JP5863563B2 - 無線操作制御用プログラム、無線端末、及びコンテンツ視聴システム - Google Patents

無線操作制御用プログラム、無線端末、及びコンテンツ視聴システム Download PDF

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Description

本発明は、無線操作制御用プログラム、無線端末、及びコンテンツ視聴システムに関する。
近年、携帯電話やスマートフォン等の携帯型情報端末を、テレビ受信機等の家電製品のリモコンとして用いることが行われている。このような機能は、例えば、携帯型情報端末に搭載された赤外線発信機能により、家電製品に付加されているリモコンと同様の赤外線信号を発信することによって実現される。
これに対して、赤外線通信機能を用いる場合における通信可能範囲や指向性の問題を解決するものとして、ネットワーク通信機能を備えたリモート・コマンダが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、リモコンと操作対象機器の間で双方向の通信が可能であることから、送達確認により確実な通信を行なったり、GUI操作を活用した複雑なコマンド体系を取り扱ったり、比較的広い帯域を利用して動画像ストリーミングなど大容量データ伝送を行なうことができることが記載されている。
特開2009−055614号公報
前記特許文献1には、様々な使用環境、使用状況に応じて必要な処理等が開示されておらずユーザーにとって使い勝手が十分ではなかった。例えば、特許文献1においては、リモート・コマンダにおいて受信した映像コンテンツを表示することや、リモート・コマンダで視聴しているコンテンツをテレビに表示させること等が開示されている。
無線通信による機器制御においては、セキュリティのため、無線による操作を許可する対象を制限する必要がある。また、コンテンツを快適に視聴するためには、テレビ受信機のような大型の画面に表示させることが好ましいが、無線端末による操作を介してそのような制御を行う場合、コンテンツを提供するサーバー、テレビ受信機、無線端末の3つの機器の制御が必要となり、上述したセキュリティ及び著作権管理を確保した上での機器間の連携が必要となる。
本発明は、上記を鑑みてなされたものでありその目的は、セキュリティ及び著作権管理を確保した上で機器間の連携が可能な無線操作制御用プログラム、無線端末、及びコンテンツ視聴システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、ある機器によるコンテンツの視聴を他の機器からの無線通信を介した操作によって制御するための無線操作制御用プログラムであって、コンテンツの視聴に用いる機器を選択するための機器選択画面を表示するステップと、視聴対象のコンテンツを選択するためのコンテンツ選択画面を表示するステップと、前記機器選択画面において選択された機器を識別するための機器識別情報及び前記コンテンツ選択画面において選択されたコンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報を、前記コンテンツの視聴に際して取得するべき情報を提供しているコンテンツ管理装置に対して通知するステップと、前記コンテンツ選択画面において選択されたコンテンツの視聴命令及び前記コンテンツ管理装置へアクセスするためのアドレスの情報を前記機器選択画面において選択された機器に対して通知することにより、前記選択された機器に前記コンテンツ管理装置にアクセスさせるステップとを情報処理装置に実行させることを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、ある機器によるコンテンツの視聴を他の機器からの無線通信を介した操作によって制御するための無線端末であって、コンテンツの視聴に用いる機器を選択するための機器選択画面を表示部に表示させる機器選択画面表示部と、視聴対象の前記コンテンツを選択するためのコンテンツ選択画面を表示部に表示させるコンテンツ選択画面表示部と、前記機器選択画面において選択された機器を識別するための機器識別情報及び前記コンテンツ選択画面において選択されたコンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報を、前記コンテンツの視聴に際して取得するべき情報を提供しているコンテンツ管理装置に対して通知する識別情報通知部と、前記コンテンツ選択画面において選択されたコンテンツの視聴命令及び前記コンテンツ管理装置へアクセスするためのアドレスの情報を前記機器選択画面において選択された機器に対して通知する視聴命令通知部とを含むことを特徴とする無線端末。
また、本発明の更に他の態様は、ある機器によるコンテンツの視聴を他の機器からの無線通信を介した操作によって制御するコンテンツ視聴システムにおいてコンテンツに関する情報を提供するコンテンツ管理装置であって、コンテンツの視聴に用いる機器として選択された機器を識別するための機器識別情報を取得する機器識別情報取得部と、前記選択された機器からの、前記コンテンツの視聴に際して前記機器が取得するべき情報の取得要求を受信する情報取得要求受信部と、受信された前記取得要求の送信元が、取得された前記機器識別情報と一致する場合に、前記コンテンツの視聴に際して前記機器が取得するべき情報を前記取得要求の送信元に送信する機器判定部とを含むことを特徴とする。
また、本発明の更に他の態様は、ある機器によるコンテンツの視聴を他の機器からの無線通信を介した操作によって制御するための無線端末及びコンテンツに関する情報をコンテンツの視聴に用いる機器に提供するコンテンツ管理装置を含むコンテンツ視聴システムであって、前記無線端末は、コンテンツの視聴に用いる機器を選択するための機器選択画面を表示部に表示させる機器選択画面表示部と、視聴対象のコンテンツを選択するためのコンテンツ選択画面を表示部に表示させるコンテンツ選択画面表示部と、前記機器選択画面において選択された機器を識別するための機器識別情報及び前記コンテンツ選択画面において選択されたコンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報を、前記コンテンツ管理装置に対して通知する識別情報通知部と、前記コンテンツ選択画面において選択されたコンテンツの視聴命令及び前記コンテンツ管理装置へアクセスするためのアドレスの情報を前記機器選択画面において選択された機器に対して通知する視聴命令通知部とを含み、前記コンテンツ管理装置は、コンテンツの視聴に用いる機器として選択された機器を識別するための機器識別情報を取得する機器識別情報取得部と、前記選択された機器からの、前記コンテンツの視聴に際して前記機器が取得するべき情報の取得要求を受信する情報取得要求受信部と、受信された前記取得要求の送信元が、取得された前記機器識別情報と一致する場合に、前記コンテンツの視聴に際して前記機器が取得するべき情報を前記取得要求の送信元に送信する機器判定部とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、セキュリティ及び著作権管理を確保した上で機器間の連携が可能な無線操作制御用プログラム、無線端末、及びコンテンツ視聴システムを提供できる。
本発明の実施形態に係るシステム構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るテレビ受信機の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る無線端末の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るコンテンツ配信サーバーの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るテレビ受信機のストレージ及びメモリの内部構成の例である。 本発明の実施形態に係る無線端末のストレージ及びメモリの内部構成の例である。 本発明の実施形態に係るコンテンツ配信サーバーのストレージ及びメモリの内部構成の例である。 本発明の実施形態に係るコンテンツ配信サーバーで管理される情報の例を示すデータテーブルである。 本発明の実施形態に係るシステムの動作シーケンスの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る無線端末のメニュー画面の表示例である。 本発明の実施形態に係る無線端末のコンテンツ一覧表示画面の表示例である。 本発明の実施形態に係る無線端末のコンテンツ詳細表示画面の表示例である。 本発明の実施形態に係る無線端末の接続機器一覧表示画面の表示例である。 本発明の実施形態に係るシステムの動作シーケンスの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る無線端末のコンテンツ操作画面の表示例である。 本発明の実施形態に係るテレビ受信機の表示画面にコンテンツを再生した場合の表示例である。 本発明の実施形態に係る無線端末の表示画面にコンテンツを再生した場合の表示例である。 本発明の他の実施形態に係るコンテンツ配信サーバーのストレージ及びメモリの内部構成の例である。 本発明の他の実施形態に係るシステムの動作シーケンスの例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るシステムの動作シーケンスの例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るシステムの動作シーケンスの例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る無線端末のコンテンツ一覧表示画面の表示例である。 本発明の他の実施形態に係る無線端末のコンテンツ詳細表示画面の表示例である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態では、映像や音声や文字情報などのコンテンツをインターネットで配信するサービス(以下、IPTVサービスと呼ぶ)を例として説明するが、本実施例はIPTVサービスに限定されるものではない。
IPTVサービスは、その形態から、ストリーミング、ダウンロード、およびプログレッシブダウンロードの3つのサービスに大別される。ストリーミングは、サーバーからコンテンツのデータをクライアントに逐次配信し、クライアントでは到着したデータから映像や音声等を再生することでユーザーに提示する。このため、十分に帯域の広いネットワークがある場合に、ほぼリアルタイムにユーザーがコンテンツを視聴可能なことが特徴である。
ダウンロードはクライアントがサーバーからあらかじめコンテンツデータのすべてを取得して蓄積しておき、蓄積完了後に視聴再生を行う。このため、リアルタイムに視聴する必要が無い場合、予めすべてのコンテンツデータを配信完了して蓄積することで、ユーザーが所望のタイミングで何度も視聴することが可能であり、十分に帯域の広いネットワークでなくてもコンテンツ配信を受けられることが特徴である。
また、プログレッシブダウンロードは、これら2つの中間に位置し、コンテンツのすべての配信が完了する前に、端末に蓄積された中から逐次視聴を行う。これにより、必ずしも蓄積完了を待つ必要が無く、帯域が十分広くない場合にも蓄積時間を短縮することができ、また、蓄積完了後であればユーザー所望のタイミングで何度も視聴できるというメリットを提供できる。
