JP2011130786A - 衣類乾燥機 - Google Patents

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敏之 倉掛
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Abstract

【課題】フィルタ部でのリント捕捉による乾燥用空気の流量減少を抑え、乾燥に要する時間が長くなるのを防止する。
【解決手段】乾燥用空気を通す第1の通風部33と、第1の通風部33に導入された乾燥用空気からリントを捕捉する第1のフィルタ部34と、第1の通風部33の側方に設けた第2の通風部35と、第2の通風部35に設けた第2のフィルタ部36と、第1の通風部33に導入された乾燥用空気の一部を第2の通風部35へ流す開口部37と、開口部37を開閉する開閉体41と、第1のフィルタ部34および第2のフィルタ部36で捕捉されたリントを掻き取るリント除去装置38を有し、開閉体41は、リント除去装置38で掻き取られたリントが第2の通風部35へ移動するように開口部37を開くようにしたものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、乾燥庫内で衣類の乾燥をおこなう衣類乾燥機に関するものである。
従来、この種の衣類乾燥機は、衣類を収容して撹拌するドラムと、乾燥用空気を冷却する除湿手段および除湿された乾いた空気を加熱する加熱手段を備えた循環風路と、循環風路に送風する送風手段を有し、上記ドラムと循環風路を連結し、ドラム内の衣類と接触して湿った空気を、循環風路に設けた除湿手段および加熱手段により乾いた高温の乾燥用空気としてドラムへ送風し、循環させて衣類の乾燥を進行させるものが一般的である。
循環風路を通過する乾燥用空気には、ドラム内で撹拌される衣類から分離したリントが混入し、循環風路内に設けた除湿手段、加熱手段、乾燥用空気を送風する送風手段等に付着堆積して、それらの機能を低下させるとともに、ドラム内の衣類に付着するため、循環風路に乾燥用空気からリントを捕捉するフィルタが設けられている。乾燥運転の進行にともない、衣類から分離したリントがフィルタに捕捉され、循環風路を通過する乾燥用空気の通風抵抗が増加して風量が低下することから、フィルタで捕捉されたリントを取り除くことが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献に記載の構成は、図19に示すように、衣類から発生するリントを捕捉するフィルタ部101と、このフィルタ部101で捕捉されたリントを回収するリント回収部102と、フィルタ部101で捕捉されたリントを螺旋状線材を回動させて掻き取り、リント回収部102へ排出する排出手段103を備えている。
フィルタ部101は、風路104を循環する乾燥用空気の送風方向にほぼ直交した略半円筒状のフィルタ105を有し、排出手段103は、この略半円筒状のフィルタ105を通過する乾燥用空気からリントを捕捉する面に当接させた螺旋状線材を、モータ106により回動させて掻き取り、リント回収部102へ排出する。
風路104を循環する乾燥用空気の一部は、フィルタ部101からリント回収部102を形成するリント回収箱107、リント回収箱107の底部に形成した開口部108に設けたバイパスフィルタ109、リント回収箱107を着脱自在に収容する枠体110の底部に設けた開口111、および連通路112を通過し、フィルタ部101の下流側の風路104に流れる。
このように、フィルタ105の内面に捕捉したリントを螺旋状線材でリント回収部102へ押し出してリント回収箱107に貯留するようにしている。また、風路104を循環する乾燥用空気の一部は、フィルタ105を通らず、リント回収部102のバイパスフィルタ109を通過してフィルタ部101の下流側の風路104へ流れるようにしている。このリント回収部102を通る乾燥用空気の流れにより、リント回収箱102に溜まっているリントを圧縮してかさを小さくし、リント回収箱107でのリントの回収量を増やして廃棄の回数が減らせるようにしている。
特開2008−6045号公報
しかしながら、前記従来の構成では、螺旋状線材によりリント回収部102へ押し出してリント回収箱102に溜めたリントを乾燥用空気の流れによって圧縮すると、バイパスフィルタ109が圧縮されたリントによって塞がれるため、風路104を循環する乾燥用空気の一部を、フィルタ部101からリント回収部102へ流れなくなり、風路104を循環する乾燥用空気は全てフィルタ105を通過するようになる。
その結果、フィルタ105で捕捉したリントを螺旋状線材を回動させて掻き取っても、フィルタ105を通過する乾燥用空気の圧力によって再びフィルタ105に押し付けられる。すなわち、フィルタ部101でのリントの捕捉が進行する乾燥運転中は、排出手段103を動作させても捕捉したリントをフィルタ105から取り除くことができないものであり、乾燥運転の進行とともに風路104を通過する乾燥用空気の通風抵抗が増加し、風量低下を防止することができないという問題があった。
また、乾燥用空気がフィルタ105を通過していない状態、すなわち、乾燥運転前または乾燥運転後に、フィルタ105で捕捉したリントを螺旋状線材を回動させて掻き取り、リント回収部102へ押し出してフィルタ部101を掃除した状態で乾燥運転を開始した場合でも、乾燥運転の進行とともにフィルタ105で捕捉されるリントの増加によって乾燥用空気の通風抵抗が増加し、風量の減少によって乾燥に要する時間が長くなるという課題を解決することができないものである。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、乾燥運転中に進行するフィルタ部でのリントの捕捉による乾燥用空気の風量の減少を抑え、乾燥に要する時間が長くなるのを防止することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の衣類乾燥機は、循環風路に配設し洗濯物から発生した乾燥用空気に含まれるリントを捕捉する乾燥フィルタ装置を備え、前記乾燥フィルタ装置は、乾燥用空気を導入する導入部と、前記導入部から導入した乾燥用空気を通す第1の通風部と、前記第1の通風部に導入された乾燥用空気からリントを捕捉する第1のフィルタ部と、前記第1の通風部の側方に設けた第2の通風部と、前記第2の通風部に設けた第2のフィルタ部と、前記第1の通風部に導入された乾燥用空気の一部を前記第2の通風部へ流す開口部と、前記開口部を開閉する開閉体と、前記第1および第2のフィルタ部で捕捉されたリントを掻き取るリント除去装置を有し、前記開閉体は、前記リント除去装置で掻き取られたリントが前記第2の通風部へ移動するように前記開口部を開くようにしたものである。
