JP2005251060A - 故障表示装置および故障部位表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】CPUやメモリやPCIバスなどの故障情報を収集できる手段をもったシステムにおいて、システムの電源をオフしてもシステムの故障部位を表示することによって、故障した部品の交換を容易にすることである。
【解決手段】電源がオフしても表示状態が変化しない表示手段と、前期表示手段を電源がオンしているときに表示状態を変化させる制御手段を設け、システムの電源がオンしているときに故障した部品の表示状態を故障表示に変化させることで、システムの電源をオフしてもシステムの故障表示を維持できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、CPUやメモリやPCIバスなどの故障情報を収集できる手段をもったシステムに係り、特に電源をオフしても、表示状態をオン状態と同じ状態に維持できる故障表示手段を設けることによりCPUやメモリの保守交換を容易にできることを可能とした故障部位表示方法に関する。
故障部位の表示を行う従来例として、特許文献1(特開2002−300965号公報)がある。特許文献1では該当システムの電源がオンの状態でないと故障部位を表示することができない。また、電気ポットの様に各部品が一つしかない場合には有効であるが、PCサーバの様に同じ部品が複数搭載されるシステムにおいては故障部位をウェブ等から参照する必要があるため故障部品の特定に時間がかかる。また、故障部品を見つけるために他の端末が必要となる。
その他に、PCサーバなどではLEDで故障部位を表示する方法が採用されている例(たとえば、非特許文献1:HP ProliantDL560サーバ ユーザガイド---http://www.Compaq.co.jp/doc/manual/proliant/)があるが、ラックマウントサーバ等では分解した状態で電源をオンすることが困難であるため、故障部位の特定が困難である。
特開2002−300965号公報
HP ProliantDL560サーバ ユーザガイド(http://www.Compaq.co.jp/doc/manual/proliant/)
本発明の課題は、特許文献1の方法ではできなかった該当システムの電源をオフした状態でシステムの故障部位を特定できる表示方法を提供することである。
本発明の目的は、電源がオフしても電源がオンのときの表示状態と同じ表示に維持できる故障表示手段と、前期表示手段を電源がオンしているときに表示の対象となる機器の動作状態に応じた表示に変化させる制御手段を設ける。
本発明によれば、CPUやメモリやPCIバスなどの故障情報を収集できる手段をもったシステムにおいて、システムの電源をオフしても電源がオンのときの表示状態と同じ表示に維持できる。
(実施例1)
図1は本発明の故障部位表示方法に適用できる実施例1の故障表示ICの構成を示すブロック図である。100は故障表示ICである。112は透明な表示ケースであり、故障表示IC100の外面から見える位置に設けられ、内部に粘性のある液体111を満たし、その液体111中にカプセル113に封入された扁平な表示磁性板110を浮遊させている。126はコイルであり、このコイルの発生する磁界が、カプセル113に封入された表示磁性板110に作用する位置に設けられ、表示内容に応じて磁界の向きが制御される。121および122は直列接続されたスイッチであり、電源Vccと接地との間に設けられる。123および124は直列接続されたスイッチであり、電源Vccと接地との間に設けられる。130はEEPROMであり、故障表示ICに表示すべき内容が“0”または“1”データとして記憶される。140はI2C制御回路で、I2Cバス200を介して与えられるデータに応じてEEPROM130にデータを書き込む。上述した粘性のある液体111および扁平なカプセル113に封入された表示磁性板110は、例えば、特開平10−888に採用されている液体506および磁性体微粒子507と同様に作成するのが良い。
スイッチ121と124はEEPROM130から与えられるデータ“0”に応じてオフとなり、データ“1”に応じてオンとなる。一方、スイッチ122と123はEEPROM130から与えられるデータをインバータ125を介して与えられるので、データ“0”に応じてオンとなり、データ“1”に応じてオフとなる。すなわち、直列接続されたスイッチ121および122はEEPROM130から与えられるデータが“0”のときは、スイッチ122がオン、スイッチ121がオフとなる。一方、直列接続されたスイッチ123および124はEEPROM130から与えられるデータが“0”のときは、スイッチ124がオフ、スイッチ123がオンとなる。EEPROM130から与えられるデータが“1”のときは、これが逆となる。したがって、EEPROM130から与えられるデータが“0”のときは、コイル126にはスイッチ123およびスイッチ122を通して電源Vccが印加され、EEPROM130から与えられるデータが“1”のときは、コイル126にはスイッチ121およびスイッチ124を通して電源Vccが印加される。すなわち、EEPROM130から与えられるデータ“0”、“1”に応じてコイル126の電流方向が逆となる。この結果、このコイル126の発生する磁界が、データ“0”、“1”に応じて逆転し、カプセル113に封入された表示磁性板110の表示を逆転させる。