IPTVサービスを含むコンテンツ配信サービスにおいては、ユーザーが配信サービスを受ける対価としてのサービス事業者による利用料の課金が行われることが多い。このとき、ユーザーが正規利用者として予め登録されており、識別子(ID)を手がかりに、パスワード(指紋等の生体情報等でもよい)、氏名および住所等の各種情報が管理される。
有料となるコンテンツの配信の場合は、蓄積あるいは視聴する際の課金情報を記録可能であり、別途指定される支払い方法により利用料の支払いが可能であることが確認される。配信サービスの利用段階においては、登録情報の識別子(ID)およびパスワードによる管理情報との照合を行い、サービスを利用可能にするためのユーザー認証を受ける必要がある。この認証された正規利用者には、配信を受けるコンテンツの選択や検索、そのほかの情報配信等のサービスを選択するためにコンテンツ視聴ポータル画面を提供することが多い。
また、ユーザーが使用する機器が、サービス事業者が推奨する機器であるか、あるいは、機器内で動作する配信サービスを受けるプログラムが推奨のプログラムであるかなどを、配信サービスに先行して通信により確認する機器認証を行うことが多い。これにより、無断にコピーや移動、改変などの著作権法等の法令を違反する行為や、コンテンツの不正利用を防止する。
このとき、コンテンツを予め共通鍵暗号方式で暗号化しておき、認証された正規利用者のみが復号できるように、または認証された正規接続機器でのみ復号できるように、更には、正規利用者が認証された正規接続機器でのみ復号できるように、暗号を解読するための鍵を別途受け取りコンテンツと結び付けて保持することがある。また、公開鍵暗号化方式を用いて、公開鍵と秘密鍵を接続機器側、あるいはサービス事業者で用意し、秘密鍵を利用者登録時等に接続機器に送り、サービス事業者と接続機器でそれぞれ暗号化、復号に用いても良い。一般にこれら復号のための鍵は、コンテンツ再生の期限や回数、および、再生可能なユーザーや機器等の再生条件とともに記録される。以下、暗号化のための鍵を暗号鍵、復号のための鍵を復号鍵と呼ぶ。
このように、IPTVサービスのサービス事業者は、コンテンツやサービスの提供者の代行として、ユーザー認証と機器認証、および、復号鍵の関係付けにより、コンテンツ配信サービス等をユーザーに安全に提供し、確実な課金を行う。以降、ユーザーは所望するコンテンツの配信を受け、正しくコンテンツ再生等のサービスを授受することとなる。さらにこれらに基づいて、ユーザーは著作権に基づいて再生できる権利に対応させて結び付けたコンテンツを保持することが可能となる場合もある。
ユーザーは、このようにして得られたコンテンツ及び復号鍵を用いて所定の機器によりコンテンツの再生を行うが、これらは通常同一装置、同一ユーザーが前提となっている。これに対して、同一ユーザーが複数の装置を所有しており、同じコンテンツを別の装置で再生したい場合には、同一コンテンツに対しても再度課金されてしまう不便さがある。そのため、再生できる権利を有する同一ユーザーであればサービス事業者が許容する機器台数の範囲内において、複数の機器においてコンテンツを再生することを許可するサービスがある。この場合は、サービス事業者がユーザーと許可する機器台数を関連付けて正しく管理することが求められる。
図1は、本実施形態に係るネットワーク端末システムの一実施例を示すブロック構成図である。本実施形態に係るネットワーク端末システムは、例えば、テレビ受信機1、テレビ受信機19、無線端末12、無線LAN(Local Area Network)ルーター10、外部ネットワーク11、コンテンツ配信サーバー99から構成される。図示の例は、情報通信端末としての携帯電話機等の移動体通信端末である無線端末12の利用者が、その無線端末12を持って家庭や店舗等で、テレビ受信機1でテレビ番組を視聴しているときの例である。
無線LANルーター10は、Wi−Fiなどの無線LAN機能を備え、通信回線を経由して外部ネットワーク11に接続できる。また、無線LANルーター10は、テレビ受信機1、テレビ受信機19、無線端末12、外部ネットワーク11と接続されており、テレビ受信機1、テレビ受信機19または無線端末12は、インターネット網から情報を入手することができる。
また、無線LANルーター10は、テレビ受信機1またはテレビ受信機19とは、有線LANまたは無線LANで接続されており、無線端末12とは無線LANで接続されているものとする。ここで、Wi−Fiは、IEEE(米国電気電子学会)の規格「IEEE 802.11a/IEEE 802.11b」で策定された無線LANの標準規格である。
コンテンツ配信サーバー99は、映像、音声等のコンテンツを蓄積し、ネットワークに接続された無線端末12またはテレビ受信機1の要求に応じてコンテンツを配信するコンテンツ管理装置である。コンテンツ配信サーバー99は、外部ネットワーク11と接続され、無線端末12またはテレビ受信機1は、無線ルーター10を経由して外部ネットワーク11に接続されたコンテンツ配信サーバー99と情報の送受信や、コンテンツ及び暗号化されたコンテンツを復号するための鍵等のコンテンツに関する情報の受信を行うことができる。また、無線端末12は、移動体通信網を利用して基地局18を通して通信ネットワークに接続し、通信ネットワークに接続された外部ネットワークを介しても情報の送受信およびコンテンツの受信を行うこともできる。
図2は、テレビ受信機1の構成図の一例である。テレビ受信機1は、アンテナ38に接続され、チューナ・復調部2、信号分離部3、制御部5、選局制御部6、入力手段4、ストレージ23、メモリ20、重畳部7、表示部8、通信I/F9、音声復調部39、映像復調部40、スピーカ41、音声出力部42、映像出力部43などを含む。それぞれの処理部がバス120を介して接続される。
また、テレビ受信機1は、アプリケーション・プログラムをストレージ23に格納可能としており、制御部5がストレージ23から上記プログラムをメモリ20に展開し、制御部5が上記プログラムに従って演算を行うことでさまざまな機能を実現することができる。以後の説明では説明を簡単にするため、制御部5が各アプリケーション・プログラムに従って演算を行うことにより実現する各種機能を、各種プログラム機能部が主体となって実現することとして説明する。
なお、アプリケーション・プログラムは、テレビ受信機1が出荷されるまでに予めストレージ23に格納されていても良いし、CD(Compact Disk)・DVD(Digital Versatile Disk)などの光学メディアや半導体メモリ等の媒体に格納されて図示しない媒体接続部を介してテレビ受信機1にインストールされても良い。また、通信I/F9及び無線ルーター10を介して外部ネットワーク11からダウンロードしてインストールすることも可能である。また、アプリケーション・プログラムの各種機能は同様の機能を持つ処理部として、ハードウェアで実現することも可能である。ハードウェアとして実現する場合は、各処理部が主体となって各機能を実現する。
入力手段4は、ユーザーからのテレビ受信機1に対する操作を受け付け、入力操作に関する制御情報を入力する入力手段であり、例えば、リモコン、キーボード、マウス等のポインティングデバイス等により実現される。
制御部5は、入力手段4を介してユーザーの操作要求を受け取り、信号分離部3、選局制御部6、ストレージ23、重畳部7、通信I/F9、各種プログラム機能部の各ブロックを制御する。ストレージ23は、制御部5の指示により制御され、アプリケーション・プログラムを保存することができる。また、アプリケーション・プログラムで作成した各種情報を保存する。また、チューナ・復調部2や通信I/F9から受信した信号から映像音声ストリーム等のコンテンツを保存してもよい。
メモリ20は、制御部5の指示により制御される。メモリ20に、ストレージ23に格納しているアプリケーション・プログラムの機能部が展開される。チューナ・復調部2は、選局制御部6により、所望のサービスのチャンネルに同調することで、放送局999より放送信号を受信し、受信した放送信号を復調してトランスポートストリームを取得する。
なお、図2の例では、説明を簡単にするため、チューナ・復調部2が一つの構成を例示している。しかしながら、視聴と録画を並行して行う機能や伝送周波数の異なる複数のチャンネルのコンテンツを同時に視聴する機能を搭載する場合は、複数のチューナ・復調部2を搭載すればよい。したがって、以下の説明におけるチューナ・復調部2は、すべて同一である必要はない。それぞれの処理に応じて異なるチューナ・復調部であってもよい。
選局制御部6は、入力手段4を経由してサービスを選局する指示を受け、指示に応じて選局するチャンネルを切り替えるようにチューナ・復調部2を制御する。また、選局制御部6は、各種プログラム機能部からの指示を受けとることができ、現在放送中のイベント(番組)を放送しているサービス(チャンネル番号)およびそのサービスが属する放送提示単位に切り替えるようにチューナ・復調部2を制御する。
通信I/F9は、有線LAN122または無線LANにより、無線ルーター10に接続される。また、通信I/F9は無線ルーター10との通信機能に加えてまたはこれに替えて、Wi−Fi(登録商標)などの無線LAN、IrDA(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)などの方法で外部の機器と無線ルーター10を介さずに直接通信するように構成してもよい。
通信I/F9は、異なる通信方式を行うチップをそれぞれ実装しても良い。また、複数の通信方式を扱う1つのチップとして実装されていても良い。以下、通信I/F9は無線ルーター10を介してテレビ受信機19や無線端末12と各種情報を送受信する例を説明するが、上述のとおり無線ルーター10を介さずに各種情報を直接送受信してもよい。
また、通信I/F9は、無線ルーター10を介して外部ネットワークと接続された装置とも各種情報を送受信可能である。例えば、外部ネットワークと接続されたサーバーからIP放送や、IPTVサービスのようなビデオオンデマンド、など形態でコンテンツストリーム(映像音声ストリーム)を受信することも可能である。また、外部ネットワークと接続されたサーバーから映像ストリームやアプリケーション・プログラムをダウンロードすることも可能である。ダウンロードした情報は、例えば、ストレージ23に格納される。
信号分離部3は、チューナ・復調部2で得たトランスポートストリームや、通信I/F9を介して得たコンテンツのストリームについて、映像データ、音声データ、字幕文データ、番組情報等、種類ごとに分離する。また番組情報(例えば、番組配列情報SI)を取得し、他の処理ブロックに送信する機能を有する。また、他の処理部からデータ送信要求があった場合には、指定されたデータを、要求元へデータを送信する。
音声復号部39は、信号分離部3で分離した音声データを復号する。音声復号部39で復号された音声情報は、スピーカ41から出力される。音声復号部39で復号された音声情報は、音声出力部42から外部機器へ出力してもよい。映像復号部40は、信号分離部3で分離した映像データを復号する。映像復号部40で復号された映像情報は、重畳部7に送られる。
重畳部7は、映像復号部40から送られる復号映像情報に各種プログラム機能部で作成されたEPG画像、OSD画像や、信号分離部3から分離された各種情報(字幕情報、字幕スーパー、データ放送データ等)から生成された画像等を重畳する。また、重畳部7は、後述するブラウザエンジン1006で作成されたブラウザ表示画面と映像信号とを合成またはそれぞれの選択切換を行う。重畳部7を経た映像情報は表示部8で表示される。
