JP2012172908A - 室外機 - Google Patents

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紀之 中村
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信浩 佐野
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Abstract

【課題】室外機を複数台並べて設置した場合に熱交換器の熱交換性能の低下を防止する。
【解決手段】上面から見て四角形の底板111と、該底板の上方に配置された天板114と、前記底板の角部に配置され該天板と前記底板とを締結する複数のステー118〜121とを備えた筺体と、前記筺体内に配置され、該筺体の側面及び背面に亘って設けられた熱交換器112とを備えた室外機において、前記室外機は前記熱交換器が設けられた筺体の側面同士を対向させるように複数台並べて設置され、前記筺体には、他の筺体と対向する側面及び背面に亘る部分が連続的に開放された開放部を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は室外機に関する。
近年、エネルギー資源・地球温暖化といった問題を背景として、エネルギー機器の効率向上が重要な課題とされる中、例えば空気調和機用室外機もその省エネ性を向上させることが急務となっている。空気調和機用室外機の場合、この解決手段として熱交換器の面積を増大させて熱交換能力を高めることが省エネ性向上の有効な手段となることが多い。
しかし、熱交換器の面積を増大させるとしても、熱交換器を配置する筐体のサイズを大きくすることは部品点数の増加や材料費の増加によるコストアップ、筐体の運搬・施行性の悪化に繋がり望ましくないため、熱交換器の周長を大きくし筐体内に配置することで対応することが一般的となっており、比較的大型の空気調和機に使用されることが多い室外機では、熱交換器の横断面形状をコの字形として、熱交換器下部のコの字の内側に圧縮機等の冷凍サイクル部品を配置し、上部に軸流型のファンを備えた上吹き型の室外機となっている。
この種の室外機は単独設置されることもあるが、それ以外に、複数台の室外機を並列に連続設置し、室外機同士を連結させることでさまざまな容量の空調設備を作り出せるように設計されていることが多い。特許文献1のように、最小容量となる室外機を2台、断面形状コの字形の熱交換器の開放側を相対向させて室外機同士を連結して構成するものがある。
特開2003−240275号公報
複数台の室外機を連続的に設置する場合、都心部のビルの屋上のような設置面積が限られた場所では、より省スペースで室外機を多数設置することが要求される。上記特許文献1は室外機の側面のうち熱交換器の設置されていない一面を向かい合わせて、2台の室外機を接続する。しかし、3台以上の室外機で空調設備を構成しようとした場合、上記の2台を1組とした室外機を複数組設置することになる。この室外機間の距離を小さくして設置すると空気を吸込みにくくなるため、熱交換器の熱交換性能を充分に発揮できない箇所が生じることとなる。
しかし、熱交換器に空気を吸込み易くするため室外機筺体の板金部分を減らしすぎると、輸送時に室外機の強度を保てず歪むおそれがある。
そこで本発明の第一の目的は、室外機を複数台並べて設置した場合に熱交換器の熱交換性能の低下を防止することとする。
更に本発明の第二の目的は、第一の目的に加え、輸送時の室外機の強度を保つこととする。
上記課題を解決するため、本発明は、上面から見て四角形の底板と、該底板の上方に配置された天板と、前記底板の角部に配置され該天板と前記底板とを締結する複数のステーとを備えた筺体と、前記筺体内に配置され、該筺体の側面及び背面に亘って設けられた熱交換器とを備えた室外機において、前記室外機は前記熱交換器が設けられた筺体の側面同士を対向させるように複数台並べて設置され、前記筺体には、他の筺体と対向する側面及び背面に亘る部分が連続的に開放された開放部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、室外機を複数台並べて設置した場合に熱交換器の熱交換性能の低下を防止することができる。
また、上記に加えて輸送時の室外機の強度を保つことができる。
