JP2012140364A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2012140364A
JP2012140364A JP2010293665A JP2010293665A JP2012140364A JP 2012140364 A JP2012140364 A JP 2012140364A JP 2010293665 A JP2010293665 A JP 2010293665A JP 2010293665 A JP2010293665 A JP 2010293665A JP 2012140364 A JP2012140364 A JP 2012140364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mass
component
oil
foaming
cleaning composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010293665A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5707130B2 (ja
Inventor
Kumiko Hosokawa
久美子 細川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2010293665A priority Critical patent/JP5707130B2/ja
Publication of JP2012140364A publication Critical patent/JP2012140364A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5707130B2 publication Critical patent/JP5707130B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

【課題】油性マスカラを十分に落とすことができ、すすぎ時に泡立ってさっぱり感を与える洗浄剤組成物を提供する。
【解決手段】次の成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)及び(F):
(A)分岐アルキル基又は2以上のアルキル基若しくはアルケニル基を有する、HLB3〜12の非イオン界面活性剤 3〜15質量%、
(B)常温で液状の油剤 10〜30質量%、
(C)EO鎖を有するアニオン界面活性剤 10〜30質量%、
(D)無機塩 1〜5質量%、
(E)IOB値が0より大きく3以下の多価アルコール 10〜50質量%、
(F)水 20〜50質量%
を含有する透明な洗浄剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、洗浄剤組成物に関する。
メイク落としには、非イオン界面活性剤を主基剤として水性の洗浄剤としたものと、油剤を主基剤として油性の洗浄剤としたものがある。両者の差異は、前者はウォータープルーフタイプの油性マスカラを十分に落とすことができないのに対し、後者は落とすことが可能であることである。しかしながら、これらのメイク落としは、いずれも洗い流す際にぬるつき、洗浄後の肌がさっぱりしない。そこで、ユーザーは肌をさっぱりとさせるために、更に別の洗顔料で肌を洗う必要があった。中にはすすぎ性を改善し、2度の洗顔を不要とするメイク落としもあるが、泡立たないことから「洗った」という洗浄実感を伴わず、広く受け入れられるものではなかった。
例えば、特定の非イオン界面活性剤、多価アルコール及び油成分を組み合わせたラメラ型液晶構造体(特許文献1)は、油剤を可溶化した液晶型のジェルである。しかしながら、このジェルは、さっぱりと洗い流せるが泡立つものではなく、また、油剤が放出されるまでに十分なマッサージが必要であり、水が入ったときには十分な洗浄力が得られないという問題もあった。
また、油性成分、非イオン界面活性剤、親油性両親媒性、水溶性溶媒を含有し、バイコンティニュアス構造である皮膚洗浄剤組成物(特許文献2)も知られている。しかしながら、この組成物は、高い洗浄力が得られるが、泡立たず、すすぎ時にぬるつき、肌がさっぱりしないという問題があった。
更に、常温液状油と油溶性アニオン界面活性剤を含有する油性皮膚洗浄料(特許文献3)は、洗い流すときに泡立つものであるが、油相が連続相であるため、マッサージ時に油性感が強く、しかも、アニオン界面活性剤では、乳化力が不十分で、油が肌に残りやすいという問題があった。
また、両性界面活性剤、アニオン界面活性剤、グリセリン誘導体、水溶性アルコールを含有するバイコンティニュアスミクロエマルション相である洗浄剤組成物(特許文献4)も、洗い流すときに泡立つものであるが、油が配合されていないため、油性マスカラ等の油性メイクアップの洗浄力に劣るという問題があった。
特開昭62−96585号公報 特開2004−217640号公報 特開2005−239616号公報 特開2007−320884号公報
