JP2012157456A - 遊技機、及び遊技情報管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】始動入賞信号と単位遊技信号とにより特定される遊技機の保留状態に対応する保留情報が管理対象となる場合に、より正確に管理出来る遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機は、図柄変動が確定したときに保留数が上限値であれば始動入賞信号を出力中であるかを判定し、始動入賞信号が遅延出力されている場合には図柄変動信号を遅延出力する。より具体的には、遅延されている始動入賞信号の出力状況を監視し、その信号出力が終了するまで図柄変動信号の出力の開始を遅延させ、遅延されている始動入賞信号の出力が終了した時点で、遅延させていた図柄変動信号を出力する。これにより、図柄変動信号は、図5(D)に示すように、I6の始動入賞に対応するSS6の始動入賞信号の出力が終了するまで遅延された後、HS1として遅延出力される。
【選択図】図5

Description

本発明は、始動入賞を特定可能な始動入賞信号及び単位遊技の実行を特定可能な単位遊技信号を出力する遊技機、及びその遊技機を管理対象とする遊技情報管理装置に関する。
パチンコ遊技機(以下、遊技機と称する)の遊技情報を管理する場合、図柄変動等の単位遊技の保留状態を管理すれば、例えば保留数が無い状態即ち単位遊技を行っていない期間や保留数毎の単位遊技時間等を管理出来、遊技者の不快度や遊技機の遊技傾向等を把握出来、有意である。そのため、例えば特許文献1には、始動口に入賞(始動入賞)したことを示す始動入賞パルス(始動入賞信号)と、単位遊技が行われたことを示す変動開始パルス(単位遊技信号)とを利用して保留状態を管理することが提案されている。
ここで、始動入賞信号をパルス信号としてオン/オフの状態変移により信号出力すると、始動入賞が連続(連続始動入賞)し、更にその連続始動入賞間の期間が極めて短い場合、2回の信号出力が重複して1回の長い信号出力となる虞がある。そのため、従来構成の遊技機では2回目の信号出力を遅らせる遅延処理が行われている。
特開2002−253819号公報
しかしながら、上述の遅延処理が行われた場合、始動入賞信号と単位遊技信号とが独立して出力されること、及び保留数に上限があることを考慮すると、上記した特許文献1のように保留数を管理するとき、以下のような問題点が発生し得る。
即ち、保留数の上限値(保留上限値)を例えば4個として、保留数3個の状態から短時間に2回連続して入賞し、その後に単位遊技が行われた場合、遅延処理によって2回目の始動入賞信号の出力が遅延され、その遅延された2個目の始動入賞信号が出力される前に単位遊技に対応した単位遊技信号が出力される状態、換言すると、始動入賞及び単位遊技の実行の実際の発生順序と信号出力順序とが入替わる状態が起こり得る。この場合、実際には2回目の始動入賞によって保留数が上限以上となり所謂オーバーフローしているにも関わらず、信号出力順序のみを参照すると、単位遊技により保留が消化された後に始動入賞が発生してオーバーフローが無いと判定されることになる。つまり、正確に保留数を把握出来ない虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、始動入賞信号と単位遊技信号とにより特定される遊技機の保留状態に対応する保留情報が管理対象となる場合に、より正確に管理出来る遊技機を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、上記した遊技機を管理対象とし、その保留情報を正確に管理する遊技情報管理装置を提供することにある。
請求項1に記載した発明は、始動入賞したことを検知する始動入賞検知手段と、前記始動入賞検知手段による始動入賞の検知を条件として大当たりを発生させるための単位遊技を実行する単位遊技実行手段と、前記単位遊技の実行中に始動入賞した場合、その始動入賞に対応する前記単位遊技を予め設定された保留上限値まで保留し、当該実行中の前記単位遊技の終了に応じて保留している前記単位遊技を順次実行させる保留手段と、前記単位遊技の実行を特定する単位遊技特定手段と、前記始動入賞検知手段による始動入賞の検知に応じて始動入賞したことを特定可能な始動入賞信号を出力する第1出力処理を実行する第1出力手段と、前記単位遊技特定手段による前記単位遊技の実行特定に応じて前記単位遊技の実行を特定可能な単位遊技信号を出力する第2出力処理を実行する第2出力手段と、前記始動入賞検知手段による始動入賞の検知毎に、その検知間隔を特定し、その特定した検知間隔が予め設定された設定期間未満である場合に、その始動入賞を連続始動入賞として特定する連続入賞特定手段と、前記連続入賞特定手段により連続始動入賞が特定された場合に、その連続始動入賞として特定された始動入賞を特定可能な前記始動入賞信号の第1出力処理を遅延させる第1遅延処理を実行する第1出力遅延手段と、前記単位遊技特定手段により前記単位遊技の実行が特定された場合に、前記第1出力遅延手段による第1遅延処理が実行されているか否かを特定する遅延特定処理を実行する出力遅延特定手段と、前記出力遅延特定手段による遅延特定処理の特定結果に応じて前記第2信号出力手段による第2出力処理を遅延させる第2遅延処理を実行する第2出力遅延手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記第2出力遅延手段は、前記遅延特定処理により前記第1遅延処理の実行が特定された場合に、当該第1遅延処理の対象となる始動入賞信号の第1出力処理状況を監視し、当該始動入賞信号の第1出力処理が開始されたことを条件として前記第2信号出力手段による第2出力処理を実行させることで、前記第2遅延処理を実行することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記第2出力遅延手段は、前記保留手段により保留されている前記単位遊技の保留数が前記保留上限値であることを条件として、前記第2遅延処理を実行することを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記出力遅延特定手段は、前記遅延特定処理として、前記単位遊技特定手段により前記単位遊技の実行が特定された場合に、前記第1出力手段による第1出力処理が実行されているか否かを特定し、前記第2出力遅延手段は、前記遅延特定処理により前記第1出力処理の実行が特定された場合に、当該第1出力処理の対象となる始動入賞信号の第1出力処理状況を監視し、当該始動入賞信号の第1出力処理が終了されたことを条件として前記第2信号出力手段による第2出力処理を実行させる一方、前記第1遅延処理の実行が特定された場合には、当該第1遅延処理の対象となる始動入賞信号の第1出力処理状況を監視し、当該始動入賞信号の第1