JP2012146168A - 画像形成装置の管理装置、画像形成装置の管理方法、および画像形成装置の管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの利便性が高い画像形成装置の管理装置を提供する。
【解決手段】近距離無線通信のメッシュ機能を利用して、ユーザ端末間、およびユーザ端末と画像形成装置との間の距離が検出される。プリント要求を出力したユーザ端末から最も近い画像形成装置でプリントが行われる。ユーザ端末や画像形成装置の絶対位置(座標)を検出することなく、両者の相対位置(相対距離)が特定されるため、処理する情報量を少なくすることができる。これにより位置の検出時間を短くすることができ、プリント完了までにかかる時間を削減することができる。結果として、ユーザ端末の最も近くに配置されている画像形成装置から、ユーザがプリント物を得るまでの時間を短縮することができる。
【選択図】図1
【解決手段】近距離無線通信のメッシュ機能を利用して、ユーザ端末間、およびユーザ端末と画像形成装置との間の距離が検出される。プリント要求を出力したユーザ端末から最も近い画像形成装置でプリントが行われる。ユーザ端末や画像形成装置の絶対位置(座標)を検出することなく、両者の相対位置(相対距離)が特定されるため、処理する情報量を少なくすることができる。これにより位置の検出時間を短くすることができ、プリント完了までにかかる時間を削減することができる。結果として、ユーザ端末の最も近くに配置されている画像形成装置から、ユーザがプリント物を得るまでの時間を短縮することができる。
【選択図】図1
Description
この発明は、画像形成装置の管理装置、画像形成装置の管理方法、および画像形成装置の管理プログラムに関し、特に、近くにある画像形成装置を判定することができる画像形成装置の管理装置、画像形成装置の管理方法、および画像形成装置の管理プログラムに関する。
オフィス内などにおいて、ネットワークに複数のMFP(Multi Function Peripheral)やプリンタなどの画像形成装置を接続することが行われている。ユーザは、自分の席のPC(Personal Computer)やモバイル機器から自分が選択した画像形成装置に印刷データを送信する。これにより、ユーザの所望する画像形成装置でプリントが行われる。一般にユーザは、画像形成装置が存在する位置までプリント物を取りに行く必要がある。そのため、ユーザのいる位置から最も近い位置にある画像形成装置でプリントを行うことが望ましい。
下記特許文献1においては、利用者が所持する移動通信端末から画像形成装置に印刷ジョブを無線送信する印刷システムが開示されている。画像形成装置で印刷処理を実行している間に利用者が移動すると、移動後の位置から最も近い場所に配置されている画像形成装置に印刷ジョブが自動的に再送信される。
上記特許文献1に記載された技術では、近接する画像形成装置を検知する際、GPS(Global Positioning System)を用いた絶対位置の検出が行われる。従って、座標情報から絶対値を計算する必要があり、位置検出に時間がかかるという問題がある(GPSにより座標データを取得した後、その座標データに基づいて距離を算出する必要がある)。
また、上記特許文献1に記載された技術では、ユーザの移動通信端末が少しでも移動した場合に、距離算出が中止される。その後、再度距離の算出を行う必要がある。このため、画像形成装置におけるプリントが遅くなってしまうという問題がある。さらに特許文献1には、UWB電波を用いて距離を求めることが記載されているが、この場合UWB電波を送受信するデバイスを各機器に別途備えさせる必要があり、システム全体および各機器のコスト増に繋がるという問題がある。
本発明はそのような問題点を解決するためになされたものであり、ユーザの利便性が高い画像形成装置の管理装置、画像形成装置の管理方法、および画像形成装置の管理プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、画像形成装置の管理装置は、少なくとも1つのユーザ端末および複数の画像形成装置の各機器が無線通信により接続されたネットワークにおいて、少なくとも1つのユーザ端末と複数の画像形成装置との距離を管理する画像形成装置の管理装置であって、各機器間におけるネットワークを構成するための無線通信の状況を取得する取得手段と、取得手段により取得された無線通信の状況に基づいて、複数の画像形成装置の中からユーザ端末に近接する画像形成装置を判定する判定手段とを備える。
好ましくは判定手段は、近距離無線通信のメッシュ機能を利用して、ユーザ端末と複数の画像形成装置との相対位置を判定する。
好ましくはユーザ端末は、判定手段で最も近いと判定された画像形成装置に対して、プリントのためのデータを送信する。
好ましくは判定手段は、所定のタイミングで再度の判定を行う。
好ましくは画像形成装置の管理装置は、所定のタイミングにおいて、ネットワークにおける無線通信の状況の変化が所定量以内であれば、再度の判定を行わない。
好ましくは判定手段は、ネットワークにおける機器の接続順に変化があった場合に、再度の判定を行う。
好ましくは取得手段は、各機器の無線通信の電界強度レベルまたは電波の受信時間を取得する。
好ましくは画像形成装置の管理装置は、判定手段の判定結果に基づいて、ユーザ端末において、最も近い画像形成装置を表示する表示手段をさらに備える。
この発明の他の局面に従うと、画像形成装置の管理方法は、少なくとも1つのユーザ端末および複数の画像形成装置の各機器が無線通信により接続されたネットワークにおいて、少なくとも1つのユーザ端末と複数の画像形成装置との距離を管理する画像形成装置の管理方法であって、各機器間におけるネットワークを構成するための無線通信の状況を取得する取得ステップと、取得ステップにより取得された無線通信の状況に基づいて、複数の画像形成装置の中からユーザ端末に近接する画像形成装置を判定する判定ステップとを備える。
この発明のさらに他の局面に従うと、画像形成装置の管理プログラムは、少なくとも1つのユーザ端末および複数の画像形成装置の各機器が無線通信により接続されたネットワークにおいて、少なくとも1つのユーザ端末と複数の画像形成装置との距離を管理する画像形成装置の管理プログラムであって、各機器間におけるネットワークを構成するための無線通信の状況を取得する取得ステップと、取得ステップにより取得された無線通信の状況に基づいて、複数の画像形成装置の中からユーザ端末に近接する画像形成装置を判定する判定ステップとをコンピュータに実行させる。
