JP2006231541A - オフセット印刷機の湿し装置 - Google Patents

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Kazumasa Uchiyama
和雅 内山
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Abstract

【課題】少ない本数のローラで、水着けローラへの湿し水の過剰な供給を防止するとともに、水着けローラの表面に形成される水膜の厚さを均一化することができるオフセット印刷機の湿し装置を提供する。
【解決手段】湿し水1を溜める水タンク2と、水タンク2内で回転する水元ローラ3と、版胴22に巻きつけられた版23に接して回転する水着けローラ5と、水元ローラ3と水着けローラ5の両方に接触する状態で回転して水元ローラ3に付着した湿し水を水着けローラ5に移す水移しローラ4とを備えるオフセット印刷機の湿し装置において、水移しローラ4を軸方向に往復運動させる往復運動機構と、水元ローラ3をそのローラ軸と平行な軸心を中心に揺動させて水移しローラ4と接離させる水元ローラ揺動機構を設ける。
【選択図】図1

Description

この発明は、オフセット印刷機の版に湿し水を供給する湿し装置に関する。
オフセット印刷機の湿し装置として、水タンク内の湿し水に浸かる水元ローラと、版胴に巻きつけられた版に接する水着けローラと、水元ローラから水着けローラに湿し水を移す水移しローラとを備え、水移しローラを水元ローラのローラ軸を中心として揺動可能なフレーム等の部品で支持し、その部品の揺動により水移しローラを水着けローラに対して接触、離反させ、その接触、離反によって湿し水の過剰な供給を防止するようにしたものが知られている。
しかし、この湿し装置においては、水着けローラに対して水移しローラが接触、離反するので、水着けローラの表面に形成される水膜の厚さが不均一になりやすい。
そこで特許文献1に記載された湿し装置においては、水着けローラに対して、更に横振りローラを接触させ、この横振りローラの軸方向への往復運動によって水着けローラの表面の水膜の厚さを均一化するようにしている。
ところが、この湿し装置は、水元ローラ、水移しローラ、水着けローラ、横振りローラの少なくとも4本のロールを必要とするので、装置が大きくなり、狭い場所への設置が難しかった。また、装置の製造コストがかさみ、不経済であった。
このような不都合は、水元ローラ、水移しローラ、水着けローラからなる3本ロールの湿し装置の水移しローラを軸方向に往復運動させることによって解消することができるが、この湿し装置は、水移しローラを揺動させて水着けローラに接離させる構成であるため、水移しローラを軸方向に移動させることができない。
特開平11−99615号公報
この発明が解決しようとする課題は、少ない本数のローラで、水着けローラへの湿し水の過剰な供給を防止するとともに、水着けローラの表面に形成される水膜の厚さを均一化することができるオフセット印刷機の湿し装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、湿し水を溜める水タンクと、その水タンク内で回転する水元ローラと、版胴に巻きつけられた版に接して回転する水着けローラと、前記水元ローラと前記水着けローラの両方に接触する状態で回転して水元ローラに付着した湿し水を水着けローラに移す水移しローラとを備えるオフセット印刷機の湿し装置において、前記水移しローラを軸方向に往復運動させる往復運動機構と、前記水元ローラをそのローラ軸と平行な軸心を中心に揺動させて前記水移しローラと接離させる水元ローラ揺動機構とを設けた。
水元ローラを揺動させて水移しローラと接離させるようにしたので、水着けローラへの湿し水の過剰な供給を防止することができるとともに、往復運動機構で水移しローラを軸方向に往復運動させて水着けローラの表面の水膜の厚さを均一化することができる。したがって、水着けローラへの湿し水の過剰な供給の防止と、水着けローラの表面に形成される水膜の厚さの均一化とを3本のローラで行なうことが可能である。
図1に、この発明の湿し装置の実施形態を示す。この湿し装置は、オフセット印刷機の版に湿し水を供給する装置であり、湿し水1を溜める水タンク2と水元ローラ3と水移しローラ4と水着けローラ5とを有する。
水元ローラ3は水タンク2内に配置されて、外周下部が湿し水1に浸漬されている。水元ローラ3の端部には、図2に示すようにギア6が固定されており、そのギア6に、モータ7の回転軸7aに固定されたギア8が噛み合っている。上記モータ7の駆動により、水元ローラ3は図1の矢印で示す方向に回転する。
