JP2017106752A - 携帯端末装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】距離をより正確に推定することを目的とする。【解決手段】情報処理装置が送信したパケットより受信電波強度情報を取得する。無線を介して接続されたデバイスより情報処理装置が送信したパケットの受信電波強度情報を受信する。取得された受信電波強度情報と、受信された受信電波強度情報と、に基づいて、携帯端末装置と、情報処理装置と、の距離を推定する。【選択図】図13

Description

本発明は、携帯端末装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、これまで利用されてきたパーソナルコンピュータ等に代わり、携帯端末装置の技術的進歩により利便性が向上し、普及している。その使われ方も個人的な連絡手段からビジネス用途に用いられるまでになり、パーソナルコンピュータに代わる勢いで利用されている。また、これまでは有線LANで接続された環境から、無線技術を用いた環境に移行し、携帯端末装置からクラウドを経由して印刷を行うことも可能になっている(特許文献1参照)。また、無線技術を利用したデバイスにおいて、無線電波の信号強度を用いてデバイス間の距離の推定や、複数の無線信号を使いそれらの信号強度差からデバイスを特定する等の提案がなされている(特許文献2参照)。
特開2012−138074号公報 特表2012−511276号公報
無線通信に使用される電波の出力を変化させて受信電波の信号強度を測定する技術がある。更には複数の位置から出力された電波の差から位置を割り出す等が提案され、実際に行われている。携帯端末装置に組み込まれた無線通信手段を用いてデバイス間の距離を推定すべくオペレーションシステムレベルで機能のサポートが行われるようになった。しかしながら、バッテリで駆動されるこれらのデバイスから出力される電波は、混信を防ぐためにも出力電波は弱く、また携帯されるデバイスに組み込めるアンテナサイズ及び通信に使用する周波数が比較的高い。これらの要因から、携帯端末で受信される信号強度は一般的に言われているほど安定せず、携帯端末を持つユーザの手の位置や、ユーザが携帯端末を持つときの角度でも変わってしまう。そのため至近距離でも受信される信号強度が安定せず、距離を正確に推定することは難しい。
そこで、本発明は、携帯端末装置であって、情報処理装置が送信したパケットより受信電波強度情報を取得する取得手段と、無線を介して接続されたデバイスより前記情報処理装置が送信したパケットの受信電波強度情報を受信する受信手段と、前記取得手段により取得された受信電波強度情報と、前記受信手段により受信された受信電波強度情報と、に基づいて、前記携帯端末装置と、前記情報処理装置と、の距離を推定する推定手段と、を有する。
本発明によれば、距離をより正確に推定することができる。
画像形成装置の概略を示す図である。 画像形成装置を含む通信システムのシステム構成の一例を示す図である。 画像形成装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 携帯端末のハードウエア構成の一例を示す図である。 ウェアラブルデバイスのハードウエア構成の一例を示す図である。 ウェアラブルデバイスでの情報処理の一例を示したフローチャートである。 携帯端末での情報処理の一例を示したフローチャートである。 通信を時系列で並べた参考図である。 携帯端末での情報処理の一例を示したフローチャートである。 ウェアラブルデバイスでの情報処理の一例を示したフローチャートである。 携帯端末での情報処理の一例を示したフローチャートである。 ウェアラブルデバイスでの情報処理の一例を示したフローチャートである。 携帯端末での情報処理の一例を示したフローチャートである。 ウェアラブルデバイスでの情報処理の一例を示したフローチャートである。 ウェアラブルデバイスでの情報処理の一例を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、画像形成装置1の概略を示す図である。画像形成装置1は、例えば、コピー機能、スキャン機能、FAX機能及び印刷機能等各種機能を有する一般的な複合機である。また、画像形成装置1は、ユーザによる操作指示を入力する操作パネル2を有する。
図2は、画像形成装置1を含む通信システムのシステム構成の一例を示す図である。画像形成装置1は、更に、ユーザが所持する携帯端末8等と無線通信行うための無線LAN通信部3と、Bluetooth(登録商標)通信部4(以下、BT部という)と、を有する。
無線LAN通信部3と、BT通信部4と、はそれぞれのインタフェースを介してこの画像形成装置1の動作を制御する制御部5と接続されている。