これによって、リント除去装置で掻き取ったリントを、第1の通風部に導入された乾燥用空気によって第2の通風部へ移動させることができ、乾燥運転中に第1のフィルタ部で捕捉されるリントによって循環風路を流れる乾燥用空気の風量の減少を抑え、乾燥に要する時間が長くなるのを防止することができる。
本発明の衣類乾燥機は、乾燥フィルタ装置でのリントの捕捉による乾燥用空気の風量の減少を抑え、乾燥に要する時間が長くなるのを防止することができる。
本発明の第1の実施の形態における衣類乾燥機の断面図 同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置の下方斜視図 同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置のフィルタ部を開放した下方斜視図 同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置の正面図 同衣類乾燥機の図4のA−A断面図 同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置のブレードの側面図 同衣類乾燥機の図6のB矢視図 同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置の後面図 同衣類乾燥機の図8のC−C断面図 同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置のブレードとストッパの関係図 同衣類乾燥機の動作を示すタイムチャート (a)(b)(c)同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置のブレードの動作説明図 同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置のブレードの動作を示すタイムチャート 同衣類乾燥機の他の例の動作を示すタイムチャート 同衣類乾燥機の他の例の動作を示すタイムチャート 本発明の第2の実施の形態における衣類乾燥機の動作を示すタイムチャート 本発明の第3の実施の形態における衣類乾燥機の断面図 同衣類乾燥機の動作を示すタイムチャート 従来の衣類乾燥機の要部断面図
第1の発明は、洗濯物を収容するドラムと、前記ドラムに乾燥用空気を導入する給気口と、前記ドラムから乾燥用空気を排出する排気口と、前記排気口から排出された乾燥用空気を前記給気口から前記ドラム内へ循環させる循環風路と、前記循環風路に送風する送風機と、乾燥用空気を加熱する加熱手段と、前記循環風路に配設し洗濯物から発生した乾燥用空気に含まれるリントを捕捉する乾燥フィルタ装置とを備え、前記乾燥フィルタ装置は、乾燥用空気を導入する導入部と、前記導入部から導入した乾燥用空気を通す第1の通風部と、前記第1の通風部に導入された乾燥用空気からリントを捕捉する第1のフィルタ部と、前記第1の通風部の側方に設けた第2の通風部と、前記第2の通風部に設けた第2のフィルタ部と、前記第1の通風部に導入された乾燥用空気の一部を前記第2の通風部へ流す開口部と、前記開口部を開閉する開閉体と、前記第1および第2のフィルタ部で捕捉されたリントを掻き取るリント除去装置を有し、前記開閉体は、前記リント除去装置で掻き取られたリントが前記第2の通風部へ移動するように前記開口部を開くようにしたことにより、乾燥運転中に進行するフィルタ部でのリント捕捉による乾燥用空気の流量減少を抑えることができるとともに、第1のフィルタ部から掻き取られたリントが、第1のフィルタ部で再捕捉されるのを防止することができ、第1のフィルタ部を通過する乾燥用空気からリントを捕捉しつつ、良好な乾燥用空気の通風を確保することができる。また、第1のフィルタ部で掻き取られたリントを第2の通風部へ移動させるとき以外は、開口部が閉じられているので、第2のフィルタ部で新たなリント捕捉がなく、圧力損失が少ない状態に維持することができる。したがって、開口部を開いたときに、第1の通風部に導入された乾燥用空気が第2の通風部へ流れやすい状態にでき、リント除去装置で掻き取られた第1のフィルタ部のリントを、乾燥用空気によって第2の通風部へ移動しやすくすることができる。その結果、乾燥用空気の流量が低下することに起因する、衣類乾燥の長時間化と、それによる使用電力量の増加を防止し、常に短時間でかつエコロジーな乾燥運転を可能にすることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の開閉体は、乾燥運転を開始してから所定時間後に開口部を開くようにしたものである。リントは、洗濯物がある程度乾き始めてから洗濯物から発生するため、第1のフィルタ部でリント除去装置によって掻き取られるリント量が所定量以上になるのは、乾燥運転を開始してから所定時間後となる。リント除去装置で掻き取られた第1のフィルタ部のリントが、第1の通風部に導入された乾燥用空気によって第
