JP2012175551A - 映像配信システム,映像出力サーバ装置,映像出力装置及び映像出力方法 - Google Patents

映像配信システム,映像出力サーバ装置,映像出力装置及び映像出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ストリーム再生画面からGUI画面に切り替える際に、常に、これら画面の表示内容を連動させることができるようにする。
【解決手段】デジタルサイネージ端末としての映像出力装置100がネットワーク1を介してサーバ300に接続されている。サーバ300から映像出力装置100にコンテンツのストリームが送信されており、映像出力装置100でストリーム再生画面が表示されている。コンテンツのストリームでは、コンテンツ毎にGUI−IDが割り当てられており、映像出力装置100には、GUI−ID毎にストリームのコンテンツに連動したGUIデータが格納されている。ストリーム再生画面で利用者が指定操作をすると、映像出力装置100では、その指定位置のコンテンツに応じたGUI−IDをサーバ300から取得し、これに該当するGUIデータを取得してこの指定操作されたコンテンツに連動するGUI画面が作成され、表示される。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像及び音声の出力に係り、特に、動画情報などのストリームの再生画面と視聴者が操作することができるGUI(Graphical User Interface)画面とを切り替え表示可能とした映像配信システム,映像出力サーバ装置,映像出力装置及び映像出力方法に関する。
近年、電車の車両内や商業施設内に表示装置を用いた電子広告、いわゆるデジタルサイネージが見られるようになってきた。デジタルサイネージは、映像と音声で周囲の人の興味を引き付け易く、従来の紙を用いた広告では表現しきれなかった効果を用いることで、分かり易く訴求することが可能であり、広告効果が高い。また、表示内容の入れ替えが容易であったり、状況変化に応じた表示切り替えが可能であったりと管理面でもメリットが大きい。
かかるデジタルサイネージの一従来例として、カメラを用いて視聴者の性別や年齢などの属性情報を取得し、別日の同時間帯での取得した属性情報の統計を用いて表示すべき情報を決定することで、広告効果を向上させようとする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−267611号公報
一般的なストリーム配信型のデジタルサイネージ端末では、現在どのような内容の映像情報を表示しているか(観光案内であれば、どこの観光地を案内しているか、など)を端末自身は認識していない。ここで、デジタルサイネージ端末自身でGUI画面を作成して表示する機能と、ストリーム再生画面からGUI画面に切り替えて表示する機能とを持つ場合に、ストリーム再生画面の内容に連動(関連)したGUI画面に表示を切り替えようとしても、前述のように表示内容を認識していないため、このような機能を実現することができないという問題がある。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ストリーム再生画面からGUI画面に切り替える場合に、これら画面の表示内容を連動させることができる映像配信システム,映像出力サーバ装置,映像出力装置及び映像出力方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、映像出力装置と映像出力サーバ装置とがネットワークを介して接続され、映像出力装置と映像出力サーバ装置との間で各種情報の送受信を行なう映像配信システムであって、映像出力サーバ装置から映像出力装置にコンテンツのストリームが配信されて、映像出力装置でストリーム再生画面が表示され、映像出力装置にコンテンツのストリームに連動するGUI画面を作成するためのGUIデータが記憶されており、映像出力装置でストリーム再生画面の指示操作による再生位置に応じたGUI識別情報を映像出力サーバ装置から取得し、取得したGUI識別情報に該当するGUIデータからGUI画面を作成して表示させることを特徴とする。
また、本発明は、映像出力サーバ装置とネットワークを介して接続され、映像出力サーバ装置との間で各種情報の送受信を行なう映像配信システムであって、映像出力サーバ装置から映像出力装置にコンテンツのストリームが配信されて、映像出力装置でストリーム再生画面が表示され、映像出力装置にコンテンツのストリーム画面に連動するGUI画面を識別するためのGUI識別情報と、GUI識別情報に対応付けられたGUI画面を作成するためのGUIデータとが記憶されており、映像出力装置でストリーム再生画面の指示操作による再生位置に応じたGUI識別情報を取得して、取得したGUI識別情報に該当するGUIデータからGUI画面を作成して表示させることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明は、映像出力装置とネットワークを介して接続され、映像出力装置にコンテンツのストリームを配信してストリーム再生画面を表示させる映像出力サーバ装置であって、映像出力装置にコンテンツのストリームを配信するとともに、映像出力装置から配信中のコンテンツのストリーム画面に連動したGUI画面に該当するGUI識別情報の要求通知を受信し、映像出力装置へ該当するGUI識別情報を送信する通信部と、GUI識別情報の要求通知の受信タイミングを基に、配信中のコンテンツのストリームの再生位置を取得する配信制御部と、映像出力装置に配信される夫々のコンテンツのストリーム画面に連動するGUI画面を指定するGUI識別情報が登録されているコンテンツ対応テーブルを格納した記憶部とを有し、取得した再生位置とコンテンツ対応テーブルとに基づいてGUI識別情報を決定し、GUI識別情報を要求のあった映像出力装置に送信して表示中のコンテンツのストリーム画面に連動したGUI画面を表示させることを特徴とする。
また、本発明による映像出力サーバ装置は、コンテンツのストリーム画面には、夫々1以上のGUI画面が連動し、コンテンツ対応テーブルは、コンテンツ毎に、コンテンツの再生時間を示す再生範囲と再生範囲に対するGUI識別情報とが関連付けられており、再生位置を含む再生範囲に該当するGUI識別情報を、映像出力装置から要求があったGUI識別情報とすることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明は、映像出力装置とネットワークを介して接続され、映像出力装置にコンテンツのストリームを配信して1以上のコンテンツのストリーム再生画面を同時に表示させる映像出力サーバ装置であって、映像出力装置にコンテンツのストリームを配信するとともに、映像出力装置から配信中のコンテンツのストリーム画面に連動したGUI画面に該当するGUI識別情報の要求通知を受信し、映像出力装置へ該当するGUI識別情報を送信する通信部と、映像出力装置に配信される夫々のコンテンツのストリーム画面に連動するGUI画面を指定するGUI識別情報が登録されているコンテンツ対応テーブルを格納した記憶部とを有し、通信部が受信したGUI識別情報の要求通知には、映像出力装置で表示中のコンテンツのストリーム画面で指定された時刻に応じた再生位置を表わす再生位置情報が含まれており、取得した再生位置情報とコンテンツ対応テーブルとに基づいてGUI識別情報を決定し、GUI識別情報を要求のあった映像出力装置に送信して表示中のコンテンツのストリーム画面に連動したGUI画面を表示させることを特徴とする。
また、本発明による映像出力サーバ装置は、コンテンツのストリーム画面には、夫々1以上のGUI画面が連動し、コンテンツ対応テーブルは、コンテンツ毎に、コンテンツの再生時間を示す再生範囲と再生範囲に対するGUI識別情報とが関連付けられており、再生位置情報を含む再生範囲に該当するGUI識別情報を、映像出力装置から要求があったGUI識別情報とすることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明は、映像出力装置とネットワークを介して接続され、映像出力装置にコンテンツのストリームを配信してストリーム再生画面を表示させる映像出力サーバ装置であって、映像出力装置にコンテンツのストリームを配信するとともに、映像出力装置から配信中のコンテンツのストリーム画面に連動したGUI画面に該当するGUI識別情報の要求通知を受信し、映像出力装置へ該当するGUI識別情報を送信する通信部と、映像出力装置に配信される夫々のコンテンツのストリーム画面に連動するGUI画面を指定するGUI識別情報が登録されているコンテンツ対応テーブルを格納した記憶部とを有し、通信部が受信したGUI識別情報の要求通知には、映像出力装置で表示中のコンテンツのストリーム画面で指定された時刻に応じた再生位置を表わす再生位置情報とストリーム画面での指定された位置を表わす座標情報とが含まれており、取得した再生位置情報と座標情報とコンテンツ対応テーブルとに基づいてGUI識別情報を決定し、GUI識別情報を要求のあった映像出力装置に送信して表示中のコンテンツのストリーム画面に連動したGUI画面を表示させることを特徴とする。
また、本発明による映像出力サーバ装置は、コンテンツのストリーム画面には、このエリアに応じて異なるGUI画面が連動するストリーム画面もあり、コンテンツ対応テーブルは、コンテンツ毎に、コンテンツの再生時間を示す再生範囲と夫々のコンテンツの表示範囲を示す座標範囲とGUI識別情報とが関連付けられており、再生位置情報を含む再生範囲に座標情報を含む座標範囲とに該当するGUI識別情報を、映像出力装置から要求があったGUI識別情報とすることを特徴とする。