携帯端末8はスマートフォンを想定している。ウェアラブルデバイス9はスマートウォッチのような表示部を持つデバイスを想定している。ウェアラブルデバイス10は腕輪型の活動量計のようなデバイスを想定している。携帯端末8、ウェアラブルデバイス9、ウェアラブルデバイス10は、共にBluetooth機能を有する。これらの端末はユーザが所持し、ウェアラブルデバイス9とウェアラブルデバイス10とは携帯端末8がマスターとなりペアリングが行われてネットワークが構築されている。画像形成装置1との通信は携帯端末8が行い、携帯端末8は画像形成装置1を使用して各種処理を実行させる。画像形成装置1は、情報処理装置の一例である。
図3は、画像形成装置1のハードウエア構成の一例を示す図である。画像形成装置1は、この画像形成装置1の動作を制御する制御部5と、上述した操作パネル2と、画像データに基づき印刷処理を実行する印刷処理部15と、原稿を読み取って画像データを生成する読取部14と、各種情報を記憶する記憶装置11、を有する。そして、それらがバス13を介して接続されることにより相互に通信可能に構成される。また、上述したように、無線LAN通信部3と、BT通信部4と、はそれぞれのインタフェースを介してこの画像形成装置1の動作を制御する制御部5と通信可能に構成されている。
制御部5は、CPU6とメモリ7とを有しており、各部の動作を制御する。CPU6は、記憶装置11に記憶されているプログラム12を読み出して実行する。プログラム12は、制御部5を後述する各種処理部として機能させるためのプログラムである。メモリ7は、CPU6がプログラムを実行することに伴う一時的なデータ等を記憶する。
操作パネル2は、上述したようにユーザによる操作指示を入力する構成を有する。即ち操作パネル2は、例えば液晶パネル等で構成され各種情報を表示する表示部2aと、その表示部2bに対する操作を検知することでユーザによる操作指示を入力する操作入力部2bと、で構成される。
無線LAN通信部3は、無線LAN規格に基づいて外部機器との通信処理を行い、外部機器と制御部5の間で行われるデータ入出力処理を行う。
BT通信部4は、Bluetooth規格に基づいて外部機器との通信処理を行い、外部機器と制御部5の間で行われるデータ入出力処理を行う。
印刷処理部15は、画像データに基づき印刷処理を実行することで印刷物を出力する処理部である。例えば、印刷処理部15は、1枚ずつ給紙された用紙に対して、画像データに基づき画像形成を行う画像形成部を有する。また、印刷処理部15は、画像形成部によって形成されるトナー像(画像)を用紙に転写させる転写部、用紙に転写されたトナー像を定着させる定着部、印刷された印刷物を排出する印刷物搬送部等を有する。
読取部14は、原稿画像を読み取って画像データを生成する処理部である。例えば、読取部14は、原稿載置台に載置された複数の原稿を先頭から1枚ずつ搬送する原稿搬送部や、読み取った原稿画像を画像データに変換して生成する画像データ出力部等を有する。
記憶装置11は、上述したプログラム12等を記憶する。
CPU6がメモリ7又は記憶装置11に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、画像形成装置1の機能が実現される。
図4は、携帯端末8のハードウエア構成の一例を示す図である。携帯端末8は、その携帯端末8の動作を制御する制御部8aと、プログラムや画像データ等の各種情報を記憶する記憶装置8bとを有する。また、説明の簡略化のため、図4には示していないが、携帯端末8はバッテリや電源制御部等、端末を携帯するために必要な構成を有する。制御部8aは、CPUやメモリ等を有しており、記憶装置8bに記憶されている各種プログラムを読出して実行する。無線LAN部8cは、無線LAN規格に基づいて外部機器との通信処理を行い、外部機器と制御部8aの間で行われるデータ入出力処理を行う。また、BT部8dは、Bluetooth規格に基づいて外部機器との通信処理を行い、外部機器と制御部8aの間で行われるデータ入出力処理を行う。
制御部8aのCPUが制御部8aのメモリや記憶装置8bに記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、携帯端末8の機能及び後述する図7、図9、図11、図13等のフローチャートの処理が実現される。
図5は、ウェアラブルデバイス9及び10のハードウエア構成の一例を示す図である。ウェアラブルデバイス9及び10は、そのウェアラブルデバイス9及び10の動作を制御する制御部9aと、プログラムや画像データ等の各種情報を記憶する記憶装置9bとを有する。また、説明の簡略化のため、図5には示していないが、ウェアラブルデバイス9及び10はバッテリや電源制御部等携帯するために必要な構成を有する。制御部9aは、CPUやメモリ等を有しており、記憶装置9bに記憶されている各種プログラムを読出して実行する。BT部9dは、Bluetooth規格に基づいて外部機器との通信処理を行い、外部機器と制御部9aの間で行われるデータ入出力処理を行う。ウェアラブルデバイス9と10との差異は、ハードウエアの構成としては同じである。但し、ソフトウェア的に動作が若干異なっており、ウェアラブルデバイス9はマスター機能とスレーブ機能とを共に持つが、ウェアラブルデバイス10はスレーブ機能のみ持つものとして以下、動作の説明を行う。