表示部8は、例えばテレビやパソコンのディスプレイあるいは液晶パネル等によって構成され、放送・配信された映像や各種操作をするためのUI、後述するブラウザエンジン1006で作成されたブラウザ表示画面、ストレージ23に格納された画像等の表示を行なう。また、重畳部7を経た映像情報は、映像出力部43から外部機器へ出力してもよい。表示する画像、映像はアプリケーション・プログラムで生成された画像でもよく、チューナ・復調部2を介して受信したコンテンツの画像、映像でもよく、通信I/F9を介して外部ネットワーク11上のサーバーから受信した画像、映像でもよく、通信I/F9を介して無線端末12から受信した画像、映像でもよい。
また、信号分離部3で所定の番組についてのトランスポートストリームを分離し、映像や音声を復号せずに出力するデジタルI/F44を設けてもよい。テレビ受信機19の各部の構成は、テレビ受信機1と同様のため、ここでは説明を省略する。また、本実施例ではテレビ受信機を使用する例を説明するが、表示部やスピーカを省略してレコーダーを用い、外部接続されたテレビ受信機やディスプレイ、スピーカに同様の映像音声を提示させることで本実施例を実施することも可能である。また、本実施例では1はテレビ受信機として説明をするが、STBやレコーダーなどで代替することも可能であり、この場合は図1(b)のテレビ受信機の構成からスピーカ41や表示部8を省略することも可能である。
図3は無線端末12の構成図の一例である。無線端末12は、例えば、通信I/F13、制御部14、表示部17、入力手段15、信号分離部21、チューナ・復調部22、ストレージ25、移動体通信I/F31、メモリ32、加速度センサ部33、地磁気センサ部34、GPS受信部35、ジャイロセンサ部36から構成され、それぞれの処理部がバス121を介して接続される。
また、無線端末12は、アプリケーション・プログラムをストレージ25に格納しており、CPU(Central Processin Unit)等の演算装置によって構成される制御部14がストレージ25から上記プログラムをメモリ32に展開し、制御部14が上記プログラムに従って演算を行うことで各種機能を実現することができる。以後の説明では説明を簡単にするため、制御部14が各アプリケーション・プログラムに従って演算を行うことで実現する各種機能を、各種プログラム機能部が主体となって実現することとして説明する。
なお、アプリケーション・プログラムは、無線端末12が出荷されるまでに予めストレージ25に格納されていても良いし、CD(Compact Disk)・DVD(Digital Versatile Disk)などの光学メディアや半導体メモリ等の媒体に格納されて図示しない媒体接続部を介して無線端末12にインストールされても良い。また、通信I/F13及び無線ルーター10を介して外部ネットワーク11からダウンロードしてインストールしてもよい。若しくは移動体通信I/F31を介して基地局18を介して配信元からダウンロードしてインストールしてもよい。さらに、ネットワークを介してアプリケーション・プログラムを取得したパーソナルコンピュータ(PC)に図示しない外部機器接続I/Fを介して接続し、PCから無線端末12にムーブまたはコピーしてインストールすることも可能である。
また、アプリケーション・プログラムは、同様の機能を持つ処理部として、ハードウェアで実現することも可能である。ハードウェアとして実現する場合は、各処理部が主体となって各機能を実現する。通信I/F13は、無線LANなどにより、無線ルーター10に接続される。無線ルーター10との通信機能に加えてまたはこれに替えて、Wi−Fi(登録商標)などの無線LANや、IrDA(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)などの方法で、無線ルーター10を介さずにテレビ受信機1またはテレビ受信機19などの他の機器と直接通信することが可能である。
通信I/F13は、テレビ受信機1の通信I/F9と各種情報の送受信を行う。また、通信I/F13は、無線ルーター10を介して外部ネットワークと接続され、外部ネットワーク上のWebサーバー99等と情報の送受信およびコンテンツの受信を行う。通信I/Fは、異なる通信方式を行うチップをそれぞれ実装しても良い。また、複数の通信方式を扱う1つのチップとして実装されていても良い。移動体通信I/F31は、GSM(Global System for Mobile Communications)(登録商標)方式、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)(登録商標)方式やCDMA2000方式、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)方式などの第3世代移動通信システム(以下「3G」と表記する)、またはLTE(Long Term Evolution)方式などの移動体通信網を利用して基地局18を通して通信ネットワークに接続され、通信ネットワーク上のサーバーと情報の送受信を行うことができる。
制御部14は、入力手段15を介してユーザーの操作要求を受け取り、信号分離部21、表示部17、通信I/F13、各種プログラム機能部を制御する。さらに、制御部14は、通信I/F13及び無線ルーター10を経由して外部ネットワーク11、または、移動体通信I/F31及び基地局18を経由して外部ネットワーク11からも各種情報およびコンテンツを取得でき、各種プログラム機能部に渡す機能も有する。
ストレージ25は、制御部14の指示により制御され、アプリケーション・プログラムを保存することができる。また、アプリケーション・プログラムで作成した各種情報を保存する。また、チューナ・復調部22、通信I/F13、または移動体通信I/F31から受信した信号から映像音声ストリーム等のコンテンツを保存してもよい。メモリ32は、制御部14の指示により制御される。制御部14によってメモリ32に、ストレージ25に格納しているアプリケーション・プログラムの機能部が展開される。
表示部17は、ストレージ25に格納された画像や映像、放送・配信された映像、各種操作をするためのUIや後述するブラウザエンジン1108で作成されたブラウザ表示画面等を表示する。表示する画像、映像はアプリケーション・プログラムで生成された画像でもよく、チューナ・復調部22を介して受信したコンテンツの画像、映像でもよく、通信I/F13を介して外部ネットワーク上のサーバーから受信した画像、映像でもよく、通信I/F13を介してテレビ受信機1から受信した画像、映像でもよく、移動体通信I/F31を介して通信ネットワーク上のサーバーから配信された画像、映像でもよい。また、表示部17は、例えば下記のタッチパネル等と一体として構成されてもよい。
入力手段15は、ユーザーからの無線端末12に対する操作を受け付け、入力操作に関する制御情報を入力する入力手段であり、例えば、物理的なボタンやタッチパネルなどを用いることができる。以下、本実施例では、タッチパネルを使用した例について説明するが各種操作は物理的なボタンを用いる構成でもよい。
タッチパネルを使用することにより、タッチパネル上の任意のオブジェクト(アイコン)等を指でタッチした状態で移動する操作(ドラッグ操作)または画面上で指をはじくようにして動かす操作(フリック操作)を行うことによりオブジェクト等を自由に移動したりすることができる。また、オブジェクト等を指で1回叩く操作(タップ操作)または2回叩く操作(ダブルタップ操作)を行うと、オブジェクト(アイコン)等を活性化したり別の画面に切り替えたりすることができる。
また、Webコンテンツ上を直接タッチすることにより、任意の位置を指でタッチした状態で移動する操作(ドラッグ操作)を行うことによりWebコンテンツの画面を自由に移動することができる。また、リンク先情報のURL(Uniform Resource Locator)が指定されたアンカータグなどを指で1回叩く操作(タップ操作)を行うと、ブラウザ上で所望のWebコンテンツを閲覧することができる。本実施例では、上述のタッチパネルの各操作をドラッグ操作、フリック操作、タップ操作と称して説明する。
チューナ・復調部22、信号分離部21は、それぞれテレビ受信機1のチューナ・復調部2、信号分離部3、と同等の働きを持つ。これらの機能は既に説明したので説明を省略する。加速度センサ部33は、無線端末12にかかる加速度を測定する。制御部14は、例えば加速度センサ部33により重力加速度を測定することによって、無線端末12のどの部分が上方であるのかを知ることができ、表示部17に表示させる画面の上方を加速度センサ部33が測定した上方と合わせるように表示させることによって、ユーザーによる無線端末12の持ち方に合わせた画面を表示させることができる。
地磁気センサ部34は、複数の磁気センサを利用するなどして地磁気を測定する。GPS受信部35は、GPS(Grobal Positioning System)を利用して複数の衛星から送信される信号を受信する。制御部14は、GPS受信部35が受信した信号を基に、無線端末12の位置情報を計算することができる。ジャイロセンサ部36は、無線端末12をユーザーが動かした場合などに発生する無線端末12の角速度を測定する。
図4はコンテンツ配信サーバー99の構成図の一例である。番組関連配信サーバー99は、例えば、通信I/F50、制御部51、メモリ52、ストレージ53から構成され、それぞれの処理部がバス123を介して接続される。また、コンテンツ配信サーバー99は、アプリケーション・プログラムをストレージ53に格納しており、制御部51がストレージ53から上記プログラムをメモリ52に展開し、制御部51が上記プログラムに従って演算を行うことで各種機能を実現することができる。以後の説明では説明を簡単にするため、制御部51が各アプリケーション・プログラムに従って演算を行うことで実現する各種機能を、各種プログラム機能部が主体となって実現することとして説明する。
通信I/F50は、外部ネットワーク11に接続され、外部ネットワーク11を介して無線ルーター10に接続される。通信I/F50は、テレビ受信機1の通信I/F9、または無線端末12の通信I/F13と各種情報の送受信を行う。制御部51は、通信I/F50、メモリ52、ストレージ53、各種プログラム機能部を制御する。さらに、制御部51は、ストレージ53のコンテンツ54に蓄積されたコンテンツを通信I/F50、外部ネットワーク11を介してテレビ受信機1または無線端末12に渡す機能も有する。
ストレージ53は、制御部51の指示により制御され、アプリケーション・プログラムを保存することができる。また、アプリケーション・プログラムで作成した各種情報を保存する。また、コンテンツ、機器認証情報およびユーザー管理情報などを蓄積する機能も持つ。メモリ52は、制御部51の指示により制御される。制御部51によってメモリ52に、ストレージ53に格納しているアプリケーション・プログラムの機能部が展開される。
