JP2012169975A - デジタル放送受信装置およびデジタル放送受信方法 - Google Patents

デジタル放送受信装置およびデジタル放送受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】同じ内容のデータの送信間隔を示す情報がないデジタル放送の受信において、データの内容が更新されない間に繰り返し送信される同一内容のデータを受信するという無駄な受信処理の発生を防止するとともに、更新されたデータの取りこぼしを確実に防止することが可能な「デジタル放送受信装置およびデジタル放送受信方法」を提供する。
【解決手段】交通情報を表すデータが連続的に送信されるデータ放送信号を受信したときに、データの送信単位の区切りを表す区切り情報を利用して、送信単位あたりのデータの送信に必要な送信時間を予測する。その後、各データの受信開始タイミング毎に、交通情報の内容が更新されたか否かについて判定し、更新されていないと判定した場合、予測した送信時間に基づく所定期間、データの受信処理を禁止する一方、更新されていると判定した場合、データの受信処理を許可するようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル放送受信装置およびデジタル放送受信方法に関し、例えば、IBOC(In Band On Channel)方式の地上デジタルラジオ放送であるHD(Hybrid Digital)ラジオを受信するデジタル放送受信装置に用いて好適なものである。
近年、米国では、IBOC方式の地上デジタルラジオ放送であるHDラジオの実用化が進んでいる。HDラジオに対応したHDラジオ受信機では、デジタル音声放送信号と同時に交通情報や天気予報などの簡易なデータ放送信号を受信することができる。具体的には、HDラジオ受信機は2つのチューナを備え、それぞれのチューナがデジタル音声放送信号の受信用とデータ放送信号の受信用とに割り当てられている。
HDラジオでは、データ放送信号によって連続的に送信されるデータの内容が約15分の周期で更新され、更新されるまでの間は同じ内容のデータが繰り返し送信される。例えば、図5に示すように、データ放送信号が、データ(A1)、データ(A2)の順番で送信される。そして、データ(A1)からデータ(A2)に更新されるまでの間は同じ内容のデータ(A1′)、データ(A1′′)が繰り返し送信される。
それにもかかわらず、従来のHDラジオ受信機では、データの受信処理を許可する時間(受信時間)およびデータの受信処理を禁止する時間(受信待機時間)をそれぞれ固定的に決めて、受信時間と受信待機時間とを交互に切り替えていた。したがって、図5に示すように、データ(A1)の内容が更新されない間に、繰り返し送信される同一内容のデータ(A1′、A1′′)を受信するという無駄な受信処理が発生してしまったり、データ(A1)から更新されたデータ(A2)が送信されている最中に受信待機時間に切り替わってしまい、更新されたデータ(A2)を完全には受信できずに取りこぼしてしまう問題があった。
これに対して、主にヨーロッパ各地で実用化されているRDS(Radio Data System)放送では、道路交通情報の送信間隔を示すGAPデータが送信される。そのため、GAPデータにより示される送信間隔に基づいて、道路交通情報の受信処理と別の処理とを切り替えて行うことが可能である。例えば、GAPデータに応じて、別の処理として行う代替局周波数の受信状況チェックの動作周期を変更する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
なお、道路交通情報は、路側に設けられたビーコンを介して、道路交通情報センタから送られてくるものもある。当該センタから送られる道路交通情報は、ほぼ定期的(約5分毎)に更新されることが分かっている。そこで、その更新周期に合わせて、道路交通情報の受信を行う受信手段に対する電源の供給、停止を行うことによって、道路交通情報が更新されない間は無駄な電力が消費されないようにする技術が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2005−159868号公報 特開2008−109572号公報
しかしながら、HDラジオでは、実際には、送信されるデータのデータ量によって、同一内容のデータが繰り返し送信される回数は異なる。しかも、HDラジオでは、その繰り返しの回数や、次の内容に更新されるタイミングを示す情報は一切送信されない。そのため、HDラジオ受信機側では、送信されるデータの内容がどのタイミングで更新されるのか全くわからない。それゆえ、特許文献1,2に記載の技術をHDラジオに適用することはできない。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、データの送信間隔を示す情報がないデジタル放送の受信において、データの内容が更新されない間に、繰り返し送信される同一内容のデータを受信するという無駄な受信処理の発生を防止するとともに、更新されたデータの取りこぼしを確実に防止することができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、所定の情報を表すデータが連続的に送信されるデジタル放送信号を受信したときに、当該デジタル放送信号に含まれていて上記データの送信単位の区切りを表す区切り情報を利用して、上記送信単位あたりのデータの送信に必要な送信時間を予測する。