JPH01167440A - エンジンの過回転防止装置 - Google Patents
エンジンの過回転防止装置Info
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- JPH01167440A JPH01167440A JP32629687A JP32629687A JPH01167440A JP H01167440 A JPH01167440 A JP H01167440A JP 32629687 A JP32629687 A JP 32629687A JP 32629687 A JP32629687 A JP 32629687A JP H01167440 A JPH01167440 A JP H01167440A
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- Japan
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- engine
- speed
- rotation speed
- throttle
- control
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Links
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 17
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 8
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D2200/00—Input parameters for engine control
- F02D2200/02—Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
- F02D2200/10—Parameters related to the engine output, e.g. engine torque or engine speed
- F02D2200/1012—Engine speed gradient
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、エンジンの過回転防止装置に関するものであ
る。
る。
(従来技術)
一般にエンジンには、その耐久性の維持の点から当該エ
ンジンの特性に応じた保証回転数が定められている。
ンジンの特性に応じた保証回転数が定められている。
そして、実際にエンジン回転数が上記保証回転数を越え
て上昇するようなときには、当該保証回転数より所定回
転数低い所定の設定回転数に達した時点で例えば当該エ
ンジンに対する燃料の供給をカットしたり点火プラグへ
の印加電圧の供給を停止することなどによらて一時的に
エンジン出力を低下させてエンジン回転数を下げる方法
が採用されている(例えば特開昭58−126435号
公報参照)。
て上昇するようなときには、当該保証回転数より所定回
転数低い所定の設定回転数に達した時点で例えば当該エ
ンジンに対する燃料の供給をカットしたり点火プラグへ
の印加電圧の供給を停止することなどによらて一時的に
エンジン出力を低下させてエンジン回転数を下げる方法
が採用されている(例えば特開昭58−126435号
公報参照)。
しかし、このような方法の場合、当該燃料のカット或い
は点火電圧のカットを行っても既に該時点で燃料の供給
が行われている気筒や点火か完了している気筒では、そ
れによって一定の出力を発生するためにエンジンとして
は最低でも少なくとも2回転程度の間は回転の上昇を続
けることになり、直ちには回転数の低下を生じない。
は点火電圧のカットを行っても既に該時点で燃料の供給
が行われている気筒や点火か完了している気筒では、そ
れによって一定の出力を発生するためにエンジンとして
は最低でも少なくとも2回転程度の間は回転の上昇を続
けることになり、直ちには回転数の低下を生じない。
また、一方それによって所定時間後にエンジン回転数が
上記設定回転数以下に低下したからと言って上記燃料の
供給を回復させ、又同様に点火電圧を供給するようにし
ても今度はそれによって出力が上昇するのに所定の時間
を要し、何れの場合にも相当な応答遅れを生じる。
上記設定回転数以下に低下したからと言って上記燃料の
供給を回復させ、又同様に点火電圧を供給するようにし
ても今度はそれによって出力が上昇するのに所定の時間
を要し、何れの場合にも相当な応答遅れを生じる。
その結果、前者の場合には時として上記保証回転数を越
えたエンジン回転数の上昇を招く恐れがあり場合によっ
てはエンジンの耐久性を害う問題があり、また後者の場
合には、制御時にトルクショックを生じさせ走行フィー
リングを悪化させる問題がある。
えたエンジン回転数の上昇を招く恐れがあり場合によっ
てはエンジンの耐久性を害う問題があり、また後者の場
合には、制御時にトルクショックを生じさせ走行フィー
リングを悪化させる問題がある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記のような問題を解決することを目的とし
てなされたもので、エンジン回転数検出手段およびエン
ジン出力制限手段を備え、エンジン回転数が所定の設定
回転数以上に上昇した場合にはエンジン出力を制限する
ようにしてなるエンノンの過回転防止装置において、上
記エンジン回転数上昇時のエンジン回転数の上昇速度を
検出するエンジン回転数上昇速度検出手段を設け、エン
ジン回転数の上昇速度が大きい場合程上記エンジン出力
制限手段の制限動作を速めるか、又は当該制限動作を開
始する上記設定回転数を低くするようにしてなるもので
ある。
てなされたもので、エンジン回転数検出手段およびエン
ジン出力制限手段を備え、エンジン回転数が所定の設定
回転数以上に上昇した場合にはエンジン出力を制限する
ようにしてなるエンノンの過回転防止装置において、上
記エンジン回転数上昇時のエンジン回転数の上昇速度を
検出するエンジン回転数上昇速度検出手段を設け、エン
ジン回転数の上昇速度が大きい場合程上記エンジン出力
制限手段の制限動作を速めるか、又は当該制限動作を開
始する上記設定回転数を低くするようにしてなるもので
ある。
(作 用)
上記本発明の問題点解決手段は、エンジン回転数検出手
段によって検出されるエンジンの実回転数が、当該エン
ジンの保証回転数を前提として設定された所定回転数以
上になった場合には、エンジン出力制限手段によりエン
ジン出力を制限してエンジン回転数を低下せしめるよう
になっている。
段によって検出されるエンジンの実回転数が、当該エン