出力処理が終了されたことを条件として前記第2信号出力手段による第2出力処理を実行させることで、前記第2遅延処理を実行することを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、請求項1から4のいずれかに記載の遊技機の遊技情報を管理対象とした遊技情報管理装置であって、前記始動入賞信号、及び前記単位遊技信号を遊技信号として入力する入力手段と、前記入力手段による遊技信号の入力により始動入賞、及び前記単位遊技の実行を遊技情報として少なくとも特定する遊技情報特定手段と、前記遊技情報特定手段により始動入賞が特定されることによって加算される一方、前記単位遊技の実行が特定されることによって減算される前記単位遊技の保留数を管理する保留数管理手段と、前記保留数管理手段により管理される前記保留数により特定される遊技情報であって、対応する保留数となった回数、対応する保留数となっている状態期間、前記単位遊技の非実行期間、対応する保留数にて前記単位遊技が実行された回数、及び対応する保留数にて実行された前記単位遊技の実行期間の内、少なくとも1つである保留情報を、前記保留数に対応付けて区分けして管理する保留情報管理手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載した遊技機の発明及び請求項5に記載した遊技情報管理装置の発明によれば、始動入賞信号の出力(第1信号出力処理)を遅延させる第1遅延処理が行われたことが特定された場合に、第2出力遅延手段により単位遊技信号を出力する第2信号出力処理を遅延させる第2遅延処理が行われるため、オーバーフローしているにも関わらずオーバーフローしていないと判定されることが無くなり、正確な保留情報を管理し得るようになる。
請求項2に記載した遊技機の発明によれば、遅延特定手段により単位遊技の実行が特定された時に第1遅延処理中であった始動入賞信号の第1出力処理が開始されたことを条件として単位遊技信号を出力する第2出力処理を実行するので、始動入賞のタイミングに関わらず、適切且つ正確に単位遊技信号の信号出力を遅延することができる。
請求項3に記載した遊技機の発明によれば、保留手段により保留されている単位遊技の保留数が保留上限値であることを条件として第2遅延処理を実行する。従来の始動入賞信号の遅延処理が行われた場合、管理される保留数に誤差が生じるのは、保留数が保留上限値となりオーバーフローが生じ得る状態になる場合だけである。そのため、第2遅延処理を保留数が保留上限値であることを条件として実行することにより、無闇に信号出力態様を変更する必要が無くなる。
請求項4に記載した遊技機の発明によれば、始動入賞信号を出力する第1出力処理が終了したことを条件として、単位遊技信号を出力する第2出力処理を実行するので、信号出力のタイムラグが生じた場合や、信号入力の取り込み精度低い遊技情報管理装置により保留情報を管理する場合であっても、正確に保留情報を管理し得るようになる。
本発明の第1実施形態による遊技機及び管理装置を適用した遊技場用システムの構成を概略的に示す図 管理装置が管理する保留情報を記憶する保留管理記憶領域示す図 従来構成の遊技機における信号出力タイミングチャートで、(A)は始動入賞検知、(B)は図柄変動、(C)は始動入賞信号、(D)は図柄変動信号を示す図 遊技機による信号出力処理を示すフローチャート 遊技機における信号出力タイミングチャートで、(A)は始動入賞検知、(B)は図柄変動、(C)は始動入賞信号、(D)は図柄変動信号を示す図 本発明の第1実施形態の変形例による遊技機の信号出力タイミングチャートその1 本発明の第1実施形態の変形例による遊技機の信号出力タイミングチャートその2 本発明の第2実施形態による管理装置による保留情報更新処理を示すフローチャート 保留情報の活用例1を示す図 保留情報の活用例2を示す図で、(A)は保留状態を対応時間毎に区分けした保留管理記憶領域を示す図、(B)は対応時間毎の割合を示す図
以下、本発明による遊技機及び遊技情報管理装置の複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。尚、説明の簡略化のため、第1実施形態で本発明の遊技機について説明し、第2実施形態で本発明の遊技情報管理装置について説明する。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態による遊技機を図1から図5を参照しながら説明する。
図1は、遊技場用システム1の全体構成の概略を示している。遊技場内には、複数台の遊技機2が設置されており、各遊技機2に対応して貸出機3が設置されている。これら遊技機2及び貸出機3は、2台づつ中継装置4に接続されている。各遊技機2及び貸出機3から出力される後述する遊技信号は、中継装置4によって遊技情報管理装置としての管理装置5等に送信される。管理装置5は、遊技場内の例えば事務所等に設置され、LAN6を介して各中継装置4と接続されており、遊技機2及び貸出機3等から出力される遊技信号に基づいて各種の後述する遊技情報を管理している。図示しないが、遊技場内には例えば数百台の遊技機2が設置されて管理対象となっている。尚、遊技場内には、図示しないスロットマシンや計数装置等も設置されている。
遊技機2(始動入賞検知手段、単位遊技実行手段、保留手段、単位遊技特定手段、第1出力手段、第2出力手段、連続入賞特定手段、第1出力遅延手段、出力遅延特定手段、第2出力遅延手段に相当する)は、所謂パチンコ遊技機であり、パチンコ玉(遊技媒体)を盤面に発射するためのハンドル2a、パチンコ玉を入賞させるための普図入賞口2b、第1始動口2c及び第2始動口2d、パチンコ玉の入賞に応じて表示図柄が変動する表示部2e、大当たり時に開放する大入賞口2f、受皿2g、及び保留数表示部2h等が設けられている。遊技機2は、第1始動口2c或いは第2始動口2dへのパチンコ玉の入賞(始動入賞に相当する)に応じて大当たり抽選を行い、その抽選結果に基づき所謂特別図柄(特図)による図柄変動(単位遊技に相当する)を表示部2eにて実行する。そして、表示部2eに停止表示された図柄が大当たり図柄の場合に大当たりを発生させる。第1始動口2cは入賞率が変動しない所謂ヘソタイプの入賞口である一方、第2始動口2dは普図入賞口2bへの入賞に伴って行われる普図抽選の抽選結果により入賞率が変動する所謂電チュータイプの入賞口である。
遊技機2は、図柄変動中に発生した始動入賞に対応する図柄変動を予め設定された上限値(保留上限値に相当する)まで保留可能である。本実施形態では上限値は4個に設定されており、第1始動口2c及び第2始動口2dへの始動入賞の保留数の合計が4個になるまで図柄変動を保留可能である。保留された図柄変動は、実行中の図柄変動の終了後に順次実行される。