水元ローラ3は、図1に示すように揺動フレーム9に支持されている。揺動フレーム9は、揺動カム10の回動によってモータ7の回転軸7aを中心として揺動し、この揺動により水元ローラ3を水移しローラ4に対して接触、離反させて、湿し水1の供給またはその停止が可能となっている。図では、揺動フレーム9に取り付けられたローラ11に揺動カム10を接触させて揺動フレーム9を揺動させている。
水移しローラ4は、水元ローラ3と水着けローラ5の両方に接しており、水元ローラ3に付着した湿し水を水着けローラ5に移すようになっている。この水移しローラ4は、図3に示すように、ローラ外筒12とローラ軸13からなる。
ローラ外筒12は、ローラ軸13に対して軸方向に一体となって移動し、かつローラ軸13に対して相対回転可能に支持されている。ローラ外筒12の端部にはギア14が固定されており、水元ローラ3のギア6がギア14と噛み合ってローラ外筒12を回転させる。
一方、ローラ軸13は、図2に示すように、本体フレーム15に対して軸方向に移動可能かつ回転可能に支持されている。ローラ軸13の端部13Aにはギア16が固定されており、このギア16に後述する版胴22の回転が伝達される。さらにローラ軸13の他の端部13Bにはギア17が固定されており、このギア17が水着けローラ5の端部に固定されたギア18と噛み合って水着けローラ5を回転させる。
また、ローラ軸13の端部13Aには周方向に連続する案内溝19が形成されており、この案内溝19に案内ローラ20が挿入されて転がり接触している。案内ローラ20は、案内レバー21の一端に取り付けられており、案内レバー21を揺動させることによってローラ軸13を軸方向に往復運動させて、その往復運動により水着けローラ5の表面の水膜の厚さを均一化することができるようになっている。
水着けローラ5は、図1に示すように版胴22に巻き付けられた版23に接しており、水着けローラ5の表面の湿し水を版23に付着させるようになっている。
この湿し装置は、水元ローラ3を揺動させて水移しローラ4から離反させることにより水着けローラ5への湿し水の過剰な供給を防止するとともに、水移しローラ4を軸方向に往復運動させて水着けローラ5の表面に形成される水膜の厚さを均一化することができる。しかも、この湿し装置は、水元ローラ3、水移しローラ4、水着けローラ5からなる3本ロール構成なので装置が小さくて済み、狭い場所への設置が容易である。また、装置の製造コストも低く抑えることができ、経済的である。
水移しローラ4は、たとえば水移しローラ4の端部に、軸方向の位置を変化させながら周方向に連続するカム溝を形成し、軸方向の位置を固定した案内ローラをそのカム溝に接触させて軸方向に往復運動させるようにしてもよく、他の機構で軸方向に往復運動させてもよい。
また、上記実施形態においては、揺動フレーム9を水元ローラ3と平行なモータ7の回転軸7aを中心として揺動させたが、たとえばモータ7の回転軸7a以外の水元ローラ3と平行な軸を中心として揺動フレーム9を揺動させるようにしてもよく、水元ローラ3は、水元ローラ3のローラ軸と平行な軸心を中心に他の機構で揺動させて水移しローラ4に対して接触、離反させてもよい。
この発明の湿し装置のローラの配置を示す図 同上の装置の構造を示す図 同上の装置の水移しローラの断面図
符号の説明
1 湿し水
2 水タンク
3 水元ローラ
4 水移しローラ
5 水着けローラ
9 揺動フレーム
10 揺動カム
19 案内溝
20 案内ローラ
21 案内レバー
22 版胴
23 版

Claims (1)

  1. 湿し水を溜める水タンクと、その水タンク内で回転する水元ローラと、版胴に巻きつけられた版に接して回転する水着けローラと、前記水元ローラと前記水着けローラの両方に接触する状態で回転して水元ローラに付着した湿し水を水着けローラに移す水移しローラとを備えるオフセット印刷機の湿し装置において、前記水移しローラを軸方向に往復運動させる往復運動機構と、前記水元ローラをそのローラ軸と平行な軸心を中心に揺動させて前記水移しローラと接離させる水元ローラ揺動機構とを設けたオフセット印刷機の湿し装置。
JP2005045419A 2005-02-22 2005-02-22 オフセット印刷機の湿し装置 Pending JP2006231541A (ja)

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