その後、各データの受信開始タイミング毎に、上記所定の情報の内容が更新されたか否かについて判定し、更新されていないと判定した場合には、予測した送信時間に基づく所定期間、データの受信処理を禁止する一方、更新されていると判定した場合には、データの受信処理を許可するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、送信単位あたりのデータの送信に必要な送信時間が予測され、その後各データを受信するタイミングで所定の情報の内容が更新されていない(すなわち、同一内容のデータが繰り返し送信される)と判定された場合、送信時間に基づく所定期間、データの受信処理が禁止される。そのため、データの送信間隔を示す情報がないデジタル放送の受信において、データの内容が更新されない間に、繰り返し送信される同一内容のデータを受信するという無駄な受信処理の発生を防止することができる。また、所定の情報の内容が更新されていると判定された場合、次のデータを受信するタイミングまでデータの受信処理が許可される。そのため、更新されたデータが送信されている間に、データの受信処理が禁止されることがなくなり、当該更新されたデータの取りこぼしを確実に防止することができる。
第1の実施形態によるデジタル放送受信装置の全体構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態のデジタル放送受信装置によるデータ放送信号の受信動作例を示す図である。 第1の本実施形態のデジタル放送受信装置によるデータ放送信号の受信動作例を示すフローチャートである。 第2の実施形態によるデジタル放送受信装置の全体構成例を示すブロック図である。 従来のデータ受信における問題点を説明する図である。
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態によるデジタル放送受信装置100の全体構成例を示すブロック図である。デジタル放送受信装置100は、IBOC方式の地上デジタルラジオ放送であるHDラジオに対応しており、デジタル音声放送と同時に簡易なデータ放送を2つのチューナ部を介してそれぞれ受信することができる。
図1に示すように、デジタル放送受信装置100は、第1チューナ部200、音声デコーダ220、第2チューナ部300、データバッファ320、データデコーダ340、表示制御部360、送信時間予測部380、判定部400および制御部420を備えて構成されている。なお、第2チューナ部300は、本発明の受信部に相当する。
第1チューナ部200は、放送局(図示せず、以下同じ)から送信されるデジタル音声放送信号を受信し復調処理を行う。そして、第1チューナ部200は、復調処理によりデジタル音声放送信号から音声パケットを抽出し、その抽出した音声パケットを音声デコーダ220に出力する。音声デコーダ220は、第1チューナ部200から出力された音声パケットを復号し、復号により得た音声データをスピーカ120に出力する。
第2チューナ部300は、制御部420の制御を受けて、放送局から送信されるデータ放送信号(本発明のデジタル放送信号に相当する)を受信し復調処理を行う。本実施形態では、データ放送信号によって連続的に送信されるデータは、渋滞情報等の交通情報を表す交通データ(本発明の所定の情報を表すデータに相当する)である。
ここで、交通データは、所定の周期(例えば、約15分)でその内容が更新され、更新されるまでの間は同じ内容の交通データが繰り返し送信される。ただし、送信される交通データのデータ量によって、同一内容の交通データが繰り返し送信される回数は異なる。また、交通データは、複数のデータパケット(本発明のパケットに相当する)から構成されている。交通データを構成する複数のデータパケットのうち最後のデータパケット(本発明の区切りパケットに相当する、以下「区切りパケット」と称する)には、最後のデータパケットであることを示す区切り情報が含まれている。また、交通データを構成する各データパケットには、交通データに含まれる交通情報のバージョンを示すバージョン情報と、当該各データパケットのサイズを示すサイズ情報とが含まれている。
第2チューナ部300は、復調処理によりデータ放送信号からデータパケットを抽出し、当該抽出したデータパケットを、データパケットを一時的に保存するためのデータバッファ320に出力する。データデコーダ340は、データバッファ320に保存されているデータパケットを復号し、復号により得た交通データを表示制御部360に出力する。表示制御部360は、データデコーダ340から出力された交通データに基づいて交通情報をモニタ140に出力する。
送信時間予測部380は、第2チューナ部300からデータバッファ320に出力された各データパケットに区切り情報が含まれているかを確認することによって、その区切り情報によって特定される区切りパケットが第2チューナ部300により受信されたか否かについて判定する。
送信時間予測部380は、操作部(図示せず)に対するユーザ操作によって、デジタル放送受信装置100の電源が起動された場合、一の区切りパケットが受信されたと判定してから次の区切りパケットが受信されたと判定するまでの時間を送信単位あたりの交通データの送信に必要な送信時間として予測する。具体的には、送信時間予測部380は、第2チューナ部300において、一の区切りパケットを受信してから次の区切りパケットを受信するまでに受信した各データパケット(データバッファ320に格納されている)に含まれるサイズ情報を参照し、各データパケットのサイズを足し算した合計サイズをデータ放送信号の送信レートで除算した値を送信時間として予測する。なお、送信時間予測部380は、内部メモリ(図示せず)にデータ放送信号の送信レートを示す送信レート情報を保持し、その送信レート情報を参照することによって当該送信レートを把握することができる。送信時間予測部380は、予測した送信時間を示す送信時間情報を制御部420に出力する。
