JP2012159909A - エラー表示システム及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】監視対象装置の電力供給によらずに、エラー表示を行う。
【解決手段】検知装置14は、監視対象装置であるサーバ装置1におけるエラーの有無を検知し、エラーを検知したときに、表示装置15−0〜15−4にエラーの発生を示す通知を送信する。表示装置15−0〜15−4は、周囲環境の変化により不可逆的に色が変化する感受材153と、感受材153の周囲環境を変化させる作用部152とを備える。作用部152は、検知装置からエラーの通知を受信した場合に、感受材153の周囲環境を変化させる。そして、作用部による周囲環境の変化及び通知の受信に要する電力は、表示装置15−0〜15−4に備えられる電池によって供給される。
【選択図】図1

Description

本発明は、監視対象装置におけるエラーの発生を検知する検知装置と、前記監視対象装置におけるエラーの存在を表示する表示装置とを備えるエラー表示システム及び表示装置に関する。
サーバ装置などの保守が必要な機器(監視対象装置)においては、監視対象装置を構成するモジュールが故障していないかどうかを監視しておく必要がある。サーバ監視方法としては、ウェブブラウザを用いて監視対象装置のモジュールの状態を監視するソフトウェアを用いる方法がある。しかし、当該方法を用いる場合、監視時に、監視対象装置の電源がOFFになっていると状態の監視ができないという問題がある。
本問題を解決する方法として、特許文献1には、電源がOFFの状態でもモジュールの状態を知るために、無線ICタグにモジュールの状態情報を記憶させておき、無線ICタグリーダを利用して状態を読み取る技術が開示されている。具体的には、無線ICタグは、モジュールの装着履歴や状態情報をシステム管理コントローラに送信することで、システム管理コントローラに状態情報を解析させ、その結果を受信することで、時系列的にモジュールの状態を履歴として記憶する。
また、特許文献2には、熱によって不可逆的に変色する示温材を備え、異常の発生時に当該示温材に熱を与えて色を変化させることで、状態情報を恒常的に表示させる方法が開示されている。
特開2006−127324号公報 特開2007−272989号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法を用いる場合、監視対象装置のモジュールの状態情報を収集するために、無線ICタグリーダを用いる必要があるため、手元に無線ICタグリーダが無い場合、状態情報を収集することができなかった。また、無線ICタグがファンやメモリなどのモジュールに装着されているため、状態情報を収集するために監視対象装置の筐体の蓋を取り外す必要があった。
また、特許文献2に記載された方法を用いる場合、障害表示ユニットの電力供給がディスクドライブ装置に依存することとなるため、ディスクドライブ装置が故障して電力供給が途絶えた場合に、障害表示ユニットの状態を変更することができなくなるという問題があった。なお、特許文献2に記載された方法は、1つのモジュールにおける障害を表示するユニットであるため、複数のモジュールの障害を検出する場合は、当該障害表示ユニットを複数備える必要がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、監視対象装置におけるエラーの発生を検知する検知装置と、前記監視対象装置におけるエラーの存在を表示する表示装置とを備えるエラー表示システムであって、前記検知装置は、前記監視対象装置におけるエラーの有無を検知する検知部と、前記検知部がエラーを検知したときに、前記表示装置にエラーの発生を示す通知を送信する送信部とを備え、前記表示装置は、周囲環境の変化により不可逆的に色が変化する感受材と、前記検知装置からエラーの通知を受信する受信部と、前記受信部が前記通知を受信したときに、前記感受材の周囲環境を変化させる作用部と、前記作用部及び前記受信部に電力を供給する電池と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、監視対象装置におけるエラーの発生を検知する検知装置からの通知に基づいて、前記監視対象装置におけるエラーの存在を表示する表示装置であって、周囲環境の変化により不可逆的に色が変化する感受材と、前記検知装置からエラーの通知を受信する受信部と、前記受信部が前記通知を受信したときに、前記感受材の周囲環境を変化させる作用部と、前記作用部及び前記受信部に電力を供給する電池と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、検知部がエラーの発生を検知したときに、表示装置の作用部が感受材の周囲環境を変化させ、感受材の色を変化させる。