本発明の目的は、油性マスカラを十分に落とすことができ、すすぎ時に泡が立って使用者に洗顔した実感と、さっぱり感を与える洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明者らは、特定の非イオン界面活性剤、油剤、アニオン界面活性剤、無機塩、多価アルコール及び水を特定の割合で組み合わせて用いれば、上記課題を解決した洗浄剤組成物が得られることを見出した。
本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)及び(F):
(A)分岐アルキル基又は2以上のアルキル基若しくはアルケニル基を有する、HLB3〜12の非イオン界面活性剤 3〜15質量%、
(B)常温で液状の油剤 10〜30質量%、
(C)EO鎖を有するアニオン界面活性剤 10〜30質量%、
(D)無機塩 1〜5質量%、
(E)IOB値が0より大きく3以下の多価アルコール 10〜50質量%、
(F)水 20〜50質量%
を含有する透明な洗浄剤組成物を提供するものである。
本発明の洗浄剤組成物は、油性マスカラ等の油性メイクアップを十分に落とすことができ、すすぎ時に泡立ってさっぱり感を与え、使用中から使用後に油性感が少なく、油剤が肌に残らないものである。
本発明で用いる成分(A)の非イオン界面活性剤は、洗い流し時にも油剤を可溶化した状態を維持し、肌への油剤の残留を抑制できる必要があることから、親油基に比較的大きい構造をもつものが選ばれる。具体的には、分岐アルキル基又は2以上のアルキル基若しくはアルケニル基を有する、HLB3〜12、好ましくはHLB6〜12のものである。
ここで、HLBは、界面活性剤の全分子量に占める親水基部分の分子量を示すものであり、ポリオキシエチレン系非イオン界面活性剤については、次に示すグリフィン(Griffin)の式により求められるものである。
HLB価 = E/5
E:界面活性剤分子中に含まれるポリオキシエチレン部分の質量%
分岐アルキル基としては、炭素数8〜18のものが好ましく、例えば、オクチルドデシル基、ヘキシルデシル基、イソステアリル基等が挙げられ、特にイソステアリル基が好ましい。
また、アルキル基若しくはアルケニル基としては、炭素数8〜18のものが好ましく、特にオレイル基が好ましい。
成分(A)としては、例えば、イソステアリン酸ジグリセリル(HLB8.0)等のグリセリン脂肪酸エステル;イソステアリン酸グリセリルエーテル(HLB6.3)等の脂肪酸グリセリルエーテル;イソステアリン酸PEG−6(HLB9)等のポリオキシエチレン脂肪酸エステル、イソステアリン酸ソルビタン(HLB10)等のソルビタン脂肪酸エステル、トリオレイン酸POE(6)ソルビタン(HLB8.5)等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、テトラオレイン酸POE(6)ソルビット(HLB8.5)等のポリオキシエチエレンソルビット脂肪酸エステル、イソステアリン酸PEG−5グリセリル(HLB8)、イソステアリン酸PEG−8グリセリル(HLB10)等のポリオキシエチレン脂肪酸グリセリルエステルなどが挙げられる。
成分(A)は、1種以上を用いることができ、全組成中に3〜15質量%、特に4〜13質量%含有される。この範囲内であれば、すすぎ時にべたつきやぬるつきがなく、さっぱりと洗い上げることができる。
本発明で用いる成分(B)の油剤は、常温で液状であり、30℃における粘度が15mPa・s以下、特に10mPa・s以下のものが好ましい。ここで、粘度は、BM型粘度計(トキメック社製、測定条件:ローターNo.1、60rpm)により測定するものである。
かかる油剤としては、通常化粧料に使用される液状油を用いることができ、例えば、流動パラフィン、流動イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワラン等の炭化水素油;パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、イソステアリン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクタデシル、2−エチルヘキサン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、トリ(2−エチルヘキサン酸)グリセリン、トリ(カプリル酸・カプリン酸)グリセリン等のエステル油;アルキル−1,3−ジメチルブチルエーテル、ノニルフェニルエーテル等のエーテル油;デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン等のメチルシクロポリシロキサン、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油;このほか動植物油;テルペン油などを用いることができる。
中でも分子量300以下の油剤は洗浄力が高く更に好ましい。これに該当するものとして、具体的には、イソドデカン、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、イソノナン酸イソノニル、水添ポリイソブテン等が挙げられる。
成分(B)の油剤は、1種以上を用いることができ、全組成中に10〜30質量%、特に10〜20質量%含有される。この範囲内であれば、組成物が透明で、メイク成分を十分に落とすことができる。