判定部400は、送信時間予測部380により送信時間が予測された後、第2チューナ部300による各交通データの受信開始タイミング毎に、当該各交通データに含まれる交通情報の内容が更新されたか否かについて判定する。具体的には、判定部400は、第2チューナ部300により直近で受信された区切りパケット(一の交通データの最後のデータパケット)およびその次のデータパケット(次の交通データの最初のデータパケット)をデータバッファ320から取り出す。そして、判定部400は、取り出したそれぞれのデータパケットに含まれるバージョン情報を参照し、それぞれのバージョンが異なるか否かを判定する。もし、それぞれのバージョンが異なると判定した場合、判定部400は、交通情報の内容が更新されたと判定し、その旨を送信時間予測部380および制御部420に通知する。一方、それぞれのバージョンが異ならない(同一である)と判定した場合、判定部400は、交通情報の内容が更新されていないと判定し、その旨を制御部420に通知する。
制御部420は、交通情報の内容が更新されていない旨の通知を判定部400から受けた場合、送信時間予測部380から出力された送信時間情報により示される送信時間に基づく所定期間、第2チューナ部300が受信待機するように制御することによって、第2チューナ部300によるデータ放送信号の受信処理を禁止する。ここで、所定期間は、第2チューナ部300により次の区切りパケットが受信される前までの期間であって、送信時間から所定のマージン(例えば、5秒)を引いた時間が現時点から経過するまでの期間である。制御部420は、所定期間が経過した後、その旨を判定部400に通知する。
判定部400は、所定期間が経過した旨の通知を制御部420から受けた場合、その後に第2チューナ部300により最初に受信された区切りパケット(一の交通データの最後のデータパケット)とその次のデータパケット(次の交通データの最初のデータパケット)とをデータバッファ320から取り出す。そして、交通情報の内容が更新されたか否かについて再び判定する。
上記所定期間以外では、制御部420は、第2チューナ部300によるデータ放送信号の受信処理を許可するように制御する。つまり、制御部420は、交通情報の内容が更新された旨の通知を判定部400から受けた場合、第2チューナ部300により次の交通データに含まれる最初のデータパケットが受信されるまでの期間(交通情報の更新の有無を再び判定するまでの間)、第2チューナ部300によるデータ放送信号の受信処理を許可するように制御する。
送信時間予測部380は、交通情報の内容が更新された旨の通知を判定部400から受けた場合、制御部420によりデータ放送信号の受信処理が許可された期間において第2チューナ部300により受信されるデータ放送信号に含まれる区切り情報を利用して、送信時間を予測し直す。具体的には、送信時間予測部380は、制御部420により受信処理が許可された期間の直前に一の区切りパケットが受信されたと判定してから、その許可された期間内において次の区切りパケットが受信されたと判定するまでの時間を送信時間として予測し直す。そして、送信時間予測部380は、予測し直した送信時間を示す送信時間情報を制御部420に出力する。
次に、デジタル放送受信装置100によるデータ放送信号の受信動作例について図2を参照しながら説明する。図2に示すように、データ放送信号が、交通データ(N1)、交通データ(N2)、交通データ(N3)の順番で放送局から送信されている。そして、交通データ(N1)から交通データ(N2)に更新されるまでの間は同じ内容の交通データ(N1′)、交通データ(N1′′)が繰り返し送信される。また、交通データ(N2)から交通データ(N3)に更新されるまでの間は同じ内容の交通データ(N2′)が繰り返し送信される。なお、デジタル放送受信装置100は、放送局から交通データ(N1)が送信されている間に、操作部(図示せず)に対するユーザ操作によって電源が起動されたものとする。
デジタル放送受信装置100の電源が起動されると、まず、第2チューナ部300は、データ放送信号の受信処理を開始する。その後、送信時間予測部380は、第2チューナ部300からデータバッファ320に出力された各データパケットに区切り情報が含まれているかを確認することによって、その区切り情報によって特定される区切りパケット(交通データ(N1)の最後のデータパケット)が第2チューナ部300により受信されたと判定する。
引き続き、第2チューナ部300は、データ放送信号の受信処理を継続する。そして、送信時間予測部380は、第2チューナ部300からデータバッファ320に出力された各データパケットに区切り情報が含まれているかを確認することによって、その区切り情報によって特定される区切りパケット(交通データ(N1′)の最後のデータパケット)が第2チューナ部300により受信されたと判定する。
このとき、送信時間予測部380は、交通データ(N1)の区切りパケットが受信されたと判定してから交通データ(N1′)の区切りパケットが受信されたと判定するまでの時間を送信単位あたりの交通データの送信に必要な送信時間T1として予測する。そして、送信時間予測部380は、予測した送信時間T1を示す送信時間情報を制御部420に出力する。
