JP2012162044A - 情報処理システム、画像形成装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、画像形成装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プリケーションプログラムに対するインタフェースについてWebページからの利用を簡便化すること。
【解決手段】画像形成装置は、Webページを表示させるWebページ表示制御部と、アプリケーションプログラムより呼び出し可能なインタフェースを有するプラットフォーム部とを有し、表示制御部は、表示中のWebページにおいて操作対象とされた部分に関連付けられている識別子を含む第一の要求を情報処理装置に送信し、該情報処理装置より返信されるリダイレクト命令に基づく第二の要求をプラットフォーム部に送信し、プラットフォーム部は、第二の要求に含まれる識別子に対応したアプリケーションプログラムを呼び出し、呼び出されたアプリケーションプログラムは、インタフェースを呼び出す。
【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理システム、画像形成装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
近年の画像形成装置は、汎用的なコンピュータと同様にCPU(Central Processing Unit)を備え、各機能は、アプリケーションプログラム(以下、「アプリ」ともいう)等の制御によって実現されるようになっている。
このような画像形成装置の中には、アプリを実装するためのAPIが公開され、ユーザ所望のアプリを搭載することにより、カスタマイズが可能とされているものもある。公開されているAPIは、例えば、C言語やJava(登録商標)言語等によるプログラムより呼び出し可能とされている。
また、ネットワーク上、又は機器内から取得したHTML(Hyper Text Markup Language)データを機器の画面として表示するWebブラウザが搭載された画像形成装置も存在する。このようなWebブラウザの中には、画面を表示するだけでなく、機器制御用に拡張されたスクリプトを解釈して機器制御を実行することが可能なものも有る。斯かるWebブラウザによれば、スクリプト等のブラウザベースのインタフェースをカスタマイズ用に提供することができる(例えば、特許文献1)。
しかしながら、ブラウザベースのインタフェースを介して利用可能な画像形成装置の機能の範囲は、上記APIを介して利用可能な機能の範囲に比べて限定されたものである。もちろん、上記APIが有する全ての関数又はメソッドに対応した拡張的なスクリプトに対する実装がWebブラウザに組み込まれれば、ブラウザベースのインタフェースを介して利用可能な機能の範囲を、上記APIと同等とすることはできる。但し、このような形態を採用する場合、上記APIの拡張に応じて、Webブラウザを継続的に改変しなければならない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、アプリケーションプログラムに対するインタフェースについてWebページからの利用を簡便化することのできる情報処理システム、画像形成装置、情報処理方法、及びプログラムの提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、アプリケーションプログラムをインストール可能な画像形成装置と、該画像形成装置にネットワークを介して接続される情報処理装置とを含む情報処理システムであって、前記画像形成装置は、Webページを表示させるWebページ表示制御部と、前記アプリケーションプログラムより呼び出し可能なインタフェースを有するプラットフォーム部とを有し、前記表示制御部は、表示中のWebページにおいて操作対象とされた部分に関連付けられている識別子を含む第一の要求を前記情報処理装置に送信し、該情報処理装置より返信されるリダイレクト命令に基づく第二の要求を前記プラットフォーム部に送信し、前記プラットフォーム部は、前記第二の要求に含まれる前記識別子に対応した前記アプリケーションプログラムを呼び出し、呼び出されたアプリケーションプログラムは、前記インタフェースを呼び出す。
このような情報処理システムでは、アプリケーションプログラムに対するインタフェースについてWebページからの利用を簡便化することができる。
本発明によれば、プリケーションプログラムに対するインタフェースについてWebページからの利用を簡便化することができる。
本発明の実施の形態におけるシステム構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるWebサーバ装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置のソフトウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるWebサーバ装置の機能構成例を示す図である。 第一の実施の形態におけるSDKアプリの例を示す図である。 第一の実施の形態の処理手順を説明するためのシーケンス図である。 状態設定画面の表示例を示す図である。 対応不可要求記憶部の構成例を示す図である。 第二の実施の形態におけるSDKアプリの例を示す図である。 第二の実施の形態の処理手順を説明するためのシーケンス図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるシステム構成例を示す図である。同図において、一以上の画像形成装置10及びWebサーバ装置20は、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワーク30(有線又は無線の別は問わない)を介して通信可能に接続されている。
画像形成装置10は、印刷、スキャン、コピー、及びFAX送受信等のうちの二以上の機能を一台の筐体によって実現する複合機である。但し、いずれか一つの機能を単体で有する機器が画像形成装置10として用いられてもよい。画像形成装置10には、機能拡張等を目的としてプログラムのインストール又はアンインストール等が可能である。