ジンの保証回転数を前提として設定された所定回転数以
上になった場合には、エンジン出力制限手段によりエン
ジン出力を制限してエンジン回転数を低下せしめるよう
になっている。
そして、その場合において特にエンジン回転数の上昇速
度を検出するエンジン回転数上昇速度検出手段が設けら
れており、上記エンジン出力の制限は該エンジン回転数
上昇速度検出手段によって検出されたエンジン回転数の
上昇速度に応じてなされ、当該エンジン回転数の上昇速
度が大きい場合はど、その制限動作を速めるか又は当該
制限動作を開始する設定回転数を低く設定することによ
り行われ、エンジン回転数の上昇を可及的早期に低下抑
制せしめるようになっている。
度を検出するエンジン回転数上昇速度検出手段が設けら
れており、上記エンジン出力の制限は該エンジン回転数
上昇速度検出手段によって検出されたエンジン回転数の
上昇速度に応じてなされ、当該エンジン回転数の上昇速
度が大きい場合はど、その制限動作を速めるか又は当該
制限動作を開始する設定回転数を低く設定することによ
り行われ、エンジン回転数の上昇を可及的早期に低下抑
制せしめるようになっている。
(実施例)
第1図〜第3図は、本発明の実施例に係るエンジンの過
回転防止装置を示している。
回転防止装置を示している。
先ず第3図は、同装置を含むエンジン制御系の全体的な
ハード上のシステム構成を示すもので、符号lはエンジ
ン本体である。
ハード上のシステム構成を示すもので、符号lはエンジ
ン本体である。
該エンジン本体!の各気筒の吸気ボートは、サージタン
ク7、スロットルボデー5、エアフロセンサボデー3を
備えた吸気通路4を介してエアクリーナ2のアウトレッ
ト口部に接続されている。
ク7、スロットルボデー5、エアフロセンサボデー3を
備えた吸気通路4を介してエアクリーナ2のアウトレッ
ト口部に接続されている。
そして、上記スロットルボデー5内には、スロットル弁
6が、またエアフロセンサボデー3内にはエアフロセン
サ3aが各々装着されている。上記スロットル弁6の回
動可能な支持軸6aは、揺動可能なスロットル弁作動レ
バー8を介して電磁駆動手段を備えたスロットルアクチ
ュエータ9のプランジャロッド9aの先端に枢着されて
いる。そして、当該スロットルアクチュエータ9に供給
されるスロットル弁制御信号Veに応じた上記プランジ
ャロッド9aの作動ストローク(矢印参照)に対応して
上記スロットル弁作動レバー8を所定角揺動してスロッ
トル弁6を開閉する。上記スロットル弁制御信号Veは
、原則として図示アクセルペダルI6の踏み込み量(ア
クセル開度)AC・Aに応じた値として後述するエンジ
ンコントロールユニット(以下、ECUと略称する)1
0により演算される。上記アクセルペダル16の枢着支
持レバー16aには、当該アクセルペダル16の上記踏
み込み量AC−Aを検出するために例えば電位差計型の
アクセルポジションセンサ17の作動端が枢着されてい
る。該アクセルポジションセンサI7の上記検出値AC
−Aは後述するECUIOに入力される。
6が、またエアフロセンサボデー3内にはエアフロセン
サ3aが各々装着されている。上記スロットル弁6の回
動可能な支持軸6aは、揺動可能なスロットル弁作動レ
バー8を介して電磁駆動手段を備えたスロットルアクチ
ュエータ9のプランジャロッド9aの先端に枢着されて
いる。そして、当該スロットルアクチュエータ9に供給
されるスロットル弁制御信号Veに応じた上記プランジ
ャロッド9aの作動ストローク(矢印参照)に対応して
上記スロットル弁作動レバー8を所定角揺動してスロッ
トル弁6を開閉する。上記スロットル弁制御信号Veは
、原則として図示アクセルペダルI6の踏み込み量(ア
クセル開度)AC・Aに応じた値として後述するエンジ
ンコントロールユニット(以下、ECUと略称する)1
0により演算される。上記アクセルペダル16の枢着支
持レバー16aには、当該アクセルペダル16の上記踏
み込み量AC−Aを検出するために例えば電位差計型の
アクセルポジションセンサ17の作動端が枢着されてい
る。該アクセルポジションセンサI7の上記検出値AC
−Aは後述するECUIOに入力される。
上記エンジン本体1の各気筒への吸入空気は上記エアク
リーナ2を介して外部より吸入され、その後エアフロセ
ンサ3a1スロツトル弁6、サージタンク7を経て供給
される。また燃料は燃料ボンブにより燃料タンクからエ
ンジン側に供給されてフューエルインジェクタt lよ
り噴射されるようになっている。そして、その噴射量は
、ECUIOによって制御される。
リーナ2を介して外部より吸入され、その後エアフロセ
ンサ3a1スロツトル弁6、サージタンク7を経て供給
される。また燃料は燃料ボンブにより燃料タンクからエ
ンジン側に供給されてフューエルインジェクタt lよ
り噴射されるようになっている。そして、その噴射量は
、ECUIOによって制御される。
また、符号13は、例えば三元触媒コンバータ12を備
えた排気管を示している。
えた排気管を示している。
一方、符号18は、上記エンジン本体1のシリンダヘッ
ド部に設けられた点火プラグであり、該点火プラグ18
にはディストリビュータ14、イグナイタ15を介して
所定の点火電圧が印加されるようになっており、この点
火電圧の印加タイミング、すなわち点火時期は上記EC
UIOより上記イグナイタ15に供給される点火時期制
御信号によってコントロールされる。上記ディストリビ
ュータ14内には、エンジン回転数Neを検出するため
のRPMセンサ20が設けられており、該RPMセンサ
20はエンジンの実回転数Neを検出して同じく後述す
るECUIOのRAMメモリ中に所定の周期で入力する
。
ド部に設けられた点火プラグであり、該点火プラグ18
にはディストリビュータ14、イグナイタ15を介して
所定の点火電圧が印加されるようになっており、この点
火電圧の印加タイミング、すなわち点火時期は上記EC
UIOより上記イグナイタ15に供給される点火時期制
御信号によってコントロールされる。上記ディストリビ
ュータ14内には、エンジン回転数Neを検出するため
のRPMセンサ20が設けられており、該RPMセンサ
20はエンジンの実回転数Neを検出して同じく後述す
るECUIOのRAMメモリ中に所定の周期で入力する
。
上記ECUI Oは、例えば演算部であるマイクロコン
ピュータ(CP U)を中心とし、メモリ(ROMおよ
びRAM)、インタフェース回路(Ilo)などを備え
て構成されている。そして、このECUIOの上記イン
タフェース回路には上述の各検出信号の他に例えば図示
しないスタータスイッヂからのエンジン始動信号(EC
Uトリガー)、水温サーミスタにより検出されたエンジ