この発明に従うと、ユーザの利便性が高い画像形成装置の管理装置、画像形成装置の管理方法、および画像形成装置の管理プログラムを提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態における画像形成システムについて説明する。画像形成システムにおいては、近距離無線通信のメッシュ機能を利用して、ユーザ端末間、およびユーザ端末と画像形成装置との間の距離が検出される。プリント要求を出力したユーザ端末から最も近い画像形成装置でプリントが行われる。ユーザ端末や画像形成装置の絶対位置(座標)を検出することなく、両者の相対位置(相対距離)が特定されるため、処理する情報量を少なくすることができる。これにより位置の検出時間を短くすることができ、プリント完了までにかかる時間を削減することができる。結果として、ユーザ端末の最も近くに配置されている画像形成装置から、ユーザが画像形成物(プリント物)を得るまでの時間を短縮することができる。また本実施の形態では、ネットワークを構成するための無線通信の機能を利用して各機器間の距離を検出することができるため、距離検出のための特別なハードウェアを各機器に搭載する必要がないという利点がある。
さらに、画像形成システムにおいては、相対位置の検出に冗長性を持たせている。すなわち、ユーザ端末の移動が少しである場合には、位置や距離の再検出が行われない。これにより、さらに処理する情報量を少なくすることができる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像形成システムの概要を示す図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像形成システムの概要を示す図である。
図を参照して画像形成システムは、複数の画像形成装置1A,1Bと、複数のユーザ端末(図中では「ユーザA」〜「ユーザC」と記載しており、以下それぞれを「ユーザ端末A」〜「ユーザ端末C」という。)と、ゲートウェイ(Gateway)装置100とを備えている。ゲートウェイ装置100は、インターネットIに接続されており、複数の画像形成装置1A,1Bや、複数のユーザ端末A〜Cは、ゲートウェイ装置100を介してインターネットに接続することが可能である。ユーザ端末A〜Cは、PC、携帯型のコンピュータ、携帯電話、スマートフォンなどである。図1では画像形成装置は2台としているが、その数は制限されるものではない。以下、複数の画像形成装置1A,1Bのうち1つを示して画像形成装置1と称する。ユーザ端末A〜Cのうち1つを示してユーザ端末200と称する。
図1における各機器は、近距離無線通信によりそれぞれ接続される。近距離無線通信の方式としては、例えばZigBee、Zwaveなどが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
画像形成システムにおいては、プリントの要求を行うユーザ(およびそのユーザ端末200)の最も近くに配置されている画像形成装置でプリントを行うことを想定している。画像形成システムは、近接無線通信装置のメッシュ機能を用いて、近接する画像形成装置の検出を相対値で行う。
図1においては、点線の円で各ユーザ端末200の電界強度(電波強度)が示されている。電界強度は、最も強い部分をレベル3と称しており、弱くなるごとに順にレベル2、1と称している。すなわち、各ユーザ端末200の位置からの同心円で示されるように、各ユーザ端末200から遠くなるごとに電界強度は弱くなる。
図1においては、ユーザ端末Aと画像形成装置1Aとの通信は、電界強度レベル3で行われる。ユーザ端末Cと画像形成装置1Bとの通信は、電界強度レベル1で行われる。ユーザ端末Aとユーザ端末Bとの通信は、電界強度レベル1で行われる。ユーザ端末Bとユーザ端末Cとの通信は、電界強度レベル2で行われる。
[画像形成装置1の構成]
図2は、画像形成装置1を示す斜視図である。
図2は、画像形成装置1を示す斜視図である。
図を参照して画像形成装置1は、給紙カセット3と、排紙トレイ5と、操作部(操作受付手段の一例)11と、制御部20と、プリント部30と、スキャン部40とを備える。制御部20は、後述するように、CPU21(図3に示す)などを有し、画像形成装置1の動作を制御する。制御部20及びプリント部30は、画像形成装置1の筐体の内部に配置されている。
この画像形成装置1は、3つの給紙カセット3(給紙カセット3a,3b,3c)を有している。それぞれの給紙カセット3には、例えば、互いに異なるサイズの用紙(B5サイズ、A4サイズ、及びA3サイズなど)が装てんされている。給紙カセット3は、画像形成装置1の下部に、画像形成装置1の筐体に抜き差し可能に配置されている。各給紙カセット3に装てんされた用紙は、印字時に、1枚ずつ給紙カセット3から給紙され、プリント部30に送られる。なお、給紙カセット3の数は3つに限られず、それより多くても少なくてもよい。
排紙トレイ5は、画像形成装置1の筐体のうちプリント部30が収納されている部位の上方でスキャン部40が配置されている部位の下方に配置されている。排紙トレイ5には、プリント部30により画像が形成された用紙が筐体の内部から排紙される。
操作部11は、画像形成装置1の上部前面(図において正面)側に配置されている。操作部11には、ユーザにより押下操作可能な複数の操作ボタン11aが配置されている。また、操作部11には、情報をユーザに表示する表示パネル(表示手段の一例)13が配置されている。表示パネル13は、例えば、タッチパネルを備えたLCD(Liquid Crystal Display)である。表示パネル13は、ユーザに案内画面を表示したり、操作ボタンを表示してユーザからのタッチ操作を受け付けたりする。表示パネル13は、CPU21により制御されて表示を行う。操作部11は、ユーザからの操作入力を受け付ける。操作部11は、操作ボタン11aや表示パネル13がユーザにより操作されると、その操作に応じた操作信号又は所定のコマンドをCPU21に送信する。すなわち、ユーザは、操作部11に操作を行うことにより、画像形成装置1に種々の動作を実行させることができる。
プリント部30は、大まかに、トナー像形成部と、用紙搬送部(図示せず)と、定着装置(図示せず)とを有している。プリント部30は、電子写真方式で用紙に画像を形成する。
用紙搬送部は、給紙ローラ、搬送ローラ、及びそれらを駆動するモータなどで構成されている。用紙搬送部は、用紙を給紙カセット3から給紙して、画像形成装置1の筐体の内部で搬送する。また、用紙搬送部は、画像が形成された用紙を画像形成装置1の筐体から排紙トレイ5などに排出する。
定着装置は、加熱ローラ及び加圧ローラを有している。定着装置は、加熱ローラと加圧ローラとでトナー像が形成された用紙を挟みながら搬送し、その用紙に加熱及び加圧を行う。これにより、定着装置は、用紙に付着したトナーを溶融させて用紙に定着させ、用紙に画像を形成する。