次に、判定部400は、交通データ(N1′)の区切りパケットとその次のデータパケット(交通データ(N1′′)の最初のデータパケット)とをデータバッファ320から取り出す。そして、判定部400は、データバッファ320から取り出した区切りパケットおよびその次のデータパケットに含まれるバージョン情報を参照し、それぞれのバージョンが異なるか否かを判定することによって、交通情報の内容が更新されたか否かについて判定する。図2の例では、判定部400は、交通情報の内容が更新されていない(つまり、同一内容の交通データが繰り返し送信される)と判定し、その旨を制御部420に通知する。
次に、制御部420は、交通情報の内容が更新されていない旨の通知を判定部400から受けて、送信時間予測部380により予測された送信時間に基づく所定期間(第2チューナ部300により交通データ(N1′′)の区切りパケットが受信される前までの期間)、第2チューナ部300が受信待機するように制御することによって、第2チューナ部300による交通データ(N1′′)の受信処理を禁止する。制御部420は、所定期間が経過した後、その旨を判定部400に通知する。
次に、判定部400は、所定期間が経過した旨の通知を制御部420から受けた後、第2チューナ部300により最初に受信された区切りパケット(交通データ(N1′′)の最後のデータパケット)とその次のデータパケット(交通データ(N2)の最初のデータパケット)とをデータバッファ320から取り出す。
そして、判定部400は、データバッファ320から取り出した区切りパケットおよびその次のデータパケットに含まれるバージョン情報を参照し、それぞれのバージョンが異なるか否かを判定することによって、交通情報の内容が更新されたか否かについて判定する。図2の例では、判定部400は、交通情報の内容が交通データ(N1)から交通データ(N2)に更新されたと判定し、その旨を送信時間予測部380および制御部420に通知する。
制御部420は、交通情報の内容が更新された旨の通知を判定部400から受けて、第2チューナ部300により次の交通データ(N2′)の最初のデータパケットが受信されるまでの期間、第2チューナ部300によるデータ放送信号の受信処理を許可するように制御する。また、送信時間予測部380は、交通情報の内容が更新された旨の通知を判定部400から受けて、交通データ(N1′′)の区切りパケットが受信されたと判定してから次の交通データ(N2)の区切りパケットが受信されたと判定するまでの時間を送信単位あたりの交通データの送信に必要な送信時間T2として予測し直す。そして、送信時間予測部380は、予測し直した送信時間T2を示す送信時間情報を制御部420に出力する。
次に、判定部400は、第2チューナ部300により受信された区切りパケット(交通データ(N2)の最後のデータパケット)とその次のデータパケット(交通データ(N2′)の最初のデータパケット)とをデータバッファ320から取り出す。そして、判定部400は、データバッファ320から取り出した区切りパケットおよびその次のデータパケットに含まれるバージョン情報を参照し、それぞれのバージョンが異なるか否かを判定することによって、交通情報の内容が更新されたか否かについて判定する。図2の例では、判定部400は、交通情報の内容が更新されていない(つまり、同一内容の交通データが繰り返し送信される)と判定し、その旨を制御部420に通知する。
次に、制御部420は、送信時間予測部380により予測された送信時間T2に基づく所定期間(第2チューナ部300により交通データ(N2′)の区切りパケットが受信される前までの期間)、第2チューナ部300が受信待機するように制御することによって、第2チューナ部300による交通データ(N2′)の受信処理を禁止する。制御部420は、所定期間が経過した後、その旨を判定部400に通知する。
次に、判定部400は、所定期間が経過した旨の通知を制御部420から受けた後、第2チューナ部300により最初に受信された区切りパケット(交通データ(N2′)の最後のデータパケット)とその次のデータパケット(交通データ(N3)の最初のデータパケット)とをデータバッファ320から取り出す。そして、判定部400は、データバッファ320から取り出した区切りパケットおよびその次のデータパケットに含まれるバージョン情報を参照し、それぞれのバージョンが異なるか否かを判定することによって、交通情報の内容が更新されたか否かについて判定する。図2の例では、判定部400は、交通情報の内容が交通データ(N2)から交通データ(N3)に更新されたと判定し、その旨を送信時間予測部380および制御部420に通知する。
制御部420は、交通情報の内容が更新された旨の通知を判定部400から受けて、第2チューナ部300により次の交通データの最初のデータパケットが受信されるまでの期間、第2チューナ部300によるデータ放送信号の受信処理を許可するように制御する。また、送信時間予測部380は、交通情報の内容が更新された旨の通知を判定部400から受けて、交通データ(N2′)の区切りパケットが受信されたと判定してから次の交通データ(N3)の区切りパケットが受信されたと判定するまでの時間を送信単位あたりの交通データの送信に必要な送信時間T3として予測し直す。そして、送信時間予測部380は、予測し直した送信時間T3を示す送信時間情報を制御部420に出力する。