Webサーバ装置20は、画像形成装置10からの要求(HTTP(HyperText Transfer Protocol)リクエスト)に応じた処理を実行し、処理結果に応じたWebページを画像形成層装置10に返信するコンピュータである。本実施の形態において、Webページとは、HTTP通信によって取得される表示用のデータをいう。Webページの代表的なデータ形式としてHTML(HyperText Markup Language)が挙げられる。
図2は、本発明の実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。同図において、画像形成装置10は、コントローラ11、スキャナ12、プリンタ13、モデム14、操作パネル15、ネットワークインタフェース16、及びSDカードスロット17等のハードウェアを有する。
コントローラ11は、CPU111、RAM112、ROM113、HDD114、及びNVRAM115等を有する。ROM113には、各種のプログラムやプログラムによって利用されるデータ等が記録されている。RAM112は、プログラムをロードするための記憶領域や、ロードされたプログラムのワーク領域等として用いられる。CPU111は、RAM112にロードされたプログラムを処理することにより、各種の機能を実現する。HDD114には、プログラムやプログラムが利用する各種のデータ等が記録される。NVRAM115には、各種の設定情報等が記録される。
スキャナ12は、原稿より画像データを読み取るためのハードウェア(画像読取手段)である。プリンタ13は、印刷データを印刷用紙に印刷するためのハードウェア(印刷手段)である。モデム14は、電話回線に接続するためのハードウェアであり、FAX通信による画像データの送受信を実行するために用いられる。操作パネル15は、ユーザからの入力の受け付けを行うためのボタン等の入力手段や、液晶パネル等の表示手段等を備えたハードウェアである。ネットワークインタフェース16は、LAN等のネットワーク(有線又は無線の別は問わない。)に接続するためのハードウェアである。SDカードスロット17は、SDカード80に記録されたプログラムを読み取るために利用される。すなわち、画像形成装置10では、ROM113に記録されたプログラムだけでなく、SDカード80に記録されたプログラムもRAM112にロードされ、実行されうる。なお、他の記録媒体(例えば、CD−ROM又はUSB(Universal Serial Bus)メモリ等)によってSDカード80が代替されてもよい。すなわち、SDカード80の位置付けに相当する記録媒体の種類は、所定のものに限定されない。この場合、SDカードスロット17は、記録媒体の種類に応じたハードウェアによって代替されればよい。
図3は、本発明の実施の形態におけるWebサーバ装置のハードウェア構成例を示す図である。図3のWebサーバ装置20は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置200、補助記憶装置202、メモリ装置203、CPU204、及びインタフェース装置205等を有する。
Webサーバ装置20での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体201によって提供される。プログラムを記録した記録媒体201がドライブ装置200にセットされると、プログラムが記録媒体201からドライブ装置200を介して補助記憶装置202にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体201より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置202は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置203は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置202からプログラムを読み出して格納する。CPU204は、メモリ装置203に格納されたプログラムに従ってWebサーバ装置20に係る機能を実行する。インタフェース装置205は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
図4は、本発明の実施の形態における画像形成装置のソフトウェア構成例を示す図である。同図において、画像形成装置10は、標準アプリ151、SDKアプリ152、SDKプラットフォーム153、機器ブラウザ154、libwww155、VAS(仮想アプリケーションサービス)156、コントロールサービス157、及びOS158等を有する。
標準アプリ151は、画像形成装置10に標準的に(出荷時に予め)実装されているアプリケーションの集合である。同図では、スキャンアプリ1511、印刷アプリ1512、コピーアプリ1513、及びFAXアプリ1514が例示されている。スキャンアプリ1511は、スキャンジョブを実行する。印刷アプリ1512は印刷ジョブを実行する。コピーアプリ1513は、コピージョブを実行する。FAXアプリ1514は、FAXの送信ジョブ又は受信ジョブを実行する。
コントロールサービス157は、各種のハードウェアリソース等を制御するための機能を上位アプリケーション等に対して提供したり、画像形成装置10の基盤的な機能等を実行したりするソフトウェアモジュール群である。
SDKアプリ152は、画像形成装置10の出荷後において、画像形成装置10の機能拡張等を図るためのプラグインとして追加的にインストールされるアプリケーションプログラムである。したがって、SDKアプリ152の機能は、所定のものに限定されない。例えば、各SDKアプリ152は、SDカード80から又はネットワークを介して画像形成装置10にインストールされ、SDKプラットフォーム153上において一つのスレッドとして起動される。