スキャン部40は、画像形成装置1の筐体の上部に配置されている。スキャン部40は、ADF(Auto Document Feeder)41を有している。スキャン部40は、上述のスキャナ機能を実行する。スキャン部40は、透明な原稿台に配置された原稿をコンタクトイメージセンサにより走査して、それを画像データとして読み取る。また、スキャン部40は、原稿トレイにセットされた複数枚の原稿をADF41により順次取り込みながら、コンタクトイメージセンサによりその画像データを読み取る。
図3は、画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図を参照して、画像形成装置1は、上述の各部のほか、HDD(Hard Disk Drive)27と、通信ユニット29とを有している。
HDD27は、通信ユニット29を介して外部から送られた印刷ジョブのデータや、スキャン部40で読み取った画像データなどを記憶する。また、HDD27は、画像形成装置1の設定情報や、画像形成装置1の種々の動作を行うための制御プログラム27aや、後述するユーザ認証機能に用いられる認証データベース27bなどを記憶する。HDD27は、1つのユーザ端末200又は複数のPCなどから送信された複数の印刷ジョブを記憶可能である。
通信ユニット29は、ハードウェア部と、所定の通信プロトコルで通信を行うソフトウェア部とが組み合わされて構成されている。通信ユニット29は、画像形成装置1をネットワークに接続する。これにより、画像形成装置1は、ネットワークに接続されているユーザ端末200などの外部装置と通信可能になる。画像形成装置1は、ユーザ端末200やゲートウェイ100などから印刷ジョブを受信可能である。また、画像形成装置1は、スキャン部40で読み取った画像データを、ユーザ端末200に送信したり、メールサーバ(図示せず)などを介してE−mailにより送信したりすることができる。
なお、制御部20は、CPU21と、ROM23と、RAM25とを有している。制御部20は、操作部11、プリント部30、及びスキャン部40などとともにシステムバスに接続されている。これにより、制御部20と画像形成装置1の各部とが、信号を送受可能に接続されている。
CPU21は、ROM23、RAM25、又はHDD27などに記憶された制御プログラム27aなどを実行することにより、画像形成装置1の種々の動作を制御する。CPU21は、操作部11から操作信号が送られたり、ユーザ端末200などから操作コマンドが送信されたりすると、それらに応じて所定の制御プログラム27aを実行する。これにより、ユーザによる操作部11の操作などに応じて、画像形成装置1の所定の機能が実行される。
ROM23は、例えばフラッシュROM(Flash Memory)である。ROM23には、画像形成装置1の動作を行うために用いられるデータが記憶されている。ROM23には、HDD27と同様に、種々の制御プログラムや、画像形成装置1の機能設定データなどが記憶されていてもよい。CPU21は、ROM23からのデータの読み込みや、ROM23へのデータの書き込みを行う。なお、ROM23は、書き換え不可能なものであってもよい。
RAM25は、CPU21のメインメモリである。RAM25は、CPU21が制御プログラム27aを実行するときに必要なデータなどを記憶するのに用いられる。
スキャン部40は、上述のように、スキャナ機能を実行し、原稿から画像データを読み取る。スキャン部40により読み取られた画像データは、CPU21によりアプリケーションデータ形式に変換され、HDD27などに記憶される。CPU21は、HDD27などに記憶された画像データを、ユーザ端末200などに送信可能である。
ここで、画像形成装置1は、後処理部90を有している。後処理部90は、例えば用紙の排紙トレイ5への排出口の近傍に設けられている。後処理部90は、画像形成装置1に外付けされ、排紙トレイ5に排出される用紙を搬入して後処理を行う装置であってもよい。後処理部90は、例えば、画像が形成された用紙に、パンチ穴を開けるせん孔処理や複数の用紙をステープルなどで綴じる綴じ処理などを行い、排出する。後処理部90による後処理の実行が行われるかどうかは、例えば、各印刷ジョブの印刷設定に応じて異なる。換言すると、制御部20は、印刷ジョブの実行時に、その印刷設定に基づいて後処理部90を制御する。なお、各画像形成装置1は、後処理部90を有していても、有していなくても、いずれであってもよい。
なお、各画像形成装置1は、ユーザ認証機能を有している。本実施の形態において、ユーザ認証機能は、例えば以下のようにして実現されている。すなわち、画像形成装置1のHDD27に記録されている認証データベース27bには、ユーザ認証可能なユーザの情報とそのユーザの認証に必要な認証情報とが対応付けられて記録されている。認証情報は、例えばユーザ毎に設定されたパスワードである。認証データベース27bには、各ユーザについて実行を許可する機能に関する情報が、そのユーザに対応付けて記録されている。ユーザは、操作部11を操作し、画像形成装置1にそのユーザの情報(例えば、アカウント名など)とパスワードとを入力する。操作部11にこれらの情報が入力されると、CPU21は、認証データベース27bを参照し、認証可否を判断する。認証可能であれば、CPU21は、そのユーザについて認証成立とし、認証データベース27bに基づいて、そのユーザについて実行を許可されている機能を実行可能とする。このとき、ユーザは画像形成装置1にログインした状態になる。ユーザ認証機能を用いることにより、表示パネル13の表示や利用可能な機能などを認証されたユーザに適合するものにして画像形成装置1の利便性を高められる。また、他のユーザの目に触れないようにして、認証されたユーザが画像形成装置1の近くにいるときに印刷物を出力できるなど、高いセキュリティ効果が得られる。なお、ユーザ認証の方式としては、例えば接触式・非接触式のIDカードを用いたカード認証方式や、ユーザの指紋情報や静脈情報などを利用した生体認証方式などを採用してもよい。
[ゲートウェイ100の構成]
図4は、ゲートウェイ100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4は、ゲートウェイ100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図を参照して、ゲートウェイ100は、制御部120と、ネットワーク部129と、HDD(記憶手段の一例)140と、通信ユニット131とを有している。制御部120は、CPU121、ROM123、及びRAM125を有している。制御部120、ネットワーク部129、通信ユニット131、及びHDD140は、共にシステムバスに接続されている。これにより、制御部120、ネットワーク部129、通信ユニット131、及びHDD140の各部は、信号を送受可能に接続されている。
ネットワーク部129は、ゲートウェイ100をネットワークに接続する。これにより、ゲートウェイ100は、インターネットIなどの外部ネットワークに接続可能となる。