ンの冷却水温度の検出信号、例えばスロットル開度セン
サにより検出された実際のスロットル開度検出信号TV
O等の各種の検出信号も各々入力されるようになってい
る。
ピュータ(CP U)を中心とし、メモリ(ROMおよ
びRAM)、インタフェース回路(Ilo)などを備え
て構成されている。そして、このECUIOの上記イン
タフェース回路には上述の各検出信号の他に例えば図示
しないスタータスイッヂからのエンジン始動信号(EC
Uトリガー)、水温サーミスタにより検出されたエンジ
ンの冷却水温度の検出信号、例えばスロットル開度セン
サにより検出された実際のスロットル開度検出信号TV
O等の各種の検出信号も各々入力されるようになってい
る。
そして、上記ECU l Oのマイクロコンビコータ部
は、機能的に例えば第1図に示すようなエンジン出力制
限制御装置を備えており、該エンジン出力制限制御装置
によって上記エンジンの回転数Neが所定の設定値N1
以上に上昇しようとしたような場合に当該エンジン回転
数の上昇を抑制して保証回転数Ngの維持を図るように
なっている。
は、機能的に例えば第1図に示すようなエンジン出力制
限制御装置を備えており、該エンジン出力制限制御装置
によって上記エンジンの回転数Neが所定の設定値N1
以上に上昇しようとしたような場合に当該エンジン回転
数の上昇を抑制して保証回転数Ngの維持を図るように
なっている。
すなわち、該第1図のエンジン出力制限制御装置は、先
ず上記アクセルポジションセンサ17の出力アクセル踏
み込みff1)A C−Aに基き、それに対応する基本
スロットル開度Voをアクセル−スロットル対応データ
メモリ(マツプ特性・・・第5図参照)31より読み出
す基本スロットル開度演算手段30と、該基本スロット
ル開度演算手段30の演算値(第5図のマツプより読み
出した基本スロットル開度Vo)を人力し、後述する最
終的なスロットル閉じ色演算手段55からの必要とする
閉じ角へ〇に対応した補正制御値(Do+ D 、)に
基いて当該基本スロットル開度Voを浦正し最終的なス
ロットル弁制御信号Veを出力するスロットル開度補正
手段32とからなるスロットルアクチュエータ制御系を
基本とし、次に述べるようなエンジン出力制限制御開始
判定系と当該エンジン出力の制限制御に際してエンジン
回転数Neの上界変化率(上昇速度)が所定値以上に高
い場合には当該制御におけるエンジン出力の制限制御値
を初期値としてセットされる拮本値DOより所定値り。
ず上記アクセルポジションセンサ17の出力アクセル踏
み込みff1)A C−Aに基き、それに対応する基本
スロットル開度Voをアクセル−スロットル対応データ
メモリ(マツプ特性・・・第5図参照)31より読み出
す基本スロットル開度演算手段30と、該基本スロット
ル開度演算手段30の演算値(第5図のマツプより読み
出した基本スロットル開度Vo)を人力し、後述する最
終的なスロットル閉じ色演算手段55からの必要とする
閉じ角へ〇に対応した補正制御値(Do+ D 、)に
基いて当該基本スロットル開度Voを浦正し最終的なス
ロットル弁制御信号Veを出力するスロットル開度補正
手段32とからなるスロットルアクチュエータ制御系を
基本とし、次に述べるようなエンジン出力制限制御開始
判定系と当該エンジン出力の制限制御に際してエンジン
回転数Neの上界変化率(上昇速度)が所定値以上に高
い場合には当該制御におけるエンジン出力の制限制御値
を初期値としてセットされる拮本値DOより所定値り。
大きく増大させてスロットル弁6を閉弁方向に制御ずろ
エンジン出力制限制御系(演算系)とを付加して構成さ
れている。
エンジン出力制限制御系(演算系)とを付加して構成さ
れている。
エンジン出力制限制御開始判定系は、第1のRPMコン
パレータ40と同制限補正制御開始指令手段42とを備
え、先ず上記第1のRPMコンパレータ40により上記
RPMセンサー20によって検出されたエンジン実回転
数Neを当該エンジンの保証回転数を前提としてエンジ
ン出力の制限補正制御を開始するための制限補正制御開
始回転数設定手段41により設定されている制限補正制
御開始回転数(第1の基準回転数)N、と比較し、エン
ジン実回転数Neが当該制限補正制御開始回転数N1を
越えた時に出力を発生して上記エンジン出力制限補正制
御開始指令手段42を作動させて上記スロットルアクチ
ュエータ制御系のスロットル開度補正手段32を作動さ
せ上記基本スロットル開度Voを閉じる方向に補正する
ように構成されている。
パレータ40と同制限補正制御開始指令手段42とを備
え、先ず上記第1のRPMコンパレータ40により上記
RPMセンサー20によって検出されたエンジン実回転
数Neを当該エンジンの保証回転数を前提としてエンジ
ン出力の制限補正制御を開始するための制限補正制御開
始回転数設定手段41により設定されている制限補正制
御開始回転数(第1の基準回転数)N、と比較し、エン
ジン実回転数Neが当該制限補正制御開始回転数N1を
越えた時に出力を発生して上記エンジン出力制限補正制
御開始指令手段42を作動させて上記スロットルアクチ
ュエータ制御系のスロットル開度補正手段32を作動さ
せ上記基本スロットル開度Voを閉じる方向に補正する
ように構成されている。
また、エンジン出力制限補正制御系は、エンジン回転数
変化速度演算手段(微分回路(lNe/dt)51と、
スロットル開度補正(閉じ色補正)実施回転数Nsを演
算するスロットル開度補正実施回転数演算手段52と、
第2のRPMコンパレータ54と、スロットル閉じ色演
算手段55とを備え、先ずエンジン回転数変化速度演算
手段51によって上記RP Mセンサー20により検出
されるエンジン回転数Neの変化速度ΔNeを演算し、
該演算値ΔNeを基にして該変化速度ΔNe下において
、上記当該エンジンの保証回転数を維持するために少な
くとも最低限収束させなければならない最高目標回転数
(第2の基準回転数)N2を最高目標回転数設定手段5
3より読み出すことにより演算決定し、第2のRPMコ
ンパレータ54によって当該決定された最高目標回転数
N2と上記RPMセンサ20からのエンジン実回転数N
eとを比較し、エンジン実回転数Neが上記最高目標回
転数N、に達したときには、次段のスロットル閉じ色演
算手段55を作動してその時のエンジン回転数の上昇速
度ΔNeから見て上記目標回転数N2に収束させるに必
要な補正すべきスロットル弁の閉じ角Δθを演算し、該
演算値Δθに対応した制御値(D o + D + )
を上記基本となるスロットルアクチュエータ制御系のス
ロットル開度補正手段32に供給して上記アクセル開度
AC−Aに1対1で対応する基本スロットル開度VOを
所定開度Δθ閉じ方向に制御してエンジン回転数を低下
