JP2012143430A - 乾燥機 - Google Patents

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敏之 倉掛
Atsuhito Nakai
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Abstract

【課題】必要最小限のリント除去装置駆動回数で、乾燥時間が急激に延び始める前に乾燥フィルタのリント捕捉による圧力損失を解消する。
【解決手段】ドラム4から排出された乾燥用空気をドラム4内へ循環させる循環風路16と、循環風路16に送風するファンモータ14aを有する送風機14と、洗濯物から発生した乾燥用空気に含まれるリントを捕捉する乾燥フィルタ装置21と、乾燥フィルタ装置21に捕捉されたリントを掻き取るリント除去装置22と、乾燥用空気の風量を検知する風量検知手段24aと、乾燥運転を制御する制御装置24とを備え、リント除去装置22は、風量検知手段24aで検知した風量が、風量低下に対する乾燥時間の延びが急峻になる限界風量以下になってから駆動するようにしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣類等の繊維製品の乾燥をおこなう乾燥機に関するものである。
従来、この種の乾燥機は、乾燥用空気に含まれるリントを捕捉するフィルタ装置が設けられており、その構成について、図18を用いて説明する。洗濯物から発生した乾燥用空気に含まれるリントを捕捉するフィルタ部51と、フィルタ部51に捕捉されたリントを回収するリント回収部52と、フィルタ部51に捕捉されたリントを掻き取り、リント回収部52に排出する排出手段を備えている。
フィルタ部51は、風路53を循環する乾燥用空気の送風方向にほぼ直交した略半円筒状フィルタ54を有し、排出手段は、略半円筒状フィルタ54に内接させた螺旋状の線材55と、この線材55を回転させるモータ56とで構成している。風路53を循環する乾燥用空気は、その一部がリント回収部52に設けられたリント回収箱57、バイパスフィルタ58、リント回収箱57を内包する枠体59、枠体59の開口部60、連通路61を通過して、フィルタ部51の下流側の風路53に流れる。
このように、風路53を循環する乾燥用空気の一部をリント回収部52を通してフィルタ部51の下流側の風路53へ流れるようにしたことにより、風路53を流れる乾燥用空気の一部がバイパスしてリント回収部52内を通り、略半円筒状フィルタ54の下流側へと流れる。この空気の流れにより、リント回収部52に溜まったリントが圧縮されてカサが小さくなり、リント回収部52に貯められるリント量が多くなってリントを廃棄する回数を減らすことができるとともに、リントが圧縮された形で溜められているため、蓋部62を取り外してリント回収箱57を取り出してリントを廃棄する際も、リントが飛散して床を汚すという心配もないものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−6045号公報
しかしながら、バイパスフィルタ58には、フィルタ部51のように捕捉したリントを掻き取り、排出する機構がなく、リント回収箱57へと導かれたリントは、乾燥用空気の流れに乗ってバイパスフィルタ58に集められるため、バイパスフィルタ58は捕捉されたリントが堆積して乾燥用空気の流れを阻害する大きな圧力損失が発生する。その結果、風路53を流れる乾燥用空気の一部がバイパスしてリント回収部52内を通り、略半円筒状フィルタ54の下流側へと流れる構成はすぐさま成立しなくなる。
また、バイパスする流れがなくなることで、全ての乾燥用空気はフィルタ部51を通過するようになり、螺旋状の線材55で略半円筒状フィルタ54から掻き取ったリントは、フィルタ部51を通過する乾燥用空気の流れに速やかに乗って再び略半円筒状フィルタ54に押し付けられるため、乾燥用空気が流れている乾燥運転中は略半円筒状フィルタ54でのリント捕捉が続き、略半円筒状フィルタ54での圧力損失は増大していき、乾燥用空気の流量を減少させる。
すなわち、仮に乾燥運転前にフィルタを清掃していても、フィルタでのリント捕捉およ
びフィルタから掻き取ったリントの再捕捉が乾燥運転中に起こるため、乾燥運転中に次第に乾燥用空気の流量が減少していき、乾燥の長時間化および乾燥に用いる消費電力量を増大させることになる。