本発明で用いる成分(C)のEO鎖を有するアニオン界面活性剤としては、通常の洗浄剤組成物に用いられるものであれば特に制限されないが、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸又はその塩が好ましい。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩としては、次式
Figure 2012140364
(式中、R1は炭素数8〜20のアルキル基又はアルケニル基を示し、mは平均で0.5〜10の数を示し、Xは、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又は有機アンモニウムを示す)
で表されるものが好ましい。
式中、R1としては、炭素数10〜18のアルキル基、特にラウリル基、ミリスチル基が好ましい。また、エチレンオキシドの平均付加モル数mは、特に1〜4であるのが好ましい。
また、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸又はその塩としては、次式
Figure 2012140364
(式中、R2は炭素数8〜20のアルキル基又はアルケニル基を示し、nは平均で0.5〜10の数を示し、Xは、水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又は有機アンモニウムを示す)
で表されるものが好ましい。
式中、R2としては、炭素数10〜18のアルキル基が好ましく、特にラウリル基、ミリスチル基が好ましい。また、エチレンオキシドの平均付加モル数nは、特に1〜6であるのが好ましい。
成分(C)においては、EO鎖の長さが長すぎると泡立ちを阻害し、洗い流し時にぬるつきが出るため比較的短いものが好ましい。また、アルキル基又はアルケニル基は直鎖で比較的短いものが、泡立ちに優れるため好ましい。
成分(C)は、1種以上を用いることができ、全組成中に10〜30質量%、好ましくは10〜20質量%含有される。この範囲内であれば、油剤の可溶化を助けて系の安定化に寄与し、すすぎ時の泡立ちに優れる(とともに、メイクを十分に落とすことができる)。
また、成分(A)及び(C)の質量割合は、(A):(C)=1:1〜1:5、特に
1:1〜1:3であるのが、本発明品の泡立ちと透明性に優れ、肌に油っぽさが残らず、洗い上がりがさっぱりするので好ましい。
本発明で用いる成分(D)の無機塩としては、無機塩としては、アルカリ金属、アルカリ土類金属と、ハロゲン、硫酸、亜硫酸、燐酸等との塩が挙げられ、具体的には、塩化ナトリウム、塩化カリウム、臭化ナトリウム、塩化マグネシウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、燐酸2水素ナトリウム、燐酸水素2ナトリウム等が挙げられる。これらのうち、陽イオンが1価の無機塩が好ましい。
成分(D)は、1種以上を用いることができ、全組成中に1〜5質量%、好ましくは2〜4質量%含有される。成分(D)は、本発明の洗浄剤組成物に溶解することにより、相対的に成分(C)のイオン強度を低下させることになる。その結果、成分(C)は非イオン界面活性剤のように挙動し、成分(A)と共に油剤の可溶化及びその安定化に寄与できるようになる。
特に、成分(C)及び(D)の質量割合は、(C):(D)=10:1〜2:1、特に5:1〜3:1であるのが、透明性に優れるので好ましい。
成分(E)の多価アルコールは、IOB値が0より大きく3以下のものである。
ここで、IOB値とは、有機概念図(藤田穆、有機化合物の予測と有機概念図、化学の領域 Vol.11,No.10(1957)719−725)に基づき求められる無機性値及び有機性値の比(Inorganic Organic Balance)を表わすもので、次式により求められる。
Figure 2012140364
成分(E)の具体例としては、1,3−ブチレングリコール(IOB=2.5)、イソプレングリコール(IOB=2.0)、ジプロピレングリコール(IOB=1.8)等の炭素数が2〜10のグリコール;ジエチレングリコールモノエチルエーテル(IOB=1.6)、分子量が100〜1万のポリプロピレングリコール(IOB=1.5〜2.0)、分子量が100〜1万のポリエチレングリコール(IOB=1.5〜3.0)、オキシエチレンの平均付加モル数が4〜20のポリオキシエチレンジグリセリルエーテル(IOB=1.9〜2.3)などが挙げられる。これらのうち、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコールが好ましく、特に1,3−ブチレングリコールが好ましい。
成分(E)は、1種以上を用いることができ、全組成中に10〜50質量%、好ましくは20〜40質量%含有される。この範囲内であれば、透明性に優れたものが得られる。
成分(F)の水の量は、成分(C)であるアニオン界面活性剤に対する成分(D)の塩の添加効果に影響を与え、成分(B)の可溶化と成分(D)の析出し難さの点から、全組成中に20〜50質量%、好ましくは20〜40質量%含有される。この範囲内であれば、優れた透明性及び泡立ちが得られる。