以上のように、デジタル放送受信装置100の電源が起動されたときおよび交通情報が更新される度に、送信単位あたりの交通データの送信に必要な送信時間T1、T2、T3が予測される。その予測後、各交通データを受信するタイミングで交通情報の内容が更新されていない場合は、送信時間に基づく所定期間、交通データの受信処理が禁止される。そのため、データ放送信号の中に交通データの送信間隔を示す情報が含まれていなくても、交通データの内容が更新されない間に、繰り返し送信される同一内容の交通データを受信するという無駄な受信処理の発生を防止することができる。しかも、交通情報の内容が更新されていると判定された場合、次の交通データを受信するタイミングまで交通データの受信処理が許可される。そのため、更新された交通データが送信されている間に、交通データの受信処理が禁止されることがなくなり、当該更新された交通データの取りこぼしを確実に防止することができる。
次に、第1の実施形態のデジタル放送受信装置100によるデータ放送信号の受信動作について説明する。図3は、第1の実施形態のデジタル放送受信装置100によるデータ放送信号の受信動作例を示すフローチャートである。図3におけるステップS100の処理は、操作部(図示せず)に対するユーザ操作によって、デジタル放送受信装置100の電源が起動することにより開始する。
まず、送信時間予測部380は、第2チューナ部300からデータバッファ320に出力された各データパケットに区切り情報が含まれているかを確認することによって、その区切り情報によって特定される区切りパケットが第2チューナ部300により受信されたか否かについて判定する(ステップS100)。もし、区切りパケットが第2チューナ部300により受信されていないと送信時間予測部380にて判定した場合(ステップS100にてNO)、処理はステップS100に遷移する。
一方、区切りパケットが第2チューナ部300により受信されたと送信時間予測部380にて判定した場合(ステップS100にてYES)、送信時間予測部380は、第2チューナ部300からデータバッファ320に出力された各データパケットに区切り情報が含まれているかを確認することによって、その区切り情報によって特定される区切りパケットが第2チューナ部300により受信されたか否かについて判定する(ステップS120)。
もし、区切りパケットが第2チューナ部300により受信されていないと送信時間予測部380にて判定した場合(ステップS120にてNO)、処理はステップS120に遷移する。一方、区切りパケットが第2チューナ部300により受信されたと送信時間予測部380にて判定した場合(ステップS120にてYES)、送信時間予測部380は、ステップS100にて区切りパケットが受信されたと判定してから、ステップS120にて区切りパケットが受信されたと判定するまでの時間を送信単位あたりの交通データの送信に必要な送信時間として予測する(ステップS140)。そして、送信時間予測部380は、予測した送信時間を示す送信時間情報を制御部420に出力する。
次に、判定部400は、第2チューナ部300により直近で受信された区切りパケット(一の交通データの最後のデータパケット)およびその次のデータパケット(次の交通データの最初のデータパケット)をデータバッファ320から取り出す(ステップS160)。次に、判定部400は、取り出したそれぞれのデータパケットに含まれるバージョン情報を参照し、それぞれのバージョンが異なるか否かを判定することによって、交通情報の内容が更新されたか否かについて判定する(ステップS180)。
もし、交通情報の内容が更新されたと判定部400にて判定した場合(ステップS180にてYES)、判定部400は、その旨を送信時間予測部380および制御部420に通知する。制御部420は、交通情報の内容が更新された旨の通知を判定部400から受けて、第2チューナ部300により次の交通データに含まれる最初のデータパケットが受信されるまでの期間(交通情報の更新の有無を再び判定するまでの間)、第2チューナ部300によるデータ放送信号の受信処理を許可するように制御する。
送信時間予測部380は、交通情報の内容が更新された旨の通知を判定部400から受けて、第2チューナ部300からデータバッファ320に出力された各データパケットに区切り情報が含まれているかを確認することによって、その区切り情報によって特定される区切りパケットが第2チューナ部300により受信されたか否かについて判定する(ステップS240)。
もし、区切りパケットが第2チューナ部300により受信されていないと送信時間予測部380にて判定した場合(ステップS240にてNO)、処理はステップS240に遷移する。一方、区切りパケットが第2チューナ部300により受信されたと送信時間予測部380にて判定した場合(ステップS240にてYES)、送信時間予測部380は、制御部420により受信処理が許可された期間の直前に区切りパケットが受信されたと判定してから、ステップS240において区切りパケットが受信されたと判定するまでの時間を送信時間として予測し直す(ステップS260)。そして、送信時間予測部380は、予測し直した送信時間を示す送信時間情報を制御部420に出力する。その後、処理はステップS160に遷移する。
ステップS180の判定処理に戻り、交通情報の内容が更新されていないと判定部400にて判定した場合(ステップS180にてNO)、判定部400は、その旨を制御部420に通知する。制御部420は、交通情報の内容が更新されていない旨の通知を判定部400から受けて、送信時間予測部380から直近で出力された送信時間情報により示される送信時間に基づく所定期間(第2チューナ部300により次の区切りパケットが受信される前までの期間)、第2チューナ部300が受信待機するように制御することによって、第2チューナ部300によるデータ放送信号の受信処理を禁止する(ステップS200)。制御部420は、所定期間が経過した後、その旨を判定部400に通知する。次に、送信時間予測部380は、第2チューナ部300からデータバッファ320に出力された各データパケットに区切り情報が含まれているかを確認することによって、その区切り情報によって特定される区切りパケットが第2チューナ部300により受信されたか否かについて判定する(ステップS220)。