図2は実施例1のカプセル113に封入された表示磁性板110を、二つの態様で示す斜視図である。扁平な磁性板であり、S極に白色塗装しN極に黒色塗装が施されている。したがって、コイル126の発生する磁界に応じてその向きが決定される。図1、図2では、表示磁性板110は大きく表示されているが、透明な表示ケース112は、先の特開平10−888の情報表示部2と同様、その厚さはたかだか0.2mmあるいはそれ以下の十分薄いものとするのが良いから、カプセル113および表示磁性板110は、いわゆる“微粒子”レベルの大きさとするのが良い。したがって、表示ケース112内に収納する数は適当に多くして、全体として白色塗装面または黒色塗装面として見えるようにするのが良い。
図3は実施例1の故障表示IC100が“正常表示”をしている場合の故障表示ICの状態を示すブロック図である。I2Cバス200からシステムの正常状態を示す値“0”が与えられ、これに応じて、I2C制御回路140を介してEEPROM130に“0”が書き込まれる。EEPROM130に“0”が書き込まれるとスイッチ122とスイッチ123がオンとなりスイッチ121とスイッチ124はオフとなる。このときコイル126の磁力極性は上側がS極となり下側がN極となるため、表示磁性板110は黒色塗装のN極が下を向き白色塗装のS極が上を向く。
図4は実施例1の故障表示IC100が“異常表示”をしている場合の故障表示ICの状態を示すブロック図である。I2Cバス200からシステムの異常状態を示す値“1”が与えられ、これに応じて、I2C制御回路140を介してEEPROM130に“1”が書き込まれる。EEPROM130に“1”が書き込まれるとスイッチ121とスイッチ124がオンとなりスイッチ122とスイッチ123はオフとなる。このときコイル126の磁力極性は上側がN極となり下側がS極となるため、表示磁性板110は白色塗装のS極が下を向き黒色塗装のN極が上を向く。
図5(a)、(b)は実施例1の故障表示IC100の外観を示す斜視図であり、それぞれ正常表示および故障表示に対応した図である。故障表示IC100を取り付ける基板に接する面と逆の背面に表示窓を設け、この窓から表示磁性板110の白色塗装または黒色塗装表示面が見えるようにする。表示磁性板110は粘性のある液体111中に浮遊しているので、コイル126の磁力極性が変化するときにはこれに応じて表示面が反転可能であるが、コイル126が磁力を失った場合には、表示磁性板110は、直前の表示状態を維持し表示状態は保持される。
実施例1の故障表示IC100は磁界を利用して表示を制御するものであるから、対象機器が磁気ヘッドなどを持ち内部に磁気が多い場合には使用を避けた方が良いケースが有る。対象機器の温度が高いことは障害にはならない。
(実施例2)
図6は本発明の故障部位表示方法に適用できる実施例2の故障表示ICの構成を示すブロック図である。100は故障表示ICである。300は感熱ラベルであり、故障表示IC100の外面から見える位置に貼り付けられる。感熱ラベル300は熱を与えられると色が白から黒へ変色するが、一旦変色すると熱を取り去っても色は元に戻らず、黒のままである。161はヒーターであり、通電されると発熱し、これが感熱ラベル300に作用して、これを変色させる位置に設けられる。160はスイッチであり、電源Vccとヒーター161の間に設けられ、常時はオフとされている。130はEEPROMであり、故障表示ICに表示すべき内容が“0”または“1”データとして記憶される。140はI2C制御回路で、I2Cバス200を介して与えられるデータに応じてEEPROM130にデータを書き込む。150はタイマーであり、EEPROM130からデータ“1”が与えられるとき動作して、所定の時間スイッチ160をオンとする。スイッチ160がオンとされると電源Vccがヒーター161に与えられて、ヒーター161は発熱して、感熱ラベル300を変色させる。なお、感熱ラベル300は貼り付け可能として、故障表示IC100を取り付ける基板に半田付け後に貼り付けることとすれば、半田付けの熱による感熱ラベル300の変色を防ぐことができる。
図7は実施例2の故障表示IC100が“正常表示”をしている場合の故障表示ICの状態を示すブロック図である。I2Cバス200からシステムの正常状態を示す値“0”が与えられ、これに応じて、I2C制御回路140を介してEEPROM130に“0”が書き込まれる。EEPROM130に“0”が書き込まれるとスイッチ160はオフを維持するからヒーター161は発熱することはない。
