前記ボス部外側空間とを連通する連通路を設けた
    ことを特徴とするスクロール圧縮機。
  8. 前記連通路に絞り機構を設けたことを特徴とする請求項7記載のスクロール圧縮機。
  9. 前記連通路は、前記吸入空間と前記ボス部外側空間とを間欠的に連通することを特徴とする請求項7または8記載のスクロール圧縮機。
  10. 高圧容器である密閉容器と、
    前記密閉容器内に設けられ、それぞれの台板部上に設けられた板状渦巻歯が相互間に圧縮室を形成するように噛み合わされた固定スクロール及び揺動スクロールと、
    前記揺動スクロールの板状渦巻歯の反対側の台板部面に設けられたボス部に揺動軸部を介して係合して、この揺動スクロールを駆動する主軸と、
    前記揺動スクロールの前記ボス部が形成された側の台板部面と対向して設けられ、前記主軸を半径方向に支持するコンプライアントフレームと、
    前記コンプライアントフレームを半径方向に支持し、前記密閉容器に固定されたガイドフレームとを備え、
    前記密閉容器の底部に貯留した冷凍機油を前記主軸を軸方向に貫通する給油穴を経由して前記ボス部内の空間に給油するようにしたスクロール圧縮機において、
    前記揺動スクロールと前記コンプライアントフレームとの間にボス部外側空間を形成し、
    前記揺動スクロールの台板部に、前記固定スクロール及び揺動スクロールの板状渦巻歯の外周部の吸入空間及び前記圧縮室と前記ボス部外側空間とを間欠的に連通する連通路を設けた
    ことを特徴とするスクロール圧縮機。
  11. 高圧容器である密閉容器と、
    前記密閉容器内に設けられ、それぞれの台板部上に設けられた板状渦巻歯が相互間に圧縮室を形成するように噛み合わされた固定スクロール及び揺動スクロールと、
    前記揺動スクロールの板状渦巻歯の反対側の台板部面に設けられたボス部に揺動軸部を介して係合して、この揺動スクロールを駆動する主軸と、
    前記揺動スクロールの前記ボス部が形成された側の台板部面と対向して設けられ、前記主軸を半径方向に支持するコンプライアントフレームと、
    前記コンプライアントフレームを半径方向に支持し、前記密閉容器に固定されたガイドフレームとを備え、
    前記密閉容器の底部に貯留した冷凍機油を前記主軸を軸方向に貫通する給油穴を経由して前記ボス部内の空間に給油するようにしたスクロール圧縮機において、
    前記揺動スクロールと前記コンプライアントフレームとの間にボス部外側空間を形成し、
    前記揺動スクロールの台板部に、前記圧縮室と前記ボス部外側空間とを間欠的に連通する連通路を設けた
    ことを特徴とするスクロール圧縮機。
  12. 前記ボス部外側空間と前記圧縮室と前記吸入空間とを間欠的に連通する圧力調整装置を前記コンプライアントフレームに設けたことを特徴とする請求項7〜11のいずれかに記載のスクロール圧縮機。
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