もし、区切りパケットが第2チューナ部300により受信されていないと送信時間予測部380にて判定した場合(ステップS220にてNO)、処理はステップS220に遷移する。一方、区切りパケットが第2チューナ部300により受信されたと送信時間予測部380にて判定した場合(ステップS220にてYES)、処理はステップS160に遷移する。
以上詳しく説明したように、第1の実施形態では、デジタル放送受信装置100の電源が起動されたときに、データ放送信号に含まれている区切り情報を利用して、送信単位あたりの交通データの送信に必要な送信時間を予測する。その後、各交通データを受信する毎に、交通情報の内容が更新されたか否かについて判定し、更新されていないと判定した場合には、予測した送信時間に基づく所定期間、交通データの受信処理を禁止する一方、更新されていると判定した場合には、交通データの受信処理を許可するようにしている。
このように構成した第1の実施形態によれば、GAPデータがなくても、他のデータ(区切り情報)に基づいて送信単位あたりの交通データの送信に必要な送信時間が予測され、その後各交通データの受信開始タイミングで交通情報の内容が更新されていない場合には、送信時間に基づく所定期間、交通データの受信処理が禁止される。そのため、交通データの送信間隔を示す情報がないデジタル放送の受信において、交通情報の内容が更新されない間に、繰り返し送信される同一内容の交通データを受信するという無駄な受信処理の発生を防止することができる。さらに、交通情報の内容が更新されている場合には、次の交通データを受信するタイミングまで交通データの受信処理が許可される。そのため、更新された交通データが送信されている間に、交通データの受信処理が禁止されることがなくなり、当該更新された交通データの取りこぼしを確実に防止することができる。
また、第1の実施形態では、交通情報の内容が更新されていると判定した場合、制御部420により受信処理が許可された期間において第2チューナ部300により受信されたデータ放送信号に含まれる区切り情報を利用して、送信時間を予測し直すようにしている。これにより、交通情報の内容が更新された場合には、更新された後の交通データのデータ量に合わせて予測し直した送信時間を用いて、交通情報の内容が更新されない期間の受信処理を適切に禁止することができる。
なお、上記第1の実施形態では、交通情報の内容が更新されないと判定した場合、第2チューナ部300が受信待機するように制御することによって、第2チューナ部300による受信処理を禁止する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、交通情報の内容が更新されないと判定した場合、第2チューナ部300に対する電力の供給を停止するように制御することによって、第2チューナ部300による受信処理を禁止するようにしても良い。これにより、交通情報の内容が更新されない間に、繰り返し送信される同一内容の交通データを受信するという無駄な受信処理の発生を防止するだけでなく、受信処理による無駄な電力が消費されないようにすることができる。
以下、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。図4は、第2の実施形態によるデジタル放送受信装置100′の全体構成例を示すブロック図である。本実施形態では、デジタル放送受信装置100′は車両に搭載されている。図4に示すように、デジタル放送受信装置100′は、図1の制御部420に代えて、制御部420′を備えて構成されている。また、デジタル放送受信装置100′は、スキャン実行部500を更に備えて構成されている。なお、この図4において、図1に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
スキャン実行部500は、デジタル放送受信装置100′が搭載されている車両の移動に伴い受信できるチャンネルが変わることがあるため、制御部420′の制御を受けて、第2チューナ部300において1チャンネルずつ受信周波数を切り替えるように制御しながら、受信可能なチャンネルの有無を検出するチャンネルスキャン処理を実行する。切り替えた先のチャンネルが受信可能であるか否かは、例えばそのチャンネルの受信周波数に設定したときのBER(Bit Error Rate)値を計測し、BER値が所定値以上か否かで判断する。
制御部420′は、交通情報の内容が更新されていない旨の通知を判定部400から受けた場合、送信時間予測部380から直近で出力された送信時間情報により示される送信時間に基づく所定期間、第2チューナ部300による現在受信中のデータ放送信号の受信処理を禁止するとともに、チャンネルスキャン処理を実行するようにスキャン実行部500を制御する。
また、制御部420′は、上記所定期間以外では、第2チューナ部300によるデータ放送信号の受信処理を許可するように制御する。つまり、制御部420′は、交通情報の内容が更新された旨の通知を判定部400から受けた場合、第2チューナ部300により次の交通データの最初のデータパケットが受信されるまでの期間、第2チューナ部300によるデータ放送信号の受信処理を許可するように制御する。