図8は実施例2の故障表示IC100が“異常表示”をしている場合の故障表示ICの状態を示すブロック図である。I2Cバス200からシステムの異常状態を示す値“1”が与えられ、これに応じて、I2C制御回路140を介してEEPROM130に“1”が書き込まれる。EEPROM130に“1”が書き込まれるとタイマー150が所定時間スイッチ160をオンにする。その結果、ヒーター161は発熱し、感熱ラベル300が黒色に変色する。
実施例2の故障表示IC100も、外観は、図5に示すように、故障表示IC100を取り付ける基板に接する面と逆の背面に表示部を設け、この表示部に感熱ラベル300を貼り付けるものとするのが良い。
実施例2の故障表示IC100は熱を利用して表示を制御するものであるから、対象機器の温度が高い場合には使用を避けた方が良いケースが有る。対象機器が磁気ヘッドなどを持ち内部に磁気が多いことは障害にはならない。
(実施例3)
図9は、実施例1あるいは実施例2で説明した故障表示IC100を適用したシステム例を示すブロック図である。
ベースボード400には第1CPU410、第2CPU411、第1Memory1420、第2Memory421、第1PCI430および第2PCI431が実装され、これらはベースボード400に実装されるブリッジLSI440を経由して接続されている。また、ベースボード400にはベースボード400上の故障情報を制御するベースボードマネージメントコントローラ(以下BMCと略す)401が実装される。BMC401はブリッジLSI440に内蔵される故障情報レジスタ441から第1CPU410、第2CPU411、第1Memory420、第2Memory421、第1PCI430および第2PCI431の故障情報を読み出すことができる。
ベースボード400上の第1CPU410に隣接して第1CPU410の故障を表示する故障表示IC100aが実装され、第2CPU411に隣接して第2CPU411の故障を表示する故障表示IC100bが実装される。同様に、第1Memory420に隣接して第1Memory420の故障を表示する故障表示IC100cが実装され、第2Memory421に隣接して第2Memory421の故障を表示する故障表示IC100dが実装される。さらに、第1PCI430に隣接して第1PCI430の故障を表示する故障表示IC100eが実装され、第2PCI43に隣接して第2PCI431の故障を表示する故障表示IC100fが実装されている。
BMC401にはフロントパネル500上のブザー501とエラーLED502が接続されている。BMC401は第1CPU410、第2CPU411、第1Memory420、第2Memory421、第1PCI430および第2PCI431で故障が発生したことを故障情報レジスタ441から得た場合にはブザー501を鳴動させ、エラーLED502を点灯することによってシステムに故障が発生したことを知らせる。
図10は、図9に示したシステムにおけるエラー信号、異常信号の状況を説明するブロック図である。
第1CPU410の内部に故障が発生した場合、第1CPU410は第1CPU内部エラー信号413を出力する。第1CPU内部エラー信号413が出力されると、故障情報レジスタ441の第1CPU内部エラーbit442がセットされる。第1CPU410で温度異常が発生した場合第1CPU410は第1CPU温度異常信号414を出力する。第1CPU温度異常信号414が出力されると、故障情報レジスタ441の第1CPU温度異常bit443がセットされる。第2CPU411の内部に故障が発生した場合第2CPU411は第2CPU内部エラー信号415を出力する。第2CPU内部エラー信号415が出力されると、故障情報レジスタ441の第2CPU内部エラーbit444がセットされる。第2CPU411で温度異常が発生した場合第2CPU411は第2CPU温度異常信号416を出力する。第2CPU温度異常信号416が出力されると、故障情報レジスタ441の第2CPU温度異常bit445がセットされる。
第1Memory420のアクセス中にパリティチェック回路423がパリティエラーを検知した場合パリティチェック回路423は故障情報レジスタ441の第1Memoryエラーbit446をセットする。第2Memory421のアクセス中にパリティチェック回路423がパリティエラーを検知した場合パリティチェック回路423は故障情報レジスタ441の第2Memoryエラーbit447をセットする。
