JP2012144244A - 車両の蓄電装置支持構造 - Google Patents

車両の蓄電装置支持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】蓄電装置51をカバー部材70で覆った場合に、蓄電装置51の支持剛性を確保しつつ、蓄電装置51及びカバー部材70の配設スペース及び重量を極力小さくする。
【解決手段】蓄電装置51が、該蓄電装置51に固定されかつカバー部材70(71,72)の内側から外側へ突出する取付ブラケット53〜57を介して車体部材に取り付けられる構成とする。
【選択図】図12

Description

本発明は、電気を蓄電する蓄電装置と、該蓄電装置を覆うカバー部材とを備えた車両の蓄電装置支持構造に関する技術分野に属する。
従来より、自動車等の車両に、二次電池(例えば、ニッケル水素二次電池、ニッカド二次電池、リチウムイオン二次電池、鉛蓄電池)のような、電気を蓄電する蓄電装置を搭載することはよく知られている。この蓄電装置としては、二次電池以外にも、キャパシタが用いられることも知られている(例えば、特許文献1参照)。このような蓄電装置は、通常、水害や熱害を防止する観点からカバー部材で覆われる(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−89040号公報 特開2008−300692号公報
上記のように蓄電装置をカバー部材で覆った場合、その蓄電装置は、通常、カバー部材を介して車体部材に取り付けられる。しかし、蓄電装置をカバー部材を介して車体部材に取り付ける場合、蓄電装置の支持剛性を確保する観点から、カバー部材の肉厚を大きくする必要があり、蓄電装置及びカバー部材の配設スペースが、かなり大きなものとなる。また、カバー部材の肉厚を小さくするために、カバー部材を金属製等にすると、カバー部材の重量が大きくなってしまう。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、蓄電装置をカバー部材で覆った場合に、蓄電装置の支持剛性を確保しつつ、蓄電装置及びカバー部材の配設スペース及び重量を極力小さくしようとすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明では、電気を蓄電する蓄電装置と、該蓄電装置を覆うカバー部材とを備えた車両の蓄電装置支持構造を対象として、上記蓄電装置は、該蓄電装置に固定されかつ上記カバー部材の内側から外側へ突出する取付ブラケットを介して車体部材に取り付けられている、という構成とした。
上記の構成により、蓄電装置は、カバー部材を介して車体部材に取り付けられるのではなくて、カバー部材の内側から外側へ突出する取付ブラケットを介して車体部材に取り付けられるので、カバー部材の剛性を確保する必要はなくなり、カバー部材を薄い肉厚の樹脂で構成することが可能になる。そして、取付ブラケットを、蓄電装置の支持剛性を確保することができる程度の厚み(通常、かなり小さい)の板状の金属で構成すれば、取付ブラケットに必要なスペースは小さくて済み、取付ブラケットのスペース確保のためにカバー部材が大きくなるようなことはない。また、取付ブラケットの厚みが小さくて済むので、取付ブラケットを、カバー部材の内側から外側へ容易に突出させることができるとともに、カバー部材における取付ブラケットの通過部分のシール性能を容易に確保することができる。一方、取付ブラケットを金属で構成しても、上記の如く厚みが小さくて済むので、取付ブラケットの重量は小さくて済む。よって、蓄電装置及びカバー部材の配設スペース及び重量を極力小さくすることができる。
上記車両の蓄電装置支持構造において、上記カバー部材は、上記蓄電装置を覆う内カバー部と、該内カバー部を覆う外カバー部とを有していて、該内カバー部と外カバー部との間に空気層を形成した二重カバー構造をなしており、上記取付ブラケットは、上記内カバー部の内側から上記外カバー部の外側へ突出している、ことが好ましい。
このことにより、蓄電装置を、二重カバー構造をなすカバー部材で覆うことで、蓄電装置の水害及び熱害をより効果的に防止することができる。一方、カバー部材が二重カバー構造であっても、カバー部材の内カバー部及び外カバー部を薄い肉厚の樹脂で構成することが可能であるので、カバー部材を小型で軽量のものとすることができる。
上記のように上記カバー部材が二重カバー構造をなしている場合、上記外カバー部は、該外カバー部内に外気を取り入れるための吸気口と、該外カバー部内に取り入れた外気を外カバー部の外側へ排出するための排気口とを有し、上記吸気口及び排気口は、上記外カバー部において上下方向に互いにずれた位置に配設されている、ことが好ましい。