これにより、ユーザは視覚を通じてエラーの有無を確認することができる。また、感受材が筐体の外側に設けられていれば、筐体の蓋を開けずにエラーの確認を行うことができる。また、表示装置は、電池を備え、当該電池により作用部及び受信部が機能する。これにより、表示装置は、ディスクドライブなど、監視対象装置のモジュールの電力供給によらずに、表示を行うことができる。
本発明の第1の実施形態によるエラー表示システムを備えるサーバ装置の外観を示す構成図である。 第1の実施形態による検知装置の構成を示す概略ブロック図である。 障害レベル記憶部が記憶する情報の例を示す図である。 第1の実施形態による表示装置の構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態による検知装置の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態による表示装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態による検知装置の構成を示す概略ブロック図である。 第2の実施形態による表示装置の構成を示す概略ブロック図である。 第2の実施形態による検知装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態による表示装置の動作を示すフローチャートである。
《第1の実施形態》
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態によるエラー表示システムを備えるサーバ装置1の外観を示す構成図である。図1(A)は、サーバ装置1の透視図であり、筐体11を破線で表現し、内部の構成を実線で表現している。
エラー表示システムによる監視対象であるサーバ装置1(監視対象装置)は、筐体11、電源装置12、モジュール13(CPU13−1、メモリ13−2、HDD13−3、ファン13−4など)、検知装置14、表示装置15−0〜15−4(以下、表示装置15−0〜15−4を総称する場合、表示装置15と記載する)を備える。エラー表示システムは、このうち検知装置14と表示装置15によって構成される。
筐体11は、サーバ装置1の外郭をなす。
電源装置12は、モジュール13のそれぞれ及び検知装置14に電力を供給する。
モジュール13は、サーバ装置1を構成するモジュールであって、検知装置14によるエラー検知の対象となる。
検知装置14は、モジュール13にエラーが発生しているか否かを判定し、エラーが発生している場合に、エラーの通知を表示装置15に送信する。
表示装置15は、検知装置14からエラーの通知を受信したときに、モジュール13にエラーが発生している旨を表示する。表示装置15−1〜15−4は、モジュール13毎に1つずつ設けられ、サーバ装置1全体のエラーの有無を表示するために、さらにもう1つ(表示装置15−0)設けられる。なお、表示装置15の下面には接着剤が塗布されており、本実施形態においてはモジュール13毎に設けられた表示装置15−1〜15−4が当該モジュール13の近傍に貼付され、サーバ装置1全体のエラーを表示する表示装置15−0は、筐体11の外側に貼付されている。
図1(B)は、表示装置15の外観を示す構成図である。
表示装置15のシート150の上面には、作用部152と感受材153とによって構成される表示部151が2つ(表示部151−1、151−2)設けられる。なお、シート150の下面には、上述したように接着剤が塗布されている。
感受材153は、周囲環境(熱、光、電圧、押圧など)の変化により不可逆的に色が変化する素材であり、作用部152は、感受材153の周囲環境を変化させる。感受材153と作用部152の組み合わせの例としては、以下に示すものが挙げられる。例えば、感受材153として感熱紙を用い、作用部152として感熱紙を暖めるヒータを用いることができる。また、感受材153として感光剤を用い、作用部152として感光剤に光を照射するLEDを用いることができる。また、感受材153として感圧紙を用い、作用部152として感圧紙への押圧を行うアクチュエータを用いることができる。また、感受材153として、電圧をかけることで色が変わる薬品を浸透させた紙を用い、作用部152として感受材153に電圧をかける端子を用いることができる。