遊技機2の大当たり抽選の当選確率(大当たり確率)は1/300で、その大当たりの内、大当たり後に確変状態(確変)となる大当たりの割合は66.6%(2/3)である。この確変は、次回の大当たりが発生するまで継続するため、大当たりが発生した後に通常状態(通常)となる通常大当たりが発生するまで継続する。遊技機2は、大当たりが発生すると、対応するラウンド数(R)に応じた回数分だけ大入賞口2fを開放する。本実施形態の場合、1Rで大入賞口2fにパチンコ玉が入賞する上限入賞数は8個で、大入賞口2fの上限開放時間は30秒であり、上限入賞数又は上限開放時間のいずれかが満たされた場合(大当たり終了条件が成立した場合)に1Rを終了する。また、大当たりに対応するRは5Rと16Rとが設けられており、その振り分け割合は5Rが25%(1/4)で、16Rが75%(3/4)である。遊技機2は、確変中には大当たり確率が1/30に向上すると共に、第2始動口2dへの入賞率が向上する時短状態(時短)になる。尚、確変は次の大当たりが発生するまで継続し、通常大当たりが発生した場合に終了する。また、通常大当たりが発生した場合には、通常状態から発生した大当たりも含め、大当たりの終了後に100回の図柄変動を行うまで時短となり、その後、通常状態へと戻る。また、時短状態が終了した場合にも通常状態に戻る。
遊技機2は、図示しない制御手段を備えており、上記した第1始動口2c及び第2始動口2dへの始動入賞の検知、図柄変動等の単位遊技の実行の特定、保留数の加算及び減算による保留情報の管理等を行っている。また、遊技機2、又は遊技機2の周辺機器は、図示しない信号出力手段を備えており、遊技者による遊技の進行に伴って以下に示すような遊技信号を信号出力手段から信号出力する。
アウト信号=使用玉を回収するアウトBOX(図示せず)から出力される使用媒体数(アウト)を特定可能な信号(「大当たり時間情報を特定可能な遊技信号」に相当する)。回収玉(使用玉、打込玉)10玉に対して1パルス出力されるため、アウト信号数×10を使用媒体数(アウト)として特定する。尚、遊技機2から直接出力される信号でも良い。
セーフ信号=遊技機2から出力される払出媒体数(セーフ)を特定可能な信号。払出玉数10玉に対して1パルス出力されるため、セーフ信号×10を払出媒体数(セーフ)として特定する。尚、補給装置(図示せず)から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。
始動入賞信号=遊技機2から出力される各始動口への入賞(始動入賞)を特定可能な信号。第1始動口2c又は第2始動口2dへの入賞1回につき1パルス出力されるので、始動入賞信号の入力に応じて始動入賞したことを特定する。
図柄変動信号=第1始動口2c或いは第2始動口2dへの始動入賞により変動(作動)を開始する図柄変動(役物作動、単位遊技)を特定可能な信号。単位遊技信号に相当する。図柄確定時(図柄変動が終了して図柄が確定した時)にパルス出力されるので、図柄変動信号の入力に応じて図柄変動の実行を特定する。
大当たり信号=遊技機2から出力される大当たりを特定可能な信号。大当たり中にレベル出力される状態信号であるため、大当たり信号受信中を大当たり中として特定する。
時短信号=遊技機2から出力される特別状態(甘中)を特定可能な信号。第2始動口2dへの入賞率が向上する特別状態中(時短中)にレベル出力される状態信号なので、時短状態信号受信中を特別状態として特定する。尚、大当たり確率が向上する確変中であるか否かに関わらず時短状態であれば出力されるが、区分けして出力するようにしても良い。また、大当たり信号と時短信号のいずれも受信していない期間を通常状態として特定する。
貸出機3は、遊技情報等を表示するタッチパネル式の液晶表示部3a、パチンコ玉が払出される玉払出口3b、貨幣投入口3c等から構成されている。遊技者が貨幣投入口3cに貨幣を投入すると、投入した貨幣に応じた数のパチンコ玉が玉払出口3bから遊技機2の受皿2gに払出される。液晶表示部3aには、遊技機2の遊技データや遊技者個人の遊技データ等が表示される。貸出機3からは、例えば以下のような遊技信号が出力される。
売上信号=遊技者に対する貸出玉25玉毎に1パルス出力されるため、売上信号×25を貸出玉として特定し、その貸出玉に貸出単価(例えば4円)を乗じた値を売上額として特定する。
管理装置5(遊技情報管理装置、入力手段、遊技情報特定手段、保留数管理手段、保留情報管理手段に相当する)は、図示しないCPUからなる制御部、図示しないROMやRAM或いはHDD等からなる記憶部、及び上記した遊技信号や遊技情報等の送受信を行う図示しない入出力部を備えたコンピュータで構成されている。管理装置5は、記憶部に記憶されている制御プログラムに従って作動し、入力部に入力される遊技機2側の機器からの遊技信号により特定される遊技情報を集計及び管理する。管理装置5には、例えばモニタ7やプリンタ(図示せず)等の出力手段が接続されている。このような管理装置5が集計及び管理する遊技情報は、例えば稼動情報や出玉率、売上等の周知のものである。
また、管理装置5は、図2に示すように、本発明に関連して保留情報を保留管理記憶領域に記憶している。尚、管理装置5による保留情報の管理については、後述する第2実施形態の保留情報更新処理(図6参照)において詳細に説明する。保留情報の各項目の意味は、以下の通りである。
状態=対応する保留状態(保留数)を示す。保留−1は図柄変動を行っていない無変動状態(遊技が実行されていない状態)、保留0〜4は図柄変動を行っている変動状態に対応し、各々対応する数値の保留数である状態期間に対応する。即ち、保留0は保留数が0の状態、保留1は保留数が1の状態、保留2は保留数が2の状態、保留3は保留数が3の状態、保留4は保留数が4の状態に対応する。また、OFは保留数が上限値で有る状態での始動入賞、即ち、図柄変動に結び付かなかった始動入賞である所謂オーバーフローに対応する。
回数=各状態に対応付けられた対応する保留数となった回数を示す。例えば、保留−1(無変動状態)になった回数は64回で、保留0となった回数は246回であること等が示されている。「対応する保留数となった回数」に相当する。
累計時間=対応する保留数となっている状態期間の合計期間(秒単位)。例えば、保留1であれば保留数が1の状態に682回なり、その状態期間の合計が21824秒であることを示す。「対応する保留数となっている状態期間」に相当する。尚、無変動状態に対応する保留−1では稼動状態で有る期間のみが対象となる。また、保留−1の累計時間は「単位遊技の非実行期間」に相当する。
次に上記した構成の遊技機2の作用について説明する。