このことで、外カバー部内(基本的には、内カバー部と外カバー部との間の空間)に外気を取り入れることで、内カバー部によって覆われた蓄電装置が発熱しても、その蓄電装置を冷却することができる。しかも、吸気口及び排気口が、外カバー部において上下方向に互いにずれた位置に配設されているので、外カバー部内に取り入れられた外気が、上下方向に移動する際に内カバー部に沿って周方向に移動するようになり、蓄電装置の冷却効果を高めることができる。
また、上記二重カバー構造の場合、上記外カバー部の下部に、該外カバー部内に浸入した水を外カバー部の外側へ排水するための水抜き孔が形成されている、ことが好ましい。
このことにより、外カバー部内に水が浸入したとしても、その水は水抜き孔より排水されるので、外カバー部内に水が溜まるのを防止することができる。特に上記のような吸気口及び排気口が形成されている場合には、吸気口又は排気口から水が外カバー部内に浸入し易くなるが、その水は水抜き孔より排水されるので、問題はない。
さらに、上記二重カバー構造の場合、上記外カバー部及び内カバー部は共に、第1分割部と第2分割部との2分割構造をなしており、上記取付ブラケットは、上記内カバー部の第1分割部及び第2分割部の合わせ面間と、上記外カバー部の第1分割部及び第2分割部の合わせ面間とを通って、内カバー部の内側から外カバー部の外側へ突出している、ことが好ましい。
こうすることで、取付ブラケットを、内カバー部の内側から外カバー部の外側へより一層容易に突出させることができるとともに、内カバー部の第1分割部及び第2分割部の合わせ面間並びに外カバー部の第1分割部及び第2分割部の合わせ面間における取付ブラケットの通過部分のシール性能を確保し易くなる。また、カバー部材の組付性が向上する。
上記車両の蓄電装置支持構造において、上記取付ブラケットとして、互いに上下に離間して位置する上側取付ブラケットと下側取付ブラケットとが設けられ、
上記上側及び下側取付ブラケットは、上記蓄電装置に対して電気を入出力するためのターミナルを兼ねている、ことが好ましい。
このことにより、取付ブラケットとターミナルとを兼用することができ、部品コストを低減することができる。また、上側及び下側取付ブラケットは、互いに上下に離間しているので、蓄電装置(特に上下に長い蓄電装置)をバランス良く支持することができるとともに、上側及び下側取付ブラケット間でショートが生じるのを防止することができる。
上記車両の蓄電装置支持構造において、上記車体部材は、車両前後方向に延びるフロントサイドフレームである、ことが好ましい。
これにより、蓄電装置が取付ブラケットを介して、剛性が高いフロントサイドフレームに支持されるので、蓄電装置の支持剛性をより一層高めることができる。また、蓄電装置が車両の前部に配設されるので、上記のように吸気口及び排気口を設ける場合に、外カバー部内に外気(車両走行風)を取り入れ易くなる。
上記車両の蓄電装置支持構造において、上記蓄電装置は、キャパシタからなる複数の蓄電素子を有している、ことが好ましい。
こうすることで、熱や水に弱いキャパシタをカバー部材により保護することができるとともに、カバー部材の肉厚を薄くできるので、その分、蓄電装置の容積を増大して蓄電容量を増大することができる。
以上説明したように、本発明の車両の蓄電装置支持構造によると、蓄電装置が、該蓄電装置に固定されかつカバー部材の内側から外側へ突出する取付ブラケットを介して車体部材に取り付けられているので、蓄電装置の支持剛性を確保しつつ、蓄電装置及びカバー部材の配設スペース及び重量を極力小さくすることができる。
本発明の実施形態に係る蓄電装置支持構造が適用された車両の前部の要部を示す車両左斜め前側から見た斜視図である。 上記車両の前部の要部を示す平面図である。 上記車両の前部の要部を示す車両左側から見た側面図である。 上記車両のフロントサイドフレーム及びサスペンションクロスメンバを示す、車両左斜め前側かつ下側から見た斜視図である。 上記車両の前部の要部(車両左側部分)を示す正面図である。 上記車両における蓄電装置の取付部分の周辺を示す車両左斜め前側から見た斜視図である。 上記車両における蓄電装置の取付部分の周辺を示す拡大平面図である。 上記車両における蓄電装置の取付部分の周辺を示す車両左斜め後側から見た斜視図である。 カバー部材及び支持部材を示す斜視図である。 カバー部材を水平方向に切断した断面斜視図である。 内カバー部及び外カバー部の各第2分割部を取り除いた状態でカバー部材内部を示す図である。 内カバー部及び外カバー部の各第1分割部を取り除いた状態でカバー部材内部を示す図である。 外カバー部の吸気口に導入管を接続し、排気口に導出管(後端にファンが設けられている)を接続した場合の変形例の要部を示す、車両左側から見た側面図である。 カバー部材の別の実施形態を示す図11相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明の実施形態に係る蓄電装置支持構造が適用された車両1の前部の要部を示す。この車両1の前部におけるエンジンルーム2内には、不図示のエンジンが配設されており、このエンジンにより当該車両1の左右の前輪3が駆動されるようになっている。尚、図1及び図2では、エンジンルーム2内に搭載されるエンジン及びその他の搭載物の記載は省略している。以下、上記車両1についての前、後、左、右、上及び下を、それぞれ単に前、後、左、右、上及び下という。