このように、作用部152が作用することで、感受材153の色が変化し、ユーザにエラーの発生を視認させることができる。
次に、検知装置14の構成について説明する。
図2は、第1の実施形態による検知装置14の構成を示す概略ブロック図である。
検知装置14は、検知部141、センサ状態記憶部142、障害レベル記憶部143、対応関係記憶部144、状態判定部145、送信部146、管理用コントローラ147を備える。なお、センサ状態記憶部142、障害レベル記憶部143、及び対応関係記憶部144は、それぞれ検知装置14の不揮発性メモリに割り当てられる。
検知部141は、モジュール13毎に配置されたセンサによって構成され、モジュール13それぞれの状態を示すセンサ情報(例えば、電源装置12からの供給電圧、ファン13−4の回転数、CPU13−1やHDD13−3の温度など)を収集する。検知部141は、例えばBMC(Baseboard Management Controller)によって構成される。
センサ状態記憶部142は、検知部141が収集したセンサ情報が示す状態に関連付けて、モジュール13の識別情報と障害のレベルとを記憶する。つまり、センサ状態記憶部142は、センサ状態がある状態を示したときに、どのモジュール13がどの程度の障害レベルであるかを示す情報を記憶する。なお、本実施形態では、障害レベルを4段階(正常、エラー、警告、故障)で表現する。センサ状態記憶部142は、例えば、ファン13−4の回転数が500〜1000の場合に、障害レベル「1」に対応するといった情報を記憶する。
障害レベル記憶部143は、障害レベルと2ビットの信号とを関連付けて記憶する。つまり、障害レベル記憶部143は、各障害レベルを2ビットで表現するための情報を記憶する。
対応関係記憶部144は、モジュール13の識別情報と、表示装置15の識別情報と、当該表示装置15にエラー通知を送信して良いか否かを示すロックフラグとを関連付けて記憶する。つまり、対応関係記憶部144は、あるモジュール13に障害が発生した場合に、どの表示装置15にエラーを表示させれば良いか、またその表示装置にエラー通知を送信して良いかを示す情報を記憶する。また、対応関係記憶部144は、各表示装置15とのペアリング情報を記憶する。また、ロックフラグがONになっている表示装置15には、エラー情報が送信されない。
状態判定部145は、検知部141が収集したセンサ情報の値とセンサ状態記憶部142が記憶する情報とを比較し、各モジュール13においてエラーが発生したか否かを判定する。また、エラーが発生した場合、エラーが発生したモジュール13とその障害レベルを特定し、障害レベル記憶部143を参照して、表示装置15に送信する信号を決定する。
送信部146は、対応関係記憶部144を参照して、エラーが発生したモジュール13に対応する表示装置15の識別情報を特定し、状態判定部145が生成した信号をエラーの通知として、アンテナを介して特定した表示装置15に送信する。なお、当該送信には、例えばBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信を用いることが望ましい。検知装置14と表示装置15との間の通信を無線で行うことで、ユーザは検知装置14と表示装置15を有線で接続するという面倒かつ繊細な作業を要することなく表示装置15の追加・交換を行うことができる。
管理用コントローラ147は、センサ状態記憶部142、障害レベル記憶部143、対応関係記憶部144への情報の記録を行う。また、管理用コントローラ147は、検知装置14と表示装置15とのペアリングを行う。このとき、管理用コントローラ147は、表示装置15とモジュール13とを関連付け、ペアリング情報と共に対応関係記憶部144に記録することとなる。
ここで、障害レベル記憶部143が記憶する情報の例を挙げる。
図3は、障害レベル記憶部143が記憶する情報の例を示す図である。
図3に示すように、障害レベル記憶部143は、各障害レベルに関連付けて、状態と、2ビットの信号(信号1、信号2)を記憶する。つまり、障害レベル「0」である正常状態では、信号は「00」を示し、障害レベル「1」であるエラー状態では、信号は「10」を示し、障害レベル「3」である警告状態では、信号は「01」を示し、障害レベル「3」である故障状態では、信号は「11」を示す。なお、当該設定は、管理用コントローラ147の制御によって障害レベル記憶部143の情報を書き換えることで変更することができる。
