JP2012167805A - クラッチ付き駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源オフ時に出力軸に働く負荷が駆動モータに瞬間的に加わることを防止する。
【解決手段】ケース(4)に収容された支持板(3)に固定された軸(24)に回転自在に支承され駆動モータ(11)の回転子に連結された第1のクラッチ体(21)と、減速歯車列(16)を介して出力軸(30)に連結されると共に上記軸に回転自在かつ第1のクラッチ体に対して接離自在に支承された第2のクラッチ体(22)と、第1、第2のクラッチ体の間に介装されて第2のクラッチ体を上記軸に沿って第1のクラッチ体から離間する方向に付勢する付勢手段(23)とからなるクラッチ(15)と、第2のクラッチ体を付勢手段に抗して第1のクラッチ体に係合させる駆動手段(55)と、第2のクラッチ体とケースとの間にクラッチと別体に設けられ電源オフ時に第1のクラッチ体から離間した第2のクラッチ体の回転を抑制するブレーキ機構(17)とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば、空気調整装置の空気ダクトや換気ダクトの途中に設けられたダンパを開閉するために用いられて好適な、クラッチ付き駆動装置に関する。
従来、例えば開閉式のダンパを有する空気調整装置においては、空気ダクトの途中に設けられたダンパを開閉駆動するために、クラッチ付き駆動装置が組み込まれている。クラッチ付き駆動装置としては、例えば特許第2955275号公報及び特許第3457789号公報に開示されているものがある(例えば、特許文献1及び2参照)。
このクラッチ付き駆動装置は、駆動モータの回転子と出力軸との間にクラッチが介挿され、該クラッチは、駆動モータの回転子に減速して連結された第1のクラッチ体と、減速歯車列を介して出力軸に連結されると共に、第1のクラッチ体に対して接離自在に設けられた第2のクラッチ体と、第1及び第2のクラッチ体を回転自在に支承する軸と、第1及び第2のクラッチ体の間に介装されて、第1及び第2のクラッチ体を前記軸に沿って互いに離間する方向に付勢する付勢手段と、一方のクラッチ体を他方のクラッチ体に接近させる駆動手段と、第1のクラッチ体と第2のクラッチ体との間に設けられて、電源をオフにしたときに第1のクラッチ体から離間した第2のクラッチ体の回転を抑制するブレーキ手段とを備えている。
ブレーキ手段は、第1のクラッチ体の第2のクラッチ体と対向する面に、軸と同心的に一体に形成された円筒状の円周壁部と、第2のクラッチ体の第1のクラッチ体と対向する面に軸と同心的に拡径自在に設けられ、かつ円周壁部内に収容されて円周壁部の内周面に摺動可能に設けられた環状のブレーキ部材とからなる。
クラッチ付き駆動装置の出力軸にはダンパを閉じようとしている負荷が働いているため、電源をオフにしたとき当該出力軸に急激な負荷が加わる。これに伴い減速歯車列の歯車にも急激な負荷が加わると共に高速回転となるため、騒音や振動が発生する。同時に歯車の耐久性を低下させる虞がある。
ブレーキ手段は、電源をオフにしたときに、第1のクラッチ体から離間して出力軸から減速歯車列を介して高速逆回転(空転)する第2のクラッチ体の遠心力により、環状のブレーキ部材が拡径して第1のクラッチ体に形成された円筒壁部の内周面に圧接し、回転速度に応じた摩擦力を受けて第2のクラッチ体の回転を抑制し、ダンパを緩やかに閉じる。
特許第2955275号公報(2−3頁、図1) 特許第3457789号公報(2−3頁、図5)
上述の特許文献1及び2に記載されたクラッチ付き駆動装置のブレーキ手段は、第1のクラッチ体に一体形成された円筒状の円周壁部に、第2のクラッチ体に拡径自在に設けられた環状のブレーキ部材が遠心力により圧接して、回転速度に応じた摩擦力を受けて第2のクラッチ体の回転を抑制する構造となっているために、円周壁部、すなわち第1のクラッチ体がブレーキ部材により第2のクラッチ体に連れ回りして、出力軸に加わる負荷が駆