図4にも示すように、上記エンジンルーム2の車幅方向(左右方向)両端部には、前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレーム5が配設されている。各フロントサイドフレーム5の後部は、その高さ位置が後側に向かって徐々に低くなるキック部5a(図4参照)とされている。このキック部5aと略同じ前後位置には、上記エンジンルーム2と車室とを仕切るダッシュパネル9が設けられている(図4では、ダッシュパネル9の記載を省略している)。
左右のフロントサイドフレーム5の車幅方向外側の面には、ホイールハウスを構成するホイールハウスパネル12がそれぞれ固定され、左右のホイールハウスパネル12の上側には、サスペンションタワー13がそれぞれ設けられている。左右のサスペンションタワー13の上端部は、前後方向に延びる左右一対のエプロンレインメンバー16にそれぞれ固定され、左右のサスペンションタワー13の下端部は、左右のフロントサイドフレーム5にそれぞれ固定されている。
上記車両1の前端部には、不図示のフロントバンパーが設けられ、このフロントバンパー内に、車幅方向に延びるバンパービーム18が設けられている。このバンパービーム18が、車両1の前面衝突時の衝突荷重を受けることになる。
左右のフロントサイドフレーム5の前端には、クラッシュカン6がそれぞれ配設されている。具体的には、各フロントサイドフレーム5の前端にフランジ部5bが形成され、クラッシュカン6の後端にもフランジ部6aが形成されている。これら互いのフランジ部5b,6aが合わされた状態で、締結部材7(ボルト及びナット(以下、同じ))によって固定されている。尚、左右のクラッシュカン6の前後方向位置は同じである。また、上述した左右にそれぞれ設けられたものは、基本的に、車両1の車幅方向中央を通りかつ前後方向に延びる鉛直面に対して対称の関係にある。
上記バンパービーム18の左右両端部は、左右のクラッシュカン6の前端にそれぞれ締結固定されている。これら左右のクラッシュカン6は、バンパービーム18が車両の前面衝突時の衝突荷重を前側から受けたときに、前後方向に潰れることで、その衝撃吸収を行うようになっている。尚、軽衝突時には、クラッシュカン6及びフロントサイドフレーム5のうちクラッシュカン6のみが潰れることで衝撃吸収を行えるが、クラッシュカン6のみでは衝撃吸収を行えないような重衝突時には、フロントサイドフレーム5も前後方向に潰れることで衝撃吸収を行う。
バンパービーム18の後方における左右のクラッシュカン6の間には、不図示のラジエータを支持する枠状のシュラウド20が配設されている。このシュラウド20の上側部分を構成するアッパーメンバー21が車幅方向外側かつ後方に延び、アッパーメンバー21の両端部が連結部材22を介して左右のエプロンレインメンバー16の前端にそれぞれ結合されている。これにより、シュラウド20は、左右のエプロンレインメンバー16に支持されることになる。
上記シュラウド20の下側部分には、歩行者保護用のスティフナー25が前側に突出するように固定されている。このスティフナー25は、車両1の前面に衝突した歩行者の脚部の下部に接触して該脚部を払うことで、該歩行者を車両1側に転倒させ、これにより歩行者の脚部における骨折等の傷害の発生を可及的に防止するものである。尚、スティフナー25の前側は、上記フロントバンパーにより覆われている。
サスペンションタワー13と略同じ前後位置には、車幅方向に延びかつ左右両端部にて左右の前輪3をそれぞれ支持するサスペンションクロスメンバ31が配設されている(図4参照)。このサスペンションクロスメンバ31は、車幅方向に延びる本体部31aと、この本体部31aの左右両端部の前縁から前方へ延びる左右の前方延設部31bとを有している。上記本体部31aの左右両端部に、不図示の左右の前輪サスペンションアーム(ロアアーム)がそれぞれ支持されており、該前輪サスペンションアームを介して前輪3がサスペンションクロスメンバ31に支持される。本体部31aの上面における左右両端部には、上方へ延びる上方延設部31cがそれぞれ設けられ、左右の上方延設部31cの上端部が、左右のフロントサイドフレーム5の下面にそれぞれ固定されている。
