JP2012148497A - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012148497A
JP2012148497A JP2011009313A JP2011009313A JP2012148497A JP 2012148497 A JP2012148497 A JP 2012148497A JP 2011009313 A JP2011009313 A JP 2011009313A JP 2011009313 A JP2011009313 A JP 2011009313A JP 2012148497 A JP2012148497 A JP 2012148497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
diameter gear
way
printing
printing pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011009313A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5733562B2 (ja
Inventor
Naoki Okazaki
直樹 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2011009313A priority Critical patent/JP5733562B2/ja
Publication of JP2012148497A publication Critical patent/JP2012148497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5733562B2 publication Critical patent/JP5733562B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

【課題】印圧調整機構にワンウェイロック機構を設けることにより、ロックした後駆動力であるステッピングモータの励磁を切ることで、設定値の確実な固定と省電力化が達成可能な孔版印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷ドラム1の外周面に製版されたマスタを巻装して押圧し、印刷ドラム1の内部から供給されるインキをシート状記録媒体に転移させて印刷を行う孔版印刷装置において、ステッピングモータ11の回転を伝達する回転伝達機構(大径ギヤ8、9等、小径ギヤ8a、9a等)を有するとともに、この回転伝達機構をロック可能なワンウェイロック機構(ロックアーム13、ロックワンウェイギヤ15等)を設け、このワンウェイロック機構により回転伝達機構をロックした後、ステッピングモータ11の励磁を切る。
【選択図】図3

Description

本発明は、穿孔製版されたマスタ(孔版原紙)を版胴の外周面に巻装して印刷を行う孔版印刷装置に関する。
従来より、加熱穿孔製版したマスタを回転自在な印刷ドラムの外周面に巻装し、印刷ドラム内部に設けられたインキ供給手段によりインキを供給し、プレスローラ等の押圧手段でシート状記録媒体としての用紙(以下、「印刷用紙」ともいう)を印刷ドラムに連続的に押圧して、ドラム開孔部、マスタ穿孔部よりインキを滲み出させて印刷を行う感熱デジタル孔版印刷装置が知られている。
押圧手段ではプレスローラが印刷ドラムに対して接離自在に設けられており、印刷時のみ印刷ドラムに用紙を押圧するようになっている。印刷ドラムに対するプレスローラの押圧力(印圧)は弾性部材としての例えばバネの付勢力によって得られるようになっている。そして環境条件(温度)等の変化による印刷濃度の変化に対応するため、バネをステッピングモータで伸長させて印圧を変化させ、常に均一な印刷濃度が得られるようにしている。このような印圧可変方式では、バネをステッピングモータで伸長させて印圧設定するが、設定印圧を保持するためにステッピングモータを励磁して保持するか、ソレノイド等によるロック解除機構を有したロック機構により印圧設定を保持している。