また、略半円筒状フィルタ54に内接して回転する螺旋状の線材55は、リントを掻き取るためにフィルタ部51に圧接される必要があるため、螺旋状の線材55を回転させるには相応の駆動力が必要となるため、駆動耐久性に問題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、必要最小限のリント除去装置駆動回数で、乾燥時間が急激に延び始める前に乾燥フィルタ装置でのリント捕捉による圧力損失を解消し、乾燥用空気の流量減少を抑えるとともに、リント除去装置の駆動耐久性を高めることができる乾燥機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の乾燥機は、ドラムから排出された乾燥用空気を前記ドラム内へ循環させる循環風路と、前記循環風路に送風するファンモータを有する送風機と、前記循環風路に配設し洗濯物から発生した乾燥用空気に含まれるリントを捕捉する乾燥フィルタ装置と、前記乾燥フィルタ装置に捕捉されたリントを掻き取るリント除去装置と、乾燥用空気の風量を検知する風量検知手段と、乾燥運転を制御する制御装置とを備え、前記リント除去装置は、前記風量検知手段で検知した風量が、風量低下に対する乾燥時間の延びが急峻になる限界風量以下になってから駆動するようにしたものである。
これによって、乾燥時間が急激に延び始める前に乾燥フィルタ装置でのリント捕捉による圧力損失を解消することができ、乾燥用空気の流量減少、ひいては乾燥の長時間化を抑えつつ、リント除去装置の駆動耐久性を高めて、スピーディかつ省エネルギーな運転をおこなうことができる。
本発明の乾燥機は、乾燥運転中に進行する乾燥フィルタ装置でのリント捕捉による乾燥用空気の流量減少を抑え、乾燥運転の長時間化を抑えるとともに、リント除去装置の駆動耐久性を高めることができる。
本発明の実施の形態1における衣類乾燥機の断面図 同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置の下方斜視図 同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置の一部開放下方斜視図 同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置の正面図 同衣類乾燥機の図4のA−A断面図 同衣類乾燥機のブレードの側面図 同衣類乾燥機の図6のB矢視図 同衣類乾燥機の図7のブレードの先端拡大図 同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置の後面図 同衣類乾燥機の図9のC−C断面図 同衣類乾燥機のブレードとストッパ接触図 同衣類乾燥機のブレードの駆動模式図 同衣類乾燥機のブレードの駆動シーケンス図 同衣類乾燥機のリント除去装置と開閉体と送風機の制御シーケンス図 同衣類乾燥機のファンモータ電流値と乾燥用空気の風量の相関図 同衣類乾燥機の乾燥用空気の風量と乾燥時間の相関図 同衣類乾燥機のブロック図 従来の衣類乾燥機の要部断面図
第1の発明は、洗濯物を投入するドラムと、前記ドラムから排出された乾燥用空気を前記ドラム内へ循環させる循環風路と、前記循環風路に送風するファンモータを有する送風機と、前記循環風路に配設し洗濯物から発生した乾燥用空気に含まれるリントを捕捉する乾燥フィルタ装置と、前記乾燥フィルタ装置に捕捉されたリントを掻き取るリント除去装置と、乾燥用空気の風量を検知する風量検知手段と、乾燥運転を制御する制御装置とを備え、前記リント除去装置は、前記風量検知手段で検知した風量が、風量低下に対する乾燥時間の延びが急峻になる限界風量以下になってから駆動するようにしたことにより、必要最小限のリント除去装置駆動回数で、乾燥時間が急激に延び始める前に乾燥フィルタ装置でのリント捕捉による圧力損失を解消することができるため、乾燥の長時間化を抑え、リント除去装置の耐久性を高めつつ、スピーディかつ省エネルギーな運転が可能となる。
第2の発明は、特に、第1の発明の風量検知手段は、所定の回転数に対するファンモータ電流値によって風量を検知するようにしたことにより、乾燥用空気の循環を生み出すファンモータの状態から直接風量を判断することができ、フィルタのリントによる目詰まり状況を高精度に判断することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の乾燥フィルタ装置は、乾燥用空気を導入する導入部と、乾燥用空気からリントを捕捉する第1のフィルタ部と、前記第1のフィルタの側方に設けた第2のフィルタ部を有し、リント除去装置で掻き取ったリントを前記第2のフィルタへ向けて移動させるようにしたことにより、第1のフィルタ部は、リント捕捉による圧力損失増大を避けることができる。かつ、除去されたリントは、第2の通風部へ移動するため、除去したリントの第1のフィルタ部での再捕捉を避けることができる。