左側の前方延設部31bは、左側のフロントサイドフレーム5の下側にて該左側のフロントサイドフレーム5に略沿って前方へ延びている。右側の前方延設部31bは、右側のフロントサイドフレーム5の下側にて該右側のフロントサイドフレーム5に略沿って前方へ延びている。左右の前方延設部31bは、車両1の車幅方向中央を通りかつ前後方向に延びる鉛直面に対して対称の関係にある。
左右の前方延設部31bの下面における前端部同士は、車幅方向に延びる連結クロスメンバ32によって連結されている。こうして、サスペンションクロスメンバ31の本体部31a及び左右の前方延設部31b並びに連結クロスメンバ32は、平面視で略矩形枠状をなすペリメータフレーム(車体部材)を構成している。
上記各前方延設部31bの上面における前端部には、上方へ延びる円筒部材35がそれぞれ固定され、各円筒部材35の上端が、各フロントサイドフレーム5のフランジ部5bの下部において略水平状に折り曲げられて形成された固定部5cの下面にそれぞれ締結固定される(図6参照)。また、各前方延設部31bの前端には、上記スティフナー25の左右両端部に結合される結合部材36が締結固定されている。
上記スティフナー25の左端から左側のホイールハウスパネル12の前端にかけての部分(車両1の左前角部の下部)、及び、スティフナー25の右端から右側のホイールハウスパネル12の前端にかけての部分(車両1の右前角部の下部)には、それぞれ、ホイールハウスパネル12と一体形成されたアンダーカバー41が配設されている。
左側のフロントサイドフレーム5よりも車幅方向外側(左側)つまりエンジンルーム2の左外側でかつ前後方向において前輪3とクラッシュカン6との間の位置(左側のアンダーカバー41の上側)には、電気を蓄電する蓄電装置51(図10〜図12参照)が配設されている。また、この蓄電装置51は、車両正面視で、左側の前輪3に対して車幅方向内側にずれた位置に配設されている(図5参照)。尚、蓄電装置51は、後述の如くカバー部材70により覆われており、車両1に搭載された状態では、蓄電装置51に設けられた後述の第1〜第5取付ブラケット53〜57しか見えない。
上記蓄電装置51(後述の蓄電素子52)は、車両1の減速時にオルタネータによって発生した電気を蓄電し、この蓄電装置51から、車両1に搭載された電装品(例えば空調装置、オーディオ装置、ナビゲーション装置、照明装置等)に、上記蓄電した電気(電力)が供給されるように構成されている。また、上記電装品では使い切れない余剰分の電気は、該電装品に電気(電力)を供給する鉛蓄電池(エンジンルーム2内に配設される)に供給されて蓄電される。尚、蓄電装置51の蓄電電圧は、上記鉛蓄電池の電圧よりも高く設定されており、蓄電装置51から上記鉛蓄電池又は上記電装品への電気供給時には、DC/DCコンバータにより降圧される。
図10〜図12に示すように、上記蓄電装置51は、上下方向に延びる断面円形の複数の蓄電素子52を有している。本実施形態では、複数の蓄電素子52が上下2段に配列されており、蓄電装置51が上下方向に長い形状のものとなっている(上下方向に延びている)。すなわち、上段及び下段それぞれ5本ずつの合計10本の蓄電素子52が設けられている。これら蓄電素子52は、キャパシタからなる。そして、全蓄電素子52が、後述の如くユニット化された状態で、カバー部材70によって覆われている。このカバー部材70も、上下方向に長い形状のものとなっている。
上下各段の5本の蓄電素子52の上端部は上側キャップ61に嵌められ、下端部は下側キャップ62に嵌められて一体化されている(この各一体化されたものをモジュール60という)。そして、上下のモジュール60が、金属製の板状部材63によってユニット化されている(図12参照)。
また、上記板状部材63とは反対側には、下側のモジュール60の正極端子60aと上側のモジュール60の負極端子60bとを接続する板状のバスバー64が設けられている。このバスバー64は、上側のモジュール60の下側キャップ62に支持固定されている。
上側のモジュール60の正極端子60aには、後述の第4取付ブラケット56(後述の如く蓄電装置51に対して電気を入出力するためのターミナルを兼ねる)が接続され、下側のモジュール60の負極端子60bには、後述の第5取付ブラケット57(後述の如く蓄電装置51に対して電気を入出力するためのターミナルを兼ねる)が接続されている。
上記カバー部材70は、上記蓄電装置51を覆う樹脂製の内カバー部71と、該内カバー部71を覆う樹脂製の外カバー部72とを有していて、該内カバー部71と外カバー部72との間に空気層を形成した二重カバー構造をなしている。