動モータの回転子に瞬間的に加わることになる。この結果、駆動モータに悪影響を及ぼすことが懸念される。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、クラッチと別体にブレーキ機構を設け、電源をオフにしたときに出力軸に働く負荷が駆動モータに瞬間的に加わることを確実に防止して、駆動モータの耐久性の向上を図ることができる、クラッチ付き駆動装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明が採用する手段は、ケースに収容された支持板に固定された軸に回転自在に支承され駆動モータの回転子に連結された第1のクラッチ体と、減速歯車列を介して出力軸に連結されると共に軸に回転自在かつ第1のクラッチ体に対して接離自在に支承された第2のクラッチ体と、第1及び第2のクラッチ体間に介装されて第2のクラッチ体を軸に沿って第1のクラッチ体から離間する方向に付勢する付勢手段とからなるクラッチと、第2のクラッチ体を付勢手段に抗して第1のクラッチ体に係合させる駆動手段と、第2のクラッチ体とケースとの間にクラッチと別体に設けられて電源をオフにしたときに第1のクラッチ体から離間した第2のクラッチ体の回転を抑制するブレーキ機構とを備えたことにある。
本発明のクラッチ付き駆動装置は、電源をオンにすると、駆動手段が作動して第2のクラッチ体を第1のクラッチ体に係合させてクラッチを接合させる。同時に駆動モータが回転してクラッチ、減速歯車列を介して出力軸を回転させる。このときブレーキ機構は非作動状態となりブレーキ効果は得られない。
電源をオフにすると、駆動モータの回転が停止すると同時に駆動手段が非作動となり、第2のクラッチ体と第1のクラッチ体との係合が解除されて、出力軸に働いている外力により第2のクラッチ体が高速で逆方向に回転しようとする。このとき、ブレーキ部材が作動して第2のクラッチ体の回転を抑制する。
ブレーキ機構は、第2のクラッチ体とケースとの間に設けられていることで、第1のクラッチ体と機械的に完全に切り離され、従来のクラッチ付き駆動装置で見られたブレーキ機構による第1のクラッチ体の連れ回りが確実に防止される。この結果、駆動モータに瞬間的に高負荷が加わることが防止され、駆動モータの耐久性が向上する。
好ましくは、上記ブレーキ機構は、第2のクラッチ体の歯と噛合する歯車と、この歯車に回転に応じて縮径及び拡径可能に設けられたブレーキ部材と、このブレーキ部材を縮径及び拡径させるガイド機構と、上記ケースにブレーキ部材と対向して形成されブレーキ部材を収容して、このブレーキ部材が拡径したときに摩擦力を発生させるブレーキ胴とを備えている。
ブレーキ部材は、第2のクラッチ体の回転速度に応じて作用する遠心力により拡径してブレーキ胴に圧接し、その摩擦力によりブレーキ効果が得られ、第2のクラッチ体の回転速度を抑制する。これにより、出力軸の回転が抑制されて、被駆動部材が緩やかに駆動する。
好ましくは、上記ブレーキ部材は、半円弧状をなす一対のブレーキ部材からなり、上記歯車の一側面上に同心的に環状に配置され、上記ガイド機構により縮径及び拡径可能に支持されている。
ブレーキ部材は、一方向に回転するときにはガイド機構により縮径してブレーキ胴から
離隔して非作動状態となり、逆方向に回転するときにはガイド機構により回転速度に応じた遠心力を受けて拡径し、ブレーキ胴に圧接して摩擦力を受けてブレーキ効果が得られる。
好ましくは、上記ブレーキ胴は、内周壁面に上記ブレーキ部材が拡径したときにその外周面を圧接させて摩擦力を発生させる。これにより、ブレーキ効果を得る。
好ましくは、上記ガイド機構は、上記各ブレーキ部材の各両端部近傍から略周方向に沿って略円弧状に形成された各2つのカム孔と、上記歯車の一側面上に植設され各カム孔を貫通して各ブレーキ部材を歯車の回転に応じて縮径及び拡径させるピンとにより形成されている。
