JP2012150158A - 画像形成システム、後処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】折り曲げ易く、折り曲げた時に角となる折曲げ部が破損しにくい冊子や用紙を製作する画像形成システムの提供。
【解決手段】ジョブに係る情報であるジョブ情報を設定する操作部と、用紙を折り曲げた時に生ずる角を補強するための補強画像情報を生成する補強画像情報生成部と、前記補強画像生成部で生成した前記補強画像情報に基づく画像を、前記操作部で設定された前記ジョブ情報に基づく用紙折曲げ予定位置を含む所定領域に形成する画像形成部と、前記画像形成部の下流側に位置し、前記用紙折曲げ予定位置で用紙を折り曲げる折り部を有する後処理部と、を有し、前記補強画像情報生成部は、折り曲げた時に外側に位置する用紙のみに前記補強画像情報を生成することを特徴とする画像形成システム。
【選択図】図2

Description

画像形成システムに関し、特に用紙を折り曲げた時に角となる折曲げ部を補強可能とした画像形成システムに関する。
従来、ステイプル処理やパンチ穴処理、折り処理を組み合わせて画像形成した複数の用紙を冊子状に製本する技術が知られている。
また、用紙を補強するために、用紙を折り曲げた時に角となる折曲げ部を除く用紙の全面にクリアトナーを塗布する(補強画像)印刷装置が知られている(例えば特許文献1参照。)。
特開2009−175450号公報
しかし、特許文献1に記載の印刷装置は、全ての用紙の用紙全面にクリアトナーを塗布するため複数の用紙で構成される冊子が必要以上に厚くなってしまうという問題点、折曲げ部にクリアトナーを塗布しないため、器物に折曲げ部が接触することにより用紙の折曲げ部が破損しやすいという問題点があった。
また、このような折曲げ部の破損しやすさを解消するために、画一的に折曲げ部にクリアトナーを塗布すると、用紙の折り曲げがし難くなることが一般的に知られている。
本発明は前述の問題点に鑑み、冊子を必要以上に厚くすることなく、冊子としての作成時に折り曲げ易く、折り曲げた時に角となる折曲げ部が破損しにくい冊子や用紙を製作する画像形成システムを提供することを目的とする。
上記目的は、下記の構成によって達成される。
1.ジョブに係る情報であるジョブ情報を設定する操作部と、
用紙を折り曲げた時に生ずる角を補強するための補強画像情報を生成する補強画像情報生成部と、
前記補強画像情報生成部で生成した前記補強画像情報に基づく画像を、前記操作部で設定された前記ジョブ情報に基づく用紙折曲げ予定位置を含む所定領域に形成する画像形成部と、
前記画像形成部の下流側に位置し、前記用紙折曲げ予定位置で用紙を折り曲げる折り部を有する後処理部と、
を有し、
前記補強画像情報生成部は、折り曲げた時に外側に位置する用紙のみに前記補強画像情報を生成することを特徴とする画像形成システム。
2.前記画像形成部は、前記操作部で設定された前記ジョブ情報に基づく用紙の坪量に応じて、前記所定領域に単位面積当たり所定の量のトナーで前記画像を生成することを特徴とする前記1に記載の画像形成システム。
3.前記画像形成部は、前記ジョブ情報に基づく用紙の坪量が小さいほど、前記所定領域に、単位面積当たり多くの量のトナーで前記画像を生成することを特徴とする前記2に記載の画像形成システム。
4.前記所定領域は、前記用紙折曲げ予定位置を中心にして、両側に所定の幅を持つ領域であることを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
5.前記所定領域は、前記折り部で用紙を折り曲げる時に、外側に向いて凸となる角を含む領域であることを特徴とする前記1〜4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
6.前記画像形成部は、前記画像をクリアトナーにより形成することを特徴とする前記1〜5のいずれか1項に記載の画像形成システム。
7.前記用紙折曲げ予定位置は、前記操作部で設定された前記ジョブ情報のうち、使用する用紙のサイズに係る情報と、前記後処理部で行う折り処理の種類に係る情報と、により定まる位置であり、
前記所定の幅は、前記操作部で設定された前記ジョブ情報のうち、用紙の坪量に係る情報により定まる幅である、ことを特徴とする前記1〜6のいずれか1項に記載の画像形成システム。
8.前記画像形成部は、有色トナーによる画像を前記所定領域以外の領域に形成することを特徴とする前記1〜7のいずれか1項に記載の画像形成システム。
9.用紙を折り曲げた時に生ずる角を補強するための補強画像情報に基づく画像を、処理中のジョブに係るジョブ情報に基づく用紙折曲げ予定位置を含む所定領域に形成する画像形成部と、
前記画像形成部の下流側に位置し、前記用紙折曲げ予定位置で用紙を折り曲げる折り部を有する折り処理部と、
を有し、
前記画像形成部は、折り曲げた時に外側に位置する用紙のみに前記画像を生成することを特徴とする後処理装置。
上記発明により、折り曲げ易く、折り曲げた時に角となる折曲げ部が破損しにくい冊子や用紙を製作する画像形成システムの提供を可能とした。
画像形成システムで行う折処理の説明図。 画像形成システムの説明図(側面)。 画像形成システムにおける補強画像の形成に関するブロック図。 画像形成装置の説明図(側面)。 後処理装置の説明図(側面)。 折り処理部の詳細説明図(側面)。 基本画面の1例を示す図。 後処理の形態を設定する後処理設定画面の1例を示す図。 打針位置情報ファイルの説明図。 折り位置情報ファイルの説明図。 クリアトナー塗布幅情報ファイルの説明図。 クリアトナー塗布量情報ファイルの説明図。 折り処理部における折動作の詳細説明図(側面)。 後処理装置の他の形態の説明図(側面)。
形態の説明の前に文言の説明をする。
以下の説明において、上流とは用紙Pが搬送されて来る方向を指し、下流とは用紙Pが搬送されて行く方向を指す。
また、折り(処理)とは用紙或いは用紙束を折り曲げる(折りたたむ)こと(処理)を指し、用紙折曲げ予定位置とは、これから折り曲げようとする、用紙の位置を指す。
また、山(山側)、稜、とは、用紙或いは用紙束を折り曲げた時に生ずる凸となる外側先端部分を指し、谷(谷側)とは、用紙或いは用紙束を折り曲げた時に生ずる凹となる内側先端部分を指す。
また、ジョブ情報とは、1つのジョブに属する画像形成に係る情報及び、1つのジョブに属する用紙に対する後処理に係る情報を指す。
また、原稿画像情報(原稿画像データ)とは、画像形成装置で読み込んだテキスト文や絵柄等に係る画像情報と外部から送信されたテキスト文や絵柄等に係る画像情報とを指し、原稿画像(通常画像)とは該原稿画像データに基づいて形成された画像を指す。
そして、補強画像データとは、用紙を補強するための画像情報を指し、補強画像とは該補強画像データに基づいて形成された画像を指す。
図1は、画像形成システムで行う折処理の説明図である。
以下、折り処理を代表して中綴じ(中折り)とZ折りについて説明する。
図1(a)〜図1(d)において、ハッチング領域Qが用紙を補強するための補強画像であるクリアトナーの塗布領域を示し、これから用紙を折り曲げようとする予定位置である用紙折曲げ予定位置、或いは既に曲げられた折曲げ部に対して左右対称となっている。
鎖線m’は用紙を折り曲げた時に山部(稜)となる用紙折曲げ予定位置で、鎖線n’は用紙を折り曲げた時に谷部となる用紙折曲げ予定位置である。
そして、mは用紙の折り曲げ完了後に外側に向いて凸となる山部で、nは用紙の折り曲げ完了後に内側に凹となる谷部である。
図1(a)は中綴じする前の用紙P(最外部の表紙P21)の展開図で、図示手前側が冊子形態とした場合に最外部の表紙となる面を示し、用紙全長の1/2の位置(鎖線m’)が用紙折曲げ予定位置となっている。
図1(b)は中綴じした冊子P2の斜視図で、中綴じされた冊子P2は表紙P21と内容紙P22とで構成され、冊子P2の山部(背)にステープル針hが例えば2箇所打たれている。
図1(c)は3面がそれぞれ同じ長さを有するZ折りの場合の、Z折りする前の用紙Pの展開図で、用紙全長の1/3の位置(鎖線m’)が用紙折曲げ予定位置(山折り)となり、用紙全長の2/3の位置(鎖線n’)が用紙折曲げ予定位置(谷折り)となっている。
図1(d)は3面がそれぞれ同じ長さを有するZ折り用紙の斜視図で、山折りと谷折りを交互に繰り返した用紙となっている。
なお、図1(c)と(d)では3面がそれぞれ同じ長さを有するZ折りについて示したが、Z折りの他の形態として例えば図示手前側の1面を他の面より長くしても良い。
例えば、1面を他の面より長くすると、他の面より長くした部分にパンチ穴等を開けることによりファイリングしやすくなる。
なお、図1において、クリアトナーの塗布領域であるハッチング領域Qの外部の領域(白地部分)が、テキスト文又は絵柄を含む原稿画像(通常画像)を形成する通常画像の形成領域となっている。
以下に、上述した用紙或いは冊子を製作可能な画像形成システムについて説明する。
