JP2012150992A - スパークプラグの取付構造およびスパークプラグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スパークプラグ10は、形成位置が互いにオフセットされ、それぞれが電極チップ3c,4cを有する中心電極3と、接地電極4とを備える。燃焼室101は、燃焼工程の際にタンブル旋回流が生じるように構成されており、スパークプラグ10は、燃焼室101において、火花ギャップsgにおける混合気の流れ方向Fを規定できる位置に取り付けられる。また、スパークプラグ10は、その混合気の流れ方向Fと、中心電極3と接地電極チップ4cとのオフセット方向との間の角度θが、−90°≦θ≦90°となり、その混合気の流れ方向Fに対する接地電極4の基体部4bの配置方向を表す角度αが、45°≦α≦315°となるように取り付けられる。
【選択図】図6
Description
少なくとも1つの吸気口と少なくとも1つの排気口とがそれぞれ、燃焼室の中心軸を通る1つの仮想平面Aに対して対称に設けられた燃焼室において、前記少なくとも1つの吸気口と前記少なくとも1つの排気口との間に取り付けられるスパークプラグであって、
軸状の中心電極と、
前記中心電極の先端を突出させつつ、前記中心電極の外周を保持する絶縁碍子と、
前記絶縁碍子の外周を保持する主体金具と、
前記主体金具の端部に接合された基体部と、前記基体部から前記中心電極側へと延び、前記中心電極の先端との間に間隙を形成する先端部と、を有する接地電極と、
前記先端部において、前記中心電極の軸方向に沿って見たときに、前記中心電極の中心軸とはオフセットされた位置に自身の中心軸を有し、前記中心電極側に突起する接地電極チップと、
を有するスパークプラグの取付構造において、
前記スパークプラグは、前記燃焼室に取り付けられたときに、前記中心電極の中心軸が前記仮想平面A上に配置されるとともに、前記中心電極と前記接地電極とが前記燃焼室内の所定の位置に配置され、
前記所定の位置は、前記燃焼室に固定された前記スパークプラグと、前記仮想平面Aとを、前記中心電極の軸方向に垂直な仮想平面Bに投影したときに、
(i)前記仮想平面Aが投影された第1の仮想投影直線と、前記中心電極の中心軸と前記接地電極チップの中心とを結ぶ仮想直線が投影された第2の仮想投影直線との間の角度θが、−90°≦θ≦90°となり、
(ii)前記第1の仮想投影直線と、前記接地電極チップの中心軸と前記基体部の幅方向の中心とを通る仮想平面Cが投影された第3の仮想投影直線との間の角度αが、45°≦α≦315°となる位置であることを特徴とする、スパークプラグの取付構造。
このスパークプラグの取付構造によれば、燃焼室における中心電極と接地電極に設けられた接地電極チップとの位置関係と、燃焼室における接地電極の基体部の配置位置とが、燃焼室における混合気の流れ方向に対して適切に設定され、火炎核の成長を促進できるため、スパークプラグの着火性が向上する。
適用例1記載のスパークプラグの取付構造であって、
前記接地電極チップは、前記中心電極の軸方向と平行な方向に突起しており、
前記接地電極チップは、前記中心電極の中心軸と、前記接地電極チップと前記中心電極の外表面同士を最短距離で結ぶ仮想直線との間の角度βが、0°≦β≦60°となる位置に設けられている、スパークプラグの取付構造。
このスパークプラグの取付構造によれば、火炎核の成長が阻害されないように、スパークプラグにおける中心電極と、接地電極の接地電極チップとの位置関係が適切に設定される。従って、スパークプラグの着火性をより向上させることができる。
適用例1または2に記載のスパークプラグの取付構造であって、
前記所定の位置は、前記角度αが、45°≦α≦135°、または、225°≦α≦315°となる位置である、スパークプラグの取付構造。
このスパークプラグの取付構造によれば、燃焼室における接地電極の基体部の配置位置が、混合気の流れを阻害しないように、より適切に設定される。
適用例1〜3のいずれか一つに記載のスパークプラグの取付構造であって、
前記所定の位置は、
(a)前記角度θが、22.5°≦θ≦67.5°となり、前記角度αが、45°≦α≦135°、または、225°≦α≦315°となる位置、あるいは、