ガイド機構は、歯車が一方向に回転するときにはピンがカム孔を介してブレーキ部材を縮径させてブレーキ胴の内周壁面から離隔させ、歯車が逆方向に回転するときにはブレーキ部材を拡径させて内周壁面に圧接させて摩擦力を発生させる。
好ましくは、上記各ブレーキ部材の各カム孔は、各一側端が上記歯車の回転中心から遠い位置に、各他側端が回転中心に近い位置に位置している。
歯車が一方向に回転するときには、ピンがカム孔の歯車の回転中心から遠い位置側に位置してブレーキ部材を縮径させ、歯車が逆方向に回転するときには、ピンがカム孔の歯車の回転中心から近い位置側に位置して回転速度に応じた遠心力によりブレーキ部材を拡径させる。
好ましくは、上記ブレーキ機構は、上記各ピンが対応する上記各ブレーキ部材の各カム孔の各一側端側に位置しているときには前記ブレーキ部材を縮径させ、各他側端側に位置しているときには、ブレーキ部材を上記歯車の回転による遠心力に応じて拡径させて各外周面を上記内周壁面に圧接させる。
ブレーキ機構は、歯車が一方向に回転するときには各ピンが対応する各ブレーキ部材の各カム孔の各一側端側に位置してブレーキ部材を縮径させて、各外周面をブレーキ胴の内周壁面から離隔させて非作動状態とする。歯車が逆方向に回転するときには、各ピンが各カム孔の各他側端側に位置して、各ブレーキ部材を歯車の回転による遠心力に応じて拡径させ、各外周面をブレーキ胴の内周壁面に圧接させて摩擦力を受けてブレーキ効果を得る。
以上のように、本発明のクラッチ付き駆動装置は、ケースに収容された支持板に固定された軸に回転自在に支承され駆動モータの回転子に連結された第1のクラッチ体と減速歯車列を介して出力軸に連結されると共に前記軸に回転自在かつ前記第1のクラッチ体に対して接離自在に支承された第2のクラッチ体と前記第1及び第2のクラッチ体間に介装されて前記第2のクラッチ体を前記軸に沿って前記第1のクラッチ体から離間する方向に付勢する付勢手段からなるクラッチと、前記第2のクラッチ体を前記付勢手段に抗して前記第1のクラッチ体に係合させる駆動手段と、前記第2のクラッチ体と前記ケースとの間に前記クラッチと別体に設けられて電源をオフにしたときに前記第1のクラッチ体から離間した第2のクラッチ体の回転を抑制するブレーキ機構とを備える。
ブレーキ機構は、第2のクラッチ体とケースとの間にクラッチと別体に設けられていることで、電源をオフにしたときに第2のクラッチ体が第1のクラッチ体と機械的に完全に切り離されて、ブレーキの作動時に第2のクラッチ体の回転による第1のクラッチ体の連れ回りが確実に防止され、この結果、駆動モータに瞬間的に高負荷が加わることが防止さ
れて駆動モータの耐久性の向上が図られる。また、第1のクラッチ体と駆動モータとの間に発生する騒音や振動も防止される。
さらに、電源をオフにしたときに出力軸に働く急激な負荷により生じる減速歯車列の騒音や振動の低減、各歯車に加わる瞬間的な高負荷を軽減し、高速回転による磨耗を低減させ、耐久性の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るクラッチ付き駆動装置のクラッチ、減速歯車列及びブレーキ機構を示す図である。 図1に示したクラッチ付き駆動装置の減速歯車列の断面図であり、電源をオフにしたときの状態を示している。 図1に示したクラッチ付き駆動装置の減速歯車列の断面図であり、電源をオンにしたときの状態を示している。 図1に示したクラッチ付き駆動装置の、ブレーキ機構の歯車とブレーキ部材を示す組立斜視図である。 図1に示したクラッチ付き駆動装置のブレーキ機構の断面図であり、ブレーキ非作動時の状態を示す説明図である。 図5に示したブレーキ機構のブレーキ作動時の状態を示す断面図である。
本発明のクラッチ付き駆動装置の発明を実施するための形態を、図1ないし図6を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るクラッチ付き駆動装置のクラッチ、減速歯車列及びブレーキ機構を示す図である。この図1において、各歯車は、図面の煩雑を避けるために歯形を省略して描いてある。また、図2は、図1に示したクラッチ付き駆動装置の減速歯車列の断面図であり、電源をオフにしたときの状態を示している。
