JP2012141350A - 画像形成装置および搬送ベルトクリーニング方法 - Google Patents
画像形成装置および搬送ベルトクリーニング方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】画像形成装置の制御部は、搬送ベルト15に担持される第1被記録媒体3(1)に対して転写される画像の、搬送ベルトに対する位置SP1とは異なる位置SP2に、第1被記録媒体3(1)の後に搬送される第2被記録媒体3(2)が担持されるように、給紙部の給紙タイミングを制御する。画像形成装置の規制部は、給紙タイミング制御の実行時、画像形成装置のクリーニング部によるクリーニング処理を規制する。
【選択図】図3
Description
本発明は、クリーニング処理時の負荷を減らしつつ、記録紙が汚れるのを抑制する技術を提供するものである。
次に本発明の一実施形態について図1から図4を参照して説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一例であるプリンタ1の概略構成を示す側断面図である。本プリンタ1は4色(ブラックK、イエローY、マゼンタM、シアンC)のトナーを用いてカラー画像を形成するダイレクトタンデム式のカラーLEDプリンタである。以下の説明においては、図1における左側を前方とする。また、図1において、各色間で同一の構成部品については、適宜符号を省略する。なお、画像形成装置はダイレクトタンデム式のカラーLEDプリンタに限られず、例えば、カラーレーザプリンタ、モノクロレーザプリンタであってもよいし、コピー機能等を有する複合機であってもよい。
ベルトユニット13は、前後一対のベルト支持ローラ14間に張架される環状のベルト(搬送ベルトに相当)15を含む。ベルト15は、用紙3の搬送方向長さの2倍より長い長さを有する。後側のベルト支持ローラ14が回転駆動されることにより、ベルト15が図示時計周り方向に循環移動し、ベルト15上面に担持された用紙3が後方へ搬送される。また、ベルト15の内側には、4つの転写ローラ(転写部の一例)16が設けられている。
図2は、プリンタ1の電気的構成を概略的に示すブロック図である。
次に図3および図4を参照して、実施形態1における給紙制御処理を詳細に説明する。図3は実施形態1におけるベルト上の給紙配置を説明する図である。なお、図3ではベルト15を切って直線状に伸ばした状態が示される。図4は給紙制御処理の各処理を示すフローチャートである。
DIV=BL/(PL+mL)の小数点を切捨てたもの …… (式1)
によって算出される。
ベルト分割数DIV=550/(120+10)=4(小数点切捨)
ベルトマージン長BmL=550−(120+10)×4=30mm
となる(図3参照)。
なお、転写画像によってベルト15が汚されているかどうかの判断はこれに限られず、例えば、ベルト上のトナーの濃度を検知することによって判断するようにしてもよい。
実施形態1においては、「給紙タイミング制御」が実行されることによって、第1用紙3(1)に対して転写される画像に対応するベルト15上に第2用紙3(2)が担持されない。例え第1用紙3(1)に対して転写される画像(トナー)によって搬送ベルトが汚された場合であっても、それによって、第2用紙3(2)が汚されることが抑制される。また、給紙タイミング制御の実行時、クリーニング部50によるクリーニング処理が規制される。そのため、クリーニング処理時の負荷を減らしつつ、用紙3が汚れるのを抑制することができる。
また、ベルト15が汚れているかどうか判断し、汚れている場合にステップS140からステップS180の「給紙タイミング制御」が実行される。すなわち、ベルト15が汚れていない場合には「給紙タイミング制御」が実行されない。そのため、必要のないときに給紙タイミング制御を実行するのを抑制できる。すなわち、印字生産性が不要に低下されることが抑制される。
次に図5から図7を参照して、実施形態2を説明する。図5は実施形態2における用紙の搬送態様を示す図であり、図6および図7は実施形態2におけるベルト上の給紙配置を説明する図である。なお、図6および図7では、図3と同様に、ベルト15を切って直線状に伸ばした状態が示される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
この場合、第1用紙3(1)に対して転写される画像に対応するベルト15上に第2用紙3(2)が担持されないため、例え第1用紙3(1)に対して転写される画像(トナー)によって搬送ベルトが汚された場合であっても、それによって、第2用紙3(2)が汚されることが抑制される。また、上記給紙タイミング制御の実行時、クリーニング部50によるクリーニング処理が規制される。そのため、クリーニング処理時の負荷を減らしつつ、用紙3が汚れるのを抑制することができる。
この場合、例えば、N=2で、担持枚数=4の場合、クリーニング部50へのクリーニングバイアスの印加なしに、ベルト15が2回転すれば、ベルト15がクリーニング部50によってクリーニングされる。そのため、印字用紙数が、担持枚数を超える、例えば6枚であっても、印字の5枚目(2セット目の最初の1枚目)を印字の1枚目(1セット目の最初の1枚目)の位置(ベルト15上の)に、また、印字の6枚目(2セット目の2枚目)を印字の2枚目(1セット目の2枚目)の位置に、給紙することができる。すなわち、印字用紙数が上記担持枚数を超える場合であっても、好適にクリーニング処理時の負荷を減らしつつ、記録紙が汚れるのを抑制することができる。
Claims (10)
- 複数の感光体と、
各色の現像剤を用いて各感光体に画像を形成する画像形成部と、
各感光体に形成された画像を被記録媒体に転写する転写部と、