(b)前記角度θが、−67.5°≦θ≦−22.5°となり、前記角度αが、45°≦α≦135°、または、225°≦α≦315°となる位置である、スパークプラグの取付構造。
このスパークプラグの取付構造によれば、燃焼室における中心電極と接地電極の接地電極チップとの位置関係が、火炎核の成長が促進されるように適切に設定される。また、燃焼室における接地電極の基体部の配置位置が、火炎核の成長領域への混合気の流れを阻害しないように、より適切に設定される。
スパークプラグであって、
軸状の中心電極と、
前記中心電極の先端を突出させつつ、前記中心電極の外周を保持する絶縁碍子と、
前記絶縁碍子の外周を保持する主体金具と、
前記主体金具の端部に接合された基体部と、前記基体部から前記中心電極側に延び、前記中心電極の先端との間に間隙が形成される先端部と、を有する接地電極と、
前記先端部において、前記中心電極の軸方向に沿って見たときに、前記中心電極の中心軸とはオフセットされた位置に、前記中心電極の中心軸と平行な自身の中心軸を有し、前記中心電極側に突起する接地電極チップと、
を備えるスパークプラグにおいて、
(i)前記中心電極の中心軸と、前記接地電極チップと前記中心電極の外表面同士を最短距離で結ぶ仮想直線との間の角度βが、0°≦β≦60°であり、
(ii)前記火花ギャップにおいて、前記接地電極チップと前記中心電極の外表面同士を最短距離で結ぶ仮想線分の中点を中心とする直径2mmの仮想球体に含まれる前記中心電極の表面積と、前記接地電極チップの表面積と、前記接地電極の表面積との合計TSが、1.5mm2≦TS≦2.3mm2であることを特徴とする、スパークプラグ。
このスパークプラグによれば、火炎核の成長に対する中心電極および接地電極による消炎作用の影響を小さくすることができ、スパークプラグの着火性が向上する。
適用例5に記載のスパークプラグであって、
前記中心電極は、前記間隙側に、自身の中心軸と垂直に交わる端面を有することを特徴とする、スパークプラグ。
このスパークプラグによれば、火炎核の成長方向を適切に規定して、スパークプラグの着火性を向上させることができるとともに、中心電極の火花放電に対する耐久性を向上させることができる。
適用例6に記載のスパークプラグであって、
前記接地電極チップは、前記間隙側に、自身の中心軸と垂直に交わる端面を有することを特徴とする、スパークプラグ。
このスパークプラグによれば、火花放電のバラツキを抑えることができ、スパークプラグの着火性をより向上させることができる。また、接地電極に設けられた接地電極チップの火花放電に対する耐久性を向上させることができる。
A-1.第1実施形態:
A-2.第1実施形態の実施例:
A-3.第1実施形態の他の構成例:
B-1.第2実施形態:
B-2.第2実施形態の実施例:
B-3.第2実施形態の他の構成例:
C.変形例:
図1は本発明の一実施形態としてのスパークプラグが取り付けられた内燃機関の構成を示す概略図である。なお、図1には、互いに直交する三次元矢印x,y,zが図示されている。内燃機関100は、動力源として車両などに搭載され、燃料と空気との混合気の供給を受けて、その混合気の燃焼を利用して回転駆動力を発生する。内燃機関100は、シリンダブロック110と、シリンダヘッド120と、クランクケース130とを備える。
図10,図11は、燃焼室101におけるスパークプラグ10の取り付け回転角度に対する混合気の着火性についての試験結果を示す説明図である。図10は、2つの電極チップ3c,4cの燃焼室101における位置関係が規定される角度θと、燃焼室101における接地電極4の基体部4bの位置が規定される角度αとの組み合わせに対する燃焼室101における混合気の着火性を示す値をまとめた表である。
図17(A)〜(C),図18はそれぞれ、第1実施形態の他の構成例として、燃焼室101の構成例を示す概略図である。ここで、燃焼工程の際に、燃焼室101において、図5(B)で説明したタンブル旋回流を発生させるためには、燃焼室101の中心軸101axを通る仮想平面Aに対して、吸気口102および排気口103が対称に設けられていれば良い。即ち、燃焼室101は以下のように構成されるものとしても良い。