また、ゲートウェイ100は、通信ユニット131を制御することで、画像形成装置1やユーザ端末200などの外部装置と通信可能になる。ゲートウェイ100は、例えば画像形成装置1のスキャン部40で読み取られた画像データやユーザ端末200から送信された印刷ジョブなどのデータを受信可能である。受信されたデータは、必要に応じて、HDD140に記憶される。
CPU121は、ROM123、RAM125、又はHDD140などに記憶された制御プログラム150などを実行することにより、ゲートウェイ100の種々の動作を制御する。CPU121は、ユーザ端末200などから送信された操作コマンドや、画像形成装置1から送信された情報などに応じて、制御プログラム150を実行する。これにより、ゲートウェイ100の種々の機能が実行される。
ROM123やRAM125は、例えば、画像形成装置1のROM23やRAM25と同様に動作する。CPU121は、ROM123やRAM125へデータの書き込みや読み込みなどを行うことで、ゲートウェイ100の動作を制御する。
ゲートウェイ100は、上記の構成を用いることにより、ユーザ端末200、画像形成装置1、およびゲートウェイ100により構成されるネットワーク(メッシュルーティング)の通信や接続順を管理する。
[ユーザ端末200の構成]
図5は、ユーザ端末200のハードウェア構成を示すブロック図である。
図5は、ユーザ端末200のハードウェア構成を示すブロック図である。
図を参照して、ユーザ端末200は、入力装置211と、表示装置213と、制御部220と、通信ユニット229と、HDD240とを有している。制御部220は、CPU221、ROM223、及びRAM225を有している。ユーザ端末200の各部は、共にシステムバスに接続されており、信号を送受可能に接続されている。
制御部220及び通信ユニット229の構成は、例えば、ゲートウェイ100の制御部120及び通信ユニット129の構成と略同様である。ユーザ端末200は、通信ユニット229がネットワークに接続されていることで、画像形成装置1やゲートウェイ100などの外部装置と通信可能になる。CPU221は、HDD240に記憶されている制御プログラム250を実行して、ROM223やRAM225へデータの書き込みや読み込みなどを行うことで、ユーザ端末200の動作を制御する。
入力装置211は、例えば、キーボードや、マウスなどのポインティングデバイスなどである。ユーザは、入力装置211を操作して種々の指示をユーザ端末200に入力できる。入力装置211が操作されると、操作信号が制御部220に送信される。CPU221は、操作信号に応じて、ユーザ端末200の動作の制御を行う。
表示装置213は、例えば、LCDディスプレイなどのモニタ機器である。制御部220により表示装置213に種々の表示がなされることで、ユーザは、それを確認しながら、ユーザ端末200に種々の指示を入力できる。
HDD240には、例えば、制御プログラム250のほか、ユーザの文書データ280などが記憶されている。文書データ280は、例えば、テキスト形式のファイルや、ユーザ端末200で動作するアプリケーションプログラムにより編集可能なデータ形式のファイルである。
上記通信ユニット29,129,229は、それぞれ近距離(近接)無線通信装置である。通信ユニット29,129,229は、他の近接無線通信装置からの電波を受信し、その電界強度を検出する電界強度検出部や、他の近接無線通信装置からの電波の受信に要する時間を検出する受信時間検出部を備えてもよい。
[ユーザ端末200の動作]
ユーザ端末200から画像形成装置1へデータのプリントを行うプリントジョブが送信される状況となると、そのユーザ端末200から最も近い(あるいは近接の)画像形成装置1が検出される。検出された画像形成装置1へジョブデータを送信することで、ユーザの近くの画像形成装置にてプリントが行われる。これにより、ユーザがプリント物を取りに行くために移動する距離が短くなる。
ユーザ端末200から画像形成装置1へデータのプリントを行うプリントジョブが送信される状況となると、そのユーザ端末200から最も近い(あるいは近接の)画像形成装置1が検出される。検出された画像形成装置1へジョブデータを送信することで、ユーザの近くの画像形成装置にてプリントが行われる。これにより、ユーザがプリント物を取りに行くために移動する距離が短くなる。
デバイス(機器)間の距離の測定方法として、本実施の形態では、受信した電波の電界強度より距離を推定する方法を採用している。各ユーザ端末からの電界強度は、送信側と受信側との距離が近ければ近い程、強くなる。逆に、距離が遠ければ遠い程、電界強度は弱くなる。従って、受信した電界強度レベルを測定することによりおおよその距離を推定することが可能である。
具体例として、図1のユーザ端末Bに関して、ユーザ端末AとCとでどちらが近いかを判断する処理について、説明する。
通信ユニット229を用いた通信により、ユーザ端末BのCPU221は、ユーザ端末Aとユーザ端末Cとが近接する候補として存在することを認識する。ユーザ端末Bは、ユーザ端末Aとユーザ端末Cの電波を受信する。ユーザ端末Bは、ユーザ端末Aとユーザ端末Cの双方の電波の電界強度レベルを測定して、近距離無線通信のメッシュ機能により経路探索を行い、どちらのユーザ端末がより近い距離にあるかを判別する。
図1の例では、ユーザ端末Bは、ユーザ端末Aに対しては、その電界強度レベルが1である。一方で、ユーザ端末Cに対しては電界強度レベルが2である。このため、より電界強度が強いユーザ端末Cの方が近いと判断される。そしてこの時、ユーザ端末Cと画像形成装置1Bとの間の距離の方が、ユーザ端末Aと画像形成装置1Bとの間の距離よりも短い場合(またはユーザ端末Cと画像形成装置1Bとの間の距離が、ユーザ端末Aと画像形成装置1Bとの間の距離と同じである場合)、相対位置検出により、ユーザ端末Bと相対的に近いのは画像形成装置1Bであると判別される。
図6は、ユーザ端末Bが、ユーザ端末AとCとでどちらが近いかを判断する処理を示すフローチャートである。
図を参照してステップS101において、ユーザ端末BのCPU221は、通信ユニット229を用いてユーザ端末Aの電界強度レベル(Ea)を測定、取得する。ステップS103において、ユーザ端末BのCPU221は、通信ユニット229を用いてユーザ端末Cの電界強度レベル(Ec)を測定、取得する。
ステップS103において、ユーザ端末BのCPU221は、Ea>Ecの関係が成立するかを判定し、YESであればステップS107においてユーザ端末Aが近接であると判定する。一方でNOであれば、ステップS109においてユーザ端末Cが近接であると判定する。このような処理により、絶対座標を用いることなく距離の判定が可能となる。すなわち本実施の形態では、相対距離を検出するため、処理すべき情報量が少なくてよい。このため、判別にかかる算出時間が短くなるというメリットがある。