まず、図3に示す信号タイミングチャートを参照して、従来構成の遊技機(以下、従来遊技機と称する)による遊技信号の出力のタイミングについて説明する。従来遊技機は、前述のように、始動入賞信号の遅延処理を行っている。例えば、図3(A)に示すように、I1〜I6の合計6回の始動入賞(図3では単に「入賞」と示す)を検知した場合を想定する。また、I1〜I6の始動入賞は、図3(B)に示すようにI1の始動入賞に対応する図柄変動の実行中(変動中)に発生しているものとする。この場合、従来遊技機は、図3(C)に示すようなタイミングで始動入賞信号(SS1〜SS6)を出力する。尚、I1の始動入賞に対応する始動入賞信号がSS1であり、他の信号についても同様である。
従来遊技機は、図3(A)に示すようにI5の始動入賞とI6の始動入賞とが比較的短い期間(例えば始動入賞信号のパルス幅よりも短い期間。設定期間に相当する)で連続して発生した場合、I5の始動入賞とI6の始動入賞とを連続始動入賞として特定する。そして、連続始動入賞として特定されたI6の始動入賞を特定可能なSS6の始動入賞信号を、本来の始動入賞のタイミング(図3(C)に破線して示すタイミング)から、所定期間だけ遅延させたタイミングで出力する。つまり、従来遊技機は、連続始動入賞を特定した場合、I6の始動入賞に対応する始動入賞信号を遅延させて出力する遅延処理を実行している。
一方、遊技信号に基づいて保留数等の保留状態を管理している管理装置5等は、図3(C)及び(D)に示すように保留数(保=X)を判定する。尚、図3(C)及び(D)においては、「保=0」は保留数が0と判定している状態、「保=1」は保留数が1と判定している状態、「保=2」は保留数が2と判定している状態、「保=3」は保留数が3と判定している状態、「保=4」は保留数が4と判定している状態であることを示している。また、「実=3」は、後述するように実際の保留数が3である状態を示している。
この図3(C)及び(D)の場合、管理装置5は、I1の始動入賞に対応するSS1の始動入賞信号が入力されたときに保留数が0(保=0)であると判定した後、始動入賞信号が入力される毎に保留数を加算し、I5の始動入賞に対応するSS5の始動入賞信号が入力されたときに保留数が4(保=4)であると判定している。
さて、従来遊技機の場合、図柄変動信号と始動入賞信号とはそれぞれ独立して出力される構成となっている。この場合、図3(D)に示すように、HS1の図柄変動信号は、始動入賞信号の出力タイミングとは無関係に、I1に対応する図柄変動の終了時に出力される。その結果、HS1の図柄変動信号は、SS5の始動入賞信号が出力された後、且つ、遅延処理により遅延されているSS6の始動入賞信号が出力される前に出力される状態が発生し得る。換言すると、実際の始動入賞の発生順と信号出力順とが相違する可能性がある。そして、このような状態では、管理装置5は、HS1の図柄変動信号が入力されたときに保留数を減算して保留数が3(保=3)であると判定し、その後、I6の始動入賞に対応するSS6の始動入賞信号が入力されときに保留数を加算して保留数が4(保=4)であると判定してしまう。
しかし、実際の従来遊技機では、I5の始動入賞が発生した時点で保留数が上限値の4個となっていることから、I6の始動入賞が発生した時点でオーバーフローが発生している。つまり、I6の始動入賞は保留数の加算対象とはならない始動入賞であり、SS6の始動入賞信号が入力された時点における実際の保留数は3(実=3)である。ところが、遅延処理によってHS1の図柄変動信号よりも後のタイミングでI6の始動入賞信号が出力されていることから、管理装置5は、I6の始動入賞信号を加算対象と判定してしまっている。つまり、従来遊技機の場合、遅延処理によって始動入賞信号の出力と図柄変動信号の出力とが実際とは異なる順序で行われる可能性があり、その結果、管理装置5において、遊技信号に基づいて判定した保留数(保=X)と実際の保留数(実=Y)とが相違する事態が発生し得る。
そこで、本実施形態の遊技機2は、図4に示す信号出力処理を実行することにより、始動入賞信号と図柄変動信号とを実際の発生順に合わせて出力している。
遊技機2は、図4に示す信号出力処理において、始動入賞が有るか即ち始動入賞を検知したか(A1)、図柄変動信号が確定(終了)したか(A8)を判定しており、いずれも検知又は確定していない場合には(A1:NO、A8:NO)、リターンする。これに対して、始動入賞を検知した場合には(A1:YES)、始動入賞信号を出力中であるかを判定し(A2)、例えば遊技者が遊技を開始して最初に始動入賞した場合等のように始動入賞信号の出力中でない場合には(A2:NO)、始動入賞信号を出力する(A3)。この始動入賞信号の出力処理が、第1出力処理に相当する。続いて、図柄変動中かを判定し(A5)、図柄変動中でない場合には(A5:NO)、図柄変動を開始する(A16)。この状態で新たな始動入賞が発生することなく(A1:NO)、ステップA16で開始した図柄変動が確定した場合には(A8:YES)、保留数が上限値であるかを判定し(A9)、今回は保留数が0であり上限値ではないことから(A9:NO)、図柄変動信号を出力する(A13)。この図柄変動信号の出力が、第2出力処理に相当する。続いて、保留数が0であることから(A14:NO)、リターンする。このように、遊技機2は、始動入賞に応じて始動入賞信号を出力すると共に、図柄変動の確定に応じて図柄変動信号を出力する処理を行っている。
一方、遊技機2は、始動入賞が有った場合において(A1:YES)、前の始動入賞に基づく始動入賞信号を出力中の場合には(A2:YES)、始動入賞信号を遅延出力する(A4。第1出力遅延処理に相当する)。この始動入賞信号の遅延出力処理は、より具体的には、始動入賞信号の出力を所定の期間後に開始するように指令を出す処理である。この状況は、例えば比較的短時間(設定期間未満に相当する)に連続して始動入賞した場合等、1回目の始動入賞に対応する始動入賞に伴う始動入賞信号が出力されている間に2回目の始動入賞が発生したときに起こり得る。この場合、遊技機2は、1回目の始動入賞に基づく始動入賞信号の出力が終了するまで、2回目の始動入賞即ち始動入賞の検知間隔が設定期間未満で検知した始動入賞を特定可能な始動入賞信号の出力を遅延させる処理である第1遅延処理を実行する。続いて、遊技機2は、1回目の始動入賞に伴う図柄変動中であれば(A5:YES)、保留数が上限であるかを判定し(A6)、保留数が上限値で無ければ(A6:NO))、保留数を加算する(A7)。この場合、上記したように2個の連続始動入賞があった場合には、保留数は1になっている。
遊技機2は、この状態で1回目の始動入賞に対応する図柄変動が確定した場合には(A8:YES)、保留数は上限値ではないので(A9:NO)、1回目の始動入賞に対応する図柄変動信号を出力し(A13)、保留数が1であることから(A14:YES)、保留数を減算した後(A15)、2回目の始動入賞に対応する図柄変動を開始する(A16)。尚、ステップA5において1回目の始動入賞に基づく図柄変動中でない場合には(A5:NO)、2回目の図柄変動を開始する(A16)。或いは、ステップA5において1回目の始動入賞に基づく図柄変動中の場合であっても(A5:YES)、保留数が上限値であれば(A6:YES)、オーバーフローが発生したとして、保留数を加算することなくリターンする。