以上詳しく説明したように、第2の実施形態では、交通情報の内容が更新されていないと判定した場合、送信時間予測部380により予測された送信時間に基づく所定期間、第2チューナ部300による現在受信中のデータ放送信号の受信処理を禁止するとともに、受信可能なチャンネルの有無を検出するチャンネルスキャン処理を実行するようにしている。このように構成した第2の実施形態によれば、交通情報の内容が更新されていない間、第2チューナ部300を用いたチャンネルスキャン処理が実行される。そのため、交通データの受信用だけでなく、チャンネルスキャン処理用にも第2チューナ部300を兼用させることができる。よって、車両の移動に伴い受信できるチャンネルが変わることがある場合であっても、チャンネルスキャン処理を実行する専用のチューナ部をさらに増設することによるコストアップを防止することができる。
なお、上記第1および第2の実施形態では、第2チューナ部300において、一の区切りパケットを受信してから次の区切りパケットを受信するまでに受信したパケットの合計サイズをデータ放送信号の送信レートで除算した値を送信時間として予測する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第2チューナ部300において、一の区切りパケットを受信した時点からタイマ(図示せず)のカウント動作を開始し、次の区切りパケットを受信した時点までのタイマカウント値に基づいて、送信時間を予測するようにしても良い。これにより、交通データを構成する各データパケットに当該各データパケットのサイズ情報が含まれていない場合であっても、送信単位あたりの交通データの送信に必要な送信時間を確実に予測することができる。
また、上記第1および第2の実施形態では、交通データを構成する複数のデータパケットのうち最後のデータパケットが区切りパケットである例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、区切りパケットは、交通データを構成する複数のデータパケットのうち最初のデータパケットであっても良い。この場合、最初のデータパケットには、最初のデータパケットであることを示す区切り情報が含まれ、送信時間予測部380は、第2チューナ部300により受信された各データパケットに区切り情報が含まれているかを確認することによって、最初のデータパケットがどれであるかを特定する。
また、上記第1および第2の実施形態では、データ放送信号によって連続的に送信されるデータが、交通情報を表す交通データである例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、データ放送信号によって連続的に送信されるデータは、天気情報、スポーツ速報情報、フライト情報または石油価格情報などを表すデータであっても良い。
その他、上記第1および第2の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100,100′ デジタル放送受信装置
300 第2チューナ部(受信部)
380 送信時間予測部
400 判定部
420,420′ 制御部
500 スキャン実行部

Claims (14)

  1. 所定の情報を表すデータが連続的に送信されるデジタル放送信号を受信する受信部と、
    前記受信部により受信されるデジタル放送信号に含まれていて前記データの送信単位の区切りを表す区切り情報を利用して、前記送信単位あたりのデータの送信に必要な送信時間を予測する送信時間予測部と、
    前記送信時間予測部により前記送信時間が予測された後、前記受信部による各データの受信開始タイミング毎に、前記所定の情報の内容が更新されたか否かについて判定する判定部と、
    前記判定部により更新されていないと判定された場合、前記送信時間予測部により予測された前記送信時間に基づく所定期間、前記受信部による受信処理を禁止するように制御する一方、前記判定部により更新されていると判定された場合には、前記受信部による受信処理を許可するように制御する制御部とを備えたことを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 請求項1に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記送信時間予測部は、前記判定部により更新されていると判定された場合、前記制御部により前記受信処理が許可された期間において前記受信部により受信されたデジタル放送信号に含まれる前記区切り情報を利用して、前記送信時間を予測し直すことを特徴とするデジタル放送受信装置。
  3. 請求項1に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記データは、前記区切り情報が含まれる区切りパケットを含む複数のパケットから構成され、
    前記送信時間予測部は、前記受信部において、一の区切りパケットを受信してから次の区切りパケットを受信するまでの時間を前記送信時間として予測することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  4. 請求項3に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記送信時間予測部は、前記受信部において、前記一の区切りパケットを受信してから前記次の区切りパケットを受信するまでに受信したパケットの合計サイズを前記デジタル放送信号の送信レートで除算した値を前記送信時間として予測することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  5. 請求項3に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記送信時間予測部は、前記受信部において、前記一の区切りパケットを受信した時点から前記次の区切りパケットを受信した時点までのタイマカウンタ値に基づいて、前記送信時間を予測することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  6. 請求項3に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記データを構成する複数のパケットのうち最初のパケットには、前記所定の情報のバージョンを示すバージョン情報が含まれ、