次に、表示装置15の構成について説明する。
図4は、第1の実施形態による表示装置15の構成を示す概略ブロック図である。なお、実線矢印は情報の出力先を示し、破線矢印は電力の供給先を示す。
表示装置15は、表示部151、記憶部152、受信部153、表示制御部154、電池155を備える。なお、本実施形態では、2ビットの情報を表示させる必要があるため、表示装置15には表示部151が2つ備えられる。
記憶部152は、検知装置14とのペアリング情報を記憶する。
受信部153は、アンテナを介して検知装置14からのエラー通知を受信する。なお、検知装置14とのペアリングを行った際、記憶部152にペアリング情報を記録する。
表示制御部154は、受信部153が受信したエラー通知に応じて、表示部151の作用部152への電力を制御する。具体的には、エラー通知が「10」を示す場合、表示部151−1に電力を供給し、表示部151−2に電力を供給しない。また、エラー通知が「01」を示す場合、表示部151−1に電力を供給せず、表示部151−2に電力を供給する。また、エラー通知が「11」を示す場合、表示部151−1及び表示部151−2に電力を供給する。
電池155は、受信部153及び表示制御部154へ電力を供給する。なお、表示制御部154は、電池155から供給された電力の一部を、表示部151に供給する。つまり、電池155は、表示制御部154を介して表示部151に電力を供給する。
次に、本実施形態によるエラー表示システムの動作を説明する。
図5は、第1の実施形態による検知装置14の動作を示すフローチャートである。
検知部141は、定期的にセンサ情報を取得し、状態判定部145に出力する。初期状態において、状態判定部145は、センサ情報取得待ち状態となっている(ステップS1)。状態判定部145は、センサ情報取得待ち状態においてセンサ情報を受け付けると(ステップS2)、センサ状態記憶部142から、当該センサ情報に関連付けられた障害レベルを読み出す(ステップS3)。次に、状態判定部145は、障害レベルが1以上のものがあるか否かを判定する(ステップS4)。状態判定部145は、障害レベルが全て1未満であると判定した場合(ステップS4:NO)、ステップS1に戻り、センサ情報取得待ち状態に遷移する。つまり、全てのモジュール13において障害レベルが0である場合は、何れのモジュール13にも障害が発生しておらず、また表示装置15の表示を変更する必要が無いため、次のセンサ情報の取得を待機する。
他方、状態判定部145は、何れかのモジュール13において障害レベルが1以上であると判定した場合(ステップS4:YES)、当該障害レベルに関連付けられた信号のビット情報を障害レベル記憶部143から読み出す(ステップS5)。次に、送信部146は、障害が発生したモジュール13の識別情報及びOFFを示すロックフラグに関連付けられた表示装置15の識別情報を対応関係記憶部144から読み出す(ステップS6)。これにより、一度エラー判定がなされて表示部151への表示が終了している表示装置15への通信を行わないことで、表示装置15が表示している情報が変化して状態が判別できなくなることを防ぐことができる。
そして、送信部146は、状態判定部145が読み出したビット情報を示すエラー通知を、読み出した識別情報が示す表示装置15、及びサーバ装置1全体のエラーを表示する表示装置15−0に送信する(ステップS7)。これにより、何れかのモジュール13においてエラーが発生した場合に、サーバ全体のエラーを表示する表示装置15−0にエラーの表示をさせることができる。サーバ装置1全体のエラーを表示する表示装置15−0は、筐体11の外側に貼付されているため、ユーザは筐体11を開けることなく、サーバ装置1のエラーの有無を判定することができる。
次に、送信部146は、エラー通知の送信先の表示装置15の識別情報に関連付けられたロックフラグをONに書き換える(ステップS8)。以降、ステップS1に戻ってセンサ情報取得待ち状態に遷移し、処理を繰り返す。なお、ロックフラグは、ユーザによる所定の指示(例えば、管理用コントローラ147を介したアクセス)によりONからOFFに変えることができる。これにより、障害発生したモジュール13の交換などを行って正常状態に復帰させた場合、対応する表示装置15の感受材153を交換し、ロックを解除することで、再度エラー通知を出力することができるようになる。
図6は、第1の実施形態による表示装置15の動作を示すフローチャートである。