させ迅速かつ確実に保証回転数Ngの維持を図るように
なっている。
変化速度演算手段(微分回路(lNe/dt)51と、
スロットル開度補正(閉じ色補正)実施回転数Nsを演
算するスロットル開度補正実施回転数演算手段52と、
第2のRPMコンパレータ54と、スロットル閉じ色演
算手段55とを備え、先ずエンジン回転数変化速度演算
手段51によって上記RP Mセンサー20により検出
されるエンジン回転数Neの変化速度ΔNeを演算し、
該演算値ΔNeを基にして該変化速度ΔNe下において
、上記当該エンジンの保証回転数を維持するために少な
くとも最低限収束させなければならない最高目標回転数
(第2の基準回転数)N2を最高目標回転数設定手段5
3より読み出すことにより演算決定し、第2のRPMコ
ンパレータ54によって当該決定された最高目標回転数
N2と上記RPMセンサ20からのエンジン実回転数N
eとを比較し、エンジン実回転数Neが上記最高目標回
転数N、に達したときには、次段のスロットル閉じ色演
算手段55を作動してその時のエンジン回転数の上昇速
度ΔNeから見て上記目標回転数N2に収束させるに必
要な補正すべきスロットル弁の閉じ角Δθを演算し、該
演算値Δθに対応した制御値(D o + D + )
を上記基本となるスロットルアクチュエータ制御系のス
ロットル開度補正手段32に供給して上記アクセル開度
AC−Aに1対1で対応する基本スロットル開度VOを
所定開度Δθ閉じ方向に制御してエンジン回転数を低下
させ迅速かつ確実に保証回転数Ngの維持を図るように
なっている。
次に上記第1図のエンジン出力制限制御装置の制御動作
を第2図のフローチャート並びに第4図のタイムチャー
トを参照して更に詳細かつ具体的に説明する。
を第2図のフローチャート並びに第4図のタイムチャー
トを参照して更に詳細かつ具体的に説明する。
先ずステップSIで上記アクセルポジションセンサI7
の出力、すなイっち運転者のアクセル踏み込み量(アク
セル開度・・・・第4図C参照)AC・Aを入力する。
の出力、すなイっち運転者のアクセル踏み込み量(アク
セル開度・・・・第4図C参照)AC・Aを入力する。
そして、ステップS、で当該入力されたアクセル開度A
C−Aに応じ第5図のマツプ特性を基準として先ず吸気
量決定のための基本となるスロットル開度Voを決定す
る。
C−Aに応じ第5図のマツプ特性を基準として先ず吸気
量決定のための基本となるスロットル開度Voを決定す
る。
次にステップS3で上記RPMセンサ20の出力、すな
わち第4図(b)に示すエンジンの実回転数Ne(i)
(但し、iは周期)を入力し、続いてステップS4に進
んで該周期(現在)iのエンジン回転数Ne(i)が先
に述べたエンジン出力の制限補正制御(制限値増大補正
制御を含む)を開始すべき設定開始回転数N+(第4図
(b)参照)を越えて上昇しているか否かを判定する。
わち第4図(b)に示すエンジンの実回転数Ne(i)
(但し、iは周期)を入力し、続いてステップS4に進
んで該周期(現在)iのエンジン回転数Ne(i)が先
に述べたエンジン出力の制限補正制御(制限値増大補正
制御を含む)を開始すべき設定開始回転数N+(第4図
(b)参照)を越えて上昇しているか否かを判定する。
その結果、YESの場合には、そのまま次のステップS
、に進んで現在のエンジン回転数Ne(i)を基礎とし
て見た場合のn回転(例えばn=2回転)後の予測エン
ジン回転数、つまり当該運転状態に於けろn回転後の変
化回転数の予測値N e(i)’を演算する。この予測
値N e(i)’ は、その時(n回転間)のエンジン
回転数Ne(i)の変化速度(単位時間Δを当りのエン
ジン回転数N e(i)の変化量)ΔNe(第4図C参
照)によって特定されるものであり、本制御の1周期i
間にエンジンがn回転するものとすれば当該変化速度Δ
Neは次式で算出される。
、に進んで現在のエンジン回転数Ne(i)を基礎とし
て見た場合のn回転(例えばn=2回転)後の予測エン
ジン回転数、つまり当該運転状態に於けろn回転後の変
化回転数の予測値N e(i)’を演算する。この予測
値N e(i)’ は、その時(n回転間)のエンジン
回転数Ne(i)の変化速度(単位時間Δを当りのエン
ジン回転数N e(i)の変化量)ΔNe(第4図C参
照)によって特定されるものであり、本制御の1周期i
間にエンジンがn回転するものとすれば当該変化速度Δ
Neは次式で算出される。
ΔNe= ((Ne(i)−Ne(i−1)) /Δt
) x (120/Ne(i))但し、Ne(i)は現
在(当該周期)のエンジン実回転数、Ne(i−1)は
前回(前周期)のエンジン実回転数、Δtは当該フロー
の1周期iに対応する時間である。
) x (120/Ne(i))但し、Ne(i)は現
在(当該周期)のエンジン実回転数、Ne(i−1)は
前回(前周期)のエンジン実回転数、Δtは当該フロー
の1周期iに対応する時間である。
一方、上記ステップS4でNOと判断された通常のエン
ジン回転状態の場合には、先ずステップS+aに移って
上記エンジン出力制限補正制御実行フラグFの値をF−
0(制御不要)に設定した後、ステップ5lllでスロ
ットル弁閉じ角制御の基本デユーティ−(初期セット値
)Doを0に設定し、さらに上記最終スロットル弁制御
信号VeをVe=Vo(アクセル対応開度)に設定して
ステップ818+ S +7に進む。ステップS +8
では、上記設定値Veの値に応じて上述のスロットルア
クヂュエータ9を駆動して上記スロットル弁6を目標と
するスロットル開度Ve(Vo)にコントロールする。
ジン回転状態の場合には、先ずステップS+aに移って
上記エンジン出力制限補正制御実行フラグFの値をF−
0(制御不要)に設定した後、ステップ5lllでスロ
ットル弁閉じ角制御の基本デユーティ−(初期セット値
)Doを0に設定し、さらに上記最終スロットル弁制御
信号VeをVe=Vo(アクセル対応開度)に設定して
ステップ818+ S +7に進む。ステップS +8
では、上記設定値Veの値に応じて上述のスロットルア
クヂュエータ9を駆動して上記スロットル弁6を目標と
するスロットル開度Ve(Vo)にコントロールする。
また、ステップSL’lで当該制御周期(i)に於ける
上記RPMセンサ20の検出値(エンジン実回転数)N
e(i)を既にメモリされている萌制御周期の検出値N
e(i−1)と入れ換えて次回の制御のためにストアす
る。
上記RPMセンサ20の検出値(エンジン実回転数)N
e(i)を既にメモリされている萌制御周期の検出値N
e(i−1)と入れ換えて次回の制御のためにストアす
る。
次に以上の処理を完了した上でステップS8に進み、上
述したエンジン出力制限補正制御のためのエンジン出力
