JP2012158275A - 車両のドア開口部構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アウタパネル17の接合フランジ部18におけるドア開口の下方領域に、該接合フランジ部沿い方向の外側から内側に向かってインナパネル15側に一旦窪んだ後にアウタパネル17側に突出する凹凸形状部30を形成し、ウエザストリップの内向きシールリップ部19cが凹凸形状部30の外側を横断して配設され、内向きシールリップ部19cと凹凸形状部30との間に水抜き空間31が形成されたことを特徴とする。
【選択図】図6
Description
すなわち、車体のドア開口縁を形成するインナパネルの接合フランジ部91と、アウタパネルの接合フランジ部92とを接合し、これら両接合フランジ部91,92にウエザストリップ93のそれぞれの内向きシールリップ部94,95,96,97を嵌着し、該ウエザストリップ93の主シール部98を、ドア開口を覆うリフトゲート等のドア(図示せず)内面に圧接して、該ウエザストリップ93でボディとドアとの間をシールすべく構成したものである。
しかしながら、ウエザストリップ93の接合フランジ部91,92に対する装着時においてシールリップ部の向きの部分的な不具合など(装着ミス)に起因して、内向きシールリップ部97を越えてウエザストリップ93内に雨水が浸入する場合がある。
この特許文献1に開示された従来構造は、ウエザストリップの外回りに沿って雨水を流し、排出ビードから排出するものに過ぎず、ウエザストリップの内向きシールリップ部内に入ってきた雨水を抜くものではありえない。
上記構成によれば、内向きシールリップ部と凹凸形状部との間に水抜き空間を形成したので、万一雨水がシールリップ部を越えてウエザストリップ内に侵入しても、該雨水が溜まり加減になるドア開口の下方領域で車室側に溢れ出ることがなく、上述の凹凸形状部とシールリップ部との間の水抜き空間から円滑に排水することができる。
因に、アウタパネルの接合フランジ部におけるドア開口の下方領域に内方にのみ突出する形状部を形成した場合、または、アウタパネルの接合フランジ部におけるドア開口の下方領域に外方にのみ突出する形状部を形成した場合の何れにおいても、水抜き空間を形成することができるが、このような場合には、該形状部に対応して、ウエザストリップが部分的に大きく膨出して、見栄えの悪化を招くのみならず、接合フランジ部に対するウエザストリップの装着性、組付け性が悪化するので望ましくはない。
上記構成によれば、特に、ドア開口縁が複数のパネル部材から構成され、シールリップ部によるシール性が厳しいリフトゲートにおいて、そのシール機能のバックアップを良好に行なうことができ、また上述の排水凹部をリヤバンパで覆うので、排水凹部形成部位の見栄えに対する悪影響もなくなる。
上記構成によれば、ドア開口の下方領域の左右に上記凹凸形状部を設けたので、左右両側で確実に雨水(侵入水)を排除することができる。
図面は車両のドア開口部構造を示し、図1において、車両背面に形成されたドア開口1を覆うドアとしてのリフトゲート2を設けている。
なお、図1において、7はリヤバンパ、8は左右のリヤコンビネーションランプ、9はフュエルリッド、10は左右の後輪である。
また、ドア開口縁11を形成する各接合フランジ部12,13,14,16,18には、図1、図3に示すように、閉ループ状のウエザストリップ19を嵌め合わせている。なお、図3においてウエザストリップ19の嵌着時の上下方向の幅をaで示し、車幅方向の幅をbで示している。
上述のウエザストリップ19は、図7、図8、図9、図10に断面図で示すように、車室側から車外側に向けて延びる図示上側の2つの内向きシールリップ部19a,19bと、車外側から車室側に向けて延びる図示下側の2つの内向きシールリップ部19c,19dとを有しており、これらの各シールリップ部19a〜19dを上述の接合フランジ部12,13,14,16,18に嵌め合わせたものである。
すなわち、この凹凸形状部30は、接合フランジ部18から一旦インナパネル15側へ窪む凹片30aと、この凹片30aの内端からアウタパネル17側に向けて突出する凸片30bとを有し、凹片30aと凸片30bとの折り返し部に相当する内端部30cは、接合フランジ部18の内面18aよりも内側(車室側)に位置し、凸片30bの突出端部30dは接合フランジ部18の外面18bよりも外側(車外側)に位置しており、凸片30bには突出斜面30eが形成されている。