第1PCI430でパリティエラーが発生した場合第1PCI430は第1PCI PERR信号433を出力する。第1PCI PERR信号433が出力されると、故障情報レジスタ441の第1PCI PERR bit448がセットされる。第1PCI430でシステムエラーが発生した場合第1PCI430は第1PCI SERR信号434を出力する。第1PCI SERR信号434が出力されると、故障情報レジスタ441の第1PCI SERR bit449がセットされる。第2PCI431でパリティエラーが発生した場合第2PCI431は第2PCI PERR信号435を出力する。第2PCI PERR信号435が出力されると、故障情報レジスタ441の第2PCI PERR bit450がセットされる。第2PCI431でシステムエラーが発生した場合第2PCI430は第2PCI SERR信号436を出力する。第2PCI SERR信号436が出力されると、故障情報レジスタ441の第2PCI SERR bit451がセットされる。
この様にして、第1CPU内部エラーbit442、第1CPU温度異常bit443、第2CPU内部エラーbit444、第2CPU温度異常bit445、第1Memoryエラーbit446、第2Memoryエラーbit447、第1PCI PERR bit448、第1PCI SERR bit449、第2PCI PERR bit450および第2PCI SERR bit451のいづれかがセットされると故障情報レジスタ441は割り込み信号201をBMC401に対して出力する。BMC401は割り込み信号201が出力されるとI2Cバス200を介して故障情報レジスタ441の値を読み込む。
第1CPU内部エラーbit442がセットされていた場合、BMC401は第1CPU410に隣接して実装された故障表示IC100aのI2C制御回路140を介してEEPROM130に“1”を書き込む。EEPROM130に“1”が書き込まれるとスイッチ121とスイッチ124がオンとなりスイッチ122とスイッチ123はオフとなる。このときコイル126の磁力極性は上側がN極となり下側がS極となるため、表示磁性板110は白色塗装のS極が下を向き黒色塗装のN極が上を向き、故障表示の黒に変える(図4参照)。第1CPU温度異常bit443がセットされていた場合、BMC401は、同様に、第1CPU410に隣接して実装された故障表示IC100aを故障表示の黒に変える。
同様に、第2CPU内部エラーbit444がセットされていた場合、BMC401は第2CPU411に隣接して実装された故障表示IC100bを故障表示の黒に変える。第2CPU温度異常bit445がセットされていた場合、BMC401は第2CPU411に隣接して実装された故障表示IC100bを故障表示の黒に変える。
同様に、第1Memoryエラーbit446がセットされていた場合、BMC401は第1Memory420に隣接して実装された故障表示IC100cを故障表示の黒に変える。第2Memoryエラーbit447がセットされていた場合、BMC401は第2Memory421に隣接して実装された故障表示IC100cを故障表示の黒に変える。
同様に、第1PCI PERR bit448がセットされていた場合、BMC401は第1PCI430に隣接して実装された故障表示IC100eを故障表示の黒に変える。第1PCI SERR bit449がセットされていた場合、BMC401は第1PCI430に隣接して実装された故障表示IC100eを故障表示の黒に変える。第2PCI PERR bit450がセットされていた場合、BMC401は第2PCI431に隣接して実装された故障表示IC100fを故障表示の黒に変える。第2PCI SERR bit451がセットされていた場合、BMC401は第2PCI431に隣接して実装された故障表示IC100fを故障表示の黒に変える。
BMC401は故障情報レジスタ441の第1CPU内部エラーbit442、第1CPU温度異常bit443、第2CPU内部エラーbit444、第2CPU温度異常bit445、第1Memoryエラーbit446、第2Memoryエラーbit447、第1PCI PERR bit448、第1PCI SERR bit449、第2PCI PERR bit450および第2PCI SERR bit451のいづれかのbitがセットされていた場合フロントパネル500のブザー501を鳴動させ、エラーLED502を点灯することによってシステムに故障が発生したことをユーザーに知らせる。
本発明の各故障表示IC100aから100fの表示状態は、システムの電源がオフされても変化しないため、保守員は故障表示IC100aから100fの表示窓の表示色が黒になっている機器を交換すれば良い。したがって、システムの電源を止めて、システムを部分的に解体した状態になっても、故障表示IC100と、これに対応する機器とを点検すれば故障機器を容易に特定できる。例えば図9では第2CPU411に隣接して配置された故障表示IC100bが黒く変色しており、第2CPU411で内部エラーまたは温度異常が発生したことを示しているため、第2CPU411を交換すれば良いことが分かる。