このように、遊技機2は、従来遊技機と同様に、始動入賞を検知した場合や図柄変動中であっても保留数が上限値でない場合等では、始動入賞信号の出力や遅延処理、図柄変動信号の出力、保留数の加算、及びオーバーフローの判定等を行っている。
さて、上記した遊技信号に基づいて判定した保留数(保=X)と実際の保留数(実=Y)とが相違する状態が起こり得るのは、保留数が上限値になる始動入賞(図3のI5)とその次の始動入賞(図3のI6)とが連続して発生した場合である。換言すると、保留数が上限値でない場合には、保留数を加算するだけで、たとえ始動入賞信号の出力と図柄変動信号の出力との出力順が入れ替わったとしても遊技信号に基づいて判定した保留数と実際の保留数とは一致することになる。
そこで、遊技機2は、以下に説明するように、保留数が上限値となっているかを条件として、図柄変動信号の出力を遅延させる処理を実行する。
ここで、図5に示すタイミングで始動入賞が発生した場合を想定する。また、図5の(A)〜(D)のタイミングチャートが示す情報は図3と実質的に同一であるので、詳細な説明を省略する。また、以下の説明は、I5の始動入賞に対応するSS5の始動入賞信号を出力した後、且つ、SS6の始動入賞信号を出力する前の時点からの説明である。尚、説明の簡略化のために、図5のタイミングチャートにおいてI6の始動入賞後には新たな始動入賞が発生していないものとする。
遊技機2は、図5のI6の始動入賞を検知した場合(A1:YES)、I5の始動入賞に対応するSS5の始動入賞信号を出力中であることから(A2:YES)、I6の始動入賞に対応するSS6始動入賞信号の出力を遅延させる(A4)。この場合、図5(C)に示すように、I6の始動入賞に対応するSS5の始動入賞信号の出力が終了してから所定の期間後にI6の始動入賞信号に対応するSS6の始動入賞信号が出力されることになる。続いて、遊技機2は、I1の始動入賞に対応する図柄変動中であり(A5:YES)、保留数が上限値であることから(A6:YES)、オーバーフロー(OF)が発生したとしてリターンする。
遊技機2は、この状態で図5に示すようにSS5の始動入賞信号とSS6の始動入賞信号と間でI1の始動入賞に対応する図柄変動が確定すると(A8:YES)、保留数が上限値であることから(A9:YES)、始動入賞信号を出力中であるかを判定する(A10)。今回は始動入賞信号の出力中ではないので(A10:NO)、続いて始動入賞信号出力が遅延中であるかを判定する(A11)。この場合、図柄変動確定時には上記したようにI6の始動入賞に対応する始動入賞信号の出力が遅延されていることから(A11:YES)、図柄変動信号の遅延出力処理を行う(A12)。つまり、遊技機2は、SS6の始動入賞信号の遅延処理(第1遅延処理)が実行されていることを特定した場合には、その信号出力が開始されるまで図柄変動信号の出力を遅延させる(第2遅延処理に相当する)。この図柄変動信号の遅延出力処理は、より具体的には、図柄変動信号の出力を所定の期間後に開始するように指令を出す処理である。これにより、I1の始動入賞に対応する図柄変動が確定した場合であっても、図柄変動信号は、図5(D)に示すように、I6の始動入賞に対応するSS6の始動入賞信号の出力が開始される以降まで遅延された後、HS1として出力される。このように、遊技機2では、第1遅延処理が実行されているか否かの特定結果に応じて、遅延されている始動入賞信号の出力が開始されたことを条件として図柄変動信号の出力が開始される。
続いて、遊技機2は、保留数が上限値であることから(A14:YES)、保留数を減算した後(A15)、次の図柄変動(I2の始動入賞に対応する図柄変動)を開始する(A16)。即ち、遊技機2は、図柄変動が確定された時に第1遅延処理中であった始動入賞信号の第1出力処理が開始されたことを条件として、図柄変動信号(単位遊技信号)を出力する第2出力処理を実行している。これにより、図5(D)に示すように、管理装置5における遊技信号に基づいて判定された保留数(保=X)と、遊技機2における実際の保留数(実=Y)とが一致する。尚、遅延されている始動入賞信号の出力が開始された後ではなく、始動入賞信号の出力が終了した後に図柄変動信号の出力を開始するようにしても良い。
また、遊技機2は、ステップA10において始動入賞信号を出力中である場合にも(A10:YES)、図柄変動信号を遅延出力する(A12)。即ち、遊技機2は、始動入賞信号の出力状況を監視し、始動入賞信号を出力する第1出力処理が終了したことを条件として、図柄変動信号を出力する第2出力処理を実行している。これにより、信号出力のタイムラグが生じる場合や信号入力の取り込み精度低い遊技情報管理装置であっても、正確に遊技信号を判定可能となる。尚、ステップA11において始動信号の遅延処理がなされていない場合には(A11:NO)、ステップA13に移行して通常の図柄変動信号の出力処理を実行する。
このように、遊技機2は、始動入賞信号と図柄変動信号とを遅延出力することにより、始動入賞の発生順と遊技信号の発生順とを一致させている。
以上説明した本実施形態の遊技機2によれば次のような効果を奏する。
始動入賞信号の出力(第1信号出力処理)を遅延させる第1遅延処理が行われた場合、図柄変動信号を遅延出力しているので、実際にはオーバーフローしているにも関わらず管理装置5においてオーバーフローしていないと判定されることが無くなる。これにより、遊技機2から出力される遊技情報に基づいて保留数を管理する場合において、正確な保留情報を管理することが出来る。
図柄変動が確定(終了)したときに始動入賞信号の遅延処理が行われている場合には、当該遅延処理が行われている始動入賞信号の出力が開始されたことを条件として図柄変動信号を遅延出力するので、始動入賞のタイミングに関わらず、適切且つ正確に図柄変動信号を遅延することが出来る。尚、当然ではあるが、いずれの遅延処理も図柄変動の開始等、実際の遊技に影響を及ぼすことはない。
図柄変動信号の遅延出力は保留数が上限値であることを条件として行われるので、オーバーフローが生じ得る状態即ち保留数が保留上限値となった場合に適切に遅延処理を実行することが出来る。また、これにより、無闇に信号出力態様を変更する必要が無くなる。
始動入賞信号の出力が終了したことを条件として図柄変動信号を出力するので、信号出力のタイムラグが生じた場合や、管理装置5において信号入力の取り込み精度が低い場合であっても、保留数の不一致が発生することなく、正確に保留情報を管理することが出来る。尚、上述したように、始動入賞信号を出力する第1出力処理が終了したことを条件として図柄変動信号を出力する第2出力処理を実行すれば、信号出力のタイムラグが生じたときや信号入力の取り込み精度低い管理装置により保留情報を管理する場合であっても、正確に保留情報を管理し得るようになる。