図20(A),(B)は本発明の第2実形態としてのスパークプラグ10の構成を説明するための概略図である。図20(A),(B)はそれぞれ、仮想直線Lgに換えて、仮想線分spと、その中点mpと、仮想球体Sとが図示されている点と、仮想球体S内に含まれる2つの電極チップ3c,4cの外表面が破線で図示されている点以外は、図8(A),(B)とほぼ同じである。
(a)2つの電極チップ3c,4cの互いに中心軸がオフセットされるとともに、領域内電極表面積TSが1.5mm2≦TS≦2.3mm2の範囲に含まれている。
(b)第1実施形態で説明した角度β(図8)が、0°≦β≦60°の範囲に含まれている。
図21(A)〜(C)はそれぞれ、本発明の発明者が、実験のために作成したスパークプラグ10のサンプルの類型(タイプA〜C)を示す模式図である。図21(A)は、タイプAのサンプルにおける中心電極3および接地電極4の構成を示している。このタイプAのサンプルでは、2つの電極3,4に、略円柱形状の2つの電極チップ3c,4cが設けられている。
図26(A)〜(E)は、第2実施形態の他の構成例としての中心電極チップの構成例を示す概略図である。図26(A)〜(E)にはそれぞれ、構成の異なる2つの電極チップ3c,4cと、火炎核の成長の軌跡を段階的に示す円と、その成長方向を示す矢印と、混合気の流れ方向を示す矢印Fとを図示してある。なお、図26(A)〜(E)のいずれの構成においても、2つの電極チップ3c,4cは、互いの中心軸がオフセットされるとともに、中心電極チップ3cが、接地電極チップ4cよりも下流側に位置するように構成されている。
なお、この発明は上記の実施形態や実施例の構成に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記の実施形態では、中心電極3の先端部に、中心電極3とは別の部材で構成された中心電極チップ3cが接合されていた。しかし、この中心電極チップ3cは省略されるものとしても良い。この場合であっても、上記実施形態で説明した角度θや角度βは、中心電極3の中心軸3axに対する角度として規定することが可能である。
上記の第1実施形態では、スパークプラグ10のねじ部7のねじ溝や、シリンダヘッド120のねじ孔125のねじ溝の切り方によって、スパークプラグ10の燃焼室101における取り付け回転角度が規定されていた。しかし、スパークプラグ10の燃焼室101における取り付け回転角度は、他の方法により規定されるものとしても良い。例えば、スパークプラグ10は、ガスケット30の厚みによって、その取り付け回転角度が規定値となるように調整されるものとしても良い。また、スパークプラグ10とシリンダヘッド120とに、規定されたスパークプラグ10の取り付け方向を示す目印が予め設けられているものとしても良い。
上記の第1実施形態において、スパークプラグ10の2つの電極チップ3c,4cを、第2実施形態で説明したように、領域内電極表面積TSが、1.5mm2≦TS≦2.3mm2の範囲に含まれるように構成するものとしても良い。また、第2実施形態において、スパークプラグ10を、燃焼室101に、第1実施形態で説明した好適な取り付け回転角度で取り付けるものとしても良い。さらに、第1実施形態のスパークプラグ10において、2つの電極チップ3c,4cを、図26〜図28で説明した構成を有するように構成するものとしても良い。
1d…加締め部
1e…六角部
1f…ガスシール部
1h…溝部
2…絶縁碍子
2e…突出部
3…中心電極
3ax…中心軸
3c…中心電極チップ
4…接地電極
4ax…中心軸
4b…基体部
4c…接地電極チップ
4t…先端部
6…貫通孔
7…ねじ部
10…スパークプラグ
10ax…中心軸
13…端子金具
15…抵抗体
16,17…導電性ガラスシール層
30…ガスケット
61…充填層
62,60…線パッキン
100…内燃機関
101…燃焼室
101ax…中心軸
102…吸気口
103…排気口
110…シリンダブロック
111…ピストン
112…コンロッド
120…シリンダヘッド
121…吸気配管
122…排気配管
123…吸気弁
124…排気弁
125…ねじ孔
130…クランクケース
131…クランクシャフト
Claims (7)
- 少なくとも1つの吸気口と少なくとも1つの排気口とがそれぞれ、燃焼室の中心軸を通る1つの仮想平面Aに対して対称に設けられた燃焼室において、前記少なくとも1つの吸気口と前記少なくとも1つの排気口との間に取り付けられるスパークプラグであって、
