JP2012154710A - テストプラグ用測定治具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】テストプラグ用測定治具は盤外用測定治具10と盤内用測定治具20とを具備する。盤外用測定治具10には、R相、W相、B相およびN相盤外側接触端子12R,12W,12B,12NとR相、W相、B相およびN相盤外側接続導体127R,127W,127B,127Nとをそれぞれ電気的に接続した場合にテストプラグ120に装着できるようにするための盤外側ツメ14が設けられている。盤内用測定治具20には、R相、W相、B相およびN相盤内側接触端子22R,22W,22B,22NとR相、W相、B相およびN相盤内側接続導体128R,128W,128B,128Nとをそれぞれ電気的に接続した場合にテストプラグ120に装着できるようにするための盤内側ツメ24が設けられている。
【選択図】図1
Description
ここで、各接点装置112は、R相、W相、B相およびN相の各相に対応する上下一対の可動接触板であるR相、W相、B相およびN相盤外側導体112aR,112aW,112aB,112aN並びにR相、W相、B相およびN相盤内側導体112bR,112bW,112bB,112bN(N相盤外側導体112aNおよびN相盤内側導体112bNのみ図示)を備える。
同様に、W相端子126Wは、末端部および中央部に設けられた、かつ、W相盤外側接続導体127Wと電気的に接続されたW相盤外側接続導体127Wと、先端側に設けられた、かつ、W相盤内側接続導体128Wと電気的に接続されたW相盤内側接続導体128Wとを備える。
B相端子126Bは、末端部および中央部に設けられた、かつ、B相盤外側接続導体127Bと電気的に接続されたB相盤外側接続導体127Bと、先端側に設けられた、かつ、B相盤内側接続導体128Bと電気的に接続されたB相盤内側接続導体128Bとを備える。
N相端子126Nは、末端部および中央部に設けられた、かつ、N相盤外側接続導体127Nと電気的に接続されたN相盤外側接続導体127Nと、先端側に設けられた、かつ、N相盤内側接続導体128Nと電気的に接続されたN相盤内側接続導体128Nとを備える。
また、本出願人は、下記の特許文献3において、試験の作業効率を向上させるとともに、試験開始または試験終了後の操作ミスを防止するために、テストプラグが、プラグ部がテスト端子口に挿入された場合に、テスト端子口とは反対側に突出する複数の接続プラグを除くテストプラグ本体が保護カバーで覆われるとともに、保護カバーが、テストプラグ本体が挿入嵌合された場合に、テスト端子口近傍にそのプラグ部側開口部が当接するように形成され、カバー筐体の底部においては、4つの接続プラグに対応する位置にこの4つの接続プラグがそれぞれ貫通できる接続プラグ開口部が複数形成されたテストプラグ用保護カバーを提案している。
ここで、前記第1の測定治具が、前記第1の接触端子が前面の下方に設けられた直方体形状の第1の本体(11)をさらに備え、前記第1の手段が、末端が前記第1の本体の後面に固定されるとともに下面が該第1の本体の下面と同一平面上にある第1の横板と、先端部が下方に向くように該第1の横板の先端に垂設された第1の縦板とからなる第1のツメ(14)であり、前記第2の測定治具が、前記第2の接触端子が前面の下方に設けられた直方体形状の第2の本体(21)をさらに備え、前記第2の手段が、末端が前記第2の本体の後面に固定されるとともに下面が該第2の本体の下面と同一平面上にある第2の横板と、先端部が下方に向くように該第2の横板の先端に垂設された第2の縦板とからなる第2のツメ(24)であってもよい。
前記第1のツメの末端から先端まで長さが、前記第2のツメの末端から先端までの長さよりも小さくされていてもよい。
前記第1の測定治具が、前記第1の本体の前面に開口を有するように該第1の本体内に形成された、かつ、前記第1の接触端子と電気的に接続された第1のコネクタ挿入孔(13R,13W,13B,13N)をさらに備え、前記第2の測定治具が、前記第2の本体の前面に開口を有するように該第2の本体内に形成された、かつ、前記第2の接触端子と電気的に接続された第2のコネクタ挿入孔(23R,23W,23B,23N)をさらに備えてもよい。