制限補正制御実行フラグF h< F −0であるか否
か、すなわち現在初めてエンジン出力の制限補正制御領
域に入ったものであるか否か(現在初めて同制御開始回
転数N1を越えたか否か)を判定し、YESの場合には
ステップS7に、ま他他方NOの場合にはステップS□
の方に各々進む。
述したエンジン出力制限補正制御のためのエンジン出力
制限補正制御実行フラグF h< F −0であるか否
か、すなわち現在初めてエンジン出力の制限補正制御領
域に入ったものであるか否か(現在初めて同制御開始回
転数N1を越えたか否か)を判定し、YESの場合には
ステップS7に、ま他他方NOの場合にはステップS□
の方に各々進む。
ステップS7では上記エンジン実回転数N e(i)の
上記変化速度ΔNeが0よりも小さいか否か、すなわち
エンジン回転数の変化方向が負方向(下降)か正方向(
上昇)かを判定し、YES(下降、すなイつちΔNe<
0)の場合には先ず次のステップS8で上記エンジン回
転数変化速度ΔNeの値を0に設定した後、さらにステ
ップS8に進んで上記ステップS5で演算したn回転後
の予測値N e(i)’ から判断して少なく共当該エ
ンジンの保証回転数Ngを維持するためには最低限収束
さ仕なければならない上述の最高目標回転数N2を最高
目標回転数設定手段53から読み出すとともに該最高目
標回転数N2から上記変化速度に応じた変化回転数ΔN
eを減じた上記N、よりも小さい回転数(N 、+ΔN
e)をエンジン出力制限補正制御実施回転数NSとして
設定する(但し、この場合、上記ステップS7でYES
(下降)と判定され、ステップS8でΔNe=Oと設定
された場合には、N、−ΔN e = N tであるか
ら、実際にはN s = N tとなり、制御実施回転
数Nsの変更はなされない)。一方、これとは逆に上記
ステップS7の判断でNoのエンジン回転数上昇の場合
(ΔNe>0)には、上記ステップS、の動作(ΔNe
キャンセル)をジャンプして上記ステップS、の動作に
進む。この結果、該場合には上記YES(下降)の場合
と異なって上記制御実施回転数Nsが上記目標回転数N
、よりも実際に低く設定されることになり、後述するス
ロットル弁6の閉弁制御が早期に開始されるようにして
保証回転数への収束を迅速かつ確実にする。
上記変化速度ΔNeが0よりも小さいか否か、すなわち
エンジン回転数の変化方向が負方向(下降)か正方向(
上昇)かを判定し、YES(下降、すなイつちΔNe<
0)の場合には先ず次のステップS8で上記エンジン回
転数変化速度ΔNeの値を0に設定した後、さらにステ
ップS8に進んで上記ステップS5で演算したn回転後
の予測値N e(i)’ から判断して少なく共当該エ
ンジンの保証回転数Ngを維持するためには最低限収束
さ仕なければならない上述の最高目標回転数N2を最高
目標回転数設定手段53から読み出すとともに該最高目
標回転数N2から上記変化速度に応じた変化回転数ΔN
eを減じた上記N、よりも小さい回転数(N 、+ΔN
e)をエンジン出力制限補正制御実施回転数NSとして
設定する(但し、この場合、上記ステップS7でYES
(下降)と判定され、ステップS8でΔNe=Oと設定
された場合には、N、−ΔN e = N tであるか
ら、実際にはN s = N tとなり、制御実施回転
数Nsの変更はなされない)。一方、これとは逆に上記
ステップS7の判断でNoのエンジン回転数上昇の場合
(ΔNe>0)には、上記ステップS、の動作(ΔNe
キャンセル)をジャンプして上記ステップS、の動作に
進む。この結果、該場合には上記YES(下降)の場合
と異なって上記制御実施回転数Nsが上記目標回転数N
、よりも実際に低く設定されることになり、後述するス
ロットル弁6の閉弁制御が早期に開始されるようにして
保証回転数への収束を迅速かつ確実にする。
上記ステップSllの動作(エンジン出力制限補正制御
実施回転数Nsの演算動作)が完了すると、続いてステ
ップS、。の動作に進み、現在のエンジン回転数N e
(i)が上記エンジン出力制限補正制御実施回転数Ns
を越えているか否かを実際に判定する。その結果、YE
Sの場合には更にステップS、1に進んで上記エンジン
出力制限補正制御実行フラグFの値をF=1(制御実行
)に設定した上で、さらにステップS12〜S 14に
進む。一方、NOの場合には、同制限補正制御不要と認
めて上述のステップS4でNoと判定された場合と同様
ステップS 18+ S 19+ 920の動作を経て
順次ステップS、8゜9I7のスロットル弁制御動作、
エンジン回転数Ne(i)のメモリ値更新動作に進む。
実施回転数Nsの演算動作)が完了すると、続いてステ
ップS、。の動作に進み、現在のエンジン回転数N e
(i)が上記エンジン出力制限補正制御実施回転数Ns
を越えているか否かを実際に判定する。その結果、YE
Sの場合には更にステップS、1に進んで上記エンジン
出力制限補正制御実行フラグFの値をF=1(制御実行
)に設定した上で、さらにステップS12〜S 14に
進む。一方、NOの場合には、同制限補正制御不要と認
めて上述のステップS4でNoと判定された場合と同様
ステップS 18+ S 19+ 920の動作を経て
順次ステップS、8゜9I7のスロットル弁制御動作、
エンジン回転数Ne(i)のメモリ値更新動作に進む。
上記ステップS 11からステップS12〜S I’4
に進んだ場合には、先ずステップS+aで上述のスロッ
トルアクチュエータ9に供給すべきスロットル弁閉じ方
向の制御信号の基本デユーティ−比(初期セット値)D
oをDO=co・ΔNe+Doに補正設定するとともに
、さらにステップS +3に進んで該基本デユーティ−
比DOをエンジン回転数Ne(i)の変化速度ΔNeを
見込んで上述のように可変設定した上記制御実施回転@
Nsとの偏差に応じて補正すべき補正デユーティ−比り
、をD + = C+ (N e(i)−Ns)に演算
設定する。
に進んだ場合には、先ずステップS+aで上述のスロッ
トルアクチュエータ9に供給すべきスロットル弁閉じ方
向の制御信号の基本デユーティ−比(初期セット値)D
oをDO=co・ΔNe+Doに補正設定するとともに
、さらにステップS +3に進んで該基本デユーティ−
比DOをエンジン回転数Ne(i)の変化速度ΔNeを
見込んで上述のように可変設定した上記制御実施回転@
Nsとの偏差に応じて補正すべき補正デユーティ−比り
、をD + = C+ (N e(i)−Ns)に演算
設定する。
ここで、上記スロットル弁制御信号Veの基本デユーテ
ィ−比Doは、上記エンジン回転数N e(i)の上昇
回転数を上記最高目標回転数N2に制御するための閉じ
方向に作用する制御弁開度を意味し、当該最高目標回転
数N2に対応するマツプ上の基阜デユーティ−Doにエ
ンジン回転数Ne(i)の変化速度ΔNeに応じた任意
の補正Wi Co・ΔNeを加算して算出する。さらに
増大補正デユーティ−比D1は上記エンジン回転数Ne
のオーバシュート分を抑制するための増大補正デユーテ
ィ−比であって、エンジン回転数Ne(i)の制御実施
回転数Ns以上の上昇量(N e(i) −N s)に
応じた補正量C,(Ne(i) Ns)となっている
。
ィ−比Doは、上記エンジン回転数N e(i)の上昇
回転数を上記最高目標回転数N2に制御するための閉じ
方向に作用する制御弁開度を意味し、当該最高目標回転
数N2に対応するマツプ上の基阜デユーティ−Doにエ
ンジン回転数Ne(i)の変化速度ΔNeに応じた任意
の補正Wi Co・ΔNeを加算して算出する。さらに
増大補正デユーティ−比D1は上記エンジン回転数Ne
のオーバシュート分を抑制するための増大補正デユーテ
ィ−比であって、エンジン回転数Ne(i)の制御実施
回転数Ns以上の上昇量(N e(i) −N s)に
応じた補正量C,(Ne(i) Ns)となっている
。
次にステップS +4では、上記スロットルアクチュエ
ータ制御系の目標基本スロットル開度Voを上記エンジ
ン回転数の上昇(上昇速度および上昇値)に応じて小さ
く補正〔つまりV o (D o+ D +))する
ことによってスロットル弁6の開度をアクセル開度AC
−Aに対応した本来の基本開度Voよりも小さく制御す
るように制御量を決定する。これによりエンジン出力が
早期に適切量制限され極めて速かに上記エンジン回転数
N e(i)が上記目標回転数N、以下に収束されるよ
うになる。
ータ制御系の目標基本スロットル開度Voを上記エンジ
ン回転数の上昇(上昇速度および上昇値)に応じて小さ
く補正〔つまりV o (D o+ D +))する
ことによってスロットル弁6の開度をアクセル開度AC
−Aに対応した本来の基本開度Voよりも小さく制御す
るように制御量を決定する。これによりエンジン出力が
早期に適切量制限され極めて速かに上記エンジン回転数
N e(i)が上記目標回転数N、以下に収束されるよ
うになる。
また、その上で念のためにステップS+5で当該決定さ
れた制御値Veとマツプ上の基本値■oとを、 比較し
、演算値Veに制御する場合の基本値Voとの大小関係
を判定し、No、すなわち上記基本開度Voが既に目標
開度Veと等しいか小さい場合には最早上記エンジン出
力制限補正制御の必要はないと判断して上述のステップ
SI8〜S2゜、Sls、S17の動作に移行し、ステ
ップ918のスロットル開度VeをVe=Voに設定し
た上でスロットル弁6の制御を行う。
れた制御値Veとマツプ上の基本値■oとを、 比較し
、演算値Veに制御する場合の基本値Voとの大小関係
を判定し、No、すなわち上記基本開度Voが既に目標
開度Veと等しいか小さい場合には最早上記エンジン出
力制限補正制御の必要はないと判断して上述のステップ
SI8〜S2゜、Sls、S17の動作に移行し、ステ
ップ918のスロットル開度VeをVe=Voに設定し
た上でスロットル弁6の制御を行う。
一方、YES、すなイつち演算値Veよりもマツプ上の
基本開度vOの方が大きい場合には、そのまま次のステ
ップSli+に進んで上記スロットル開度を上記演算値
Veに制御する。この結果、エンジン回転数N e(i
)は第4図(b)に示されるように確実に保証回転数N
g以下に維持されるようになる。
基本開度vOの方が大きい場合には、そのまま次のステ
ップSli+に進んで上記スロットル開度を上記演算値
Veに制御する。この結果、エンジン回転数N e(i
)は第4図(b)に示されるように確実に保証回転数N
g以下に維持されるようになる。
なお、上述のステップS8でF=0でないN。
の場合、すなわち既にエンジン出力制限補正制御がなさ
れている場合には、ステップSZ+の判断に移り、上記
エンジン回転数の変化速度ΔNeが当該エンジン出力制
限補正制御実行中のエンジン運転条件の変化、例えば外
部負荷(エアコン等)OFF等により更に上昇方向に大
きく変化する場合を想定して新たに設定した再見込み値
(第4図c、d参照)Niよりも高くなっているか否か
を判定し、YESの場合(負荷OFF→エンジン回転数
上昇)には更にステップS2□に進む一方、Noの場合
(負荷変化なし)にはステップS23の判断に移る。
れている場合には、ステップSZ+の判断に移り、上記
エンジン回転数の変化速度ΔNeが当該エンジン出力制
限補正制御実行中のエンジン運転条件の変化、例えば外
部負荷(エアコン等)OFF等により更に上昇方向に大
きく変化する場合を想定して新たに設定した再見込み値
(第4図c、d参照)Niよりも高くなっているか否か
を判定し、YESの場合(負荷OFF→エンジン回転数
上昇)には更にステップS2□に進む一方、Noの場合
(負荷変化なし)にはステップS23の判断に移る。
ステップSttでは、上記エンジン回転数N e(i)
の変化速度ΔNeがΔNe>Niであることを前掲とし
て上記ステップS、の場合と同様のエンジン出力制限補
正制御実施回転数Nsの設定動作を新たに行って、当該
周期iのエンジン出力制限Nli圧制御実行途中におけ
るエンジン負荷の減少に対応して変化(上昇)するエン
ジン回転数Neの変化速度ΔNeに対応して上記制限補
正制御実施基準回転数Nsの値を可変ならしめた後に上
述のステップ312〜S 17の制御に進む。
の変化速度ΔNeがΔNe>Niであることを前掲とし
て上記ステップS、の場合と同様のエンジン出力制限補
正制御実施回転数Nsの設定動作を新たに行って、当該
周期iのエンジン出力制限Nli圧制御実行途中におけ
るエンジン負荷の減少に対応して変化(上昇)するエン
ジン回転数Neの変化速度ΔNeに対応して上記制限補
正制御実施基準回転数Nsの値を可変ならしめた後に上
述のステップ312〜S 17の制御に進む。
他方、ステップS、3では、上記エンジン回転数N e
(i)の変化速度ΔNeをエンジン外部負荷増大に対応
して設定した基準回転数(負方向側低レベル設定値・・
・第4図C参照)Ndと比較し、エンジン回転数の変化
速度ΔNeが当該基準回転数Ndを越えているYESの
場合には更にステップS 24に進んで当該エンジン回
転数変化速度ΔNeの極性(変化方向)を判定し、ΔN
e<OのYESの場合には負荷増大による回転低下と判
断してステップS25で当該ΔNeの値を0に設定する
。そして、その上でステップ828に進み上記ステップ
S9.S、2の場合と同様上記エンジン出力制限補正制
御実施回転数Nsの再設定を行った後に上述のステップ
S L3〜Sl、の動作に進む。但し、この場合、上記
の説明から明らかなようにN5=N2となることは言う
までもない。
(i)の変化速度ΔNeをエンジン外部負荷増大に対応
して設定した基準回転数(負方向側低レベル設定値・・
・第4図C参照)Ndと比較し、エンジン回転数の変化
速度ΔNeが当該基準回転数Ndを越えているYESの
場合には更にステップS 24に進んで当該エンジン回
転数変化速度ΔNeの極性(変化方向)を判定し、ΔN
e<OのYESの場合には負荷増大による回転低下と判
断してステップS25で当該ΔNeの値を0に設定する
。そして、その上でステップ828に進み上記ステップ
S9.S、2の場合と同様上記エンジン出力制限補正制
御実施回転数Nsの再設定を行った後に上述のステップ
S L3〜Sl、の動作に進む。但し、この場合、上記
の説明から明らかなようにN5=N2となることは言う
までもない。
一方、上記ステップS23の判断でNoの場合、すなわ
ちエンジン回転数Ne(i)の負荷増大によるエンジン
回転数の低下速度が大きい場合には上記ステップS4で
Noの場合と同様ステップS L8〜S 2Qに移る。
ちエンジン回転数Ne(i)の負荷増大によるエンジン
回転数の低下速度が大きい場合には上記ステップS4で
Noの場合と同様ステップS L8〜S 2Qに移る。
また、上記ステップS24でエンジン回転数の変化が正
方向の場合には、上記ステップS 25の動作をジャン
プしてステップSZaに進む。
方向の場合には、上記ステップS 25の動作をジャン
プしてステップSZaに進む。
(発明の効果)
本発明のエンジンの過回転防止装置は、以上に説明した
ように、エンジン回転数検出手段およびエンジン出力制
限手段を備え、エンジン回転数が所定の設定回転数以上
に上昇した場合にはエンジン出力を制限するようにして
なるエンジンの過回転防止装置において、上記エンジン
回転数上昇時のエンジン回転数の上昇速度を検出するエ
ンジン回転数上昇速度検出手段を設け、エンジン回転数
の上昇速度が大きい場合程上記エンジン出力制限手段の
制限動作を速めるか、又は当該制限動作を開始する上記
設定回転数を低くするようにしたことを特徴とするもの
である。
ように、エンジン回転数検出手段およびエンジン出力制
限手段を備え、エンジン回転数が所定の設定回転数以上
に上昇した場合にはエンジン出力を制限するようにして
なるエンジンの過回転防止装置において、上記エンジン
回転数上昇時のエンジン回転数の上昇速度を検出するエ
ンジン回転数上昇速度検出手段を設け、エンジン回転数
の上昇速度が大きい場合程上記エンジン出力制限手段の
制限動作を速めるか、又は当該制限動作を開始する上記
設定回転数を低くするようにしたことを特徴とするもの
である。
すなわち、該本発明の構成では、エンジン回転敗検出手
段によって検出されるエンジンの実回転数が、当該エン
ジンの保証回転数を前提として設定された所定回転数以
上になった場合には、エンジン出力制限手段によりエン
ジン出力を制限してエンジン回転数を低下せしめるよう
になっている。
段によって検出されるエンジンの実回転数が、当該エン
ジンの保証回転数を前提として設定された所定回転数以
上になった場合には、エンジン出力制限手段によりエン
ジン出力を制限してエンジン回転数を低下せしめるよう
になっている。
そして、その場合において特にエンジン回転数の上昇速
度を検出するエンジン回転数上昇速度検出手段が設けら
れており、上記エンジン出力の制限は該エンジン回転数
上昇速度検出手段によって検出されたエンジン回転数の
上昇速度に応じてなされ、当該エンジン回転数の上昇速
度が大きい場合はど、その制限動作を速めるか又は当該
制限動作を開始する設定回転数を低く設定することによ
り行われ、エンジン回転数の上昇を可及的早期に低下抑
制せしめるようになっている。
度を検出するエンジン回転数上昇速度検出手段が設けら
れており、上記エンジン出力の制限は該エンジン回転数
上昇速度検出手段によって検出されたエンジン回転数の
上昇速度に応じてなされ、当該エンジン回転数の上昇速
度が大きい場合はど、その制限動作を速めるか又は当該
制限動作を開始する設定回転数を低く設定することによ
り行われ、エンジン回転数の上昇を可及的早期に低下抑
制せしめるようになっている。
したがって、上記本発明の構成によると、エンジン回転
数の上昇速度が速くても確実に応答性良くエンジン回転
数の低下制御を行わしめろことができ、又出力回復時の
応答性も高くできるから制御時のトルクショックの解消
を図ることができ、走行フィーリングも向上する。
数の上昇速度が速くても確実に応答性良くエンジン回転
数の低下制御を行わしめろことができ、又出力回復時の
応答性も高くできるから制御時のトルクショックの解消
を図ることができ、走行フィーリングも向上する。
第1図は、本発明の実施例に係るエンジンの過回転防止
装置の基本構成を示すシステムブロック図、第2図は、
同装置の制御動作を示すフローチャート、第3図は、同
装置のエンジン制御系全体との関係に於ける概略的な構
成を示す制御系統図、第4図は、同装置の上記第2図の
制御動作に対応して表わされたタイムチャート、第5図
は、同装置のコントロールユニット部に内臓されたRO
Mメモリ中の77ブ特性図(アクセル−スロットル特性
図)である。 l・・・・・エンジン本体 2・・・・・エアクリーナ 3・・・・・エアフロセンサボデー 3a・・・・エアフロセンサ 4・・・・・吸気通路 5・・・・・スロットルボデー 6・・・・・スロットル弁 7・・・・・サージタンク 8・・・・・スロットル弁作動レバー 9・・・・・スロットルアクチュエータ9a・・・・プ
ランジャロッド 10・・・・エンジンコントロールユニット11・・・
・フューエルインジェクタ 12・・・・二元触媒コンバータ 13・・・・排気管 14・・・・ディストリビュータ 15・・・・イグナイタ 16・・・・アクセルペダル 17・・・・アクセルポジションでンサ18・・・・点
火プラグ 第5図
装置の基本構成を示すシステムブロック図、第2図は、
同装置の制御動作を示すフローチャート、第3図は、同
装置のエンジン制御系全体との関係に於ける概略的な構
成を示す制御系統図、第4図は、同装置の上記第2図の
制御動作に対応して表わされたタイムチャート、第5図
は、同装置のコントロールユニット部に内臓されたRO
Mメモリ中の77ブ特性図(アクセル−スロットル特性
図)である。 l・・・・・エンジン本体 2・・・・・エアクリーナ 3・・・・・エアフロセンサボデー 3a・・・・エアフロセンサ 4・・・・・吸気通路 5・・・・・スロットルボデー 6・・・・・スロットル弁 7・・・・・サージタンク 8・・・・・スロットル弁作動レバー 9・・・・・スロットルアクチュエータ9a・・・・プ
ランジャロッド 10・・・・エンジンコントロールユニット11・・・
・フューエルインジェクタ 12・・・・二元触媒コンバータ 13・・・・排気管 14・・・・ディストリビュータ 15・・・・イグナイタ 16・・・・アクセルペダル 17・・・・アクセルポジションでンサ18・・・・点
火プラグ 第5図
Claims (1)
- 1.エンジン回転数検出手段およびエンジン出力制限手
段を備え、エンジン回転数が所定の設定回転数以上に上
昇した場合にはエンジン出力を制限するようにしてなる
エンジンの過回転防止装置において、上記エンジン回転
数上昇時のエンジン回転数の上昇速度を検出するエンジ
ン回転数上昇速度検出手段を設け、エンジン回転数の上
昇速度が大きい場合程上記エンジン出力制限手段の制限
動作を速めるか、又は当該制限動作を開始する上記設定
回転数を低くするようにしたことを特徴とするエンジン
の過回転防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32629687A JPH01167440A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | エンジンの過回転防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32629687A JPH01167440A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | エンジンの過回転防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01167440A true JPH01167440A (ja) | 1989-07-03 |
Family
ID=18186185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32629687A Pending JPH01167440A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | エンジンの過回転防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01167440A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000075366A (ko) * | 1999-05-25 | 2000-12-15 | 금교철 | 자동차 오동작에 의한 급발진 차단기 |
KR100319492B1 (ko) * | 1999-07-22 | 2002-01-05 | 안명순 | 차량의 급발진 방지장치 및 방법 |
EP1045122A3 (de) * | 1999-04-13 | 2002-03-20 | DaimlerChrysler AG | Vorrichtung zur Drehzahlbegrenzung von Motoren und/oder Geschwindigkeitsbegrenzung von motorbetriebenen Kraftfahrzeugen |
JP2004245191A (ja) * | 2003-02-17 | 2004-09-02 | Nissan Motor Co Ltd | エンジンの過回転防止制御装置 |
JP2008213824A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-09-18 | Toyota Motor Corp | 車両用駆動装置の制御装置 |
US7959535B2 (en) | 2008-06-10 | 2011-06-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control for vehicle power transmission system |
JP2011163277A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関の出力制御装置 |
JP2012140897A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Mitsubishi Motors Corp | エンジントルク制御装置 |
-
1987
- 1987-12-22 JP JP32629687A patent/JPH01167440A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1045122A3 (de) * | 1999-04-13 | 2002-03-20 | DaimlerChrysler AG | Vorrichtung zur Drehzahlbegrenzung von Motoren und/oder Geschwindigkeitsbegrenzung von motorbetriebenen Kraftfahrzeugen |
KR20000075366A (ko) * | 1999-05-25 | 2000-12-15 | 금교철 | 자동차 오동작에 의한 급발진 차단기 |
KR100319492B1 (ko) * | 1999-07-22 | 2002-01-05 | 안명순 | 차량의 급발진 방지장치 및 방법 |
JP2004245191A (ja) * | 2003-02-17 | 2004-09-02 | Nissan Motor Co Ltd | エンジンの過回転防止制御装置 |
JP2008213824A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-09-18 | Toyota Motor Corp | 車両用駆動装置の制御装置 |
US7959535B2 (en) | 2008-06-10 | 2011-06-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control for vehicle power transmission system |
JP2011163277A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関の出力制御装置 |
JP2012140897A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Mitsubishi Motors Corp | エンジントルク制御装置 |
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