2の通風部へ移動しやすくするためには、第2のフィルタ部でのリント捕捉による圧力損失の増大を抑えることが効果的であり、第1のフィルタ部で捕捉されたリントが所定量以上になるまで、開口部を閉じて第2のフィルタ部でのリント捕捉を抑えることが望ましい。これによって、リント除去装置で掻き取られた第1のフィルタ部のリントが、第1の通風部に導入された乾燥用空気によって第2の通風部へ移動しやすくすることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の開閉体は、リント除去装置の駆動時または駆動してから所定時間開口部を開くようにしたことにより、第1のフィルタ部でのリント掻き取りと、掻き取られたリントが第1の通風部に導入された乾燥用空気によって第2の通風部へ移動するように開口部を開く動作を連続的におこなうことができ、第1のフィルタ部で掻き取ったリントをすぐに第2の通風部へ移動させて、第1のフィルタ部でのリントの再付着を防止することができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明のリント除去装置は、第1のフィルタ部および第2のフィルタ部のリント捕捉面と平行に設けた回転軸と、前記回転軸から前記第1のフィルタ部および第2のフィルタ部のリント捕捉面に向かって延設した薄板状のブレードと、前記回転軸を駆動するモータを有し、前記ブレードは、前記モータによって可動して、前記第1のフィルタ部および第2のフィルタ部で捕捉されたリントを掻き取るようにしたことにより、捕捉されたリントは、第1のフィルタ部および第2のフィルタ部から掻き取られるために必要な力をブレードを介してモータから与えられるため、確実に掻き取ることができ、第1のフィルタ部を通過する乾燥用空気の通風抵抗を少なくして、圧力損失の増大を確実に抑えることができる。同時に、第2のフィルタ部で捕捉された、第1のフィルタ部から掻き取られたリントも、ブレードによって第2のフィルタ部から掻き取られるため、第2のフィルタ部を通過する乾燥用空気の通風抵抗も少なくすることができ、第1の通風部から第2の通風部への乾燥用空気の流れも良好に維持することができる。また、第1のフィルタ部で掻き取られたリントが第2の通風部に多量に滞留しているときも、第2の通風部内のリントをブレードでリントを攪拌することができるので、乾燥用空気の流れによって第2のフィルタ部のリントの捕捉面に吸い寄せられるリントを、第2の通風部全体で保持することができる。
第5の発明は、特に、第4の発明の第1のフィルタ部および第2のフィルタ部に配設した各々のブレードは、回転軸を中心に所定角度ずらして形成したことにより、回転軸に水平な視点から見ると、第2のフィルタ部のブレードの先端が回転にともなって移動したあとを、第1のフィルタ部のブレードの先端が追うように動作させることができる。これによって、第2のフィルタ部でリント除去装置によるリントの掻き取りをおこない、リントの捕捉による圧力損失を低減して、第1の通風部に導入された乾燥用空気が第2の通風部へ移動しやすくした直後に、第1のフィルタ部でのリントの掻き取りおよびリント除去装置で掻き取られたリントを、乾燥用空気とともに第2の通風部へ移動させることができる。
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明のリント除去装置は、第1のフィルタ部に設けたブレードの動作停止時の位置が、第1の通風部に導入される乾燥用空気の流動方向と略平行になるように設定したことにより、ブレードが乾燥用空気の流れを妨げて圧力損失を増大させることを防ぐことができる。また、ブレードの動作停止時に、ブレードが乾燥用空気から受ける空力抵抗も減少させることができ、ブレードが動作停止状態から動き出す際に必要な回転トルクを減少させることができる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明のリント除去装置に開閉体を一体に設け、前記リント除去装置の動作に連動して開口部を開閉するようにしたことにより、第1のフィルタ部でのリント掻き取りと、掻き取られたリントが第1の通風部に導入さ
れた乾燥用空気によって第2の通風部へ移動するように開口部を開く動作を連続的におこなうことができ、第1のフィルタ部で掻き取ったリントをすぐに第2の通風部へ移動させて、第1のフィルタ部でのリントの再付着を防止することができる。
第8の発明は、特に、第1〜第7のいずれか1つの発明の乾燥フィルタ装置は、衣類乾燥機の本体に対して着脱自在に設け、リント除去装置を前記本体に設けたモータに連係させて駆動するようにしたことにより、乾燥フィルタ装置からモータが切り離されて軽量化することができ、溜まったリントの廃棄等、使用者が乾燥フィルタ装置をメンテナンスするときに、衣類乾燥機の本体から乾燥フィルタ装置を容易に取り出すことができるとともに、比較的スペースの確保が容易な衣類乾燥機の本体内にリント除去装置を駆動するモータを設置することができ、より出力が大きいモータの使用が可能になり、リント除去能力が向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における衣類乾燥機の断面図、図2は、同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置の下方斜視図、図3は、同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置のフィルタ部を開放した下方斜視図、図4は、同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置の正面図、図5は、同衣類乾燥機の図4のA−A断面図、図6は、同衣類乾燥機のブレードの側面図、図7は、同衣類乾燥機の図6のB矢視図、図8は、同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置の導入部側の後面図、図9は、同衣類乾燥機の図8のC−C断面図、図10は、同衣類乾燥機のブレードとストッパの関係図、図11は、同衣類乾燥機の動作を示すタイムチャート、図12は、同衣類乾燥機のブレードの動作説明図、図13は、同衣類乾燥機の乾燥フィルタ装置のブレードの動作を示すタイムチャートである。
図1〜図13において、外槽1は、衣類乾燥機の筐体2の内部で複数のサスペンション機構3により弾性的に支持されている。ドラム4は、正面側に洗濯物5を出し入れする投入口6を有し、有底筒状に構成されて外槽1内に配設されている。ドラム4は、洗濯物5を乾燥させる乾燥庫であり、ドラム回転軸11で回転可能に設けられ、乾燥させる所定量の洗濯物5が収容可能に作られている。ドラム4の周壁7には多数の排出孔8を設け、ドラム4内の周壁には洗濯物を効率的に持ち上げるための撹拌バッフル9を複数備えている。外槽1とドラム4とドラム回転軸11は、水平に対して角度θ(例えば20°)前上がりに傾けて配置されている。
外槽1の外部には、ドラム4を正逆回転させる駆動手段10を設けている。筐体1の前面には洗濯物5を出し入れする略円形状の投入口12と、これを開閉する扉13が設けられている。前記投入口12と対向する外槽1の開口部はパッキン14によって筐体1と気密構成を確保して連結されている。