    前記判定部は、前記受信部による前記各データの受信開始タイミング毎に、前記受信部により受信された前記最初のパケットに含まれる前記バージョン情報を確認することによって、前記所定の情報の内容が更新されたか否かについて判定することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  7. 請求項3に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記区切りパケットは、前記データを構成する複数のパケットのうち最後のパケットであることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  8. 請求項7に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記区切りパケットには、前記最後のパケットであることを示す前記区切り情報が含まれ、
    前記送信時間予測部は、前記受信部により受信された各パケットに前記区切り情報が含まれているかを確認することによって、前記最後のパケットを特定することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  9. 請求項3に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記区切りパケットは、前記デジタル放送信号を構成する複数のパケットのうち最初のパケットであることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  10. 請求項9に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記区切りパケットには、前記最初のパケットであることを示す前記区切り情報が含まれ、
    前記送信時間予測部は、前記受信部により受信された各パケットに前記区切り情報が含まれているかを確認することによって、前記最初のパケットを特定することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  11. 請求項1に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記制御部は、前記判定部により更新されていないと判定された場合、前記受信部が受信待機するように制御することによって、前記受信部による受信処理を禁止することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  12. 請求項1に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記制御部は、前記判定部により更新されていないと判定された場合、前記受信部に対する電力の供給を停止するように制御することによって、前記受信部による受信処理を禁止することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  13. 請求項1に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記制御部は、前記判定部により更新されていないと判定された場合、前記受信部による現在受信中のデータの受信処理を禁止するとともに、受信可能なチャンネルの有無を検出するチャンネルスキャン処理を実行するように制御することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  14. 所定の情報を表すデータが連続的に送信されるデジタル放送信号を受信する受信部を備えたデジタル放送受信装置におけるデジタル放送受信方法であって、
    前記デジタル放送受信装置の送信時間予測部が、前記受信部により受信されるデジタル放送信号に含まれていて前記データの送信単位の区切りを表す区切り情報を利用して、前記送信単位あたりのデータの送信に必要な送信時間を予測する第1のステップと、
    前記デジタル放送受信装置の判定部が、前記第1のステップにより前記送信時間が予測された後、前記受信部による各データの受信開始タイミング毎に、前記所定の情報の内容が更新されたか否かについて判定する第2のステップと、
    前記デジタル放送受信装置の制御部が、前記第2のステップにより更新されていないと判定された場合、前記第1のステップにより予測された前記送信時間に基づく所定期間、前記受信部による受信処理を禁止するように制御する一方、前記第2のステップにより更新されていると判定された場合、前記受信部による受信処理を許可するように制御する第3のステップとを有することを特徴とするデジタル放送受信方法。
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