制御部9aのCPUが制御部9aのメモリや記憶装置9bに記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、ウェアラブルデバイス9、10の機能及び後述する図6、図10、図12、図14、図15等のフローチャートの処理が実現される。
図6は、携帯端末8とウェアラブルデバイス9又はウェアラブルデバイス10との間で行われる情報処理の一例を示したフローチャートである。携帯端末8をマスター、ウェアラブルデバイス9又は10をスレーブとして行われるペアリング動作に伴う機器間の処理に関して図6〜8を用いて説明する。
ペアリング動作はユーザの指示に基づき開始される。スレーブとして動作するウェアラブルデバイス9の制御部9aは、前記ユーザの指示によりBT部9dに対してビーコン信号の出力を命令する。前記命令を受信したBT部9dは、ビーコン信号の出力を開始する。マスターとなる携帯端末の制御部8aは、ユーザの指示によりBT部8dに対してビーコン信号のスキャンを命令する。前記命令を受信したBT部8dは、ビーコン信号のスキャンを開始する。
マスターとなる携帯端末8は、検出したビーコン信号に対して接続要求信号であるデータパケットを出力し、スレーブとなるウェアラブルデバイス9は前記接続要求信号に対するレスポンスパケットを出力する。マスター機器が出力したリクエストパケットに対してスレーブ機器がレスポンスパケットにより応答することで通信リンクが確立されたと判断される。マスターとなる携帯端末8は、リンクが確立したデバイス情報を記憶装置8bに格納し、以降の通信は記憶装置8bに格納されたデバイスリストに基づいて実行される。ウェアラブルデバイス9も同様に、マスターとなる携帯端末8のデバイス情報を記憶装置9bに格納し、以降の通信に使用する。上記の説明ではウェアラブルデバイス9で説明したが、ウェアラブルデバイス10に対しても同様である。
以下、図6〜図8のフローチャートに従って動作を説明する。
ステップS601では、ウェアラブルデバイス9の制御部9aは、ユーザからペアリング操作指示を受けたかどうかを判断する。制御部9aは、ペアリング操作指示を受けたときにはステップS602に進み、受けなかったときにはステップS601に戻る。
ステップS602では、制御部9aは、ビーコンの出力カウンタを0にクリアする。
ステップS603では、制御部9aは、ビーコン信号の出力を開始する。
ステップS604では、制御部9aは、ステップS603で出力したビーコン信号に対して接続要求を受信したかを判断する。制御部9aは、接続要求を受信した場合にはS605に進み、受信しなかった場合にはS606に進む。S606では、制御部9aは、出力カウンタをインクリメントする。即ち、制御部9aは、出力カウンタの値を1増やす。
ステップS605では、制御部9aは、受信したリクエストパケットに対するレスポンスパケットを出力する。
ステップS607では、制御部9aは、ビーコンの出力カウンタが予め決められた回数出力したかを判断する。制御部9aは、規定回数に達した場合には、接続すべきマスター機器がまだ準備ができてないと判断してペアリング動作を終了する。制御部9aは、まだ規定回に達していない場合には、S603に戻ってビーコン信号の出力を行う。
ステップS701では、携帯端末8の制御部8aは、ユーザからペアリング操作指示を受けたかどうかを判断する。制御部8aは、ペアリング操作指示を受けたときにはステップS702に進み、受けなかったときにはステップS701に戻る。
ステップS702では、制御部8aは、ビーコンのスキャンカウンタを0にクリアする。
ステップS703では、制御部8aは、ビーコン信号のスキャンを開始する。
ステップS704では、制御部8aは、ステップS703でビーコン信号をスキャンした結果、ビーコン信号を検出したかを判断する。制御部8aは、ビーコン信号を検出した場合にはステップS705に進み、検出しなかった場合にはS706に進みビーコン信号検出カウンタをインクリメントする。
ステップS705では、制御部8aは、受信したビーコン信号に対する接続要求であるリクエストパケットを出力する。
ステップS707では、制御部8aは、ビーコン信号のスキャンカウンタが予め決められた回数スキャンしたかを判断する。制御部8aは、規定回数に達した場合には接続すべきスレーブ機器がまだ準備ができてないと判断してペアリング動作を終了する。制御部8aは、まだ規定回に達していない場合には、S703に戻ってビーコン信号のスキャン動作を行う。
ステップS708では、制御部8aは、通信リンクが確立できたウェアラブルデバイス9のデバイス情報をメモリである記憶装置8bに格納する。