(第1実施形態の変形例)
第1実施形態の変形例は、始動入賞のタイミングが第1実施形態と異なっている。つまり、第一実施形態の変形例は、第一実地形態の応用例を示している。尚、遊技機2の構成及び処理については第1実施形態と同一であるので、詳細な説明は省略する。
例えば図6(A)に示すようなタイミングで始動入賞が発生した場合、第1実施形態で説明した従来遊技機は、図6(B)のようなタイミングで遊技信号を出力してしまう。その場合、上記したように保留情報の不一致が発生する虞がある。しかし、本実施形態の遊技機2では、図4の信号出力処理を実行することにより、図6(A)のI6及びI7に対応する始動入賞信号の遅延処理が行われている場合には、図6(C)に示すようにI7に対応する始動入賞信号の出力が終了するまでHS1の図柄変動信号の出力が遅延されるため、始動入賞の発生順と信号の出力順とが一致する。従って、管理装置5において、HS1の図柄変動信号が入力されたときに、遊技信号に基づいて判定した保留数(保=3)と実際の保留数(実=3)とが一致し、正確な保留情報を管理することが出来る。
また、例えば図7(A)に示すタイミングで始動入賞が発生した場合、従来遊技機では図7(B)のようなタイミングで遊技信号が出力される。その場合、上記したように保留情報の不一致が発生する虞がある。しかし、遊技機2では、図7(C)に示すように、図柄変動確定時に遅延処理されている始動入賞信号即ちI6に対応する始動入賞信号の出力が終了した時点で、HS1の図柄変動信号が出力される。そして、HS1の図柄変動信号の出力開始後にI7に対応する始動入賞信号の出力を開始している。このように、事象の発生順と信号の出力順とを一致させることにより、管理装置5において遊技信号に基づいて判定した保留数(保=4)と実際の保留数(実=4)とが一致し、保留数の不一致が発生することが無く、正確な保留情報を管理することが出来る。
このように、遊技機2は、様々な態様で発生する始動入賞に対しても適切に遅延処理を行うことができ、保留情報を適切に管理することが出来る。
(第2実施形態)
以下、第2の実施形態による管理装置について図8から図10を参照して説明する。尚、遊技機及び管理装置の構成は第1実施形態と同一であるため、図1から図5をも参照し、詳細な説明は省略する。
管理装置5は、上記したように、遊技機2から出力される遊技信号に基づいて保留数を管理し、その管理する保留数により特定される保留情報を図2に示す通り集計及び記憶している。具体的には、管理装置5は、図8に示す保留情報更新処理により、保留情報を集計及び記憶している。このとき、遊技機2からは、遊技者による遊技の進行に伴って、第1実施形態で説明したように遅延処理された遊技信号が出力されている。
管理装置5は、始動入賞信号が入力されたか(B1)、図柄変動信号が入力されたか(B6)、累計時間の加算計時中であるか(B12)、稼動となったか(B13)を判定している。この場合、遊技機2が稼動状態にない状態(非稼動状態)であれば、いずれもないため(B1:NO、B6:NO、B12:NO、B13:NO)、リターンする。尚、本実施形態では、アウト信号が入力されると始動する稼動タイマ(60秒に設定)の作動期間中を稼動中と判定している。
さて、遊技者が遊技を開始すると、パチンコ玉の打ち込みに伴って遊技機2側からアウト信号が出力される。このとき、管理装置5は、アウト信号が入力されたことから遊技機2が稼動中となったと判定し(B13:YES)、管理している現保留数(保留−1)の回数の加算及び累計時間の加算計時を開始する(B14)。この状態で遊技者による遊技が継続されて始動入賞が発生すると、遊技機2は始動入賞信号を出力する。この場合、管理装置5は、始動入賞信号が入力されることから(B1:YES)、保留数が上限値であるかを判定し(B2)、現保留数は−1であるので(B2:NO)、累計時間(保留−1の累計時間)の計時加算を終了し(B3)、保留数を加算した後(B4)、現保留数(保留数=0)になった回数の加算及び累計時間の加算計時を開始する(B5)。つまり、保留数が加算されて0になったことから、図2の「保留0」の回数の加算及び累計時間の計時加算を開始する。このとき、遊技機2は、発生した始動入賞に対応する図柄変動を開始している。
管理装置5は、この状態(保留数=0)で新たな始動入賞が発生することなく図柄変動信号が入力されると(B6:YES)、保留0に対応する累計時間の計時加算を終了し(B7)、保留数を減算する(B8)。この場合、保留数は、0から減算されて−1になる。続いて、保留数が−1であることから(B9:YES)、非稼動中かを判定し(B10)、非稼動中であれば(B10:NO)、そのままリターンする。一方、非稼動中でなければ(B10:NO)、遊技者による遊技は継続されていると判断して、現保留数(保留−1)の回数の加算及び累計時間の加算計時を開始する(B14)。
これに対して、管理装置5は、例えば図5等に示すように図柄変動が確定する前に複数の始動入賞が連続した場合には(B1:YES)、保留数が上限値になるまで(B2:NO)、保留数の加算や非稼動状態となったかの判定等の処理(B3以降の処理)を繰り返し実行する。そして、図5に示すようなI6の始動入賞に対応するSS6の始動入賞信号が入力され(B1:YES)、保留数が上限になると(B2:YES)、オーバーフローが発生したとして保留情報の「OF」の回数を加算する(B11)。この状態で図5に示すようにHS1の図柄変動信号が入力されると(B1:NO、B6:YES)、保留数が4(保留4)に対応する累計時間の計時加算を終了し(B7)、保留数を減算して3とし(B8)、保留数が3であることから(B9:NO)、現保留数(保留3)の回数の加算及び累計時間の加算計時を開始する(B14)。
その後、I6の始動入賞後に新たな始動入賞が発生していない場合には、遊技機2からはオーバーフロー(I6に対応)を除いたI2からI5の始動入賞に対応する図柄変動信号(図示は省略するが、HS2からHS5に対応する)が入力されることになる。この場合、管理装置5は、HS2からHS4の図柄変動信号に対しては、各図柄変動信号が入力されたときに(B6:YES)、上記したようなステップB7以降の処理(B7、B8、B9:YES、B10:NO、B14)を繰り返す。そして、I5の始動入賞に対応するHS5の図柄変動信号が入力された場合には(B6:YES)、累計時間の計時加算を終了し(B7)、保留数を減算した後(B8)、保留数が−1になったことから(B9:YES)、非稼動中であるかを判定する(B10)。この場合、遊技機2が稼動中であれば(B10:YES)、現保留数(保留−1)の回数の加算及び累計時間の加算計時を開始する(B14)。一方、遊技機2が非稼動であれば(B10:YES)、リターンする。