また、リント捕捉と除去されたリントの再捕捉による圧力損失増大を防ぐことができるため、第1のフィルタ部は、リントを乾燥用空気から捕捉しつつ、常に良好な乾燥用空気の通風を確保することができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の乾燥フィルタ装置は、第1のフィルタ部を有し導入部から導入した乾燥用空気を通す第1の通風部と、第2のフィルタ部を有し前記第1の通風部の側方に設けた第2の通風部と、前記第1の通風部に導入された乾燥用空気の一部を前記第2の通風部へ流す開口部を有し、リント除去装置で掻き取ったリントを前記第1の通風部に導入された乾燥用空気によって前記第2の通風部へ移動させるようにしたことにより、第1のフィルタ部で除去されたリントは、乾燥用空気によって第2の通風部へ移動するため、除去したリントの第1のフィルタ部での再捕捉を避けることができる。リント捕捉と除去されたリントの再捕捉による圧力損失増大を防ぐことができるため、第1のフィルタ部は、リントを乾燥用空気から捕捉しつつ、常に良好な乾燥用空気の通風を確保することができる。
第5の発明は、特に、第4の発明の乾燥フィルタ装置は、第1の通風部に設けた第1のフィルタ部の側方に隣接して開口部を設けたことにより、フィルタ部では通常圧力損失が発生するために、第1の通風部に導入された全ての乾燥用空気が第1のフィルタ部を通過して乾燥フィルタ装置から出て行くわけではなく、残りの乾燥用空気は開口部を介して第2の通風部へと導かれる。その際、第1のフィルタ部を通過できなかった乾燥用空気は、第1のフィルタ部に一旦衝突した後、第1のフィルタ部に沿う流れを形成するため、第1のフィルタ部の側方に隣接して、乾燥用空気を第2の通風部へと導くための開口部を設けたことにより、第1のフィルタ部を通過できなかった乾燥用空気が、第1のフィルタ部に沿いつつ、開口部を介して第2の通風部へと導かれる状態を作り出すことができる。これ
によって、リントが除去される第1のフィルタ部に沿って、除去されたリントを第2の通風部へと導く流れを作為的に発生させることができるため、より多くのリントが第1のフィルタ部で掻き取られた後、速やかに第2の通風部へと移動することができて、第1のフィルタ部での再捕捉を効果的に防ぐことができる。
第6の発明は、特に、第4または第5の発明の乾燥フィルタ装置は、開口部を開閉する開閉体を設け、リント除去装置の駆動時または駆動してから所定時間前記開口部を開くようにしたことにより、除去されたリントを第2の通風部へと導く必要があるとき以外は、第2の通風部への乾燥用空気の流入がなくなるため、第1のフィルタ部で捕捉されずに、第2のフィルタ部で初めて捕捉されるリント捕捉分が減少して、開閉体を開いたときの第2のフィルタ部の圧力損失の増大が抑えられる。そのため、より長い時間もしくはより多くの乾燥運転回数を重ねても、第2のフィルタ部の圧力損失増大による第1の通風部から第2の通風部への乾燥用空気流入量の減少を抑えることができる。同時に、第1のフィルタ部で除去したリントが、より長い時間もしくはより多くの乾燥運転回数を重ねても、乾燥用空気の流れに乗った第2の通風部への移動が維持されるため、第1のフィルタ部は、リントを乾燥用空気から捕捉しつつ、良好な乾燥用空気の通風を確保することができる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明のリント除去装置は、第1のフィルタ部のリント捕捉面と平行に設けた回転軸と、前記回転軸から前記第1のフィルタ部のリント捕捉面に向かって延設した薄板状のブレードと、前記回転軸を駆動するモータを有し、前記ブレードは、前記モータによって可動し、前記第1のフィルタ部で捕捉されたリントを掻き取るようにしたことにより、第1のフィルタ部で捕捉されたリントは、フィルタ部から掻き取られるために必要な力をブレードを介してモータから与えられるため、より確実にフィルタ部から除去されるため、第1のフィルタ部の圧力損失増大をより確実に防止することができる。
第8の発明は、特に、第7の発明のリント除去装置は、第1のフィルタ部に設けたブレードの動作停止時の位置が、第1の通風部に導入される乾燥用空気の流動方向と略平行になるように設定したことにより、ブレードが乾燥用空気の流れを妨げて圧力損失を増大させることを防ぐことができる。また、ブレードの動作停止時に、ブレードが乾燥用空気から受ける空力抵抗も減少させることができるため、ブレードが動作停止状態から動き出す際に必要な回転トルクを減少させることができる。