図2は、画像形成システムの説明図(側面)である。
画像形成システムAは、用紙に画像を形成する画像形成装置Bと、画像形成装置Bの下流側に位置し、画像形成装置Bで画像を形成された用紙の後処理を行う後処理装置Cとを有している。
画像形成装置Bには、画像形成装置Bと後処理装置Cとをシステムとして制御する制御部CRと、ジョブに係る情報であるジョブ情報を設定する操作部(操作パネルSP)とが配設されている。
そして、操作パネルSPで設定されたジョブ情報等に基づいて制御部CRにより、画像形成装置Bで画像形成が行われ、後処理装置Cで用紙の後処理が行われる。
画像形成システムAの概要について説明すると、制御部CR(補強画像情報生成部)は、用紙を補強するための画像、特に用紙を折り曲げた時に生ずる角を補強する補強画像の画像データである補強画像情報を生成する。
制御部CRは、画像形成部2により、操作パネルSPで設定されたジョブ情報のうち、用紙のサイズと後処理の形態(例えば中折り、Z折り、中綴じ等)と等により定まる用紙折曲げ予定位置を含む所定領域に、前記補強画像情報による補強画像を形成させる。
そして、原稿画像読取部1で読み込まれた原稿画像情報により前記所定領域の外の領域に原稿画像を形成させ、前記補強画像と該原稿画像とが合成した合成画像を得、合成画像を担持した用紙は後処理装置Cに搬送される。
後処理装置Cは、折り処理部9により用紙を用紙折曲げ予定位置で折り曲げ、或いは綴じ処理部8でステープル針を打ち込む。これにより、Z折り用紙や冊子を得る。
即ち、画像形成システムAは、画像形成システムA全体をシステムとして制御する制御部CRと、ジョブに係る情報であるジョブ情報を設定する操作部である操作パネルSPと、用紙を折り曲げた時に生ずる角を補強するための補強画像情報を生成する補強画像情報生成部と、前記補強画像生成部で生成した前記補強画像情報による前記補強画像を、操作パネルSPで設定された前記ジョブ情報に基づく用紙折曲げ予定位置を含む所定領域に、形成する画像形成部2と、を有する画像形成装置Bと、画像形成装置Bの下流側に位置し、画像形成装置Bで画像を形成された用紙の後処理(例えば、前記用紙折曲げ予定位置で用紙を折り曲げる折り処理)を行う後処理装置Cと、を有している。
図3は、画像形成システムにおける補強画像の形成に関するブロック図である。
制御部CRは、CPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)CR1、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)CR2及び、ROM(リード・オンリー・メモリ)CR3及びHDD(ハード・ディスク・ドライブ)CR4及び、各種入出力機器とCPUとを仲立ちするI/OコントローラCR5及び、これらを相互に接続するバスCR6とを有している。
そして制御部CRには、タッチパネルTPと、原稿画像読取部1と、画像形成部2と、給紙部3と、サーバーEと不図示のインターネット等を介してジョブに係る情報を授受する通信部C1と、後処理装置Cと後処理に係る情報を授受する通信部C2と、が接続されている。
ROM・CR3には予め、画像形成装置Bと後処理装置Cとを制御する各種のプログラムと、各種のデータを格納したデータファイル等と、が記憶されており、CPU・CR1により該プログラムと該データファイル等が逐次読み出されてRAM・CR2に格納される。
また、HDD・CR4は、CPU・CR1の制御の下、原稿画像データ(例えば原稿画像読取部1で読み込んだ原稿の画像データ、又は通信部C1を介して受信した画像データ)と、ジョブ情報(例えば該原稿画像データに対応するタッチパネルTPで設定されたジョブ情報、又は通信部C1を介して受信した画像データに対応するジョブ情報)等を一時的に格納する。
タッチパネルTPは、CPU・CR1の制御の下I/OコントローラCR5を介して、前述の基本画面K1や後処理設定画面K2を表示し、表示した各画面で設定されたジョブ情報を制御部CRに入力させる。
原稿画像読取部1は、CPU・CR1の制御の下I/OコントローラCR5を介して原稿画像を読み込む。
そして、CPU・CR1により、読み込んだ原稿画像データとタッチパネルTPで設定されたジョブ情報とが対応付けられてHDD・CR4に格納される。
画像形成部2は、CPU・CR1の制御の下I/OコントローラCR5を介して用紙に画像を形成する。
例えば、ジョブ情報と原稿画像データに基づきY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)のトナーによるカラーの原稿画像を形成し、ジョブ情報に基づきCL(クリア)のトナーによる補強画像を形成する。
給紙部3は、CPU・CR1の制御の下、I/OコントローラCR5を介して、ジョブ情報に対応するサイズの用紙が収納された給紙カセットから用紙の供給を行う。
通信部C1は、CPU・CR1の制御の下、I/OコントローラCR5を介してサーバーEと通信を行い、サーバーEから送信される原稿画像データとジョブ情報とを受信する。そして、受信した原稿画像データとジョブ情報とがCPU・CR1により対応付けられてHDD・CR4に格納される。
通信部C2は、CPU・CR1の制御の下、I/OコントローラCR5を介して後処理時における各種情報を授受する。そして、制御部CRは、通信部C2を介して後処理装置Cを制御して後処理を行う。
図4は、画像形成装置の説明図(側面)である。
画像形成装置の一例として以下タンデム型フルカラー複写機と称せられる画像形成装置Bを例に取り説明する。
画像形成装置Bの上部には、原稿Gを画像形成装置Bの原稿読み取り領域rに搬送する自動原稿搬送装置Dが載置されている。そして、自動原稿搬送装置Dは、給紙トレイD1に積載された原稿Gを1枚ずつピックアップして原稿読み取り領域rに搬送し、画像の情報が読み込まれた原稿Gを排紙トレイD2に排出する。
画像形成装置Aは、操作パネルSPと、原稿画像読取部1と、画像形成部2(複数組の感光体21と露光部22と現像部23と帯電部24と1次転写ローラ27と、中間転写ベルト26と、2次転写ローラ36)と、給紙部3と、定着装置4と、これらを制御する制御部CRと、を有している。
原稿画像読取部1は原稿Gを照明する光源11と、原稿画像をラインイメージセンサ13に結像する光学系12と、原稿画像を光電変換するラインイメージセンサ13とを有している。
画像形成部2は、各色〔CL(クリア)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)〕のトナー画像を担持する感光体21(21CL、21Y、21M、21C、21K)と、各色に対応する潜像を形成する露光部22(22CL、22Y、22M、22C、22K)と、各色に対応する潜像を当該色のトナーで現像する現像部23(23CL、23Y、23M、23C、23K)と、感光体21を一様に帯電する帯電部24(24CL、24Y、24M、24C、24K)と、1次転写ローラ27(27CL、27Y、27M、27C、27K)と、中間転写ベルト26と、2次転写ローラ36とを有している。
なお、中間転写ベルト26は、ローラ261、262、263、264により回転可能に張架されたエンドレスの半導電性ベルトであって、各感光体21(21CL、21Y、21M、21C、21K)に対向して設けられている。
そして画像形成部2は、各色のトナー画像を当該感光体21に形成し、感光体21に担持された各色のトナー画像を1次転写ローラ27により中間転写ベルト26に順次転写し、2次転写ローラ36により中間転写ベルト26に転写されたトナー画像を用紙に転写する。
クリーニング部25(25CL、25Y、25M、25C、25K)は、中間転写ベルト26に転写されずに感光体21(21CL、21Y、21M、21C、21K)の表面に残留したトナーを除去する。
クリーニング部28は、用紙Pに転写されず中間転写ベルト26に残留したトナーを除去する。
2次転写ローラ36は、中間転写ベルト26に担持されたトナー画像を用紙に転写させる。
給紙部3は、給紙カセット31を有し、給紙カセット31の内部にはジョブに必要な用紙Pが使用者により収納されている。
定着装置4は、加熱部41と加圧部42とを有し、用紙に転写されたトナー画像を加熱・圧着により定着する。
操作パネルSPは、各種の情報を表示し、表示内容に応じて使用者が各種情報を入力する部分であり、ジョブ情報等を入力するための入力画面を表示し、該入力画面を用いて使用者がジョブ情報を設定するタッチパネルTPを有している。
そして、タッチパネルTPで設定されたジョブに係る情報等が制御部CRに入力される。
制御部CRは、操作パネルSPで設定されたジョブ情報に基づいて、画像形成装置Bにおける画像形成と、後処理装置Cにおける用紙の後処理とを、各種機器を制御して実行する。
そして、制御部CRは用紙を折り曲げた時に生ずる角を補強する補強画像の画像データである補強画像情報を生成する補強画像情報生成部としての機能を有している。