本発明の一実施例の室外機をある断面でみた平面図。 本発明の一実施例の室外機をある断面でみた正面図。 (a)本発明の一実施例の室外機を並列に配置し、ある断面でみた平面図、(b)背面側ステーがある場合に熱交換器に吸込まれる空気の流れを示した図、(c)背面側ステーがない場合に熱交換器に吸込まれる空気の流れを示した図。 本発明の一実施例の室外機を背面側から見た斜視図。 本発明の一実施例の室外機を並列に連続設置した場合に背面側から見た斜視図。
以下、実施例を図面を用いて説明する。各実施例の図における同一符号は同一物または相当物を示す。なお、本発明は、それぞれの実施形態を適宜に組み合わせることにより、さらに効果的なものとすることを含む。
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。図1に本発明の一実施例の室外機をある断面でみた平面図、図2に本発明の一実施例の室外機をある断面でみた正面図を示す。
図1および図2に示すように、室外機101は上面から見て四角形の底板111、底板111の上に熱交換器112と圧縮機等のタンク類113、熱交換器112の上部かつ底板111に対向する上方に配置されシュラウドを備えた天板114、そのシュラウドの内部に配置され送風機を構成するプロペラファン115およびこれを駆動させるモータ116などから構成される。室外機101の筐体は正面102,背面103,左側面104および右側面105で構成され、モータ116は、筐体の正面102と背面103を跨がって固定されたモータクランプ117に設置されている。また、底板111と天板114は、4角に各々配置された正面右側ステー118,正面左側ステー119,背面左側ステー120,背面右側ステー121によって締結されている。
熱交換器112は、室外機101を構成する4面のうちの3面に、上から見て略コの字状に曲げられて配置される。外部の空気は、熱交換器112を配置した3面から吸込まれ、送風機により上方に排風されるように構成されている。正面102をカバーで覆うことで、熱交換器112が設置されていない正面102から空気を吸込まないようにする。カバーを開閉可能にすることで、室外機101内部の機器のメンテナンスを可能にする。
室外機101は、輸送時にプロペラファン115や天板114等の重量物を保持する必要がある。そのため、熱交換器112の設置面積を拡大することによって側面の板金面積を減らす一方で、4角の各ステー118〜121で強度を維持している。
図4に示すように、天板114は4辺が筺体の下方に向かって折り曲げられている。この折り曲げられた天板114の背面と左側面の各々を背面左側ステー120とネジ等で固定する。また、天板114の背面と右側面の各々を背面右側ステー121とネジ等で固定する。底板111も同様に4辺が筺体の上方に向かって折り曲げられており、折り曲げられた底板111の背面と両側面の各々を背面左側ステー120及び背面右側ステー121とネジ等で固定する。これらの固定部分は、一面に少なくとも1箇所設ければよく、固定を解除すればステーの取り外しを行うことができる。
これらのステー118〜121は、上述した理由から取り付けられた状態で施工場所まで輸送され、背面ステーの一方又は両方が設置時に取り外される。背面ステーを取り外すのは、施工現場に到着した以降であればいつでもよい。
図3に、本実施例との比較のために、室外機101を並列に連続設置した場合の室外機間の空気の流れを上から見た平面図で示す。図3(a)は熱交換器112を備えた側面側が向かい合うように2台の室外機を並べて設置した図を示し、(b)は背面側ステーを取り付けた状態の室外機に吸込まれる空気の流れを示したものであり、(c)は背面ステーを取り外した状態での空気の流れを示したものである。(b)に示すように、ある室外機の筺体の両側面のうち他の室外機が隣に設置されている方の側面に設けられた背面ステー(図の左の室外機では背面右側ステー121、右の室外機では背面左側ステー120)が、熱交換器112に吸込まれる空気流路の途中に備えられているので、これらステーによって室外機間の空気の吸込面積が小さくなる。このため、側面側の熱交換器に吸込まれる空気はその流路が狭くなり、空気の吸込みの抵抗となるために熱交換器112に吸込まれる風量が低下し、熱交換器の空気との熱交換効率が減少することとなる。室外機の寸法は、例えば側面(奥行)が800mm、正面(幅)が900〜1200mmであり、設置時の室外機間隔は20〜100mmであるため、背面ステーがあると非常に狭い空気流路となる。
本実施例によれば、室外機101の設置時に、熱交換器112に吸込まれる空気流路の途中に配置され、隣り合う2台の室外機に挟まれる位置の背面ステーを取り外すことによって、輸送時には筺体の強度を維持しつつ空調使用時には連続設置された室外機101の間の角部分において開放し空気の吸込面積を拡大することができるので、吸込み抵抗を低減し、風量の低下、熱交換器112の空気との熱交換効率の減少を防ぐことができる。