なお図6の例において、例えばユーザ端末A,Cではなく、通信の対象が画像形成装置1A,1Bであれば、どちらが近くにある画像形成装置であるかを判定することができる。
また、図6のフローチャートでは、電界強度を用いて距離を推定する方法を示しているが、電界強度の代わりに電波の受信時間によって距離の推定を行うようにしてもよい。
図7は、電波の受信時間によって距離の推定を行う場合の処理について説明する図である。
図7の左に示されるように、図6では、ステップS101でユーザ端末Aの電界強度レベル(Ea)を測定し、ステップS103において、ユーザ端末Cの電界強度レベル(Ec)を測定し、ステップS103において、Ea>Ecの関係が成立するかを判定した。
これに代えて、電波の受信時間によって距離の推定を行う場合には、図7の右に示されるように、図6のステップS101でユーザ端末Aからユーザ端末Bまでの電波の受信に要する時間(Ta)を測定する。ステップS103でユーザ端末Cからユーザ端末Bまでの電波の受信に要する時間(Tc)を測定し、ステップS105において、ユーザ端末BのCPU221は、Ta<Tcの関係が成立するかを判定することとなる。すなわち、ユーザ端末Bとユーザ端末Aとの間の通信を行うために必要となる電波の伝達時間と、ユーザ端末Bとユーザ端末Cとの間の通信を行うために必要となる電波の伝達時間とが比較され、時間が短い方が近い距離にある端末であると判断するものである。
図8は、ユーザ端末200から画像形成装置1へプリントデータを送信する時の処理を示すフローチャートである。
このフローチャートにおける処理は、ユーザ端末200のCPU221が実行してもよいし、ゲートウェイ100のCPU121が実行してもよいし、画像形成装置1のCPU21が実行してもよい。
図を参照して、ステップS201においてプリントデータ(プリントジョブ)の送信元となるユーザ端末から第1の画像形成装置までの各通信経路の電界強度レベル(Ea1〜Ean)を取得する。具体的には、プリントデータの送信元となるユーザ端末が図1のユーザ端末Bであるものとし、第1の画像形成装置が図1の画像形成装置1Aであるものとすると、ユーザ端末Bとユーザ端末Aとの間の電界強度レベル(図1では「1」)と、ユーザ端末Aと画像形成装置1Aとの間の電界強度レベル(図1では「3」)とが取得される。
ステップS203においてプリントデータ(プリントジョブ)の送信元となるユーザ端末から第2の画像形成装置までの各通信経路の電界強度レベル(Ec1〜Ecn)を取得する。具体的には、プリントデータの送信元となるユーザ端末が図1のユーザ端末Bであるものとし、第2の画像形成装置が図1の画像形成装置1Bであるものとすると、ユーザ端末Bとユーザ端末Cとの間の電界強度レベル(図1では「2」)と、ユーザ端末Cと画像形成装置1Bとの間の電界強度レベル(図1では「1」)とが取得される。
ステップS205において、Ea1〜Eanのそれぞれに基づいて、プリントデータの送信元となるユーザ端末から第1の画像形成装置までの距離Daが計算される。また、Ec1〜Ecnのそれぞれに基づいて、プリントデータの送信元となるユーザ端末から第2の画像形成装置までの距離Dcが計算される。これは例えば、電界強度レベルEa1〜Ean、Ec1〜Ecnのそれぞれについて、レベルが「1」であれば距離「3」に、レベルが「2」であれば距離「2」に、レベルが「3」であれば距離「1」に換算し、Ea1〜Eanに基づいて算出された各距離を合計することでDaを算出し、Ec1〜Ecnに基づいて算出された各距離を合計することでDcを算出するものである。
ステップS207において、Da<Dcの関係が成立するかを判定し、YESであればステップS209で第1の画像形成装置が近いと判定し、NOであればステップS211で第2の画像形成装置が近いと判定する。
ステップS213において、プリントデータの送信元となるユーザ端末200の表示装置213(図5)に、そのユーザ端末200から近い画像形成装置がどれであるかわかるように表示を行う。ステップS215で、ユーザからプリントを行う画像形成装置の選択を入力装置211(図5)から受付け、ステップS217で選択された画像形成装置に向けてプリントデータを送信する。
なお、ステップS213およびS215の処理を省略し、常に最も近いと判断された画像形成装置にプリントデータを送信し、その画像形成装置がどれであるかユーザに通知してもよい。
また、3台以上の画像形成装置がプリントデータを送る候補として存在する場合には、それぞれの画像形成装置までの通信経路における電界強度レベルを算出し、それに基づいてそれぞれの画像形成装置までの距離を算出し、最も距離が近いものを図8のステップS207で求めればよい。
また、電界強度レベルではなく、図7で説明したように電波の受信時間に基づいて、それぞれの画像形成装置までの距離を算出することとしてもよい。
ステップS201およびS203での電界強度レベルの取得においては、ゲートウェイ100が各電界強度レベルEa1〜Ean、Ec1〜Ecnを管理し、プリントデータの送信元となるユーザ端末がゲートウェイ100に問い合わせることによりそれらを取得することとしてもよい。または、各画像形成装置や各ユーザ端末の各々が自己の通信の管理に必要となる電界強度レベルEa1〜Ean、Ec1〜Ecnを管理し、プリントデータの送信元となるユーザ端末が各画像形成装置や各ユーザ端末に問い合わせることによりそれらを取得することとしてもよい。
さらに、ゲートウェイ100が各ユーザ端末から最も近い画像形成装置を管理し、各ユーザ端末からの問い合わせに対して、そのユーザ端末から最も近い画像形成装置を回答するようにしてもよい。
なお、図6および7においては、電界強度レベルまたは電波の受信時間に基づいて距離を判断することとしたが、より精度を高めるために、電界強度レベルと電波の受信時間との双方を検出し、両者に基づいて端末間の相対距離を判別することとしてもよい。例えば、測定された1つの通信経路の電界強度レベルと電波の受信時間とを重み付け演算することにより距離を算出してもよいし、通信経路の電界強度レベルにより得られた距離と、電波の受信時間により得られた距離を平均して用いてもよい。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態における画像形成システムのハードウェア構成は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるので、ここでの説明を繰り返さない。第2の実施の形態においては、ゲートウェイ100が画像形成装置やユーザ端末の間の距離を検出し、ユーザ端末からの要求に応答して、最も近い画像形成装置を回答することとしている。