図5は、図2におけるテレビ受信機1の構成のうちストレージ23及びメモリ20内部に格納される情報の例を示す図である。図5に示すように、ストレージ23は、機器認証プログラム1001、ブラウザプログラム1002およびコンテンツ再生プログラム1003を記憶している。制御部5がそれらのプログラムをメモリ20にロードすることによって機器認証部1007、ブラウザエンジン1008およびコンテンツ再生部1013がメモリ20において構成される。機器認証プログラム1001、ブラウザプログラム1002およびコンテンツ再生プログラム1003は、製品の出荷時点でストレージ23に格納しておいてもよく、通信I/F9を介してダウンロードしてもよい。
以後の説明では説明を簡単にするため、制御部5が各アプリケーション・プログラムに従って演算を行うことにより実現する各種機能を、各種プログラム機能部が主体となって実現することとして説明する。
テレビ受信機1にはユーザーによる入力手段4を用いた入力によって設定された、若しくはテレビ受信機1の工場出荷前などに予め設定されたユーザーID、パスワードおよび機器IDなどの機器認証情報がストレージ23の機器認証情報1004に記憶されている。機器認証にあたり、機器認証部1007はこれを参照できるものとする。また、上記の機器認証情報はユーザーによる操作によって表示部8に表示させ、若しくはテレビ受信機1の購入時に添付された書類等によってユーザーが確認できるものとする。
機器認証部1007は、機器認証情報1004に記憶された機器認証情報と無線端末12から送信された機器認証情報を比較し、機器認証情報が一致する場合は、無線端末12に対して接続を許可し、無線端末12から受信したユーザーID、パスワードおよび機器IDなどを個人認証情報として機器認証情報1004に格納し、必要な場合に参照する。一方、機器認証情報が誤っている場合には、機器認証部1007は無線端末12からの接続を認証しない。
ここで、無線端末12から送信された機器認証情報とは、無線端末12を操作するユーザーによって無線端末12において入力された情報である。ユーザーは、上述したように表示部8に表示され、若しくは添付書類によって確認した機器認証情報を無線端末12に入力することにより、無線端末12を介してテレビ受信機1を操作するための認証処理を行う。
上記は認証方法の一例であり、例えば無線LANでテレビ受信装置1と無線端末12を接続する場合にSSID(Service Set Identifier)とWEPキーまたはWPSキーを用いた認証・暗号化方法を用いるなど、認証の方法や認証成功時に送受信する情報の暗号化の方法などは公知の技術を用いればよく、本実施例では特に限定をしない。
また、機器認証部1007は、機器認証情報1104に記憶された機器認証情報を、通信I/F9、無線ルーター10を経由して後述するコンテンツ配信サーバー99のユーザー管理部1208に対して送信する機能を持つ。また、コンテンツ配信サーバー99に送信する機器認証情報は、無線端末12との接続機器の機器認証情報と関連付けされた、コンテンツ配信サーバー99が認識可能な情報として別々に管理することもできる。
ブラウザエンジン1008は、図5のようにHTML(HyperText Markup Language)パーサー1009、データベース生成部1010、レンダリング部1011、画像処理部1012の各機能ブロックから構成される。HTMLパーサー1009は、ネットワーク制御部、制御部5を介して取得したHTMLデータの論理的な構造を解析する。また、取得したHTMLデータを解釈し、テレビ受信機1で使用する内部データへ変換することができる。データベース生成部1010は、そのHTMLデータ構造に関するデータベースを生成する。レンダリング部1011は、データベースを元に、各タグで決められた表現形式の情報を含むレイアウト構造を生成し、このレイアウト構造を基に、大きさ、位置、画像を取り込んだデータの通りにブラウザ表示画面を生成する。画像処理部1012は、HTMLデータに画像タグで指定された画像ファイルの配置及び画像ファイル名などの画像ファイル情報に基づいて取得した画像ファイルをビットマップ形式等の画像データに変換する。
コンテンツ再生部1013は、外部ネットワーク11を介して、コンテンツ配信サーバー99から配信されるコンテンツ(例えば映画やドラマなど)のデータやコンテンツ情報を受信し、逐次受信した映像や音声等を再生することでユーザーに提示する。
本実施例では、ストリーミングによるコンテンツの配信および再生の場合について説明するが、後述する実施例のようにサーバーからコンテンツのデータを予めすべて取得して蓄積しておき、蓄積完了後に視聴再生を行うこともできる。この場合は、コンテンツデータは、ストレージ23のコンテンツ1005に保存される。また、コンテンツの再生停止位置の情報は、ストレージ23のレジューム情報1006に保存され、同一コンテンツの再生を再開する場合は、レジューム情報1006から再生停止した位置データが取得され再生開始位置が判断される。
図6は、図3における、無線端末12の構成のうちストレージ25及びメモリ32内部に格納される情報の例を示す図である。図6に示すように、ストレージ25は、機器認証プログラム1101、ブラウザプログラム1102およびコンテンツ再生プログラム1103を記憶している。制御部14がそれらのプログラムをメモリ20にロードすることにより、機器認証部1107、ブラウザエンジン1108およびコンテンツ再生部1113がメモリ20において構成される。即ち、機器認証プログラム1101、ブラウザプログラム1102及びコンテンツ再生プログラム1103が無線操作制御用プログラムとして用いられる。機器認証プログラム1101、ブラウザプログラム1102およびコンテンツ再生プログラム1103は、製品の出荷時点でストレージ25に格納しておいてもよく、通信I/F13または移動体通信I/F31を介してダウンロードしてもよい。
以後の説明では説明を簡単にするため、制御部14が各アプリケーション・プログラムに従って演算を行うことにより実現する各種機能を、各種プログラム機能部が主体となって実現することとして説明する。
機器認証部1107は、テレビ受信機1からの認証を受けるために、ユーザーによる入力手段15を用いた入力によって予め機器認証情報1104に登録されたユーザーID、パスワードおよび機器IDなどの接続機器の機器認証情報を、通信I/F13、無線ルーター10を経由して、テレビ受信機1の機器認証部1007に対して送信する。また、2回目以降に認証を行う場合は、ストレージ25の機器認証情報1104に登録された接続機器の機器認証情報を参照することにより認証情報の入力を省略することもできる。
さらに、機器認証部1107は、機器認証情報1104に記憶された機器認証情報をコンテンツの配信先の機器認証情報として、通信I/F13または移動体通信I/F31を経由してコンテンツ配信サーバー99のユーザー管理部1208に対して送信する機能を持つ。また、コンテンツ配信先の機器認証情報は、接続機器の機器認証情報と関連付けされた、コンテンツ配信サーバー99が認識可能な情報として別々に管理することもできる。
ブラウザエンジン1108は、テレビ受信機1のブラウザエンジン1008と同様に、HTMLパーサー1109、データベース生成部1110、レンダリング部1111、画像処理部1112の各機能ブロックから構成される。HTMLパーサー1109、データベース生成部1110、レンダリング部1111、画像処理部1112の説明は、ブラウザエンジン1008と同様のため、詳細の説明は省略する。
コンテンツ再生部1113は、外部ネットワーク11または移動体通信I/F31を介して、コンテンツサーバー99等から配信されるコンテンツ(例えば映画やドラマなど)のデータやコンテンツ情報を受信し、逐次受信した映像や音声等を再生することでユーザーに提示する。本実施例では、ストリーミングによるコンテンツの配信および再生の場合について説明するが、後述する実施例のようにサーバーからコンテンツのデータを予めすべて取得して蓄積しておき、蓄積完了後に視聴再生を行うこともできる。この場合は、コンテンツデータは、ストレージ23のコンテンツ1105に保存される。また、コンテンツの再生停止位置の情報は、ストレージ25のレジューム情報1106に保存され、同一コンテンツの再生を再開する場合は、レジューム情報1106から再生停止した位置データが取得され再生開始位置が判断される。
図7は、図4における、コンテンツ配信サーバー99の構成のうちストレージ53及びメモリ52内部に格納される情報の例を示す図である。図4に示すように、ストレージ53にユーザー管理プログラム1201、コンテンツ管理プログラム1202およびコンテンツ配信プログラム1203を記憶している。制御部51がそれらのプログラムをメモリ20にロードすることによってユーザー管理部1208、コンテンツ管理部1209およびコンテンツ配信管理部1210がメモリ20において構成される。ユーザー管理プログラム1201、コンテンツ管理プログラム1202およびコンテンツ配信プログラム1203は、予め外部ストレージなどから格納することができる。
以後の説明では説明を簡単にするため、制御部51が各アプリケーション・プログラムに従って演算を行うことにより実現する各種機能を、各種プログラム機能部が主体となって実現することとして説明する。
ユーザー管理部1208は、ユーザー毎に認証を行うためのユーザー認証情報と、ユーザーが所有する機器を認証するための機器認証情報などを管理する。ユーザー認証情報および機器認証情報は、それぞれストレージ53のユーザー認証情報1207および機器認証情報1206に保存される。ユーザー管理部1208は、通信I/F50、外部ネットワーク11を通して無線端末12やテレビ受信機1のユーザーにより入力手段4または入力手段15を用いた入力によって入力されたユーザー名およびパスワードのユーザー認証情報と、ユーザーが使用する機器の機器認証情報を取得し、正規の登録ユーザーであるかどうか、また、ユーザーが所有する機器がサービス事業者により許可された同一ユーザーの機器台数内であるかどうかを確認する。もし、ユーザー認証情報が正しくなかった場合や、許可された機器台数を超えているような場合、ユーザー管理部1208は、エラー情報を返信する機能を持つ。
コンテンツ管理部1209は、コンテンツデータおよび付随する情報から構成されるコンテンツ情報を管理する。コンテンツ情報は、コンテンツを一意に識別するためのコンテンツID(管理番号)、コンテンツフォーマット、コンテンツ説明情報(ジャンル、タイトル、出演者、内容など)、コンテンツデータ、およびコンテンツのサイズや表示に適する装置の対象、コンテンツの配信サービスあるいは配信されたコンテンツを再生視聴したことにより発生する料金、視聴期間などを記録する。
なお、これら各種情報は、ハードディスク等の記録メディアを用いて記録され、コンテンツ管理部が管理するメモリ上に読み込まれてもよい。また、コンテンツデータと、コンテンツデータを説明するデータ(メタデータ)等としていくつかに分けて管理してもよい。インターネット等の通信経路にて悪意の第3者から保護するためにRSA(Rivest Shamir Adleman)暗号技術などを用いて暗号化されたコンテンツを解読して再生するための鍵情報を管理するようにしてもよい。なお、これら各種情報は、ハードディスク等の記録メディアを用いて記録され、コンテンツ管理部1209が管理するメモリ上に読み込まれてもよい。
コンテンツ配信部1210は、通信I/F50、外部ネットワーク11を通して無線端末12やテレビ受信機1などの機器からの配信要求に基づき、ストレージ53のコンテンツ54に蓄積されたコンテンツを接続機器の表示性能に合わせて配信制御を行うことができる。本実施例では、コンテンツ54は内容が同じ複数の解像度のコンテンツを有しており、配信時の機器認証情報により表示性能に合わせたコンテンツを配信する。なお、高画質(HD)のみのコンテンツを蓄積しておいて、配信時に表示性能に合わせて適宜ダウンコンバートして配信するようにしてもよい。