乾燥用空気をドラム4に供給する送風機15を筐体2の略上部に設け、送風された乾燥用空気を加熱するヒータ等で構成した加熱手段16を送風機15の下流側に設けている。送風機15、加熱手段16は循環風路17に設けている。循環風路17の下流側は、外槽1の背面部に設けられた給気口18と連通し、循環風路17の上流側は、外槽1の周壁の上部に設けられた排気口19と連通している。
加熱手段16で加熱された乾燥用空気は、給気口18を通過してドラム4の内部に到達する。ドラム4から排出される乾燥用空気は、排気口19、循環風路17、送風機15、給気口18を経てドラム4へと循環する構成になっている。以上の乾燥用空気の流れ(図
1の矢印で示す)を循環空気経路17aとして構成している。
循環風路17には、乾燥用空気を除湿するため冷却水を供給する冷却水供給部20と、冷却水供給部20から供給される冷却水により乾燥用空気を冷却する熱交換器21と、乾燥フィルタ装置31が設けられている。洗濯物5と接触し多湿になった乾燥用空気は、排気口19から循環風路17に入り、熱交換器21で冷却されて除湿される。冷却水および除湿された水は筐体2外に排出される。乾燥フィルタ装置31は送風機15の上流側に設けてあり、洗濯物5から発生した乾燥用空気に含まれるリントを捕捉することで、送風機15でのリントの堆積による不具合を防止する。
乾燥フィルタ装置31は、循環風路17を流れる乾燥用空気を導入する導入部32と、導入部32から導入した乾燥用空気を通す第1の通風部33と、第1の通風部33に導入された乾燥用空気からリントを捕捉する第1のフィルタ部34と、第1の通風部33の側方に設けた第2の通風部35と、第2の通風部35に設けた第2のフィルタ部36と、第1の通風部33に導入された乾燥用空気の一部を第2の通風部35へ流す開口部37と、第1のフィルタ部34および第2のフィルタ部36で捕捉されたリントを掻き取るリント除去装置38を有している。
第1の通風部33に設けた第1のフィルタ部34の側方に隣接して開口部37が設けてあり、第1の通風部33に導入された乾燥用空気の一部が開口部37から第2の通風部35へ流れるようにしている。第1のフィルタ部34および第2のフィルタ部36は、各々のリントの捕捉面が隣接するように一体的に連設してあり、その一端を第1の通風部33および第2の通風部35に対してヒンジ部34aにより開閉自在に枢着している。捕捉されたリントは、第1のフィルタ部34および第2のフィルタ部36を開くことで取り出し可能であり、乾燥フィルタ装置31が衣類乾燥機に装着されているときは、閉じられた状態に保持される。
リント除去装置38は、第1のフィルタ部34および第2のフィルタ部36のリント捕捉面と平行に設けた回転軸39と、回転軸39から第1のフィルタ部34および第2のフィルタ部36のリント捕捉面に向かって延設した薄板状のブレード40a、40bを各々有しており、ブレード40a、40bが回転軸39を中心に回動して、第1のフィルタ部34および第2のフィルタ部36で捕捉されたリントを掻き取るようにしている。
開口部37は、このブレード40a、40bの先端部の回転軌道に沿った略半円形状に設けてあり、第1のフィルタ部34および第2のフィルタ部36のリント捕捉面も、同様にブレード40a、40bの先端部の回転軌道に沿った略半円筒形状となっている。リント除去装置38には、ブレード40aとブレード40bの間に略半円形状の開閉体41が設けてあり、ブレード40a、40bの駆動と連動して開閉体41も回転軸39を中心に回動し、開口部37を開閉するように構成している。
第2のフィルタ部36に設けたブレード40bは、回転軸39の中心軸部から両側へ略反対方向に形成してあり、リント捕捉面と対向するブレード40bの端縁には、各々回転軸方向にずらして形成した切欠き40cが設けてある。第2のフィルタ部36に設けたブレード40bはそれぞれ、第1のフィルタ部34に設けたブレード40aに対して、回転方向に所定角度α、β(例えば、ともに130°、70°)ずらして設けている。
第1のフィルタ部34に設けたブレード40aの動作停止時の位置は、開かれた開口部37の略半円状の略中間部に設定してあり、これは、第1の通風部33に導入される乾燥用空気の流動方向と略平行になっている。第1のフィルタ部34に設けたブレード40aが動作を停止する時、第2のフィルタ部36に設けたブレード40bは、開かれた開口部
37を外れた位置となる。また、このとき開閉体41は、開口部37を閉じて乾燥用空気の通風を防ぐようになっている。
第1の通風部33の内壁上方には、ブレード40aの先端部が当接して回動を規制するブレード位置検知手段としてのストッパ42が設けてある。このストッパ42によってブレード40aの回動が規制されるとき、第1のフィルタ部34に設けたブレード40aの先端部は、リント捕捉面を外れた箇所に位置することになる。
制御手段43は、駆動手段10、送風機15等の駆動を制御し、ドラム4内の洗濯物を撹拌しながら乾燥用空気を供給して乾燥運転をおこない、モータ44の駆動を制御して、乾燥フィルタ装置31のリント除去装置38を作動する。
以上のように構成された衣類乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。乾燥運転は、制御手段43によって駆動手段10であるモータを所定の回転数で駆動し、ドラム4内にある濡れた洗濯物を撹拌するとともに、送風機15によって循環風路17に乾燥用空気を送風し、加熱手段16を通過し所定の温度に加熱された乾燥用空気が、給気口18からドラム4内に到達する。ドラム4内に到達した乾燥用空気は、撹拌されている濡れた洗濯物と接触し、洗濯物から水分を奪って乾燥させた後、洗濯物から発生したリントを含んでドラム4から外槽1に設けられた排気口19を通って循環風路17に入る。
乾燥用空気は、循環空気経路17aを通過し、熱交換器21で冷却水によって除湿された後、送風機15に到達する前に乾燥フィルタ装置31によって乾燥用空気からリントが除去される。冷却された乾いた乾燥用空気は加熱手段16で加熱され、乾いた高温の乾燥用空気がドラム4内に送風されて循環する乾燥用空気によって、洗濯物の乾燥が進行するとともに、循環する乾燥用空気中のリントも乾燥フィルタ装置31で捕捉される。