通信リンクが確立した後の携帯端末8とウェアラブルデバイス9との間では、定期的に通信が行われる。スレーブは予め決められた回数までは応答しないことは可能である。しかし、規定回数を超えて応答しないと、マスターはリンクが切断したと判断し、記憶装置8bのメモリ上に格納されているリンク中のデバイスリストから前記デバイスを削除する。
図8は、マスターである携帯端末8とスレーブであるウェアラブルデバイス9との間で行われる通信を時系列で並べた参考図である。
定期的な通信動作に関してマスターである携帯端末の情報処理を図9に従って説明する。
ステップS901では、携帯端末8の制御部8aは、スレーブであるウェアラブルデバイス9が応答パケットの送信をスキップした回数をカウントするカウンタを0にクリアする。
ステップS902では、制御部8aは、マスターである携帯端末8がスレーブのウェアラブルデバイスに対して定期的に通信を行う時間が来たかどうかを判断する。制御部8aは、通信を行う時間が来たらステップS903に進み、未だであればステップS902に戻る。
ステップS903では、制御部8aは、BT部8dを通してパケットを出力する。
ステップS904では、制御部8aは、スレーブであるウェアラブルデバイス9からの応答パケットを受信したかを判断する。制御部8aは、受信すればステップS901に戻って次の通信に備え、受信しなかったらステップS905に進む。
ステップS905では、制御部8aは、カウンタをインクリメントする。
ステップS906では、制御部8aは、前記カウンタが規定値に達したかを判断する。制御部8aは、前記カウンタが規定値に達していなかったらステップS902に戻って次の通信に備え、前記カウンタが規定値に達した場合にはステップS907に進む。
ステップS907では、制御部8aは、スレーブであるウェアラブルデバイス9との通信リンクが切れたと判断し、記憶装置8bのメモリに格納されているリンクデバイス情報からウェアラブルデバイス9を削除する。
ステップS908では、制御部8aは、記憶装置8bのメモリに格納されているリンクデバイス情報内にリンクしているデバイスが有るか否かを判断する。制御部8aは、リンクしているデバイスが有る場合にはステップS901に戻り次の通信に備え、無い場合には定期的な通信を終了する。
上述した定期的な通信動作におけるマスターである携帯端末8の動作に対して、スレーブとなるウェアラブルデバイス9又は10の情報処理を図10に従って説明する。
ステップS1301では、ウェアラブルデバイス9の制御部9aは、定時通信が行われる時間が来たかどうかを判断する。制御部9aは、定時通信が行われる時間になったらステップS1302に進み、未だであれば時間が来るまで待つ。
ステップS1302では、制御部9aは、マスターである携帯端末8からのパケットを、BT部9dを通して受信する。
ステップS1303では、制御部9aは、ステップS1302で受信したパケットを解析する。
ステップS1304では、制御部9aは、マスターである携帯端末8からデータの返送要求があったかを判断する。制御部9aは、マスターである携帯端末8からデータの返送要求がある場合にはステップS1305に進み、無い場合にはステップS1306に進む。
ステップS1305では、制御部9aは、マスターである携帯端末8から要求のあった返送するデータを作成する。
ステップS1306では、制御部9aは、ステップS1305で作成した返送データを、BT部9dを通して応答パケットに載せて出力する。
上述した携帯端末8とウェアラブルデバイス9との間のマスター−スレーブ間の動作については、携帯端末8とウェアラブルデバイス10との間の動作でも同じである。但し、マスター機能を持つウェアラブルデバイス9とマスター機能を持たないウェアラブルデバイス10とでは、前者は他のスレーブデバイスが出力するビーコン信号をスキャンできるのに対して、後者はスキャンすることができない差異がある。
次に携帯端末8にインストールされている画像形成装置1のアプリケーションソフトウェアを用いてウェアラブルデバイス9を携帯端末8にペアリングさせたときにウェアラブルデバイス9に実行させる機能を係るソフトウェアをインストールする動作を説明する。
図11は、携帯端末8がペアリングを終了したウェアラブルデバイス9に対してアプリケーションソフトウェアをインストールする情報処理の一例を示すフローチャートである。また、図12は、ウェアラブルデバイス9が携帯端末8からアプリケーションソフトウェアのデータを受信してインストールを行う情報処理の一例を示すフローチャートである。以下、これらの動作を説明する。
ステップS1001では、携帯端末8の制御部8aは、ペアリングが終了したデバイスに対してウェアラブルデバイスか否かを判断する。例えば、制御部8aは、ウェアラブルデバイス9がサポートするサービス等を確認することでウェアラブルデバイスか否かを判断する。制御部8aは、ウェアラブルデバイスだった場合にはS1002に進み、ウェアラブルデバイスではなかった場合には図11に示すフローチャートの処理を終了する。