図1は上述したような従来の印圧調整機構を示す。この機構は、ステッピングモータ11、ステッピングモータ11の回転軸に固定された小径ギヤ11a、小径ギヤ11aに噛み合う大径ギヤ10、大径ギヤ10の回転軸に固定又は一体成形された小径ギヤ10a、小径ギヤ10aに噛み合う大径ギヤ9、大径ギヤ9の回転軸に固定又は一体成形された小径ギヤ9a、小径ギヤ9aに噛み合う大径ギヤ8、大径ギヤ8の回転軸に各々固定された小径ギヤ8a、印圧可変アーム7、印圧可変アーム7の上方に固定されたホームポジション検知センサ6、印圧可変アーム7とプレスローラの揺動軸に回転可動に設けられたプレスローラ揺動アーム4との間に設けられた副弾性部材としての印圧スプリング5を有しており、大小径ギヤ8、8a、9、9a、10、10aにより、ステッピングモータ11の回転を伝達する回転伝達機構が構成されている。
副弾性部材としての印圧スプリング5の弾性力は図示しない主弾性部材としてのバネよりも小さく設定されている。
印圧可変動作については、ホームポジション検知センサ6の検知信号は図示しない制御手段に入力され、図示しない制御手段はこれに基づいてステッピングモータ11を制御してドラム1に対するプレスローラ2の印圧を調整する。制御手段は、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェース等を含むマイクロコンピュータである。
プレスローラ揺動アーム7の端部がホームポジション検知センサ6により検知される位置が印圧スプリング5の伸長がゼロの位置、すなわち、縮退影響を受けない位置であり、図示しない制御手段は図示しない操作パネルを介して印圧調整が設定された場合、このホームポジションを基準にしてステップ数を管理してステッピングモータ11を制御して印圧を変更する。
図2は従来用いられてきた印圧可変ソレノイドロック機構を示す。この機構は、大径ギヤ8の近傍にロック手段としてのソレノイド12が設けられており、大径ギヤ8の外周近傍には周方向に間隔をおいて回転軸方向に厚みを有するリブ8bが複数形成されている。そして、印圧可変動作が終了すると、図示しない制御手段はソレノイド12をオフし、その可動片(プランジャ)12aを突出させる。
突出した可動片12aは任意の位置でのリブ8b間に進入し、これによって回転伝達機構はロックされる。可動片12aの先端はリブ8bに突き当たっても円滑に凸部39間に進入するように鋭角に形成されている。リブ部8bの外周側端部も鋭角にするのが望ましい。
そして、回転伝達機構のロックにより印圧可変動作終了後ステッピングモータ11の励磁を切っても印圧スプリング5の縮退による影響は及ばない。次の印圧可変動作を行うときは、図示しない制御手段によりステッピングモータ11の励磁を入れた後でソレノイド12をオンし、可動片12aを退動させて回転伝達機構のロック状態を解除する。
ところで上述のような従来技術においては、ステッピングモータの回転により印圧バネの引張力を可変させる方式において、設定印圧を保持するためにステッピングモータを励磁していたが、印圧バネの伸縮する力によりステッピングモータが回転し、内部のロータの位置がずれることがあった。ロータの位置がずれた場合、次回の印刷動作における制御においてステッピングモータの脱調が起こり、正確な印圧調整ができない場合が生じ得る。また、この位置ずれに対して励磁の電流値を高く設定することにより保持力を強くすることは可能であるが、消費電力が増加してしまうという問題がある。
また、ソレノイド等によるロック解除機構を有したロック機構により印圧設定を保持する方式においても、正確なロック位置に移動しないとロックができず、またロックしたとしても印圧バネの負荷により解除できない場合があった。さらに、ロック解除にはソレノイド等を使用することになるため、消費電力が増加してしまうという問題がある。
そこで本発明においては、ロックした後駆動力であるステッピングモータの励磁を切ることで、設定値の確実な固定と省電力化を図れる孔版印刷装置を提供することを目的とする。
本発明の孔版印刷装置のうち請求項1に係るものは、印刷ドラムの外周面に製版されたマスタを巻装し、弾性部材による付勢力でシート状記録媒体を前記印刷ドラムに押圧し、該押圧による印圧によって前記印刷ドラムの内部から供給されたインキをシート状記録媒体に転移させて印刷を行う孔版印刷装置であって、前記弾性部材をステッピングモータにより伸縮させて印圧調整が可能な孔版印刷装置において、前記ステッピングモータの回転を伝達する回転伝達機構を有するとともに、該回転伝達機構をロック可能なワンウェイロック機構を設け、該ワンウェイロック機構により前記回転伝達機構をロックした後、前記ステッピングモータの励磁を切ることを特徴とする。
同請求項2に係るものは、請求項1記載の孔版印刷装置において、前記ワンウェイロック機構は、前記印圧調整の範囲でのみロック可能であり、前記印圧調整の範囲外ではロックできないことを特徴とする。