受信部153が、エラー通知を受信すると(ステップS9)、当該エラー通知を表示制御部154に出力する。表示制御部154は、エラー通知が示すビット情報を読み出し(ステップS10)、「1」を示すビットに対応する表示部151に電力を供給する(ステップS11)。例えば、表示部151−1が信号1(上位ビット)に対応し、表示部151−2が信号2(下位ビット)に対応する場合において、ビット情報が「01」を示すとき、表示制御部154は、表示部151−2にのみ電力を供給する。これにより、電力の供給を受けた表示部151の作用部152が、感受材153の周囲環境を変化させ、感受材153の色を不可逆的に変化させる。
以上の処理により、サーバ装置1の電源がOFFとなった場合にも、表示装置15の表示を変更させることができる。感受材153の色は不可逆的に変化するため、表示装置15の表示は電源がOFFになっても変化しないため、サーバ装置1の電源状態に依存することなく、サーバ装置1の状態を確認することができる。
このように、本実施形態によれば、表示装置15は、複数の感受材153の色の組み合わせによりエラーが発生したモジュール13の状態を表示させる表示部151を備える。これにより、サーバ装置1の電源がOFFの状態であっても、モジュール13のエラーの有無を特定の外部装置を用いずに確認することができる。
また、本実施形態によれば、表示装置15のシート150の下面に接着剤が塗布され、また検知装置14と表示装置15とが無線通信により接続されているため、ユーザの任意の場所に貼付することができる。これにより、表示装置15を、対応するモジュール13の付近に限らず、無線電波の届く範囲内でユーザの好みの場所に設置することができる。
また、本実施形態によれば、検知装置14がセンサの値と障害レベルとを関連付けて記憶するセンサ状態記憶部142を備える。これにより、サーバ装置1の電源がOFFの状態であっても、特定のエラー状態のみを知ることができる。つまり、致命的な問題が起こったモジュール13の状態だけを知ることもでき、保守作業時に交換が必要なモジュール13を一目で見分けることができる。
《第2の実施形態》
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態によるエラー表示システムは、検知装置14及び表示装置15の構成が第1の実施形態と異なる。
図7は、第2の実施形態による検知装置14の構成を示す概略ブロック図である。
第2の実施形態による検知装置14は、第1の実施形態による検知装置14と異なり、対応関係記憶部144を備えず、送信部146の動作が異なる。
送信部146は、状態判定部145が生成した信号とエラーが発生したモジュール13の識別情報とをエラーの通知として、全ての表示装置15にブロードキャストで送信する。
次に、表示装置15の構成について説明する。
図8は、第2の実施形態による表示装置15の構成を示す概略ブロック図である。
第2の実施形態による表示装置15は、第1の実施形態による表示装置15と記憶部152が記憶する情報及び表示制御部154の動作が異なる。
記憶部152(対応モジュール記憶部)は、検知装置14とのペアリング情報に加えて、自装置に対応するモジュール13の識別情報を記憶する。
表示制御部154は、受信部153が受信したエラー通知に含まれるモジュール13の識別情報が、記憶部152が記憶するモジュール13の識別情報と一致する場合に、表示部151の作用部152への電力を制御する。
次に、本実施形態によるエラー表示システムの動作を説明する。
図9は、第2の実施形態による検知装置14の動作を示すフローチャートである。なお、第1の実施形態と同じ動作をする部分は、同じ符号を用いて説明する。
検知部141は、定期的にセンサ情報を取得し、状態判定部145に出力する。初期状態において、状態判定部145は、センサ情報取得待ち状態となっている(ステップS1)。状態判定部145は、センサ情報取得待ち状態においてセンサ情報を受け付けると(ステップS2)、センサ状態記憶部142から、当該センサ情報に関連付けられた障害レベルを読み出す(ステップS3)。次に、状態判定部145は、障害レベルが1以上のものがあるか否かを判定する(ステップS4)。状態判定部145は、障害レベルが全て1未満であると判定した場合(ステップS4:NO)、ステップS1に戻り、センサ情報取得待ち状態に遷移する。