また、本発明による映像出力サーバ装置は、コンテンツ対応テーブルが、さらに、GUI識別情報によって指定されるGUI画面を作成するためのGUIデータの所在場所を示す情報が登録されており、通信部は、映像出力装置へ、該当するGUI識別情報とともに、該当するGUIデータの所在場所を示す情報を映像出力装置に送信することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明は、映像出力サーバ装置とネットワークを介して接続され、映像出力サーバ装置との間で各種情報の送受信を行なう映像出力装置であって、コンテンツのストリーム画面を表示する再生出力部と、ストリーム画面に連通するGUI画面のGUI識別情報の要求通知を映像出力サーバ装置へ送信する送信部と、映像出力サーバ装置からのGUI識別情報を受信する受信部と、受信したGUI識別情報に基づいて、GUI識別情報に該当するGUI画面を作成するGUI情報処理部とを備え、再生出力部で、ストリーム画面に代えて、GUI画面を表示することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明は、映像出力サーバ装置とネットワークを介して接続され、映像出力サーバ装置から送信されるコンテンツのストリームを受信してストリーム画面を表示する映像出力装置であって、コンテンツのストリーム画面を表示する再生出力部と、コンテンツのストリーム画面に連動するGUI画面を指定するGUI識別情報が登録されているコンテンツ対応テーブルを格納した記憶部とを備え、再生出力部で表示中のコンテンツのストリーム画面での指定操作に応じてコンテンツ対応テーブルからGUI識別情報を取得し、GUI識別情報を基に表示中のコンテンツのストリーム画面に連動するGUI画面を作成し、再生出力部で、コンテンツのストリーム画面に代わって、作成したがてGUI画面を表示することを特徴とする。
また、本発明による映像出力装置、映像出力サーバ装置に、コンテンツ対応テーブルが記録されており、記憶部にコンテンツ対応テーブルが記憶されているか否かを確認するGUI情報処理部を有し、GUI情報処理部が記憶部にコンテンツ対応テーブルが記憶されていないことを確認したときには、映像出力サーバ装置にコンテンツ対応テーブルを要求し、この要求によって映像出力サーバ装置から取得したコンテンツ対応テーブルを基にGUI識別情報を取得することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明は、映像出力装置に表示するGUI画面を決定するための映像出力方法であって、映像出力装置から映像出力サーバ装置にGUI識別情報の要求通知を送信し、映像出力サーバ装置から映像出力装置に配信中のコンテンツのストリームの再生位置を取得し、映像出力サーバ装置で再生位置とGUI画面を指定するGUI識別情報が登録されているコンテンツ対応テーブルとからGUI識別情報を抽出し、映像出力装置でGUI識別情報に基づいて表示するGUI画面を決定することを特徴とする。
また、本発明による映像出力方法は、映像出力装置で表示されるコンテンツのストリーム再生画面上での利用者によって指示された位置の座標情報を取得する機能を有し、映像出力サーバ装置へ座標情報を含むGUI識別情報の要求通知を送信し、映像出力サーバ装置で再生位置と座標情報とコンテンツ対応テーブルから該当するGUI識別情報を抽出し、映像出力装置でGUI識別情報に基づいて表示するGUI画面を決定することを特徴とする。
また、本発明による映像出力方法は、映像出力サーバ装置から映像出力装置にGUI識別情報を送信する際に、GUI画面のGUIデータをダウンロードするためのURIを映像出力装置に送信し、映像出力装置は、URIに基づいてGUIデータをダウンロードし、GUIデータに基づいてGUI画面を作成し、表示することを特徴とする。
本発明によると、コンテンツのストリーム画面で利用者が所定の操作をすることにより、このコンテンツのストリーム再生画面からGUI画面に切り替えられるが、常に、ストリーム再生画面で指示された再生位置に応じたGUI画面が表示されることになり、ストリーム再生画面で表示中の内容と連動(関連)したGUI画面を作成して表示させることができ、使い勝手が向上する。
本発明による映像配信システムの一実施形態を示すシステム構成図である。 図1における映像出力装置の一具体例を示すブロック構成図である。 図2での記憶部から読み出されてメモリに展開されたプログラムの一具体例を示す図である。 図1におけるサーバの一具体例を示すブロック構成図である。 図4における記憶部から読み出されてメモリに展開されたプログラムの一具体例を示す図である。 図1に示す映像配信システムでの映像出力方法の一具体例を示すフローチャートである。 図4に示すサーバの記憶部に記憶されているコンテンツ対応テーブルの一具体例を示す図である。 図1に示す映像配信システムでの映像出力方法の他の具体例を示すフローチャートである。 図4に示すサーバの記憶部に記憶されているコンテンツ対応テーブルの他の具体例を示す図である。 図4に示すサーバの記憶部に記憶されているコンテンツ対応テーブルのさらに他の具体例を示す図である。 図1に示す映像配信システムでの映像出力方法のさらに他の具体例の要部を示すフローチャートである。 図1に示す映像配信システムでの映像出力方法のさらに他の具体例の要部を示すフローチャートである。 図1に示す映像配信システムでの映像出力方法のさらに他の具体例の要部を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
なお、以下の実施形態では、映像出力装置をデジタルサイネージ端末とするものであるが、本発明はこれに限るものではない。
〔実施形態1〕
図1は本発明による映像配信システムの実施形態1を示すシステム構成図であって、本発明による映像出力サーバ装置,映像出力装置及び映像出力方法からなるものであり、1は広域ネットワーク、2a,2bはルータ、3はLAN(Local Area Network)、4a,4bはプリンタ、5a,5bはPC(Personal Computer)、100a,100b,……,100nは映像出力装置、200a,200b,……,200nは外部機器、300a,300b,……,300mは映像出力サーバ装置、400は装置管理サーバである。
図1に示す映像配信システムにおいて、映像出力装置100a,100b,……,100nは、LAN3及びルータ2aを介して広域ネットワーク1に接続される。また、装置管理サーバ400及び映像出力サーバ装置300a,300b,……,300mは、広域ネットワーク1に接続される。外部機器200a,200b,……,200nは夫々、映像出力装置100a,100b,……,100nに接続されている。
なお、以下の説明では、映像出力装置100a,100b,……,100nを特定する必要がない場合には、これらを総称して映像出力装置100という。同様に、映像出力サーバ装置300a,300b,……,300mを特定する必要がない場合には、これらを総称してサーバ300といい、外部機器200a,200b,……,200nを特定する必要がない場合には、これらを総称して外部機器200という。ここで、映像出力装置100やサーバ300,外部機器200の台数には制限はなく、1台でも、複数台でもよい。また、外部機器200は夫々映像出力装置100に接続されているものであるが、1つの映像出力装置100には、1台の外部機器200が接続されていてもよいし、複数台の外部機器200が接続されていても構わない。
映像出力装置100は、モニタ画面やテレビジョン放送番組の画面などの映像及び音声を再生出力(表示)する装置であって、テレビジョン放送番組を受信して再生出力するとともに、サーバ300から送信される出力情報を受信して再生出力し、さらに、外部機器200からの入力情報をサーバ300に送信する。
サーバ300は、動画像などの映像及び音声のストリームを作成し、出力情報として広域ネットワーク1を介して画像出力装置100に送信する。また、サーバ300は、映像出力装置100から送信された外部機器200からの入力情報を受信して処理し、その処理結果に応じたGUI画面を示す識別情報、または、GUI画面を構成する映像及び音声を出力情報(ファイルまたはコンテンツのストリームなど)として映像出力装置100に送信する。映像出力装置100は、この出力情報を受信すると、かかる識別情報または映像及び音声によるGUI画面を再生出力する。かかるGUI画面は、映像出力装置100の利用者(閲覧者)が適宜操作することができて、利用者に所望とする情報を提供することができるようにするものである。
外部機器200は、キーボードやマウス,タッチパネル,Felica(登録商標)通信装置などの近距離通信装置,赤外線受信装置などの入力装置である。また、装置管理サーバ400は、映像出力装置100と通信するサーバ300を特定するものである。
なお、広域ネットワーク1には、他のルータ2bを介してPC5bやネットワークプリンタ4bなどの他の機器が接続されており、ルータ2aにも、LAN3を介してPC5aやネットワークプリンタ4aなどの他の機器が接続されていてもよい。
かかる映像配信システムは、シンクライアントシステムを用いて構築することが可能である。シンクライアントシステムとは、クライアントサーバ型の情報システムにおいて、ユーザが使用するクライアント端末に最低限の機能しか持たせず、サーバ側でアプリケーションソフトやファイルなどの資源を管理するシステムのことである。ここでは、映像出力装置100がクライアント端末に相当し、サーバ300がサーバに相当する。かかるシンクライアントシステムにおいて、サーバは映像や音声の出力情報を生成し、生成した出力情報をネットワーク経由でクライアント端末に送信する。クライアント端末は、JPEGなどの静止画の連続した情報と音声情報、もしくはMPEGなどの動画形式でサーバから送信された出力情報を映像再生部及び音声再生部で再生出力する。また、クライアント端末は、クライアント端末に接続された、例えば、タッチパネルやキーボード,マウス,カメラ,近距離無線通信手段,赤外線受光部などの外部機器から取得した入力情報をネットワーク経由でサーバに送信する仕組みを持つ。
この入力情報を受信したサーバは、この入力情報に基づいてアプリケーションの実行などの処理を行ない、その処理結果を基に映像や音声などの出力情報を作成し、クライアント端末に送信する。クライアント端末は、サーバから受信した出力情報を再生出力する。
以上のようにシステムを構成することにより、受信した出力情報を再生出力し、この再生出力中外部機器から受け付けた入力情報をサーバへ送信するという、最低限の機能しか持たないクライアント端末を、あたかも複数のアプリケーションやファイルを記憶し、このアプリケーションやファイルを用いた複雑な操作をクライアント端末単体で行なえるかのようにして使用することができる。また、これによって、端末コストの減縮や端末の集中管理,端末の記憶部にデータを保存させないことによるセキュリティの向上などを図ることができる。