上記内カバー部71は、第1分割部71aと第2分割部71bとの2分割構造をなしている。これら第1分割部71aと第2分割部71bとは、内カバー部71を長手方向(上下方向)に沿って切断することで2分割されたものである。第1分割部71a及び第2分割部71bの周縁部全周には、フランジ部71c,71dがそれぞれ形成されており、これら両フランジ部71c,71dが互いに合わされる。これら互いに合わされたフランジ部70c,70dの外側に、断面略コ字状のシール部材73が配設されている。このシール部材73によりフランジ部71c,71d間がシールされる。
上記外カバー部72も、内カバー部71と同様に、第1分割部72aと第2分割部72bとの2分割構造をなしている。これら第1分割部72aと第2分割部72bとは、外カバー部72を長手方向(上下方向)に沿って切断することで2分割されたものである。第1分割部72a及び第2分割部72bの周縁部全周には、フランジ部72c,72dがそれぞれ形成されており、これら両フランジ部72c,72dがシール部材74を介して互いに合わされる。このシール部材74によりフランジ部72c,72d間がシールされる。尚、両フランジ部72c,72dの合わせ面は、両フランジ部71c,71dの合わせ面と同じ平面上に位置する。
上記蓄電装置51は、左側のフロントサイドフレーム5に支持されているとともに、サスペンションクロスメンバ31の左側の前方延設部31bに支持されている。
具体的に、図6〜図9に示すように、上記カバー部材70(外カバー部72)の外側には、金属製の板状の支持部材77が設けられている。この支持部材77は、カバー部材70の前側に位置する前側部77aと、カバー部材70の後側に位置する後側部77bと、カバー部材70の下側に位置し、前側部70aと後側部70bとを連結する下側部77cとを有している。前側部77aの右端部(前側に折れ曲がっている部分)が、左側のフロントサイドフレーム5のフランジ部5bの左端部(前側に折れ曲がっている部分)に締結部材78によって固定される。また、後側部77bの後端部が、固定部材79を介して左側の前方延設部31bの左側側面に固定される。固定部材79は、締結部材80によって、後側部77bの後端部と左側の前方延設部31bの左側側面とに固定される。上記下側部77cは、その上側にカバー部材70全体が載せられてカバー部材70全体を支持する。
上記支持部材77は、カバー部材70を支持するとともに、カバー部材70内部の蓄電装置51を支持する役割も有している。すなわち、蓄電装置51には、該蓄電装置51に固定されかつ内カバー部71の内側から外カバー部72の外側へ突出する金属製の板状の第1〜第5取付ブラケット53〜57(図7〜図12参照)が設けられている。これら第1〜第5取付ブラケット53〜57は、内カバー部71における第1分割部71a及び第2分割部71bのフランジ部71c,71dの合わせ面間と、外カバー部72における第1分割部72a及び第2分割部72bのフランジ部72c,72dの合わせ面間とを通って、内カバー部71の内側から外カバー部72の外側へ突出している。尚、第1〜第5取付ブラケット53〜57は、シール部材73における第1〜第5取付ブラケット53〜57に対応する部分にそれぞれ設けた切込み孔(図示せず)を貫通する。この切込み孔と各取付ブラケット53〜57との間の部分に隙間はなく、当該部分のシール性能は確保されている。また、フランジ部72c,72dの合わせ面における第1〜第5取付ブラケット53〜57がそれぞれ通過する部分では、シール部材74の厚みが変形により薄くなっているが、当該部分のシール性能は確保されている。
第1及び第2取付ブラケット53,54は、カバー部材70の上下方向中央部及び下端部の高さ位置にて前側へ突出して上記支持部材77の前側部77aに締結部材81によって固定される(図7及び図9参照)。支持部材77の前側部77aは、上述の如く、左側のフロントサイドフレーム5のフランジ部5bに取り付けられるので、第1及び第2取付ブラケット53,54は、車体部材である左側のフロントサイドフレーム5に取り付けられることになる。
第3取付ブラケット55は、カバー部材70の下端部近傍(上記固定部材79の直ぐ下側)の高さ位置にて後側へ突出して支持部材77の後側部77bに締結部材82によって固定される(図9参照)。支持部材77の後側部77bは、上述の如く、固定部材79を介して左側の前方延設部31bに締結固定されるので、第3取付ブラケット55は、車体部材である左側の前方延設部31bに取り付けられることになる。
第1〜第3取付ブラケット53〜55は、上記板状部材63と一体形成されたものであり、板状部材63と同じ金属材料からなる。板状部材63は、上下のモジュール60の上側キャップ61及び下側キャップ62に固定されており、このことで、第1〜第3取付ブラケット53〜55は、蓄電装置51に固定されることになる。