図1及び図2に示すように、クラッチ付き駆動装置1は、全体が上面視で円形状をなしており、モータケース2に収容された駆動モータ11のボビン13上に支持板3が載置され、この支持板3の上方に間隔を置いてケース4の下部を形成する下ケース5が装着され、この下ケース5にケース4の上部を形成する上ケース6が装着されている。そして、支持板3と下ケース5との間に、クラッチ15、減速歯車列16及びブレーキ機構17が収容されている。
図1に示すように、駆動モータ11は、回転子の軸12がモータケース2の略中心位置に配置され、小径の歯車14が装着されている。図2に示すように、クラッチ15は、対向する第1のクラッチ体21、第2のクラッチ体22、及びこれらの第1、第2のクラッチ体21,22の間に介装された付勢手段としてのスプリング23(図2参照)により構成されている。
図2に示すように、第1のクラッチ体21は、大径の歯車形状をなし、外周面に駆動モータ11の歯車14と噛合する歯21aが形成され、第2のクラッチ体22と対向する図示しない上面にクラッチ歯21bが周方向に沿って所定間隔で複数形成されている。
第2のクラッチ体22は、上下2段の歯車形状をなし、下側の歯車は第1のクラッチ体21の歯21aの外径よりも僅かに小径とされ、上側の歯車は下側の歯車よりも小径とされ、各外周面に歯22a、22bが形成される。
また、第2のクラッチ体22の下側の歯車の第1のクラッチ体21と対向する下面に、当該第1のクラッチ体21のクラッチ歯21bと係合可能なクラッチ歯22cが形成されている。この第2のクラッチ体22は、下側の歯22aがブレーキ機構17の歯車40と噛合し、上側の歯22bが減速歯車列16の歯車26と噛合する。
第1及び第2のクラッチ体21,22は、支持板3に垂設された軸24に回転自在に支承されており、第2のクラッチ体22は、軸方向に摺動自在とされて第1のクラッチ体21と接離可能とされている。また、第1のクラッチ体21の下側に逆回転ストッパ25が配置されて、軸24に支承されている。第2のクラッチ体22は、歯22bの上部及び軸孔の開口端が、下ケース5に形成された孔を遊貫して当該下ケース5内に突出している。
付勢手段としてのスプリング23は、圧縮コイルバネで、第1及び第2のクラッチ21,22間に、かつ軸24の外側に同心的に配置されており、圧縮されたときには、第2のクラッチ体22のクラッチ歯22cを第1のクラッチ体21のクラッチ歯21bに係合させてクラッチ15を接続させ、伸張したときには、第2のクラッチ体22を第1のクラッチ体21から図中上方に押し上げて離隔させ、2つのクラッチ歯21b,22cの係合を解除させてクラッチ15を切り離す。
図1及び図2に示すように、クラッチ15と出力軸30との間に介装された減速歯車列16は、歯車26,27,28,29からなり、駆動モータ11の歯車14の外側に配列され、支持板3に垂設された各軸に回転自在に支承されている。初段の歯車26は、第2のクラッチ体22の歯22bと常時噛合し、終段の歯車29の回転軸は、出力軸30とされている。また、駆動モータ11の回転子の歯車14は、第1のクラッチ体21の歯21aに常時噛合している。尚、図2において駆動モータ11の回転子及び歯車14は、図面の煩雑を避けるために省略してある。
駆動モータ11の歯車14が小径とされ、第1のクラッチ体21が大径とされていることで、駆動モータ11の回転が減速されて、第1のクラッチ体21に伝達される。そして、第1のクラッチ体21の回転は、第2のクラッチ体22に噛合する減速歯車列16によってさらに減速されて、出力軸30に伝達される。出力軸30にはプーリー31が取り付けられており、ワイヤ32を介して図示しない被駆動部材としてのダンパに連結されている。
