JP2012140351A - 歯磨剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶解度の低い糖アルコールを多量含有し、かつ高温下での安定性の良好な歯磨剤組成物を提供する。
【解決手段】次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
(A)20℃における水に対する溶解度が10〜40質量%である糖アルコール 30〜65質量%、
(B)水 12〜30質量%、
(C)メチルセルロース 2〜7質量%、及び
(D)トレハロース及び/又はマルチトール 10〜30質量%
を含有し、25℃における粘度が750〜2500mPa・sであって、成分(A)と成分(B)との質量比(A/B)が1.25〜4.5である歯磨剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、保存安定性の良好な歯磨剤組成物に関する。
エリスリトールに代表される溶解度の低い糖アルコールは、吸熱水和反応を起こすことから、10質量%以下の水分量とすることにより、これを未溶解状態で配合した清涼感に優れた歯磨剤が知られている(特許文献1)。しかしながら、この歯磨剤は水分量が少ないために、粘結剤として配合されている水溶性高分子を十分に溶解することができない。そのため、長期保存をすると水分や他の液体成分の分離を生じる場合がある。
かかる観点から、粒状のエリスリトールを含有し、かつ水分量が多く、保存安定性を確保するためエーテル化度が0.8〜1.5のカルボキシメチルセルロースナトリウムを配合した歯磨剤が報告されている(特許文献2)。
特開2000−191483号公報 特開2007−70259号公報 特開2000−178153号公報 特開昭60−112711号公報
しかしながら、特許文献2の歯磨剤は、長期間保存しても液体の分離などの安定性に関する問題は生じないが、常温で低粘度の歯磨剤の場合、高温で保存して使用すると、常温では未溶解で粒状で分散している糖アルコールが部分的に溶解し、構造粘性低下による粘度低下を生じ、保形性が低下し、使用感が低下する場合がある。
従って、本発明の課題は、溶解度の低い糖アルコールを多量含有し常温で低粘度でありながら、高温下での保形性、使用感の良好な歯磨剤組成物を提供することにある。
そこで本発明者は、前記課題を解決すべく、溶解度の低い糖アルコールを多量に含有する歯磨剤組成物の高温における保形性について種々検討し、粘度調整剤としてメチルセルロースを配合した(特許文献3、4)。しかしメチルセルロースを配合しても高温における粘度低下を十分に抑制できないことが判明した。そこでさらに、メチルセルロースに加えて種々の多価アルコールや糖を配合してその高温における保形性を検討したところ、全く意外にも、メチルセルロースに加えてトレハロース及び/又はマルチトールを併用すれば、溶解度の低い糖アルコールを多量に含有し、かつ高温条件下でも粘度低下が抑制され、保形性、使用感の良好な歯磨剤組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
(A)20℃における水に対する溶解度が10〜40質量%である糖アルコール 30〜65質量%、
(B)水 12〜30質量%、
(C)メチルセルロース 2〜7質量%、及び
(D)トレハロース及び/又はマルチトール 10〜30質量%
を含有し、25℃におけるヘリパス粘度が750〜2500mPa・sであって、成分(A)と成分(B)との質量比(A/B)が1.25〜4.5である歯磨剤組成物を提供するものである。
本発明の歯磨剤組成物は、常温で低粘度でありながら、高温保存条件下で粘度の低下が抑制され、保形性及び使用感が良好である。さらに、多量の未溶解状態の糖アルコール及び水を含有するため、歯磨時に優れた清涼感、冷涼感が得られるとともに、低粘度であるため口腔内における歯磨剤組成物の分散性に優れる。