同請求項3に係るものは、請求項2記載の孔版印刷装置において、前記印圧調整時の前記ワンウェイロック機構によるロック解除動作は、印圧調整範囲外までステッピングモータにより回転させ解除し、逆回転により印圧調整開始位置まで戻る動作をするロック機構を特徴とする。
同請求項4に係るものは、ステッピングモータ、該ステッピングモータの回転軸に固定された小径ギヤ、該小径ギヤに噛み合う大径ギヤ、該大径ギヤの回転軸に固定されまたは一体成形された小径ギヤ、小径ギヤに噛み合う大径ギヤ、該大径ギヤの回転軸に固定されまたは一体成形された小径ギヤ、該小径ギヤに噛み合う大径ギヤ、該大径ギヤの回転軸に各々固定された小径ギヤ、印圧可変アーム、該印圧可変アームの上方に固定されたホームポジション検知センサ、前記印圧可変アームとプレスローラの揺動軸に回転可動に設けられたプレスローラ揺動アームとの間に設けられた副弾性部材としての印圧スプリングを有し、前記大、小径の各ギヤにより前記ステッピングモータの回転を伝達する回転伝達機構が構成されている孔版印刷装置において、前記ステッピングモータや各ギヤの回転伝達をロック可能なワンウェイロック機構として、前記大径ギヤの近傍にロック手段としてのロックアームを設け、該ロックアームの片端部には回転可動なロックアームコロを取り付、他方の端部にはロックアームスプリングを取り付け、前記ロックアームをロックアーム回転軸に回転可動に設け、前記大径ギヤの外周近傍に、周方向に間隔をおいて歯幅方向に厚みを有するロックワンウェイギヤを設け、該ロックワンウェイギヤの歯形範囲を印圧可変範囲以上の回転角度の範囲で設け、かつロックワンウェイギヤの歯形部領域の両端部に前記ロックアームコロが移動可能なロックワンウェイギヤ溝を設け、さらに、前記ロックアームスプリングにより前記ロックアーム回転軸を中心に回転する前記ロックアームコロが前記ロックワンウェイギヤの歯形部に接触して、該歯形部の凹部に前記ロックアームコロが填まることにより前記大径ギヤをロックさせ、該大径ギヤに取り付けてある前記印圧可変アームを固定することで印圧設定をロックする機構を備えたことを特徴とする。
同請求項5に係るものは、請求項4記載の孔版印刷装置において、前記ワンウェイロック機構が、前記ロックワンウェイギヤの歯先形状を前記大径ギヤの歯先形状と異ならせ、前記印圧スプリングを伸長する方向に緩やかな傾斜を設け、逆に縮長する方向には垂直に近似した形状を設け、前記ロックアーム回転コロを前記印圧スプリングが伸長する方向には移動可能とし、縮長する方向には移動不可としてワンウェイロック機能を有するようにしてなることを特徴とする。
同請求項6に係るものは、請求項5記載の孔版印刷装置において、前記ワンウェイロック機構ロック解除時には、前記大径ギヤが反時計回転して前記印圧可変アームを介して前記印圧スプリングを伸長させて印圧を強く設定可能としたことを特徴とする。
本発明によれば、印圧調整機構にワンウェイロック機構を設けることにより、ロックした後駆動力であるステッピングモータの励磁を切ることで、設定値の確実な固定と省電力化が達成可能となる。
孔版印刷装置における従来の印圧調整機構を示す概念図 従来用いられてきた印圧可変ソレノイドロック機構を示す概念図 本発明に係る印圧調整機構の一実施例におけるワンウェイロック機構を示す概念図 ワンウェイギヤを拡大して示す図 ワンウェイロック機構ロック解除時の動作図 ワンウェイロック機構ロック解除後初期状態復帰動作途中の図 ワンウェイロック機構ロック解除後初期状態復帰時の図
本発明の第1の実施形態は、印圧調整機構にワンウェイロック機構を設けて、ロックした後駆動力であるステッピングモータの励磁を切るように構成する。このことで、設定値の確実な固定と省電力化となる。
また本発明の第2の実施形態は、印圧調整範囲外ではロックできないワンウェイロック機構を設けて、誤動作等による過剰な印圧設定にならない構成する。このことで、設定範囲内の確実な印圧調整が可能となる。
さらに本発明の第3の実施形態は、印圧調整範囲外までステッピングモータにより回転させて解除し、逆回転により印圧調整開始位置まで戻る動作をするロック機構を設ける。このことで、ロックの解除に他の駆動力を必要としないため省電力化となる。