次に、後処理装置について説明する。
図5は、後処理装置の説明図(側面)である。
後処理装置Cは、画像形成装置Bの下流側に位置しており、用紙折曲げ予定位置で用紙Pを折り曲げる折り部である折り処理部9を有している。
後処理装置Cは、上流側に位置する不図示の画像形成装置Bから用紙Pを受け入れる受入口51と、受入口51から供給された用紙Pにパンチ穴を穿孔するパンチ処理部6と、受入口51から供給された用紙Pを重ね合わせる重ね合わせ部7と、複数の用紙Pにステープル針を打ち込んでステープル処理を行う綴じ処理部8と、1枚又は複数の用紙Pを折り曲げる折り処理部9と、用紙P(例えば挿入紙)を供給する第3給紙カセット52と、パンチ処理済用紙を集積する第1集積部53と、処理済用紙を集積する第2集積部54と、処理済用紙を集積する第3集積部55と、を有している。
H1〜H8は用紙Pの搬送経路である。
搬送路H1は、第3給紙カセット52でピックアップされた用紙Pをパンチ処理部6まで搬送する搬送路である。
搬送路H2は、受入口51から供給された用紙P及び搬送路H1を介して搬送された用紙Pを、パンチ処理部6のパンチユニット61とダイユニット62との間を通過して後述の搬送路H3又は搬送路H4に向けて搬送する搬送路である。
第3切替ゲートG21は、搬送路H2を搬送される用紙Pの搬送経路を後述の搬送路H3又は搬送路H4に切り替える。
搬送路H3は、用紙Pを後述の搬送路H5又は搬送路H6に向けて搬送する搬送路である。
搬送路H5は、用紙Pを後述の搬送路H7又は搬送路H8に向けて搬送する搬送路である。
搬送路H7は、用紙Pを第1集積部53に向けて搬送し、第1集積部53に排出する搬送路である。
搬送路H6とH8は重ね合わせ部7を形成し、用紙Pの重ね合わせを行うための一時退避搬送路である。
先行する用紙P(例えばジョブの第1ページ)を搬送路H6に搬送し、後続の用紙P(例えばジョブの第2ページ)を搬送路H8に搬送して重ねあわせる。そして重ね合わせた複数の用紙を(例えば2枚)を一括して搬送路H4に向けて搬送する。
搬送路H4は、重ね合わせた用紙を所定枚数集積しステープル処理や折り処理を行う搬送路である。
そして、搬送路H4に沿って移動可能な、搬送路H4に搬送されてきた用紙の搬送方向先端部を位置決めする第1可動ストッパ91が設けられている。
なお、第1可動ストッパ91は、不図示の可動ストッパ駆動部により搬送路H4に沿って移動可能となっている。
パンチ処理部6は、受入口51の近傍下流側に配置され、用紙Pにパンチ穴を穿孔する周知のもので構成され、パンチユニット61とダイユニット62を有している。
そして、タッチパネルTPで設定されたジョブ情報(穿孔処理のON)に基づいて搬送路H1を搬送される用紙Pにパンチ穴を穿孔する。
重ね合わせ部7は、搬送路H6と搬送路H8と第4切替ゲートG22とを有している。
そして、第4切替ゲートG22により先行する用紙P(例えばジョブの第1ページ目)を搬送路H6に搬送させ、第3切替ゲートG21により後続する用紙P(例えばジョブの第2ページ目)を搬送路H5(H8)に搬送させ、先行する用紙Pと後続する用紙Pとを重ね合わせる。
綴じ処理部8は、パンチ処理部6と折り処理部9との間に配置されており、用紙束P1にステープル針を打ち込んで用紙束P1を結束する綴じユニット81を、用紙の搬送方向と直行する方向に2式有している。
各綴じユニット81は、それぞれ打針ユニット811と受針ユニット812を有しており、タッチパネルTPで設定されたジョブ情報(ステープル処理ON)に基づいて搬送路H4に集積された用紙束P1の所定位置にステープル針を打ち込む。
折り処理部9は、綴じ処理部8の下流側に配置され、用紙P又は用紙束P1を折り曲げる部分である。
そして、第1のローラ93と第2のローラ94と第3のローラ95と第1折り部材92と第2折り部材96とを有し、第1のローラ93と第2のローラ94と第3のローラ95とは不図示の回転駆動部材(例えばモータ)により回転駆動され、第1折り部材92と第2折り部材96とはそれぞれ不図示の駆動手段(例えばソレノイド)によりそれぞれ矢印cとd方向に前進・後退される。
第1のローラ93と第2のローラ94と第1折り部材92とは中折り、又はZ折時の用紙の第1回目の折りを行うローラ対として機能し、タッチパネルTPで設定されたジョブ情報(折り処理のON)に基づいて用紙束P1を折り曲げる。
また、第2のローラ94と第3のローラ95と第2折り部材96とはZ折時等の第2回目の折りを行うローラ対として機能し、タッチパネルTPで設定されたジョブ情報(折り処理のON)に基づいて用紙束P1を折り曲げる。
図6は、折り処理部の詳細説明図(側面)である。
折り処理部9は、第1折り部材92と、第1のローラ93と、第2のローラ94と、第3のローラ95と、第2折り部材96と、第2可動ストッパ97と、搬送路H9と、可動案内板98と、を有している。
xは第2折り部材96の延長線を示し、yは搬送路H9の用紙搬送経路の延長線を示している。
そして、前述したように第1折り部材92と第1のローラ93と第2のローラ94とが第1回目の折処理(例えば中折や中綴じ)を行う第1折ユニット9aを構成し、第2のローラ94と第3のローラ95と第2折り部材96とが第2回目の折処理(例えばZ折)を行う第2折ユニット9bを構成している。
第1のローラ93と第2のローラ94と第3のローラ95とは、高摩擦抵抗材(例えばシリコンゴム)により形成されており、それぞれ不図示の回転手段(ローラ駆動モータ)により回転可能(矢印b方向)となっている。
第1折り部材92は、通常はその先端部が搬送路H4から退避した後退位置に位置しており、折時には不図示の駆動手段(例えばソレノイド)に付勢されて前進(矢印方向)することにより第1のローラ93と第2のローラ94とのニップ部93Nに、用紙束P1を食い込ませることを可能としている。
第2折り部材96は、通常はその先端部が第2のローラ94と第3のローラ95とのニップ部95Nと離間した後退位置に位置しており、折り時には不図示の駆動手段(例えばソレノイド)に付勢されて前進(矢印方向)することによりニップ部95Nに、用紙束P1を食い込ませることを可能としている。
第2可動ストッパ97は、搬送路H9に搬送されてきた用紙Pや第1回目の折りが行われた用紙束P1の搬送方向先端部(山部)を位置決めする部分であり、不図示の可動ストッパ駆動部により搬送路H9に沿って移動可能となっている。
可動案内板98は、不図示の駆動部により駆動されて支軸981を中心に揺動可能となっており、Z折り時(第2回目の折時)には、実線で示す位置に設定されて用紙Pや第1回目の折りが行われた用紙束P1を搬送路H9にガイドする。
また、中折り及び中綴じ時には、破線の位置に設定されて、用紙Pを第3集積部55に向けてガイドする。以下に図4〜6を参照して画像形成装置Bと後処理装置Cとの作用について説明する。
ここではジョブ情報として、例えば、フルカラー、A3、普通紙、片面印刷、後処理有り、坪量130g/m、補強有り、及び中綴じ、が設定されているものとして以下説明する。
先ず、画像形成装置Bの作用について図4を参照して説明する。
画像形成装置Bの原稿画像読取部1は、自動原稿搬送装置Dにより搬送される原稿G、又は原稿画像読取部1の上に裁置された原稿Gの画像をラインイメージセンサ13で読み取る。
ラインイメージセンサ13により光電変換された、アナログ信号は、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が行われ、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)のデジタル化された、テキスト文又は絵柄を含む原稿画像の原稿画像データとなる。
また、制御部CRにより操作パネルSPで設定されたジョブ情報(補強設定キーK22のON)に基づいて、用紙を折り曲げた時に生ずる角を補強する補強画像の画像データである補強画像情報(補強画像データ)が生成される。なお、補強画像データの生成については後に詳述する。
感光体21(21CL、21Y、21M、21C、21K)は帯電部24(24CL、24Y、24M、24C、24K)により一様に帯電され、感光体21(21Y、21M、21C、21K)には露光部22(22Y、22M、22C、22K)により原稿画像の潜像が形成される。
また、感光体21(21CL)には、露光部22(22CL)により、制御部CRで生成された補強画像データが補強画像の潜像として形成される。
感光体21(21Y、21M、21C、21K)に形成された原稿画像の潜像は現像部23(23Y、23M、23C、23K)によりそれぞれ顕像化され、感光体21(21CL)に形成された補強画像の潜像は現像部23(23CL)により顕像化される。
これにより、感光体21CLには補強画像データに基づくクリアトナーの補強画像が形成され、感光体21Y、21M、21C、21Kには原稿画像データに基づくY、M、C、K、各色の原稿画像(通常画像)がそれぞれ形成される。