前記第1の本体の前面に、前記第1の測定治具を前記テストプラグに装着した場合に前記第1の接触端子と前記第1の接続導体とが電気的に接続するようにするための第1の延長板が該第1の本体の下方に向けて垂設されており、該第1の延長板内に、前記第1の接触端子と前記第1のコネクタ挿入孔とを電気的に接続する第1の導電板が設けられており、前記第2の本体の前面に、前記第2の測定治具を前記テストプラグに装着した場合に前記第2の接触端子の先端部と前記第2の接続導体とが電気的に接続するようにするための第2の延長板が該第2の本体の下方に向けて垂設されており、該第2の延長板内に、前記第2の接触端子と前記第2のコネクタ挿入孔とを電気的に接続する第2の導電板が設けられていてもよい。
前記テストプラグ(120)が、前記本体(121)の前面に上下互い違いに配設されたR相、W相、B相およびN相端子(126R,126W,126B,126N)を備え、前記テストプラグの前記R相、W相、B相およびN相端子が、前記本体側の末端側に設けられたR相、W相、B相およびN相盤外側接続導体(127R,127W,127B,127N)と、前記本体と反対側の先端側に設けられたR相、W相、B相およびN相盤内側接続導体(128R,128W,128B,128N)とを備え、前記第1の測定治具が盤外用測定治具(10)であり、前記第2の測定治具が盤内用測定治具(20)であり、前記盤外用測定治具が、前記R相、W相、B相およびN相盤外側接続導体とそれぞれ電気的に接続されるR相、W相、B相およびN相盤外側接触端子(12R,12W,12B,12N)と、前記R相、W相、B相およびN相盤外側接触端子と前記R相、W相、B相およびN相盤外側接続導体とをそれぞれ電気的に接続した場合に該第1の測定治具を前記テストプラグに装着できるようにするための盤外側ツメ(14)とを備え、前記盤内用測定治具(20)が、前記R相、W相、B相およびN相盤内側接続導体とそれぞれ電気的に接続されるR相、W相、B相およびN相盤内側接触端子(22R,22W,22B,22N)と、前記R相、W相、B相およびN相盤内側接触端子と前記R相、W相、B相およびN相盤内側接続導体とをそれぞれ電気的に接続した場合に該第2の測定治具を前記テストプラグに装着できるようにするための盤内側ツメ(24)とを備えてもよい。
前記盤外用測定治具が、前記R相、W相、B相およびN相盤外側接触端子が前面の下方に設けられた直方体形状の盤外側本体(11)をさらに備え、前記盤外側ツメが、末端が前記盤外側本体の後面に固定されるとともに下面が該盤外側本体の下面と同一平面上にある第1の横板と、先端部が下方に向くように該第1の横板の先端に垂設された第1の縦板とからなり、前記盤内側測定治具が、前記R相、W相、B相およびN相盤内側接触端子が前面の下方に設けられた直方体形状の盤内側本体(21)をさらに備え、前記盤内側ツメが、末端が前記盤内側本体の後面に固定されるとともに下面が該盤内側本体の下面と同一平面上にある第2の横板と、先端部が下方に向くように該第2の横板の先端に垂設された第2の縦板とからなってもよい。
前記盤外側ツメの末端から先端まで長さが、前記盤内側ツメの末端から先端までの長さよりも小さくされていてもよい。
本発明の一実施例によるテストプラグ用測定治具は、図1(a),(b)に示す盤外用測定治具10と、同図(c),(d)に示す盤内用測定治具20とを具備する。
また、盤外側本体11および4本の延長板内には、R相、W相、B相およびN相盤外側接触端子12R,12W,12B,12NとR相、W相、B相およびN相盤外側コネクタ挿入孔13R,13W,13B,13Nとをそれぞれ電気的に接続するようにするための4本の導電板が設けられている(図1(a)の破線参照)。
また、盤外側ツメ14の長さ(末端から先端までの長さ)は、図2(a)に示すようにR相、W相、B相およびN相盤外側接触端子12R,12W,12B,12Nとテストプラグ120のR相、W相、B相およびN相端子126R,126W,126B,126NのR相、W相、B相およびN相盤外側接続導体127R,127W,127B,127Nとがそれぞれ電気的に接続するように盤外用測定治具10をテストプラグ120の本体121の上面に載置した場合に、盤外側ツメ14の縦板の前面(盤外側本体11側の面)が盤外側本体11の後面と接触する長さとされている。
また、盤内側本体21および4本の延長板内には、R相、W相、B相およびN相盤内側接触端子22R,22W,22B,22NとR相、W相、B相およびN相盤内側コネクタ挿入孔23R,23W,23B,23Nとを電気的に接続する4本の導電板が設けられている(図1(c)の破線参照)。
また、盤内側ツメ24の長さ(末端から先端までの長さ)は、図2(b)に示すようにR相、W相、B相およびN相盤内側接触端子22R,22W,22B,22Nとテストプラグ120のR相、W相、B相およびN相端子126R,126W,126B,126NのR相、W相、B相およびN相盤内側接続導体128R,128W,128B,128Nとがそれぞれ電気的に接続するように盤内用測定治具20をテストプラグ120の本体121の上面に載置した場合に、盤内側ツメ24の縦板の前面(盤内側本体21側の面)が盤内側本体21の後面と接触する長さとされている。