図3は本発明に係る印圧調整機構の一実施例におけるワンウェイロック機構を示す概念図で、(A)は平面図、(B)は側面図である。この例では、大径ギヤ8の近傍にロック手段としてのロックアーム13が設けられており、ロックアーム13の片端部には回転可動なロックアームコロ13aが取り付けてある。もう一方の端部にはロックアームスプリング14が取付けられている。ロックアーム13はロックアーム回転軸13bに回転可動に設けられている。また、大径ギヤ8の外周近傍には周方向に間隔をおいて歯幅方向に厚みを有するロックワンウェイギヤ15が設けられており、ロックワンウェイギヤ15の歯形範囲は印圧可変範囲以上の回転角度の範囲で設けられている。又、ロックワンウェイギヤ15の歯形部領域の両端部にはロックアームコロ13aが移動可能なロックワンウェイギヤ溝15aが設けられている。さらに、ロックアーム13は片端部に取り付けてあるロックアームスプリング14により、ロックアーム回転軸13bを中心に回転してロックアームコロ13aがロックワンウェイギヤ15の歯形部に接触して、歯形部の凹部にロックアームコロ13aが填まる事により、大径ギヤ8がロックされることで、大径ギヤ8に取り付けてある印圧可変アーム7が固定されることで印圧設定がロックする機構である。
図4は、ワンウェイギヤを拡大して示す図である。この図に示すように、ロックワンウェイギヤ15は大径ギヤ1の歯先形状とは異なり、印圧スプリング5を伸長する方向に緩やかな傾斜を設け、逆に縮長する方向には垂直に近似した形状を設けてある。このようにすることで、ロックアーム回転コロ13aは印圧スプリング5が伸長する方向には移動可能で、縮長する方向には移動不可になり、それによりワンウェイロック機構の機能を有することとなる。
図5はワンウェイロック機構ロック解除時の動作図である。大径ギヤ8が反時計回転することにより印圧可変アーム7を介して印圧スプリング5を伸長させ印圧を強く設定する印圧可変な機構となっている。ワンウェイロックを解除する動作としては、
(1)印圧調整範囲を超えるまで大径ギヤ8が反時計回転することにより、大径ギヤ8に取り付けてあるロックワンウェイギヤ15も反時計方向へ回転し、
(2)ロックアーム回転コロ13aはロックワンウェイギヤ15の歯面と接触しているが、ロックワンウェイギヤ15が反時計回転し、
(3)印圧調整範囲を超えるとロックアーム回転コロ13aはロックワンウェイギヤ溝15aにはまり、ロックワンウェイギヤ溝15aの形状に従って動作し、
(4)このことによりワンウェイロック機構ロック解除を行う、
というものである。
図6はワンウェイロック機構ロック解除後初期状態復帰動作途中の図である。図示のように、
(1)ロックアーム回転コロ13aがロックワンウェイギヤ溝15aにはまったら、大径ギヤ8を時計回転させることで、大径ギヤ8に取り付けてあるロックワンウェイギヤ15も時計回転し、
(2)ロックワンウェイギヤ15が時計回転することにより、ロックアーム回転コロ13aはロックワンウェイギヤ溝15aにはまっているので、ロックワンウェイギヤ溝15aの形状に沿って動作し印圧初期位置に移動する、
ことになる。
図7は、ワンウェイロック機構ロック解除後初期状態復帰時の図である。図示のように、
(1)ロックアーム回転コロ13aは、ロックワンウェイギヤ溝15aの形状に沿って動作し印圧初期位置に移動することで、ロックワンウェイギヤ15の初期歯面位置まで移動し、
(2)ロックアーム回転コロ13aはロックワンウェイギヤ15の初期歯面位置に達した時点で、大径ギヤ8が反時計回転することで、大径ギヤ8に取り付けられたロックワンウェイギヤ15も反時計回転することでロックアーム回転コロ13aはロックワンウェイギヤ15の歯面と接触してワンウェイロック状態(初期状態)に復帰する。この一連の動作によりワンウェイロックの解除を行う、
こととなる。
1:ドラム
2:プレスローラ
3:プレスローラ揺動軸
4:プレスローラ揺動アーム
5:印圧スプリング
6:ホームポジション検知センサ
7:印圧可変アーム
8:大径ギヤ
8a:小径ギヤ
8b:リブ
9:大径ギヤ
9a:小径ギヤ
10:大径ギヤ
10a:小径ギヤ
11:ステッピングモータ
11a:小径ギヤ
12:ロックソレノイド
12a:可動片
13:ロックアーム
13a:ロックアームコロ
14:ロックアームスプリング
13b:ロックアーム回転軸
15:ロックワンウェイギヤ
15a:ロックワンウェイギヤ溝
特開2004−262127号公報 特開平05−023347号公報

Claims (6)

  1. 印刷ドラムの外周面に製版されたマスタを巻装し、弾性部材による付勢力でシート状記録媒体を前記印刷ドラムに押圧し、該押圧による印圧によって前記印刷ドラムの内部から供給されたインキをシート状記録媒体に転移させて印刷を行う孔版印刷装置であって、