因に、上記凹凸形状部30に代えて、単に接合フランジ部18をインナパネル15側(車室側)に窪ませる構造を採用すると、上述の如き突出斜面30eが形成されないので、雨水が水抜き空間を越えて流れる可能性があるため、好ましくない。
上述したように、ドア開口1を開閉可能に覆うドアはリフトゲート2(図1参照)であり、また、上述のアウタパネル17はリヤエンドパネル20であって、図5、図6に示すように、該リヤエンドパネル20には、上述の凹凸形状部30に連なる排水凹部32が一体形成されている。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向内方を示し、矢印OUTは車幅方向外方を示し、矢印UPは車両上方を示す。
図2に示すドア開口縁11を形成する接合フランジ部12,13,14,16,18に対するウエザストリップ19の装着時において、シールリップ部の向きの部分的な不具合など(装着ミス)に起因して、内向きシールリップ部19cを越えてウエザストリップ19内に雨水が浸入する場合がある。
このシールリップ部19c,19d間の雨水の量が増加すると、該雨水はシールリップ部19cをオーバフローして水抜き空間31に流出し、この水抜き空間31の雨水は図9に矢印yで示すように、排水凹部32を通って車外に排出される。
因に、アウタパネルの接合フランジ部におけるドア開口の下方領域に内方にのみ突出する形状部を形成した場合、または、アウタパネルの接合フランジ部におけるドア開口の下方領域に外方にのみ突出する形状部を形成した場合の何れにおいても、水抜き空間を形成することができるが、このような場合には、該形状部に対応して、ウエザストリップが部分的に大きく膨出して、見栄えの悪化を招くのみならず、接合フランジ部に対するウエザストリップの装着性、組付け性が悪化するので望ましくはない。
この構成によれば、特に、ドア開口縁11が複数のパネル部材から構成され、シールリップ部によるシール性が厳しいリフトゲート2において、そのシール機能のバックアップを良好に行なうことができ、また上述の排水凹部32をリヤバンパ7で覆うので、排水凹部形成部位の見栄えに対する悪影響もなくなる。
この構成によれば、ドア開口1の下方領域の左右に上記凹凸形状部30,30を設けたので、左右両側で確実に雨水(侵入水)を排除することができる。
この発明のドアは、実施例のリフトゲート2に対応するも
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく、トランクリッドやサイドドアであってもよい。
2…リフトゲート(ドア)
11…ドア開口縁
15…インナパネル
16,18…接合フランジ部
17…アウタパネル
19…ウエザストリップ
19a,19b,19c,19d…内向きシールリップ部
19e…主シール部
20…リヤエンドパネル
30…凹凸形状部
31…水抜き空間
32…排水凹部
Claims (3)
- 車体におけるドア開口縁を形成するインナパネルとアウタパネルとの接合フランジ部に、ウエザストリップの内向きシールリップ部を嵌め、
ドア開口を覆うドアの内面に該ウエザストリップの主シール部を圧接する
車両のドア開口部構造であって、
上記アウタパネルの接合フランジ部におけるドア開口の下方領域に、該接合フランジ部沿い方向の外側から内側に向かってインナパネル側に一旦窪んだ後にアウタパネル側に突出する凹凸形状部を形成し、
上記ウエザストリップの内向きシールリップ部が該凹凸形状部の外側を横断して配設され、
上記内向きシールリップ部と凹凸形状部との間に水抜き空間が形成された
車両のドア開口部構造。 - 上記ドアがリフトゲートであり、
上記アウタパネルがリヤエンドパネルであり、
該リヤエンドパネルには、上記凹凸形状部に連なる排水凹部が形成され、
該排水凹部がリヤバンパの上縁部で覆われた
請求項1記載の車両のドア開口部構造。 - 上記凹凸形状部がドア開口の下方領域の左右にそれぞれ設けられた
請求項2記載の車両のドア開口部構造。
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