(実施例4)
図11は、実施例1あるいは実施例2で説明した故障表示IC100を適用した他のシステム例を示すブロック図である。
実施例4では、実施例3(図9)の場合と異なり、故障表示IC100がブザー501およびエラーLED502を実装しているフロントパネル500のベースボード縮小図503上に実装されるものとした。また、エラーLED502は省略した。
実施例4では、したがって、故障表示IC100が故障を示す機器の名称を表示して、この名称板に隣接して故障表示IC100を設ける。すなわち、図9の第1CPU410に隣接して配置された故障表示IC100aの代わりにベースボード縮小図503上に第1CPUエラーの表示と故障表示IC100gを設ける。同様に、第2CPUエラーの表示と故障表示IC100hを、第1Memoryエラーの表示と故障表示IC100iを、第2Memoryエラーの表示と故障表示IC100jを、第1PCIエラーの表示と故障表示IC100kを、第2PCI431エラーの表示と故障表示IC100mを、それぞれ設ける。
実施例4では、システムの故障に対して、ベースボード縮小図503のみを見ることで故障機器を知ることができるので、システムを部分的に解体した状態にしなくても、対策の準備ができるメリットがある。
(実施例5)
図12は、実施例1あるいは実施例2で説明した故障表示IC100を適用した、さらに他のシステム例を示すブロック図である。
実施例5では、実施例3(図9)と実施例4(図11)とを対比して容易に理解できるように、実施例3のように各機器に隣接して故障表示IC100を設けるとともに、実施例4のようにベースボード縮小図503による故障を示す機器の名称表示とこれに隣接した故障表示IC100を設ける。
本発明の故障表示IC100はシステムの電源をオフしても表示は維持される。したがって、ベースボード縮小図503による故障表示に応じて対応の準備をした後、システムを部分的に解体した状態にした場合にも、故障機器に隣接した故障表示により直接故障機器を確認できるので、故障機器の誤認に伴う安易なミスを防止できる効果がある。
(実施例6)
図13は、実施例1あるいは実施例2で説明した故障表示IC100を実施例3−5とは異なった形態で適用した表示例を示す図である。
実施例3−5では、故障機器と故障表示IC100とを対応付けて故障表示をしたが、実施例6では、BMC401が備える故障情報を制御する機能を利用して、故障情報レジスタ441から得られる故障情報に応じて、数字表示とする例である。図13に示すように故障表示IC100を用いて7セグメントの表示列を2列設ければ、2桁の数字表示が可能である。例えば、実施例4で第1CPUエラーとして故障表示IC100gにより故障表示する場合は、数字で“1”の表示、第2CPIエラーとして故障表示IC100mにより故障表示する場合は、数字で“10”の表示をするが如く表示するのである。図では、黒色表示により数字表示をする例であり、表示を“01”とした例をしめす。
実施例6では、表示する数字の意味を理解することが必要であるが、狭いスペースで多数の故障に対する表示が可能となるメリットがある。
本発明の故障部位表示方法に適用できる実施例1の故障表示ICの構成を示すブロック図である。 実施例1の表示磁性板110を、二つの態様で示す斜視図である。 実施例1の故障表示IC100が“正常表示”をしている場合の故障表示ICの状態を示すブロック図である。 実施例1の故障表示IC100が“異常表示”をしている場合の故障表示ICの状態を示すブロック図である。 (a)、(b)は実施例1の故障表示IC100の外観を示す斜視図であり、それぞれ正常表示および故障表示に対応した図である。 本発明の故障部位表示方法に適用できる実施例2の故障表示ICの構成を示すブロック図である。 実施例2の故障表示IC100が“正常表示”をしている場合の故障表示ICの状態を示すブロック図である。 実施例2の故障表示IC100が“異常表示”をしている場合の故障表示ICの状態を示すブロック図である。 実施例1あるいは実施例2で説明した故障表示IC100を適用したシステム例を示すブロック図である。 図9に示したシステムにおけるエラー信号、異常信号の状況を説明するブロック図である。 実施例1あるいは実施例2で説明した故障表示IC100を適用した他のシステム例を示すブロック図である。 実施例1あるいは実施例2で説明した故障表示IC100を適用した、さらに他のシステム例を示すブロック図である。 実施例1あるいは実施例2で説明した故障表示IC100を実施例3−5とは異なった形態で適用した表示例を示す図である。
符号の説明
