JP2012143489A - ランナー及び走行ユニット並びに開閉式遮蔽構造 - Google Patents
ランナー及び走行ユニット並びに開閉式遮蔽構造 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ランナー11は、レール1の開口部2の両側部に形成された走行面上を転動して走行可能な一対のローラ13a,13bと、この一対のローラを回動可能に軸支するローラ軸14と、このローラ軸一対のローラ間で回動可能に支持する軸部17を備えた支持部15と、この支持部に取り付けられ、かつカーテン類などを吊持するための吊持部材21と、前記開口部2に対応する前記支持部15(軸部17)に、周方向に回動可能に配設されたリング部材18(ボールベアリング18a,18b)とを備えている。
【選択図】図2
Description
なお、本発明において、レール(ガイドレール)は、下部の開口部により所定間隔を離れて一対の走行路(走行面)を有していればよく、通常、長手方向に沿って、下部に形成された幅狭の開口部(長手方向に延びるスリット状の開口部など)と、この開口部の両側部に形成された走行路とを備えている。前記開口部の幅は、ランナー(前記の例では、ランナーの軸部、又は支持部)が懸垂物を吊り下げた状態で走行可能であればよい。レールは、上部が開放していてもよいが、断面中空状のレールである場合が多い。レールは、通常、所定間隔をおいて対向し、かつ開口部を形成する一対の側壁と;この一対の側壁からそれぞれ反対方向に延びる上部走行壁及び下部規制壁とを備えた断面コ字状の走行部を備えている。上部走行壁はランナーの走行路(走行面)を形成し、前記のように、湾曲していてもよく、平坦であってもよい。上部走行壁の走行路(走行面)は、通常、平滑である。なお、レールは、慣用の方法で所定部に取り付けられる。
ランナーはレールを走行可能であればよく、通常、下部に形成された幅狭の開口部の両側部に走行路を有する断面中空状のレール内を走行する場合が多い。1つのレールに対して、1又は複数のランナーを配設でき、通常、複数のランナーが走行可能に配設される。ランナーは、通常、レールの走行面(例えば、上記上部走行壁の走行面)上を転動して走行可能なローラと;このローラを回動可能に軸支するローラ軸と;このローラ軸を回動可能に支持する支持部とを備えている。
吊持部材は、懸垂物を吊り下げるため、支持部に対して揺動自在又は不動状に取り付けてもよい。そのため、吊持部材は、後述する取付部材(支持部に対して懸垂物を揺動自在に取り付けるための取付部材など)で構成してもよい。
吊持部材は、ランナーと同伴して走行する走行部材(又は案内部材)を備えていてもよい。この走行部材は、単一のランナーの支持部(特に、支持部の端部)に取り付けてもよく、間隔をおいて複数のランナーの支持部(特に、支持部の端部)に取り付けてもよい。走行部材を安定して走行させるためには、複数のランナーの支持部(特に、支持部の端部)に取り付けるのが有利である。走行部材は、棒状(丸棒状、角棒状など)、板状などであってもよく、先導部などの屈曲又は湾曲部は必ずしも必要ではなく、交差ランナーなどに使用する場合には、通常、細長い形態の走行部材(細幅の板状部材など)が使用される。
前記回動部材は必ずしも必要ではない。また、回動部材に代えて、レールの下面と接触可能な凸部や凸条などの規制部を、レールの下面から所定間隔離れて支持部や吊持部材に形成してもよい。なお、回動部材は、走行部材を備えていないランナーでは、ランナーの支持部に取り付けてもよい。好ましい態様では、円滑かつ安定にランナーを走行させるため、ランナーは、支持部や吊持部材(又は走行部材)の両側部で回動可能な回動部材(ローラ、車輪など)を備えている。このような回動部材を備えていると、ランナーに対して斜め方向の力が作用しても、前記支持部の傾斜動に伴って、回動部材をレールの下面(レールの開口部の下部壁又は下部規制壁の下面)と回転させながら接触できるので、ランナーの過度な傾斜を規制でき、所定の姿勢を保ちつつ安定に走行させることができる。
取付部材は、前記のように、吊持部材(又は走行部材)に取り付けることなく、懸垂物(遮蔽部材)を取り付けるため、支持部に対して取り付けてもよい。この取付部材は、懸垂物(遮蔽部材)を不動状に取り付けてもよいが、支持部、吊持部材(又は走行部材)に揺動可能に取り付ける場合が多い。取付部材は、前記リング部材及び/又はS環に限らず、ワンタッチ式に懸垂物(遮蔽部材)を取り付け可能なワンタッチ式取付部材であってもよい。また、取付部材は、支持部、吊持部材(又は走行部材)と懸垂物(遮蔽部材)との間に、支持部、吊持部材(又は走行部材)に対して揺動可能な揺動部材及び/又は支持部、吊持部材(又は走行部材)又は支持部の軸方向に対して周方向に回動自在な回動部材を備えていてもよい。すなわち、リング部材などの揺動部材に代えて、又は揺動部材とともに、支持部の軸方向に対して周方向に回動自在な回動部材(軸部材など)を備えていてもよい。この回動部材(軸部材など)には、懸垂物(遮蔽部材)を吊り下げるため、前記リング部材及び/又はS環、ワンタッチ式取付部材などを取り付けてもよい。
走行ユニットは、長手方向に沿って、下部に形成された幅狭の開口部と、この開口部の両側部に形成された走行面とを有するレール(断面中空状のレールなど)と;このレールに沿って走行可能なランナーとを備えている。このような走行ユニットは、吊持部材に種々の懸垂物を吊り下げた状態で、レールに沿って移動させるのに有用である。この懸垂物は、生産ラインなどに沿って順次加工に供される加工物品(例えば、海産物、野菜などの他、成型加工、メッキ処理、塗装処理などの種々の加工処理に供される工業用加工品など)であってもよい。本発明では、懸垂物(又は遮蔽部材)が重量物であっても、レールに沿って円滑に移動させることができる。