第9の発明は、特に、第1〜第8のいずれか1つの発明の乾燥フィルタ装置は、乾燥機の本体に対して着脱自在に設け、リント除去装置を前記本体に設けたモータに連係させて駆動するようにしたことにより、乾燥フィルタ装置にモータを設けたときと比べて乾燥フィルタ装置の軽量化を実現できるため、乾燥フィルタ装置を使用者がメンテナンスするときに乾燥機の本体から取り出しやすくなる。また、比較的スペースをとりやすい乾燥機の本体にリント除去装置としてのモータを設けることで、より出力が大きいモータを使用することができ、リント除去能力を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における衣類乾燥機の断面図、図2は、同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置の下方斜視図、図3は、同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置の一部開放下方斜視図、図4は、同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置の正面図、図5は、同衣類乾燥機の図4のA−A断面図、図6は、同衣類乾燥機のブレードの側面図、図7は、同衣類乾燥機の図6のB矢視図、図8は、同衣類乾燥機の図7のブレードの先端拡大図、図9は、
同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置の後面図、図10は、同衣類乾燥機の図9のC−C断面図、図11は、同衣類乾燥機のブレードとストッパ接触図、図12は、同衣類乾燥機のブレードの駆動模式図、図13は、同衣類乾燥機のブレードの駆動シーケンス図、図14は、同衣類乾燥機のリント除去装置と開閉体と送風機の制御シーケンス図、図15は、同衣類乾燥機のファンモータ電流値と乾燥用空気の風量の相関図、図16は、同衣類乾燥機の乾燥用空気の風量と乾燥時間の相関図、図17は、同衣類乾燥機のブロック図である。
図1〜図17において、外槽1は、衣類乾燥機の筐体2の内部で複数のサスペンション機構3により弾性的に支持されている。ドラム4は、正面側に洗濯物5を出し入れする投入口6を有し、有底筒状に構成され、外槽1内に配設されている。ドラム4は、ドラム回転軸11で回転可能に設けられ洗濯物5を収納するものであり、ドラム4の周壁7には多数の小さな排出孔8を設け、ドラム4内の周壁7には洗濯物5を効率的に持ち上げるための撹拌バッフル9を備えている。外槽1とドラム4とドラム回転軸11は、水平に対して角度θ(例えば20°)前上がりに傾けて配置されている。
外槽1の背面側外部には駆動手段10であるモータを設け、ドラム4を正逆回転させるようになっている。筐体2の前面には、洗濯物5を出し入れする略円形状の投入口6と、これを開閉する扉12が設けられている。投入口6と対向する外槽1の開口部1aは、パッキン13によって筐体2と気密構成を確保して連結されている。
乾燥用空気をドラム4に供給する送風機14を筐体2内の略上部に設け、加熱手段15を送風機14の下流側に設けている。送風機14および加熱手段15は循環風路16に設けている。循環風路16の下流側は、外槽1の背面底部に設けた送気口17と連通し、上流側は、外槽1の上部周壁の前部に設けた排気口18と連通している。送風機14によって送風された乾燥用空気は、加熱手段15を通過した後、送気口17を通ってドラム4内部に到達する。
ドラム4の排出孔8から外槽1内に排出される乾燥用空気は、排気口18、循環風路16、送風機14、送気口17、ドラム4を循環する構成になっている。以上の乾燥用空気の流れ(図1の矢印で示す)を循環空気経路16aとして構成している。
循環風路16には、乾燥用空気を除湿するため冷却水を供給する冷却水供給口19と、熱交換器20と、乾燥フィルタ装置21が設けられている。洗濯物5と接触し多湿になった乾燥用空気は、熱交換器20で冷却されて除湿される。冷却水および除湿された水は、筐体2外に排出される。乾燥フィルタ装置21は送風機14の上流側に配設され、洗濯物5から発生した乾燥用空気に含まれるリントを捕捉することで、送風機14でのリント堆積による不具合を防止する。
送風機14は、送風機14を駆動するファンモータ14aと、ファンモータ14aの電流値を測定するモータ電流計測装置14bを具備している。
乾燥フィルタ装置21は、乾燥用空気を導入する導入部21aと、導入部21aから導入した乾燥用空気を通す第1の通風部21bと、第1の通風部21bに導入された乾燥用空気からリントを捕捉する第1のフィルタ部21cと、第1の通風部21bの側方に設けた第2の通風部21dと、第2の通風部21dに設けた第2のフィルタ部21eと、第1の通風部21bに導入された乾燥用空気の一部を第2の通風部21dへ流す開口部21fと、リント除去装置22を有している。
第1の通風部21bに設けた第1のフィルタ部21cの側方に隣接して開口部21fが設けてあり、第1の通風部21bに導入された乾燥用空気の一部が開口部21fから第2
の通風部21dへ流れるようにしている。