SDKプラットフォーム153は、SDKアプリ152の実行環境を実現する。各SDKアプリ152は、SDKプラットフォーム153が提供するAPI(Application Program Interface)(以下、「SDKAPI」という。)を利用して開発される。例えば、SDKプラットフォーム153は、スキャン機能を利用させるためのSDKAPI、印刷機能を利用させるためのSDKAPI、コピー機能を利用させるためのSDKAPI等をSDKアプリ152に提供する。SDKAPIは公開されており、サードベンダ等によってもSDKアプリ152は開発されうる。また、SDKAPIは、異機種間において平滑化されている。したがって、SDKアプリ152に関して、機種に応じて異なる実装が行われる必要性は低い。なお、SDKプラットフォーム153は、それ自体、画像形成装置10にインストールされるアプリケーションの一種である。例えば、SDKプラットフォーム153は、SDカード80から又はネットワークを介して画像形成装置10にインストールされる。
同図において、SDKプラットフォーム153は、クラスライブラリ1531及びWebサーバ部1532を含む。クラスライブラリ1531は、SDKAPIに対する実装である。或るSDKAPIの呼び出しに応じ、当該SDKAPIに対応するクラスライブラリ1531は、例えば、VAS156を介してコントロールサービス157を呼び出して、画像形成装置10に所定の処理を実行させる。
Webサーバ部1532は、HTTPリクエストを待機し、HTTPリクエストにおいて指定された識別子に対応するSDKアプリ152を呼び出す。Webサーバ部1532より呼び出し可能なSDKアプリ152の形態として、例えば、サーブレットが挙げられる。
libwww155は、HTTP通信においてクライアントとしての機能を提供するライブラリである。
機器ブラウザ154は、libwww155を利用して、Webサーバ装置20よりWebページを取得し、当該Webページを操作パネル15に表示させるプログラムである。機器ブラウザ154は、Webページに記述されたスクリプト(スクリプト言語によるプログラム)を解釈することができ、当該スクリプトに応じた処理を、画像形成装置10に実行させる。すなわち、機器ブラウザ154は、汎用的なWebブラウザが解釈可能なスクリプトだけでなく、画像形成装置10を制御するために拡張されたスクリプト(例えば、スキャンの実行命令等)を解釈することができ、これによって画像形成装置10に画像処理等を実行させることができる。なお、機器ブラウザ154は、例えば、SDカード80から又はネットワークを介して画像形成装置10にインストールされる。
VAS156は、コントロールサービス157の利用者側からコントロールサービス157を隠蔽するラッピング機能を備え、コントロールサービス157のバージョンアップに伴うバージョン差を吸収する役割等を担う。コントロールサービス157の利用者とは、標準アプリ151、SDKプラットフォーム153、及び機器ブラウザ154等である。
OS158は、いわゆるOS(Operating System)である。画像形成装置10上の各ソフトウェアは、OS158上においてプロセス又はスレッドとして動作する。
図5は、本発明の実施の形態におけるWebサーバ装置の機能構成例を示す図である。同図に示されるように、Webサーバ装置20は、通信制御部21、及び一以上のWebアプリ22等を有する。通信制御部21及びWebアプリ22は、Webサーバ装置20にインストールされたプログラムがCPU204に実行させる処理によって実現される。
通信制御部21は、HTTP通信においてサーバとしての通信制御を行う。例えば、通信制御部21は、画像形成装置10からの要求(HTTPリクエスト)の受信を待機し、受信された要求に応じたWebアプリ22を起動する。通信制御部21は、起動されたWebアプリ22から出力される情報(Webページ等)を含む応答(HTTPレスポンス)の送信を行う。
各Webアプリ22は、Webページ生成部221、対応可否判定部222、及び対応不可要求記憶部223等を有する。
Webページ生成部221は、画像形成装置10からの要求に応じたWebページを生成する。対応可否判定部222は、対応不可要求記憶部223を参照して、画像形成装置10からの要求に応じた処理を当該Webアプリ22が実行可能であるか否か(対応可能か否か)を判定する。対応不可要求記憶部223は、補助記憶装置202又はWebサーバ装置20とネットワークを介して接続可能な記憶装置等を用いて、当該Webアプリ22が実行できない(対応できない)要求の識別情報の一覧を記憶する。
第一の実施の形態について説明する。第一の実施の形態では、図6に示されるようなロック状態設定アプリ152aが、SDKアプリ152の一つとして画像形成装置10にインストールされている例について説明する。
図6は、第一の実施の形態におけるSDKアプリの例を示す図である。同図において、ロック状態設定アプリ152aは、インタフェース部161a及びロック状態設定部162等を有する。インタフェース部161aは、SDKプラットフォーム153が、機器ブラウザ154からの要求(HTTPリクエスト)に応じて、ロック状態設定アプリ152aを呼び出せるようにするためのインタフェースである。例えば、インタフェース部161aは、ロック状態設定アプリ152aがサーブレットとして振る舞えるようにするための実装である。ロック状態設定部162は、画像形成装置10の各種の状態移行に関して、ロック状態(ロック(禁止)又はアンロック(禁止解除))の設定用のSDKAPIを呼び出す。ロック状態の設定の一例として、省エネ状態へ移行の禁止又は禁止解除、余熱移行の禁止又は禁止解除等が挙げられる。
以下、第一の実施の形態の処理手順について説明する。図7は、第一の実施の形態の処理手順を説明するためのシーケンス図である。
ステップS101において、機器ブラウザ154は、ロック状態をユーザに設定させるための画面(以下、「状態設定画面」という。)を表示させるWebページのURLを指定して、Webページの取得要求(HTTPリクエスト)をWebサーバ装置20に送信する。当該URLは、例えば、以下の通りである。
http://<IP1:PORT1>/lockwebapl/index.html ・・・(a)