前記被記録媒体の搬送方向長さの2倍より長い長さを有し、前記被記録媒体を担持して転写位置へ搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトに前記被記録媒体を給紙する給紙部と、
前記搬送ベルトをクリーニングするクリーニング部と、
前記搬送ベルトに担持される第1被記録媒体に対して転写される画像の、前記搬送ベルトに対する位置とは異なる位置に、前記第1被記録媒体の後に搬送される第2被記録媒体が担持されるように、前記給紙部の給紙タイミングを制御する給紙タイミング制御を実行する制御部と、
前記給紙タイミング制御の実行時、前記クリーニング部によるクリーニング処理を規制する規制部と、
を備えた画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記第1被記録媒体に対して転写される画像によって前記搬送ベルトが汚されているかどうかを判断する判断部をさらに備え、
前記制御部は、前記判断部によって前記搬送ベルトが汚されていると判断された場合に、前記給紙タイミング制御を実行する、画像形成装置。 - 請求項2に記載の画像形成装置において、
前記判断部は、前記第1被記録媒体のサイズと前記第1被記録媒体に対して転写される画像サイズとを比較し、前記第1被記録媒体サイズが前記画像サイズより小さい場合、前記搬送ベルトが汚されていると判断する、画像形成装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記給紙タイミング制御において、前回のクリーニング処理以降に前記搬送ベルトに順次担持される被記録媒体に対して転写される各画像の、搬送ベルトに対する各位置と全て異なる担持位置に、これから給紙される被記録媒体が担持されるように、前記給紙部の給紙タイミングを制御し、
前記規制部は、前記搬送ベルト上に前記担持位置が確保できない場合、前記クリーニング処理の規制を解除する、画像形成装置。 - 請求項4に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記給紙タイミング制御において、前記第1被記録媒体の後端から前記第2被記録媒体の先端までの間隔が少なくとも前記第1被記録媒体の搬送方向長さを含むように、前記第2被記録媒体を給紙し、前記第1被記録媒体と前記第2被記録媒体との間に対応する搬送ベルトの位置に前記第2被記録媒体の後に搬送される第3被記録媒体が給紙されるように、前記給紙部の給紙タイミングを制御する、画像形成装置。 - 請求項5に記載の画像形成装置において、
前記被記録媒体は、所定のスペースである被記録媒体間マージン長の間隔を設けて前記搬送ベルト上に給紙され、
前記制御部は、前記被記録媒体が給紙される際に前記搬送ベルト上に生じる余白スペースであるベルトマージン長がほぼゼロとなるように、前記被記録媒体間マージン長を調整する、画像形成装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記規制部は、前記クリーニング部によるクリーニング処理の規制を、前記クリーニング部にクリーニングバイアスを印加することを規制することによって行う、画像形成装置。 - 請求項7に記載の画像形成装置において、
前記搬送ベルトに順次担持される被記録媒体に対して転写される各画像の、搬送ベルトに対する各位置と全て異なる担持位置に給紙できる被記録媒体の担持枚数を算出する算出部をさらに備え、
前記クリーニング部は、前記クリーニングバイアスを印加しなくても、前記搬送ベルトがN回転すればクリーニングを完了するクリーニング機構を有し、
前記制御部は、
前記担持枚数を、前記被記録媒体を給紙する際の1セット単位の枚数とし、
前記クリーニング処理の規制が行われた状態で、前記給紙タイミング制御が開始され、1セット目の給紙が行われた後、前記1セット目の最初の1枚目に対して転写される画像の前記搬送ベルトに対する位置が前記クリーニング部をN回以上通過した後、その位置に前記1セット目に続く2セット目の最初の1枚目が担持されるように、各セット間における給紙のタイミングを制御する、画像形成装置。 - 請求項8に記載の画像形成装置において、
前記クリーニング部は、前記クリーニング機構として、前記搬送ベルトを挟持しつつ、前記搬送ベルトの移動方向に対して反対方向に回転可能な回転機構を有する、画像形成装置。 - 各色の現像剤を用いて各感光体に画像を形成する画像形成部と、各感光体に形成された画像を被記録媒体に転写する転写部と、前記被記録媒体を担持して転写位置へ搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトに前記被記録媒体を給紙する給紙部と、前記搬送ベルトをクリーニングするクリーニング部とを備えた画像形成装置において、前記搬送ベルトをクリーニングする方法であって、
前記搬送ベルトは、前記被記録媒体の搬送方向長さの2倍より長い長さを有しており、
前記搬送ベルトに担持される第1被記録媒体に対して転写される画像の、前記搬送ベルトに対する位置とは異なる位置に、前記第1被記録媒体の後に搬送される第2被記録媒体が担持されるように、前記給紙部の給紙タイミングを制御する給紙タイミング制御工程と、
前記給紙タイミング制御工程の実行時、前記クリーニング部によるクリーニング処理を規制するクリーニング処理規制工程と、
を含む、搬送ベルトクリーニング方法。
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JP2007121477A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Canon Inc | 画像形成装置 |
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2010
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