100…故障表示IC、100a…第1CPU410に隣接して実装された故障表示IC、100b…第2CPU411に隣接して実装された故障表示IC、100c…第1Memory420に隣接して実装された故障表示IC、100d…第2Memory421に隣接して実装された故障表示IC、100e…第1PCI430に隣接して実装された故障表示IC、100f…第2PCI431に隣接して実装された故障表示IC、100g…フロントパネル500上の第1CPU410の故障を示す故障表示IC、100h…フロントパネル500上の第2CPU411の故障を示す故障表示IC、100i…フロントパネル500上の第1Memory420の故障を示す故障表示IC、100j…フロントパネル500上の第2Memory421の故障を示す故障表示IC、100k…フロントパネル500上の第1PCI430の故障を示す故障表示IC、100m…フロントパネル500上の第2PCI431の故障を示す故障表示IC、110…扁平な表示磁性板、111…粘性のある液体、112…透明なケース、113…磁性板110を封入するカプセル、121,122,123および124…スイッチ、125…インバーター、126…コイル、130…表示状態を格納するEEPROM、140…I2Cバス200からのデータをEEPROM130に書き込むためのI2C制御回路、150…タイマー、160…スイッチ、161…ヒーター、200…I2Cバス、201…割り込み信号、300…感熱ラベル、400…ベースボード、401…ベースボードマネージメントコントローラ、410…第1CPU、411…第2CPU、412…CPUバス、413…第1CPU410の内部エラー信号、414…第1CPU410の温度異常信号、415…第2CPU411の内部エラー信号、416…第2CPU411の温度異常信号、420…Memory1、421…Memory2、422…メモリバス、423…メモリのパリティチェック回路、430…PCI1、431…PCI2、432…PCIバス、433…第1PCI430のパリティエラー信号、434…第1PCI430のシステムエラー信号、435…第2PCI431のパリティエラー信号、436…第2PCI432のシステムエラー信号、440…CPUとメモリとPCIバスを接続するブリッジLSI、441…ブリッジLSI440内に設けられたCPUとメモリとCIバスの故障情報を格納する故障情報レジスタ、442…故障情報レジスタ441内の第1CPU内部エラーbit、443…故障情報レジスタ441内の第1CPU温度異常bit、444…故障情報レジスタ441内の第2CPU内部エラーbit、445…故障情報レジスタ441内の第2CPU温度異常bit、446…故障情報レジスタ441内の第1Memoryエラーbit、447…故障情報レジスタ441内の第2Memoryエラーbit、448…故障情報レジスタ441内のPCI1パリティエラーbit、449…故障情報レジスタ441内のPCI1システムエラーbit、450…故障情報レジスタ441内のPCI2パリティエラーbit、451…故障情報レジスタ441内のPCI2システムエラーbit、500…フロントパネル、501…フロントパネル500上のブザー、502…フロントパネル500上のエラーLED、503…フロントパネル500上のベースボード縮小図。

Claims (5)

  1. システムの構成機器に対応した機器の異常状態を表示するための故障表示手段であって、表示を制御する電源を備え、システムの構成機器の異常状態に応じた信号が与えられた時異常状態に応じた表示に表示状態を変更されるとともに、前記電源が喪失したときは前記電源が正常であった時の表示状態を維持することを特徴とする故障表示装置。
  2. 前記故障表示手段が、内部に粘性のある液体を満たし、該液体中にカプセルに封入された扁平な表示磁性板を浮遊させている透明な表示ケースと前記表示磁性板に作用させる磁場を発生させるコイルとを備え、システムの構成機器の異常状態に応じた信号に応じて、前記コイルに通電して前記表示磁性板の表示を異常状態に応じた表示状態に変更する請求項1記載の故障表示装置。
  3. 前記故障表示手段が、熱により変色する貼り付け可能な感熱ラベルと該感熱ラベルに作用する熱を発生させるヒータとを備え、システムの構成機器の異常状態に応じた信号に応じて、前記ヒータに通電して前記感熱ラベルを異常状態に応じた表示状態に変更する請求項1記載の故障表示装置。
  4. 表示を制御する電源を有し、システムの構成機器の異常状態に応じた信号が与えられた時異常状態に応じた表示に表示状態を変更されるとともに、前記電源が喪失したときは前記電源が正常であった時の表示状態を維持する故障表示装置を備えたシステムにおける故障部位表示方法であって、前記システムの構成機器に隣接して前記故障表示装置を配置したことを特徴とする故障部位表示方法。
  5. 前記故障表示装置が前記システムの構成機器名の表示とともに、該機器名の表示に隣接して一括して表示された請求項4記載の故障部位表示方法。
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