ここで、IP1は、Webサーバ装置20のIPアドレスを示す。PORT1は、通信制御部21のポート番号を示す。URL(a)は、例えば、ステップS101の直前において、機器ブラウザ154によって表示されていたWebページに張られていたリンク等に基づいて特定される。なお、機器ブラウザ154とWebサーバ装置20との通信は、libwww155を介して行われるが、図7の説明において、libwww155は、便宜上、省略される。
Webサーバ装置20の通信制御部21によってWebページの取得要求が受信されると、URL(a)に含まれる識別子「lockwebapl」に対応するWebアプリ22(以下、「Webアプリ22a」という。)が起動される。Webアプリ22aのWebページ生成部221は、当該取得要求において指定されたURL(a)に対応するWebページを生成する。但し、当該Webページは、予め生成され、補助記憶装置202に保存されていてもよい。通信制御部21は、生成されたWebページを含む応答(HTTPレスポンス)を機器ブラウザ154に返信する(S102)。
続いて、機器ブラウザ154は、返信されたWebページに基づいて、状態設定画面を操作パネル15に表示させる(S103)。
図8は、状態設定画面の表示例を示す図である。同図において、状態設定画面510は、省エネ状態移行に関して、禁止ボタン511及び解除ボタン512を有し、余熱移行に関して、禁止ボタン513及び解除ボタン514を有する。現時点においては、解除ボタン512及び解除ボタン514が選択状態とされている。したがって、省エネ状態への移行及び余熱移行はそれぞれ禁止されていない(ロックされていない)ことが分かる。各ボタンの選択状態は、例えば、状態設定画面510に係るWebページに記述されているスクリプトに基づいて実現される。例えば、当該スクリプトは、省エネ状態への移行及び余熱移行に関するロック状態を画像形成装置10より取得し、当該ロック状態に基づいて、禁止ボタン511若しくは解除ボタン512、又は禁止ボタン513若しくは解除ボタン514を選択状態とする。
例えば、ユーザによって、禁止ボタン511が押下(選択)されると(S104)、機器ブラウザ154は、表示中のWebページにおいて、禁止ボタン511(操作対象とされた部分)に対する定義(例えば、リンク等)に基づく要求(HTTPリクエスト)を、Webサーバ装置20に送信する(S105)。当該要求には、例えば、次のようなURLが指定される。換言すれば、禁止ボタン511には、次のようなURLが関連付けられている。
http://<IP1:PORT1>IP:PORT/lockwebapl/Offline?Lock=true ・・・(b)
URL(b)において、「lockwebapl」に続く記述である「Offline?Lock=true」は、Webアプリ22aに対する処理要求を示す。具体的には、省エネ状態への移行の禁止の設定要求を示す。すなわち、「Offline」は、省エネ状態に関する設定要求を示す。「Lock=true」は、禁止することを示す。
Webサーバ装置20の通信制御部21によってURL(b)を含む要求が受信されると、URL(b)に含まれる識別子「lockwebapl」に対応するWebアプリ22aが起動される。Webアプリ22aには、URL(b)が伝達(入力)される。Webアプリ22aの対応可否判定部222は、対応不可要求記憶部223を参照して、URL(b)に指定された処理要求について、Webアプリ22aが対応可能であるか否かを判定する(S106)。
図9は、対応不可要求記憶部の構成例を示す図である。同図に示されるように、対応不可要求記憶部223は、当該Webアプリ22が対応することのできない処理要求の識別情報(例えば、キーワード)の一覧を記憶する。同図では、「PowerOff」、「Offline」、及び「PanelOff」が、対応不可な処理要求の識別情報として記憶されている。
図9の例に基づけば、URL(b)によって示される処理要求は、「Offline」を含むため、対応可否判定部222は、当該処理要求を対応不可であると判定する。対応可否判定部222は、対応不可であると判定した場合、リダイレクト命令を生成する。当該リダイレクト命令において、リダイレクト先は、例えば、次のようなURLとされる。
http://<IP2:PORT2>/LockApl/Offline?Lock=true&returnpath=<IP1:PORT1>/lockwebapl/index.html ・・・(c)
URL(c)は、URL(b)の<IP1:PORT1>及びlockwebaplが、<IP2:PORT2>又はLockAplに置換されたものである。IP2は、処理要求元の画像形成装置10のIPアドレスを示す。PORT2は、当該画像形成装置10のWebサーバ部1532のポート番号を示す。また、「LockApl」は、ロック状態設定アプリ152aの識別子である。すなわち、URL(c)を含むリダイレクト命令は、Webアプリ22aが対応できない処理要求「Offline?Lock=true」について、ロック状態設定アプリ152aへの委譲要求に相当する。Webアプリ22aが対応できない処理要求の委譲先(「LockApl」)は、Webアプリ22a(の対応可否判定部222)にロジックとして実装されていてもよい。または、処理要求の識別子ごとに委譲先の識別子がファイル等に記録されていてもよい。
URL(c)には、更に、「returnpath=<IP1:PORT1>/lockwebapl/index.html」が付与されている。これは、ロック状態設定アプリ152aに対して、表示対象のWebページの遷移先を通知するための情報である。当該情報がどのように用いられるかについては、後述される。
なお、対応可否判定部222によって、対応不可であると判定された場合、要求された処理がWebサーバ装置20において実行され、当該処理結果を示すWebページが、機器ブラウザ154に返信される。このように、処理要求単位で対応の可否が判定されることにより、画像形成装置10に固有のハードウェア資源の利用を必要としない処理に関して、Webサーバ装置20に実行させることができる。したがって、画像形成装置10の負荷を軽減することができると共に、画像形成装置10の限られたハードウェア資源では実現することが困難な情報処理を、Webサーバ装置20の豊富なハードウェア資源を用いて実行することができる。