第4取付ブラケット56は、カバー部材70の上端部の高さ位置にて後側へ突出している。外カバー部72の第1分割部72aの後側部分には、第4取付ブラケット56と略重なった状態で後方へ延びる上側突出部72eが形成されている。第4取付ブラケット56は、その上側突出部72eと共に左側のフロントサイドフレーム5の左側側面に締結部材83によって取付固定される。また、第4取付ブラケット56は、上側のモジュール60の正極端子60aに固定されることで、蓄電装置51に固定されることになる。
第5取付ブラケット57は、カバー部材70の上下方向中央部の高さ位置にて後側へ突出している。外カバー部72の第1分割部72aの後側部分における上記上側突出部72eよりも下側の位置には、第5取付ブラケット57と略重なった状態で後方へ延びる下側突出部72fが形成されている。第5取付ブラケット57は、その下側突出部72fと共に支持部材77の後側部77bに締結部材84によって固定される。支持部材77の後側部77bは、上述の如く、固定部材79を介して左側の前方延設部31bに締結固定されるので、第5取付ブラケット57は、左側の前方延設部31bに取り付けられることになる。また、第5取付ブラケット57は、下側のモジュール60の負極端子60bに固定されることで、蓄電装置51に固定されることになる。
第4及び第5取付ブラケット56,57は、蓄電装置51に対して電気を入出力するためのターミナルを兼ねている。このことで、第4及び第5取付ブラケット56,57は、互いに上下に離間して位置する上側取付ブラケット及び下側取付ブラケットにそれぞれ相当することになる。第4及び第5取付ブラケット56,57の各先端部は、不図示の電気接続ケーブルが接続される接続部56a,57aとされている(ネジ孔で構成されている)。このように第4及び第5取付ブラケット56,57が互いに上下に離間していることから、第4及び第5取付ブラケット56,57でショートが生じるのが防止される。また、第1〜第5取付ブラケット53〜57は、蓄電装置51で発生した熱をカバー部材70の外側へ放熱する役割も有している。このことから、第4及び第5取付ブラケット56,57は、軽量で剛性が或る程度高くかつ導電性及び伝熱性が良好な金属(例えばアルミニウム)が好ましい。
このように蓄電装置51は、第1〜第5取付ブラケット53〜57及び支持部材77を介して、左側のフロントサイドフレーム5とサスペンションクロスメンバ31の左側の前方延設部31bとに取り付けられて支持されることになる。また、カバー部材70の外カバー部72は、上側突出部72eが直接左側のフロントサイドフレーム5に支持されるが、基本的には、支持部材77を介して、左側のフロントサイドフレーム5とサスペンションクロスメンバ31の左側の前方延設部31bとに取り付けられて支持されることになる。内カバー部71は、その上下面が外カバー部71の上下面の所定位置にそれぞれ当接することで、外カバー部71によって支持される。
上記外カバー部72は、該外カバー部72内(本実施形態では、内カバー部71と外カバー部72との間の空間)に外気を取り入れるための吸気口91と、該外カバー部72内に取り入れた外気を外カバー部72の外側へ排出するための排気口92とを有している。すなわち、前側に位置する第1分割部72aの上部に吸気口91が前側を向くように設けられ、後側に位置する第2分割部72bの下部に排気口92が後側かつ左側を向くように設けられている。吸気口91が前側を向いていることで、車両走行風が吸気口91に入り易くなるようになされている。また、吸気口91及び排気口92は、外カバー部72において上下方向に互いにずれた位置に配設されていることで、外カバー部72内に取り入れられた外気(車両走行風)が、上下方向に移動する際に内カバー部71に沿って周方向に移動する。特に本実施形態では、排気口92が吸気口91とは反対側(後側)に位置しているので、上記外気が内カバー部71に沿って周方向に確実に移動する。これにより、内カバー部71によって覆われた蓄電装置51が発熱しても、蓄電装置51を効果的に冷却することができる。
尚、変形例として、外カバー部72に吸気口91及び排気口92を設けることに加えて、内カバー部71に、外カバー部72内に取り入れられた外気を内カバー部71内に取り入れるための吸気口と、該内カバー部71内に取り入れた外気を内カバー部と外カバー部との間の空間へ排出するための排気口とを設けるようにしてもよい。