さらに、この映像配信システムは、シンクライアントシステムの一種であるビデオシンクライアント(VTC:Video Thin Client)システムを用いて構築することも可能である。VTCシステムとは、クライアント端末として、コンピュータではなく、テレビジョン装置を用いてシンクライアントシステムを実現させる方法のことである。
VTCを用いた場合も、上記のシンクライアントシステムと同様の動作が行なわれる。但し、サーバが作成する映像や音声などの出力情報をエンコーダがMPEGなどの動画形式に変換して、テレビジョン装置に送信する。テレビジョン装置では、ネットワーク接続部から取得した動画形式にエンコードされた出力情報がデコーダでデコードされ、映像再生部及び音声再生部から出力情報を再生出力する。テレビジョン装置は、シンクライアントシステムで説明したように、外部機器からの入力情報を受け付けてサーバに送信する。サーバは、この受信した入力情報に基づいてアプリケーションなどの処理を行ない、その処理結果を基に映像や音声などの出力情報を作成し、テレビジョン装置に送信する。テレビジョン装置では、この受信した出力情報が再生出力される。
以上の構成を有するテレビジョン装置のVTCシステムを用いることにより、パーソナルコンピュータと比較すると処理能力が劣るテレビジョン受信機を、あたかも複数のアプリケーションやファイルを記憶し、これらアプリケーションやファイルを用いた複雑な操作をクライアント端末単体で行なえるかのようにして使用することができる。また、これによって、端末コストの減縮や端末の集中管理、端末の記憶部にデータを保存させないことによるセキュリティの向上などを図ることができる。なお、VTCシステムでは、クライアント端末をテレビジョン装置として説明したが、サーバから送信される出力情報をデコード可能なデコーダを備えていれば、テレビジョン装置でなくともよい。
以下では、VTCシステムを用いて、サーバ300が送信した動画形式で出力した出力情報を、テレビジョン装置である映像出力装置100が受信して再生するものとして説明する。
図2は図1に示す映像配信システムでの映像出力装置100の一具体例を示すブロック構成図であって、101は放送信号入力端子、102はチューナ、103は復調部、104はデスクランブラ、105はストリーム処理部、106は映像デコーダ、107は音声デコーダ、108は時計部、109は映像処理部、110は音声処理部、111は映像再生出力部、112は音声再生出力部、113は映像/音声入出力部、114は暗号化/復号処理部、115はネットワーク接続部、116はネットワーク接続端子、117は記憶部、118は外部機器制御部、119は外部機器接続端子、120はメモリ、121は制御部である。
同図において、映像出力装置100は、放送信号入力端子101,チューナ102,復調部103,デスクランブラ104,ストリーム処理部105,映像デコーダ106,音声デコーダ107,時計部108,映像処理部109,音声処理部110,映像再生出力部111,音声再生出力部112,映像/音声入出力部113,暗号化/復号処理部114,ネットワーク接続部115,ネットワーク接続端子116,記憶部117,外部機器制御部118,外部機器接続端子119,メモリ120及び制御部121から構成される。但し、この実施形態1を実現することができれば、映像出力装置100は図2に含まれる全ての構成を有する必要は無く、また、図2に含まれない他の構成が含まれることを除外するものでもない。
放送信号入力端子101は、アンテナやケーブルなどが受信した放送信号データの入力を受け付ける。放送信号入力端子101で受け付けられる放送信号は、地上波デジタル放送や地上波アナログ放送,BS放送(放送衛星放送),CS放送(通信衛星放送)などのデジタルまたはアナログ放送信号である。
放送信号入力端子101がデジタル信号の入力を受け付ける場合、チューナ102は、放送信号入力端子101が受け付けた放送信号データから特定のチャンネルを抽出する。復調部103は、チューナ102が抽出したチャンネルからテレビ番組用の符号化された映像/音声データ及び各種データが多重化されたストリームを復調する。
デスクランブラ104は、サービス事業者との契約者のみに視聴させる場合やデジタル放送を視聴する場合など、復調部103で生成されたストリームにスクランブルがかかっている場合、図示しないサービス事業者から発行された情報、または、B−CASカード(登録商標)から取得した情報及び放送波に多重されている鍵情報を使うなどして、スクランブルを解除する。
ここで、スクランブルが解除されたストリームを記憶部117などに記憶させる場合について説明する。
ストリームのコピー制限情報が世代コピー可の制限を持つ場合、ストリーム処理部105は、デスクランブラ104から出力されたストリームを暗号化/復号処理部114に供給する。暗号化/復号処理部114は、供給されたストリームを暗号化して記憶部117に記憶させる。暗号化の際の鍵は、例えば、映像出力装置100が持つ固有情報や記憶部117の持つ固有情報,そのほか乱数などから生成される。記憶部117に記憶されるストリームは、制御部121によってストリームリストとして管理される。
放送信号入力端子101及びネットワーク接続端子116から入力されたストリームを視聴する場合には、このストリームはストリーム処理部105に供給される。また、記憶部117から再生されるストリームは、暗号化/復号処理部114によって復号された後、ストリーム処理部105に供給される。
ここで、ネットワーク接続端子116は、LAN3(図1)を介して広域ネットワーク1(図1)に接続されており、このネットワーク接続端子116に接続されたネットワーク接続部115は、サーバ300(図1)や他の映像出力装置100と各種情報の送受信を行なう。
また、外部機器制御部118は、外部機器接続端子119を介して外部機器200(図1)に接続されており、USB(Universal Serial Bus)を介して接続されたデバイスなどの外部機器200からの入力情報を受信し、外部機器200を制御するための制御情報を作成して外部機器200に送信する。
放送信号入力端子101やネットワーク接続端子116から入力されたストリーム、あるいは記憶部117に記憶されているストリームがMPEG2のトランスポートストリーム(TS:Transport Stream)である場合には、その映像データと音声データとを同期して再生出力できるように、映像出力装置100が参照する時刻基準情報値であるプログラムクロックリファレンス(PCR)がかかるストリームに多重化されている。かかるトランスポートストリームは、連続したトランスポートパケット(TSパケット)からなり、複数の番組などのプログラムを取り扱うことができるので、このトランスポートストリームに含まれるプログラムとそれを構成する映像や音声などの構成要素との関係を表わすテーブル情報、即ち、PSI(Program Specific Information)が、TSパケットとして、トランスポートストリームに付加されている。かかるPSIとしてのPMT(Program Map Table)は、プログラム毎に映像や音声などを伝送するTSパケットのパケット識別子(PID)を格納したものであり、PSIとしてのPAT(Program Association Table)は、PMTを伝送するTSパケットのPID(従って、プログラムに対応するPIDの一覧)が格納されている。
ストリーム処理部105は、入力されるトランスポートストリームTSからPAT(Program Association Table)/PMT(Program Map Table)を取得し、パケット識別子(PID)を判別し、判別したPIDを持つTSパケットを分離(Demultiplex)する。そして、ストリーム処理部105は、分離したTSパケットの圧縮符号化映像データを映像デコーダ106に、圧縮符号化音声データを音声デコーダ107を音声デコーダ107に、PCRを時計部108に夫々供給する。
圧縮符号化映像データは、映像デコーダ106で伸張が施された後、映像処理部109で付属情報が重畳されて映像信号とされ、映像再生出力部111によって再生出力される。ここで、映像処理部109は、映像信号に文字情報などを重畳することができる。また、圧縮符号化音声データは、音声デコーダ107で伸張が施された後、音声処理部110で左右の音声のバランス調整などの処理が施されて音声信号とされ、音声再生出力部112によって再生出力される。さらに、これら映像信号及び音声信号は映像/音声入出力部113から夫々記録装置などの外部の機器に出力することができ、必要であれば、映像処理部109及び音声処理部110は夫々、かかる映像信号及び音声信号をデジタル形式からアナログ形式へ変換して映像/音声入出力部113から出力する。なお、映像/音声入出力部113は、HDMI(登録商標)などの端子のように、映像及び音声を同時に出力することができる端子として1つにまとめることもできる。さらに、映像/音声入出力部113は、外部の機器から映像信号及び音声信号の入力を受け付けることができ、映像/音声入出力部113から入力された映像信号及び音声信号は夫々、映像再生出力部111及び音声再生出力部112に供給されて再生出力される。なお、映像/音声入出力部113は、映像入出力端子と音声入出力端子とに分かれていてもよい。
時計部108は、ストリーム処理部105から出力されたPCRがシステムタイムクロック(STC)カウンタの計数値の初期値として設定され、カウンタの計数値を増加させ、各映像データに付随している復号時刻情報(DTS)がこの計数値に一致した時刻にデコード(復号)を行なうように、映像デコーダ106及び音声デコーダ107にデコードの指示を行なう。映像出力装置100では、映像または音声データに付随する再生出力時刻情報(PTS)が一致した時刻に、映像または音声データの再生出力が行なわれる。
受信したストリームがMPEG2のPESパケットからなる場合には、PESパケットに含まれるPTS,DTSの値と時計部108のカウンタ値とに基づき、デコード開始及び再生出力開始タイミングが制御される。