リント除去装置22は、第1のフィルタ部21cおよび第2のフィルタ部21eのリント捕捉面21gと平行に設けたブレード回転軸23aと、第1のフィルタ部21cに掻き取り部23bとして、および第2のフィルタ部21eに撹拌部23cとしてブレード回転軸23aからリント捕捉面21gに向かって延設した薄板状のブレード23を有しており、ブレード23がブレード回転軸23aを中心に可動して、第1のフィルタ部21cで捕捉されたリントを掻き取り、第2のフィルタ部21eでは、リントを撹拌するようにしている。
開口部21fは、このブレード23の回転軌道に沿った略半円状となっている。リント捕捉面21gも、回転軌道に沿った略円筒形状となっている。また、ブレード23には、略半円状の開閉体23dを一体に設けており、ブレード23の駆動と連動して開閉体23dが動く構成になっている。
第1のフィルタ部21cのリント捕捉面21gに向かって延設したブレード23の掻き取り部23bの先端は、柔軟なブラシ23eで構成されており、その形状は、リント捕捉面21gとブラシ23eが圧接する圧接部23fと、リント捕捉面21gと接触しない非圧接部23gが交互に設けられている。
第2のフィルタ部21eに設けたブレード23の撹拌部23cは、硬質体によってブレード回転軸23aの両側に形成してあり、ブレード23のリント捕捉面21gと対向する端縁はリント捕捉面21gと非接触であり、また端縁には、それぞれ回転軸方向にずらして設けた切欠き23iがある。
第2のフィルタ部21eに設けたブレード23は、それぞれ、第1のフィルタ部21cに設けたブレード23に対して、回転方向に所定角度α、β(例えばともに130°、70°)ずらして設けている。第1のフィルタ部21cに設けたブレード23の動作停止時の位置は、開かれた開口部21fの略中間部と設定しており、これは、第1の通風部21bを流れる乾燥用空気の流動方向と略平行にもなっている。
第1のフィルタ部21cに設けたブレード23の掻き取り部23bが動作を停止する時、第2のフィルタ部21eに設けたブレード23の撹拌部23cは、開かれた開口部21fを外れた位置となる。また、このとき開閉体23dは、開口部21fを覆って乾燥用空気の通風を防ぐようになっている。
第1の通風部21bの内壁上方には、ブレード23の回動を規制するようにしたストッパ21hが設けてある。このストッパ21hによってブレード23の回動が規制されるとき、第1のフィルタ部21cに設けたブレード23は、リント捕捉面21gを外れた箇所に位置することになる。
制御装置24は、リント除去装置22の駆動時は、定格運転時より少ない送風量で乾燥用空気を送風するようにしている。制御装置24は、駆動手段10、送風機14、加熱手段15等を制御し、乾燥運転を制御するとともに、モータ電流計測装置14bで計測された電流値等が入力される。制御装置24は、モータ電流計測装置14bで計測された電流値から乾燥用空気の風量を検知する風量検知手段24aを内包している。
以上のように構成された衣類乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。乾燥行程では、ドラム4が濡れた洗濯物5を内部に保有して回転している。乾燥用空気は送風機14によって送風され、加熱手段15を通過した後、送気口17を通過してドラム4内部
に到達する。
ドラム4内に到達した乾燥用空気は、濡れた洗濯物5と接触して洗濯物5を乾燥させた後、洗濯物5から発生したリントを含みつつ、排出孔8からドラム4を出て外槽1に設けられた排気口18から外槽1を出ていく。外槽1を出た乾燥用空気は、循環空気経路16aを通過して熱交換器20で冷却水によって除湿された後、送風機14に到達する前に乾燥フィルタ装置21で、乾燥用空気からリントを除去する。
第1のフィルタ部21cはブレード23が駆動すると、ブレード23の掻き取り部23bによってリント捕捉面21gのリントを取り除くため、第1のフィルタ部21cはリント捕捉による圧力損失増大を避けることができる。
除去されたリントは、乾燥用空気によって第2の通風部21dへ移動するため、除去したリントの第1のフィルタ部21cでの再捕捉を避けることができる。リント捕捉と除去されたリントの再捕捉による圧力損失の増大を防ぐことができるため、第1のフィルタ部21cは、リントを乾燥用空気から捕捉しつつ、常に良好な乾燥用空気の通風を確保することができる。
これによって、乾燥用空気の流量が低下することに起因する、衣類乾燥の長時間化、および乾燥時間の長時間化に付随する使用電力量の増加を防ぎ、常に短時間でかつエコロジーな乾燥運転が可能となる。加えて、リント除去装置22の駆動時は、送風機14の送風量を定格より少量に抑えているため、リントが乾燥用空気の動圧や、リント捕捉面21g内外の圧力差によってリント捕捉面21gに押し付けられる力を弱めて、リント除去装置22によるリント掻き取りを行いやすくしつつ、第1の通風部21bに導入された乾燥用空気の一部が、開口部21fを経由して第2の通風部21dへと向かう流れを確保することができる。