この時、感光体21(21CL)に形成する補強画像の位置と、感光体21Y、21M、21C、21Kに形成する各色の通常画像の位置との関係は、例えば中折りや中綴じの場合、1枚の用紙に転写した時に補強画像がその中央に位置し、補強画像の両側に通常画像が位置するように形成される。
これは、制御部CRが後述する折部位置情報ファイルF2を参照し、操作パネルSPで設定されたジョブ情報〔後処理形態(例えば中綴じ)と用紙サイズ〕に対応する折り位置情報即ち補強画像形成位置情報を取得し、感光体21CLにおいて補強画像形成位置情報に基づく位置に補強画像を形成し、感光体21Y、21M、21C、21Kにおいてその両側に通常画像を形成することで可能となる。
感光体21CLに担持されたクリアトナーの補強画像と感光体21Y、21M、21C、21Kに担持された各色の原稿画像とは、1次転写ローラ27CL、27Y、27M、27C、27K、の押圧より中間転写ベルト26に転写される。
この時、1枚分の用紙に対応するクリアトナーの補強画像がその中央(折り予定位置)に位置し、補強画像の両側にカラーの通常画像が位置している。
つまり、ジョブ情報に基づく用紙折曲げ予定位置は前述の補強画像形成位置に相当した位置である。
用紙Pに転写されず中間転写ベルト26に残留した各色のトナーはクリーニング部28により除去される。
給紙カセット31に収容された用紙Pは給紙ローラ32により1枚ずつピックアップされ、複数の搬送ローラ33及びレジストローラ34を経て転写領域35まで搬送される。
そして、搬送された用紙Pを2次転写ローラ36で中間転写ベルト26に押圧することにより、中間転写ベルト上に担持されたクリアトナーの補強画像とカラーの原稿画像とが用紙Pに転写される。
これにより、1枚の用紙Pにおいて、操作パネルSPで設定されたジョブ情報に基づく用紙折曲げ予定位置を含む所定領域に対応する位置にクリアトナーの補強画像が形成され、それ以外の領域にカラーの原稿画像が形成される。
クリアトナーの補強画像とカラーの原稿画像とが担持された用紙Pは中間転写ベルト26から曲率分離され、定着装置4の加熱部41と加圧部42との加熱・押圧により補強画像と原稿画像とが用紙Pに定着される。
そして、補強画像とカラーの原稿画像とが定着された用紙Pは排紙ローラ37に挟持されて、排出口38から装置外部に排出される。
これにより、用紙Pに補強画像及び原稿画像が印刷された用紙Pを得ることができる。
原稿画像を両面に印刷する両面印刷時、及び補強画像を両面に印刷する場合、第1切替ゲートG11を切り替えて用紙Pの搬送経路を上流側両面搬送路39側に切り替え、おもて面の画像形成を完了した用紙Pを上流側両面搬送路39に向けて搬送する。
次に、上流側両面搬送路39を搬送される用紙Pを第2切替ゲートG12により反転搬送路40に導き、用紙Pが全て反転搬送路40に入った後第2切替ゲートG12を切り替え、用紙Pを逆送して下流側両面搬送路41に向けて搬送する。
そして、再び搬送ローラ33及びレジストローラ34を経て転写領域35まで搬送させ、2次転写ローラ36の押圧により中間転写ベルトに担持された補強画像及びカラーの原稿画像、又はそのいずれかを裏面に転写させる。
これにより、用紙Pの裏面に、補強画像及び原稿画像、又はそのいずれかが印刷された用紙Pを得ることができる。
次に、後処理装置Cの作用について図5、6を参照して説明する。
1.先ず制御部CRは準備動作として、HDD・CR4から打針位置情報ファイルF1と、ジョブ情報とを、読み出す。
ここでは、ジョブ情報の用紙のサイズ情報がA3のため、後述の打針位置情報ファイルF1(図9)から用紙サイズA3に対応する第1可動ストッパの停止位置情報d14と、用紙サイズA3に対応する打針位置情報d18と、を取得する。
そして、取得した第1可動ストッパの停止位置情報d14と、綴じ処理部8における用紙搬送方向の打針位置から第1可動ストッパ91の用紙突き当て面までの距離と、が等しくなるように第1可動ストッパ91を移動させる(実線)。
即ち、A3サイズの用紙の搬送方向中央部が、綴じ処理部8における用紙搬送方向の打針位置に来るように、第1可動ストッパ91が移動される。
また、用紙の搬送方向と直交方向に配置された2式の綴じユニット81のうち少なくとも一方を、両者の離間距離が打針位置情報d18に等しくなるように移動させる。
2.ジョブの第1ページ目、第2ページ目、第3ページ目・・・の用紙Pが不図示の画像形成装置Bから排出され、順次受入口51に投入される。そして、搬送路H2を通過して第3切替ゲートG21により搬送路H3に向けて搬送される。
3.搬送路H3を搬送される第1ページ目の用紙P(先行用紙)は第4切替ゲートG22により重ね合わせ部7を形成する搬送路H6に搬送され、ジョブの第2ページ目の用紙P(後続用紙)は第4切替ゲートG22の切り替えにより搬送路H5とH8に搬送される。これにより、先行用紙と後続用紙とが重ね合わせ部7で重ね合わされる。
4.重ね合わされた先行用紙と後続用紙とはスイッチバックされ、先行用紙が後続用紙に対して図示左側に位置する状態で搬送路H3と搬送路H4とを搬送される。
5.搬送路H4を搬送される重ね合わされた用紙は、準備動作により用紙のサイズに応じた位置に移動した第1可動ストッパ91(実線)に用紙先端が突き当たる。
なお、第1可動ストッパ91は、1項で説明したようにA3サイズの用紙の搬送方向中央部が綴じ処理部8における用紙搬送方向の打針位置に移動されており、結果として、画像形成装置でステープル補強トナー画像が形成されたA3サイズの用紙の搬送方向中央部が、綴じ処理部8における用紙搬送方向の打針位置に一致する。
6.第3ページ目以降の用紙に対して2〜5項の動作を繰り返し、ジョブに対応する1纏まりの用紙束P1が重ね合わせ部7に集積される。
7.そして、ジョブ情報として中綴じが設定されているため、重ね合わせ部7に形成された1纏まりの用紙束P1に対して綴じ処理部8でステープル針が打ち込まれる。
なお、ジョブ情報のうちステープル処理が設定されている場合も同様にしてステープル針を打ち込む。
これにより、既に画像形成装置Bによりステープル補強トナー画像が形成された位置にステープル針を打ちこむことが可能となる。
後述の情報として中折りが設定されている場合も同様にして中折りを行う。
以下、用紙の搬送方向中央部を折り曲げる中折り動作について説明する。
9.後述の折部位置情報ファイルF2(図10)を参照して、中綴じとA3に対応する山折位置データd24を得る。
10、不図示の可動ストッパ駆動部を制御して、取得した山折位置d24(210mm)情報と、折り処理部9の第1折り部材92から第1可動ストッパ91の用紙突き当て面までの距離と、が等しくなるように第1可動ストッパ91を移動させる(破線)。
これにより、用紙束P1の搬送方向中央部が折り処理部9の第1折り部材92と対向する。
11.第1折り部材92が用紙束P1に向かって前進し、用紙束P1の搬送方向中央部は前進する第1折り部材92により折り曲げられ、回転する第1のローラ93と第2のローラ94との間に搬送方向中央部が押し込まれる。
この時、最外部の用紙の搬送方向中央部には画像形成装置で既に補強画像(折り目補強トナー画像)が形成されている。
押し込まれた用紙束P1は回転する第1のローラ93と第2のローラ94とにより押圧され用紙束P1の搬送方向中央部が折れ曲がり、冊子形態となる。
12.冊子形態となった用紙束P1(冊子P2)は、回転する第1のローラ93と第2のローラ94とにより搬送されて第3集積部55に排出される。
なお、基本画面K1で後処理キーK14が選択されていない場合は、用紙Pは後処理が行われずに第1集積部53に排出される。
これにより、画像形成装置Bにより、用紙Pの搬送方向中央部であり、用紙Pの搬送方向中央部に形成された補強画像の中央を、折り曲げることが可能となり、冊子P2の背が補強画像で補強された冊子P2を得ることができる。
従って、例えばジョブの第1枚目である表紙を外側にし、ジョブの第2枚目以降である内容紙が表紙に内包された冊子P2とすることができる。
これにより、冊子P2の第1枚目である表紙の山折り部(即ち冊子P2の背)にクリアトナーを塗布し、各用紙のステープル部にクリアトナーを塗布することになるので、強度(特に耐擦性と、綴じ部の破れ性)が強い冊子P2を得ることができる。また、2枚目以降の折り部にクリアトナーは塗布されていないので、折り動作に必要な駆動力は、1枚目も含めて全くクリアトナーが塗布されていない場合とほぼ同等で済み、折り曲げ動作を容易に行うことが可能になる。
以下に、画像形成装置Bにおける各種画面と各種ファイルを用いた補強画像を形成する方法と、後処理装置における各種ファイルを用いた用紙の折曲げ処理と、について説明するが、先ず各種画面と各種ファイルについて詳しく説明する。
なお、以下に示す画面構成とデータファイル構成とはその1例を示すもので。同様な機能を満たせばどのような構成であっても良いことはいうまでもない。