ステップS1002では、制御部8aは、ウェアラブルデバイス9がビーコン信号のスキャン機能を持つかを判断する。制御部8aは、ウェアラブルデバイス9がビーコン信号のスキャン機能を持つのであればステップ1003に進み、持たないのであれば図11に示すフローチャートの処理を終了する。例えば、制御部8aは、ウェアラブルデバイス9がサポートするサービス等を確認することでビーコン信号のスキャン機能を持つかを確認する。例えばペアリングが終了したウェアラブルデバイス10の場合には、マスター機能を持たないためビーコン信号のスキャン機能を持たない。そのため、制御部8aは、ビーコン信号のスキャン機能を持たないと判断し、ウェアラブルデバイス10に対するインストール動作は終了する。
ステップS1003では、制御部8aは、ウェアラブルデバイス9に既にアプリケーションソフトウェアがインストールされているかを判断する。制御部8aは、インストールされていないのであればステップS1004に進み、インストールされていれば図11に示すフローチャートの処理を終了する。例えば、制御部8aは、ウェアラブルデバイス9にアプリケーションソフトウェアがインストールされているかの問い合わせを行い、問い合わせの結果に基づき、アプリケーションソフトウェアが既にインストールされているか否かを判断する。
ステップS1004では、制御部8aは、インストールするアプリケーションソフトウェアのデータをウェアラブルデバイス9に送信する。
ステップS1005では、制御部8aは、ウェアラブルデバイス9においてデータ転送とアプリケーションソフトウェアのインストールとが終了したか否かを判断する。制御部8aは、未だであればステップS1004に戻りデータ転送等を行い、インストールが終了していれば、図11に示すフローチャートの処理を終了する。例えば、制御部8aは、ウェアラブルデバイス9にデータ転送とアプリケーションソフトウェアのインストールとが終了したか否かの問い合わせを行い、問い合わせの結果に基づき、データ転送とインストールとが終了したか否かを判断する。
ステップS1101では、ウェアラブルデバイス9の制御部9aは、定期的に通信を行う時間が来たかどうかを判断する。制御部9aは、通信を行う時間が来たらステップS1102に進み、未だであればステップS1101に戻る。
ステップS1102では、制御部9aは、マスターである携帯端末8から送信されたパケットを受信する。
ステップS1103では、制御部9aは、ステップS1102で受信したパケットに対して送信すべきデータが必要かを判断する。制御部9aは、必要であればステップS1104に進み、必要が無ければステップS1105に進む。
ステップS1104では、制御部9aは、携帯端末8からの問い合わせに対応するための返信データを作成する。
ステップS1105では、制御部9aは、ステップS1104で作成したデータを携帯端末8に対して応答パケットとして出力する。
ステップS1106では、制御部9aは、複数のパケットに分割されて送信された一連のデータを全て受信し終わったかを判断する。制御部9aは、受信し終わった場合にはステップS1107に進み、終わっていなかったらステップS1102に戻って引き続きデータの受信を行う。
ステップS1108では、制御部9aは、携帯端末8から送信された一連のデータがアプリケーションソフトウェアかどうかを判断する。制御部9aは、アプリケーションソフトウェアであればステップS1109に進み、異なる場合には他の処理へ進む。
ステップS1109では、制御部9aは、受信したアプリケーションソフトウェアのインストールを行う。
携帯端末8及びウェアラブルデバイス9の間で行われる通信は、マスターである携帯端末8による通信によって開始され、基本的には図9を用いて説明した定期的な通信の中でデータがやり取りされる。
ユーザは携帯端末8にインストールされた画像形成装置のアプリケーションソフトウェアにおいて、通常使用するMFPやプリンタを登録して使用する。
携帯端末8上で動作を開始したアプリケーションソフトウェアを介して、制御部8aは、BT部8dに対して登録された画像形成装置1のサーチを指示する。
そして、制御部8aは、記憶装置8bから通信リンクを確立しているデバイスの中からビーコン信号のスキャン機能を持つデバイスに対して順次、通信を行い、画像形成装置1からのビーコン信号の受信電波強度情報の記録開始を指示する。本実施形態ではウェアラブルデバイス9に対してのみ前記指示が行われるとして説明を行う。
BT部8dが登録されている画像形成装置1が出力するビーコン信号を検出すると、制御部8aは、前記ビーコン信号の受信電波強度情報をBT部8dから読み出し、記憶装置8bに格納する。
そして、制御部8aは、BT通信部4を通して通信リンクを確立しているウェアラブルデバイスのうちビーコン信号をスキャンすることができるデバイスのみに対して画像形成装置1が出力したビーコン信号の受信電波強度情報を送信するように指示する。