リントは、フィルタ部から掻き取られるために必要な力をブレード23を介してリント除去装置モータ25から与えられるため、より確実にフィルタ部から除去される。また、圧接部23fによってブレード23駆動力が効果的に伝達されて掻き取られたリントは、非圧接部23gに相対するリントとともに連なって除去されるため、圧接部23fが少なくリント除去装置22の駆動力が少なく済んでも、同様のリント除去性能を得ることができる。そのため、第1のフィルタ部21cの圧力損失増大をより確実に防止しつつ、リント除去装置22の駆動耐久性に優れた乾燥機を得ることができる。
第2のフィルタ部21eでは、ブレード23の撹拌部23cによってフィルタ部とリント除去装置22が接触することなくリントを撹拌するので、リント除去装置22を駆動する動力は掻き取り部23bよりも少なく、かつ、リント撹拌によってリントをより多く溜めることができる。また、第1のフィルタ部21cから移動してきたリントは、撹拌されると同時に第2のフィルタ部21eで捕捉されたリントと接触して、第2のフィルタ部21eで捕捉されたリントをからめ取ることができる。
その結果、リント除去装置22の駆動耐久性に優れた乾燥機を得ることができる。そのため、第2のフィルタ部21eの圧力損失増大を防ぎ、乾燥用空気の第1の通風部21bから第2の通風部21dへの流れも良好に維持される。加えて、第1のフィルタ部21cで掻き取られたリントが第2の通風部21dに大量に滞留しているときも、ブレード23の撹拌部23cがリントを撹拌することで、通常はフィルタ部に吸い寄せられるリントを第2の通風部21d全体で保持することができる。
第1の通風部21bに設けた第1のフィルタ部21cの側方には、隣接して開口部21
fを設けてある。フィルタ部では通常圧力損失が発生するために、第1の通風部21bに導入された全ての乾燥用空気が第1のフィルタ部21cを通過して乾燥フィルタ装置21から出て行くわけではなく、残りの乾燥用空気は開口部21fを介して第2の通風部21dへと導かれる。
その際、第1のフィルタ部21cを通過できなかった乾燥用空気は、第1のフィルタ部21cに一旦衝突した後、第1のフィルタ部21cに沿う流れを形成する。そのため、第1のフィルタ部21cの側方に隣接して、乾燥用空気を第2の通風部21dへと導くための開口部21fを設けておけば、第1のフィルタ部21cを通過できなかった乾燥用空気が、第1のフィルタ部21cに沿いつつ、開口部21fを介して第2の通風部21dへと導かれる状態を作り出すことができる。
これによって、リントが除去される第1のフィルタ部21cに沿って、除去されたリントを第2の通風部21dへと導く流れを作為的に発生させることができるため、より多くのリントが第1のフィルタ部21cで掻き取られた後、速やかに第2の通風部21dへと移動することができて、第1のフィルタ部21cでの再捕捉をより防ぐことができる。
開口部21fを開閉する開閉体23dは、ブレード23と一体に設けているため、ブレード23が駆動してから所定時間、前記開口部21fを開くようになっている。これによって、第1のフィルタ部21cでのリント掻き取りと、掻き取られたリントが第1の通風部21bに導入された乾燥用空気によって第2の通風部21dへ移動するように、開口部21fを開く動きを連続して行うことが可能となり、第1のフィルタ部21cで掻き取ったリントが第1のフィルタ部21cへ再付着する間を置かず、第2の通風部21dへと移動させることができる。
また、除去されたリントを第2の通風部21dへと導く必要があるとき以外は、第2の通風部21dへの乾燥用空気の流入がなくなるため、第1のフィルタ部21cで捕捉されずに第2のフィルタ部21eで初めて捕捉されるリント捕捉分が減少して、開閉体23dを開いたときの第2のフィルタ部21eの圧力損失増大が抑えられる。
そのため、より長い時間もしくはより多くの乾燥運転回数を重ねても、第2のフィルタ部21eの圧力損失増大による第1の通風部21bから第2の通風部21dへの乾燥用空気流入量の減少を抑えることができ、同時に、第1のフィルタ部21cで除去したリントが、より長い時間もしくはより多くの乾燥運転回数を重ねても、乾燥用空気の流れに乗った第2の通風部21dへの移動が維持されるため、第1のフィルタ部21cはリントを乾燥用空気から捕捉しつつ、良好な乾燥用空気の通風を確保することができる。
第1のフィルタ部21cに設けたブレード23の動作停止時の位置は、第1の通風部21bを流れる乾燥用空気の流動方向と略平行になるように設定してあるため、ブレード23が乾燥用空気の流れを妨げて圧力損失を増大させることを防ぐことができる。かつ、ブレード23の動作停止時に、ブレード23が乾燥用空気から受ける空力抵抗も減少させることができるため、ブレード23が動作停止状態から動き出す際に必要な回転トルクを減少させることができる。