さて、I6の始動入賞以降に新たな始動入賞が発生しなかった場合、即ち、始動入賞信号及び図柄変動信号の入力がない場合(B1:NO、B2:NO)、HS5の図柄変動信号が入力されたときに開始された加算計時が継続しており(B12:YES)、保留数が−1であることから(B15:YES)、非稼動となったかを判定する(B16)。この場合、遊技者が遊技を継続している状態(前者)、或いは、遊技者が遊技を止めた状態(後者)が考えられる。前者の場合には、アウト信号は出力されることから稼動中であるため(B16:NO)、そのままリターンする。一方、後者の場合、アウト信号が入力されなくなるため、稼動タイマがタイムアップした時点で非稼動と判定されるので(B16:YES)、保留数が−1に対応する累計時間の計時加算を終了する(B17)。尚、HS5の図柄変動信号が入力された時点において遊技機2が非稼動中の場合にも(B10:YES)、同様の処理が行われる。
つまり、管理装置5は、保留数が−1であったとしても、遊技者が遊技しているにも関わらず始動入賞が発生しない状態、換言すると、遊技者が不満を持ちつつ遊技している状況(前者)と、遊技者が不在の状態(後者)とを区分けして管理している。
このように、管理装置5は、各保留数となった状態が発生した回数(「対応する保留数となった回数」に相当する)及び対応する保留数となっている累計時間(「対応する保留数となっている状態期間」に相当する)である保留情報を、図2に示すように、保留数に対応付けて区分けして集計及び記憶することにより管理している。尚、非稼動になったかを判定する際に(B16)、保留数=−1であること(B15:YES)を条件としているのは、図柄変動中に非稼動となっても遊技者は図柄変動を見守っている可能性が高いので、図柄変動中は非稼動になっても累計時間の加算対象とするためである。よって、稼動となった旨の判定(B13)後の処理(B14)は、保留数=−1である場合に限り実行される。
さて、管理装置5は、上記した保留情報更新処理を実行することにより、例えば図2に示す保留情報を集計及び記憶する。そして、それらの保留情報を管理する意義は、前述のように、保留数が無い状態即ち単位遊技を行っていない期間や保留数毎の単位遊技時間等を管理することにより遊技者の不快度や遊技機の遊技傾向等を把握するためである。
そこで、管理装置5は、図2のように集計した保留情報を、遊技場の管理者が遊技傾向等を活用し易いように図9に示すように再集計してモニタ7等へ表示出力或いは図示しないプリンタ等にて印字出力する。この図9では、回数及び累計時間は図2と同じ意味であり、それぞれの保留数に対応して平均時間及び滞在率が算出されている。平均時間及び滞在率の意味は、以下の通りである。
平均時間=状態毎の滞在時間の平均値。累計時間÷回数で算出する。
滞在率=状態毎の稼動時間の割合。各状態の累計時間÷累計時間の合計で算出する。
保留平均=稼動中の保留数の平均値。各状態に対応した保留数×各状態の累計時間の合計÷累計時間の合計で算出する。図9の場合、(0×3376+0×10038+1×22848+2×15600+3×2752+4×800)÷(3376+10038+22848+15600+2752+800)=1.18となる。
この図9からは、例えば、保留−1の場合には、滞在率が6.1%であることから、遊技中に6.1%の期間が無変動状態であり遊技者が不満を持って遊技していることが分かる。また保留1の滞在率が最も高く保留平均も1.18であることから保留1の状態で遊技していることが多い一方、保留4の滞在率が低く、ほとんど保留4(上限)になっていない等、遊技中の保留数の傾向を把握出来るようになる。
以上説明した本実施形態の管理装置5によれば次のような効果を奏する。
管理装置5は、始動入賞信号の出力遅延が行われた場合に図柄変動信号も出力遅延が行われる遊技機2から遊技信号が入力される。そして、その遊技信号に基づいて保留数を判定して保留情報を管理することにより、判定した保留数と実際の保留数とが一致した状態で保留情報を管理することが可能となる。従って、オーバーフローの判定等を正確に行い得るようになり、正確な保留情報を管理することが出来る。
また、管理装置5は、遊技機2から出力される遊技信号に基づいて、保留情報を管理すると共に、集計した保留情報を遊技場の管理者等が状況を把握し易いように再集計して表示或いは印字している。これにより、遊技場の管理者は、遊技状況の把握が容易となり、遊技場の運営に役立てることが出来る。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した各実施形態にて例示したものに限定されることなく、次のように変形又は拡張できる。
各実施形態では、始動入賞信号出力の遅延処理により問題が発生するのは保留数が上限値である状態で図柄変動を行う場合に限るので、保留数が上限値で有る場合に限って図柄変動信号出力の遅延処理を行ったが、始動信号と同様に保留数に関わりなく遅延処理を実行しても良い。
各実施形態では、始動入賞信号の出力中には、遅延処理中の始動入賞信号の出力が開始(又は終了)されることを条件として図柄変動信号出力を行うことで図柄変動信号出力の遅延処理を行ったが、図柄変動信号の出力時に出力中或いは遅延処理中の始動入賞信号が有る場合に、その遅延処理後の出力が行われる時期を遅延処理の開始時点で特定することで図柄変動信号出力を遅延させる等すれば、必ずしも始動入賞信号の出力開始や終了を監視する必要は無い。
上記同様に、図柄変動信号の遅延処理期間に対応した所定期間を長め(例えば3秒)に設定すれば、始動入賞信号の出力開始や終了を監視する必要は無い。
例えば図5等では図柄変動信号の遅延処理を遅延処理の対象となる始動入賞信号の出力終了後に出力するようにしたが、始動入賞信号の出力開始後、即ち始動入賞信号出力中に遅延処理させた図柄変動信号を出力しても勿論良い。
また、始動入賞信号の出力中においても図柄変動信号出力の遅延処理を行ったが、始動入賞信号出力が遅延されている場合に遅延処理を行えば、必ずしも始動入賞信号の出力中に遅延処理を行う必要は無いが、管理装置5にて信号の入力順序の特定精度をより高めるためには信号出力後に出力することが望ましい。
各実施形態では図柄変動確定時に出力される図柄変動信号を例示したが、図柄変動開始時に出力される図柄変動信号を採用しても良い。