一般に油剤は、非イオン界面活性剤に多価アルコール、水を組み合わせ、組成物全体の親水性、親油性バランスを調整することによって広い温度範囲で可溶化される。本発明者は、そこにEO鎖を有するアニオン界面活性剤と無機塩を組み合わせることによって、塩によりアニオン界面活性剤の解離が弱められ、非イオン界面活性剤のような挙動をとり、油剤を可溶化した透明な組成物が得られることを見出した。この組成物をうすめずに肌につけて使用すると、この組成物は、油剤を可溶化しているためメイク成分とよくなじみ、落としにくいメイク成分とされる油性マスカラも、容易に溶解して落とすことができる。更に、洗い流す濯ぎの過程で大量の水が混入すると、系中の塩濃度が下がり、アニオン界面活性剤の解離が再び促進され、アニオン界面活性剤の本来の機能を取り戻し、泡立って、残留感なくさっぱりと洗い流すことができると考えられる。
本発明の洗浄剤組成物は、更に洗浄剤に通常用いられる成分、例えば増粘剤、殺菌剤、保湿剤、湿潤剤、着色剤、防腐剤、感触向上剤、香料、抗炎症剤、美白剤、制汗剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、各種の抽出液等を、適宜含有することができる。
本発明の洗浄剤組成物は、通常の方法により、所定の成分を適宜混合することによって得られ、混合する順序によらず、全成分を均一に混合することにより製造することができる。なお、常温で固体の原料については、一度加熱し溶解した状態で混合する。
本発明の洗浄剤組成物は、透明のものである。
透明とは、濁度計(Eutech Instruments社製、TN−100)において、濁度が100以下のものをいう(測定温度25℃、ネフェロ方式、ISO7027準拠)。本件発明は、洗浄時、水で希釈される。この過程でも本発明品は、濁らないことが好ましい。水で希釈した際、透明性が低下する場合は、油が肌に再付着し、さっぱりした洗い上がりが得られ難い。
本発明の洗浄剤組成物は、クレンジング剤や洗顔料等の皮膚洗浄剤組成物として好適である。
実施例1〜10、比較例1〜7
表1に示す組成の洗浄剤組成物を製造し、外観、メイク落ち、泡立ち及びさっぱり感を評価した。結果を表1に併せて示す。
(製造方法)
実施例1〜7及び比較例については、常温で、適量の精製水に各成分を計量して混合後、攪拌して溶解することにより製造した。
実施例8〜10については、適量の精製水に成分(A)及び(C)を混合し、80℃に加熱した。ここに、成分(D)を添加し15分以上混合した後冷却し全体の温度が40℃以下になった後、残りの成分を添加することにより製造した。
(評価方法)
(1)外観:
各洗浄剤組成物について、原液、2倍希釈液及び100倍希釈液の濁度を、濁度計(Eutech Instruments社製、TN−100)を用い、25℃にて測定した。測定値が100以下であれば、実使用上透明である。
(2)メイク落ち:
油性マスカラに対する洗浄性能を測定した。ウォータープルーフタイプのマスカラ(コーセーコスメニエンス社製、スポーツビューティ ファシオ パワーステイマスカラ(カールロング)BK001)をガラスプレート上に、直径約1.2cmの円中に約5mg塗布する。このガラスポレートを2時間以上放置して、マスカラを完全に乾燥させた。この後、実施例の各サンプルを約100mgとり、マスカラの乾燥塗布膜上に滴下した。この後、指で円を描くように1回転/1秒の速度で一定の力でこすった。これをマスカラが完全に落ちるまで行い、こすった回数を計測した。こすった回数が100回以下であれば、油性マスカラに対するメイク落とし性能が高い。
(3)泡立ち:
本発明の洗浄剤組成物の泡立ち特性を確認するため、専門パネラー5名により以下の方法で泡立ちの評価を行った。洗浄剤組成物1gを手に取り、水4gを加えて両手をこすり合わせるように1分間泡立てた。このときの泡の状態を目視にて確認した。花王社製ビオレ洗顔フォームcを泡立つ基準(判定基準5)、花王社製ビオレパーフェクトオイルを泡立たない基準(判定基準1)とし、相対評価を行った。この結果を5名の平均点として表した。
「泡立ち」の判定基準
5 : ビオレ洗顔フォームcと同等に泡立つ。
4 : ビオレ洗顔フォームcよりわずかに泡立ちが少ない。
3 : ビオレ洗顔フォームcより泡立ちがかなり少ない。
2 : ビオレ洗顔フォームcよりあきらかに泡立ちが少ない。
1 : ビオレパーフェクトオイルと同等に泡立つ(泡立たない)。
(4)さっぱり感:
本発明の洗浄剤組成物の洗浄後のさっぱり感を確認するため、専門パネラー5名により以下の方法でさっぱり感の評価を行った。洗浄剤組成物1gを手に取り、水4gを加えて両手をこすり合わせるように1分間泡立てた。この後、水道水で洗い流した。このときのさっぱり感を、花王社製ビオレ洗顔フォームcをさっぱり感の基準が高い基準(判定基準5)とし、花王社製ビオレパーフェクトオイルをさっぱり感の少ない基準(判定基準1)とし、相対評価を行った。この結果を5名の平均点として表した。
5 : ビオレ洗顔フォームcと同等にさっぱりする。
4 : ビオレ洗顔フォームcよりわずかにさっぱり感が劣る。
3 : ビオレパーフェクトオイルよりさっぱりし、ビオレ洗顔フォームcより明らかにさっぱり感が劣る。
2 : ビオレパーフェクトオイルよりわずかにさっぱりする。
1 : ビオレパーフェクトオイルと同等にさっぱりする。
Figure 2012140364