本発明の第2の実施の形態における画像形成システムのハードウェア構成は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるので、ここでの説明を繰り返さない。第2の実施の形態においては、ゲートウェイ100が画像形成装置やユーザ端末の間の距離を検出し、ユーザ端末からの要求に応答して、最も近い画像形成装置を回答することとしている。
図9は、第2の実施の形態におけるゲートウェイ100のCPU121の処理を示すフローチャートである。
図を参照して、ステップS301においてゲートウェイ100のCPU121は、通信ユニット131を用いて、通信ネットワークを構成するユーザ端末および画像形成装置に、各々の通信経路における電界強度レベルを測定・取得して、それをゲートウェイ100に送信するよう、要求コマンドを送信する。
これを受けて、各ユーザ端末および各画像形成装置のCPUは、各々の通信経路における電界強度レベルを測定・取得して、それをゲートウェイ100に送信する。これにより、ステップS303においてゲートウェイ100は、通信ネットワークを構成する各通信経路の電界強度レベルを取得することができる。
ステップS305において、ゲートウェイ100のCPU121は、各通信経路の電界強度レベルに基づいて、それら各通信経路の距離を算出する。ステップS307において、印刷要求を出力したユーザ端末が存在するかを判定し、YESであればステップS309においてそのユーザ端末に、ステップS305で演算した距離に基づいて、そのユーザ端末から最も近い位置にある画像形成装置を通知する。
ステップS307でNOであれば、ステップS311において、所定時間が経過したかを判定し、NOであればステップS307に戻り、YESであればステップS301からの処理を再度行うことで保持されている距離のデータをアップデートする。
図10は、第2の実施の形態におけるユーザ端末200のCPU221の処理を示すフローチャートである。
図を参照して、ステップS401において、ユーザがプリント機能を選択するなどの動作をしたことによる印字要求があったかが判定される。YESであれば、ステップS403においてゲートウェイ100へ問い合わせを行う。これに応じて、ゲートウェイ100では図9のステップS307でYESと判断される。また、図9のステップS309で通知が行われる。この通知に基づいて、ユーザ端末は図10のステップS405で最短の距離にある画像形成装置がどれであるかを取得する。
ステップS407において、プリントデータの送信元となるユーザ端末200の表示装置213(図5)に、そのユーザ端末200から近い画像形成装置がどれであるかわかるように表示を行う。ステップS409で、ユーザからプリントを行う画像形成装置の選択を入力装置211(図5)から受付け、ステップS411で選択された画像形成装置に向けてプリントデータを送信する。
なお、ステップS407およびS409の処理を省略し、常に最も近いと判断された画像形成装置にプリントデータを送信し、その画像形成装置がどれであるかユーザに通知してもよい。
[ユーザ端末の移動と距離データの再計算]
図11は、ユーザ端末の移動について説明する図である。
図11は、ユーザ端末の移動について説明する図である。
ここでは、ユーザ端末Dが矢印で示されるように移動した状態が示されている。
特定エリア内において近距離無線通信により、ゲートウェイ100に2台の画像形成装置1A,1Bが接続されている。画像形成装置1Aにはユーザ端末Aが接続され、ユーザ端末Aにはユーザ端末Bが接続される。ユーザ端末Bには、ユーザ端末Dの移動前にはユーザ端末Cとユーザ端末Dとが接続される。ユーザ端末Cには、画像形成装置1Bが接続される。
ユーザ端末Dの移動後には、ゲートウェイ100、画像形成装置1A、ユーザ端末A、ユーザ端末B、ユーザ端末D、ユーザ端末C、画像形成装置1B、ゲートウェイ100の順に繋がる環状のネットワークが形成される。
図9で説明したように、ゲートウェイ100は、各ユーザ端末の電界強度を計測する為に、所定時間間隔で各ユーザ端末に対して通信を行う。ゲートウェイ100は、各ユーザ端末から受信した電界強度に基づいて、近距離無線通信装置のメッシュ機能を利用して、各ユーザ端末間、および画像形成装置とユーザ端末間の電界強度を相対距離に換算する。
ユーザ端末Dの移動前の位置から印字を行おうとする場合、図10で説明したように、ユーザ端末Dから最も近いと推定される画像形成装置をユーザ端末Dの画面に表示し、ユーザの選択を促すアプリケーションが起動される。これにより、ユーザ端末Dにおいてそのユーザは、画面に表示された最も近い画像形成装置を選択して印字を行うことが可能となる。
図12は、ユーザ端末Dの移動前の通信ネットワークを示す図である。
ユーザ端末Dの移動前の初期位置においては、画像形成装置1A、ユーザ端末A、ユーザ端末B、ユーザ端末C、画像形成装置1Bの順に繋がるネットワークが形成され、ユーザ端末Bにユーザ端末Dが接続される。
画像形成装置1Aとユーザ端末Aとの間の電界強度は「3」であり、ユーザ端末Aとユーザ端末Bとの間の電界強度は「1」であり、ユーザ端末Bとユーザ端末Cとの間の電界強度は「2」であり、ユーザ端末Cと画像形成装置1Bとの間の電界強度は「1」である。ユーザ端末Bとユーザ端末Dとの間の電界強度は「1」である。
ユーザ端末Dが画像形成装置にプリントデータを送信する場合、画像形成装置1Aに対してデータを送信する場合の「経路A」と、画像形成装置1Bに対してデータを送信する場合の「経路B」とが存在することになる。本実施の形態では、どちらの経路を用いてどちらの画像形成装置にプリントデータを送信するのがユーザにとって便利であるか(画像形成装置まで近いのか)を判定して、その結果をユーザに表示する。
ここでは、電界強度の逆数を推定距離として判定を行っている。
従って、ユーザ端末Dの移動前における、ユーザ端末Dと画像形成装置1Aとの間(経路A)の距離(最短距離)は、
1/3+1/1+1/1=7/3=2.33
ユーザ端末Dの移動前における、ユーザ端末Dと画像形成装置1Bとの間(経路B)の距離(最短距離)は、
1/1+1/2+1/1=5/2=2.5
と計算される。よって、画像形成装置1Aの方が画像形成装置1Bよりも距離が近いと推定することができる。
1/3+1/1+1/1=7/3=2.33
ユーザ端末Dの移動前における、ユーザ端末Dと画像形成装置1Bとの間(経路B)の距離(最短距離)は、
1/1+1/2+1/1=5/2=2.5
と計算される。よって、画像形成装置1Aの方が画像形成装置1Bよりも距離が近いと推定することができる。
図13は、ユーザ端末Dの移動後の通信ネットワークを示す図である。
ユーザ端末Dは、右方向へ(ユーザ端末B、C側へ)移動している。この場合も、より近い画像形成装置がどれになるかが判定される。
ユーザ端末Dの移動後においては、画像形成装置1A、ユーザ端末A、ユーザ端末B、、ユーザ端末D、ユーザ端末C、画像形成装置1Bの順に繋がるネットワークが形成される。