また、作業員が絶縁抵抗測定を行う際に盤外用測定治具10を盤内用測定治具20であると誤認して、図3(b)に示すようにR相、W相、B相およびN相盤外側接触端子12R,12W,12B,12Nとテストプラグ120の先端部のR相、W相、B相およびN相端子126R,126W,126B,126NのR相、W相、B相およびN相盤内側接続導体128R,128W,128B,128Nとがそれぞれ電気的に接続するように盤外用測定治具10をテストプラグ120の本体121の上面に載置した場合には、盤外側ツメ14の縦板の先端が盤外側本体11の上面に当たって盤外用測定治具10をテストプラグ120の上面に載置することができないため、作業員は盤外用測定治具10を盤内用測定治具20であると誤認したことを容易に気付くことができる。
その結果、本実施例によるテストプラグ用測定治具を使用することにより、作業員の測定部位の誤認を防止することができる。
この場合には、盤外用測定治具10および盤内用測定治具20には、テストプラグ120の端子の数と同じ数の盤外側接触端子および盤内側接触端子を設けるようにする。
10 盤外用測定治具
11 盤外側本体
12R,12W,12B,12N R相、W相、B相およびN相盤外側接触端子
13R,13W,13B,13N R相、W相、B相およびN相盤外側コネクタ挿入孔
14 盤外側ツメ
20 盤内用測定治具
21 盤内側本体
22R,22W,22B,22N R相、W相、B相およびN相盤内側接触端子
23R,23W,23B,23N R相、W相、B相およびN相盤内側コネクタ挿入孔
24 盤内側ツメ
31 セーフティコネクタ
110 テストターミナル
111 箱体
111a プラグ挿入孔
112 接点装置
122aR,122aW,122aB,112aN R相、W相、B相およびN相盤外側導体
122bR,122bW,122bB,112bN R相、W相、B相およびN相盤内側導体
120 テストプラグ
121 本体
122 絶縁板支持体
123 絶縁板
124R,124W,124B,124N R相、W相、B相およびN相盤外側導体
125R,125W,125B,125N R相、W相、B相およびN相盤内側導体
126R,126W,126B,126N R相、W相、B相およびN相端子
127R,127W,127B,127N R相、W相、B相およびN相盤外側接続導体
128R,128W,128B,128N R相、W相、B相およびN相盤内側接続導体
Claims (8)
- 本体(121)の前面の高さが異なる位置に配設された第1および第2の端子(126R,126W,126B,126N)を備えるテストプラグ(120)に装着するためのテストプラグ用測定治具であって、
前記テストプラグの前記第1および第2の端子が、前記本体側の末端側に設けられた第1の接続導体(127R,127W,127B,127N)と、前記本体と反対側の先端側に設けられた第2の接続導体(128R,128W,128B,128N)とを備え、
前記テストプラグ用測定治具が、
前記第1の接続導体と電気的に接続される第1の接触端子(12R,12W,12B,12N)を備えた第1の測定治具(10)と、
前記第2の接続導体と電気的に接続される第2の接触端子(22R,22W,22B,22N)を備えた第2の測定治具(20)とを具備し、
前記第1の測定治具が、前記第1の接触端子と前記第1の接続導体とを電気的に接続した場合に該第1の測定治具を前記テストプラグに装着できるようにするための第1の手段(14)を備え、
前記第2の測定治具が、前記第2の接触端子と前記第2の接続導体とを電気的に接続した場合に該第2の測定治具を前記テストプラグに装着できるようにするための第2の手段(24)を備える、
ことを特徴とする、テストプラグ用測定治具。 - 前記第1の測定治具が、前記第1の接触端子が前面の下方に設けられた直方体形状の第1の本体(11)をさらに備え、
前記第1の手段が、末端が前記第1の本体の後面に固定されるとともに下面が該第1の本体の下面と同一平面上にある第1の横板と、先端部が下方に向くように該第1の横板の先端に垂設された第1の縦板とからなる第1のツメ(14)であり、
前記第2の測定治具が、前記第2の接触端子が前面の下方に設けられた直方体形状の第2の本体(21)をさらに備え、