ネットワーク接続端子116は、上記のように、LAN3,ルータ2aを介して広域ネットワーク1(図1)に接続されており、ネットワーク接続部115は、ネットワーク接続端子116を介してサーバ300(図1)や他の映像出力装置100と各種情報の送受信を行なう。
また、ネットワーク接続部115は、例えば、データの到達が保証されず信頼性はないが、リアルタイム性のある伝送モード(以下、リアルタイム伝送モードと呼ぶこともある)と、データの到達が保証されて信頼性はあるが、リアルタイム性のない伝送モード(以下、信頼性のある伝送モードと呼ぶこともある)に動作を切り換え可能である。
ここで、リアルタイム伝送モードでは、例えば、UDP(User Datagram Protocol)及びRTP(Real-Time Transport Protocol)が用いられる。この方式では、送信したデータが相手に届いたかどうかを確認しないので、伝送パケットが失われて相手に届かない場合があり、映像や音声が途切れることがあるが、反面、データの送信は継続するので、遅延が少なく、リアルタイム性が維持できる。
例えば、RTPでは、ネットワークを経由して転送されると、パケットの喪失や配送の遅れが起こる。しかし、映像や音声のデータは、データの一部が欠けていても、再生が可能である。データの受信側では、喪失や配送の遅れたパケットは無視し、受信側が期待する時間に到着したパケットだけを利用してデータの再生を行なう。受信側は、受信したパケットについて、受信確認応答(ACKnowledgement)を逐一送ることはしない。
また、信頼性のある伝送モードでは、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)及びHTTP(HyperText Transfer Protocol)またはFTP(File Transfer Protocol)が用いられる。このモードでは、送信したデータが相手に届いたかどうかを確認し、伝送パケットが失われて相手に届かなかった場合には、再度送信処理を行なうので、その間、映像や音声が停止してしまうことあるが、データの信頼性は確保される。
ネットワーク接続部115は、LAN3に接続されたネットワーク接続端子116を介して、サーバ300からコンテンツのストリームを受信する。外部機器制御部118は、外部機器接続端子119を介して外部機器200(図1)に接続されており、USB(Universal Serial Bus)で接続されたデバイスなどの外部機器200からの入力情報を受信し、また、外部機器200を制御するための制御情報を作成して外部機器200に送信する。
制御部121は、後述するように、記憶部117に記憶されたプログラムをメモリ120に展開し、展開したプログラムを実行することで各種プログラムに応じた機能を実現するものである。
図3は図2における映像出力装置100で記憶部117から読み出されてメモリ120に展開されたプログラムの一具体例を示す図であって、120aは再生処理部、120bはGUI情報処理部である。
同図において、メモリ120には、再生処理部120a及びGUI情報処理部120bが記憶部117(図2)から読み出されて展開される。
再生処理部120aは、記憶部117に記憶されている再生処理プログラムを制御部121がメモリ120に展開して実行することにより、ソフトウェアによって再生処理の機能を実現するものであり、ここでは、この再生処理の機能を実現することも含めて「再生処理部」としている。同様にして、GUI情報処理部120bは、記憶部117に記憶されているGUI情報処理プログラムを制御部121がメモリ120に展開して実行することにより、ソフトウェアによってGUI情報処理の機能を実現するものであり、ここでは、このGUI情報処理の機能を実現することも含めて「GUI情報処理部」としている。
また、ソフトウェアとして実現された各機能は、再生処理部120aやGUI情報処理部120bなどのように、各処理を行なう処理部として集積回路化するなどしてハードウェアとして実現することもできる。
以下では、説明を簡略化するために、再生処理プログラム及びGUI情報処理プログラムを制御部121が実行することで実現される各処理を、再生処理部120aやGUI情報処理部120bが主体となって行なうものとして説明する。なお、これら処理部120a,120bをハードウェアで実現した場合には、その各処理部120a,120bが主体となって各処理を行なう。即ち、再生処理部120aやGUI情報処理部120bがハードウェアで実現した場合には、再生処理やGUI情報処理はハードウェアとしてのこれら再生処理部120aやGUI情報処理部120bが実行する。
再生処理部120aは、映像デコーダ106や音声デコーダ107,時計108,映像処理部109,音声処理部110(図2)などを動作させて、放送信号入力端子101,チューナ102(図2)からの受信ストリームや記憶部117から読み出されて暗号化/復号処理部114で処理された受信ストリームをデコードし、再生処理を行なわせるものであり、GUI情報処理部120bは、外部機器200(図1)での利用者の操作情報の外部機器制御部118(図2)での入力処理やGUI画面の生成処理などを行なわせるものである。
図2に戻って、記憶部117は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive),DVD(Digital Versatile Disk),BD(Blu-ray Disk),ICカード(Integrated Circuit Card)などの記憶装置であり、放送信号入力端子101から受信され、チューナ102で選択されて映像再生出力部111や音声再生出力部112で再生出力するストリームのコンテンツ,後述するプログラムやテーブル,後述するGUI画面のデータなどが記憶される。
図4は図1に示す映像配信システムでのサーバ300の一具体例を示すブロック構成図であって、301は制御部、302はメモリ、303は記憶部、304はネットワーク接続部、305はネットワーク接続端子、306は外部機器制御部、307は外部機器接続端子、308はエンコーダである。
同図において、サーバ300は、制御部301やメモリ302,記憶部303,ネットワーク接続部304,ネットワーク接続端子305,外部機器制御部306,外部機器接続端子307,エンコーダ308から構成されている。
制御部301は、記憶部303に記憶されたプログラムをメモリ302に展開し、展開したプログラムを実行することにより、サーバ300の起動や情報処理,情報の送受信など、サーバとしての機能を実現する。記憶部303は、HDDやSSD,DVD,BD,ICカードなどの記憶装置であり、映像出力装置100に出力するコンテンツや制御部301がメモリ302に展開するプログラム,テーブルなどを記憶している。
ネットワーク接続端子305は広域ネットワーク1(図1)に接続されており、ネットワーク接続部304は、ネットワーク接続端子305を介して他のサーバ300や映像出力装置100(図1)と各種情報の送受信を行なう。外部機器制御部306は、外部機器接続端子307を介して、USB(Universal Serial Bus)で接続されたデバイスなどの外部機器(図1では、図示せず)に接続され、この外部機器接続端子307に接続された外部機器からの入力の受け付け、また、制御信号を送信することによって外部機器の動作を制御する。エンコーダ308は、映像出力装置100に出力する映像や音声などの出力情報を動画形式のストリームにエンコードする。このストリームは、ネットワーク接続部304により、映像出力装置100に送信される。
図5は図4におけるサーバ300での記憶部303から読み出されてメモリ302に展開されたプログラムの一具体例を示す図であって、302aは配信制御部、302bはテーブル管理部、302cはGUIデータ管理部である。
同図において、メモリ302には、配信制御部302aやテーブル管理部302b,GUIデータ管理部302cが記憶部303(図4)から読み出されて展開される。
配信制御部302aやテーブル管理部302b,GUIデータ管理部302cは夫々、記憶部303に記憶された通信処理プログラムやテーブル管理プログラム,GUIデータ管理プログラム322を制御部301がメモリ302に展開して実行することにより、ソフトウェアによって通信処理やテーブル管理,GUIデータ管理の各機能を実現するものてあり、ここでは、かかる配信処理,テーブル管理,GUIデータ管理の機能を実現することも含めて、夫々「配信制御部」,「テーブル管理部」,「GUIデータ管理部」としている。
また、ソフトウェアとして実現された各機能は、配信制御部302aやテーブル管理部302b,GUIデータ管理部302cなどのように、各処理を行なう処理部として集積回路化するなどして、ハードウェアとして実現することもできる。以下では、説明を簡略化するために、通信処理プログラム,テーブル管理プログラム及びGUIデータ管理プログラムを制御部301が実行することで実現される各処理を、各処理部302a,302b,302cが主体となって行なうものとして説明する。なお、各処理部302a,302b,302cをハードウェアで実現した場合には、その各処理部302a,302b,302cが主体となって各処理を行なう。
なお、これら処理部をハードウェアで実現した場合には、その各処理部が主体となって各処理を行なう。即ち、配信制御部302aやテーブル管理部302b,GUIデータ管理部302cがハードウェアで実現した場合には、配信制御やテーブル管理,GUIデータ管理はハードウェアとしてのこれら配信制御部302aやテーブル管理部302b,GUIデータ管理部302cが実行する。
配信制御部302aは、サーバ300とネットワーク1(図1)で接続された映像出力装置100へのコンテンツのストリームの配信を制御する。
テーブル管理部302bは、記憶部303に記憶された各種情報テーブルのデータベース処理を行なう。
GUIデータ管理部302cは、記憶部303に記憶されているGUI画面を構成するための各種データの読み書きなどを行なう。
次に、この実施形態1において、ストリーム再生画面からGUI画面に切り替えるための処理方法について説明する。
