JP2012144929A - アンカー用装置固定位置調整構造およびアンカー用装置固定位置調整方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アンカーボルトに挿通される複数の長穴a1,・・・・b6が設けられたアンカー固定用ブラケット1と、アンカーボルトに挿通される複数の丸穴c1,・・・・d6が長穴a1,・・・・b6に対応する位置にそれぞれ設けられた補助プレート2とを有する。互いに対応する各長穴および丸穴の位置合わせをし、これら互いに対応する各長穴および丸穴を共通のアンカーボルトにそれぞれ挿通し、アンカーボルトに螺合されるナット等の固定手段によりアンカー固定用ブラケット1を補助プレート2に固定することにより、アンカー固定用ブラケット1に固定されたATM等の装置をアンカーボルトに位置調整可能に固定する。
【選択図】 図1
Description
前記第1及び第2の板状部を密着させて、互いに対応する各前記長穴および前記丸穴の位置合わせをし、これら互いに対応する各該長穴および該丸穴を共通の前記アンカーボルトにそれぞれ挿通し、該アンカーボルトに螺合されるナット等の固定手段により前記アンカー固定用ブラケットを前記補助プレートに固定することにより、該アンカー固定用ブラケットに固定された装置を該アンカーボルトに位置調整可能に固定する
ことを特徴とする。
前記第1及び第2の板状部を密着させて、互いに対応する各前記長穴および前記丸穴の位置合わせをし、これら互いに対応する各該長穴および該丸穴を共通の前記アンカーボルトにそれぞれ挿通し、該アンカーボルトに螺合されるナット等の固定手段により前記アンカー固定用ブラケットを前記補助プレートに固定することにより、該アンカー固定用ブラケットに固定された装置を該アンカーボルトに位置調整可能に固定しておき、該固定手段による前記アンカー固定用ブラケットと前記補助プレートとの固定を緩めることにより、該アンカーボルトに対する該装置の相対位置を調整し、再び該固定手段により前記アンカー固定用ブラケットと前記補助プレートとを固定する
ことを特徴とする。
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、アンカー固定用ブラケットと補助プレートとを用いる。アンカー固定用ブラケットは、基礎コンクリートに立設されたアンカーボルトに挿通される複数の長穴が設けられた第1の板状部を有する。また、補助プレートは、アンカーボルトに挿通される複数の丸穴が長穴に対応する位置にそれぞれ設けられた第2の板状部を有する。そして、第1及び第2の板状部を密着させて、互いに対応する各長穴および丸穴の位置合わせをし、これら互いに対応する各長穴および丸穴を共通のアンカーボルトにそれぞれ挿通し、アンカーボルトに螺合されるナット等の固定手段によりアンカー固定用ブラケットを補助プレートに固定することにより、アンカー固定用ブラケットに固定された装置をアンカーボルトに位置調整可能に固定しておく。もし装置の設置位置の調整を要するときには、固定手段によるアンカー固定用ブラケットと補助プレートとの固定を緩めることにより、アンカーボルトに対する装置の相対位置を調整し、再び固定手段によりアンカー固定用ブラケットと補助プレートとを固定する。この方法により、耐破壊性・防盗性の劣化を招くことなく、アンカーボルトに対する装置の位置調整が短時間に、安価に行える。
次に、本発明によるアンカー用装置固定位置調整構造の実施形態の構成について、図1及び図2を参照して説明するとともの、併せてアンカー用装置固定位置調整方法の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態であるアンカー用装置固定位置調整構造を示す分解斜視図である。また、図2は、図1に示したアンカー用装置固定位置調整構造において、アンカー固定用ブラケットの奥側端面を補助プレートの奥側端面に揃えた状態(位置調整前の状態)を示す平面図(A)と、アンカー固定用ブラケットの奥側端面を補助プレートの奥側端面より奥に移動させた状態(位置調整後の状態)を示す平面図(B)とである。
2 補助プレート
10 平板部
11,12 側板
13 前面板
14 背面板
110 側板11の内壁
111,112,113 ネジ挿通穴
120 側板12の内壁
121,122,123 ネジ挿通穴
131 張出し板
a1,a2・・・a6,b1,b2・・・b6 長穴
c1,c2・・・c6,d1,d2・・・d6 丸穴
Claims (10)
- 基礎コンクリートに立設されたアンカーボルトに挿通される複数の長穴が設けられた第1の板状部を有するアンカー固定用ブラケットと、該アンカーボルトに挿通される複数の丸穴が該長穴に対応する位置にそれぞれ設けられた第2の板状部を有する補助プレートとを含んでなり、