図7は、基本画面の1例を示す図である。
操作パネルSPに表示するジョブ情報設定画面の1つである基本画面K1は、出力画像の種類を設定する出力画像設定領域K11と、使用する用紙のサイズと紙種と坪量とを設定する出力用紙設定領域K12と、用紙のいずれの面に画像を形成するか設定する出力面設定領域K13と、後処理を行うか否かを設定する後処理キーK14と、を有している。
そして、出力画像設定領域K11には当該ジョブをどのような色で印刷するか設定する例えばフルカラーキーK111と、2色カラーキーK112と、モノクロキーK113が表示される。
又、出力用紙設定領域K12には当該ジョブをどのようなサイズの用紙で印刷するか設定する例えばB5キーK121とA4キーK122とB4キーK123とA3キーK124、及び、当該ジョブをどのような用紙で印刷するか設定する例えば普通紙キーK125とコート紙キーK126、及び、当該ジョブをいくつの坪量の用紙で印刷するか設定する0〜9の数字キーK127が表示される。
又、出力面設定領域K13には当該ジョブをどのような印刷形態で印刷するか設定する例えば両面キーK131と片面キーK132が表示される。
そして、各キーで設定された当該ジョブに対するジョブ情報が制御部CRに入力され、後処理キーK14が設定されると後述の後処理設定画面K2に遷移する。
図8は、後処理の形態を設定する後処理設定画面の1例を示す図である。
操作パネルSPに表示するジョブ情報設定画面の1つである後処理設定画面K2は、当該ジョブの後処理形態を設定する後処理形態設定領域K21と、補強画像を印刷するか否かを設定する補強設定キーK22と、を有している。
後処理形態設定領域K21には、当該ジョブの後処理形態としてどのような後処理を行うかを設定する、例えばステープルキーK211とパンチキーK212と中折キーK213とZ折キーK214と中綴じキーK215とが表示される。
そして、各キーで設定された後処理情報が制御部CRに入力され、後処理装置Cで当該後処理が行われる。
また、補強設定キーK22は補強画像を形成するか否かを設定するキーである。
そして補強設定キーK22がONとなると、ステープル処理、中折処理、Z折処理、及び中綴じ処理のうちいずれか1つが設定された場合、ステープル処理時の打針部、及び中折処理とZ折処理と中綴じ処理時との折り部に、画像形成装置Bで補強画像を形成する。
図9は、打針位置情報ファイルの説明図である。
このファイルはROM・CR3に格納されており、少なくとも各種のステープル処理と中綴じ処理の実行時に読み出されるが、以下中綴じ処理を行う場合について説明する。
打針位置情報ファイルF1は、各種用紙サイズが記載された用紙サイズ欄f11と、少なくとも中綴じ時における該各種用紙サイズに対する第1可動ストッパ91の用紙搬送方向における好ましい停止位置が記載された停止位置データ欄f12と、用紙搬送方向と直交方向における好ましい打針位置が記載された打針位置データ欄f13と、を有している。
なお、第1可動ストッパ91の用紙搬送方向における好ましい停止位置とは、後述する綴じユニット81の打針位置から、第1可動ストッパ91の用紙当接面911まで、の距離である。
そして、停止位置データ欄f12に記載されたデータd11〜d14は、中綴じ処理を行う各サイズの用紙の搬送方向全長の1/2と等しい値であり、例えばA3サイズに対応するd14は210mmである。
また、打針位置データ欄f13に記載されたデータd15〜d18は、後述する後処理装置の綴じ処理部における、用紙搬送方向と直交方向に配置された2対の綴じユニットの離間距離である。
そして、d15、d16、d17、d18はそれぞれ例えば150mmである。
以上中綴じ処理について説明したが、他の綴じ処理についても同様にして予め打針位置情報ファイルを設けることができることはいうまでもない。
次に、中折処理時とZ折処理時と中綴じ処理時とにおける、用紙搬送方向の、第1回目の折り位置と第2回目の折り位置とが記された折り位置情報ファイルについて説明する。
図10は、折り位置情報ファイルの説明図である。
このファイルはROM・CR3に格納されており、少なくとも中折り処理と中綴じ処理とZ折り処理との実行時に読み出される。
折部位置情報ファイルF2は、後処理装置で行う折り処理の種類に係る折り形態と用紙のサイズとの組み合わせが記載された折形態/用紙サイズ欄f21と、当該組み合わせに対する第1回目の好ましい折り位置が記載された第1回折り位置欄f22と、第2回目の好ましい折り位置が記載された第2回折り位置欄f23と、を有している。
なお、当該組み合わせに対する第1回目の好ましい折り位置とは、後述する第1折部材92の設置位置から第1可動ストッパ91の用紙当接面911までの距離であり、第2回目の好ましい折り位置とは、後述する第2折部材96の設置位置から第2可動ストッパ97の用紙当接面971までの距離である。
即ち、好ましい折り位置である用紙折曲げ予定位置は、折り処理部9で設定されたジョブ情報のうち、使用する用紙のサイズに係る情報と、前記後処理装置で行う折り処理の種類に係る情報と、により定まる位置である。
そして、第1回折り位置欄f22に記載された、中折り、中綴じ時の折り位置情報であるデータd21〜d24は、折り処理を行う各サイズの用紙の搬送方向全長の1/2と等しい値であり、例えばA3サイズに対応するd24は210mmである。
Z折りについては、折り曲げられた各面の搬送方向長さは第1可動ストッパ91の停止位置と第2可動ストッパ97の停止位置を変えることによって各種選択できるが、ここでは各面の搬送方向長さが等しい場合について説明する。
第1回折り位置欄f22に記載された、Z折り時の折り位置情報であるデータd25〜d28は、折り処理を行う各サイズの用紙の搬送方向全長の例えば1/3と等しい値であり、A3サイズに対応するd28は140mmである。
また、第2回折り位置欄f23に記載されたZ折り時の第2回目の折り位置情報である距離データd31〜d34は、折り処理を行う各サイズの用紙の搬送方向全長の例えば1/3と等しい値であり、A3サイズに対応するd34は140mmである。
画像形成システムは折り位置に補強画像を形成することから、第1回折り位置欄f22に記載されたデータd21〜d28は当該位置を中心にして補強画像を形成することも意味している。また、第2回折り位置欄f23に記載されたデータd31〜d34は当該位置を中心にして補強画像を形成することも意味している。
例えば、折形態/用紙サイズ欄f21の中綴じ、A3の場合は、第1回折り位置欄f22のデータd24(210mm)位置、即ち画像形成部2において、搬送される用紙の先端から下流側にデータd24(210mm)離れた位置を中心にして所定の幅の補強画像を形成することを意味している。
前述したように、画像形成装置における補強画像の形成位置と、後処理装置における折り曲げ位置とが、同一のデータファイル(折部位置情報ファイルF2)の同一のデータ(例えば用紙折曲げ予定位置であり補強画像の形成位置でもあるデータd28)により、形成及び折り曲げられるため、必ず補強画像と折り曲げ位置とが一致する。
次に、用紙の坪量に対するクリアトナーの塗布幅が記されたクリアトナー塗布幅情報ファイルについて説明する。
図11は、クリアトナー塗布幅情報ファイルの説明図である。
このファイルはROM・CR3に格納されており、少なくとも折り処理を行う例えば中折り処理と中綴じ処理とZ折り処理との実行時に読み出される。
クリアトナー塗布幅情報ファイルF3は、各種の用紙の坪量が記載された坪量欄f31と、各坪量に対するクリアトナー(補強画像)の塗布幅が記載された塗布幅データ欄f32とを有している。
クリアトナーの塗布幅とは、操作パネルSPで設定されたジョブ情報のうち、用紙の坪量に係る情報により定まる幅であり、補強画像を形成する用紙折曲げ予定位置を中心にして、両側に所定の幅を持つ領域の全幅寸法(搬送方向)である。
そして、塗布幅データ欄f32に記載されたデータd41〜d43は、坪量に応じた値であり、d41<d42<d43の関係を有し、例えば坪量159g/m〜220g/mに対応するd42は10mm程度である。
このように、坪量が大きくなるに従いクリアトナー塗布幅を増加させることにより、小坪量の用紙より剛性が高い大坪量の用紙であっても、折り処理部9における折処理時に目的の折位置で折れ曲がらずにクリアトナー塗布部と非塗布部との境界で用紙が折り曲がってしまうことを防止可能となる。
次に、用紙の種類と坪量と印刷形態と折り側との組み合わせに対する、クリアトナーの単位面積当たりの塗布量が記されたクリアトナー量情報ファイルについて説明する。
図12は、クリアトナー塗布量情報ファイルの説明図である。
このファイルはROM・CR3に格納されており、中綴じ処理を含む少なくとも各種の折り処理の実行時に読み出される。
