JP2012163298A - 自動車用ラジエータ - Google Patents

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亮介 佐藤
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Abstract

【課題】エンジンルーム内に十分なスペース効率を確保することができる自動車用ラジエータを提供する。
【解決手段】本発明によるラジエータ1は、冷却液が横方向に沿って流れるラジエータコア3と、該ラジエータコア3の側部に配設され、上部が側方に突出する膨出部11に形成されたサイドタンク5と、を備えている。エンジンからの冷却液が流通するホースが接続されるホース取付パイプ19とフィラーネック21とを前記膨出部11に設けている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用ラジエータに関する。
近年、歩行者保護や外観性向上のために車両のフードの高さを低くする傾向にある。ここで、フードの高さを低くするためには、エンジンルーム内のラジエータを横流式ラジエータにすることが望ましい。この横流式ラジエータとは、チューブを横方向(水平方向)に沿って配設し、冷却液を横方向に流して冷却するラジエータである(例えば、特許文献1参照)。
前記横流式ラジエータにおいては、サイドタンクの上部にフィラーネック(注水口)とエンジンからのホースを接続可能なホース取付パイプとを配設する必要がある。
実開平4−3276号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載のラジエータにおいては、エンジンからのホースが接続される入り口パイプにフィラーネックを連結している。従って、フィラーネックの長さが長くなり、ラジエータ後方に補機類を配置するスペースが小さくなり、スペース効率が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、エンジンルーム内に十分なスペース効率を向上することができる自動車用ラジエータを提供することを目的とする。
本発明に係る自動車用ラジエータは、エンジンからの冷却液を横方向に沿って流して冷却したのち、エンジンに戻す熱交換器である。冷却液が横方向に沿って流れるラジエータコアと、該ラジエータコアの側部に配設され、上部が側方に突出する膨出部に形成されたサイドタンクと、を備えている。エンジンからの冷却液が流通するホースが接続されるホース取付部とフィラーネックとを前記膨出部に設けている。
本発明に係る自動車用ラジエータによれば、フィラーネックおよびホース取付部の長さを短くすることができ、ラジエータの周辺のスペースが増大し、スペース効率が向上する。
本発明の実施形態によるラジエータの側部を示す斜視図である。 図1の上部を車両後方側から前方に向けて見た拡大背面図である。 本発明の実施形態によるラジエータの要部を拡大した平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1〜図3に示すように、本実施形態によるラジエータ1は、図外のエンジンルームの前部に車幅方向に沿って配設されており、車幅方向中央側に配置されたラジエータコア3と、該ラジエータコア3の左右両側の側部に配置されたサイドタンク5,5とを備えている。
前記ラジエータ1は、図外のエンジンとホースを介して接続されており、エンジンを冷却して高温になった冷却液がラジエータ1に流れ込み、該ラジエータ1で冷却液を冷却したのち、ホースを通じてエンジンに戻されるように構成されている。
前記ラジエータコア3は、車幅方向(横方向)に沿って延設されたチューブ7およびフィンを有し、前記チューブ7内を冷却液が横方向に沿って流通している。
前記サイドタンク5は、上下方向に沿って延設されており、下端から上部までの本体部9と、該本体部9の上部に形成された膨出部11と、を有する。この膨出部11は、正面視略三角状に形成されており、ラジエータコア3の上端3aと同一高さで側方に延びる上面13と、該上面13の車幅方向外側の端部から斜め下方に傾斜して延びる下面15と、これらの上面13および下面15の前後に配置された前面および後面17とから画成されている。
また、膨出部11の後面17には、エンジンから延びるホースが接続可能なホース取付パイプ19(ホース取付部)が膨出部11に樹脂で一体成形されている。このホース取付パイプ19は、円筒状に形成されて、後方側の端部が開口している。また、膨出部11の後面17には、フィラーネック(注水口)21が一体成形されている。これらのホース取付パイプ19とフィラーネック21とはそれぞれ個別に設けられている。前記フィラーネック21は、膨出部11の後面17から後方に延びる円筒状の本体部23と、該本体部23の途中部分の上面から上方に延びる円筒状の分岐部25と、該分岐部25の上端に形成した注入部27と、該注入部27の側部に一体形成されたオーバーフローパイプ29とからなる。これらの本体部23、分岐部25、注入部27およびオーバーフローパイプ29は、全て膨出部11に一体成形される。
そして、図2に示すように、フィラーネック21の本体部23の径方向中心は、ホース取付パイプ19の径方向中心よりも△Hだけ上方に配置されている。この△Hは、ホース取付パイプ19のほぼ半径以上であることが望ましい。なお、フィラーネック21の本体部23をホース取付パイプ19よりも下方に配置しても良い。また、フィラーネック21の本体部23の開口にはキャップ31を嵌め込んであり、注入部27には、通常は図外のキャップを嵌め込んでいる。さらに、膨出部11の上面13には、例えばフードリッヂ等の車体部材に支持されるラジエータ取付ピン33が配設されている。このラジエータ取付ピン33を車体部材に支持することにより、ラジエータ1が車体に取り付けられる。
一方、サイドタンク5の前記本体部9の後面には、上下に一対のファンシュラウド用係止爪35,37が設けられており、下端には、サイドタンク5内の冷却液を排出するドレイン39が配設されている。
以上の構成を有するラジエータ1による冷却液の流れを説明する。
図外のエンジンからホースを介して高温の冷却液がホース取付パイプ19を介してサイドタンク5に流れ込む。こののち、冷却液はラジエータコア3のチューブ7内を通って横方向に繰り返し流れることにより、冷却液が冷却されたのち、図外の排出口からホースを介してエンジンに流れる。このようなエンジンとラジエータとの間において冷却液の循環が行われる。
次いで、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)本実施形態によるラジエータ1は、冷却液が横方向に沿って流れるラジエータコア3と、該ラジエータコア3の側部に配設され、上部が側方に突出する膨出部11に形成されたサイドタンク5と、を備えている。エンジンからの冷却液が流通するホースが接続されるホース取付パイプ19(ホース取付部)とフィラーネック21とを前記膨出部11に設けている。
従って、フィラーネック21およびホース取付パイプ19の長さを短くすることができ、ラジエータ1の周辺のスペースが増大し、スペース効率が向上する。
(2)前記ホース取付パイプ19およびフィラーネック21を前記膨出部11に一体成形している。
従って、部品点数および部品コストを削減し、また、組付作業工数の低減も図ることができる。
(3)前記ホース取付パイプ19およびフィラーネック21をそれぞれ個別に設定している。
従って、ホース取付パイプ19およびフィラーネック21の長さを短くすることができ、ラジエータ1の周辺のスペース効率が向上する。
1…ラジエータ
3…ラジエータコア
5…サイドタンク
11…膨出部
19…ホース取付パイプ(ホース取付部)
21…フィラーネック

Claims (3)

  1. 冷却液が横方向に沿って流れるラジエータコアと、
    該ラジエータコアの側部に配設され、上部が側方に突出する膨出部に形成されたサイドタンクと、を備え、
    冷却液が流通するホースが接続されるホース取付部とフィラーネックとを前記膨出部に設けたことを特徴とする自動車用ラジエータ。
  2. 前記ホース取付部およびフィラーネックを前記膨出部に樹脂で一体成形したことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ラジエータ。
  3. 前記ホース取付部およびフィラーネックをそれぞれ個別に設定したことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用ラジエータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0361358A1 (en) * 1988-09-30 1990-04-04 FIAT AUTO S.p.A. Integral water/oil radiator, particularly for vehicles
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