図1及び図2に示すように、ブレーキ機構17は、歯車40、ブレーキ部材41及び内ブレーキ胴44からなる。歯車40は、駆動モータ11の歯車14の外側に、かつ第2のクラッチ体22に対して減速歯車列16の歯車26と反対側に配置されており、支持板3に垂設された軸45に回転自在に支承されている。この歯車40は、第2のクラッチ体22の歯22bと常時噛合している。
図1、図4及び図5に示すように、ブレーキ部材41は、歯車40よりも僅かに小径の半円弧状をなす一対のブレーキ部材42,43からなり、歯車40の図示上面(一側面)上に同心的に環状に配置されている。これらのブレーキ部材42,43においては、それぞれ各両端部近傍から略周方向に沿って略円弧状をなすカム孔42a,42b、及びカム孔43a,43bが、ブレーキ部材42,43の下面から上面まで貫通するように形成されている。
カム孔42a,42bは、各一側端42aa,42baが歯車40の回転中心から遠い位置に、各他側端42ab,42bbが回転中心から近い位置にそれぞれ位置している。カム孔43a,43bについてもカム孔42a,42bと同様である。
そして、カム孔42a,42b、カム孔43a,43bの各一側端42aa,42ba,43aa,43baは、同一円周上に配置され、他側端42ab,42bb,43ab,43bbは、一側端42aa,42ba,43aa,43baよりも小径の同一円周上に配置されている。これらのブレーキ部材42,43は、所定の摩擦係数及び質量を有する金属部材、例えば黄銅で形成されている。
歯車40の上面上には、ピン46,47,48,49が植設されている。これらのピン46,47,48,49は、ブレーキ部材42,43のカム孔42a,42b,43a,43bの回転中心から近い位置に位置している上記各他側端42ab,42bb,43ab,43bbと対応する位置に、かつ同一円周上に配置されている。ブレーキ部材42は、ピン46,47がカム孔42a,42bに遊貫され、ブレーキ部材43は、ピン48,49がカム孔43a,43bに遊貫されて、歯車40の上面上にそれぞれ載置されている。
図5に示すように、ブレーキ部材42,43は、ピン46,47がカム孔42a,42bの一側端42aa,42baに、ピン48,49がカム孔43a,43bの一側端43aa,43baにそれぞれ位置しているときに歯車40の回転中心に近い位置にあり、それぞれ縮径した状態となる。
図6に示すように、ブレーキ部材42,43は、ピン46,47がカム孔42a,42bの他側端42ab,42bbに、ピン48,49がカム孔43a,43bの他側端43ab,43bbにそれぞれ位置しているときには歯車40の回転中心から遠い位置にあり、それぞれ拡径した状態となる。
そして、これらのカム孔42a,42b,43a,43bと、ピン46,47,48,49とにより、これらのブレーキ部材42,43を縮径及び拡径させるべく案内するガイド機構50を形成している。
すなわち、ブレーキ部材42,43は、歯車40が図1に示す矢印CC方向に回転したときには、図5に示すようにピン46,47がカム孔42a,42bの一側端42aa,42ba側に、ピン48,49がカム孔43a,43bの一側端43aa,43ba側にそれぞれ移動して縮径され、歯車40が図1に示す矢印C方向に回転したときには、図6に示すようにピン46,47がカム孔42a,42bの他側端42ab,42bb側に、ピン48,49がカム孔43a,43bの他側端43ab,43bb側にそれぞれ移動して、歯車40の回転速度に応じた遠心力により拡径する。
図2に示すように、下ケース5の底面には、ブレーキ部材42,43と対向して開口するブレーキ胴44が形成されている。このブレーキ胴44は、円筒形状をなして、その中にブレーキ部材42,43が収容されている。図5に示すように、ブレーキ部材42,43は、縮径した状態において外周面42c,43cがブレーキ胴44の内周壁面44aと僅かな間隙を設けて対向しており、拡径したときには、図6に示すように外周面42c,43cが内周壁面44aに圧接して摩擦力を受け、これによりブレーキ効果を得る。