続いて、通信制御部21は、生成されたリダイレクト命令を含む応答を、機器ブラウザ154に返信する(S107)。機器ブラウザ154は、受信されたリダイレクト命令が示すURL(c)宛に、要求(HTTPリクエスト)を送信する(S108)。要求元の機器ブラウザ154と同一の画像形成装置10内のWebサーバ部1532によって受信される。Webサーバ部1532は、URL(c)に含まれる「LockApl」に対応するロック状態設定アプリ152aを起動する(S109)。この際、ロック状態設定アプリ152aには、URL(c)が伝達(入力)される。
続いて、ロック状態設定アプリ152aは、URL(c)に係る要求(HTTPリクエスト)が同一画像形成装置10内からのものであるか否かを判定する(S110)。当該判定は、例えば、HTTPリクエストに含まれている送信元のIPアドレスと、当該画像形成装置10のIPアドレスとを比較することにより行われる。両者が一致すれば、URL(c)に係る要求は、同一画像形成装置10内からの要求であり、一致しなければ、URL(c)に係る要求は、他の画像形成装置10からの要求である。又は、機器ブラウザ154は、ステップS108のHTTPリクエストの送信時において、当該画像形成装置10の製造番号又はMACアドレスを当該画像形成装置10より取得し、当該HTTPリクエストに含めてもよい。この場合、ステップS110では、製造番号又はMACアドレスについて照合が行われればよい。
なお、ステップS110の判定は、他の画像形成装置10からの要求に応じたロック状態設定アプリ152aによる処理の実行(すなわち、各種のロック等)を制限するための判定である。すなわち、ユーザから見た場合、状態設定画面510に対する入力に応じて、他の画像形成装置10において当該入力に対応する処理が実行されるのは不自然だからである。したがって、URL(c)に係る要求が他の画像形成装置10からの要求であると判定された場合、例えば、ロック状態設定アプリ152aのロック状態設定部162は、エラー情報をWebサーバ部1532に出力する。Webサーバ部1532は、エラーを示すWebページを機器ブラウザに返信する。
URL(c)に係る要求が同一画像形成装置10内からのものである場合、ロック状態設定アプリ152aのロック状態設定部162は、URL(c)における処理要求(「Offline?Lock=true」)に応じ、省エネ状態移行の禁止を設定するためのSDKAPI(関数又はメソッド)を呼び出す(S111)。当該SDKAPIの呼び出しに応じ、クラスライブラリ1531において当該SDKAPIの実装に相当する部分(クラス)は、省エネ状態移行の禁止の設定要求をVAS156を介してコントロールサービス157に行う。コントロールサービス157は、当該画像形成装置10に関して、省エネ状態への移行を禁止するための設定を行う。
続いて、インタフェース部161aは、URL(c)の「returnpath=<IP1:PORT1>/lockwebapl/index.html」に基づいて、以下のURLをリダイレクト先とするリダイレクト命令をWebサーバ部1532に出力する(S112)。
http://<IP1:PORT1>/lockwebapl/index.html ・・・(d)
すなわち、URL(c)において、「returnpath=」以降は、ロック状態設定アプリ152aが、リダイレクト先(Webページの遷移先)を判定するために用いられる。
続いて、Webサーバ部1532は、当該リダイレクト命令を含む応答(HTTPレスポンス)を、機器ブラウザ154に返信する(S113)。続いて、機器ブラウザ154は、受信されたリダイレクト命令が示すURL(d)宛に、要求(HTTPリクエスト)を送信する(S115)。なお、URL(d)は、URL(a)と同じである。したがって、当該要求に応じて、ステップS102の際と同じWebページが返信される(S115)。機器ブラウザ154は、当該Webページに基づいて、状態設定画面510を操作パネル15に表示させる。但し、この時点において、当該画像形成装置10は、省エネ状態移行に関して禁止に設定されている。したがって、改めて表示された状態設定画面510では、当該Webページ内のスクリプトが機器ブラウザ154によって実行されることにより禁止ボタン511が選択状態となる。
上述したように、第一の実施の形態によれば、機器ブラウザ154は、表示対象のWebページの定義に従って、SDKプラットフォーム153のWebサーバ部1532を介して、SDKアプリ152を起動させることができる。したがって、機器ブラウザ154に表示させるWebページからSDKAPIを利用したい場合に、当該SDKAPIの呼び出しを、SDKアプリ152に代行させることができる。その結果、機器ブラウザ154に関して、SDKAPIに対応する拡張的なスクリプトの実装を行わなくても、実質的に、WebページからSDKAPIの呼び出しを可能とすることができる。したがって、例えば、SDKAPIの関数又はメソッドごとに、それぞれに一対一に対応するSDKアプリ152を実装することで、全てのSDKPIの呼び出しを、Webページ(機器ブラウザ154)から可能とすることができる。また、新たなSDKAPIが追加された場合であっても、当該SDKAPIに対応するSDKアプリ152を実装すればよく、機器ブラウザ154に関して改変が必要とされる可能性は低い。
すなわち、本実施の形態において、ロック状態設定アプリ152aは、一般的なアプリケーションプログラムが実行するような、或る機能を提供するための一連の処理を実行することを目的とするアプリケーションプログラムではなく、Webページ(機器ブラウザ154)からのSDKAPIの呼び出しを仲介又は代行を目的とするアプリケーションプログラムであるともいえる。
次に、第二の実施の形態について説明する。第二の実施の形態では、第一の実施の形態と異なる点について説明する。したがって、特に言及しない点については、第一の実施の形態と同様でよい。
第二の実施の形態では、図10に示されるようなカード認証アプリ152b、カードID取得アプリ152c、認証アプリ152d及び等が、SDKアプリ152として画像形成装置20にインストールされている例について説明する。