制御手段43は、乾燥運転の開始とともに乾燥フィルタ装置31に設けたリント除去装置38を作動させる。リント除去装置38は、第1のフィルタ部34および第2のフィルタ部36のリント捕捉面と平行に設けた回転軸39と、この回転軸39から第1のフィルタ部34および第2のフィルタ部36のリント捕捉面に向かって延設した薄板状のブレード40a、40bと、回転軸39を駆動するモータ44を有しており、ブレード40a、40bは、モータ44によって回転軸39を中心として回動し、第1のフィルタ部34および第2のフィルタ部36のリント捕捉面で捕捉されたリントを掻き取るものである。
乾燥運転の開始によりリント除去装置38は、図11に示すように所定時間T1駆動する動作を間欠的におこない、図12および図13に示すように動作する。すなわち、リント除去装置38のブレード40aは、図12の(a)の停止位置からストッパ42に向かって矢印イ方向へ回動する。ブレード40aがストッパ42に当接すると、(b)の位置から矢印ロ方向へ反対方向に回動し、ブレード40aがストッパ42の反対側に当接する(c)の位置まで略1回転する。さらに、矢印イ方向へ回動して元の位置(a)に戻って停止し、一回の動作を終了する。ブレード40bと開閉体41もこれに連動する。
この動作は、リント除去装置38の駆動時毎におこない、図13は、一回の動作を示すタイムチャートである。なお、一回の動作を略2回転駆動としたが、捕捉されたリントの掻き取りが的確におこなわれるように、その回転駆動量ならびに駆動速度は、各々最適に設定される。
第1のフィルタ部34は、ブレード40aの駆動によってリント捕捉面のリントを掻き取るため、第1のフィルタ部34はリントの捕捉によって生じる圧力損失の増大を避けることができる。第1のフィルタ部34から掻き取られたリントは、乾燥用空気によって第
2の通風部35へ移動するため、第1のフィルタ部34に再び捕捉されるのを避けることができる。
したがって、リントの捕捉と、掻き取られたリントの再捕捉による圧力損失の増大を防ぐことができるため、第1のフィルタ部34は、通過する乾燥用空気からリントを捕捉しつつ、良好な乾燥用空気の通風を確保することができる。
そして、乾燥運転の開始時は乾燥用空気の温度上昇が少なく、衣類の乾燥に悪影響を及ぼすことなく、定格運転時より少ない送風量でリントの掻き取りをおこないやすくすることができる。また、乾燥運転の開始時にリント除去装置38を駆動することにより、乾燥運転の初期からリント捕捉による圧力損失の少ない大風量の乾燥用空気による乾燥を行うことができ、乾燥時間の長時間化にともなう使用電力量の増加を防ぎ、短時間でかつエコロジーな乾燥運転が可能となる。
図14は、本実施の形態の他の例を示したものである。制御手段43は、送風機15による乾燥運転の開始時の乾燥用空気の送風量を、定格運転時より少ない送風量で送風するようにしたものである。すなわち、乾燥運転を開始してから所定時間T2は、乾燥用空気の送風量を定格運転時より少ない送風量に設定することにより、リントが乾燥用空気の動圧や、リント捕捉面の内外の圧力差によってリント捕捉面に押し付けられる力を弱めることができ、リント除去装置38によるリントの掻き取りを容易にし、第1の通風部33に導入された乾燥用空気の一部が開口部37を通って第2の通風部35へと向かう流れを確保することができる。
また、捕捉されたリントは、第1のフィルタ部34および第2のフィルタ部36から掻き取られるために必要な力を、ブレード40a、40bを介してモータ44から与えられて確実に掻き取ることができ、第1のフィルタ部34を通過する乾燥用空気の通風抵抗を少なくして、圧力損失の増大を確実に防止することができる。
また、第2のフィルタ部36で捕捉された、第1のフィルタ部34から掻き取られたリントも、ブレード40bによって第2のフィルタ部36から掻き取られるため、第2のフィルタ部36を通過する乾燥用空気の通風抵抗も少なくすることができ、第1の通風部33から第2の通風部35への乾燥用空気の流れを良好に維持することができる。
また、第1のフィルタ部34で掻き取られたリントが第2の通風部35に多量に滞留しているときも、第2の通風部35内のリントをブレード40bで攪拌することができるので、乾燥用空気の流れによって第2のフィルタ部36のリントの捕捉面に吸い寄せられるリントを、第2の通風部35全体で保持することができる。
第1の通風部33に設けた第1のフィルタ部34の側方には、隣接して開口部37を設けている。第1のフィルタ部34では、捕捉されたリントによって圧力損失が発生するために、第1の通風部33に導入された全ての乾燥用空気が、第1のフィルタ部34を通過して乾燥フィルタ装置31から出て行くわけではなく、一部の乾燥用空気は、開口部37を通って第2の通風部35へと導かれる。
その際、第1のフィルタ部34を通過できなかった乾燥用空気は、第1のフィルタ部34に一旦衝突した後、第1のフィルタ部34に沿う流れを形成する。そのため、第1のフィルタ部34の側方に隣接して、乾燥用空気を第2の通風部35へと導くための開口部37を設けることにより、第1のフィルタ部34を通過できなかった乾燥用空気が、第1のフィルタ部34に沿って開口部37から第2の通風部35へと流れる状態を作り出すことができる。
これによって、リントが除去される第1のフィルタ部34に沿って、掻き取られたリントを第2の通風部35へと導く流れを発生させることができるため、第1のフィルタ部34で掻き取ったリントを速やかに第2の通風部35へと移動させることができ、第1のフィルタ部34での再捕捉を確実に防止することができる。
乾燥フィルタ装置は、第1の通風部33から第2の通風部35へ乾燥用空気を流す開口部37を開閉する開閉体41を有し、リント除去装置38に一体に構成している。開閉体41は、ブレード40aと、ブレード40bの間に一体に形成してあり、リント除去装置38の駆動時、または駆動してから所定時間、リント除去装置38の動作に連動して開口部37を開くようになっている。これによって、第1のフィルタ部34でのリント掻き取りと、掻き取られたリントが第1の通風部33に導入された乾燥用空気によって第2の通風部35へ移動するように開口部37を開く動作を連続的におこなうことができ、第1のフィルタ部34で掻き取ったリントをすぐに第2の通風部35へ移動させて、第1のフィルタ部34でのリントの再付着を防止することができる。