軸状の中心電極と、
前記中心電極の先端を突出させつつ、前記中心電極の外周を保持する絶縁碍子と、
前記絶縁碍子の外周を保持する主体金具と、
前記主体金具の端部に接合された基体部と、前記基体部から前記中心電極側へと延び、前記中心電極の先端との間に間隙を形成する先端部と、を有する接地電極と、
前記先端部において、前記中心電極の軸方向に沿って見たときに、前記中心電極の中心軸とはオフセットされた位置に自身の中心軸を有し、前記中心電極側に突起する接地電極チップと、
を有するスパークプラグの取付構造において、
前記スパークプラグは、前記燃焼室に取り付けられたときに、前記中心電極の中心軸が前記仮想平面A上に配置されるとともに、前記中心電極と前記接地電極とが前記燃焼室内の所定の位置に配置され、
前記所定の位置は、前記燃焼室に固定された前記スパークプラグと、前記仮想平面Aとを、前記中心電極の軸方向に垂直な仮想平面Bに投影したときに、
(i)前記仮想平面Aが投影された第1の仮想投影直線と、前記中心電極の中心軸と前記接地電極チップの中心とを結ぶ仮想直線が投影された第2の仮想投影直線との間の角度θが、−90°≦θ≦90°となり、
(ii)前記第1の仮想投影直線と、前記接地電極チップの中心軸と前記基体部の幅方向の中心とを通る仮想平面Cが投影された第3の仮想投影直線との間の角度αが、45°≦α≦315°となる位置であることを特徴とする、スパークプラグの取付構造。 - 請求項1記載のスパークプラグの取付構造であって、
前記接地電極チップは、前記中心電極の軸方向と平行な方向に突起しており、
前記接地電極チップは、前記中心電極の中心軸と、前記接地電極チップと前記中心電極の外表面同士を最短距離で結ぶ仮想直線との間の角度βが、0°≦β≦60°となる位置に設けられている、スパークプラグの取付構造。 - 請求項1または2に記載のスパークプラグの取付構造であって、
前記所定の位置は、前記角度αが、45°≦α≦135°、または、225°≦α≦315°となる位置である、スパークプラグの取付構造。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のスパークプラグの取付構造であって、
前記所定の位置は、
(a)前記角度θが、22.5°≦θ≦67.5°となり、前記角度αが、45°≦α≦135°、または、225°≦α≦315°となる位置、あるいは、
(b)前記角度θが、−67.5°≦θ≦−22.5°となり、前記角度αが、45°≦α≦135°、または、225°≦α≦315°となる位置である、スパークプラグの取付構造。 - スパークプラグであって、
軸状の中心電極と、
前記中心電極の先端を突出させつつ、前記中心電極の外周を保持する絶縁碍子と、
前記絶縁碍子の外周を保持する主体金具と、
前記主体金具の端部に接合された基体部と、前記基体部から前記中心電極側に延び、前記中心電極の先端との間に間隙が形成される先端部と、を有する接地電極と、
前記先端部において、前記中心電極の軸方向に沿って見たときに、前記中心電極の中心軸とはオフセットされた位置に、前記中心電極の中心軸と平行な自身の中心軸を有し、前記中心電極側に突起する接地電極チップと、
を備えるスパークプラグにおいて、
(i)前記中心電極の中心軸と、前記接地電極チップと前記中心電極の外表面同士を最短距離で結ぶ仮想直線との間の角度βが、0°≦β≦60°であり、
(ii)前記接地電極チップと前記中心電極の外表面同士を最短距離で結ぶ仮想線分の中点を中心とする直径2mmの仮想球体に含まれる前記中心電極の表面積と、前記接地電極チップの表面積と、前記接地電極の表面積との合計TSが、1.5mm2≦TS≦2.3mm2であることを特徴とする、スパークプラグ。 - 請求項5に記載のスパークプラグであって、
前記中心電極は、前記間隙側に、自身の中心軸と垂直に交わる端面を有することを特徴とする、スパークプラグ。 - 請求項6に記載のスパークプラグであって、
前記接地電極チップは、前記間隙側に、自身の中心軸と垂直に交わる端面を有することを特徴とする、スパークプラグ。
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