ここで、図4に示すサーバ300において、記憶部300には、各種コンテンツが記憶されており、また、図2に示す映像出力装置100において、記憶部117にこれらコンテンツに対応するGUI画面のデータが記憶されている。これらコンテンツとGUI画面のデータとは、GUI−ID(GUI識別情報)によって対応付けられており、映像出力装置100の記憶部117から所望とするGUI画面のデータを読み出してGUI画面の映像を映像再生出力装置111で、音声を音声再生出力部112で夫々再生出力させるためには、GUI画面のデータに該当するGUI−IDを用いることが必要である。
なお、ここでは、映像再生出力装置100が電源オンして起動すると、図4に示すサーバ300で、配信制御部302a(図5)の制御のもとに、記憶部303からこれに記憶されているコンテンツが順次読み出され、エンコーダ308でエンコードされてかかるコンテンツのストリームが作成され、ネットワーク接続部304から図2に示す映像出力装置100に送信される。このときの送信方法は、記憶部303からこれに記憶されている予めエンコード済みのコンテンツのデータを読み出して送信するという方法でもよい。映像出力装置100では、このコンテンツのストリームがネットワーク接続部115で受信され、再生処理部120a(図3)の制御のもとに、ストリーム処理部105で処理されて映像のストリームと音声のストリームとに分離される。映像のストリームは映像デコーダ106でデコードされ、映像処理部109で処理された後、映像再生出力部111に供給され、また、音声のストリームは音声デコーダ107でデコードされ、音声処理部110で処理された後、音声再生出力部112に供給される。このようにして、映像再生出力装置100が電源オンして起動したときには、まず、サーバ300から各種コンテンツのストリームが供給されて、映像再生出力部111にかかるコンテンツのストリーム再生画面が表示され、音声再生出力部112にこのストリーム画面に対する音声が再生出力された状態となる。
かかる状態で、ユーザが外部機器200で所定の指示操作を行なうことにより、かかるコンテンツのストリーム再生画面に代わって、チューナ102で受信された放送信号の画面を表示させることができるし、また、記憶部117に記憶されている受信放送信号を読み出してその画面を表示させることができる。
但し、これに限るものでなく、映像再生出力装置100が電源オンして起動したときに、チューナ102で受信されて放送信号の画面を表示させ、ユーザが外部機器200で所定の指示操作を行なうことにより、サーバ300から各種コンテンツのストリームが供給され、そのストリーム再生画面が表示されるようにしてもよい。
図6は図1に示す映像配信システムでの映像出力方法の一具体例を示すフローチャートであって、図2に示す映像出力装置100でストリーム再生画面からGUI画面に切り替える際のシステム全体の動作の処理シーケンスを示すものである。
同図において、いま、ストリーム再生を行なうための処理が映像出力装置100の再生処理部120aとサーバ300の配信制御部302aとによって行なわれており、映像出力装置100でコンテンツのストリーム再生画面が表示されている状態にある(S601)。この映像出力装置100でこのコンテンツのストリーム再生画面を表示させるためのコンテンツのストリームは、装置管理サーバ400により指定されたこの映像出力装置100に該当するサーバ300から送信されたものである。
かかるストリーム再生画面の表示状態で、映像出力装置100のGUI情報処理部120b(図3)は、タッチパネルなど外部機器200からの操作情報の入力を外部機器制御部118(図2)から受け付けると(S602)、サーバ300にGUI−IDを取得するためのGUI−ID要求を行なう(S603)。
ここで、GUI−IDは、映像出力装置100で表示するGUI画面の内容(GUI画面のデータ:以下、GUIデータという)を指定する識別子であり、記憶部117は、GUI−IDで指定されるGUI画面を作成するためのGUIデータを記憶している。一例として、GUI−IDがA−01であれば、対応するGUI画面の内容は京都の観光イベントに関する内容であり、GUI−IDがK−01であれば、金閣寺の観光イベントに関する内容である。
なお、かかるGUIデータは、例えば、企業などで作成されて、サーバ300から各映像出力装置100に配信されたものである。
サーバ300は、このGUI−ID要求を受信すると、映像出力装置100に対して配信しているコンテンツのストリームの再生位置を取得する(S604)。かかるストリームの再生位置の取得は次のようにして行なわれる。
即ち、サーバ300の配信制御部302a(図5)は、ストリームを構成するパケットに格納されたMPEGデータから、GUI−ID要求があった時刻を基に、表示時刻を表わすPTS情報を取得する。取得対象となるパケットは、再生位置の取得処理を開始した時点以降に映像出力装置100へ送信されるパケットのうち、PTS情報を含んでいる最初のパケットである。配信制御部302aは、ストリームデータのPTS情報と現在時刻から、コンテンツのストリームでの再生位置の情報を算出する。
このようにして再生位置の取得処理が終了すると、GUIデータ管理部302c(図5)は、サーバ300の記憶部303に記憶されているコンテンツ対応テーブルを読み出す。
図7は図4に示すサーバ300の記憶部303に記憶されているコンテンツ対応テーブルの一具体例を示す図であって、700はコンテンツ対応テーブル、701はコンテンツ名、702は再生範囲、703はGUI−IDである。
同図において、コンテンツ対応テーブル700は、コンテンツ名701と再生範囲702とGUI−ID703との項目から構成されており、コンテンツ名701は配信するストリームでのコンテンツの識別子を示す情報、再生範囲702は夫々のコンテンツの再生時間、GUI−ID703は映像出力装置100で表示するGUI画面の内容を示す情報である。再生範囲702は、夫々のコンテンツ毎に、その先頭時刻と終端時刻で表わされる。
かかるコンテンツ対応テーブル700によると、例えば、コンテンツ名701が「Kyoto」のコンテンツは、京都のイベントに関するコンテンツであって、GUI−ID703が「A−01」と「A−02」である2つの部分に区分され(このように区分された部分を、以下、区分コンテンツという)、GUI−ID703が「A−01」の区分コンテンツは、再生範囲702が「0:00(0分00秒、以下、同様)〜3:45」であり、GUI−ID703が「A−02」の区分コンテンツは再生範囲702が「3:45〜5:00」である。これは、「A−01」の区分コンテンツは、例えば、京都の観光イベントに関するコンテンツであり、「Kyoto」のコンテンツの再生出力の開始時刻を「0:00」とすると、「3:45」まで再生出力が継続するものである。GUI−ID703が「A−02」の区分コンテンツは、例えば、この京都の観光イベントの参加者に宿泊を進めるような施設を紹介する内容のものであって、「A−01」の区分コンテンツの再生出力が「3:45」に終了すると、この「3:45」から続けて「5:00」まで再生出力されるものである。コンテンツ名701が「Kinkakuji」のコンテンツは、例えば、金閣寺の観光イベント「K−01」と宿泊施設「K−02」などのコンテンツであり、コンテンツ名701が「Ginkakuji」のコンテンツは、例えば、銀閣寺の観光イベント「G−01」と宿泊施設「G−02」などのコンテンツであって、コンテンツ名701が「Kyoto」のコンテンツと同様の構成をなすものである。
このように、記憶部303に記憶されているコンテンツが順に読み出されて、コンテンツのストリームとして、映像出力装置100に送信される。図7に示されるように、記憶部303に「Kyoto」のコンテンツ,「Kinkakuji」のコンテンツ及び「Ginkakuji」のコンテンツが記憶されている場合、例えば、「Kyoto」のコンテンツ,「Kinkakuji」のコンテンツ,「Ginkakuji」のコンテンツの順に繰り返し読み出されてコンテンツのストリームが作成され、映像出力装置100に送信される。
なお、夫々のコンテンツで再生範囲702をいずれも「0:00」を先頭時刻としているが、これは、後述するように、夫々のコンテンツでその再生位置を検出してコンテンツに対するGUI−ID703を検出することができるようにするためである。
次に、図5〜図7とを用いて、GUI−IDの取得処理について説明する。
記憶部303では、各コンテンツがその該当するコンテンツ名が付加されて記憶されており、配信制御部302aはコンテンツ名を指定して記憶部303からコンテンツを読み出し、コンテンツのストリームとして送信する。このため、送信中のコンテンツのストリームのコンテンツ名は、配信制御部302aから取得することができる。
そこで、GUIデータ管理部302cは、GUI−ID要求があったタイミング(再生位置)で、映像出力装置100に送信中のストリームのコンテンツ名を配信制御部302aから取得し、取得したコンテンツ名とコンテンツ対応テーブルのコンテンツ名701とを比較し、該当するコンテンツ名のコンテンツについて、取得した再生位置とコンテンツ対応テーブルの再生範囲702を比較することにより、取得したコンテンツ名と再生位置に該当するGUI−IDをコンテンツ対応テーブル700から抽出する(S605)。
例えば、取得したコンテンツ名が「Kyoto」であって、このコンテンツ名が「Kyoto」のストリーム再生画面で再生位置が「2:00」とすると、「A−01」のGUI−IDが得られることになる。
GUIデータ管理部302cは、抽出したGUI−IDを映像出力装置100に送信する(S606)。
映像出力装置100は、サーバ300からこのGUI−IDを受信すると、GUI情報処理部120b(図3)にこのGUI−IDを通知する。GUI情報処理部120bは、受信したGUI−IDに対応するGUI画面データを記憶部117(図2)から読み出してGUI画面を作成し、映像再生出力装置111と音声再生出力装置112とで利用者(閲覧者)が操作可能なGUI画面、即ち、ストリーム再生画面に連動(関連)したGUI画面を表示する(S607)。このGUI画面により、ストリーム再生画面で指定された、例えば、イベントなどに対して利用者が希望する事項を入力できる。例えば、イベントが行なわれている観光地での宿泊施設のストリーム再生画面で利用者が指定操作を行なうと、指定した宿泊施設の各種の詳細情報の表示を、利用者による外部機器200の操作で、選択できたり、希望する宿泊施設を予約したりすることができるGUI画面が表示されることになる。