同時に、第1のフィルタ部21cに設けたブレード23の動作停止時の位置は、開かれた開口部21fと対向する略中間部に設定してある。ブレード23が動作を停止するときは、第2の通風部21dへ乾燥用空気を流す必要がなく、開口部21fを閉じるときであるため、ブレード23の動作停止時は、開かれた開口部21fと対向する位置に開閉体23dを位置させることになる。
これによって、開口部21fを閉じるための開閉体23dとブレード23を連続した形状をもつものとして構成することができるため、リント掻き取りと、掻き取ったリントの第2の通風部21dへの移動に適した構造でありつつ、構造強度も強固なブレード23とすることができる。
第2の通風部21dに設けたブレード23の動作停止時の位置は、開かれた開口部21fを外れた位置に設定したものである。ブレード23が動作を停止するときは、第2の通風部21dへ乾燥用空気を流す必要がなく開口部21fを閉じるときであるため、ブレード23の動作停止時は、開かれた開口部21fと対向する位置に開閉体23dを位置させることになる。
これによって、開口部21fを開けて第1のフィルタ部21cで掻き取ったリントが第2の通風部21dへ移動してくる際、第2のフィルタ部21eのブレード23がすぐさま移動してきたリントを撹拌して乾燥用空気の流れに乗って第2のフィルタ部21eのリント捕捉部に捕捉されることを防ぐため、第1の通風部21bから第2の通風部21dへの乾燥用空気の流れを良好に保つことができる。
第2の通風部21dに設けたブレード23は、ブレード回転軸23aの両側に形成してある。リント捕捉面21gと対向する端縁には切欠き23iを設けて、さらにこの切欠き23i位置を回転軸方向にずらして設けている。これによって、ブレード23のリント捕捉面21g方向最先端とリント捕捉面21gなどとの間にリントが噛みこんだ場合でも、噛みこんだリントの一部は切欠き23iの方へ押し出されるため、ブレード23がロックしにくくなる。
加えて、髪の毛などの細長いものがリントに混じって乾燥フィルタ装置21に飛来した場合でも、切欠き23i構造によって形成される回転軸両側のブレード23の谷部分を結ぶ直線距離を比較的長く取ることができるため、ブレード23のリント以外の異物絡みを抑えることができる。
開口部21fは略半円状に形成してある。略半円状に形成した開口部21fにしたがって、おのずと開閉体23dの形状も略半円状となり、その結果、開口部21fの面積をより多く取ることができるため、第1の通風部21bに導入された乾燥用空気の一部はより第2の通風部21dへと流れやすくなり、第1のフィルタ部21cで掻き取ったリントの第2の通風部21dへの移動も容易になる。
第1のフィルタ部21cおよび第2のフィルタ部21eに配設した各々のブレード23は、回転軸を中心に所定角度ずらして形成されているため、回転軸に水平な視点から見ると、第2のフィルタ部21eのブレード23の先端が回転に伴って移動したあとを、第1のフィルタ部21cのブレード23の先端が追う動きが実現可能となる。
これによって、第2のフィルタ部21eでリント除去装置22によるリント除去を行いリント捕捉による圧力損失を低減して、第1の通風部21bに導入された乾燥用空気が第2の通風部21dへ移動しやすくした直後に、第1のフィルタ部21cでのリント除去およびリント除去装置22で掻き取られたリントを乾燥用空気とともに第2の通風部21dへ移動させることを実現することができる。
また、ストッパ21hを設けたことで、ブレード23の基準位置をブレード23の回動が規制される位置とすることができて、ブレード23の基準位置決定や、ブレード23の現在位置把握のために新たに装置等を設ける必要がなくなる。また、ブレード23をリント除去装置22から一旦外したり、ブレード23がリント除去装置モータ25以外の外力
を受けて予期せぬ回転をした場合も、容易にブレード23の基準位置を設定することができるため、ブレード23の回転シーケンスを確実に実行することができる。
加えて、ストッパ21hによってブレード23の回動が規制されたときの第1のフィルタ部21cに設けたブレード23の位置を、第1のフィルタ部21cのリント捕捉面21g以外に設定したものである。回動規制箇所の近傍にリント捕捉面21gがあると、回動の規制の影響によってリント掻き取りが十分に行われない箇所の発生や、ブレード23のリント掻き取り力不足が発生しやすいため、リントが他の箇所と比べて多く堆積しやすくなり、この堆積したリントがブレード23とリント捕捉面21gの間に噛み込まれて、ブレード23がロックしてしまうおそれがある。