図8(a)は、コンテンツ配信サーバー99のユーザー管理部1208で管理されるユーザー認証情報1207の内容例を示すデータテーブルである。ユーザー管理部1208で管理するユーザー認証情報1207には、ユーザーID(管理番号)101、パスワード102、一意のユーザー名103、氏名、住所および連絡先などが記憶されている。本実施例では、パスワードによるユーザー認証を前提に説明するが、指静脈や指紋、音声、顔画像、虹彩等の一般的生体認証などであってもよく、その場合には適宜ユーザー認証情報の項目が変わる。
図8(b)は、コンテンツ配信サーバー99のユーザー管理部1208で管理される機器認証情報1206の内容例を示すデータテーブルである。機器認証情報1206には、ユーザーID(管理番号)101、パスワード102、ユーザーが利用する機器を示す機器ID104および機種名などが含まれており、機器を一意に識別するための情報である。本実施例では、ユーザーID101が「0000101」のユーザーは、機器ID104に示す機器を2台所有していることを示している。また、パスワード102は、ユーザー認証情報のパスワードと異なるものを使用しても良い。また、機器ID104は、MAC(Media Access Control)アドレスなどの機器固有の情報を使用することもできる。さらに、再生可能なコンテンツの種類の区別、映像処理能力のリソース情報等をあらかじめ機器IDと関連付けてデータベースとして蓄積しておくこともできる。
次に、本実施形態におけるシステムの動作について図9を参照して説明する。図9は、本実施形態に係る動作シーケンスの一例を示す図である。図9は、無線端末12を操作端末として用い、コンテンツ配信サーバー99からテレビ受信機1にコンテンツを配信してテレビ受信機1にコンテンツを表示させる場合において、テレビ受信機1とコンテンツ配信サーバー99との間でのコンテンツ情報のやりとりを開始するまでの動作を示すシーケンス図である。
図10は、無線端末12のメニュー画面の表示例を示す図である。図10に示すように、メニュー画面201の「コンテンツ配信サービス」アイコン202をタップ操作すると、無線端末12の制御部14は、入力手段15によりブラウザ起動の指令を受け、ブラウザエンジン1108を起動する(S901)。ブラウザエンジン1108は、あらかじめ設定されたコンテンツ視聴ポータルのコンテンツ配信サーバー99にアクセスを行う。
次に、ブラウザエンジン1108は、HTTP(HyperText Transfer Protocol)に準拠したWebコンテンツ等のリソースを要求するリクエストメッセージを制御部14、通信I/F13、無線ルーター10を経由して、外部ネットワーク11からコンテンツ配信サーバー99に送信する。コンテンツ配信サーバー99は、受け取ったリクエストメッセージに応じたレスポンスメッセージを作成して返信する。返信されたレスポンスメッセージは、外部ネットワーク11を経由してブラウザエンジン1108に入力される。レスポンスメッセージにはHTML文書が埋め込まれている。ブラウザエンジン1108のHTMLパーサー1109、データベース生成部1110、レンダリング部1111、画像処理部1112が連動して、ログイン画面表示部として機能し、上記HTML文書に基づいてブラウザ表示画面を生成し、表示部17にコンテンツ視聴ポータルのログイン画面を表示する(S902)。
制御部14は、上記処理により表示されたログイン画面において、入力手段15により入力されたユーザー名およびパスワードのログイン情報をブラウザエンジン1108に通知し、受け取った文字列をリクエストメッセージとしてコンテンツ配信サーバー99に送信する(S903)。コンテンツ配信サーバー99は、ユーザー管理部1208によりユーザー認証情報1207を参照し、正規の登録ユーザーであればユーザーを認証し(S904)、認証されたログイン情報をストレージ25のユーザー認証情報114に保存する。
認証コンテンツ配信サーバー99のコンテンツ管理部1209は、S904の認証が完了すると、コンテンツ一覧情報をレスポンスメッセージとしてブラウザエンジン1108に返信する(S905)。ここで送信されるコンテンツ一覧情報とは、コンテンツ管理部1209において管理されているコンテンツの一覧を表示するための情報である。ブラウザエンジン1108は、コンテンツ管理部1209からコンテンツ一覧情報を受信すると、そこに含まれる、コンテンツを一意に識別するためのコンテンツID、コンテンツ説明情報(ジャンル、タイトル、出演者、内容など)、コンテンツの再生視聴時の料金、視聴期間等を参照し、表示部17に図11に示すようなコンテンツ一覧表示画面を表示する(S906)。即ち、S906においては、ブラウザエンジン1108が、コンテンツ選択画面表示部として機能する。図11は、無線端末12のコンテンツ一覧表示画面の表示例を示す図である。
図11において、コンテンツタイトル表示205には、コンテンツタイトル名、視聴料金、視聴期間等が表示される。また、「戻る」ボタン204は、タップ操作により上の階層に戻るためのボタンであり、一つ前のジャンル階層に戻ることができる。図11の例では、映画のジャンルの内の「邦画」203を選択していることを示している。「終了」ボタン207は、タップ操作によりコンテンツ視聴を中止することを指示するための操作部である。
図11に示す画面において、入力手段15によりコンテンツ一覧表示画面で視聴したいコンテンツのタイトル206が選択されると、図12に示すコンテンツ詳細表示画面が表示される。図12は、無線端末12のコンテンツ詳細表示画面の表示例を示す図である。図12において、コンテンツ詳細部208には、タイトル、出演者、内容詳細などが表示される。「プレビュー」ボタン209は、購入する前にコンテンツ内容の一部を確認するために、コンテンツの一部分の表示を指示すための操作部である。インデックス画面210はコンテンツの一場面を表す静止画像である。
「購入」ボタン211a、bは、コンテンツを選択、購入するための操作部である。図12の例においては、HD(High Definition)画質、SD(Standard Definition)画質夫々の画質のコンテンツを選択して購入するために、夫々に関連付けられた「購入」ボタン211a、bが設けられている。「機器選択」ボタン212は、購入するコンテンツの配信先を指定して表示する機器を選択するための操作部である。「戻る」ボタン213は、図12のコンテンツ一覧表示画面に戻る、即ち、コンテンツ一覧表示画面への表示の切り替えを指示するための操作部である。
次に、コンテンツの購入に先立ち、配信先を指定する機器を選択するために、入力手段15により「機器選択」ボタン213が選択されると、表示部17に図13に示すような接続機器一覧表示画面を表示される。この接続機器一覧表示画面の表示もブラウザエンジン1108によって実行される。即ち、ここでは、ブラウザエンジン1108が、機器選択画面表示部として機能する。図13は、無線端末12の接続機器一覧表示画面の表示例を示す。図13において、機器一覧リスト214には、ネットワークに接続されている機器が見つかった場合は認証済みまたは未認証にかかわらず表示され、見つかった機器は、認証または未認証の情報と合わせて、ストレージ25に保存される。
機器一覧リスト214には、本実施例では「TV1(テレビ受信機1)表示」215、「TV2(テレビ受信機2)」表示216および「接続しない(端末)」217が表示されており、「TV1」が認証済みの機器であることを示している。「接続しない(端末)」217は、機器との認証を行わずに、無線端末単体で使用する場合に選択するべき項目である。
無線端末12は、ネットワークに接続されている機器のうち、機器認証部1107によって既に認証されている機器、即ち、機器IDが機器認証情報1104に登録されている機器については、図13に示すように「認証済み」を表示し、認証されていない機器、即ち機器IDが未登録の機器については「未認証」を表示する。図13においては、無線端末12において「TV1(テレビ受信機1)表示」215が既に認証されている場合の表示例を示している。また、選択中の機器にはチェックマーク218が表示され、ユーザーはどの機器が選択中か判別できる。また、「編集」ボタン219は、接続機器を削除したり接続機器を追加したりするためのボタンである。「戻る」ボタン213は、図7のコンテンツ一覧表示画面に戻るためのボタンである。
図13において、入力手段15により購入したコンテンツを表示させる機器が選択されると(S907)、無線端末12の機器認証部1107は、テレビ受信機1からの認証を受けるために、あらかじめ機器認証情報1104に登録された機器認証情報を通信I/F13、通信I/F9を経由して、テレビ受信機1の機器認証部1007に対して送信する(S908)。ここでは、S907において、テレビ受信機1が選択された場合を例として説明する。
テレビ受信機1の機器認証部1007は、無線端末12から機器認証情報を受信すると、機器認証情報1004に記憶された認証情報と無線端末12から送信された認証情報を比較し、認証情報が一致する場合は、無線端末12に対して接続を許可する(S909)。ここで、テレビ受信機1の電源が入っていない等の理由で応答がない場合は、ステップS908でテレビ受信機1の電源を起動するための電源オンコマンドを付加して機器認証を再度行うこともできる。このような処理により、テレビ受信機1を遠隔操作で利用する機器を絞り込むことができ、セキュリティを高めることができる。
コンテンツを表示させる機器が選択され、選択された機器から接続許可が通知された後、図12に示すコンテンツ詳細表示画面において、ユーザーが入力手段15により「購入」ボタン211a、bのいずれか操作されて、コンテンツの購入を示す入力手段15から操作内容が通知されると(S910)、制御部14はコンテンツ配信サーバー99に対して、コンテンツ選択情報および配信先の機器認証情報を送信する(S911)。即ち、S911においては、制御部14が、コンテンツの表示に用いる機器の識別情報をコンテンツ配信サーバー99に通知する識別情報通知部として機能する。
尚、S911の処理は、上述したコンテンツ一覧表示画面の表示処理や、接続機器一覧表示画面の表示処理と同様に、制御部14がブラウザプログラム1102やブラウザプログラム1102によって読み込まれている情報に従って演算を行うことにより実行される。この処理により、まずは無線端末12からコンテンツ配信サーバー99に対して、コンテンツを配信させるべき機器が通知される。尚、コンテンツ配信サーバー99は、不正アクセスを防止するために、配信先の機器認証情報を受け取ってから所定時間経過した場合は、配信先の機器認証情報を破棄するようにしてもよい。