Claims (3)

  1. 次の成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)及び(F):
    (A)分岐アルキル基又は2以上のアルキル基若しくはアルケニル基を有する、HLB3〜12の非イオン界面活性剤 3〜15質量%
    (B)常温で液状の油剤 10〜30質量%、
    (C)EO鎖を有するアニオン界面活性剤 10〜30質量%、
    (D)無機塩 1〜5質量%、
    (E)IOB値が0より大きく3以下の多価アルコール 10〜50質量%、
    (F)水 20〜50質量%
    を含有する透明な洗浄剤組成物。
  2. 成分(A)及び(C)の質量割合が、(A):(C)=1:1〜1:5である請求項1記載の洗浄剤組成物。
  3. 成分(C)及び(D)の質量割合が、(C):(D)=10:1〜2:1である請求項1又は2記載の洗浄剤組成物。
JP2010293665A 2010-12-28 2010-12-28 洗浄剤組成物 Active JP5707130B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010293665A JP5707130B2 (ja) 2010-12-28 2010-12-28 洗浄剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010293665A JP5707130B2 (ja) 2010-12-28 2010-12-28 洗浄剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012140364A true JP2012140364A (ja) 2012-07-26
JP5707130B2 JP5707130B2 (ja) 2015-04-22

Family

ID=46677047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010293665A Active JP5707130B2 (ja) 2010-12-28 2010-12-28 洗浄剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5707130B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013249273A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Mandom Corp 皮膚洗浄剤用組成物
JP2014058499A (ja) * 2012-08-24 2014-04-03 Naris Cosmetics Co Ltd クレンジング化粧料
JP6026615B1 (ja) * 2015-09-30 2016-11-16 株式会社ナリス化粧品 バイコンティニュアス型クレンジング化粧料
WO2021100812A1 (ja) 2019-11-20 2021-05-27 味の素株式会社 フォーマー用洗浄剤組成物
CN112891253A (zh) * 2019-11-19 2021-06-04 株式会社漫丹 皮肤清洗剂组合物
CN115317422A (zh) * 2022-09-22 2022-11-11 浙江她创美容科技有限公司 一种卸妆奶盖