このようにして、本発明のブレーキ機構17が形成されている。ブレーキ機構17は、その歯車40がクラッチ15の第2のクラッチ体22と噛合しており、第1のクラッチ体21は第2のクラッチ体22から機械的に完全に切り離される。また、ブレーキ部材42,43は、下ケース5に形成されたブレーキ胴44の内周壁面44aに圧接することで、ブレーキ力を発生させる。したがって、第2のクラッチ体22が第1のクラッチ体21から離隔したときに、ブレーキ部材42,43が第1のクラッチ体21を連れ回すようなことは発生しない。
ガイド機構50は、ブレーキ部材42の2つのカム孔42a,42bをピン46,47で、ブレーキ部材43の2つのカム孔43a,43bをピン48,49で、それぞれ支持することにより、これらのブレーキ部材42,43を安定かつ均一に縮径及び拡径させることができる。これにより、ブレーキ部材42,43の外周面42c,43cを安定にかつ均一に、ブレーキ胴44の内周壁面44aに圧接させることが可能となる。
図2に示すように、下ケース5の第2のクラッチ体22の上方位置に、クラッチ15を接続及びその接続を解除するための駆動手段としての、ソレノイド55が水平に配置されている。ソレノイド55は、鉄心56に巻回されたコイル57と、L字形状をなし磁性部材、例えば鉄部材で形成された支持部材58と、可動部材59等とにより構成されている。支持部材58は、その垂直部が鉄心56の後端面に当接してコイル57の後端と共に下ケース5に固定され、その水平部がコイル57の下側に延出して配置されている。
可動部材59は、その折曲部近傍が支持部材58の先端部に揺動可能に支持され、その垂直部が鉄心56の前端面と離隔対向して配置されて吸着可能とされ、その水平部が支持部材58の水平部の下方に延出し、かつ第2のクラッチ体22の軸孔の開口端に当接している。ソレノイド55は、可動部材59がスプリング23と協働して第2のクラッチ体22を図中上下動させて、クラッチ15の接離を行う。支持部材58は、可動部材59と協働して閉磁路を形成する。
図2に示すように、クラッチ付き駆動装置1は、ソレノイド55がオフのときに、スプリング23により第2のクラッチ体22が可動部材59の水平部と共に図示のように押し上げられて、第1のクラッチ体21から離隔され、クラッチ15が切り離された状態となっている。このとき、出力軸30には、ワイヤ32を介して図示しないダンパを閉じようとする外力、例えばスプリング力が働いており、当該出力軸30は、図示しないストッパ等の外力により回転が停止されている。
クラッチ付き駆動装置1は、電源をオンにすると、ソレノイド55がオンとなり、図3に示すように可動部材59の垂直部が鉄心56に吸着されて回動し、水平部がクラッチ15のスプリング23に抗して第2のクラッチ体22を押し下げ、クラッチ歯22cを第1のクラッチ体21のクラッチ歯21bに係合させて、クラッチ15を接続する。同時に駆動モータ11が、図1に矢印CCで示す方向に正回転してクラッチ15及び減速歯車列16を介して出力軸30を図1に示す矢印C方向に正回転させ、上記ダンパをスプリング力に抗して開く。
ブレーキ機構17の歯車40は、第2のクラッチ体22の回転により図1に示す矢印CC方向に正回転し、図5に示すようにピン46,47がブレーキ部材42のカム孔42a,42bの一側端42aa,42ba側に、ピン48,49がブレーキ部材43のカム孔43a,43bの一側端43aa,43ba側に移動する。これに伴いブレーキ部材42,43が縮径して、その外周面42c、43cがブレーキ胴44の内周壁面44aから離隔して回転する。この結果、ブレーキ力は発生しない。すなわち、ブレーキ機構17は、非作動状態となり、ブレーキ効果が得られない。