制御部8aは、BT通信部4を通してウェアラブルデバイス9から受信したパケット内のデータを取り出し、ウェアラブルデバイス9が受信した画像形成装置1が出力したビーコンの電波強度情報を記憶装置8bに格納する。
制御部8aは、記憶装置8bに格納された携帯端末8が受信した受信電波強度情報とウェアラブルデバイス9が受信した受信電波強度情報とから携帯端末8と画像形成装置1との距離を推測する。
但し、受信するデバイス毎に受信感度が異なるのが一般的で、2台で測定しても1台が受信できていないことも想定される。またそのような場合や、ウェアラブルデバイスがリンクしていない場合には、制御部8aは、携帯端末8の1台で受信した受信電波強度情報から距離を判断する。
本実施形態では、例えば、制御部8aは、1台の受信電波強度情報から距離を推定する場合には、何回か受信したデータの平均をとり、平均をとった受信電波強度情報から距離を推定する。一方、制御部8aは、複数のデバイスの受信電波強度情報から距離を推定する際は、各デバイスの受信電波強度情報の最大値で距離を推定する。複数のデバイスの受信電波強度情報から距離を推定する場合、ベストな受信状態以上のデータは得られないことから、制御部8aは、受信電波強度情報の最大値を利用して判定を行う。このような情報処理の場合、電波を受信するデバイス数が多いほど、携帯端末8と画像形成装置1との間の推定距離の確からしさは向上する。
ステップS1201では、携帯端末8の制御部8aは、ビーコン信号のサーチを開始する。
ステップS1202では、制御部8aは、BT部8dが検出したビーコン信号の中から、登録されている画像形成装置1のIDを持つものを見つけたかを判断する。制御部8aは、見つけたらステップS1203に進み、未だであればステップS1202に留まりサーチを続ける。
ステップS1203では、制御部8aは、記憶装置8bに格納されているリンクを確立したウェアラブルデバイスの情報を読み出し、携帯端末8がリンクしているウェアラブルデバイスのうち、マスター機能を持つ端末が何台あるのかを判断する。そして、制御部8aは、マスター機能を持つ1台以上のウェアラブルデバイスとリンクしているか否かを判断する。制御部8aは、マスター機能を持つ1台以上のウェアラブルデバイスとリンクしている場合にはステップS1210に進み、リンクしていない場合にはステップS1203に進む。
ステップS1204では、制御部8aは、記憶装置8bの受信電波強度情報を格納するためのエリアをクリアする。
ステップS1205では、制御部8aは、BT部8dが検出したビーコン信号の中から、登録されている画像形成装置1のIDを持つものを見つけたかを判断する。制御部8aは、見つけたらステップS1207に進み、見つからなければステップS1206に進む。
ステップS1206では、制御部8aは、予め決められた時間、ビーコン信号のサーチを続ける。制御部8aは、時間が経過したらサーチすべき装置のビーコン信号が受信できなくなったと判断してステップS1201に戻る。
ステップS1207では、制御部8aは、検出した画像形成装置1からのビーコン信号の受信電波強度情報を記憶装置8bに格納する。
ステップS1208では、制御部8aは、距離を推定できるだけのデータが集まったかを判断する。制御部8aは、集まっていなければステップS1205に戻りデータの収集を行い、集まっていた場合にはステップS1209に進む。
ステップS1209では、制御部8aは、記憶装置8bに格納された受信電波強度情報のデータから、直近の複数回の平均値をとり、その値から携帯端末8と画像形成装置1との間の距離を推測する。そして、制御部8aは、ステップS1205に戻って受信した次のビーコン信号をメモリに格納し、更新されたメモリ上の受信電波強度情報から距離を推定する動作を繰り返す。
受信電波強度情報と距離との関係については後述する。
ステップS1210では、制御部8aは、携帯端末8とリンクしているウェアラブルデバイス9及び10のうち、ビーコン信号のサーチ機能を持つウェアラブルデバイス9に対してサーチすべき画像形成装置1のID情報を通知する。
ステップS12011では、制御部8aは、携帯端末8とリンクしている装置のうち、ビーコン信号のサーチ機能を持つ全てのデバイスに対して、サーチすべき画像形成装置1のID情報を通知し終わったかを判断する。制御部8aは、全ての対象デバイスに対して通知が終了すればステップS1212に進み、未だであればステップS1210に戻って残りのデバイスに対して通知を行う。
ステップS1212では、制御部8aは、記憶装置8bの受信電波強度情報を格納するためのエリアをクリアする。
ステップS1213では、制御部8aは、BT部8dが検出したビーコン信号の中から、登録されている画像形成装置1のIDを持つものを見つけたかを判断する。制御部8aは、見つけたらステップS1215に進み、見つからなければステップS1214に進む。