他方、状態判定部145は、何れかのモジュール13において障害レベルが1以上であると判定した場合(ステップS4:YES)、当該障害レベルに関連付けられた信号のビット情報を障害レベル記憶部143から読み出す(ステップS5)。
ここで、送信部146は、状態判定部145が読み出したビット情報を示すエラー通知を、全ての表示装置15にブロードキャストで送信する(ステップS101)。以降、ステップS1に戻ってセンサ情報取得待ち状態に遷移し、処理を繰り返す。
図10は、第2の実施形態による表示装置15の動作を示すフローチャートである。なお、第1の実施形態と同じ動作をする部分は、同じ符号を用いて説明する。
受信部153が、エラー通知を受信すると(ステップS9)、表示制御部154は、当該エラー通知からモジュール13の識別情報を読み出し、当該識別情報が記憶部152に記憶されているモジュール13の識別情報と一致するか否かを判定する(ステップS102)。なお、表示装置15が特定のモジュール13のエラーでなく、サーバ全体のエラーを表示する場合、記憶部152が記憶する識別情報に関わらず、一致すると判定する。これにより、何れかのモジュール13においてエラーが発生した場合に、サーバ全体のエラーを表示する表示装置15−0にエラーの表示をさせることができる。
表示制御部154は、モジュール13の識別情報が一致すると判定した場合(ステップS102:YES)、エラー通知が示すビット情報を読み出し(ステップS10)、「1」を示すビットに対応する表示部151に電力を供給する(ステップS11)。
他方、表示制御部154は、モジュール13の識別情報が一致しないと判定した場合(ステップS102:NO)、何も行わずに処理を終了する。
以上の処理により、サーバ装置1の電源がOFFとなった場合にも、表示装置15の表示を変更させることができる。感受材153の色は不可逆的に変化するため、表示装置15の表示は電源がOFFになっても変化しないため、サーバ装置1の電源状態に依存することなく、サーバ装置1の状態を確認することができる。
このように、本実施形態によれば、表示装置15は、複数の感受材153の色の組み合わせによりエラーが発生したモジュール13の状態を表示させる表示部151を備える。これにより、サーバ装置1の電源がOFFの状態であっても、モジュール13のエラーの有無を特定の外部装置を用いずに確認することができる。
また、本実施形態によれば、表示装置15のシート150の下面に接着剤が塗布され、また検知装置14と表示装置15とが無線通信により接続されているため、ユーザの任意の場所に貼付することができる。これにより、表示装置15を、対応するモジュール13の付近に限らず、無線電波の届く範囲内でユーザの好みの場所に設置することができる。
また、本実施形態によれば、検知装置14がセンサの値と障害レベルとを関連付けて記憶するセンサ状態記憶部142を備える。これにより、サーバ装置1の電源がOFFの状態であっても、特定のエラー状態のみを知ることができる。つまり、致命的な問題が起こったモジュール13の状態だけを知ることもでき、保守作業時に交換が必要なモジュール13を一目で見分けることができる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、第1、第2の実施形態では、表示装置15が備える表示部151の数が2個である場合を説明したが、これに限られず、例えば、1個や、3個以上であっても良い。この場合、障害レベル記憶部143が記憶するビット情報も当該個数にあわせたビット数となるように変更する必要がある。
表示部151の個数を3個以上にした場合、第1、第2の実施形態以上に多くの情報量を表示することができる。また、表示部151の個数を1個にした場合、0か1かの情報で状態を管理することができるため、エラーがあるか否かだけを知りたいケースに適している。
上述の検知装置14及び表示装置15は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…サーバ装置 11…筐体 12…電源装置 13…モジュール 13−1…CPU 13−2…メモリ 13−3…HDD 13−4…ファン 14…検知装置 15、15−0、15−1、15−2、15−3、15−4…表示装置 141…検知部 142…センサ状態記憶部 143…障害レベル記憶部 144…対応関係記憶部 145…状態判定部 146…送信部 147…管理用コントローラ 151、151−1、151−2…表示部 152…記憶部 153…受信部 154…表示制御部 155…電池

Claims (9)