クリアトナー塗布量情報ファイルF4は、用紙の種類と坪量と印刷形態(片面/両面)と折側(山側/谷側)との組合わせが記載された、紙種/坪量/印刷形態/折側欄f41と、各組み合わせに対するクリアトナー(補強画像)の単位面積当たりの塗布量が記載された塗布量データ欄f42とを有している。
そして、塗布量データ欄f42に記載された、片面印刷時の山側に対応するデータw11と、w14と、w17と、w19と、はw11>w14>w17>w19の関係を有し、例えば坪量が128g/m〜157g/mで片面、山側に対応するデータw17は2〜2.5g/m程度である。
又、両面印刷時の山側に対応するデータw12と、w15と、w18と、w20と、はw12>w15>w18>w20の関係を有し、例えば坪量が128g/m〜157g/mで、両面、山側に対応するデータw20は3〜4g/m程度である。
又、両面・谷側、の坪量55〜80g/mと、81g/m〜127g/mと、に対応するw13と、w16と、は例えばそれぞれ1g/mである。
なお、普通紙とコート紙とは同様な値となっている。
又、片面印刷時の谷側にはクリアトナーの塗布を行わない。
なお、クリアトナーの塗布量データw11〜w20、w51〜w60は、予め実験を行い、用紙の折曲げ部の補強が可能で且つ用紙や複数の用紙で構成された冊子を折り曲げる時に、用紙や冊子の折曲げ部分で反発せずに、折り曲げが容易に行える塗布量として決定された塗布量である。
このように、片面、両面の各印刷において、坪量がより小さい方が塗布量を多くすることにより、坪量が小さく強度の小さい用紙でも折曲げ部分(山部)の強度を上げることが可能となる。
また、127g/mの坪量以下の用紙に両面印刷を行う場合には、山側と谷側との両者にクリアトナーの塗布を行うことにより、山側のみにクリアトナーの塗布を行う場合に比べて、クリアトナーの全塗布量を減らすことが可能となる。
しかし、128g/mの坪量以上の用紙に両面印刷を行う場合には、山側と谷側との両者にクリアトナーの塗布を行うと、折り難くなるため山側のみにクリアトナーの塗布を行う。
以下に画像形成装置Bにおいて、各種画面とファイルを用いて補強画像を形成する方法について詳しく説明する。
1.基本画面K1と後処理設定画面K2の表示
タッチパネルTPに図7と図8を参照して説明した基本画面K1と後処理設定画面K2を表示させる。
2.原稿画像情報とジョブ情報の取得
原稿画像読取部1で読み込まれた1纏まりの原稿画像情報と、タッチパネルTPで設定された当該原稿画像情報に対応するジョブ情報と、を対応付けてHDD・CR4に格納する。
なお、サーバーEから通信部C1を介して送信された1纏まりの原稿画像情報と当該原稿画像情報に対応するジョブ情報と、を対応付けてHDD・CR4に格納しても良い。
ここでは基本画面K1で、フルカラーキーK111と、A3キーK124と、普通紙キーK125と、片面キーK132と、後処理キーK14と、数字キーK127で130と、が選択され、且つ後処理設定画面K2で、補強設定キーK22と、中綴じキーK215と、が選択されることにより、ジョブ情報として、フルカラー、A3、普通紙、片面印刷、後処理有り、坪量130g/m、補強有り、及び中綴じ、が設定されたものとして以下説明する。
設定されたジョブ情報(フルカラー、A3、普通紙、片面印刷、後処理有り、坪量130、補強有り、及び中綴じ)をHDD・CR4に格納する。
3.補強画像データの取得
3−1.HDD・CR4に格納したジョブ情報のうち補強画像形成に係る各情報(A3、普通紙、片面印刷、後処理有り、坪量130g/m、補強有り、及び中綴じ)を読み出す。
3−2.補強画像形成位置情報の取得
補強画像形成位置情報である折り位置情報を取得するため、折部位置情報ファイルF2を読み出す。
そして、読み出した折部位置情報ファイルF2の折形態/用紙サイズ欄f21の内容と、前項で読み出したジョブ情報とを比較する。
ここではジョブ情報として(A3、普通紙、片面印刷、後処理有り、坪量130g/m、補強有り、及び中綴じ)が設定されているため、ジョブ情報の(中綴じとA3)に対応する、折部位置情報ファイルF2の第1回折り位置データ即ち補強画像形成位置情報d24(210mm)を取得する。
これにより、画像形成部2において、補強画像を用紙先端から下流側にデータd24分(210mm)離れた位置に形成するものと判断する。
3−3.補強画像の幅の取得
補強画像の幅即ちクリアトナーによる補強幅を取得するため、クリアトナー塗布幅情報ファイルF3を読み出す。
そして、読み出したクリアトナー塗布幅情報ファイルF3の用紙坪量欄f31の内容と、ジョブ情報のうち坪量情報と、を比較する。
ここではジョブ情報としてA3、普通紙、片面印刷、後処理有り、坪量130g/m、補強有り、及び中綴じ、が設定されているため、ジョブ情報の(坪量130g/m)に対応する、塗布幅情報欄f32のd41(例えば5mm)を取得する。
これにより、折位置、即ち画像形成部2において、用紙先端から下流側にデータd24分(210mm)離れた位置を中心に、搬送方向前後各2.5mmの範囲にクリアトナーによる補強画像を形成するものと判断する。
3−4.クリアトナーの塗布量の取得
次いで、クリアトナー塗布量情報ファイルF4を読み出す。
そして、読み出したクリアトナー塗布量情報ファイルF4の紙種/坪量/印刷形態/折側情報欄f41の内容と、ジョブ情報とを比較する。
ここではジョブ情報として、A3、普通紙、片面印刷、後処理有り、坪量130g/m、補強有り、及び中綴じ、が設定されているため、ジョブ情報の(普通紙×坪量130×片面)に対応する、塗布量情報欄f42のw17(例えば3〜4mm)を取得する。
即ち、操作パネルSPで設定されたジョブ情報に基づく用紙の坪量に応じて、用紙折曲げ予定位置を含む所定領域に単位面積当たり所定の量のトナーで前記補強画像を形成する。
これにより、折位置の山側、即ち画像形成部2において片面(用紙のおもて面)印刷時の用紙先端から下流側にデータd24分(210mm)離れた位置に3〜4mmg/mの塗布量で補強画像を形成するものと判断する。
以上により、用紙先端から210mmの位置を中心にして、搬送方向前後各2.5mmに亘り、用紙のおもて面に、折り目補強トナー画像を塗布量3〜4g/mで形成するという補強画像データを取得する。
即ち、折り処理部9で用紙を折り曲げる時に、外側に向いて凸となる角を含む領域に前記補強画像を形成する。
4.画像データの生成
用紙に形成する画像の画像データを生成する。
HDD・CR4に格納されている1纏まりの原稿画像情報を読み出し、1纏まりの原稿画像情報のうち第1ページ目の原稿画像データに対して、前記3項で取得した補強画像データを追加して第1ページ目の画像データを生成する。
なお、第2ページ以降は前記3項で取得した補強画像データを追加せず、1纏まりの原稿画像情報のうち第2ページ目以降の原稿画像情報を原稿画像データとする。
5.画像形成
前記4項で取得した第1ページ目の画像データのうち、補強画像データにより露光部22CLで感光体21CL上に潜像を形成し、現像部23CLでクリアトナーにより潜像を顕像化してクリアトナーによる補強画像(折り目補強トナー画像)を形成する。
そして、第1ページ目の画像データのうち第1ページ目の原稿画像データにより露光部22Y〜22Kで感光体21Y〜21K上に潜像を形成し、現像部23Y〜23Kで各色トナーにより潜像を顕像化し、各色トナーによる原稿画像を形成する。
なお、この時すでに説明したように、感光体21(21CL)に形成する補強画像の位置と、感光体21Y、21M、21C、21Kに形成する各色の通常画像の位置とは、例えば中折りや中綴じの場合、1枚の用紙に転写した時に補強画像がその中央に位置して補強画像の両側に通常画像が位置するように形成する。
又、前記4項で取得した第2ページ目以降の原稿画像データに基づき露光部22Y〜22Kで感光体21Y〜21K上に潜像を形成し、現像部23Y〜23Kで各色トナーにより潜像を顕像化し、各色トナーによる原稿画像を形成する。
以上折り曲げ予定位置に補強画像を形成する構成・方法について説明したが、同様な技術思想に基づいてステープル針を打ち込むステープル予定位置に補強画像(ステープル補強トナー画像)を形成できることは言うまでもない。
この場合は、打針位置情報ファイルF1から、ジョブで設定された用紙サイズ(例えばA3)に対する、第1可動ストッパ停止位置データ欄f12のd14(例えば210mm)と打針位置データ欄f13のd18(例えば150mm)とを読み出す。
そして、冊子形態とした場合に一番内側に位置する用紙の画像データとして、停止位置データ欄f12のd14と打針位置データ欄f13のd18(例えば150mm)とに相当する部分を中心としてステープル針を取り囲む楕円状のステープル補強トナー画像を生成し、生成したステープル補強トナー画像に基づいて、露光部22CLで感光体21CL上に当該潜像を形成し、現像部23CLでクリアトナーにより当該潜像を顕像化し、クリアトナーによる補強画像(ステープル補強トナー画像)を形成することで可能となる。