図10は、第二の実施の形態におけるSDKアプリの例を示す図である。同図において、カードID取得アプリ152cは、非図示のカードリーダにセットされたICカード又は磁気カード(以下、単に、「カード」という。)よりカードIDを取得する処理を実行するSDKアプリ152である。当該カードは、例えば、画像形成装置10に対する利用権限が与えられた各ユーザに配布されている。認証アプリ152dは、ユーザ名及びパスワードの入力に応じて、ユーザの認証を実行するSDKアプリ152である。
カード認証アプリ152bは、カードより取得されたカードIDに基づいて、ユーザの認証を実行するSDKアプリ152である。同図において、カード認証アプリ152bは、インタフェース部161b及びカード認証部163等を有する。インタフェース部161bは、SDKプラットフォーム153が、機器ブラウザ154からの要求(HTTPリクエスト)に応じて、カード認証アプリ152bを呼び出せるようにするためのインタフェースである。カード認証部163は、カードIDの取得に関してカードID取得アプリ152cを利用する。カード認証部163は、取得されたカードIDをユーザ名及びパスワードに置換し、置換されたユーザ名及びパスワードに基づく認証に関して認証アプリ152dを利用する。但し、カード認証アプリ152b内に、カードID取得アプリ152c及び認証アプリ152dの機能が含まれていてもよい。
なお、カードIDからユーザ名及びパスワードへの置換は、予めNVRAM115又はHDD114等に記録されている、カードIDとユーザ名及びパスワードとの対応情報を用いて行われる。
以下、第二の実施の形態の処理手順について説明する。図11は、第二の実施の形態の処理手順を説明するためのシーケンス図である。
ステップS201において、機器ブラウザ154は、認証方法を選択させるための画面(以下、「認証方法選択画面」という。)を表示させるWebページのURLを指定して、Webページの取得要求(HTTPリクエスト)をWebサーバ装置20に送信する。当該URLは、例えば、以下の通りである。
http://<IP1:PORT1>/authwebapl/index.html ・・・(e)
Webサーバ装置20の通信制御部21によってWebページの取得要求が受信されると、URL(e)に含まれる識別子「authwebapl」に対応するWebアプリ22(以下、「Webアプリ22b」という。)が起動される。Webアプリ22bのWebページ生成部221は、当該取得要求において指定されたURL(e)に対応するWebページを生成する。通信制御部21は、生成されたWebページを含む応答(HTTPレスポンス)を機器ブラウザ154に返信する(S202)。
続いて、機器ブラウザ154は、返信されたWebページに基づいて、認証方法選択画面を操作パネル15に表示させる(S203)。認証方法選択画面には、例えば、カード認証、パスワード認証等、認証方法ごとにボタンが配置されている。
例えば、ユーザによって、カード認証ボタンが押下(選択)されると(S204)、機器ブラウザ154は、Webページにおいて、カード認証ボタンに対する定義(例えば、リンク等)に基づく要求(HTTPリクエスト)を、Webサーバ装置20に送信する(S205)。当該要求には、例えば、次のようなURLが指定される。換言すれば、カード認証ボタンには、次のようなURLが関連付けられている。
http://<IP1:PORT1>IP:PORT/authwebapl/CardLogin ・・・(f)
URL(f)において、「authwebapl」は、Webアプリ22bの識別子を示す。「authwebapl」に続く記述である「CardLogin」は、Webアプリ22bに対する処理要求を示す。具体的には、カード認証の実行要求を示す。
Webサーバ装置20の通信制御部21によってURL(f)を含む要求が受信されると、URL(f)に含まれる識別子「authwebapl」に対応するWebアプリ22bが起動される。Webアプリ22bには、URL(f)が伝達(入力)される。Webアプリ22bの対応可否判定部222は、対応不可要求記憶部223を参照して、URL(f)に指定された処理要求について、Webアプリ22bが対応可能であるか否かを判定する(S206)。ここでは、「CardLogin」が対応不可要求記憶部223に記録されていることとする。したがって、対応可否判定部222は、当該処理要求を対応不可であると判定する。そこで、対応可否判定部222は、リダイレクト命令を生成する。当該リダイレクト命令において、リダイレクト先は、例えば、次のようなURLとされる。
http://<IP2:PORT2>/CardAuthApl/CardLogin?returnpath=<IP1:PORT1>/authwebapl ・・・(g)
URL(g)は、URL(f)の<IP1:PORT1>及びauthwebaplが、<IP2:PORT2>又はCardAuthAplに置換されたものである。<IP2:PORT2>は、処理要求元の画像形成装置10のIPアドレスと、当該画像形成装置10のWebサーバ部1532のポート番号とである。また、「CardAuthApl」は、カード認証アプリ152bの識別子である。すなわち、URL(g)を含むリダイレクト命令は、Webアプリ22bが対応できない処理要求「CardLogin」について、カード認証アプリ152bへの委譲要求に相当する。Webアプリ22bが対応できない処理要求の委譲先(「CardAuthApl」)は、Webアプリ22b(の対応可否判定部222)にロジックとして実装されていてもよい。または、処理要求の識別子ごとに委譲先の識別子がファイル等に記録されていてもよい。
なお、URL(g)には、「returnpath=<IP1:PORT1>/authwebapl」が付与されている。これは、第一の実施の形態と同様、カード認証アプリ152bに対して、表示対象のWebページの遷移先を通知するための情報である。