また、制御部14は、コンテンツ配信サーバー99にアクセスするためのURLと、ユーザー認証情報1114に保存されたログインするためのユーザー名、パスワードを含むログイン情報を参照し、テレビ受信機1に対して送信する(S912)。即ち、S912においては、制御部14が、視聴命令通知部として機能する。尚、S912の処理は、上述したコンテンツ一覧表示画面の表示処理や、接続機器一覧表示画面の表示処理と同様に、制御部14がブラウザプログラム1102やブラウザプログラム1102によって読み込まれている情報に従って演算を行うことにより実行される。テレビ受信機1は、無線端末12からアクセス用URL及びログイン情報を取得すると、受信したURLに関連づけられたブラウザエンジン1008を起動する(S913)。このように、ユーザーの操作端末である無線端末12からテレビ受信機1に対してログイン情報を通知することにより、テレビ受信機1がコンテンツ配信サーバー99にログインすることが可能となり、機器間の連携を強めることができる。
次に、ブラウザエンジン1008を起動したテレビ受信機1は、無線端末12から受け取ったURLの示すコンテンツ配信サーバー99に対してログイン情報および機器認証情報1004に記憶された機器認証情報を送信する(S914)。テレビ受信機1からログイン情報及び機器認証情報を受信したコンテンツ配信サーバー99は、テレビ受信機1から受け取ったログイン情報および機器認証情報が、ステップS911で無線端末12から受け取ったログイン情報および配信先の機器認証情報と一致するかどうか判定する(S915)。
S915において、コンテンツ配信サーバー99は、無線端末12の機器IDに基づいてS911で受信した情報とS914で受信した情報を関連付け、配信先の機器認証情報が一致するか否かを判断する。尚、S915の判断の結果、機器認証情報が一致しなかった場合、若しくは対応する機器認証情報をS911において受信していない場合、コンテンツ配信サーバー99は、テレビ受信機1に対してエラー情報を送信する。また、ステップS911で情報を受信した後、所定時間が経過したために配信先の機器認証情報が破棄されているような場合は、ステップS911から再度行うようにしてもよい。
S915の判定の結果、機器認証情報が一致していれば、次に、コンテンツ配信サーバー99は、配信先の機器がサービス事業者に許可された機器台数以内かどうか判定する(S916)。S916において、コンテンツ配信サーバー99は、図8(b)において説明した機器認証情報1206を参照し、ログイン情報に含まれるユーザーIDに関連付けられている機器の台数が許容範囲内か否かを判断する。その判断の結果、許可された機器台数を超える場合、コンテンツ配信サーバー99は、テレビ受信機1に対してエラー情報を送信する。
S916の判断の結果、許可された機器台数以内であれば、コンテンツ配信サーバー99は、コンテンツの復号をするための鍵情報を生成して、その鍵情報をテレビ受信機1に対して送信する(S917)。S915〜S917の処理は、コンテンツ管理部1209によって実行される。即ち、S915〜S917においては、コンテンツ管理部1209が、テレビ受信機1の機器識別情報を取得する機器識別情報取得部、テレビ受信機1からの情報取得要求を受信する情報取得要求受信部及び情報の提供可否を判断する機器判定部として機能する。鍵情報としては、暗号化されたコンテンツの情報を復号するための復号鍵に加え、コンテンツ毎にコンテンツID、有効期限(または有効回数)等で構成される。なお、この鍵情報の送信ステップS917は、コンテンツに暗号化が必要な場合に行われるステップであり、コンテンツに暗号化が不要な場合には省略してもよい。
このような処理により、コンテンツを表示させる機器として選択されたテレビ受信機1とコンテンツ配信サーバー99とが、コンテンツの情報のやり取りを開始するまでの動作が完了する。図9に示すような処理によれば、無線端末12は、コンテンツ配信サーバー99に対して予めテレビ受信機1の機器認証情報を送信した上で、テレビ受信機1に対して、コンテンツを配信するためのURLを通知する。そのため、コンテンツ配信サーバー99は、テレビ受信機1からコンテンツを配信するためのアクセスを受けた場合に、無線端末12から受信したテレビ受信機1の機器認証情報に基づき、そのアクセスが正当なものであるか否か判断をすることできる。従って、3つの機器間の連携においても、セキュリティ及び著作権管理を確保することが可能となる。
尚、図9に示すようなシーケンスを実行することにより、S907において選択された機器が図8(b)に示す機器認証情報1206のようにコンテンツ配信サーバー99において登録される。また、テレビ受信機1には、無線端末12の情報が登録される。このため、次回以降、同一のユーザーが同一の機器(ここではテレビ受信機1)を用いてコンテンツを表示させる場合には、S908、S911の処理を省略することができる。これにより、処理を簡略化し、ネットワーク負荷の低減や動作の迅速化を図ることができる。
次に、テレビ受信機1とコンテンツ配信サーバー99とがコンテンツの情報のやり取りを行い、テレビ受信機1においてコンテンツが表示される際の動作について、図14を参照して説明する。図14に示すように、テレビ受信機1は、コンテンツ配信サーバー99から鍵情報を受信し、コンテンツの受信準備が完了すると、無線端末12に対して受信準備完了メッセージを送信する(S918)。無線端末12は、テレビ受信機1から受信準備完了メッセージを受け取ると表示部17に図15(a)に示すような操作画面を表示する(S919)。即ち、S919においては、制御部14がブラウザプログラム1102やブラウザプログラム1102によって読み込まれている情報に従って演算を行うことにより、操作画面表示部として機能する。尚、制御部14を操作画面表示部として機能させるプログラムとしては、上述したブラウザプログラム1102の他、専用のアプリケーション・プログラムでも良い。
図15に示すような無線端末12の画面をユーザーが操作することにより、無線端末12は、テレビ受信機1に対して配信開始要求を送信する(S920)。即ち、S920においては、制御部14がブラウザプログラム1102やブラウザプログラム1102によって読み込まれている情報に従って演算を行うことにより、操作信号出力部として機能する。尚、制御部14を操作信号出力部として機能させるプログラムとしては、上述したブラウザプログラム1102の他、専用のアプリケーション・プログラムでも良い。
テレビ受信機1は、無線端末12からの配信開始要求を受けコンテンツ配信サーバー99に対して配信開始要求を送信する(S921)。そして、テレビ受信機1からの配信開始要求を受けたコンテンツ配信サーバー99は、テレビ受信機1に対するコンテンツ配信を開始する(S922)。
図15(a)、(b)は、無線端末12に表示されるコンテンツ操作画面の表示例を示す図である。図15(a)に示すように、コンテンツ操作画面220には、コンテンツのジャンルを表示するジャンル表示部222、コンテンツの詳細を表示するコンテンツ詳細表示部226および操作表示部227が表示される。操作表示部227は、テレビ受信機1のコンテンツ再生部1013に対する、コンテンツの再生開始命令や、テレビ受信機1の制御部5に対する音量変更、消音の命令等を無線端末12に送信させるための操作部である。
図15(a)に示す画面において、入力手段15を介したユーザーの操作により操作表示部227の「再生」がタップ操作されると(S923)、無線端末12は、テレビ受信機1に対して再生操作コマンドを送信する(S924)。再生操作コマンドを受信したテレビ受信機1においては、コンテンツ再生部1013が、コンテンツの再生処理を行う。この際、復号鍵がある場合にはそれを用いて暗号化されたコンテンツの情報を復号してコンテンツの再生を開始する(S925)。
コンテンツの再生が開始されると、無線端末12の操作画面には、図15(b)に示すように、再生バー表示部221にはシークバー225、現在の再生時間223、コンテンツの長さ224が表示される。シークバー225は、現在の再生位置に応じて自動的に移動されるものであり、ユーザーは、シークバー225をドラッグ操作して位置を変更することにより、変更後の位置に対応する再生位置から再生を開始させるように操作することができる。
再生開始位置は、シークバー225の全表示幅と現在のドラッグ位置及び表示中のコンテンツの全再生時間の比率により算出することができる。無線端末12は、そのようにして算出した再生開始位置の情報を、再生操作コマンドに付加してテレビ受信機1に通知する。テレビ受信機1は、このようにして受信した再生開始位置の情報に従い、再生中のコンテンツの再生位置を変更することができる。また、操作表示部227に表示されている「早送り」、「早戻し」等のボタンをユーザーがタップ操作すると、無線端末12がテレビ受信機1に早送りや早戻し等を示す再生操作コマンド送信し、テレビ受信機1に対して早送り、早戻し等の再生操作を行うことができる。
図16は、テレビ受信機1の表示画面228にコンテンツを再生した場合の表示例を示す。本実施形態に係るシステムにおいては、図15(a)、(b)において説明したように、コンテンツの再生操作のためのインタフェースが無線端末12の画面上に表示される。従って、図16に示すように、テレビ受信機1において表示されるコンテンツの表示画面には、PC等で動画再生する場合等に表示されるシークバー等が表示されず、テレビ受信機1の画面全体を使ってコンテンツを表示することができ、より快適な視聴環境を提供することができる。
図15(b)に示す操作画面において、操作表示部227の停止操作の操作ボタンが選択された場合(S926)、無線端末12は、停止要求(停止コマンド)をテレビ受信機1に送信する(S927)。また、コンテンツ配信サーバー99は、コンテンツの終端を検出した場合(S928)、コンテンツの配信を停止し(S929)、テレビ受信機1に対してコンテンツ配信終了通知を送信する(S930)。テレビ受信機1は、ステップS927またはステップS930の通知を受けると、コンテンツの再生を停止する(S931)。
ここで、テレビ受信機1は、ステップS931で再生を停止すると、コンテンツ再生開始前の状態に戻るようにすることもできる。また、S926を経た再生停止の場合、コンテンツの再生停止位置の情報は、ストレージ23のレジューム情報1006に保存される。そして、無線端末12を介して再度再生操作が行われ、同一ユーザーによる同一コンテンツの再生を再開する場合に、テレビ受信機1のコンテンツ再生部1013は、レジューム情報1006から再生停止した位置データを取得し、それを再生開始位置として再生を再開することができる。また、コンテンツの再生停止位置の情報は、コンテンツ配信サーバー99側で持つようにもできる。この場合、コンテンツ配信サーバー99は、ステップS922において、コンテンツの情報と共にコンテンツの再生停止位置の情報を送信する。これにより、テレビ受信機1においては、コンテンツ配信サーバー99からコンテンツの情報と共に取得した再生停止位置の情報に基づいて算出した再生開始位置から配信を開始する。
このように、本実施形態に係るシステムにおいては、テレビ受信機1の表示画面には操作に関する表示を出すことなく、手元の無線端末でコンテンツの再生操作を行うことができる。
尚、図9のS907においてテレビ受信機1のような他の映像表示機器が選択されず、図13に示す「接続しない(端末)」217が選択された場合、無線端末12は、コンテンツ配信サーバー99から直接コンテンツの情報をダウンロードし、無線端末12の画面上にコンテンツを表示させる。この場合、図17に示すように、無線端末12の画面に置いて再生バー表示部230がコンテンツ上に重畳表示される。再生バー表示部230には、図8と同様にシークバー231などが表示される。操作表示部232は、コンテンツ再生部1113に再生操作を指示するためのものである。
実施の形態2.