従って、ステープル補強トナー画像を形成する場合は用紙を反転し、用紙の裏面に形成することが好ましい。
なお、用紙にパンチ穴を穿孔するパンチ処理の場合にも同様な技術思想に基づいて、パンチ穴を中心に所定の大きさの補強画像を形成することができることはいうまでもない。
この場合は、第1ページ目の用紙と最終ページの用紙とに補強画像を形成することが好ましい。
以上により、操作パネルSPで設定されたジョブ情報のうち、用紙のサイズと折り処理やステープル処理の形態(例えば中折り、Z折り、中綴じ等)と等により定まる、用紙の各面の搬送方向1辺の長さ(折り曲げられた1面の長さ)に応じた位置に、画像形成装置Bで補強画像(折り目補強トナー画像及び/又はステープル補強トナー画像)を形成することが可能となる。
以上、タンデム型フルカラー複写機を例に挙げて説明したが、モノクロ複写機に適用できることは言うまでもない。
この場合は、画像形成部2は、感光体21(21CL、21K)と、露光部22(22CL、22K)と、現像部23(23CL、23K)と、帯電部24(24CL、24K)と、感光体21に担持されたトナー画像を用紙に転写する転写ローラと、で構成される。
以下に、後処理装置における各種ファイルを用いた用紙の折曲げ処理の方法について詳しく説明する。
図13は、折り処理部における折動作の詳細説明図(側面)である。
以下に図13(a)〜(d)を参照して折り処理部9の動作について説明する。
図において折り処理部9の上流側に位置する綴じ処理部8(不図示)で綴じ処理が行われた用紙束P1は、ジョブの第1枚目である例えば表紙用紙P21が図示左側に位置し、ジョブの第2枚目以降である例えば内用紙P22が図示右側に位置して搬送路H4を搬送されてくる。
そして、ジョブ(中綴じ)の第1枚目である例えば表紙用紙P21の用紙折曲げ予定位置には、画像形成装置Bにより、表紙用紙P21の図示左面に折り目補強トナー画像が既に形成されている。
また、Z折りを行う用紙Pの第1回目の用紙折曲げ予定位置には、画像形成装置Bにより、用紙Pの図示左面に折り目補強トナー画像が既に形成され、第2回目の用紙折曲げ予定位置には用紙Pの図示右側面に折り目補強トナー画像が既に形成されているものとして、以下説明する。
即ち、折り処理部9で用紙Pを複数回折り曲げる時に、内側に生ずる複数の凹部のうち、一部の凹部の先端を含む領域である用紙折曲げ予定位置には、折り目補強トナー画像が既に形成されている。
以下に画像形成装置Bにおける、用紙又は用紙束を折り曲げる折り処理の流れについて説明する。
ここでは、前述したように、基本画面K1で、フルカラーキーK111とA3キーK124と普通紙キーK125と片面キーK132と後処理キーK14と数字キーK127で130とが選択され、後処理設定画面K2で、補強設定キーK22と中綴じキーK215とが選択されており、ジョブ情報として、フルカラー、A3、普通紙、片面印刷、後処理有り、坪量130、補強有り、及び中綴じ、が設定され、これらの情報がHDD・CR4に格納されているものとして以下説明する。
用紙P又は用紙束P1の搬送方向先端部P11が第1可動ストッパ91の用紙当接面911に当接するまでは、第1折り部材92は後退して、用紙P又は用紙束P1が搬送路H4を通過することを可能にしている。
また、第2折り部材96は後退して、用紙P又は用紙束P1が搬送路H9を通過することを可能にしている。
1.第1可動ストッパ91と第2可動ストッパ97との位置決め。
1−1.HDD・CR4に格納したジョブ情報(フルカラー、A3、普通紙、片面印刷、後処理有り、坪量130g/m、補強有り、及び中綴じ)を読み出す。
1−2.折り位置情報の取得
次いで、折部位置情報ファイルF2を読み出す。
そして、読み出した折部位置情報ファイルF2の折形態/用紙サイズ欄f21の内容と、前項で読み出したジョブ情報とを比較する。
ここではジョブ情報として(フルカラー、A3、普通紙、片面印刷、後処理有り、坪量130、補強有り、及び中綴じ)が設定されているため、ジョブ情報の(中綴じとA3)に対応する、折部位置情報ファイルF2の第1回折り位置d24(210mm)を取得する。
これにより、用紙の先端から210mmの位置で用紙を折り曲げるために、第1可動ストッパ91の停止位置を、折り処理部9の第1折り部材92による折り曲げ位置から210mm離間した位置とすれば良いと判断する。
第2回折り位置情報は記載なし(−)となっているため第2回目の折処理(谷側の折り)を行わないものと判断する。
なお、ジョブ情報としてZ折りが設定されている場合は、ジョブ情報の(Z折りとA3)に対応する、折部位置情報ファイルF2の第1回折り位置d28(140mm)と、折部位置情報ファイルF2の第2回折り位置d34(140mm)と、を取得する。
これにより、用紙の先端から140mmの位置で第1回目の折り曲げを行うために、第1可動ストッパ91の停止位置を、折り処理部9の第1折り部材92による折り曲げ位置から140mm離間した位置とすれば良いと判断する。
また、第1回目の折りが完了した用紙の先端(山部)から140mmの位置(用紙の先端から280mmの位置)で第2回目の折り曲げを行うために、第2可動ストッパ91の停止位置を、第2折り部材96による折り曲げ位置から140mm離間した位置とすれば良いと判断する。
1−3.第1可動ストッパ91の位置決め
ジョブ情報に応じた位置に第1可動ストッパ91を移動させる。ここでは中綴じが設定されているため、図13(a)において、折部位置情報ファイルF2の第1回折り位置d24に対応する位置に不図示の可動ストッパ駆動部により第1可動ストッパ91を移動させる。
つまり、第1折り部材92から第1可動ストッパ91の用紙当接面911までの距離L1が、第1回折り位置(山折り部)d24に相当する距離(例えばA3の場合は210mm)になるように第1可動ストッパ91を移動させる。
なお、ジョブ情報としてZ折りが設定されている場合は、第1折り部材92から第1可動ストッパ91の用紙当接面911までの距離L1が、第1回折り位置d28に相当する距離(例えばA3の場合は140mm)になるように第1可動ストッパ91を移動させる。
1−4.第2可動ストッパ97の位置決め
ジョブ情報に応じた位置に第2可動ストッパ97を移動させる。ここでは中綴じが設定されており、第2回目の折処理を行わないため、第2可動ストッパ97の位置決めは行わず、現位置を保持する。
なお、ジョブ情報としてZ折りが設定されている場合は、第2折り部材96から第2可動ストッパ97の用紙当接面971までの距離L2が、第2回折り位置d34に相当する距離(例えばA3の場合は140mm)になるように第2可動ストッパ97を移動させる。
距離L2は、第2折り部材96の延長線xと搬送路H9の用紙搬送経路の延長線yとの交点から第2可動ストッパ97の用紙当接面971までの距離である。
2.第1回目の折り実行
図13(b)において、第1可動ストッパ91の用紙当接面911に先端が当接して位置決めされた用紙束P1に対して第1折り部材92が前進する。
この前進により用紙束P1の搬送方向中央部はニップ部93Nに喰い込み、用紙束P1は第1のローラ93と第2のローラ94とに押圧されて折曲げられて冊子形態となる。
折曲げられた用紙束P1(冊子)は回転する第1のローラ93と第2のローラ94により第1回目折り部p1を先頭にして搬送され、第3のローラ95の上側を通過して不図示の第3集積部55に排出される。
第1折り部材92は、用紙束P1の搬送方向中央部がニップ部93Nに喰い込んだ後、後退する。
なお、この時可動案内板98は破線で示す位置に設定されて、冊子P2の第3集積部55への搬送を可能としている。
以上により、中綴じ時には用紙の搬送方向中央部で用紙束の折り曲げ(山折り)が可能となる。
そして、用紙束P1は、折り目補強トナー画像が形成された表紙用紙P21を第1のローラ93と第2のローラ94とに対向する側に位置した状態で搬送路H4を搬送させるため、表紙の背(山部)に折り目補強トナー画像が形成された冊子を得ることができる。
なお、ジョブ情報としてZ折りが設定されている場合は、図13(b)において、第1可動ストッパ91の用紙当接面911に先端が当接して位置決めされた用紙Pに対して第1折り部材92が前進する。
第1折り部材92の前進により用紙Pの搬送方向先端から用紙搬送方向全長の1/3の位置がニップ部93Nに喰い込み、第1のローラ93と第2のローラ94とに押圧されて折曲げられる。
折曲げられた用紙Pは回転する第1のローラ93と第2のローラ94により第1回目折り部p1を先頭にして搬送路H9に向けて搬送される。
なお、この時可動案内板98は実線で示す位置に設定されて、折曲げられた用紙Pの搬送路H9への搬送を可能としている。
第1折り部材92は、用紙Pの搬送方向先端から用紙搬送方向全長の1/3の位置がニップ部93Nに喰い込んだ後、後退する。
3.第2回目の折り実行
3−1.ジョブ情報として中綴じが設定されているため第2回目の折りは行われない。