2…開口部
3a,3b…走行部
4a,4b…側壁
5a,5b…上部走行壁
6a,6b…下部規制壁
11…ランナー
12,42…ランナー本体
13a,13b,43…ローラ
14,44…ローラ軸
15,45…支持部
17,47…軸部
18…リング部材
18a,18b,48a,48b…ボールベアリング
21,51…吊持部材
22a,22b…走行部材(又は案内部材)
23a,23b…回動部材
31…取付部材
32…リング部材
33…S字状フック部材(S環)
34…遮蔽部材
Claims (12)
- 長手方向に沿って、下部に形成された幅狭の開口部と、この開口部の両側部に形成された走行面とを有するレールを走行可能なランナーであって、前記走行面上を転動して走行可能なローラと;このローラを回動可能に軸支するローラ軸と;このローラ軸を回動可能に支持する支持部と;この支持部に取り付けられ、かつ懸垂物を吊持するための吊持部材と;前記開口部に対応する前記支持部に、支持部の周方向に回動可能に配設されたリング部材とを備えているランナー。
- ローラが一対のローラで構成されており;支持部がローラ軸を一対のローラ間で回動可能に支持する軸部を備えており;この軸部に吊持部材が取り付けられ;開口部に対応する前記軸部に、リング部材が軸部の周方向に回動可能に配設されている請求項1記載のランナー。
- リング部材が、支持部の周方向に回動自在な少なくとも1つのボールベアリングで構成されている請求項1記載のランナー。
- 吊持部材が、遮蔽部材を吊持可能である請求項1〜3のいずれかに記載のランナー。
- 吊持部材が、ランナーの支持部に取り付けられ、ランナーと同伴して走行する走行部材と;この走行部材に対して遮蔽部材を取り付けるための取付部材とを備えている請求項1〜4のいずれかに記載のランナー。
- 吊持部材が、複数のランナーの支持部の端部に取り付けられ、ランナーと同伴して走行する細長い走行部材と;この走行部材の両側部に回動可能に取り付けられ、かつ前記支持部の傾斜動に伴って、レールの開口部の下部壁の下面と接触可能な回動部材と;前記走行部材に対して遮蔽部材を揺動可能に取り付けるための取付部材とを備えている請求項1〜5のいずれかに記載のランナー。
- レールが、所定間隔をおいて対向し、かつ開口部を形成する一対の側壁と、この一対の側壁からそれぞれ反対方向に延びる上部走行壁及び下部規制壁とを備えた断面コ字状の走行部を備えており;前記上部走行壁の走行面を走行可能なローラと;前記一対の側壁に対応する支持部に装着されたボールベアリングと;支持部に取り付けられ、ランナーと同伴して走行する細長い走行部材と;この走行部材の両側部に回動可能に取り付けられ、かつ支持部の傾斜動に伴って、下部規制壁の下面と接触可能な回動部材とを備えている請求項1〜6のいずれかに記載のランナー。
- 吊持部材が、1つのレールを互いに相対的に近接する方向に走行可能な一対の走行部材を備えており、この一対の走行部材の走行方向の先頭部が屈曲し、互いに重複して交差可能である請求項1〜7のいずれかに記載のランナー。
- 長手方向に沿って、下部に形成された幅狭の開口部と、この開口部の両側部に形成された走行面とを有するレールと;このレールに沿って走行可能なランナーとを備えた走行ユニットであって、前記ランナーが、前記走行面上を転動して走行可能なローラと;このローラを回動可能に軸支するローラ軸と;このローラ軸を回動可能に支持する支持部と;この支持部に取り付けられ、かつ懸垂物を吊持するための吊持部材と;前記開口部に対応する前記支持部に回動可能に取り付けられたリング部材とを備えている走行ユニット。
- レールが、所定間隔をおいて対向し、開口部を形成する一対の側壁と、この一対の側壁からそれぞれ反対方向に延びる上部走行壁及び下部規制壁とを備えた断面コ字状の走行部を備えており、前記上部走行壁の走行面を走行可能なローラと、前記一対の側壁に対応する支持部に装着されたボールベアリングと、両側部に、下部規制壁の下面と接触して回動可能な回動部材を備えた吊持部材とを有している請求項9記載の走行ユニット。
- 請求項9又は10記載の走行ユニットと、吊持部材に吊持され、かつレールに沿って開閉可能な遮蔽部材とを備えている開閉式遮蔽構造。
- 吊持部材が、1つのレールを互いに相対的に近接する方向に走行可能な一対の走行部材を備えており、この一対の走行部材の走行方向の先頭部が屈曲し、互いに重複して交差可能であり、前記一対の走行部材に吊持された遮蔽シートの先頭部が、前記一対の走行部材の走行に伴って互いに重複可能である請求項11記載の開閉式遮蔽構造。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2023158285A (ja) * | 2022-04-18 | 2023-10-30 | 岡田装飾金物株式会社 | ランナー及びそれを備えたセット |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11290202A (ja) * | 1998-04-14 | 1999-10-26 | Toso Co Ltd | 手引きカーテン交叉用アーム付きランナー |
JP2001061642A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-13 | Sanshin Kogyo Kk | カーテン案内レール及びそのランナー |
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- 2011-01-14 JP JP2011005904A patent/JP5103537B2/ja active Active
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