保留数の状態を管理すべく図8に示す保留情報更新処理を行ったが、保留状態毎の図柄変動時間を管理すべく更新処理を実行し、その図柄変動回数(対応する保留数にて単位遊技が実行された回数)や、その変動時間(対応する保留数にて実行された単位遊技の実行期間)を管理対象としても良い。また、例えば図10(A)に示すように、保留数毎に対応時間毎の回数を集計しても良い。ここで、対応時間とは、ある保留数から別の保留数に移行するまでに要した時間を意味している。この図10(A)の場合、「0−20」、「20−40」、「40−60」、「60−80」、「80−100」、「100−120」、「120−」の複数(7個)の区分に対応時間が区分けされ、保留数の変動毎にその時間が何れの範囲に属するかにより、その範囲に対応する回数を計数している。例えば保留数が1となってから保留数が0又は2となるまでの時間を計時加算し、その時間が30秒であれば「20−40」の範囲に属するとして、その範囲の回数を1加算するという手順で時間範囲毎の回数を保留状態毎に区分けして計数する。例えば、保留0の場合には、「0−20」の83は、保留数が0になってから0〜20秒の間で保留数が変化した回数(保留数が1又は−1になった回数)が83回であることを示している。この保留情報を図10(B)に示すように回数と対応時間との割合を算出して表示することにより、各保留数における遊技傾向を把握することが出来るようになる。勿論、図10に示す管理を変動時間に対して行っても良い。
第1始動口2c及び第2始動口2dのいずれの始動口への始動入賞を区別することなく保留数の上限値を定めて保留数を管理する遊技機2を例示したが、区別して保留数の上限を各々定めて管理する遊技機に採用しても勿論良い。
また、単位遊技として図柄変動を例示したが、例えば役物の開放動作等、保留可能であり、大当たりを発生させるための役物の動作であればどのような単位遊技に適用しても良い。更に、例えば封入式の遊技機等、例示した遊技機2以外の遊技機に適用しても勿論良い。
例示した全ての遊技情報について遊技信号から直接的、或いは間接的に特定する等どのように特定しても良い。また、各実施形態における数値や項目等は全て例示であり、どのような数値や項目等を採用しても良い。更に、管理装置5が行う情報処理の一部を中継装置4等にて行う構成としても良い。
図9の活用例1及び図10(B)を表示又は印字するようにしたが、図2の保留管理記憶領域示及び図10(A)の保留管理記憶領域も表示或いは印字するようにしても良い。
図面中、2は遊技機(始動入賞検知手段、単位遊技実行手段、保留手段、単位遊技特定手段、第1出力手段、第2出力手段、連続入賞特定手段、第1出力遅延手段、出力遅延特定手段、第2出力遅延手段)、5は管理装置(遊技情報管理装置、入力手段、遊技情報特定手段、保留数管理手段、保留情報管理手段)を示す。

Claims (5)

  1. 始動入賞したことを検知する始動入賞検知手段と、
    前記始動入賞検知手段による始動入賞の検知を条件として大当たりを発生させるための単位遊技を実行する単位遊技実行手段と、
    前記単位遊技の実行中に始動入賞した場合、その始動入賞に対応する前記単位遊技を予め設定された保留上限値まで保留し、当該実行中の前記単位遊技の終了に応じて保留している前記単位遊技を順次実行させる保留手段と、
    前記単位遊技の実行を特定する単位遊技特定手段と、
    前記始動入賞検知手段による始動入賞の検知に応じて始動入賞したことを特定可能な始動入賞信号を出力する第1出力処理を実行する第1出力手段と、
    前記単位遊技特定手段による前記単位遊技の実行特定に応じて前記単位遊技の実行を特定可能な単位遊技信号を出力する第2出力処理を実行する第2出力手段と、
    前記始動入賞検知手段による始動入賞の検知毎に、その検知間隔を特定し、その特定した検知間隔が予め設定された設定期間未満である場合に、その始動入賞を連続始動入賞として特定する連続入賞特定手段と、
    前記連続入賞特定手段により連続始動入賞が特定された場合に、その連続始動入賞として特定された始動入賞を特定可能な前記始動入賞信号の第1出力処理を遅延させる第1遅延処理を実行する第1出力遅延手段と、
    前記単位遊技特定手段により前記単位遊技の実行が特定された場合に、前記第1出力遅延手段による第1遅延処理が実行されているか否かを特定する遅延特定処理を実行する出力遅延特定手段と、
    前記出力遅延特定手段による遅延特定処理の特定結果に応じて前記第2信号出力手段による第2出力処理を遅延させる第2遅延処理を実行する第2出力遅延手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第2出力遅延手段は、前記遅延特定処理により前記第1遅延処理の実行が特定された場合に、当該第1遅延処理の対象となる始動入賞信号の第1出力処理状況を監視し、当該始動入賞信号の第1出力処理が開始されたことを条件として前記第2信号出力手段による第2出力処理を実行させることで、前記第2遅延処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第2出力遅延手段は、前記保留手段により保留されている前記単位遊技の保留数が前記保留上限値であることを条件として、前記第2遅延処理を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記出力遅延特定手段は、前記遅延特定処理として、前記単位遊技特定手段により前記単位遊技の実行が特定された場合に、前記第1出力手段による第1出力処理が実行されているか否かを特定し、
    前記第2出力遅延手段は、前記遅延特定処理により前記第1出力処理の実行が特定された場合に、当該第1出力処理の対象となる始動入賞信号の第1出力処理状況を監視し、当該始動入賞信号の第1出力処理が終了されたことを条件として前記第2信号出力手段による第2出力処理を実行させる一方、前記第1遅延処理の実行が特定された場合には、当該第1遅延処理の対象となる始動入賞信号の第1出力処理状況を監視し、当該始動入賞信号の第1出力処理が終了されたことを条件として前記第2信号出力手段による第2出力処理を実行させることで、前記第2遅延処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の遊技機の遊技情報を管理対象とした遊技情報管理装置であって、
    前記始動入賞信号、及び前記単位遊技信号を遊技信号として入力する入力手段と、
    前記入力手段による遊技信号の入力により始動入賞、及び前記単位遊技の実行を遊技情報として少なくとも特定する遊技情報特定手段と、
    前記遊技情報特定手段により始動入賞が特定されることによって加算される一方、前記単位遊技の実行が特定されることによって減算される前記単位遊技の保留数を管理する保留数管理手段と、
    前記保留数管理手段により管理される前記保留数により特定される遊技情報であって、対応する保留数となった回数、対応する保留数となっている状態期間、前記単位遊技の非実行期間、対応する保留数にて前記単位遊技が実行された回数、及び対応する保留数にて実行された前記単位遊技の実行期間の内、少なくとも1つである保留情報を、前記保留数に対応付けて区分けして管理する保留情報管理手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技情報管理装置。
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