続いて、通信制御部21は、生成されたリダイレクト命令を含む応答を、機器ブラウザ154に返信する(S207)。機器ブラウザ154は、受信されたリダイレクト命令が示すURL(g)宛に、要求(HTTPリクエスト)を送信する(S208)。要求元の機器ブラウザ154と同一の画像形成装置10内のWebサーバ部1532によって受信される。Webサーバ部1532は、URL(g)に含まれる「CardAuthApl」に対応するカード認証アプリ152bを起動する(S209)。この際、カード認証アプリ152bには、URL(g)が伝達(入力)される。
続いて、カード認証アプリ152bは、URL(g)に係る要求(HTTPリクエスト)が同一画像形成装置10内からのものであるか否かを判定する(S210)。当該判定方法は、第一の実施の形態と同様でよい。
URL(g)に係る要求が同一画像形成装置10内からのものである場合、カード認証アプリ152bのカード認証部163は、URL(g)における処理要求(「CardLogin」)に応じ、カードID取得アプリ152cにカードIDの取得を要求する(S211)。カードID取得アプリ152cは、要求に応じ、カードリーダにセットされているカードよりカードIDを取得するための処理を制御する(S212)。この際、カードID取得アプリ152cは、例えば、カードIDを取得するためのSDKAPIを呼び出す(S213)。当該SDKAPIの呼び出しに応じ、クラスライブラリ1531において当該SDKAPIの実装に相当する部分(クラス)は、カードIDの取得処理を実行する。続いて、カードID取得アプリ152cは、取得されたカードIDをカード認証アプリ152bに出力する(S214)。
続いて、カード認証アプリ152bは、カードIDをユーザ名及びパスワードに置換し、当該ユーザ名及びパスワードに基づく認証を、認証アプリ152dに要求する(S215)。認証アプリ152dは、要求に応じ、ユーザ名及びパスワードに基づく認証処理を制御する(S216)。この際、認証アプリ152dは、例えば、認証用のSDKAPIを呼び出す(S217)。当該SDKAPIの呼び出しに応じ、クラスライブラリ1531において当該SDKAPIの実装に相当する部分(クラス)は、認証処理を実行する。続いて、認証アプリ152dは、認証結果(認証の成否を示す情報)をカード認証アプリ152bに出力する(S218)。
続いて、カード認証アプリ152bのインタフェース部161bは、URL(g)の「returnpath=<IP1:PORT1>/authwebapl」に基づいて、以下のURLをリダイレクト先とするリダイレクト命令をWebサーバ部1532に出力する(S219)。
http://<IP1:PORT1>/authwebapl/loginsuccess.html ・・・(h)
ここで、末尾の「loginsuccess.html」は、インタフェース部161bが、認証結果に応じて付加したものである。ここでは、認証に成功した場合の例が示されている。すなわち、「loginsuccess.html」は、認証に成功した場合に遷移する画面の識別子である。例えば、認証に失敗した場合、認証エラーを示す画面の識別子(例えば、「loginerror.html」)が、「loginsuccess.html」の代わりにURL(h)に付加される。
続いて、Webサーバ部1532は、当該リダイレクト命令を含む応答(HTTPレスポンス)を、機器ブラウザ154に返信する(S220)。続いて、機器ブラウザ154は、受信されたリダイレクト命令が示すURL(h)宛に、要求(HTTPリクエスト)を送信する(S221)。当該要求に応じて、Webアプリ22bによって、「loginsuccess.html」又は「loginerror.html」によって識別される画面を表示させるWebページが生成され、機器ブラウザ154に返信される(S215)。機器ブラウザ154は、当該Webページに基づいて、認証成功時又は認証失敗時の画面を操作パネル15に表示させる。
上述したように、第二の実施の形態においても、第一の実施の形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、第一の実施の形態において説明した事項は、特定の機能(SDKCAPI)に関して有効な事項ではなく、汎用的に有効な事項である。
なお、各実施の形態では、Webサーバ装置20が、画像形成装置10から独立している例を示したが、Webサーバ装置20の有する機能が、画像形成装置10内に実装されていてもよい。この場合、図7又は図11において説明した処理手順は、一つの画像形成装置10内において行われる。
また、図7のステップS108又は図11のステップS208におけるHTTPリクエストは、必ずしもリダイレクト命令によって実行されなくてもよい。例えば、状態設定画面510の禁止ボタン511に、URL(c)(ロック状態設定アプリ152aに対する省エネ状態移行のロック要求を示すURL)が関連付けられていてもよい。この場合、禁止ボタン511の押下に応じて、機器ブラウザ154は、同一の画像形成装置10のWebサーバ部1532宛にURL(c)に係るHTTPリクエストを送信することになる。
同様に、認証方法選択画面のカード認証ボタンに、URL(g)(カード認証アプリ152bに対するカード認証の実行要求を示すURL)が関連付けられていてもよい。この場合、カード認証ボタンの押下に応じて、機器ブラウザ154は、同一の画像形成装置10のWebサーバ部1532宛にURL(g)に係るHTTPリクエストを送信することになる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 画像形成装置
11 コントローラ
12 スキャナ
13 プリンタ
14 モデム
15 操作パネル
16 ネットワークインタフェース
17 SDカードスロット
20 Webサーバ装置
21 通信制御部
22 Webアプリ
80 SDカード
111 CPU
112 RAM
113 ROM
114 HDD
115 NVRAM
151 標準アプリ
152 SDKアプリ
152a ロック状態設定アプリ
152b カード認証アプリ
152c カードID取得アプリ
152d 認証アプリ
153 SDKプラットフォーム
154 機器ブラウザ
155 libwww
156 VAS
157 コントロールサービス
158 OS
161a インタフェース部