また、別の変形例として、図13に示すように、外カバー部72の吸気口91に導入管93を接続し、排気口92に導出管94を接続するようにしてもよい。上記導入管93は、吸気口91から前方に延びて、その前端が、上記フロントバンパーに設けられた外気導入開口に臨む。上記導出管94は、排気口92から左側のホイールハウスパネル12に沿って後方へ延びて、その後端が、上記ダッシュパネル9に対して間隔をあけてその前側に位置する。これにより、吸気口91から外カバー部72内に外気(車両走行風)を取り入れ易くなるとともに、排出した外気がカウル等から車両外へ抜け易くなって、排気口92からの排出がし易くなる。この変形例では、車両1の停止時にも蓄電装置51を冷却できるように、導出管94の後端に、導入管93の前端から外気を吸い込むためのファン95(図13参照)を設けるようにしているが、ファン95はなくてもよい。
上記外カバー部72の下部(本実施形態では、下面)には、外カバー部72内に浸入した水を外カバー部72の外側へ排水するための水抜き孔76(図11及び図12参照)が形成されている。この水抜き孔76は、フランジ部72c,72dの合わせ面にそれぞれ形成した断面半円状の溝部76aが互いに合わせられることで形成される。これにより、上記吸気口91及び排気口92から水が外カバー部72内に浸入したとしても、その水は水抜き孔76より排水されるので、外カバー部72内に水が溜まるようなことはない。
上記のように蓄電装置51が、二重カバー構造をなすカバー部材70で覆われているので、蓄電装置51の水害やエンジンからの熱による熱害を効果的に防止することができる。このような蓄電装置51が、カバー部材70を介して車体部材に取り付けられるのではなくて、蓄電装置51に固定されかつ内カバー部71の内側から外カバー部72の外側へ突出する第1〜第5取付ブラケット53〜57(及び支持部材77)を介して、車体部材としての左側のフロントサイドフレーム5及びサスペンションクロスメンバ31の左側の前方延設部31bに取り付けられるので、カバー部材70(内カバー部71及び外カバー部72)の剛性を確保する必要はなくなり、カバー部材70(内カバー部71及び外カバー部72)を薄い肉厚の樹脂で構成することが可能になる。また、第1〜第5取付ブラケット53〜57は、金属からなるので、蓄電装置51を支持するのに必要な厚みは小さくて済み、第1〜第5取付ブラケット53〜57のスペース確保のためにカバー部材70が大きくなるようなことはない。また、第1〜第5取付ブラケットの厚みが小さくて済むので、第1〜第5取付ブラケット53〜57を、内カバー部71の内側から外カバー部72の外側へ容易に突出させることができるとともに、内カバー部71のフランジ部71c,71d間及び外カバー部72のフランジ部72c,72d間における各取付ブラケット53〜57の通過部分のシール性能を容易に確保することができる。一方、第1〜第5取付ブラケット53〜57を金属で構成しても、上記の如く厚みが小さくて済むので、第1〜第5取付ブラケット53〜57の重量は小さくて済む。よって、蓄電装置51及びカバー部材70の配設スペース及び重量を小さくすることができる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、請求の範囲の主旨を逸脱しない範囲で代用が可能である。
例えば、上記実施形態では、カバー部材70を二重カバー構造としたが、これには限られず、カバー部材70が一重のカバー構造であってもよい。この場合、例えば図14に示すように、カバー部材70は、上記実施形態の内カバー部71と同様の構成のカバー部75を有し、外カバー部72に相当するものは有していない。このカバー部75は、図14の例では、内カバー部71と同様の第1分割部及び第2分割部からなる2分割構造をなしており、図14は、その第2分割部を取り除いた状態でカバー部材70(カバー部75)の内部を示している。この内部の構成は、上記実施形態と同様であり、上記実施形態と同じ部分については同じ符号を付している。上記第1及び第2分割部の互いの合わせ面間のシール構成は、上記実施形態の内カバー部71又は外カバー部72のシール構成と同様の構成とすればよい。
また、上記実施形態では、蓄電装置51を、左側のフロントサイドフレーム5よりも車幅方向外側(左側)でかつ前後方向において前輪3とクラッシュカン6との間の位置(左側のアンダーカバー41の上側)に配設したが、蓄電装置51はどこに配設されてもよい。但し、上記実施形態のように車両走行風により蓄電装置51を冷却する場合には、車両1の前部に蓄電装置51を配設することが好ましく、その場合、その配設位置は例えばエンジンルーム2内であってもよい。このように蓄電装置51をエンジンルーム2内に配設したとしても、カバー部材70を特に二重カバー構造とすれば、エンジンからの熱による熱害を防止することができる。