  1. 監視対象装置におけるエラーの発生を検知する検知装置と、前記監視対象装置におけるエラーの存在を表示する表示装置とを備えるエラー表示システムであって、
    前記検知装置は、
    前記監視対象装置におけるエラーの有無を検知する検知部と、
    前記検知部がエラーを検知したときに、前記表示装置にエラーの発生を示す通知を送信する送信部と
    を備え、
    前記表示装置は、
    周囲環境の変化により不可逆的に色が変化する感受材と、
    前記検知装置からエラーの通知を受信する受信部と、
    前記受信部が前記通知を受信したときに、前記感受材の周囲環境を変化させる作用部と、
    前記作用部及び前記受信部に電力を供給する電池と、
    を備えることを特徴とするエラー表示システム。
  2. 前記監視対象装置は、複数のモジュールから構成されており、
    前記表示装置は、前記監視対象装置のモジュール毎に設けられ、
    前記検知装置の検知部は、前記監視対象装置のエラーを検知したときに、エラーが発生しているモジュールを特定し、
    前記表示装置のうち、前記検知装置が特定したモジュールに対応する表示装置の作用部が、前記感受材の周囲環境を変化させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のエラー表示システム。
  3. 前記検知装置は、前記監視対象装置のモジュールの識別情報に関連付けて前記表示装置の識別情報を記憶する対応関係記憶部をさらに備え、
    前記送信部が、前記検知部が特定したモジュールに前記通知を送信することで、前記表示装置のうち、前記検知装置が特定したモジュールに対応する表示装置の作用部が、前記感受材の周囲環境を変化させる
    ことを特徴とする請求項2に記載のエラー表示システム。
  4. 前記表示装置は、前記監視対象装置のモジュールのうち、自装置に対応するモジュールの識別情報を記憶する対応モジュール記憶部を更に備え、
    前記検知装置の送信部は、前記検知部が特定したモジュールの識別情報を含む通知を、前記表示装置のそれぞれに送信し、
    前記表示装置の作用部が、前記受信部が前記通知を受信した場合において、前記通知に含まれる識別情報と前記対応モジュール記憶部が記憶する識別情報とが一致するときに、前記感受材の周囲環境を変化させることで、前記表示装置のうち、前記検知装置が特定したモジュールに対応する表示装置の作用部が、前記感受材の周囲環境を変化させる
    ことを特徴とする請求項2に記載のエラー表示システム。
  5. 前記モジュール毎に設けられた表示装置に加え、前記監視対象装置の筐体の外側にさらに前記表示装置が設けられ、
    当該監視対象装置の筐体の外側に設けられた表示装置の作用部は、前記検知装置が何れかのモジュールにおけるエラーを検知したときに、前記感受材の周囲環境を変化させる
    ことを特徴とする請求項2から請求項4の何れか1項に記載のエラー表示システム。
  6. 前記検知装置の送信部は、前記通知を送信した後、所定の指示を受け付けるまで前記通知を送信した表示装置に通知を送信しないことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載のエラー表示システム。
  7. 前記検知装置の送信部は、無線により前記通知を送信し、
    前記表示装置の受信部は、無線により前記通知を受信する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載のエラー表示システム。
  8. 前記表示装置の感受材の一面には接着剤が塗布されていることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載のエラー表示システム。
  9. 監視対象装置におけるエラーの発生を検知する検知装置からの通知に基づいて、前記監視対象装置におけるエラーの存在を表示する表示装置であって、
    周囲環境の変化により不可逆的に色が変化する感受材と、
    前記検知装置からエラーの通知を受信する受信部と、
    前記受信部が前記通知を受信したときに、前記感受材の周囲環境を変化させる作用部と、
    前記作用部及び前記受信部に電力を供給する電池と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
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