前記第1及び第2の板状部を密着させて、互いに対応する各前記長穴および前記丸穴の位置合わせをし、これら互いに対応する各該長穴および該丸穴を共通の前記アンカーボルトにそれぞれ挿通し、該アンカーボルトに螺合されるナット等の固定手段により前記アンカー固定用ブラケットを前記補助プレートに固定することにより、該アンカー固定用ブラケットに固定された装置を該アンカーボルトに位置調整可能に固定するアンカー用装置固定位置調整構造。 - 前記長穴の短径および前記丸穴の径は、互いにほぼ同一の寸法であって、前記アンカーボルトの径に等しいか、又は該アンカーボルトの径より僅かに大きい請求項1に記載のアンカー用装置固定位置調整構造。
- 前記アンカー固定用ブラケットは、前記長穴の長手軸に平行な両端面からそれぞれ立ち上がった2つの側板を有し、
前記固定手段による前記アンカー固定用ブラケットと前記補助プレートとの固定を緩めたとき、前記補助プレートは、前記2つの側板の内壁に案内されて、該アンカー固定用ブラケットに対し前記長手軸方向に位置が調整される請求項1または2の何れかに記載のアンカー用装置固定位置調整構造。 - 前記長穴および丸穴は、前記アンカー固定用ブラケットおよび前記補助プレートにおける長手軸に直交する互いに平行な2本の線を中心線とする位置に配置され、
前記2本の線は、前記アンカー固定用ブラケットおよび前記補助プレートにおける前記長手軸に関し、両端に偏った位置にそれぞれあり、
前記2本の線それぞれに関する前記長穴および丸穴は3又は3以上である
請求項1ないし3の何れかに記載のアンカー用装置固定位置調整構造。 - 前記装置を前記アンカー固定用ブラケットに固定するための装置固定手段が該アンカー固定用ブラケットに設けてある請求項1ないし4の何れかに記載のアンカー用装置固定位置調整構造。
- 前記長穴に代えて、複数の丸穴を位置調整方向に配列してなる請求項1ないし5の何れかに記載のアンカー用装置固定位置調整構造。
- 前記長穴が互いに直交する2つの方向に長い十字型をなしている請求項1ないし6の何れかに記載のアンカー用装置固定位置調整構造。
- 基礎コンクリートに立設されたアンカーボルトに挿通される複数の長穴が設けられた第1の板状部を有するアンカー固定用ブラケットと、該アンカーボルトに挿通される複数の丸穴が該長穴に対応する位置にそれぞれ設けられた第2の板状部を有する補助プレートとを用い、
前記第1及び第2の板状部を密着させて、互いに対応する各前記長穴および前記丸穴の位置合わせをし、これら互いに対応する各該長穴および該丸穴を共通の前記アンカーボルトにそれぞれ挿通し、該アンカーボルトに螺合されるナット等の固定手段により前記アンカー固定用ブラケットを前記補助プレートに固定することにより、該アンカー固定用ブラケットに固定された装置を該アンカーボルトに位置調整可能に固定しておき、該固定手段による前記アンカー固定用ブラケットと前記補助プレートとの固定を緩めることにより、該アンカーボルトに対する該装置の相対位置を調整し、再び該固定手段により前記アンカー固定用ブラケットと前記補助プレートとを固定するアンカー用装置固定位置調整方法。 - 前記長穴の短径および前記丸穴の径を、互いにほぼ同一の寸法であって、前記アンカーボルトの径に等しいか、又は該アンカーボルトの径より僅かに大きくすることにより、該アンカーボルトに対する前記装置の位置の調整があって、しかも該アンカーボルトに対する前記装置の固定を強固にする請求項8に記載のアンカー用装置固定位置調整方法。
- 前記アンカー固定用ブラケットに、前記長穴の長手軸に平行な両端面からそれぞれ立ち上がった2つの側板を設け、
前記固定手段による前記アンカー固定用ブラケットと前記補助プレートとの固定を緩めたとき、前記補助プレートが、前記2つの側板の内壁に案内されて、該アンカー固定用ブラケットに対し前記長手軸方向に位置が調整されるようにする請求項8または9の何れかに記載のアンカー用装置固定位置調整方法。
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CN106498975A (zh) * | 2016-10-31 | 2017-03-15 | 五冶集团上海有限公司 | 湿式造纸车间基础螺栓安装方法 |
JP2021189767A (ja) * | 2020-05-29 | 2021-12-13 | 沖電気工業株式会社 | 装置固定具および自動取引装置 |
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JP2002329228A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-15 | Nec Computertechno Ltd | 現金自動取引機設置装置および設置方法 |
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2011
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