以上のように、この実施形態1では、利用者の外部機器200での所定の操作により、コンテンツのストリーム再生画面からGUI画面に切り替える際に、ストリーム再生画面で指示された再生位置(タイミング)に応じたGUI画面が表示されることになり、ストリーム再生画面で表示中の内容と連動(関連)したGUI画面を作成して表示させることができる。
〔実施形態2〕
次に、実施形態2について説明するが、この実施形態2では、再生位置に応じたGUI画面を表示する際に、ストリーム再生画面で指定された再生位置情報を映像出力装置100で取得するものであって、その再生位置情報を用いて表示するGUI画面を決定する。なお、この実施形態2での映像配信システムや映像出力装置100,サーバ300は夫々、上記実施形態1と同様、図1〜図5の構成をなしているものである。
図8は図1に示す映像配信システムの実施形態2での映像出力方法の一具体例を示すフローチャートであって、図2に示す映像出力装置100でストリーム再生画面からGUI画面に切り替える際のシステム全体の動作の処理シーケンスを示すものであり、図6に示す処理に対応する処理は、同じステップ番号「S」としている。
なお、この実施形態2では、映像出力装置100の再生処理部120a(図3)は、サーバ300(図4)からの受信したコンテンツのストリームから外部機器200での指定操作による再生位置を検出する機能も備えている。
図8において、図6に示す実施形態1と同様、映像出力装置100(図2)でコンテンツのストリーム再生画面が表示されている状態で(S601)、映像出力装置100のGUI情報処理部120b(図3)が外部機器200からの操作情報の入力を外部機器制御部118(図2)から受け付けると(S602)、映像出力装置100のGUI情報処理部120bは、現在表示中のストリーム再生画面のストリームに含まれるPTSと現在時刻とを基に再生位置を算出した再生位置情報を再生処理部120a(図3)から取得し(S801)、取得した再生位置情報を含むGUI−ID要求をサーバ300に送信する(S802)。
サーバ300では、このGUI−ID要求を受信すると、GUIデータ管理部302cが、配信制御部302aから送信中のコンテンツのストリームのコンテンツ名を取得し、取得したコンテンツ名とGUI−ID要求に含まれる再生位置情報から、図7に示すコンテンツ対応テーブル700を基に、該当するGUI−IDを抽出する(S803)。
これ以降は図6に示す実施形態1と同様であり、サーバ300は抽出したGUI−IDを映像出力装置100に送信し(S606)、映像出力装置100は、このGUI−IDを受信し、このGUI−IDに対応したGUI画面を表示する(S607)。
以上のように、この実施形態2では、ストリーム再生画面の表示内容に連動したGUI画面を表示する際に、ストリーム再生画面で再生位置情報を映像出力装置100で取得し、その再生位置情報を用いて表示するGUI画面を決定することができ、先の実施形態と同様の効果が得られることになる。
〔実施形態3〕
次に、実施形態3について説明するが、この実施形態3では、再生位置に応じたGUI画面を表示する際に、外部機器200であるタッチパネルに触れられた位置に応じて、表示するGUI画面を決定するものである。このタッチパネルは、映像出力装置100の映像再生出力部111の画面と同じ面積を持ち、画面上に表示されたGUI画面に触れることで操作可能なものである。なお、この実施形態3での映像配信システムや映像出力装置100,サーバ300は夫々、上記実施形態1と同様、図1〜図5の構成をなしているものである。
図9はこの実施形態3におけるサーバ300の記憶部303(図4)に記憶されているコンテンツ対応テーブルの一具体例を示す図であって、700aはコンテンツ対応テーブル、704は座標範囲であり、図7に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
同図において、コンテンツ対応テーブル700aは、図7に示すコンテンツ対応テーブル700を構成する情報に座標範囲704が追加されたものである。
座標範囲704は、映像出力装置200での映像再生出力部111の表示画面全体の表示範囲の中での範囲を示す情報である。座標範囲704の座標は、ドット単位として、表示画面での横軸方向の位置をX、縦軸方向の位置をYとし、表示画面の左端をX=0、表示画面の上端をY=0とした座標系で指定する。範囲を指定する形状は長方形とし、長方形の左上隅と右下隅との座標を指定することにより、任意の座標範囲を示すことができる。
一例として、映像再生出力部111の表示画面全体の表示範囲が横1920ドット,縦1080ドットからなるものとし、この表示画面全体にストリーム再生画面が表示される場合には、このストリーム再生画面の表示範囲は(0,0)〜(1920,1080)で表わされる。これは、コンテンツ対応テーブル700aにおいて、コンテンツ名が「Kyoto」のコンテンツのGUI−IDが「A−01」の区分コンテンツの表示範囲である。
また、ストリーム再生画面の表示範囲が映像再生出力部111の表示画面全体の表示範囲の左半分である場合には、座標範囲704は(0,0)〜(960,1080)で表わされる。これは、コンテンツ対応テーブル700aにおいて、コンテンツ名が「Kyoto」のコンテンツのGUI−IDが「A−02」の区分コンテンツの表示範囲である。さらに、ストリーム再生画面の表示範囲が映像再生出力部111の表示画面全体の表示範囲の右半分である場合には、座標範囲704は(960,0)〜(1920,1080)で表わされる。これは、コンテンツ対応テーブル700aにおいて、コンテンツ名が「Kyoto」のコンテンツのGUI−IDが「A−03」の区分コンテンツの表示範囲である。
ここで、コンテンツ対応テーブル700aによると、コンテンツ名が「Kyoto」のコンテンツのGUI−IDが「A−02」の区分コンテンツとGUI−IDが「A−03」の区分コンテンツとは、再生範囲702が「3:45〜5:00」と等しいから、コンテンツ名が「Kyoto」のコンテンツのGUI−IDが「A−01」の区分コンテンツのストリーム再生画面が表示された後、GUI−IDが「A−02」の区分コンテンツとGUI−IDが「A−03」の区分コンテンツとのストリーム再生画面が、映像再生出力部111の表示画面全体の表示範囲の左半分と右半分とに、同時に表示されることになる。そして、かかる表示状態で表示画面の左半分側が指示されると、コンテンツ対応テーブル700aから「A−02」のGUI−IDが抽出され、右半分側が指示されると、コンテンツ対応テーブル700aから「A−03」のGUI−IDが抽出される。
なお、このコンテンツ対応テーブル700aには、1つのコンテンツのみが示されているが、他のコンテンツの情報が、同様の形態で、あるいは、図7に示す形態で、登録されている。
また、この実施形態3におけるストリーム再生画面から外部機器200(図1)での利用者の操作情報を受ける前までの処理は、先の実施形態2と同様であるため、説明を省略する。
この実施形態3において、ストリーム再生画面の表示中に利用者が映像出力装置100に接続された外部機器200であるタッチパネルに触れると(従って、このストリーム再生画面に触れると)、映像出力装置100のGUI情報処理部120b(図3)は、利用者がタッチパネル上の触れた位置を座標情報として取得し、取得した座標情報を含んだGUI−ID要求をサーバ300に送信する。サーバ300がこのGUI−ID要求を受信すると、GUIデータ管理部302c(図5)が配信中のコンテンツのストリームのコンテンツ名と再生位置と座標情報の座標が含まれる座標範囲に該当するGUI−IDをコンテンツ対応テーブル700aから抽出し、映像出力装置100に送信する。このGUI−IDを受信した映像出力装置100は先の実施形態1と同様の処理を行ない、このGUI−IDに該当するGUI画面を表示する。
なお、座標情報の取得方法は、外部機器200としてタッチパネルを用いずに、例えば、マウスを用い、映像出力装置100の映像再生出力部111の表示画面に表示されたマウスカーソルの座標をマウスのボタンのクリックで取得する方法を用いてもよい。
以上により、この実施形態3においても、ストリーム再生画面からGUI画面に切り替える際に、利用者がタッチパネルに触れた位置に応じて、表示するGUI画面を決定することができ、先の実施形態と同様の効果が得られる。
〔実施形態4〕
次に、実施形態4について説明するが、この実施形態4では、ストリーム再生画面からGUI画面に切り替える際に、指定のGUI−IDに対応したGUI画面を作成するためのデータが映像出力装置100の記憶部117(図2)に記憶されていない場合、指定のGUI−IDに対応するGUI画面のデータをダウンロードすることができ、これにより、GUI画面を作成することができるようにしたものである。
図10はこの実施形態4におけるサーバ300の記憶部303(図4)に記憶されているコンテンツ対応テーブルの一具体例を示す図であって、700bはコンテンツ対応テーブル、705はGUI画面用URI(Uniform Resource Identifier)であり、図9に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
同図において、コンテンツ対応テーブル700bは、図9に示すコンテンツ対応テーブル700aを構成する情報にGUI画面用URI705の項目が追加されたものである。
GUI画面用URI705は、ネットワーク上のGUIデータの所在場所を示す情報である。このURIにアクセスすることにより、映像出力装置100はGUIデータをダウンロードして取得することができる。
図11は図1に示す映像配信システムの実施形態4での映像出力方法の一具体例の要部を示すフローチャートであり、図2に示す映像出力装置100でストリーム再生画面からGUI画面に切り替える際の映像出力装置100のサーバ300からGUI−IDを受信してからの動作の処理シーケンスを示すものである。