    前記弾性部材をステッピングモータにより伸縮させて印圧調整が可能な孔版印刷装置において、
    前記ステッピングモータの回転を伝達する回転伝達機構を有するとともに、
    該回転伝達機構をロック可能なワンウェイロック機構を設け、
    該ワンウェイロック機構により前記回転伝達機構をロックした後、前記ステッピングモータの励磁を切る、
    ことを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 請求項1記載の孔版印刷装置において、前記ワンウェイロック機構は、前記印圧調整の範囲でのみロック可能であり、前記印圧調整の範囲外ではロックできないことを特徴とする孔版印刷装置。
  3. 請求項2記載の孔版印刷装置において、前記印圧調整時の前記ワンウェイロック機構によるロック解除動作は、印圧調整範囲外までステッピングモータにより回転させ解除し、逆回転により印圧調整開始位置まで戻る動作をするロック機構を特徴とする孔版印刷装置。
  4. ステッピングモータ、該ステッピングモータの回転軸に固定された小径ギヤ、該小径ギヤに噛み合う大径ギヤ、該大径ギヤの回転軸に固定されまたは一体成形された小径ギヤ、小径ギヤに噛み合う大径ギヤ、該大径ギヤの回転軸に固定されまたは一体成形された小径ギヤ、該小径ギヤに噛み合う大径ギヤ、該大径ギヤの回転軸に各々固定された小径ギヤ、印圧可変アーム、該印圧可変アームの上方に固定されたホームポジション検知センサ、前記印圧可変アームとプレスローラの揺動軸に回転可動に設けられたプレスローラ揺動アームとの間に設けられた副弾性部材としての印圧スプリングを有し、前記大、小径の各ギヤにより前記ステッピングモータの回転を伝達する回転伝達機構が構成されている孔版印刷装置において、
    前記ステッピングモータや各ギヤの回転伝達をロック可能なワンウェイロック機構として、
    前記大径ギヤの近傍にロック手段としてのロックアームを設け、
    該ロックアームの片端部には回転可動なロックアームコロを取り付、他方の端部にはロックアームスプリングを取り付け、
    前記ロックアームをロックアーム回転軸に回転可動に設け、
    前記大径ギヤの外周近傍に、周方向に間隔をおいて歯幅方向に厚みを有するロックワンウェイギヤを設け、
    該ロックワンウェイギヤの歯形範囲を印圧可変範囲以上の回転角度の範囲で設け、かつロックワンウェイギヤの歯形部領域の両端部に前記ロックアームコロが移動可能なロックワンウェイギヤ溝を設け、さらに、
    前記ロックアームスプリングにより前記ロックアーム回転軸を中心に回転する前記ロックアームコロが前記ロックワンウェイギヤの歯形部に接触して、該歯形部の凹部に前記ロックアームコロが填まることにより前記大径ギヤをロックさせ、
    該大径ギヤに取り付けてある前記印圧可変アームを固定することで印圧設定をロックする機構を備えた、
    ことを特徴とする孔版印刷装置。
  5. 請求項4記載の孔版印刷装置において、
    前記ワンウェイロック機構が、
    前記ロックワンウェイギヤの歯先形状を前記大径ギヤの歯先形状と異ならせ、
    前記印圧スプリングを伸長する方向に緩やかな傾斜を設け、逆に縮長する方向には垂直に近似した形状を設け、
    前記ロックアーム回転コロを前記印圧スプリングが伸長する方向には移動可能とし、縮長する方向には移動不可としてワンウェイロック機能を有するようにしてなる、
    ことを特徴とする孔版印刷装置。
  6. 請求項5記載の孔版印刷装置において、
    前記ワンウェイロック機構ロック解除時には、前記大径ギヤが反時計回転して前記印圧可変アームを介して前記印圧スプリングを伸長させて印圧を強く設定可能とした、
    ことを特徴とする孔版印刷装置。
JP2011009313A 2011-01-19 2011-01-19 孔版印刷装置 Expired - Fee Related JP5733562B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011009313A JP5733562B2 (ja) 2011-01-19 2011-01-19 孔版印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011009313A JP5733562B2 (ja) 2011-01-19 2011-01-19 孔版印刷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012148497A true JP2012148497A (ja) 2012-08-09