さらに、上記実施形態では、蓄電装置51を、左側のフロントサイドフレーム5とサスペンションクロスメンバ31の左側の前方延設部31bに支持するようにしたが、左側のフロントサイドフレーム5及び左側の前方延設部31bのうちの一方に支持するようにしてもよい。但し、上記実施形態のように蓄電装置51が上下方向に長い形状(上下方向に延びる形状)のものであれば、その蓄電装置51を上記実施形態のように左側のフロントサイドフレーム5及び左側の前方延設部31bの両方に支持することが好ましい。さらに、蓄電装置51を上記実施形態とは異なる位置に配設する場合には、その配設位置の近傍に位置する車体部材に蓄電装置51を取り付けるようにすればよい。
また、蓄電装置51は、キャパシタ以外のもの(例えば、ニッケル水素二次電池、ニッカド二次電池、リチウムイオン二次電池、鉛蓄電池等の二次電池)であってもよい。但し、キャパシタの方が、蓄電装置51に対する電気の入出力が素早く行えて好ましい。
さらに、上記実施形態に係る車両1は、エンジンで駆動されるものであるが、車両前部のモータルーム内に配設されるモータで駆動される電動車両であってもよく、エンジンとモータとを併用するハイブリッド車両であってもよい。
上述の実施形態は単なる例示に過ぎず、本発明の範囲を限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって定義され、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、電気を蓄電する蓄電装置と、該蓄電装置を覆うカバー部材とを備えた車両の蓄電装置支持構造に有用である。
1 車両
5 フロントサイドフレーム
51 蓄電装置
52 蓄電素子
53 第1取付ブラケット
54 第2取付ブラケット
55 第3取付ブラケット
56 第4取付ブラケット(上側取付ブラケット)
57 第5取付ブラケット(下側取付ブラケット)
70 カバー部材
71 内カバー部
71a 第1分割部
71b 第2分割部
72 外カバー部
72a 第1分割部
72b 第2分割部
76 水抜き孔
91 吸気口
92 排気口

Claims (8)

  1. 電気を蓄電する蓄電装置と、該蓄電装置を覆うカバー部材とを備えた車両の蓄電装置支持構造であって、
    上記蓄電装置は、該蓄電装置に固定されかつ上記カバー部材の内側から外側へ突出する取付ブラケットを介して車体部材に取り付けられていることを特徴とする車両の蓄電装置支持構造。
  2. 請求項1記載の車両の蓄電装置支持構造において、
    上記カバー部材は、上記蓄電装置を覆う内カバー部と、該内カバー部を覆う外カバー部とを有していて、該内カバー部と外カバー部との間に空気層を形成した二重カバー構造をなしており、
    上記取付ブラケットは、上記内カバー部の内側から上記外カバー部の外側へ突出していることを特徴とする車両の蓄電装置支持構造。
  3. 請求項2記載の車両の蓄電装置支持構造において、
    上記外カバー部は、該外カバー部内に外気を取り入れるための吸気口と、該外カバー部内に取り入れた外気を外カバー部の外側へ排出するための排気口とを有し、
    上記吸気口及び排気口は、上記外カバー部において上下方向に互いにずれた位置に配設されていることを特徴とする車両の蓄電装置支持構造。
  4. 請求項2又は3記載の車両の蓄電装置支持構造において、
    上記外カバー部の下部に、該外カバー部内に浸入した水を外カバー部の外側へ排水するための水抜き孔が形成されていることを特徴とする車両の蓄電装置支持構造。
  5. 請求項2〜4のいずれか1つに記載の車両の蓄電装置支持構造において、
    上記外カバー部及び内カバー部は共に、第1分割部と第2分割部との2分割構造をなしており、
    上記取付ブラケットは、上記内カバー部の第1分割部及び第2分割部の合わせ面間と、上記外カバー部の第1分割部及び第2分割部の合わせ面間とを通って、内カバー部の内側から外カバー部の外側へ突出していることを特徴とする車両の蓄電装置支持構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両の蓄電装置支持構造において、
    上記取付ブラケットとして、互いに上下に離間して位置する上側取付ブラケットと下側取付ブラケットとが設けられ、
    上記上側及び下側取付ブラケットは、上記蓄電装置に対して電気を入出力するためのターミナルを兼ねていることを特徴とする車両の蓄電装置支持構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の車両の蓄電装置支持構造において、
    上記車体部材は、車両前後方向に延びるフロントサイドフレームであることを特徴とする車両の蓄電装置支持構造。
  8. 請求項1〜7のいずれか1つに記載の車両の蓄電装置支持構造において、
    上記蓄電装置は、キャパシタからなる複数の蓄電素子を有していることを特徴とする車両の蓄電装置支持構造。
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