ステップS1214では、制御部8aは、予め決められた時間、ビーコン信号のサーチを続ける。制御部8aは、時間が経過したらサーチすべき装置のビーコン信号が受信できなくなったと判断してステップS1201に戻る。
ステップS1215では、制御部8aは、検出した画像形成装置1からのビーコン信号の受信電波強度情報を記憶装置8bに格納する。
ステップS1216では、制御部8aは、携帯端末8がリンクしているウェアラブルデバイスに対して行う定期的な通信の中で、画像形成装置1から受信したビーコン信号の受信電波強度情報を送信するように指示する。
ステップS1217では、制御部8aは、ウェアラブルデバイス9からの応答パケットにおいて、ウェアラブルデバイス9dが受信した画像形成装置1のビーコン信号の受信電波強度情報をデータとして受信する。
ステップS1218では、制御部8aは、BT部8dで受信したウェアラブルデバイス9の受信電波強度情報を記憶装置8bに格納する。
ステップS1219では、制御部8aは、距離を推定できるだけのデータが集まったかを判断する。制御部8aは、集まっていなければステップS1213に戻りデータの収集を行い、集まっていた場合にはステップS1220に進む。
ステップS1220では、制御部8aは、記憶装置8bに格納された受信電波強度情報のデータから各デバイスが受信した最大値のみを抽出して、携帯端末8と画像形成装置1との間の距離を推測する。そして、制御部8aは、ステップS1213に戻って受信した次のビーコン信号をメモリに格納し、更新されたメモリ上の受信電波強度情報から距離を推定する動作を繰り返す。
受信電波強度情報と距離との関係について説明する。
一般的には、無線通信で使用される電磁波の特性から距離と電波強度との関係が得られ、受信側の電力は送信側の電力とアンテナの性能(利得)とに比例し、通信距離の二乗・波長の逆二乗に反比例することが一般的に知られている。制御部8aは、アンテナの利得は端末毎の値をウェアラブルデバイスから入手するか、一般的な数値を使用する。制御部8aは、波長は使用する無線通信規格から決定する。制御部8aは、送信側の電力は出力側の装置設定を画像形成装置1から入手することができる。装置(アンテナ等の特性等)に差が無いと仮定すれば、制御部8aは、予め任意の装置での測定結果を持っていれば距離を推定することができる。
例えば、ブルートゥースの場合には、規格化された設計仕様に基づき各機器が設計されているのを前提に、スレーブ側である画像形成装置1が出力するビーコン内の送信電力情報と、受信電波強度情報との差分が伝搬損失と考えられる。前記伝搬損失が装置間の距離に依存するため、制御部8aは、これを用いて距離を推定する。
以下に、一般的に使用されるフリスの伝達公式を示す。
Figure 2017106752
Pt:送信電力(W)
Pr:受信電力(W)
Gr:受信利得(倍)
Gt:送信利得(倍)
λ:波長(m)
D:距離(m)
次に、ウェアラブルデバイス9が携帯端末8から指示を受けて画像形成装置1のビーコン信号をスキャンする動作を図14を用いて説明する。また、受信した電波の受信電波強度情報を携帯端末8に送信する動作を、図15を用いて説明する。
ステップS1401では、ウェアラブルデバイス9の制御部9aは、携帯端末8から電波受信強度情報を保持しておく画像形成装置1のID情報を、BT部9dを通して受信する。
ステップS1402では、制御部9aは、記憶装置9bの、受信電波強度情報を格納するためのエリアをクリアする。
ステップS1403では、制御部9aは、携帯端末8から指示された画像形成装置1のID情報をスキャンするようにBT部9dに対して指示する。
ステップS1404では、制御部9aは、BT部9dが指示された画像形成装置1のビーコン信号を検出したかを判断する。制御部9aは、検出したらステップS1405に進み、検出しなかったらステップS1406に進む。
ステップS1405では、制御部9aは、検出した画像形成装置1のビーコン信号の受信電波強度情報を記憶装置9bに格納する。そして、制御部9aは、次のビーコン信号を受信するためにステップS1403に戻る。
ステップS1406では、制御部9aは、予め決められた時間が経過したかを判断する。制御部9aは、時間が経過していなかったらステップS1403に戻って再度スキャンを行い、時間が経過していたら画像形成装置1のビーコン信号が受信できなくなったと判断してステップS1402に進む。
ステップS1501では、制御部9aは、携帯端末8からの通信を受信したかを判断する。制御部9aは、受信した場合にはステップS1502に進む。
ステップS1502では、制御部9aは、ウェアラブルデバイス9が受信した画像形成装置1のビーコン信号の受信電波強度情報を携帯端末8に送信する要求があったかを判断する。制御部9aは、前記要求があった場合にはステップS1503に進み、前記要求が無かった場合にはステップS1504に進む。