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58128311A (ja) * 1982-01-28 1983-07-30 Pola Chem Ind Inc 耐温性の良い可溶化剤及び可溶化方法
JP2000178592A (ja) * 1998-12-14 2000-06-27 Kao Corp 洗浄剤組成物
JP2001097822A (ja) * 1999-09-28 2001-04-10 Shiseido Co Ltd クレンジング用組成物
WO2001052798A1 (fr) * 2000-01-19 2001-07-26 Kao Corporation Compositions de detergent
JP2001342115A (ja) * 2000-03-30 2001-12-11 Kose Corp 油性洗浄料
JP2005239616A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Shiseido Co Ltd 油性皮膚洗浄料
JP2010013382A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Fujifilm Corp 洗浄剤組成物

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58128311A (ja) * 1982-01-28 1983-07-30 Pola Chem Ind Inc 耐温性の良い可溶化剤及び可溶化方法
JP2000178592A (ja) * 1998-12-14 2000-06-27 Kao Corp 洗浄剤組成物
JP2001097822A (ja) * 1999-09-28 2001-04-10 Shiseido Co Ltd クレンジング用組成物
WO2001052798A1 (fr) * 2000-01-19 2001-07-26 Kao Corporation Compositions de detergent
JP2001342115A (ja) * 2000-03-30 2001-12-11 Kose Corp 油性洗浄料
JP2005239616A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Shiseido Co Ltd 油性皮膚洗浄料
JP2010013382A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Fujifilm Corp 洗浄剤組成物

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013249273A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Mandom Corp 皮膚洗浄剤用組成物
JP2014058499A (ja) * 2012-08-24 2014-04-03 Naris Cosmetics Co Ltd クレンジング化粧料
JP6026615B1 (ja) * 2015-09-30 2016-11-16 株式会社ナリス化粧品 バイコンティニュアス型クレンジング化粧料
CN112891253A (zh) * 2019-11-19 2021-06-04 株式会社漫丹 皮肤清洗剂组合物
WO2021100812A1 (ja) 2019-11-20 2021-05-27 味の素株式会社 フォーマー用洗浄剤組成物
CN115317422A (zh) * 2022-09-22 2022-11-11 浙江她创美容科技有限公司 一种卸妆奶盖
CN115317422B (zh) * 2022-09-22 2024-05-03 她创(宁波)美容科技有限公司 一种卸妆奶盖

Also Published As

Publication number Publication date
JP5707130B2 (ja) 2015-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5707130B2 (ja) 洗浄剤組成物
JP4602999B2 (ja) クレンジング組成物
JP5604058B2 (ja) 皮膚洗浄剤
WO2003080004A1 (fr) Preparation demaquillante
JP3545574B2 (ja) 液状油性皮膚洗浄料
JP6456612B2 (ja) 皮膚洗浄剤組成物
WO2016002713A1 (ja) 皮膚洗浄剤組成物
JP6456613B2 (ja) 皮膚洗浄剤組成物
JPH06107521A (ja) 皮膚洗浄料
JP2010222324A (ja) 毛髪洗浄剤組成物
TWI808194B (zh) 可溶化皮膚洗淨劑組成物
JP3586682B2 (ja) クレンジング化粧料
JP5191026B2 (ja) 洗浄剤組成物
JP4401419B1 (ja) 起泡可能なクレンジングオイル、及びそれを用いるスキンケア方法
JP5517586B2 (ja) 皮膚洗浄剤
JP3589514B2 (ja) 非水ゲル状皮膚洗浄料
JP3532910B2 (ja) クレンジング化粧料
JP3881953B2 (ja) 液状油性皮膚洗浄料
JP6328495B2 (ja) ジェル状皮膚洗浄料
JP4494360B2 (ja) 油性化粧料用洗浄剤
JP5368236B2 (ja) 温感性透明起泡洗浄剤組成物
JP2004115467A (ja) クレンジング方法
JP2015030684A (ja) 洗浄剤組成物
JP6456825B2 (ja) 透明なクレンジング組成物
JPH11106331A (ja) 皮膚洗浄料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150302

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5707130

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250