3−2.ジョブ情報としてZ折りが設定されている場合は、図13(c)において、第1のローラ93と第2のローラ94の回転により用紙Pは第1回目折り部p1を先頭にして搬送路H9を搬送され、第1回目折り部p1が第2可動ストッパ97の用紙当接面971に当接する。
そして、第1回目折り部p1が第2可動ストッパ97の用紙当接面971に当接した用紙Pに対して第2折り部材96が用紙Pに向けて前進する。
第2折り部材96の前進により用紙Pの搬送方向先端から用紙搬送方向全長の2/3位置(第1回目折り部p1から用紙搬送方向全長の1/3位置)はニップ部95Nに喰い込み、用紙Pは第2のローラ94と第3のローラ95とに押圧されて折曲げられてZ折形態となる。
3−3.図13(d)において、折曲げられた用紙P(Z折形態)は回転する第2のローラ94と第3のローラ95により第2回目折り部p2を先頭にして搬送され、不図示の第3集積部55に排出される。
第2折り部材96は、用紙Pの搬送方向先端から用紙搬送方向全長の2/3位置がニップ部93Nに喰い込んだ後、後退する。
以上により、Z折り時には用紙の搬送方向先端から用紙搬送方向全長の1/3位置で第1回目の折り曲げ(山折り)と、用紙の搬送方向先端から用紙搬送方向全長の2/3位置で第2回目の折り曲げ(谷折り)が可能となる。
そして、用紙Pは折り目補強トナー画像が形成された面を第1のローラ93と第2のローラ94とに対向する側に位置した状態で搬送路H4を搬送させ、次いで折り目補強トナー画像が形成された面を第2のローラ94と第3のローラ95とに対向する側に位置した状態で搬送路H9を搬送させるため、第1回目の折り部の(山部)に折り目補強トナー画像が形成され、第2回目の折り部の(山部)に折り目補強トナー画像が形成された用紙を得ることができる。
図14は、後処理装置の他の形態の説明図(側面)である。
他の形態の後処理装置C’は、受入口51とパンチ処理部6との間に、補強画像を形成する画像形成部2’と、画像形成部2’で形成した補強画像を用紙Pに転写する1次転写ローラ27CL’と、用紙Pに転写されずに感光体21CL’の表面に残留したトナーを除去するクリーニング部25CL’と、感光体21CL’上の補強画像に対応したタイミングで用紙Pを転写領域35’に搬送するレジストローラ34’と、補強画像を用紙Pに加熱・圧着により定着する定着装置4’とを有している以外、前述の後処理装置Cの構成と同様な構成を有している。
なお、後処理装置C’の上流側に接続する画像形成装置B’は、感光体21CLと、露光部22CLと、現像部23CLと、帯電部24CLと、クリーニング部25CLと、1次転写ローラ27CLと、を有していない以外は前述の画像形成装置Bと同様な構成を有している。
後処理装置C’の画像形成部2’は、CL(クリア)色のトナー画像(補強画像)を担持する感光体21CL’と、当該潜像を形成する露光部22CL’と、潜像をクリアトナーで現像する現像部23CL’と、感光体21CL’を一様に帯電する帯電部24CL’と、を有し、CL(クリア)色のトナー画像を感光体21CL’に形成する。
以下、後処理装置C’の作用について説明する。
1.前述した画像形成装置Bの、感光体21CLと露光部22CLと現像部23CLにおけるCL(クリア)色のトナー画像(補強画像)形成と同様にして、画像形成部2’で補強画像を形成する。
2.受入口51から投入された原稿画像が形成された用紙Pをレジストローラ34’で一時待機させ、感光体21CL’上に形成された補強画像と用紙Pの所定位置(用紙折曲げ予定位置)とが一致するように、換言すると画像形成部2’で形成された補強画像と原稿画像が形成された用紙Pとを同期させて、原稿画像が形成された用紙Pを転写領域35’に送り込む。
3.転写領域35’では用紙Pの所定位置(用紙折曲げ予定位置)に補強画像が転写され、原稿画像と未定着の補強画像とが担持された用紙Pを得る。
4.原稿画像と未定着の補強画像とが担持された用紙Pは、定着装置4’の加熱・圧着により補強画像が定着される。
5、それ以降は前述したように、ジョブ情報の内容に応じてステープル処理、中折り処理、Z折り処理、中綴じ処理等が行われる。
以上説明したように、画像形成装置Bで補強画像が形成された位置、即ち、操作パネルSPで設定されたジョブ情報のうち、用紙のサイズと、折り処理やステープル処理の形態(例えば中折り、Z折り、中綴じ等)と、等により定まる用紙の各面の搬送方向1辺の長さ(折り曲げられた1面の長さ)に応じた位置、に対して、後処理装置Cで用紙を折り曲げ、或いはステープル針を打ち込むこと、が可能となる。
そして、補強画像を形成できない画像形成装置の下流側に、他の形態の後処理装置C’を接続することにより、補強画像を形成した用紙や冊子を得ることが可能となる。
また、補強画像を形成できない画像形成装置と、他の形態の後処理装置C’とを、オフラインで接続することにより、両者が異なる場所に設置されていても、或いは両者の単位時間当たりの生産性が異なる場合でも、補強画像を形成した用紙や冊子を得ることが可能となる。
2 画像形成部
3 給紙部
6 パンチ処理部
7 重ね合わせ部
8 綴じ処理部
9 折り処理部
21 感光体
22 露光部
23 現像部
24 帯電部
26 中間転写ベルト
27 1次転写ローラ
36 2次転写ローラ
92 第1折部材
93 第1のローラ
94 第2のローラ
95 第3のローラ
96 第2折部材
97 第2可動ストッパ
A 画像形成システム
B 画像形成装置
C 後処理装置
CR 制御部
F1 打針位置情報ファイル
F2 折部位置情報ファイル
F3 クリアトナー塗布幅情報ファイル
F4 クリアトナー量情報ファイル
K1 基本画面
K2 後処理設定画面
P 用紙
P1 用紙束
SP 操作パネル

Claims (9)

  1. ジョブに係る情報であるジョブ情報を設定する操作部と、
    用紙を折り曲げた時に生ずる角を補強するための補強画像情報を生成する補強画像情報生成部と、
    前記補強画像情報生成部で生成した前記補強画像情報に基づく画像を、前記操作部で設定された前記ジョブ情報に基づく用紙折曲げ予定位置を含む所定領域に形成する画像形成部と、
    前記画像形成部の下流側に位置し、前記用紙折曲げ予定位置で用紙を折り曲げる折り部を有する後処理部と、
    を有し、
    前記補強画像情報生成部は、折り曲げた時に外側に位置する用紙のみに前記補強画像情報を生成することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記画像形成部は、前記操作部で設定された前記ジョブ情報に基づく用紙の坪量に応じて、前記所定領域に単位面積当たり所定の量のトナーで前記画像を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記画像形成部は、前記ジョブ情報に基づく用紙の坪量が小さいほど、前記所定領域に、単位面積当たり多くの量のトナーで前記画像を生成することを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記所定領域は、前記用紙折曲げ予定位置を中心にして、両側に所定の幅を持つ領域であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  5. 前記所定領域は、前記折り部で用紙を折り曲げる時に、外側に向いて凸となる角を含む領域であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  6. 前記画像形成部は、前記画像をクリアトナーにより形成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  7. 前記用紙折曲げ予定位置は、前記操作部で設定された前記ジョブ情報のうち、使用する用紙のサイズに係る情報と、前記後処理部で行う折り処理の種類に係る情報と、により定まる位置であり、
    前記所定の幅は、前記操作部で設定された前記ジョブ情報のうち、用紙の坪量に係る情報により定まる幅である、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  8. 前記画像形成部は、有色トナーによる画像を前記所定領域以外の領域に形成することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  9. 用紙を折り曲げた時に生ずる角を補強するための補強画像情報に基づく画像を、処理中のジョブに係るジョブ情報に基づく用紙折曲げ予定位置を含む所定領域に形成する画像形成部と、
    前記画像形成部の下流側に位置し、前記用紙折曲げ予定位置で用紙を折り曲げる折り部を有する折り処理部と、
    を有し、
    前記画像形成部は、折り曲げた時に外側に位置する用紙のみに前記画像を生成することを特徴とする後処理装置。
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