JP5733562B2 JP5733562B2 (ja) 2015-06-10

Family

ID=46791251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011009313A Expired - Fee Related JP5733562B2 (ja) 2011-01-19 2011-01-19 孔版印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5733562B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004262127A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Tohoku Ricoh Co Ltd 孔版印刷装置
JP2008290278A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Tohoku Ricoh Co Ltd 印刷装置及び印刷方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004262127A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Tohoku Ricoh Co Ltd 孔版印刷装置
JP2008290278A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Tohoku Ricoh Co Ltd 印刷装置及び印刷方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5733562B2 (ja) 2015-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5733562B2 (ja) 孔版印刷装置
CN101920595B (zh) 传送滚筒叼纸牙垫高度调节装置
JP4750967B2 (ja) 版胴及び外部版胴位置決め工具
KR101855844B1 (ko) 롤투롤 리버스 옵셋 인쇄 장치 및 이의 얼라인 방법
CN102555514A (zh) 感热式打印头以及感热式打印机
JP6569902B2 (ja) 印刷装置、印刷方法、及び印刷システム
JP4666602B2 (ja) 熱転写プリンタおよびトルクリミッタ
JP4979009B2 (ja) 印刷機の駆動装置
JP2010137505A (ja) スリーブ印刷版及びスリーブ印刷版の製造方法
JP4590445B2 (ja) オフセット印刷機及びその運転制御方法
JP4365479B2 (ja) 孔版印刷装置
JP6485902B2 (ja) ロータリースクリーン印刷装置
JP5332017B2 (ja) 新聞印刷用ブランケット胴及びこのブランケット胴を備えた新聞印刷用オフセット輪転印刷機
JP6522874B2 (ja) 加飾筒体の製造方法
JP4460086B2 (ja) マスタ原紙ロール保持装置
JP4494008B2 (ja) ヘッド圧調整装置
JP2015030147A (ja) 加飾筒体の製造方法及び加飾筒体
JP3691314B2 (ja) 孔版印刷装置
US4864928A (en) Printing machine for printing continuous slip
JP4669870B2 (ja) オフセット印刷機
JPH0222283Y2 (ja)
JP2005231769A (ja) 加圧装置および加圧方法
JP2006231541A (ja) オフセット印刷機の湿し装置
JP3585042B2 (ja) ライン型サーマルヘッドを使用した印字装置
CN204210133U (zh) 一种拼装式磁性印版滚筒

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150401

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5733562

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees