JP2012140897A - エンジントルク制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの目標回転速度が変化しても、エンジンの要求トルク値を適切に算出して回転速度を確実に目標回転速度に追従させる。
【解決手段】エンジン回転速度検出手段22と、エンジン目標回転速度設定手段12と、検出回転速度Neからエンジン回転速度変化率を算出する手段14Aと、現在回転速度Ne,目標回転速度Nobj_FB(n)からエンジン回転速度の変化率目標値dNe_FB(n)を算出する手段13と、変化率現在値,変化率目標値に基づく第1エンジン要求トルク補正値により実エンジントルク値を補正する手段17Aと、補正後要求トルク値からエンジントルクを制御する手段18とを備え、変化率目標値算出手段13は、前回の目標回転速度Nobj_FB(n−1)と現在の回転速度Neとの偏差に応じた基本変化率目標値dNe_FB´(n)から、目標回転速度の変化に応じた変化率dNobj_FB(n)を増減して今回の変化率目標値dNe_FB(n)を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの回転速度を目標回転速度に制御するために、エンジンのトルクを制御するエンジントルク制御装置に関する。
従来、車両等のエンジン(内燃機関)において、エンジンの回転速度を目標回転速度に制御するために、エンジンの目標出力トルクを求めて、エンジンの実際の出力トルクがこの目標出力トルクとなるようにフィードバック制御(いわゆる回転フィードバック制御)する技術が開発されている。
例えば、特許文献1には、エンジンの現時点の吸気量に対応する現在の出力トルクを推定し、現在のエンジン回転速度と目標エンジン回転速度との偏差に対応した出力トルク補正量を推定し、これらの推定した現在出力トルクと出力トルク補正量とに基づいて目標出力トルクを推定し、この目標出力トルクに基づいてエンジンのアイドル運転時空気量を制御することにより、アイドル運転時におけるエンジンのアイドル回転速度を確実に安定化させる技術が開示されている。
特許第4120495号公報
しかしながら、エンジンの目標回転速度は常に一定とは限らず、目標回転速度が変化する場合がある。例えば、アイドル回転速度の場合も、例えば、冷態始動時や補機類の作動時には、目標アイドル回転速度を通常の回転速度よりも高めに変更する場合がある。
また、例えばCVT(無段変速機)において、変速時(変速比の変更時)にエンジン回転速度を連携して制御する場合がある。エンジンとモータ(電動発電機)とを駆動源とするハイブリッド電気自動車であって、トルクコンバータのない変速機(手動変速機或いは機械式自動変速機)を有するものにおいても、変速時(変速比の変更時)にエンジン回転速度を連携して制御する場合がある。さらに、加速時のショック対策として、エンジン回転速度を制御する場合がある。
この場合にも、可変の目標回転速度に基づいて、回転フィードバック制御をすることになる。
このように、目標エンジン回転速度が変化する場合にも、エンジン回転速度を確実に目標エンジン回転速度に追従させるようにしたい。
この場合も、特許文献1の技術のように、エンジンの目標回転速度に応じて求めた目標出力トルクに基づいてエンジン目標出力トルクを制御することが考えられるが、特許文献1では、目標エンジン回転速度が変化する場合は考慮しておらず、上記の課題を解決し得ない。
本発明は、上述の課題に鑑み創案されたもので、目標エンジン回転速度が変化する場合にも、エンジンに要求すべきトルク値を適切に算出することができるようにして、エンジン回転速度を確実に目標回転速度に追従させることができるようにした、エンジントルク制御装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明のエンジントルク制御装置は、エンジンの回転速度Neを検出する回転速度検出手段と、前記エンジンの目標回転速度Nobj_FB(n)を設定する目標回転速度設定手段と、前記回転速度検出手段で検出される現在の回転速度Neに基づき、前記エンジンの回転速度の変化率の現在値dNeを算出する変化率算出手段と、前記回転速度検出手段で検出される現在の回転速度Ne、及び、前記目標回転速度設定手段で設定される目標回転速度Nobj_FB(n)に基づき、前記エンジンの回転速度変化率の目標値dNe_FB(n)を算出する変化率目標値算出手段と、前記変化率算出手段で算出される前記変化率の現在値dNeと前記変化率目標値算出手段で算出される前記変化率の目標値dNe_FB(n)とに基づき第1エンジン要求トルク補正値dPi_dを算出し、この第1エンジン要求トルク補正値dPi_dを用いて実際のエンジントルク値Pi_ACT_2cを補正した補正後要求トルク値Pi_Ne_FB(n)を算出する要求トルク値算出手段と、前記要求トルク値算出手段で算出された補正後要求トルク値Pi_Ne_FB(n)に基づいてエンジンのトルクを制御する制御手段とを備え、前記変化率目標値算出手段は、前回の前記目標回転速度Nobj_FB(n−1)と現在回転速度Neとの偏差に対応した基本変化率目標値dNe_FB´(n)から、前記目標回転速度Nobj_FBの変化に対応した所定の変化率dNobj_FB(n)を増減して今回の前記エンジン回転速度変化率目標値dNe_FB(n)を算出することを特徴としている。
前記目標回転速度設定手段は、前回の目標回転速度Nobj_FB(n−1)から前記所定の変化率dNobj_FB(n)を増減して今回の目標回転速度Nobj_FB(n)を設定することが好ましい。
この場合、前記目標回転速度設定手段は、前記今回の目標回転速度Nobj_FB(n)を設定するための前記所定の変化率dNobj_FB(n)を前記エンジンへの速度変化要求に応じて設定することが好ましい。
前記要求トルク値算出手段は、前記変化率の現在値dNeと前記変化率の目標値dNe_FB(n)との差分(dNe_FB−dNe)に前記エンジンのクランクシャフト周り(主運動系、フライホイール等を含む)の慣性モーメントIeを乗じて、前記第1エンジン要求トルク補正値dPi_dを算出することが好ましい。
また、前記要求トルク値算出手段は、前記目標回転速度Nobj_FB(n)での前記エンジンの無負荷損失Pf_FBと現在の回転速度Neでの前記エンジンの無負荷損失Pfとに基づき第2エンジン要求トルク補正値dPi_pを算出し、この第2エンジン要求トルク補正値dPi_pを用いて前記補正後要求トルク値Pi_Ne_FB(n)を算出することが好ましい。
さらに、前記要求トルク値算出手段は、前記目標回転速度Nobj_FB(n)での前記エンジンの前記無負荷損失Pf_FBと前記目標回転速度Nobj_FB(n)との積と、現在の回転速度Neでの前記エンジンの前記無負荷損失Pfと現在の回転速度Neとの積との差分に応じて、前記第2エンジン要求トルク補正値dPi_pを算出することが好ましい。
本発明のエンジントルク制御装置によれば、実際のエンジントルク値Pi_ACT_2cを第1エンジン要求トルク補正値dPi_dにより補正して補正後要求トルク値Pi_Ne_FB(n)を算出し、この補正して算出した補正後要求トルク値Pi_Ne_FB(n)に基づいてエンジンのトルクを制御する。
このとき、第1エンジン要求トルク補正値dPi_dは、今回のエンジンの回転速度の変化率の現在値dNe、及び、変化率の目標値dNe_FB(n)に基づき算出するが、この変化率の目標値dNe_FB(n)は、前回の目標回転速度Nobj_FB(n−1)と現在回転速度Neとの偏差に対応した基本変化率目標値dNe_FB´(n)から、目標回転速度Nobj_FBの変化に対応した所定の変化率dNobj_FB(n)を増減して算出する。
したがって、基本変化率目標値dNe_FB´(n)には、今回の目標回転速度Nobj_FB(n)が、前回の目標回転速度Nobj_FB(n−1)から変化しても、この変化は考慮されず設定される。
つまり、基本変化率目標値dNe_FB´(n)は、現在回転速度Neを一定の目標回転速度Nobj_FB(n−1)へ近づけるという観点から設定することができ、目標回転速度Nobj_FB(n−1)が変化しなければこの基本変化率目標値dNe_FB´(n)により適正な制御を実施することが可能になる。
一方、今回の目標回転速度Nobj_FB(n)が、前回の目標回転速度Nobj_FB(n−1)から変化したら、この目標回転速度Nobj_FBの変化に対応した所定の変化率dNobj_FB(n)だけ基本変化率目標値dNe_FB´(n)を増減して今回までのエンジンの回転速度の変化に速やかに追従して目標回転速度Nobj_FB(n)を設定することができる。
このように設定した補正後要求トルク値Pi_Ne_FB(n)に基づいてエンジンのトルクを制御するので、目標回転速度が変化する場合においてもエンジンに対し適切なトルクを要求することができ、これにより、エンジンの回転速度を目標値に確実に追従させるように制御することができる。
本発明の一実施形態にかかるエンジントルク制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態にかかるエンジン要求トルク値の算出を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる基本変化率目標値の設定特性を示すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
〔構成〕
本実施形態にかかるエンジントルク制御装置は、自動車に搭載されたエンジン2を制御するエンジンECU(エンジン電子制御ユニット)10によって構成される。なお、エンジンECU10は、詳細を図示しないが、CPU,ROM,RAM及びI/Oポート等により構成された周知のコンピュータである。
図1,図2に示すように、エンジンECU10内には、実際のエンジントルク値Pi_ACTを推定する実エンジントルク推定手段11と、エンジン2の目標回転速度(目標エンジン回転速度)Nobj_FBを設定する目標回転速度設定手段12と、エンジン2の回転速度の変化率の目標値dNe_FBを算出する変化率目標値算出手段13と、エンジンの回転速度の変化率の現在値dNeを算出する変化率算出手段14Aと、第1エンジン要求トルク補正値(微分補正項)dPi_dを算出する第1補正値算出手段14と、第2エンジン要求トルク補正値(比例補正項)dPi_pを算出する第2補正値算出手段15と、第3エンジン要求トルク補正値(補機負荷変化分補正量)dPi_AUXを算出する第3補正値算出手段16と、要求トルク値補正手段17Aを有し補正によりエンジンの要求トルク値Pi_Ne_FBを算出する要求トルク値算出手段17と、エンジン要求トルク値Pi_Ne_FBに基づいてエンジンのトルクを制御するエンジントルク制御手段18とを、何れもコンピュータプログラムによるソフトウェアにより備えている。
なお、各手段11〜18による推定,設定,算出及び制御の処理は、予め設定された制御周期で行なわれるようになっている。そこで、各推定値,設定値,算出値の現在値(現在の制御周期での値)については(n)を付し、前回値(前回の制御周期での値)については(n−1)を付して示す。
実エンジントルク推定手段11は、エアーフローセンサ(吸入空気流量検出手段)21により検出された吸入空気量Qaに基づいて現時点のエンジン2の吸気量に対応する現在の実際のエンジントルク値Pi_ACTを推定する。ただし、検出吸入空気量Qaが変化するとスロットル通過吸気流量が変化して現在エンジントルク値Pi_ACTも変化するが、スロットル通過吸気流量が変化しても、この流量が変化した吸気が、吸気管全体を満たすために拡散するため、実際にエンジン2に吸入される吸気量にはスロットル通過吸気流量に対して吸気管全体容積とエンジン2の気筒容積に応じた応答遅れが生じる。そこで、実エンジントルク推定手段11は、充填効率Ecが現在のエアーフローセンサ21により検出された吸入空気量Qaに対して、吸気管全体容積とエンジン2の気筒容積とに対応した一次遅れをもって変化するものとして、現在の充填効率Ec(n)を推定し、現在の充填効率Ec(n)に対応する実際のエンジントルク値Pi_ACTを推定する。
まず、この現時点のエアーフローセンサ21により検出された吸入空気量Qaに基づいて、推定される上記の応答遅れを考慮しない現時点の基本充填効率Ecrは、下記式(1)で求められる。
Ecr=Qa×τ×KQEc ・・・(1)
但し、τは4気筒エンジンの場合の180°CA周期(sec)であり、KQEcは変換係数である。
そして、吸気管全体容積とエンジンの気筒容積に応じた一次遅れの係数をKANFとすると、現在の充填効率Ec(n)は、下記式(2)のように、吸入空気量Qaに関する一次遅れを考慮して求められる。実エンジントルク推定手段11で設定される現在のエンジンの出力トルク(エンジントルク)Pi_ACT(n)は、下記式(3)のように、充填効率Ec(n)に基づき、吸入空気量Qaに関する一次遅れを考慮して求められる。
Ec(n)=KANF・Ec(n−1)+(1−KANF)・Ecr ・・・(2)
Pi_ACT(n)=f2[Ne(n),Ec(n)] ・・・(3)
但し、Ne(n)はエンジン回転速度センサ(回転速度検出手段)22で検出された現在のエンジン回転速度である。
また、係数KANFは、吸気管全体容積をVIM、内燃機関の気筒容積をVCYLとすると、下記式(4)で求められる。
ANF=VIM/(VIM+VCYL) ・・・(4)
目標回転速度設定手段12は、外部要求に応じてエンジン2の目標回転速度Nobj_FBを設定する。
この外部要求とは、例えば、エンジン2がCVT(無段変速機)を介して自動車の駆動輪と接続されている場合には、変速時(変速比の変更時)にエンジン2の回転速度(エンジン回転速度)を連携して制御する場合があり、図示しない変速機ECUから目標回転速度Nobj_FBの増減要求があり、これが外部要求となる。また、エンジン2を搭載した自動車が、エンジン2と図示しないモータ(電動発電機)とを駆動源とするハイブリッド電気自動車であって、トルクコンバータのない変速機(手動変速機或いは機械式自動変速機)を有するものにおいても、変速時(変速比の変更時)にエンジン2の回転速度を連携して制御する場合があり、図示しない変速機ECUから目標回転速度Nobj_FBの増減要求があり、これが外部要求となる。さらに、加速時のショック対策として、エンジン回転速度を制御する場合があり、これが外部要求となる。
目標回転速度設定手段12では、このような外部要求に応じて、目標エンジン回転速度に関する単位時間当たりの増減分(変化率B)dNobj_FBを設定し、下式(5)に示すように、前回周期(n−1)で設定された目標回転速度Nobj_FB(n−1)にこの単位時間当たりの増減分dNobj_FBを時間積分した値(=dNobj_FB×dt)を加算して、今回周期(n)の目標回転速度Nobj_FB(n)を設定する。
Nobj_FB(n)=Nobj_FB(n−1)+dNobj_FB×dt ・・・(5)
変化率目標値算出手段13は、目標回転速度設定手段12により設定された前回の目標エンジン回転速度Nobj_FB(n−1)と現在エンジン回転速度Neとの偏差ΔNe[=Ne−Nobj_FB(n−1)]に基づいて基本変化率目標値(目標値A)dNe_FB´(n)を算出し、この基本変化率目標値dNe_FB´(n)に、目標回転速度設定手段12において前回の目標エンジン回転速度Nobj_FB(n−1)の算出に用いた、外部要求に応じる単位時間当たりの増減分(変化率B)dNobj_FBを増減して、今回のエンジンの回転速度変化率の目標値dNe_FB(n)を算出する。
変化率目標値算出手段13は、基本変化率目標値dNe_FB´(n)を、前回と今回との目標エンジン回転速度Nobj_FBの増減分(変化率Bに対応する値)dNobj_FB×dtを無視して、エンジン回転速度センサ(回転速度検出手段)22により検出された現在エンジン回転速度Neから目標回転速度設定手段12により設定された前回の目標エンジン回転速度Nobj_FB(n−1)を減算した偏差ΔNe[=Ne−Nobj_FB(n−1)]に基づいて、例えば、図3に示すような特性で設定する。
このように、前回と今回との目標エンジン回転速度Nobj_FBの増減分dNobj_FB×dtを無視するのは、増減分dNobj_FB×dtを別途考慮して、今回のエンジン回転速度変化率目標値dNe_FB(n)を算出するからである。
図3に示すように、偏差ΔNeが0であればエンジン回転速度を変化させる必要はなく基本変化率目標値dNe_FB´(n)は0である。
ΔNeが正の値(Ne>Nobj_FB(n−1))であれば基本変化率目標値dNe_FB´(n)は負の値とされ、この正の値であるΔNeが増大するほど基本変化率目標値dNe_FB´(n)は負の方向へ増大する。このように、基本変化率目標値dNe_FB´(n)を負の値とすることで現在エンジン回転速度Neが低下していくのでΔNeは減少する(0に近づく)。
また、ΔNeが負の値(Ne<Nobj_FB(n−1))であれば基本変化率目標値dNe_FB´(n)は正の値とされ、この負の値であるΔNeの大きさが増大するほど基本変化率目標値dNe_FB´(n)は正の方向へ増大する。このように、基本変化率目標値dNe_FB´(n)を正の値とすることで現在エンジン回転速度Neが増加していくのでΔNeの大きさは減少する(0に近づく)。
図3に示すように、偏差ΔNeに対する基本変化率目標値dNe_FB´(n)の特性は、偏差ΔNeが0に近い領域では、偏差ΔNeの増減量に対して基本変化率目標値dNe_FB´(n)の増減量は小さく、つまり、偏差ΔNeの変化に対する基本変化率目標値dNe_FB´(n)の変化の割合(変化率)は小さくなっている。これは、偏差ΔNeが0に近い領域では、基本変化率目標値dNe_FB´(n)をできるだけ小さくして制御を安定させるためである。
そして、偏差ΔNeの大きさが大きくなっていく(0から離隔する)にしたがって、この変化率は次第に大きくなる。これは、偏差ΔNeが0から離隔する領域では、基本変化率目標値dNe_FB´(n)を偏差ΔNeに応じて与えることにより偏差ΔNeを速やかに0近傍に近づけるためである。
ただし、基本変化率目標値dNe_FB´(n)の大きさには、制限が設けられており、偏差ΔNeの大きさがさらに大きくなっていくと、上記変化率は次第に小さくなって制限値(上限値又は下限値)へと近づいていく。このように、基本変化率目標値dNe_FB´(n)の大きさに制限を設けているのは、特に、目標エンジン回転速度が略一定の場合に、偏差ΔNeの大きさが極めて大きいからといって基本変化率目標値dNe_FB´(n)を過剰に大きくすると、制御のオーバシュートやハンチングを招くおそれが発生するため、これを回避するためである。また、上記変化率を制限値に向けて滑らかに変化させることにより制御を安定させている。
変化率目標値算出手段13は、下式(6)のように、この基本変化率目標値dNe_FB´(n)に、外部要求に応じる単位時間当たりの増減分dNobj_FBだけ増減して今回のエンジン回転速度変化率目標値dNe_FB(n)を算出する。
dNe_FB(n)=dNe_FB´(n)+dNobj_FB ・・・(6)
このように、前回から今回の目標エンジン回転速度の変化させるべき分である、外部要求に応じて設定される増減分dNobj_FBを直接加算するため、今回のエンジン回転速度変化率目標値dNe_FB(n)は外部要求に速やかに応じた値となる。
第1補正値算出手段14は、下式(7)のように、今回のエンジン回転速度変化率目標値dNe_FB(n)とエンジン回転速度変化率現在値dNeとの差分(dNe_FB(n)−dNe)にエンジンクランクシャフト周り(主運動系、フライホイール等を含む)の慣性モーメントIeを乗じて第1エンジン要求トルク補正値(微分補正項)dPi_dを算出する。
なお、エンジン回転速度変化率現在値dNeは変化率算出手段14Aにより算出される。変化率算出手段14Aでは、エンジン回転速度変化率現在値dNeを、エンジン回転速度センサ22により検出されたエンジン回転速度Neを処理して得られるが、2行程前から現時点までの2行程間のエンジンの回転速度の変化率が得られ、これをエンジンの回転速度の変化率の現在値dNeとする。
dPi_d=Ie×[Ne_FB(n)−dNe] ・・・(7)
この第1エンジン要求トルク補正値dPi_dは、エンジン回転速度変化率目標値dNe_FB(n)とエンジンの回転速度変化率の現在値dNeとの差分に基づくトルク値対応の微分補正項となる。なお、第1エンジン要求トルク補正値dPi_dはトルク値と比例関係にある平均有効圧に相当する。
第2補正値算出手段15は、目標エンジン回転速度Nobj_FBでの無負荷損失Pf_FBと現在のエンジン回転速度Neでの無負荷損失Pfとの差に基づいて、第2エンジン要求トルク補正値(比例補正項)dPi_ pを算出する。目標エンジン回転速度Nobj_FBでの無負荷損失Pf_FBは、まず、今回の目標エンジン回転速度Nobj_FB(n)とインテークマニホールド内の圧力(インマニ負圧)ΔP_IMとから予め設定された3次元マップを用いて無負荷損失基本値Pf_FB´を算出し、さらに、今回の目標エンジン回転速度Nobj_FB(n)と油温(エンジンオイル温度)OTとから予め設定された3次元マップを用いて油温補正値を算出し、無負荷損失基本値Pf_FB´を油温補正値で加算補正して、目標エンジン回転速度Nobj_FBでの無負荷損失Pf_FBを算出する。そして、下式(8)のように、無負荷損失Pf_FBに応じた馬力Pf_FB×Nobj_FB(n)と無負荷損失Pfに応じた馬力Pf_×Neとの差分から第2エンジン要求トルク補正値(比例補正項)dPi_ pを算出する。
dPi_ p=[Pf_FB×Nobj_FB(n)−Pf_×Ne]/Ne・・・(8)
この第2エンジン要求トルク補正値dPi_ pは、目標エンジン回転速度Nobj_FB(n)におけるフリクション馬力とエンジン回転速度現在値Neにおけるフリクション馬力との差分に基づくトルク値対応の比例補正項となる。なお、第2エンジン要求トルク補正値dPi_ pもトルク値と比例関係にある平均有効圧に相当する。
第3補正値算出手段16は、エンジンの補機類が作動した場合にこれに応じた負荷変化分を第3エンジン要求トルク補正値(補機負荷変化分補正量)dPi_AUXとして算出する。
要求トルク値算出手段17は、要求トルク値補正手段17Aにより、下式(9)のように、実際のエンジントルク値Pi_ACT_2cを基に、第1エンジン要求トルク補正値(微分補正項)dPi_ dと第2エンジン要求トルク補正値(比例補正項)Pi_pと第3エンジン要求トルク補正値(補機負荷変化分補正量)dPi_AUXとにより加算補正して、エンジン要求トルク値Pi_Ne_FB(n)を算出する。なお、実際のエンジントルク値Pi_ACT_2cには、現時点の2行程前の値を用いる。
なお、エンジン回転速度変化率現在値dNe及び実際のエンジントルク値Pi_ACT_2cに、現時点の2行程前のものを用いるのは、直列4気筒エンジンの場合、現時点の1行程前のものに基づくフィードバック制御では、エンジン回転速度変化率現在値dNe及び実際のエンジントルク値Pi_ACT_2cにフィードバック制御が反映しないが、現時点の2行程前のものに基づくフィードバック制御によれば、エンジン回転速度変化率現在値dNe及び実際のエンジントルク値Pi_ACT_2cがフィードバック制御の反映したものとなるためである。
Pi_Ne_FB(n)=Pi_ACT_2c+dPi_d+dPi_ p+dPi_AUX・・・(9)
エンジントルク制御手段18は、算出されたエンジン要求トルク値Pi_Ne_FB(n)に基づいてエンジンのトルクを制御する。具体的には、エンジン2のスロットル開度および点火時期をエンジン要求トルク値Pi_Ne_FB(n)に対応したものに制御する。
〔作用,効果〕
本発明の一実施形態にかかるエンジントルク制御装置は、上述のように構成されるので、エンジンECU10では、予め設定された所定の制御周期で、エンジン要求トルク値Pi_Ne_FB(n)を算出する。
つまり、実エンジントルク推定手段11が、エアーフローセンサ21により検出された吸入空気量Qaに基づいて現時点のエンジン2の吸気量に対応する現在の実際のエンジントルク値Pi_ACTを推定する。
そして、目標エンジン回転速度設定手段12が、外部要求に応じて目標エンジン回転速度の増減分(変化率B)dNobj_FBを設定し、前回周期(n−1)で設定された目標回転速度Nobj_FB(n−1)にこの増減分dNobj_FBを時間積分した値(=dNobj_FB×dt)を加算して、今回の目標回転速度Nobj_FB(n)を設定する。
変化率目標値算出手段13は、設定された前回の目標エンジン回転速度Nobj_FB(n−1)と現在エンジン回転速度Neとの偏差ΔNe[=Ne−Nobj_FB(n−1)]に基づいて基本変化率目標値(目標値A)dNe_FB´(n)を算出し、この基本変化率目標値dNe_FB´(n)を外部要求に応じた増減分(変化率B)dNobj_FBだけ増減して今回のエンジン回転速度変化率目標値dNe_FB(n)を算出する。
つまり、基本変化率目標値dNe_FB´(n)には、前回と今回との目標エンジン回転速度Nobj_FBの増減分dNobj_FB×dtを考慮しないで、この増減分dNobj_FB×dtを別途考慮して、今回のエンジン回転速度変化率目標値dNe_FB(n)を算出する。
かかる基本変化率目標値dNe_FB´(n)により、目標エンジン回転速度が略一定の場合にも、偏差ΔNeの大きさが極めて大きいからといって基本変化率目標値dNe_FB´(n)を過剰に大きくせずに(図3参照)、制御のオーバシュートやハンチングを回避することができる。
この基本変化率目標値dNe_FB´(n)に、前回から今回の目標エンジン回転速度の変化させるべき分である、外部要求に応じて設定される増減分dNobj_FBを直接加算して、今回のエンジン回転速度変化率目標値dNe_FB(n)を求めるので、エンジン回転速度変化率目標値dNe_FB(n)は外部要求に速やかに応じた値となる。
第1補正値算出手段14は、こうして算出した今回のエンジン回転速度変化率目標値(目標値C)dNe_FB(n)とエンジン回転速度変化率現在値dNeとの差分にエンジンの出力軸、即ち、クランクシャフト周り(主運動系、フライホイール等を含む)の慣性モーメントIeを乗じて第1エンジン要求トルク補正値(微分補正項)dPi_dを算出する。
また、第2補正値算出手段15は、目標エンジン回転速度Nobj_FBでの無負荷損失Pf_FBと実エンジン回転速度Neでの無負荷損失Pfとの差に基づいて、第2エンジン要求トルク補正値(比例補正項)dPi_pを算出する。
第3補正値算出手段16は、エンジン2の補機類が作動した場合にこれに応じた負荷変化分を第3エンジン要求トルク補正値(補機負荷変化分補正量)dPi_AUXとして算出する。
そして、エンジン要求トルク値算出手段17は、実際のエンジントルク値Pi_ACT_2cを基に、第1エンジン要求トルク補正値(微分補正項)dPi_dと第2エンジン要求トルク補正値(比例補正項)dPi_pと第3エンジン要求トルク補正値(補機負荷変化分補正量)dPi_AUXとにより加算補正してエンジン要求トルク値Pi_Ne_FB(n)を算出する。
エンジントルク制御手段18では、こうして算出されたエンジン要求トルク値Pi_Ne_FB(n)に基づいてエンジンのトルクを制御する。具体的には、エンジン2のスロットル開度および点火時期をエンジン要求トルク値Pi_Ne_FB(n)に対応したものに制御する。
上記のように、第1エンジン要求トルク補正値dPi_dは、一定の目標エンジン回転速度に対して安定した制御を行なうように設定される基本変化率目標値dNe_FB´(n)に、目標エンジン回転速度Nobj_FBの変化に対応した所定の変化率dNobj_FB(n)だけ増減して算出した、エンジン回転速度変化率目標値dNe_FB(n)に基づいて設定されるので、一定の目標エンジン回転速度Nobj_FBに対しては、基本変化率目標値dNe_FB´(n)により適正な制御を実施することが可能になり、目標エンジン回転速度Nobj_FBか変化したら、所定の変化率dNobj_FB(n)を増減して今回のエンジン回転速の変化に速やかに追従して目標エンジン回転速度Nobj_FB(n)を設定することができる。
これにより、一定の目標エンジン回転速度Nobj_FBに対して安定したエンジントルク制御を実施しながら、目標エンジン回転速度が変化する場合には、変化する目標値に確実に追従させるようにエンジントルク制御を実施することができる。
したがって、例えば、エンジン2がCVT(無段変速機)を介して自動車の駆動輪と接続されている場合に、変速時(変速比の変更時)にエンジン回転速度を連携して制御する際に、変速機ECUから目標エンジン回転速度Nobj_FBの増減要求があった場合にもこの要求に速やかに対応することができる。
また、エンジン2を搭載した自動車が、エンジン2と図示しないモータ(電動発電機)とを駆動源とするハイブリッド電気自動車であって、トルクコンバータのない変速機(手動変速機或いは機械式自動変速機)を有するものにおいても、変速時(変速比の変更時)にエンジン回転速度を連携して制御する場合があり、図示しない変速機ECUから目標エンジン回転速度Nobj_FBの増減要求があった場合にもこの要求に速やかに対応することができる。
さらに、加速時のショック対策としてエンジン回転速度を制御する際に、目標エンジン回転速度Nobj_FBの増減要求があった場合にもこの要求に速やかに対応することができる。
また、目標エンジン回転速度Nobj_FB(n)でのエンジンの無負荷損失Pf_FBと現在のエンジン回転速度Neでのエンジンの無負荷損失Pfとの差分に応じた第2エンジン要求トルク補正値(比例補正項)dPi_pによる補正によって、エンジン回転速度Neを目標エンジン回転速度Nobj_FB(n)に確実に近づけることができ、第3エンジン要求トルク補正値(補機負荷変化分補正量)dPi_AUXによる補正によって、補機負荷変化時にもエンジン回転速度Neを目標エンジン回転速度Nobj_FB(n)に確実に近づけることができる。
〔その他〕
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態の限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、この実施形態の一部を変形して利用したり、この実施形態の一部のみを利用したりすることが可能である。
例えば、上記の実施形態では、実際のエンジントルク値Pi_ACT_2cを第1エンジン要求トルク補正値(微分補正項)dPi_dと第2エンジン要求トルク補正値(比例補正項)dPi_pと第3エンジン要求トルク補正値(補機負荷変化分補正量)dPi_AUXとにより加算補正してエンジン要求トルク値Pi_Ne_FB(n)を算出しているが、本発明としては第1エンジン要求トルク補正値(微分補正項)dPi_dが必須である。
また、目標エンジン回転速度Nobj_FBの変化に対応した所定の変化率dNobj_FB(n)は外部要求に応じたものに限らない。