画像形成装置1Aとユーザ端末Aとの間の電界強度は「3」であり、ユーザ端末Aとユーザ端末Bとの間の電界強度は「1」であり、ユーザ端末Bとユーザ端末Dとの間の電界強度は「1」であり、ユーザ端末Dとユーザ端末Cとの間の電界強度は「1」であり、ユーザ端末Cと画像形成装置1Bとの間の電界強度は「1」である。
ユーザ端末Dが画像形成装置にプリントデータを送信する場合、画像形成装置1Aに対してデータを送信する場合の「経路C」と、画像形成装置1Bに対してデータを送信する場合の「経路D」とが存在することになる。移動後においても、どちらの経路を用いてどちらの画像形成装置にプリントデータを送信するのがユーザにとって便利であるか(画像形成装置まで近いのか)を判定して、その結果をユーザに表示する。ここでも、電界強度の逆数を推定距離として判定を行っている。
従って、ユーザ端末Dの移動後における、ユーザ端末Dと画像形成装置1Aとの間(経路C)の距離(最短距離)は、
1/3+1/1+1/1=7/3=2.33
ユーザ端末Dの移動後における、ユーザ端末Dと画像形成装置1Bとの間(経路D)の距離(最短距離)は、
1/1+1/1=2.0
と計算される。よって、画像形成装置1Bの方が画像形成装置1Aよりも距離が近いと推定することができる。
1/3+1/1+1/1=7/3=2.33
ユーザ端末Dの移動後における、ユーザ端末Dと画像形成装置1Bとの間(経路D)の距離(最短距離)は、
1/1+1/1=2.0
と計算される。よって、画像形成装置1Bの方が画像形成装置1Aよりも距離が近いと推定することができる。
上述のように、ゲートウェイ100は所定間隔で各ユーザ間、各ユーザと画像形成装置間の電界強度情報を入手することにより、各ユーザ間、各ユーザと画像形成装置間の距離を把握し、各ユーザに最も近い画像形成装置を各ユーザに通知することが可能となる。
[距離の再計算のタイミング]
図14は、ユーザ端末Dの移動後の電界強度が所定内の変動である場合を示す図である。
図14は、ユーザ端末Dの移動後の電界強度が所定内の変動である場合を示す図である。
図14に示すようにユーザ端末Dが移動する際、電界強度が所定量内の変動(変化)であれば、ユーザ端末Dは移動していないものと判断し、相対位置の再検出を行わないこととしてもよい。例えば図9においては、相対位置検出のタイミング(ステップS311での「所定時間経過後」)となったときに、各区間の電界強度レベルの再測定を行い、距離への換算を行うこととしたが(ステップS301〜305)、前回の距離計算時から電界強度レベルが所定レベル以下の変動しかしていない(または電界強度レベルが変動していない)区間については、距離の再計算を行わないこととしてもよい。または、全ての区間で前回の距離計算時から電界強度レベルが所定レベル以下の変動しかしていない(または電界強度レベルが変動していない)のであれば、距離の計算や最も近い画像形成装置の探索を行わないようにしてもよい。
これにより、ユーザ端末が少ししか移動していなければ、無線接続の探索を再度行うことがなくなるため、処理上の負担が軽減される。
図15は、距離の再計算のタイミングを決定する処理を示すフローチャートである。
このフローチャートは、例えば図9のステップS311でYESと判断された場合に実行される。ステップS501において、各区間における電界強度レベルを測定し、変動レベルが所定レベルを超えているかが判定される。YESであれば、最短距離にある画像形成装置を再探索するための処理(図9では、ステップS301またはS305からの処理)が実行される。一方で、ステップS501でNOであれば、前回の探索結果をそのまま保持し、再探索は行われない(図9では、ステップS307へ戻る)。
なお、図9のステップS311においては、所定時間が経過したときにYESと判断することとしたが、ネットワークにおける機器の接続順に変化があった場合にYESと判断するようにシステムを構成してもよい。
[その他]
各区間の電界強度レベルは、以下のようにして取得してもよい。すなわち、近接無線通信装置を備えた2台以上の画像形成装置と、ユーザが操作する複数のユーザ端末からなるネットワークシステムにおいて、図1に示されるように通信経路はリング状に繋がる。このため、ゲートウェイ100から画像形成装置1A、複数のユーザ端末、および画像形成装置1Bを経由してゲートウェイ100に戻る第1の経路(第1の接続順)と、ゲートウェイ100から画像形成装置1B、複数のユーザ端末、および画像形成装置1Aを経由してゲートウェイ100に戻る第2の経路(第2の接続順)とが形成され、これら経路を用いて通信を行うことができる。これにより、経路中の各機器の電界強度(または電波の受信時間)から、各機器間の相対距離(相対位置)をゲートウェイ100にて把握することができる。画像形成システムは、ユーザ端末からプリント要求が発生した時、第1の経路情報と第2の経路情報とを参照して、プリントを要求したユーザ端末と、第1の画像形成装置および第2の画像形成装置との相対位置を判断する判断部と、判断部により判断されたユーザ端末に近い画像形成装置で、ユーザからのプリントデータを出力する出力部とを備えるようにしてもよい。
各区間の電界強度レベルは、以下のようにして取得してもよい。すなわち、近接無線通信装置を備えた2台以上の画像形成装置と、ユーザが操作する複数のユーザ端末からなるネットワークシステムにおいて、図1に示されるように通信経路はリング状に繋がる。このため、ゲートウェイ100から画像形成装置1A、複数のユーザ端末、および画像形成装置1Bを経由してゲートウェイ100に戻る第1の経路(第1の接続順)と、ゲートウェイ100から画像形成装置1B、複数のユーザ端末、および画像形成装置1Aを経由してゲートウェイ100に戻る第2の経路(第2の接続順)とが形成され、これら経路を用いて通信を行うことができる。これにより、経路中の各機器の電界強度(または電波の受信時間)から、各機器間の相対距離(相対位置)をゲートウェイ100にて把握することができる。画像形成システムは、ユーザ端末からプリント要求が発生した時、第1の経路情報と第2の経路情報とを参照して、プリントを要求したユーザ端末と、第1の画像形成装置および第2の画像形成装置との相対位置を判断する判断部と、判断部により判断されたユーザ端末に近い画像形成装置で、ユーザからのプリントデータを出力する出力部とを備えるようにしてもよい。
この場合に、いずれかのユーザが移動し、接続順に変化があった場合、経路情報を更新するようにシステムを構成することが望ましい。また、図15で説明したように、画像形成装置と複数のユーザ端末から出力される電波の電界強度が所定の電界強度以内の変化量である場合には、経路情報の更新を行なわないようにすることが望ましい。
[実施の形態における効果]