電源をオフにすると、駆動モータ11の回転が停止し、同時にソレノイド55がオフとなる。ソレノイド55がオフになると、可動部材59が解放されて自由となり、図2に示すようにクラッチ15のスプリング23が第2のクラッチ体22と共に可動部材59の水平部を押し上げるから、第2のクラッチ体22のクラッチ歯22cと第1のクラッチ体21のクラッチ歯21bとの係合を解除し、クラッチ15の接合が解除される。
クラッチ15の第1のクラッチ体21と第2のクラッチ体22との係合が解除されると、出力軸30にダンパを閉じようとするスプリング力が働いているため、当該出力軸30が図1に示す矢印CC方向に急激に空転(逆回転)しはじめ、減速歯車列16を介して第2のクラッチ体22が矢印CC方向に高速回転する。
同時にブレーキ機構17の歯車40が矢印C方向に高速回転(逆回転)して、図6に示すように、ピン46,47がブレーキ部材42のカム孔42a,42bの他側端42ab,42bb側に、ピン48,49がブレーキ部材43のカム孔43a,43bの他側端43ab,43bb側にそれぞれ移動して、これらのブレーキ部材42,43が歯車40の回転速度に応じた遠心力により拡径する。
ブレーキ部材42,43は、その外周面42c、43cが歯車40の回転速度に応じて作用する遠心力によりブレーキ胴44の内周壁面44aに圧接して回転し、その摩擦力によりブレーキ効果が得られ、当該歯車40を介して第2のクラッチ体22に制動力を付与して回転速度を抑制する。
第2のクラッチ体22に付与された制動力は、減速歯車列16を介して出力軸30に付与される。これにより、出力軸30の回転が抑制されて前記ダンパが緩やかに閉じる。この結果、電源をオフにしたときに、出力軸30に加わる急激な負荷により減速歯車列16の各歯車間に発生する騒音や振動の低減、及び各歯車にかかる瞬間的な高負荷が軽減されて、高速回転による磨耗を低減させ、耐久性の向上に繋がる。
さらに、ブレーキ機構17は、ブレーキ部材42,43が下ケース5に形成されたブレーキ胴44の内周壁面44aに圧接して回転するときに受ける摩擦力により、ブレーキ効果を発生させるために、第2のクラッチ体22と第1のクラッチ体21とが機械的に切り離され、従来のクラッチ付き駆動装置で見られたようなブレーキ部材による第1のクラッチ体の連れ回りが確実に防止される。この結果、駆動モータに瞬間的に高負荷が加わることが防止され、当該駆動モータの耐久性の向上が図られる。
上述した実施の形態において、ブレーキ部材42,43を黄銅等の金属部材で形成したが、これに限るものではなく、他の部材、例えばゴム部材を使用して摩擦係数を変更したり、あるいは質量を変更したりして、仕様に応じて最適なブレーキ効果を得るようにしてもよい。
本発明は、上述した一実施の形態に係るクラッチ付き駆動装置、すなわち空気ダクトや換気ダクトの途中に設けられたダンパを開閉駆動するためのクラッチ付き駆動装置に限定されるものではなく、様々なクラッチ付き駆動装置のブレーキ機構に対して実施することができる。
1 クラッチ付き駆動装置
2 モータケース
3 支持板
4 ケース
5 下ケース
6 上ケース
11 駆動モータ
12 軸
13 ボビン
14 歯車
15 クラッチ
16 減速歯車列
17 ブレーキ機構
21 第1のクラッチ体
21a 歯
21b クラッチ歯
22 第2のクラッチ体
22a,22b 歯
22c クラッチ歯
23 スプリング(付勢手段)
24 軸
25 逆回転ストッパ
26,27,28,29 減速歯車
30 出力軸
31 プーリー
32 ワイヤ
40 歯車
41 ブレーキ部材
42、43 半円弧状のブレーキ部材
42a,42b,43a,43b カム孔
42aa,42ba カム孔42a,42bの一側端
42ab,42bb カム孔42a,42bの他側端
43aa,43ba カム孔43a,43bの一側端
43ab,43bb カム孔43a,43bの他側端
42c,43c 外周面
44 ブレーキ胴
44a 内周壁面
45 軸
46,47,48,49 ピン
50 ガイド機構
55 ソレノイド
56 鉄心