また、第1のフィルタ部34で掻き取られたリントを第2の通風部35へ移動させるとき以外は、開口部37が閉じられているので、第2のフィルタ部36での新たなリント捕捉がなく、圧力損失が少ない状態に維持することができる。したがって、開口部37を開いたときに、第1の通風部33に導入された乾燥用空気が第2の通風部35へ流れやすい状態にすることができ、リント除去装置38で掻き取られた第1のフィルタ部34のリントを、乾燥用空気によって第2の通風部35へ移動しやすくすることができる。
そのため、より長い時間もしくはより多くの乾燥運転回数を重ねても、第2のフィルタ部36の圧力損失の増大による第1の通風部33から第2の通風部35への乾燥用空気の流入量の減少を抑えることができる。そして、第1のフィルタ部34で掻き取ったリントが、より長い時間もしくはより多くの乾燥運転回数を重ねても、乾燥用空気の流れに乗った第2の通風部35への移動が維持されるため、第1のフィルタ部34はリントを乾燥用空気から捕捉しつつ、良好な乾燥用空気の通風を確保することができる。
第1のフィルタ部34に設けたブレード40aの動作停止時の位置は、第1の通風部33に導入される乾燥用空気の流動方向と略平行になるように設定してあり、ブレード40aが乾燥用空気の流れを妨げて圧力損失を増大させることを防ぐことができる。また、ブレード40aの動作停止時に、ブレード40aが乾燥用空気から受ける空力抵抗も減少させることができるため、ブレード40aが動作停止状態から動き出す際に必要な回転トルクを減少させることができる。
また、第1のフィルタ部34で捕捉されたリントを掻き取る回動可能なブレード40aの動作停止位置を、開かれた開口部37と対向する位置に設定している。ブレード40aの動作停止時は、開口部37を閉じるときであり、開閉体41は開口部37を閉塞する位置にある。したがって、開口部37を閉じる開閉体41とブレード40aを連続した一体構造にすることができ、第1のフィルタ部34のリント捕捉面から掻き取ったリントの第2の通風部35への移動に適した構造とし、かつ、ブレード40aの一端を開閉体41に連結して強固に構成することができる。
また、第1のフィルタ部34に設けたブレード40aの動作停止時の位置は、開かれた開口部37と対向する略中間部に設定している。これにより、ブレード40aが時計方向(矢印ロ方向)および反時計方向(矢印イ方向)のいずれの方向に回動したあとも、第1の通風部33から開口部37を通して第2の通風部35へ向かう乾燥用空気は、ブレード40aの表裏面をバランスよく流れ、表裏両面を流れる乾燥用空気によってほぼ同等の力
でブレード40a先端のリントを取り去ることができる。
第2の通風部35に設けたブレード40bの動作停止時の位置は、図9に示すように、開かれた開口部37を外れた位置に設定している。ブレード40bが動作を停止するときは、第2の通風部35へ乾燥用空気を流す必要がなく開口部37を閉じるときであり、ブレード40bの動作停止時は、開口部37と対向する位置に開閉体41が位置することになる。
したがって、開口部37を開けて第1のフィルタ部34で掻き取られたリントが第2の通風部35へ移動する際に、第2のフィルタ部36のブレード40bがすぐさま移動してきたリントを攪拌し、乾燥用空気の流れに乗って第2のフィルタ部36のリント捕捉面に捕捉されるのを防ぐことができ、第1の通風部33から第2の通風部35への乾燥用空気の流れを良好に維持することができる。
第2の通風部35に設けたブレード40bは、回転軸39の軸心に対して周面の両側に形成している。第2のフィルタ部36のリント捕捉面と対向するブレード40bの端縁に切欠き40cが設けてあり、回転軸39の両側に設けた切欠き40cの位置を互いに回転軸39方向へずらして設けている。つまり、一方のブレード40bは反対側の切欠き40cの位置に設けている。
これによって、ブレード40bのリント捕捉面方向の最先端とリント捕捉面などとの間にリントが噛み込んだ場合でも、噛み込んだリントの一部は切欠き40cの方へ押し出されるため、ブレード40bのロックが生じにくくでき、円滑に動作させることができる。また、乾燥用空気によってリントとともに髪の毛などの細長い異物が乾燥フィルタ装置31へ運ばれてきた場合でも、切欠き40cによってブレード40bに絡みにくくすることができるとともに、第2のフィルタ部36のリント捕捉面で捕捉されたリントを確実に掻き取ることができる。
図15は、本実施の形態の他の例を示したものである。制御手段43は、乾燥運転を開始してから所定時間T3後にリント除去装置38を駆動させるとともに、開閉体41を動作させて開口部37を開くようにしている。リントは、洗濯物がある程度乾き始めてから洗濯物から発生するため、第1のフィルタ部34でリント除去装置38によって掻き取られるリント量が所定量以上になるのは、乾燥運転を開始してから所定時間後となる。
リント除去装置38で掻き取られた第1のフィルタ部34のリントが、第1の通風部33に導入された乾燥用空気によって第2の通風部35へ移動しやすくするためには、第2のフィルタ部36でのリント捕捉による圧力損失の増大を抑えることが効果的であり、第1のフィルタ部34で捕捉されたリントが所定量以上になるまで、開口部37を閉じて第2のフィルタ部36でのリント捕捉を抑えることが望ましい。これによって、リント除去装置38で掻き取られた第1のフィルタ部34のリントが、第1の通風部33に導入された乾燥用空気によって第2の通風部35へ移動しやすくすることができる。
開口部37は、第1のフィルタ部34と第2のフィルタ部36の下流側へ円弧状に膨らませたリント捕捉面と略同形状の略半円状に形成している。これにより、開閉体41の形状を略半円形状にすることができ、開閉体41で開口部37を開いたときの開口面積を大きくすることができるため、第1の通風部33に導入された乾燥用空気の一部が第2の通風部35へ流れやすくなり、第1のフィルタ部34で掻き取ったリントの第2の通風部35への移動を容易にすることができる。
第1のフィルタ部34および第2のフィルタ部36に配設した各々のブレード40a、