同図において、先の各実施形態のように、映像出力装置100がサーバ300からGUI−IDを受信すると(S801)、GUI情報処理部120b(図3)は、この受信したGUI−IDに該当するGUIデータが記憶部117(図2)が記憶されているか否かを確認する(S802)。かかるGUIデータが記憶部117が記憶されている場合には(S802の“Yes”)、この受信したGUI−IDに従って記憶部117に記憶しているGUIデータを読み出し、先の各実施形態と同様に、このGUIデータを用いてGUI画面を作成して表示する(S804)。受信したGUI−IDに該当するGUIデータが記憶部117に記憶されていない場合には(S802の“No”)、図10に示すコンテンツ対応テーブル700bのGUI画面用URI705の項目の情報を用いて、該当するGUIデータをダウンロードして取得し(S803)、取得したこのGUIデータを用いてGUI画面を作成して表示する(S804)。
以上のように、この実施形態4では、ストリーム再生画面からGUI画面に切り替える際に、指定のGUI−IDに対応するGUI画面を作成するためのGUIデータが記憶部117に記憶していない場合でも、この指定のGUI−IDに対応するGUIデータをダウンロードによって取得することができて、GUI画面を作成して表示することができるものであって、先の実施形態と同様の効果を得ることができる。
〔実施形態5〕
次に、実施形態5について説明するが、この実施形態5は、映像出力装置100の記憶部117に図7,図9あるいは図10に示すようなコンテンツ対応テーブルが記憶されており、ストリーム再生画面からGUI画面に切り替える際に、このコンテンツ対応テーブルを使用して表示するGUI画面を決定するものである。
図12は図1に示す映像配信システムの実施形態5での映像出力方法の一具体例の要部を示すフローチャートであり、図2に示す映像出力装置100でストリーム再生画面からGUI画面に切り替える際のシステム全体の動作の処理シーケンスを示すものである。なお、図8に対応する処理には、同一ステップ番号「S」を付して重複する説明を省略する。
同図において、図8に示す具体例と同様にして、映像出力装置100のGUI情報処理部120bは、現在表示中のストリーム再生画面のストリームに含まれるPTSと現在時刻から再生位置を基に算出した再生位置情報を再生処理部120a(図3)から取得すると(S801)、映像出力装置100のGUI情報処理部120b(図3)は、記憶部117(図2)に予め記憶しているコンテンツ対応テーブルを読み出し、このコンテンツ対応テーブルからGUI−IDを抽出する(S901)。そして、このGUI−IDを基に記憶部117から該当するGUIデータを読み取り、あるいはダウンロードしてGUI画面を作成して表示する(S607)。
コンテンツ対応テーブルからGUI−IDを抽出する方法やGUI−ID決定後の処理は、先の実施形態4と同様である。
以上のように、この実施形態5では、ストリーム再生画面からGUI画面に切り替える際に、映像出力装置100の記憶部117に記憶しているコンテンツ対応テーブルを使用して、表示するGUI画面を決定することができるものであって、先の各実施形態と同様の効果が得られる。
〔実施形態6〕
次に、実施形態6について説明するが、この実施形態6は、先の実施形態5と同様、映像出力装置100でコンテンツ対応テーブルを用いてGUI−IDの決定をするものであって、映像出力装置100の記憶部117にコンテンツ対応テーブルが記憶されていないが、映像出力装置100でGUI−IDの決定のためにコンテンツ対応テーブルを用いることができるようにしたものである。かかるコンテンツ対応テーブルも、図7,図9あるいは図10に示すようなコンテンツ対応テーブルである。なお、かかるコンテンツ対応テーブルはサーバ300に確保されているが、サーバ300はこのコンテンツ対応テーブルを用いてGUI−IDの決定は行なわない。
図13は図1に示す映像配信システムの実施形態6での映像出力方法の一具体例の要部を示すフローチャートであり、図2に示す映像出力装置100でストリーム再生画面からGUI画面に切り替える際のシステム全体の動作の処理シーケンスを示すものである。なお、図8に対応する処理には、同一ステップ番号「S」を付して重複する説明を省略する。
同図において、映像出力装置100では、GUI情報処理部120b(図3)は、再生位置情報を再生処理部120a(図3)から取得すると(S801)、GUI−IDを決定するために、記憶部117にコンテンツ対応テーブルを記憶しているか否か確認する(S1001)。
かかるコンテンツ対応テーブルが記憶部117に記憶している場合には、先の実施形態5と同様、記憶部117からコンテンツ対応テーブルを取得し、コンテンツ対応テーブルを用いてGUI−IDを抽出する。
かかるコンテンツ対応テーブルが記憶部117に記憶していない場合には、サーバ300からコンテンツ対応テーブルを取得するために、サーバ300に対してコンテンツ対応テーブル送信要求を行なう(S1002)。サーバ300は、このコンテンツ対応テーブル送信要求を受信すると、映像出力装置100に対して、コンテンツ対応テーブルを送信する(S1003)。
映像出力装置100は、記憶部117から取得したコンテンツ対応テーブル、または、サーバ300からの受信したコンテンツ対応テーブルを用いてGUI−IDを決定し(S1001)、このGUI−IDに該当するGUIデータを記憶117から読み取り、あるいはダウンロードしてGUI画面を作成・表示する(S607)。
なお、コンテンツ対応テーブルを用いたGUI−IDの決定方法やGUI−ID決定後の処理は、先の実施形態5と同様である。
以上のように、この実施形態6では、映像出力装置100の記憶部117に、コンテンツ対応テーブルが記憶されていない場合でも、サーバ300からコンテンツ対応テーブルを取得することにより、表示するGUI画面を決定することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。さらに、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成,機能,処理部,処理手段などは、それらの一部または全部を、例えば、集積回路で設計することなどにより、ハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成,機能などは、制御部121(図2)が夫々の機能を実現するプログラムを解釈し、実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラムやテーブル,ファイルなどの情報は、メモリやハードディスク,SSD(Solid State Drive)などの記録装置、または、ICカードやSDカード,DVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体に格納しておくことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、上記各実施形態では、映像出力装置100をデジタルサイネージ端末としたが、例えば、家庭内などに用いられるテレビジョン受像機であってもよい。この場合には、テレビジョン放送番組が放送局からコンテンツのストリームとして送信され、映像出力装置100としてのテレビジョン受信機では、これが受信されてストリーム再生画面として表示される。このストリーム再生画面に対して外部機器200により操作することにより、先の実施形態のように、このストリーム再生画面に連動する(関連する)GUI画面が選択されて表示される。このストリーム再生画面としては、放送番組に間挿されたコマーシャルの画面であってもよい。この場合には、このコマーシャル画面に連動(関連)するGUI画面では、例えば、コマーシャルの対象となる商品の購入や映画などのイベントの予約申込みができるようにすることができる。この場合、GUIデータはテレビジョン受像機の記憶部117に記憶されているが、GUI画面が非常に多く、記憶部117に記憶しきれない場合には、GUIデータを管理するサーバを設け、このサーバからダウンロードするようにすればよい。
また、映像出力装置100をテレビジョン受像機とした場合、放送局から送信される放送信号にコンテンツのストリームを重畳し、テレビジョン受像機では、コンテンツのストリーム画面が、放送番組の画面とともに、表示画面の一部で表示されるようにすることができる。
1 広域ネットワーク
100a,100b,……,100n 映像出力装置
101 放送信号入力端子
102 チューナ
103 復調部
104 デスクランブラ
105 ストリーム処理部
106 映像デコーダ
109 映像処理部
111 映像再生出力部
112 音声再生出力部
116 ネットワーク接続端子
117 記憶部
118 外部機器制御部
119 外部機器接続端子
120 メモリ
121 制御部
120a 再生処理部
120b GUI情報処理部
200a,200b,……,200n 外部機器
300a,300b,……,300m 映像出力サーバ装置(サーバ)
301 制御部
302 メモリ
302a 配信制御部
302b テーブル管理部
302c GUIデータ管理部
303 記憶部
305 ネットワーク接続端子
307 外部機器接続端子
308 エンコーダ
700,700a,700b コンテンツ対応テーブル
701 コンテンツ名
702 再生範囲
703 GUI−ID
704 座標範囲
705 GUI画面用URI

Claims (15)

  1. 映像出力装置と映像出力サーバ装置とがネットワークを介して接続され、該映像出力装置と該映像出力サーバ装置との間で各種情報の送受信を行なう映像配信システムであって、
    該映像出力サーバ装置から該映像出力装置にコンテンツのストリームが配信されて、該映像出力装置でストリーム再生画面が表示され、
    該映像出力装置に該コンテンツのストリームに連動するGUI画面を作成するためのGUIデータが記憶されており、
    該映像出力装置で該ストリーム再生画面の指示操作による再生位置に応じたGUI識別情報を該映像出力サーバ装置から取得し、取得した該GUI識別情報に該当する該GUIデータからGUI画面を作成して表示させる
    ことを特徴とする映像配信システム。
  2. 映像出力サーバ装置とネットワークを介して接続され、該映像出力サーバ装置との間で各種情報の送受信を行なう映像配信システムであって、
    該映像出力サーバ装置から該映像出力装置にコンテンツのストリームが配信されて、該映像出力装置でストリーム再生画面が表示され、