本実施形態では、コンテンツの再生操作をコンテンツ配信サーバー99側で行う場合について説明する。コンテンツの配信先はテレビ受信機1として説明するが、無線端末12とすることもできる。また、第一の実施形態と比較し、異なるところを強調して説明する。システム構成、テレビ受信機1のソフトウェア構成、無線端末12のソフトウェア構成については、第一の実施形態と同様のため説明は省略する。
図18は、図4における、コンテンツ配信サーバー99の構成のうちストレージ53及びメモリ52内部に格納される情報の例を示す図である。本実施例におけるコンテンツ配信サーバー99は、図7と比較すると、ストレージ53にコンテンツ再生プログラム1211を記憶している点が異なる。制御部51が、コンテンツ再生プログラム1211をメモリ52にロードすることにより、コンテンツ再生部1213がメモリ20において構成される。
以降の説明では説明を簡単にするため、制御部51が各アプリケーション・プログラムに従って演算を行うことにより実現する各種機能を、各種プログラム機能部が主体となって実現することとして説明する。
コンテンツ再生部1213は、通信I/F50を経由して無線端末12やテレビ受信機1などのユーザーが所有する機器からコンテンツの選択や再生するコンテンツの確定、コンテンツの再生等の操作指示を受け、コンテンツ54に蓄積されたコンテンツ(例えば映画やドラマなど)の再生、停止、早送り、巻き戻し等の再生制御を行う。ここで言う“再生”とは、動画フォーマットの情報を読み込み、そのエンコード形式に応じたデコード処理を行い、表示装置に表示させるための画像データや音声データを生成する処理である。尚、再生処理により生成された映像や音声等のデータは、コンテンツ配信部1210から通信I/F50を経由してストリーミングにより配信されるこの際、ネットワーク負荷を軽減するために再度圧縮処理が行われる。
また、コンテンツの再生停止位置の情報は、ストレージ53のレジューム情報1212に保存され、コンテンツ再生部1213は、同一コンテンツの再生を再開する場合にレジューム情報1212から再生停止した位置データを取得し再生開始位置とする。
次に、本実施形態におけるシステムの動作について図19を参照して説明する。図19は、実施の形態1の図14に対応する動作を示すシーケンス図であり、図19に示す動作が実行される前提として、図9に示す動作が実行され、テレビ受信機1とコンテンツ配信サーバー99との間でコンテンツ情報のやり取りを開始する前の準備が完了している。
図19に示すように、テレビ受信機1は、図9のS914の処理の後、コンテンツ配信サーバー99から鍵情報を受信すると、コンテンツ配信サーバー99に対して受信準備完了通知を送信する(S1901)。また、無線端末12は、図9のS912の処理の後、コンテンツ配信サーバー99に対して操作画面取得要求を送信する(S1902)。コンテンツ配信サーバー99は、テレビ受信機1からの受信準備完了通知及び無線端末12からの操作画面取得要求を受けて、無線端末12に対して操作画面情報を送信する(S1903)。無線端末12は、コンテンツ配信サーバー99から操作画面情報を受信すると、表示部17に図15(a)、(b)に示すような操作画面を表示する(S1904)。尚、コンテンツ配信サーバー99は、テレビ受信機1からの受信準備完了通知のみに基づいて無線端末12に操作画面情報を送信しても良い。
図15(a)に示す操作画面おいて、入力手段15を介してユーザーにより操作表示部227の「再生」がタップ操作されると(S1905)、無線端末12は、コンテンツ配信サーバー99に対して再生開始要求を送信する(S1906)。コンテンツ配信サーバー99においては、無線端末12からの配信開始要求に基づき、コンテンツ再生部1213が、コンテンツの再生処理を開始し、同時に再生コンテンツをテレビ受信機1に配信する(S1907)。
テレビ受信機1は、コンテンツ配信サーバー99から配信されたコンテンツの表示を開始すると(S1908)、図15(b)のように無線端末12には、再生バー表示部221にはシークバー225、現在の再生時間223、コンテンツの長さ224が表示される。シークバー225をドラッグ操作により左右の再生位置を変更することによりドラッグ操作を止めた時点から再生を開始することができる。また、操作表示部227をタップ操作することにより早送り、早戻し等の再生操作を行うことができる。
操作表示部227の停止操作の操作ボタンが選択された場合(S1909)、無線端末12は、停止要求をコンテンツ配信サーバー99に送信する(S1910)。コンテンツ配信サーバー99は、無線端末12からの停止要求を受けた場合、またはコンテンツの終端を検出した場合(S1911)、コンテンツの配信を停止し(S1912)、テレビ受信機1に対してコンテンツ配信終了通知を送信する(S1913)。テレビ受信機1は、コンテンツ配信サーバー99からコンテンツ配信終了通知を受信すると、コンテンツの表示を停止する(S3114)。
このように、本実施形態に係るシステムにおいては、無線端末12に対するユーザーの操作に応じて、コンテンツ配信サーバー99がコンテンツの再生処理を実行し、テレビ受信機1が実行する処理はコンテンツ配信サーバー99から受信した情報に基づいて画像を表示する処理のみである。そのため、テレビ受信機1の処理負荷を低減することが可能である。
また、コンテンツの再生処理機能を増強、追加する際、テレビ受信機1で再生処理を実行する場合には、テレビ受信機1自体に機能を追加する必要があるため、ユーザー各自が機能の追加を行う必要がある。これに対して、コンテンツ配信サーバー99においてコンテンツの再生処理を実行する場合、コンテンツ配信サーバー99に再生処理の機能を追加すると共に、無線端末12において表示される図15(a)、(b)のような操作画面を更新することにより、コンテンツの配信を受ける全てのユーザー及び表示用の機器において追加された機能を用いることが可能となる。
実施の形態3.
本実施形態では、コンテンツ配信サーバー99からテレビ受信機1に予めコンテンツデータをダウンロードしてから再生操作を行う場合について説明する。コンテンツデータのダウンロード先をテレビ受信機1として説明するが、無線端末とすることもできる。また、第一の実施形態と比較し、異なるところを強調して説明する。システム構成、テレビ受信機のソフトウェア構成、無線端末のソフトウェア構成については、第一の実施形態と同様のため説明は省略する。
本実施形態におけるシステムの動作について、図20を参照して説明する。図20は、テレビ受信機1がコンテンツ配信サーバー99からあらかじめコンテンツデータをダウンロードにより取得してストレージ23に蓄積する動作を示すシーケンス図であり、図20に示す動作が実行される前提として、図9に示す動作が実行され、テレビ受信機1とコンテンツ配信サーバー99との間でコンテンツ情報のやり取りを開始する前準備が完了している。また、ダウンロードの際には、コンテンツを復号する必要がないため、図20の全段階で実行される動作においては、図9のS917の処理は省略可能である。
図20に示すように、コンテンツ配信サーバー99においては、図9のS915、S916の判定の後に、S911のアクセスにおいて選択されたコンテンツが以前にダウンロードされたことがあるかどうか、コンテンツ管理部1209がコンテンツ情報1205を参照して確認する(S2001)。その結果、既にダウンロード済みであれば、コンテンツ管理部1209がテレビ受信機1に対して確認メッセージ情報を送信して処理を終了する。このようにすることにより、二重にダウンロードすることを防止することができる。また、コンテンツが破壊または消失した場合などに、再度許可された機器数内であれば再度ダウンロードできるようにしてもよい。
S2001の確認の結果、コンテンツがダウンロード済みでなければ、コンテンツ配信サーバー99は、テレビ受信機1に対してダウンロード許可を通知する(S2002)。テレビ受信機1は、ダウンロード許可通知を受けると、コンテンツ配信サーバー99に対して受信準備完了通知を送信する(S2003)。コンテンツ配信サーバー99は、ダウンロードコンテンツを配信開始し(S2004)、配信完了すると、テレビ受信機1に対してダウンロードコンテンツ配信完了通知を送信する(S2005)。テレビ受信機1は、コンテンツをストレージ23に保存し(S2006)、無線端末12に対してダウンロード完了通知を送信する(S2007)。
次に、テレビ受信機1がコンテンツ配信サーバー99からあらかじめコンテンツデータのすべてを取得して蓄積しておき、蓄積完了後に視聴再生する場合の動作について、図21を参照して説明する。この場合、ユーザーは図10に示すメニュー画面において、「ダウンロードコンテンツ一覧」301をタップ操作する。これにより、無線端末12の制御部14は、図13において説明したような接続機器一覧表示画面を表示する(S2101)。
図13に示す接続機器一覧表示画面において、入力手段15を介したユーザーの操作により、購入したコンテンツを表示したい機器が選択されると(S2102)、無線端末12の機器認証部1105は、テレビ受信機1からの認証を受けるために、あらかじめ登録された認証情報を通信I/F13、通信I/F9を経由して、機器認証部1007に対して送信する(S2103)。テレビ受信機1の機器認証部1007は、機器認証情報1004に記憶された認証情報と無線端末12から送信された認証情報を比較し、認証情報が一致する場合は、無線端末12に対して接続を許可する(S2104)。
次に、無線端末12の制御部14は、テレビ受信機1に対してコンテンツ一覧情報を要求し(S2105)、テレビ受信機1は無線端末12に対してコンテンツ一覧情報を送信し(S2106)、無線端末12は、表示部17に図22に示すようなコンテンツ一覧表示画面を表示する(S2107)。
図22は、無線端末12のコンテンツ一覧表示画面の表示例を示す図である。図22に示すように、コンテンツタイトル表示309には、コンテンツタイトル名、視聴期間、再生時間等が表示される。また、「詳細」ボタン311は、図23のようにコンテンツの詳細内容を表示する画面への切り替えを指示するための操作部である。図23は、既にダウンロードされているコンテンツについて、携帯端末12のコンテンツ詳細表示画面の表示例を示す。
図22に示すコンテンツ一覧表示画面において、入力手段15を介したユーザの操作により視聴したいコンテンツのタイトル310が選択されると、制御部14は、テレビ受信機1に対してコンテンツ配信サーバー99にアクセスするためのURLとログインするためのユーザー名、パスワードを含むログイン情報を送信する(S2108)。テレビ受信機1は、受信したURLに関連づけられたブラウザエンジン1008を起動する(S2109)。