40bは、回転軸39を中心に所定角度ずらして形成されているため、回転軸39に水平な視点から見ると、第2のフィルタ部36のブレード40bの先端が回転に伴って移動したあとを、第1のフィルタ部34のブレード40aの先端が追うような動きを実現することができる。
これによって、第2のフィルタ部36でリント除去装置38によるリントの掻き取りをおこない、リントの捕捉による圧力損失を低減して、第1の通風部33に導入された乾燥用空気が第2の通風部35へ移動しやすくした直後に、第1のフィルタ部34でのリントの掻き取りおよびリント除去装置38で掻き取られたリントを、乾燥用空気とともに第2の通風部35へ移動させることができる。
また、第1の通風部33に、ブレード40aの基準位置をブレード40aの回動が規制される位置とするブレード位置検知手段として構成したストッパ42を設けている。このストッパ42は、ブレード40aの動作停止位置が第1のフィルタ部34に導入される乾燥用空気の流動方向と略平行になるように設定する。モータ44により回転軸39を回動させることによりストッパ42に当接して回動が規制され、設定された所定の反転回動量によってブレード40aの動作停止位置へ移動する。すなわち、ストッパ42によりブレード40aを所定の位置でその回動を規制して、ブレード40aの位置を検知している。
これにより、ブレード40aの基準位置をストッパ42により回動が規制される位置に設定でき、ブレード40aの基準位置の決定や、ブレード40aの現在位置を把握するために、新たに装置等を設ける必要がなく、簡単な構成でブレード40aの基準位置を設定することができる。また、ブレード40aをリント除去装置38から一旦外したり、ブレード40aがモータ44以外の外力を受けて不測の回転をした場合でも、容易にブレード40aの基準位置を設定することができるため、ブレード40aの回転シーケンスを確実に実行することができる。
また、ストッパ42によってブレード40aの回動が規制されたときの第1のフィルタ部34に設けたブレード40aの位置は、図10に示すように、第1のフィルタ部34のリント捕捉面以外に設定している。回動規制箇所の近傍にリント捕捉面があると、回動の規制の影響によってリントの掻き取りが十分に行われない箇所が生じる。また、ブレード40aのリント掻き取り力不足が発生しやすいため、リントが他の箇所と比べて多く堆積しやすくなり、この堆積したリントがブレード40aとリント捕捉面の間に噛み込まれて、ブレード40aがロックしてしまうおそれがある。したがって、ストッパ42によってブレード40aの回動が規制される位置を、第1のフィルタ部34のリント捕捉面以外に設定することにより、堆積したリントがブレードとリント捕捉面の間に噛み込まれて、ブレードの回動動作がロックされるのを防止することができる。
また、乾燥フィルタ装置31は、衣類乾燥機の本体に対して着脱自在であり、乾燥フィルタ装置31の取り出し時に筐体2内に設けたモータ44と切り離される。そして、乾燥フィルタ装置31を本体の所定の位置へ装着されたときに、筐体2内に設けたモータ44とギアが噛み合って連係し、モータ44の回転が伝達されて駆動するようにしてあり、筐体2の上面から着脱可能である。
乾燥フィルタ装置31の内部に溜まったリントの廃棄時は、モータ44と切り離されているリント除去装置38の回転軸39が回動し、ブレード40a、40bおよび開閉体41の位置が変化する。乾燥フィルタ装置31には、ブレード40aの回動を規制するストッパ42が設けられており、本体に装着されて筐体2内に設けたモータ44とギアが噛み合って連係すると、モータ44の回転がリント除去装置38に伝達されて駆動し、ストッパ42までの回動量に関係なくストッパ42に当接するまで回動する。その後、設定され
た所定の反転回動量によってブレード40aの動作停止位置へ移動し、所定の回動動作をおこなうことができる。
これによって、乾燥フィルタ装置31からモータ44が切り離されて軽量化することができ、溜まったリントの廃棄時など、乾燥フィルタ装置31を使用者がメンテナンスするときに、衣類乾燥機の本体から容易に取り出すことができるとともに、比較的スペースの確保が容易な衣類乾燥機の本体内にリント除去装置38を駆動するモータ44を設置することができ、より出力の大きいモータの使用が可能になり、リント除去能力が向上する。
(実施の形態2)
図16は、本発明の第2の実施の形態の衣類乾燥機の動作を示すタイムチャートである。本実施の形態の特徴は、乾燥運転の終了後にリント除去装置38を駆動させるとともに、送風機15の送風量を定格量よりも少量に設定している点である。なお、実施の形態1と同じ作用をする構成については同一符号を付し、具体的な説明は実施の形態1のものを援用する。
上記構成によれば、乾燥運転が終了しているので衣類の乾燥に悪影響を及ぼすことなく、定格運転時より少ない送風量でリントの掻き取りをおこないやすくすることができる。また、乾燥運転の終了時にリント除去装置38を駆動することにより、次回乾燥運転をおこなうときに、乾燥運転の初期からリント捕捉による圧力損失の少ない大風量の乾燥用空気による乾燥を行うことができ、乾燥時間の長時間化にともなう使用電力量の増加を防ぐことができる。また、送風機15の送風量を定格量よりも少量に設定して送風しても、乾燥運転が終了しているので衣類乾燥に悪影響を及ぼすことなく、捕捉されたリントを容易に取り除くことができる。
(実施の形態3)
図17は、本発明の第3の実施の形態の衣類乾燥機の断面図、図18は、同衣類乾燥機の動作を示すタイムチャートである。本実施の形態の特徴は、ドラム4内の下部に水を貯めて洗濯が行えるようにし、乾燥運転前の脱水運転時にリント除去装置38を駆動するようにした点である。なお、実施の形態1と同じ作用をする構成については同一符号を付し、具体的な説明は実施の形態1のものを援用する。
外槽1は、ドラム4内の下部に水を貯めて洗濯が行えるようにしたものであり、ドラム4を内部に配設している。洗濯水は、給水路22から投入口6側の上部に設けた給水口23まで流れて、ドラム4内に給水される。洗濯時、洗濯物5はドラム4の周壁7に設けられた攪拌バッフル9によりドラム4の頂部近くまで持ち上げられ、底部に叩き落されるというタンブリングが繰り返されることによる叩き洗いの作用で洗濯物5の汚れを落とす。洗濯終了後、外槽1の底部に設けられた排水口24から排水弁25を介して外部へ排水した後、ドラム4を高速回転させて脱水運転をおこなう。