    該映像出力装置に該コンテンツのストリーム画面に連動するGUI画面を識別するためのGUI識別情報と、該GUI識別情報に対応付けられた該GUI画面を作成するためのGUIデータとが記憶されており、
    該映像出力装置で該ストリーム再生画面の指示操作による再生位置に応じたGUI識別情報を取得して、取得した該GUI識別情報に該当する該GUIデータからGUI画面を作成して表示させる
    ことを特徴とする映像配信システム。
  3. 映像出力装置とネットワークを介して接続され、該映像出力装置にコンテンツのストリームを配信してストリーム再生画面を表示させる映像出力サーバ装置であって、
    該映像出力装置に該コンテンツのストリームを配信するとともに、該映像出力装置から配信中の該コンテンツのストリーム画面に連動したGUI画面に該当するGUI識別情報の要求通知を受信し、該映像出力装置へ該当するGUI識別情報を送信する通信部と、
    該GUI識別情報の要求通知の受信タイミングを基に、配信中の該コンテンツのストリームの再生位置を取得する配信制御部と、
    該映像出力装置に配信される夫々のコンテンツのストリーム画面に連動する該GUI画面を指定する該GUI識別情報が登録されているコンテンツ対応テーブルを格納した記憶部と
    を有し、
    取得した該再生位置と該コンテンツ対応テーブルとに基づいて該GUI識別情報を決定し、該GUI識別情報を要求のあった該映像出力装置に送信して表示中の該コンテンツのストリーム画面に連動した該GUI画面を表示させることを特徴とする映像出力サーバ装置。
  4. 請求項3において、
    前記コンテンツのストリーム画面には、夫々1以上の前記GUI画面が連動し、
    前記コンテンツ対応テーブルは、前記コンテンツ毎に、コンテンツの再生時間を示す再生範囲と該再生範囲に対する前記GUI識別情報とが関連付けられており、
    前記再生位置を含む該再生範囲に該当する前記GUI識別情報を、前記映像出力装置から要求があったGUI識別情報とする
    ことを特徴とする映像出力サーバ装置。
  5. 映像出力装置とネットワークを介して接続され、該映像出力装置にコンテンツのストリームを配信して1以上のコンテンツのストリーム再生画面を同時に表示させる映像出力サーバ装置であって、
    該映像出力装置に該コンテンツのストリームを配信するとともに、該映像出力装置から配信中の該コンテンツのストリーム画面に連動したGUI画面に該当するGUI識別情報の要求通知を受信し、該映像出力装置へ該当するGUI識別情報を送信する通信部と、
    該映像出力装置に配信される夫々のコンテンツのストリーム画面に連動する該GUI画面を指定する該GUI識別情報が登録されているコンテンツ対応テーブルを格納した記憶部と
    を有し、
    該通信部が受信した該GUI識別情報の要求通知には、該映像出力装置で表示中の該コンテンツのストリーム画面で指定された時刻に応じた再生位置を表わす再生位置情報が含まれており、
    取得した該再生位置情報と該コンテンツ対応テーブルとに基づいて該GUI識別情報を決定し、該GUI識別情報を要求のあった該映像出力装置に送信して表示中の該コンテンツのストリーム画面に連動した該GUI画面を表示させることを特徴とする映像出力サーバ装置。
  6. 請求項5において、
    前記コンテンツのストリーム画面には、夫々1以上の前記GUI画面が連動し、
    前記コンテンツ対応テーブルは、前記コンテンツ毎に、コンテンツの再生時間を示す再生範囲と該再生範囲に対する前記GUI識別情報とが関連付けられており、
    前記再生位置情報を含む該再生範囲に該当する前記GUI識別情報を、前記映像出力装置から要求があったGUI識別情報とする
    ことを特徴とする映像出力サーバ装置。
  7. 映像出力装置とネットワークを介して接続され、該映像出力装置にコンテンツのストリームを配信してストリーム再生画面を表示させる映像出力サーバ装置であって、
    該映像出力装置に該コンテンツのストリームを配信するとともに、該映像出力装置から配信中の該コンテンツのストリーム画面に連動したGUI画面に該当するGUI識別情報の要求通知を受信し、該映像出力装置へ該当するGUI識別情報を送信する通信部と、
    該映像出力装置に配信される夫々のコンテンツのストリーム画面に連動する該GUI画面を指定する該GUI識別情報が登録されているコンテンツ対応テーブルを格納した記憶部と
    を有し、
    該通信部が受信した該GUI識別情報の要求通知には、該映像出力装置で表示中の該コンテンツのストリーム画面で指定された時刻に応じた再生位置を表わす再生位置情報と該ストリーム画面での指定された位置を表わす座標情報とが含まれており、
    取得した該再生位置情報と該座標情報と該コンテンツ対応テーブルとに基づいて該GUI識別情報を決定し、該GUI識別情報を要求のあった該映像出力装置に送信して表示中の該コンテンツのストリーム画面に連動した該GUI画面を表示させることを特徴とする映像出力サーバ装置。
  8. 請求項7において、
    前記コンテンツのストリーム画面には、このエリアに応じて異なる前記GUI画面が連動するストリーム画面もあり、
    前記コンテンツ対応テーブルは、前記コンテンツ毎に、コンテンツの再生時間を示す再生範囲と夫々のコンテンツの表示範囲を示す座標範囲と前記GUI識別情報とが関連付けられており、
    前記再生位置情報を含む該再生範囲に前記座標情報を含む該座標範囲とに該当する前記GUI識別情報を、前記映像出力装置から要求があったGUI識別情報とする
    ことを特徴とする映像出力サーバ装置。
  9. 請求項3〜8のいずれか1つにおいて、
    前記コンテンツ対応テーブルは、さらに、前記GUI識別情報によって指定される前記GUI画面を作成するためのGUIデータの所在場所を示す情報が登録されており、
    前記通信部は、該映像出力装置へ、該当するGUI識別情報とともに、該当する該GUIデータの所在場所を示す情報を前記映像出力装置に送信する
    ことを特徴とする映像出力サーバ装置。
  10. 映像出力サーバ装置とネットワークを介して接続され、該映像出力サーバ装置との間で各種情報の送受信を行なう映像出力装置であって、
    コンテンツのストリーム画面を表示する再生出力部と、
    該ストリーム画面に連通するGUI画面のGUI識別情報の要求通知を該映像出力サーバ装置へ送信する送信部と、
    該映像出力サーバ装置からの該GUI識別情報を受信する受信部と、
    受信した該GUI識別情報に基づいて、該GUI識別情報に該当するGUI画面を作成するGUI情報処理部と
    を備え、
    該再生出力部で、該ストリーム画面に代えて、該GUI画面を表示することを特徴とする映像出力装置。
  11. 映像出力サーバ装置とネットワークを介して接続され、該映像出力サーバ装置から送信されるコンテンツのストリームを受信してストリーム画面を表示する映像出力装置であって、
    コンテンツのストリーム画面を表示する再生出力部と、
    該コンテンツのストリーム画面に連動するGUI画面を指定する該GUI識別情報が登録されているコンテンツ対応テーブルを格納した記憶部と
    を備え、
    該再生出力部で表示中の該コンテンツのストリーム画面での指定操作に応じてコンテンツ対応テーブルから該GUI識別情報を取得し、該GUI識別情報を基に表示中の該コンテンツのストリーム画面に連動するGUI画面を作成し、該再生出力部で、該コンテンツのストリーム画面に代わって、作成したがてGUI画面を表示する
    ことを特徴とする映像出力装置。
  12. 請求項11において、
    前記映像出力サーバ装置に、前記コンテンツ対応テーブルが記録されており、
    前記記憶部に前記コンテンツ対応テーブルが記憶されているか否かを確認するGUI情報処理部を有し、
    該GUI情報処理部が前記記憶部に前記コンテンツ対応テーブルが記憶されていないことを確認したときには、前記映像出力サーバ装置にコンテンツ対応テーブルを要求し、この要求によって前記映像出力サーバ装置から取得したコンテンツ対応テーブルを基に前記GUI識別情報を取得する
    ことを特徴とする映像出力装置。
  13. 映像出力装置に表示するGUI画面を決定するための映像出力方法であって、
    該映像出力装置から映像出力サーバ装置にGUI識別情報の要求通知を送信し、
    該映像出力サーバ装置から該映像出力装置に配信中のコンテンツのストリームの再生位置を取得し、
    該映像出力サーバ装置で該再生位置と該GUI画面を指定する該GUI識別情報が登録されているコンテンツ対応テーブルとからGUI識別情報を抽出し、
    該映像出力装置で該GUI識別情報に基づいて表示する該GUI画面を決定する
    ことを特徴とする映像出力方法。
  14. 請求項13において、
    前記映像出力装置で表示される前記コンテンツのストリーム再生画面上での利用者によって指示された位置の座標情報を取得する機能を有し、
    前記映像出力サーバ装置へ該座標情報を含む前記GUI識別情報の要求通知を送信し、
    前記映像出力サーバ装置で前記再生位置と前記座標情報と前記コンテンツ対応テーブルから該当するGUI識別情報を抽出し、
    前記映像出力装置で該GUI識別情報に基づいて表示するGUI画面を決定する
    ことを特徴とする映像出力方法。
  15. 請求項13または14において、
    前記映像出力サーバ装置から前記映像出力装置に前記GUI識別情報を送信する際に、前記GUI画面のGUIデータをダウンロードするためのURIを前記映像出力装置に送信し、
    前記映像出力装置は、該URIに基づいて該GUIデータをダウンロードし、該GUIデータに基づいてGUI画面を作成し、表示する
    ことを特徴とする映像出力方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017188824A (ja) * 2016-04-07 2017-10-12 三菱電機株式会社 デジタルサイネージ再生装置およびデジタルサイネージ再生装置の制御方法

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