また、上記の実施形態では、エンジントルクに相関するパラメータとして、平均有効圧Piを用いているが、エンジントルクのパラメータはこれに限るものではない。
2 エンジン
10 エンジンECU(エンジン電子制御ユニット)
11 実エンジントルク推定手段
12 目標回転速度設定手段
13 変化率目標値算出手段
14 第1補正値算出手段
14A 変化率算出手段
15 第2補正値算出手段
16 第3補正値算出手段
17 エンジン要求トルク値算出手段(要求トルク値算出手段)
17A 要求トルク値補正手段
18 エンジントルク制御手段(制御手段)
21 エアーフローセンサ(吸入空気流量検出手段)
22 エンジン回転速度センサ(回転速度検出手段)

Claims (6)

  1. エンジンの回転速度Neを検出する回転速度検出手段と、
    前記エンジンの目標回転速度Nobj_FB(n)を設定する目標回転速度設定手段と、
    前記回転速度検出手段で検出される現在の回転速度Neに基づき、前記エンジンの回転速度の変化率の現在値dNeを算出する変化率算出手段と、
    前記回転速度検出手段で検出される現在の回転速度Ne、及び、前記目標回転速度設定手段で設定される目標回転速度Nobj_FB(n)に基づき、前記エンジンの回転速度の変化率の目標値dNe_FB(n)を算出する変化率目標値算出手段と、
    前記変化率算出手段で算出される前記変化率の現在値dNeと前記変化率目標値算出手段で算出される前記変化率の目標値dNe_FB(n)とに基づき第1エンジン要求トルク補正値dPi_dを算出し、この第1エンジン要求トルク補正値dPi_dを用いて実際のエンジントルク値Pi_ACT_2cを補正した補正後要求トルク値Pi_Ne_FB(n)を算出する要求トルク値算出手段と、
    前記要求トルク値算出手段で算出した補正後要求トルク値Pi_Ne_FB(n)に基づいてエンジンのトルクを制御する制御手段とを備え、
    前記変化率目標値算出手段は、前回の前記目標回転速度Nobj_FB(n−1)と現在回転速度Neとの偏差に対応した基本変化率目標値dNe_FB´(n)から、前記目標回転速度Nobj_FBの変化に対応した所定の変化率dNobj_FB(n)を増減して今回の前記エンジン回転速度変化率目標値dNe_FB(n)を算出する
    ことを特徴とする、エンジントルク制御装置。
  2. 前記目標回転速度設定手段は、前回の目標回転速度Nobj_FB(n−1)から前記所定の変化率dNobj_FB(n)を増減して今回の目標回転速度Nobj_FB(n)を設定する
    ことを特徴とする、請求項1記載のエンジントルク制御装置。
  3. 前記目標回転速度設定手段は、前記今回の目標回転速度Nobj_FB(n)を設定するための前記所定の変化率dNobj_FB(n)を前記エンジンへの速度変化要求に応じて設定する
    ことを特徴とする、請求項2記載のエンジントルク制御装置。
  4. 前記要求トルク値算出手段は、前記変化率の現在値dNeと前記変化率の目標値dNe_FB(n)との差分(dNe_FB−dNe)に前記エンジンの出力軸周りの慣性モーメントIeを乗じて、前記第1エンジン要求トルク補正値dPi_dを算出する
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載のエンジントルク制御装置。
  5. 前記要求トルク値算出手段は、前記目標回転速度Nobj_FB(n)での前記エンジンの無負荷損失Pf_FBと現在の回転速度Neでの前記エンジンの無負荷損失Pfとに基づき第2のエンジン要求トルク補正値dPi_pを算出し、この第2エンジン要求トルク補正値dPi_pを用いて前記補正後要求トルク値Pi_Ne_FB(n)を算出する
    ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載のエンジントルク制御装置。
  6. 前記要求トルク値算出手段は、前記目標回転速度Nobj_FB(n)での前記エンジンの前記無負荷損失Pf_FBと前記目標回転速度Nobj_FB(n)との積と、現在の回転速度Neでの前記エンジンの無負荷損失Pfと現在の回転速度Neとの積との差分に応じて、前記第2エンジン要求トルク補正値dPi_pを算出する
    ことを特徴とする、請求項5記載のエンジントルク制御装置。
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