161b インタフェース部
162 ロック状態設定部
163 カード認証部
200 ドライブ装置
201 記録媒体
202 補助記憶装置
203 メモリ装置
204 CPU
205 インタフェース装置
221 Webページ生成部
222 対応可否判定部
223 対応不可要求記憶部
1511 スキャンアプリ
1512 印刷アプリ
1513 コピーアプリ
1514 FAXアプリ
1531 クラスライブラリ
1532 Webサーバ部
B バス
特開2006−352845号公報

Claims (12)

  1. アプリケーションプログラムをインストール可能な画像形成装置と、該画像形成装置にネットワークを介して接続される情報処理装置とを含む情報処理システムであって、
    前記画像形成装置は、
    Webページを表示させるWebページ表示制御部と、
    前記アプリケーションプログラムより呼び出し可能なインタフェースを有するプラットフォーム部とを有し、
    前記表示制御部は、表示中のWebページにおいて操作対象とされた部分に関連付けられている識別子を含む第一の要求を前記情報処理装置に送信し、該情報処理装置より返信されるリダイレクト命令に基づく第二の要求を前記プラットフォーム部に送信し、
    前記プラットフォーム部は、前記第二の要求に含まれる前記識別子に対応した前記アプリケーションプログラムを呼び出し、
    呼び出されたアプリケーションプログラムは、前記インタフェースを呼び出す情報処理システム。
  2. 前記プラットフォーム部は、前記第二の要求に含まれる前記識別子に対応し、前記インタフェースと一対一に対応する前記アプリケーションプログラムを呼び出す請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記情報処理装置は、
    当該情報処理装置では対応できない要求の識別情報を記憶した記憶部と、
    前記記憶部を参照して、前記第一の要求に対する対応の可否を判定する対応可否判定部とを有し、
    前記対応可否判定部によって前記第一の要求に対応できないと判定された場合に、前記リダイレクト命令を返信する請求項1又は2記載の情報処理システム。
  4. アプリケーションプログラムをインストール可能な画像形成装置であって、
    Webページを表示させるWebページ表示制御部と、
    前記アプリケーションプログラムより呼び出し可能なインタフェースを有するプラットフォーム部とを有し、
    前記表示制御部は、表示中のWebページにおいて操作対象とされた部分に関連付けられている識別子を含む要求を前記プラットフォーム部に送信し、
    前記プラットフォーム部は、前記要求に含まれる前記識別子に対応した前記アプリケーションプログラムを呼び出し、
    呼び出されたアプリケーションプログラムは、前記インタフェースを呼び出す画像形成装置。
  5. 前記表示制御部は、表示中のWebページにおいて操作対象とされた部分に関連付けられている識別子を含む第一の要求を、ネットワークを介して接続される情報処理装置に送信し、該情報処理装置より返信されるリダイレクト命令に基づく第二の要求を前記プラットフォーム部に送信する請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記プラットフォーム部は、前記要求に含まれる前記識別子に対応し、前記インタフェースと一対一に対応する前記アプリケーションプログラムを呼び出す請求項4又は5記載の画像形成装置。
  7. アプリケーションプログラムをインストール可能であり、Webページを表示させるWebページ表示制御部と、前記アプリケーションプログラムより呼び出し可能なインタフェースを有するプラットフォーム部とを有を有する画像形成装置が実行する情報処理方法であって、
    前記表示制御部が、表示中のWebページにおいて操作対象とされた部分に関連付けられている識別子を含む要求を前記プラットフォーム部に送信する手順と、
    前記プラットフォーム部が、前記要求に含まれる前記識別子に対応した前記アプリケーションプログラムを呼び出す手順と、
    呼び出されたアプリケーションプログラムが、前記インタフェースを呼び出す手順とを有する情報処理方法。
  8. 前記表示制御部は、表示中のWebページにおいて操作対象とされた部分に関連付けられている識別子を含む第一の要求を、ネットワークを介して接続される情報処理装置に送信し、該情報処理装置より返信されるリダイレクト命令に基づく第二の要求を前記プラットフォーム部に送信する請求項7記載の情報処理方法。
  9. 前記プラットフォーム部は、前記要求に含まれる前記識別子に対応し、前記インタフェースと一対一に対応する前記アプリケーションプログラムを呼び出す請求項7又は8記載の情報処理方法。
  10. アプリケーションプログラムをインストール可能な画像形成装置を、
    Webページを表示させるWebページ表示制御部と、
    前記アプリケーションプログラムより呼び出し可能なインタフェースを有するプラットフォーム部として機能させ、
    前記表示制御部は、表示中のWebページにおいて操作対象とされた部分に関連付けられている識別子を含む要求を前記プラットフォーム部に送信し、
    前記プラットフォーム部は、前記要求に含まれる前記識別子に対応した前記アプリケーションプログラムを呼び出し、
    呼び出されたアプリケーションプログラムは、前記インタフェースを呼び出すプログラム。
  11. 前記表示制御部は、表示中のWebページにおいて操作対象とされた部分に関連付けられている識別子を含む第一の要求を、ネットワークを介して接続される情報処理装置に送信し、該情報処理装置より返信されるリダイレクト命令に基づく第二の要求を前記プラットフォーム部に送信する請求項10記載のプログラム。
  12. 前記プラットフォーム部は、前記要求に含まれる前記識別子に対応し、前記インタフェースと一対一に対応する前記アプリケーションプログラムを呼び出す請求項10又は11記載のプログラム。
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