前記第2の手段が、末端が前記第2の本体の後面に固定されるとともに下面が該第2の本体の下面と同一平面上にある第2の横板と、先端部が下方に向くように該第2の横板の先端に垂設された第2の縦板とからなる第2のツメ(24)である、
ことを特徴とする、請求項1記載のテストプラグ用測定治具。 - 前記第1のツメの末端から先端まで長さが、前記第2のツメの末端から先端までの長さよりも小さくされていることを特徴とする、請求項2記載のテストプラグ用測定治具。
- 前記第1の測定治具が、
前記第1の本体の前面に開口を有するように該第1の本体内に形成された、かつ、前記第1の接触端子と電気的に接続された第1のコネクタ挿入孔(13R,13W,13B,13N)をさらに備え、
前記第2の測定治具が、
前記第2の本体の前面に開口を有するように該第2の本体内に形成された、かつ、前記第2の接触端子と電気的に接続された第2のコネクタ挿入孔(23R,23W,23B,23N)をさらに備える、
ことを特徴とする、請求項2または3記載のテストプラグ用測定治具。 - 前記第1の本体の前面に、前記第1の測定治具を前記テストプラグに装着した場合に前記第1の接触端子と前記第1の接続導体とが電気的に接続するようにするための第1の延長板が該第1の本体の下方に向けて垂設されており、
該第1の延長板内に、前記第1の接触端子と前記第1のコネクタ挿入孔とを電気的に接続する第1の導電板が設けられており、
前記第2の本体の前面に、前記第2の測定治具を前記テストプラグに装着した場合に前記第2の接触端子の先端部と前記第2の接続導体とが電気的に接続するようにするための第2の延長板が該第2の本体の下方に向けて垂設されており、
該第2の延長板内に、前記第2の接触端子と前記第2のコネクタ挿入孔とを電気的に接続する第2の導電板が設けられている、
ことを特徴とする、請求項4記載のテストプラグ用測定治具。 - 前記テストプラグ(120)が、前記本体(121)の前面に上下互い違いに配設されたR相、W相、B相およびN相端子(126R,126W,126B,126N)を備え、
前記テストプラグの前記R相、W相、B相およびN相端子が、前記本体側の末端側に設けられたR相、W相、B相およびN相盤外側接続導体(127R,127W,127B,127N)と、前記本体と反対側の先端側に設けられたR相、W相、B相およびN相盤内側接続導体(128R,128W,128B,128N)とを備え、
前記第1の測定治具が盤外用測定治具(10)であり、
前記第2の測定治具が盤内用測定治具(20)であり、
前記盤外用測定治具が、
前記R相、W相、B相およびN相盤外側接続導体とそれぞれ電気的に接続されるR相、W相、B相およびN相盤外側接触端子(12R,12W,12B,12N)と、
前記R相、W相、B相およびN相盤外側接触端子と前記R相、W相、B相およびN相盤外側接続導体とをそれぞれ電気的に接続した場合に該第1の測定治具を前記テストプラグに装着できるようにするための盤外側ツメ(14)とを備え、
前記盤内用測定治具(20)が、
前記R相、W相、B相およびN相盤内側接続導体とそれぞれ電気的に接続されるR相、W相、B相およびN相盤内側接触端子(22R,22W,22B,22N)と、
前記R相、W相、B相およびN相盤内側接触端子と前記R相、W相、B相およびN相盤内側接続導体とをそれぞれ電気的に接続した場合に該第2の測定治具を前記テストプラグに装着できるようにするための盤内側ツメ(24)とを備える、
ことを特徴とする、請求項1乃至5いずれかに記載のテストプラグ用測定治具。 - 前記盤外用測定治具が、前記R相、W相、B相およびN相盤外側接触端子が前面の下方に設けられた直方体形状の盤外側本体(11)をさらに備え、
前記盤外側ツメが、末端が前記盤外側本体の後面に固定されるとともに下面が該盤外側本体の下面と同一平面上にある第1の横板と、先端部が下方に向くように該第1の横板の先端に垂設された第1の縦板とからなり、
前記盤内側測定治具が、前記R相、W相、B相およびN相盤内側接触端子が前面の下方に設けられた直方体形状の盤内側本体(21)をさらに備え、
前記盤内側ツメが、末端が前記盤内側本体の後面に固定されるとともに下面が該盤内側本体の下面と同一平面上にある第2の横板と、先端部が下方に向くように該第2の横板の先端に垂設された第2の縦板とからなる、
ことを特徴とする、請求項6記載のテストプラグ用測定治具。 - 前記盤外側ツメの末端から先端まで長さが、前記盤内側ツメの末端から先端までの長さよりも小さくされていることを特徴とする、請求項7記載のテストプラグ用測定治具。
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