以上のように本実施の形態によると、ユーザ端末に近接する画像形成装置を検知することができ、ユーザに近い画像形成装置でプリントを行うことができる。このためユーザにとって利便性の高い画像形成システムを提供することができる。また、各機器間の距離を、各機器間の相対位置の検出により算出するため(絶対位置の算出を行わなくてよいため)、各機器で取り扱う情報量を少なくすることができ、処理に要する時間を短くすることができる(結果として、プリント出力を早めることができる)。また、ユーザ端末が移動した際の処理として、電界強度の検出に冗長性を持たせ、再検出を極力なくすことで(移動距離が短いのであれば再検出を行わないことで)、各装置の負荷を少なくすることができる。
以上のように本実施の形態によると、ユーザ端末に近接する画像形成装置を検知することができ、ユーザに近い画像形成装置でプリントを行うことができる。このためユーザにとって利便性の高い画像形成システムを提供することができる。また、各機器間の距離を、各機器間の相対位置の検出により算出するため(絶対位置の算出を行わなくてよいため)、各機器で取り扱う情報量を少なくすることができ、処理に要する時間を短くすることができる(結果として、プリント出力を早めることができる)。また、ユーザ端末が移動した際の処理として、電界強度の検出に冗長性を持たせ、再検出を極力なくすことで(移動距離が短いのであれば再検出を行わないことで)、各装置の負荷を少なくすることができる。
なお、ユーザ端末から画像形成装置までの距離を管理する画像形成装置の管理装置は、ゲートウェイ100内に設けられてもよいし、画像形成装置1内に設けられてもよいし、ユーザ端末200内に設けられてもよい。または、専用の管理装置をネットワークに接続するようにしてもよい。さらに、複数の機器が組み合わせられることで画像形成装置の管理装置が構成されてもよい。
さらに、ゲートウェイ100の代わりにサーバが用いられてもよい。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行なっても、ハードウェア回路を用いて行なってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピュータにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置
1A 第1の画像形成装置
1B 第2の画像形成装置
21 CPU
29 通信ユニット
100 ゲートウェイ
121 CPU
131 通信ユニット
200 ユーザ端末
221 CPU
229 通信ユニット
1A 第1の画像形成装置
1B 第2の画像形成装置
21 CPU
29 通信ユニット
100 ゲートウェイ
121 CPU
131 通信ユニット
200 ユーザ端末
221 CPU
229 通信ユニット
Claims (10)
- 少なくとも1つのユーザ端末および複数の画像形成装置の各機器が無線通信により接続されたネットワークにおいて、前記少なくとも1つのユーザ端末と前記複数の画像形成装置との距離を管理する画像形成装置の管理装置であって、
各機器間における前記ネットワークを構成するための無線通信の状況を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された無線通信の状況に基づいて、前記複数の画像形成装置の中から前記ユーザ端末に近接する画像形成装置を判定する判定手段とを備えた、画像形成装置の管理装置。 - 前記判定手段は、近距離無線通信のメッシュ機能を利用して、前記ユーザ端末と前記複数の画像形成装置との相対位置を判定する、請求項1に記載の画像形成装置の管理装置。
- 前記ユーザ端末は、前記判定手段で最も近いと判定された画像形成装置に対して、プリントのためのデータを送信する、請求項1または2に記載の画像形成装置の管理装置。
- 前記判定手段は、所定のタイミングで再度の判定を行う、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置の管理装置。
- 前記所定のタイミングにおいて、前記ネットワークにおける無線通信の状況の変化が所定量以内であれば、再度の判定を行わない、請求項4に記載の画像形成装置の管理装置。
- 前記判定手段は、前記ネットワークにおける機器の接続順に変化があった場合に、再度の判定を行う、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置の管理装置。
- 前記取得手段は、各機器の無線通信の電界強度レベルまたは電波の受信時間を取得する、請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置の管理装置。
- 前記判定手段の判定結果に基づいて、前記ユーザ端末において、最も近い画像形成装置を表示する表示手段をさらに備えた、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置の管理装置。
- 少なくとも1つのユーザ端末および複数の画像形成装置の各機器が無線通信により接続されたネットワークにおいて、前記少なくとも1つのユーザ端末と前記複数の画像形成装置との距離を管理する画像形成装置の管理方法であって、
各機器間における前記ネットワークを構成するための無線通信の状況を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された無線通信の状況に基づいて、前記複数の画像形成装置の中から前記ユーザ端末に近接する画像形成装置を判定する判定ステップとを備えた、画像形成装置の管理方法。 - 少なくとも1つのユーザ端末および複数の画像形成装置の各機器が無線通信により接続されたネットワークにおいて、前記少なくとも1つのユーザ端末と前記複数の画像形成装置との距離を管理する画像形成装置の管理プログラムであって、
各機器間における前記ネットワークを構成するための無線通信の状況を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された無線通信の状況に基づいて、前記複数の画像形成装置の中から前記ユーザ端末に近接する画像形成装置を判定する判定ステップとをコンピュータに実行させる、画像形成装置の管理プログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015231194A (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-21 | シャープ株式会社 | 画像データ送信システム及び画像データの送信方法 |
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-
2011
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