本実施例の熱交換器112は、筺体の3面(背面と両側面)に沿うように略コの字状に形成されているが、これに限られない。少なくとも背面と何れかの側面に亘って配置され、圧縮機等の装置を囲む外周側であって筺体の内周側に配置されていればよい。また室外機101は背面103が同方向を向くように並べているが、2つの室外機101の側面同士が対向し、その対向する側面に熱交換器112が設けられていれば、背面103と正面102が同方向を向くように並べてもよい。このように複数の室外機101の筺体の側面同士を向かい合わせ、その側面から筺体の背面に亘って曲げられた熱交換器112を備え、熱交換器112が曲げられた部分に対応する筺体の角部(隣りあう他の筺体と対向する側面及び背面に亘る部分)が側面から背面に亘って連続的に開放された開放部を備えることで、室外機101を複数台並べて設置した場合に熱交換器112の熱交換性能の低下を防止することができる。
ところで、本実施例では背面側ステーは複数台の室外機を狭小間隔で連続設置する際には取り除かれることから、背面ステーの素材は板金のような強度や外観性も要求されないため、板金のような背面ステーでなくてもよい。室外機101の運搬時や設置時に仮止めできる程度の部材(例えば木材や、産廃以外の廃材のような容易に廃棄可能な部材)を用いてもよい。
図5は、隣接する室外機同士をステーによって締結した構造を示す。背面ステーを取り除くことによって筐体自身の強度が低下する一方、プロペラファン115の回転による振動や、風による外力等に耐える必要がある。そこで底板111同士を底板用補強ステー122によって締結し、天板114同士を天板用補強ステー123によって締結する。熱交換器112は底板111から天板114の間に立設している。即ち、高さ方向において熱交換器112の両端に底板111と天板114とが設けられているので、底板111と天板114の高さ位置で各々をステーで締結すれば、吸込まれる空気の風路の邪魔にはならない。
このように筐体の強度低下を防ぐことで、ビルの屋上などの強風が発生するような場所に室外機を設置した場合でも室外機の破損を免れることができる。
なお、上記は空気調和機について説明したが、室外に筺体が設置される冷凍サイクル装置全般に適用可能である。
101 室外機
102 正面
103 背面
104 左側面
105 右側面
111 底板
112 熱交換器
113 圧縮機等のタンク類
114 天板
115 プロペラファン
116 モータ
117 モータクランプ
118 正面右側ステー(ステー)
119 正面左側ステー(ステー)
120 背面左側ステー(ステー)
121 背面右側ステー(ステー)
122 底板用補強ステー(補強ステー)
123 天板用補強ステー(補強ステー)

Claims (5)

  1. 上面から見て四角形の底板と、該底板の上方に配置された天板と、前記底板の角部に配置され該天板と前記底板とを締結する複数のステーとを備えた筺体と、
    前記筺体内に配置され、該筺体の側面及び背面に亘って設けられた熱交換器と、
    を備えた室外機において、
    前記室外機は前記熱交換器が設けられた筺体の側面同士を対向させるように複数台並べて設置され、
    前記筺体には、他の筺体と対向する側面及び背面に亘る部分が連続的に開放された開放部を備えることを特徴とする室外機。
  2. 請求項1において、前記筺体に備えられた前記複数のステーのうち、前記熱交換器に吸込まれる空気流路の途中であって、前記他の筺体と対向する位置に備えられたステーを設置時に取り外すことを特徴とする室外機。
  3. 請求項2において、前記筺体は空気吸込口を有する側面と背面とを備え、前記熱交換器は前記空気吸込口から吸込まれる空気が通る位置に備えられ、前記取り外すステーは、前記室外機の背面側の角部に備えられることを特徴とする室外機。
  4. 請求項1又は3の何れかにおいて、前記取り外すステーは、前記天板と前記底板の何れか一方又は両方の外側に備えられ締結されることを特徴とする空調機の室外機。
  5. 請求項1乃至4の何れかにおいて、隣り合う前記室外機の前記天板同士と前記底板同士の何れか一方又は両方を締結する補強ステーを備えることを特徴とする室外機。
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