ステップS1503では、制御部9aは、記憶装置9bに格納されている画像形成装置1のビーコン信号の受信電波強度情報を、BT部9dを通して携帯端末8に送信する。
ステップS1504では、制御部9aは、携帯端末8から要求のあった情報を、BT部9dを通して携帯端末8に送信する。
本実施形態では、画像形成装置1が出力するビーコン信号(ビーコンパケット)を用いて受信電波強度情報を取得している。しかしこれに限らず、携帯端末8が画像形成装置1に対して行う定期的な通信の中で、画像形成装置1に対して受信電波強度を取得するための特定パケット出力をさせるようにしてもよい。携帯端末8及びウェアラブルデバイス9は、前記特定パケットから受信電波強度を取得し、取得した受信電波強度の情報に基づいて画像形成装置1と携帯端末8との間の距離を推定することもできる。
ユーザが互いにリンクされている複数の無線デバイスを持つとき画像形成装置1が出力するビーコン信号を受信して評価する台数が増えるほどデバイスがおかれている状態の影響を小さくすることができ受信電波強度情報の確からしさを向上させることができる。更に、受信電波強度情報を集めたデバイスの台数によって評価アルゴリズムを変えることにより上述した効果をより大きくすることができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。
以上、上述した各実施形態によれば、電場強度から距離をより正確に推定することができる。
1 画像形成装置
8 携帯端末装置
8a 制御部
9 ウェアラブルデバイス
10 ウェアラブルデバイス

Claims (9)

  1. 携帯端末装置であって、
    情報処理装置が送信したパケットより受信電波強度情報を取得する取得手段と、
    無線を介して接続されたデバイスより前記情報処理装置が送信したパケットの受信電波強度情報を受信する受信手段と、
    前記取得手段により取得された受信電波強度情報と、前記受信手段により受信された受信電波強度情報と、に基づいて、前記携帯端末装置と、前記情報処理装置と、の距離を推定する推定手段と、
    を有する携帯端末装置。
  2. 無線を介して接続されたデバイスがあるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記デバイスがあると判定された場合、前記デバイスに対して、前記情報処理装置が送信したパケットの受信電波強度情報の送信の指示を出力する出力手段と、
    を更に有し、
    前記受信手段は、前記送信の指示に基づき前記デバイスより送信された前記受信電波強度情報を受信し、
    前記推定手段は、前記取得手段により取得された受信電波強度情報と、前記受信手段により受信された受信電波強度情報と、に基づいて、前記携帯端末装置と、前記情報処理装置と、の距離を推定する請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記推定手段は、前記取得手段により取得された受信電波強度情報の最大値と、前記受信手段により受信された各デバイスの受信電波強度情報の最大値と、に基づいて、前記携帯端末装置と、前記情報処理装置と、の距離を推定する請求項2記載の携帯端末装置。
  4. 前記判定手段により前記デバイスがないと判定された場合、前記推定手段は、前記取得手段により取得された、複数回の受信電波強度情報に基づいて、前記携帯端末装置と、前記情報処理装置と、の距離を推定する請求項2又は3記載の携帯端末装置。
  5. 前記推定手段は、前記複数回の受信電波強度情報の平均に基づいて、前記携帯端末装置と、前記情報処理装置と、の距離を推定する請求項4記載の携帯端末装置。
  6. 前記デバイスは、ウェアラブルデバイスである請求項1乃至5何れか1項記載の携帯端末装置。
  7. 前記情報処理装置は、画像形成装置である請求項1乃至6何れか1項記載の携帯端末装置。
  8. 携帯端末装置が実行する情報処理方法であって、
    情報処理装置が送信したパケットより受信電波強度情報を取得する取得ステップと、
    無線を介して接続されたデバイスより前記情報処理装置が送信したパケットの受信電波強度情報を受信する受信ステップと、
    前記取得ステップにより取得された受信電波強度情報と、前記受信ステップにより受信された受信電波強度情報と、に基づいて、前記携帯端末装置と、前記情報処理装置と、の距離を推定する推定ステップと、
    を含む情報処理方法。
  9. コンピュータを請求項1乃至7何れか1項記載の携帯端末装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110045330A (zh) * 2018-01-05 2019-07-23 佳能株式会社 信息处理设备及其控制方法和存储介质

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