そのため、ストッパ21hによってブレード23の回動が規制される位置を、第1のフィルタ部21cのリント捕捉面21g以外に設定することは、ブレード23のロック噛み込みに対して非常に有効となる。
また、制御装置24に入力されたファンモータ電流値から、風量検知手段24aは風量を検知する。そのときの風量が風量低下に対する乾燥時間の延びが急峻になる限界風量(F)以下となったときに、リント除去装置22を駆動して、フィルタ部のリントを除去する。
これによって、必要最小限のリント除去装置22の駆動回数で、乾燥時間が急激に延び始める前に乾燥フィルタ装置21のリント捕捉による圧力損失を解消することができるため、リント除去装置22の耐久性を上げつつ、スピーディかつ省エネルギーな運転が可能となる。
乾燥フィルタ装置21は、衣類乾燥機の本体に対して着脱自在に設け、リント除去装置22を本体に設けたリント除去装置モータ25に連係させて駆動するようにしてある。これによって、乾燥フィルタ装置21にリント除去装置モータ25を設けたときと比べて乾燥フィルタ装置21の軽量化を実現できるため、乾燥フィルタ装置21を使用者がメンテナンスするときに衣類乾燥機の本体から取り出しやすくなる。また、比較的スペースをとりやすい衣類乾燥機の本体にリント除去装置22としてのリント除去装置モータ25を設けることで、より出力が大きいモータを使用することができるため、リント除去能力を高めることができる。
以上のように、本発明にかかる乾燥機は、乾燥運転中に進行する乾燥フィルタ装置でのリント捕捉による乾燥用空気の流量減少を抑え、乾燥運転の長時間化を抑えるとともに、リント除去装置の駆動耐久性を高めることができるので、乾燥機として有用である。
4 ドラム
14 送風機
14a ファンモータ
16 循環風路
21 乾燥フィルタ装置
21c 第1のフィルタ部
21e 第2のフィルタ部
22 リント除去装置
24 制御装置
24a 風量検知手段

Claims (9)

  1. 洗濯物を投入するドラムと、前記ドラムから排出された乾燥用空気を前記ドラム内へ循環させる循環風路と、前記循環風路に送風するファンモータを有する送風機と、前記循環風路に配設し洗濯物から発生した乾燥用空気に含まれるリントを捕捉する乾燥フィルタ装置と、前記乾燥フィルタ装置に捕捉されたリントを掻き取るリント除去装置と、乾燥用空気の風量を検知する風量検知手段と、乾燥運転を制御する制御装置とを備え、前記リント除去装置は、前記風量検知手段で検知した風量が、風量低下に対する乾燥時間の延びが急峻になる限界風量以下になってから駆動するようにした乾燥機。
  2. 風量検知手段は、所定の回転数に対するファンモータ電流値によって風量を検知するようにした請求項1記載の乾燥機。
  3. 乾燥フィルタ装置は、乾燥用空気を導入する導入部と、乾燥用空気からリントを捕捉する第1のフィルタ部と、前記第1のフィルタの側方に設けた第2のフィルタ部を有し、リント除去装置で掻き取ったリントを前記第2のフィルタへ向けて移動させるようにした請求項1または2記載の乾燥機。
  4. 乾燥フィルタ装置は、第1のフィルタ部を有し導入部から導入した乾燥用空気を通す第1の通風部と、第2のフィルタ部を有し前記第1の通風部の側方に設けた第2の通風部と、前記第1の通風部に導入された乾燥用空気の一部を前記第2の通風部へ流す開口部を有し、リント除去装置で掻き取ったリントを前記第1の通風部に導入された乾燥用空気によって前記第2の通風部へ移動させるようにした請求項3記載の乾燥機。
  5. 乾燥フィルタ装置は、第1の通風部に設けた第1のフィルタ部の側方に隣接して開口部を設けた請求項4記載の乾燥機。
  6. 乾燥フィルタ装置は、開口部を開閉する開閉体を設け、リント除去装置の駆動時または駆動してから所定時間前記開口部を開くようにした請求項4または5記載の乾燥機。
  7. リント除去装置は、第1のフィルタ部のリント捕捉面と平行に設けた回転軸と、前記回転軸から前記第1のフィルタ部のリント捕捉面に向かって延設した薄板状のブレードと、前記回転軸を駆動するモータを有し、前記ブレードは、前記モータによって可動し、前記第1のフィルタ部で捕捉されたリントを掻き取るようにした請求項1〜6のいずれか1項に記載の乾燥機。
  8. リント除去装置は、第1のフィルタ部に設けたブレードの動作停止時の位置が、第1の通風部に導入される乾燥用空気の流動方向と略平行になるように設定した請求項7記載の乾燥機。
  9. 乾燥フィルタ装置は、乾燥機の本体に対して着脱自在に設け、リント除去装置を前記本体に設けたモータに連係させて駆動するようにした請求項1〜8のいずれか1項に記載の乾燥機。
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