次に、テレビ受信機1は、無線端末12から受け取ったURLの示すコンテンツ配信サーバー99に対してログイン情報および機器認証情報1004に記憶された機器認証情報を送信する(S2110)。コンテンツ配信サーバー99は、テレビ受信機1から受け取ったログイン情報および機器認証情報が図9のステップS911で無線端末12から受け取ったログイン情報および配信先の機器認証情報と一致するかどうか判定する(S2111)。この判定の結果、機器認証情報が一致しなければ、コンテンツ配信サーバー99は、テレビ受信機1に対してエラー情報を送信する。
機器認証情報が一致していれば、コンテンツ配信サーバー99は、暗号化されたコンテンツの情報を復号するための鍵情報を生成して、テレビ受信機1に対して鍵情報を送信する(S2112)。なお、この鍵情報の送信ステップは、コンテンツに暗号化が必要な場合のみ必要であり、不要な場合には省略してもよい。テレビ受信機1は、コンテンツ配信サーバー99から受信した鍵情報を記憶し、コンテンツの受信準備が完了すると、無線端末12に対して再生準備完了通知を送信する(S2113)。無線端末12は、再生準備完了通知を受け取ると表示部17に図15(b)に示すような操作画面を表示する(S2114)。
無線端末12の操作画面に表示された操作表示部227の「再生」が、入力手段15を介したユーザー操作タップ操作されると(S2115)、無線端末12は、テレビ受信機1に対して再生操作情報を送信する(S2116)。テレビ受信機1においては、再生操作情報を受信すると、コンテンツ再生部1013が、S2112において記憶された復号鍵を用いて、選択されたコンテンツの情報を復号してコンテンツの再生を開始する(S2117)。コンテンツの再生が開始された後の無線端末12の画面表示は上述した通りである。
図15(b)に示す操作画面において、操作表示部227の停止操作の操作ボタンが選択された場合は(S2118)、無線端末12は、停止要求をテレビ受信機1に送信する(S2119)。これにより、テレビ受信機1は、コンテンツ再生を停止する(S2120)。また、図示はしていないが、コンテンツの終端を検知した場合、テレビ受信機1はコンテンツの再生を停止する。
このように、本実施形態に係るシステムにおいては、無線端末12に対するユーザーの操作に応じて、テレビ受信機1がコンテンツ配信サーバー99からコンテンツの情報をダウンロードして蓄積する。その際、実施の形態1と同様に、コンテンツ配信サーバー99には、予め無線端末12からテレビ受信機1の機器認証情報が通知されている。そのため、コンテンツ配信サーバー99は、テレビ受信機1からダウンロード要求があった場合に、無線端末12から通知されている機器認証情報に基づいて正当なダウンロード要求か否かを確認することが可能となり、複数の機器を連動させる場合においてセキュリティ及び著作権管理を確保することが可能となる。
また、本実施形態に係るシステムにおいては、コンテンツ配信サーバー99において一度機器認証情報が登録された装置については、無線端末12から機器認証情報を再度送信することなく、コンテンツの表示対象の装置からの要求に応じてコンテンツのダウンロードや、鍵情報の取得を可能としており、これによりユーザーの利便性を向上することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するためにシステム全体を詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。また、上記実施例では、表示部8を備えたTV1、TV2等を用いて実施例の説明を行ったが、表示部を外部に備えたSTB(Set Top Box)やレコーダー等によっても同様にして本発明を実施することができる。
1 テレビ受信機1
2 チューナ・復調部
3 信号分離部
4 入力手段
5 制御部
6 選局制御部
7 重畳部
8 表示部
9 通信I/F
10 無線ルーター
11 外部ネットワーク
12 無線端末
13 通信I/F
14 制御部
15 入力手段
17 表示部
18 基地局
19 テレビ受信機2
20 メモリ
21 信号分離部
22 チューナ・復調部
23 ストレージ
25 ストレージ
31 移動体通信I/F
32 メモリ
33 加速度センサ部
34 地磁気センサ部
35 GPS受信部
36 ジャイロセンサ部
39 音声復号部
40 映像復号部
41 スピーカー
42 音声出力部
43 映像出力部
44 デジタルI/F
50 通信I/F
51 制御部
52 メモリ
53 ストレージ
99 コンテンツ配信サーバー
999 放送局

Claims (8)

  1. ある機器によるコンテンツの視聴を他の機器からの無線通信を介した操作によって制御するための無線操作制御用プログラムであって、
    コンテンツの視聴に用いる機器を選択するための機器選択画面を表示するステップと、
    視聴対象のコンテンツを選択するためのコンテンツ選択画面を表示するステップと、
    前記機器選択画面において選択された機器を識別するための機器識別情報及び前記コンテンツ選択画面において選択されたコンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報を、前記コンテンツの視聴に際して取得するべき情報を提供しているコンテンツ管理装置に対して通知するステップと、
    前記コンテンツ選択画面において選択されたコンテンツの視聴命令及び前記コンテンツ管理装置へアクセスするためのアドレスの情報を前記機器選択画面において選択された機器に対して通知することにより、前記選択された機器に前記コンテンツ管理装置にアクセスさせるステップと、
    前記コンテンツの視聴を制御するための操作画面を表示するステップと、
    前記操作画面に対する操作に応じた信号を出力するステップとを情報処理装置に実行させることを特徴とする無線操作制御用プログラム。
  2. 前記コンテンツ管理装置にログインするためのログイン情報を入力するためのログイン画面を表示するステップを情報処理装置に実行させ、
    前記コンテンツ選択画面において選択されたコンテンツの視聴命令及び前記コンテンツ管理装置へアクセスするためのアドレスの情報を前記機器選択画面において選択された機器に対して通知することにより、前記選択された機器に前記コンテンツ管理装置にアクセスさせるステップにおいて、前記ログイン画面において入力されたログイン情報も通知することを特徴とする請求項1に記載の無線操作制御用プログラム。
  3. 前記機器選択画面において選択された機器が過去に選択されたことのある機器であった場合、前記機器選択画面において選択された機器を識別するための機器識別情報を前記コンテンツ管理装置に対して再度送信することなく、前記コンテンツ選択画面において選択されたコンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報を、前記コンテンツの視聴に際して取得するべき情報を提供しているコンテンツ管理装置に対して通知することを特徴とする請求項1に記載の無線操作制御用プログラム。
  4. コンテンツの視聴に用いる機器との間で認証処理を行うステップを情報処理装置に実行させ、
    前記機器選択画面において選択された機器を識別するための機器識別情報及び前記コンテンツ選択画面において選択されたコンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報を、前記コンテンツの視聴に際して取得するべき情報を提供しているコンテンツ管理装置に対して通知するステップにおいて、前記認証処理において得られた機器識別情報を通知することを特徴とする請求項1に記載の無線操作制御用プログラム。
  5. 前記コンテンツの視聴に際して取得するべき情報が、前記コンテンツの情報である事を特徴とする請求項1に記載の無線操作制御用プログラム。
  6. 前記コンテンツの視聴に際して取得するべき情報が、暗号化された前記コンテンツの情報を復号するための情報である事を特徴とする請求項1に記載の無線操作制御用プログラム。
  7. ある機器によるコンテンツの視聴を他の機器からの無線通信を介した操作によって制御するための無線端末であって、
    コンテンツの視聴に用いる機器を選択するための機器選択画面を表示部に表示させる機器選択画面表示部と、
    視聴対象の前記コンテンツを選択するためのコンテンツ選択画面を表示部に表示させるコンテンツ選択画面表示部と、
    前記機器選択画面において選択された機器を識別するための機器識別情報及び前記コンテンツ選択画面において選択されたコンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報を、前記コンテンツの視聴に際して取得するべき情報を提供しているコンテンツ管理装置に対して通知する識別情報通知部と、
    前記コンテンツ選択画面において選択されたコンテンツの視聴命令及び前記コンテンツ管理装置へアクセスするためのアドレスの情報を前記機器選択画面において選択された機器に対して通知する視聴命令通知部と、
    前記コンテンツの視聴を制御するための操作画面を表示部に表示させる操作画面表示部と、
    前記操作画面に対する操作に応じた信号を出力する操作信号出力部とを含むことを特徴とする無線端末。
  8. ある機器によるコンテンツの視聴を他の機器からの無線通信を介した操作によって制御するための無線端末及びコンテンツに関する情報をコンテンツの視聴に用いる機器に提供するコンテンツ管理装置を含むコンテンツ視聴システムであって、
    前記無線端末は、
    コンテンツの視聴に用いる機器を選択するための機器選択画面を表示部に表示させる機器選択画面表示部と、
    視聴対象のコンテンツを選択するためのコンテンツ選択画面を表示部に表示させるコンテンツ選択画面表示部と、
    前記機器選択画面において選択された機器を識別するための機器識別情報及び前記コンテンツ選択画面において選択されたコンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報を、前記コンテンツ管理装置に対して通知する識別情報通知部と、
    前記コンテンツ選択画面において選択されたコンテンツの視聴命令及び前記コンテンツ管理装置へアクセスするためのアドレスの情報を前記機器選択画面において選択された機器に対して通知する視聴命令通知部と、
    前記コンテンツの視聴を制御するための操作画面を表示部に表示させる操作画面表示部と、
    前記操作画面に対する操作に応じた信号を出力する操作信号出力部とを含み、
    前記コンテンツ管理装置は、
    コンテンツの視聴に用いる機器として選択された機器を識別するための機器識別情報を取得する機器識別情報取得部と、
    前記選択された機器からの、前記コンテンツの視聴に際して前記機器が取得するべき情報の取得要求を受信する情報取得要求受信部と、
    受信された前記取得要求の送信元が、取得された前記機器識別情報と一致する場合に、前記コンテンツの視聴に際して前記機器が取得するべき情報を前記取得要求の送信元に送信する機器判定部とを含むことを特徴とするコンテンツ視聴システム。
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