57 コイル
58 支持部材
59 可動部材

Claims (7)

  1. ケース(4)に収容された支持板(3)に固定された軸(24)に回転自在に支承され駆動モータ(11)の回転子に連結された第1のクラッチ体(21)と、減速歯車列(16)を介して出力軸(30)に連結されると共に前記軸に回転自在かつ前記第1のクラッチ体に対して接離自在に支承された第2のクラッチ体(22)と、前記第1及び第2のクラッチ体間に介装されて前記第2のクラッチ体を前記軸に沿って前記第1のクラッチ体から離間する方向に付勢する付勢手段(23)とからなるクラッチ(15)と、
    前記第2のクラッチ体を前記付勢手段に抗して前記第1のクラッチ体に係合させる駆動手段(55)と、
    前記第2のクラッチ体と前記ケースとの間に前記クラッチと別体に設けられて電源をオフにしたときに前記第1のクラッチ体から離間した第2のクラッチ体の回転を抑制するブレーキ機構(17)とを備えたことを特徴とするクラッチ付き駆動装置。
  2. 前記ブレーキ機構(17)は、前記第2のクラッチ体(22)の歯(22b)と噛合する歯車(40)と、前記歯車に回転に応じて縮径及び拡径可能に設けられたブレーキ部材(41)と、前記ブレーキ部材を縮径及び拡径させるガイド機構(50)と、前記ケースに前記ブレーキ部材と対向して形成されて前記ブレーキ部材を収容して前記ブレーキ部材が拡径したときに摩擦力を発生させるブレーキ胴(44)とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のクラッチ付き駆動装置。
  3. 前記ブレーキ部材(41)は、半円弧状をなす一対のブレーキ部材(42,43)からなり、前記歯車(40)の一側面上に同心的に環状に配置され、前記ガイド機構により縮径及び拡径可能に支持されていることを特徴とする請求項2に記載のクラッチ付き駆動装置。
  4. 前記ガイド機構(50)は、前記各ブレーキ部材(42,43)の各両端部近傍から略周方向に沿って略円弧状に形成された各2つのカム孔(42a,42b,43a,43b)と、前記歯車(40)の一側面に植設されて前記各カム孔を貫通して前記各ブレーキ部材を前記歯車の回転に応じて縮径及び拡径させるピン(46,47,48,49)とにより形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のクラッチ付き駆動装置。
  5. 前記ブレーキ胴(44)は、円筒形状に形成されて内周壁面(44a)に前記ブレーキ部材(42,43)が拡径したときに当該ブレーキ部材の外周面(42c、43c)を圧接させて摩擦力を発生させることを特徴とする請求項2又は3に記載のクラッチ付き駆動装置。
  6. 前記各ブレーキ部材(42,43)の前記各カム孔(42a,42b、43a,43b)は、各一側端(42aa,42ba,43aa,43ba)が前記歯車(40)の回転中心から遠い位置に、各他側端(42ab,42bb,43ab,43bb)が回転中心に近い位置に位置していることを特徴とする請求項5に記載のクラッチ付き駆動装置。
  7. 前記ブレーキ機構(17)は、前記各ピン(46,47,48,49)が対応する前記各ブレーキ部材(42,43)の前記各カム孔(42a,42b,43a,43b)の各一側端(42aa,42ba,43aa,43ba)側に位置しているときには前記ブレーキ部材(42,43)を縮径させ、各他側端(42ab,42bb,43ab,43bb)側に位置しているときには前記ブレーキ部材(42,43)を前記歯車(40)の回転による遠心力に応じて拡径させて各外周面(42c、43c)を前記内周壁面(44a)に圧接させることを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載のクラッチ付き駆動装置。
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