なお、脱水運転後におこなう乾燥運転は、実施の形態1と同じであり、具体的な説明は実施の形態1のものを援用する。
上記構成によれば、乾燥運転前の脱水運転時に、衣類の乾燥に悪影響を及ぼすことなく、定格運転時より少ない送風量でリントの掻き取りをおこないやすくすることができる。また、乾燥運転が開始される前にリント除去装置を駆動することにより、乾燥運転の初期からリント捕捉による圧力損失の少ない大風量の乾燥用空気による乾燥を行うことができ、乾燥時間の長時間化にともなう使用電力量の増加を防ぐことができる。
なお、本発明の各実施の形態において、ドラム4内へ送風する乾燥用空気の除湿手段と
して、熱交換器21を使用し、冷却水を用いて乾燥用空気を冷却除湿する構成としたが、これに限られるものではなく、冷却風を用いた空冷式でもよく、また、これらの両方であってもよい。さらに、乾燥用空気を除湿せず、加熱した温風をドラム4内へ送風して乾燥させる構成であってもよい。
また、ドラム4内へ送風する乾燥用空気は、熱交換器で冷却除湿した乾燥用空気をヒータ等の加熱手段によって加熱し、乾いた温風とするほか、蒸発器および凝縮器に冷媒を循環させて乾燥用空気の除湿と加熱をおこなうヒートポンプ装置で構成することができる。
一般的なヒートポンプ装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機で圧縮された冷媒の熱を放熱する放熱器と、高圧の冷媒の圧力を減圧する絞り手段と、減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器とを管路で連結し、吸熱器で湿った乾燥用空気を冷却除湿し、冷却除湿された乾いた乾燥用空気を放熱器で加熱してドラム4内へ送風する構成である。
また、リント除去装置38の回転軸39を駆動するモータ44を衣類乾燥機の本体側に設け、着脱自在な乾燥フィルタ装置31を本体の所定の位置へ装着されたときに、筐体2内に設けたモータ44とギアを噛み合わせて連係する構成としたが、乾燥フィルタ装置31にモータ44を一体に設けることができる。この場合は、回転軸39にモータ44が直結され、リント除去装置38の動作を円滑にすることができる。
なお、本発明は、実施の形態で記載した構成において、その一部を組み合わせて実施することができる。
以上のように、本発明にかかる衣類乾燥機は、乾燥運転中に進行するフィルタ部でのリント捕捉による乾燥用空気の流量減少を抑え、乾燥に要する時間が長くなるのを防止することができるので、衣類乾燥機として有用である。
4 ドラム
15 送風機
17 循環風路
18 給気口
19 排気口
31 乾燥フィルタ装置
32 導入部
33 第1の通風部
34 第1のフィルタ部
35 第2の通風部
36 第2のフィルタ部
37 開口部
38 リント除去装置
39 回転軸
40a ブレード
40b ブレード
41 開閉体
43 制御手段
44 モータ

Claims (8)

  1. 洗濯物を収容するドラムと、前記ドラムに乾燥用空気を導入する給気口と、前記ドラムから乾燥用空気を排出する排気口と、前記排気口から排出された乾燥用空気を前記給気口から前記ドラム内へ循環させる循環風路と、前記循環風路に送風する送風機と、乾燥用空気を加熱する加熱手段と、前記循環風路に配設し洗濯物から発生した乾燥用空気に含まれるリントを捕捉する乾燥フィルタ装置とを備え、前記乾燥フィルタ装置は、乾燥用空気を導入する導入部と、前記導入部から導入した乾燥用空気を通す第1の通風部と、前記第1の通風部に導入された乾燥用空気からリントを捕捉する第1のフィルタ部と、前記第1の通風部の側方に設けた第2の通風部と、前記第2の通風部に設けた第2のフィルタ部と、前記第1の通風部に導入された乾燥用空気の一部を前記第2の通風部へ流す開口部と、前記開口部を開閉する開閉体と、前記第1および第2のフィルタ部で捕捉されたリントを掻き取るリント除去装置を有し、前記開閉体は、前記リント除去装置で掻き取られたリントが前記第2の通風部へ移動するように前記開口部を開くようにした衣類乾燥機。
  2. 開閉体は、乾燥運転を開始してから所定時間後に開口部を開くようにした請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 開閉体は、リント除去装置の駆動時または駆動してから所定時間開口部を開くようにした請求項1または2記載の衣類乾燥機。
  4. リント除去装置は、第1のフィルタ部および第2のフィルタ部のリント捕捉面と平行に設けた回転軸と、前記回転軸から前記第1のフィルタ部および第2のフィルタ部のリント捕捉面に向かって延設した薄板状のブレードと、前記回転軸を駆動するモータを有し、前記ブレードは、前記モータによって可動して、前記第1のフィルタ部および第2のフィルタ部で捕捉されたリントを掻き取るようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
  5. 第1のフィルタ部および第2のフィルタ部に配設した各々のブレードは、回転軸を中心に所定角度ずらして形成した請求項4記載の衣類乾燥機。
  6. リント除去装置は、第1のフィルタ部に設けたブレードの動作停止時の位置が、第1の通風部に導入される乾燥用空気の流動方向と略平行になるように設定した請求項1〜5のいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
  7. リント除去装置に開閉体を一体に設け、前記リント除去装置の動作に連動して開口部を開閉するようにした請求項1〜6のいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
  8. 乾燥フィルタ装置は、衣類乾燥機の本体に対して着脱自在に設け、リント除去装置を前記本体に設けたモータに連係させて駆動するようにした請求項1〜7のいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
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