本発明の歯磨剤組成物に用いられる(A)20℃における水に対する溶解度が10〜40質量%である糖アルコールとしては、エリスリトール(溶解度33%)、還元パラチノース(α−D−グルコピラノシル−1,6−ソルビトール及びα−D−グルコピラノシル−1,6−マンニトールの混合物)(溶解度25%)(三井製糖 登録商標:パラチニット)が挙げられ、このうち優れた清涼感を得る点からエリスリトールが好ましい。
本発明で用いる成分(A)の糖アルコールは、少なくともその一部が歯磨剤組成物中に粒子状で存在し、歯磨き中に溶解することにより清涼感を発揮するものである。かかる観点から、(A)糖アルコールの平均粒子径は、200μm以下が好ましく、さらに100μm以下であるのが好ましく、粉末又は粒状で分散して存在している観点から、平均粒子径は10μm以上が好ましく、20μm以上であることが好ましい。
(A)糖アルコールは、市販品をそのまま使用してもよいが、平均粒子径や粘度分布が上記範囲内とするには、必要により粉砕して粒子径を調整して用いることもできる。
糖アルコールの粉砕には、ローラミル、ハンマーミル、高速度粉砕機、パルベライザーなどを使用するのが一般的であるが、粒度の調整が簡便で、かつ、生産効率にも優れる高速度粉砕機、ハンマーミルによる粉砕が好ましい。
また、エリスリトールの構造としては、L−エリスリトール、D−エリスリトール、meso−エリスリトールの3種の異性体が存在するが、本発明はこれらいずれの構造のものであってもよい。結晶状のエリスリトールは、市販品としては、日研化学(株)、三菱化学フーズ(株)、セレスター社製等のものが入手可能である。
なお、(A)糖アルコールの粒子径は以下のように測定される。
篩:JIS標準篩 φ75mm
目開き:上段より、それぞれ500μm、355μm、250μm、180μm、125μm、90μm及び45μmの目開きを有する篩の下に受器を有する。
振盪機:ミクロ型電磁振動機M−2型(筒井理化学器機(株))
方法:試料15gを500μm篩上に載せ、電磁振動機にて5分間分級する。250μm、180μm、125μm、90μm及び45μmの目開きを有する篩上に存在する糖アルコールの合計量を粒子径45μm以上355μm未満の糖アルコールとする。
また、45μm未満の粒度分布は乾式レーザー分布回折式粒度分布測定装置により測定することができる。
本発明の歯磨剤組成物中、(A)糖アルコールの含有量は、糖アルコールを粒子状で存在させる点及び優れた清涼感を得る点から、30〜65質量%であり、より好ましくは30〜60質量%、さらに好ましくは35〜55質量%である。
本発明の歯磨剤組成物中、水(成分(B))の含有量は、保存安定性、口腔内における分散性及びより高い清涼感、冷涼感を得る観点から12〜30質量%であって、好ましくは15〜25質量%である。
また、本発明の歯磨剤組成物においては、優れた使用感を得、かつ(A)糖アルコールを歯磨剤組成物中に粒子状で存在させておく点から、成分(A)と成分(B)との質量比(A/B)は、1.25〜4.5であって、1.5〜4がより好ましく、1.5〜3.5が特に好ましい。
本発明の歯磨剤組成物には、高温条件下での粘度低下を抑制するため、(C)メチルセルロースと、(D)トレハロース及び/又はマルチトールが配合される。(A)20℃における水に対する溶解度が10〜40質量%である糖アルコールを多量に含有する歯磨剤組成物にメチルセルロースを配合しても高温下での粘度低下抑制作用はほとんど得られないが、メチルセルロースとトレハロース又はマルチトールとを併用すれば、優れた粘度低下抑制作用が得られる。メチルセルロースには、粘度により種々のグレードのものがあるが、20℃における2質量%水溶液の粘度が30mPa・s以下のものが好ましく、2〜30mPa・sのものがより好ましく、3.2〜4.8mPa・sのものを使用するのが、歯磨剤組成物の高温安定性、使用感、粘度調整と組成物への混合しやすさの点から特に好ましい。
本発明の歯磨剤組成物中、(C)メチルセルロースの含有量は、高温条件下における粘度低下抑制効果、使用感、粘度調整と組成物への混合しやすさの点から、2〜7質量%であって、2〜5質量%が好ましく、2〜4質量%がさらに好ましい。
本発明の歯磨剤組成物に用いられる(D)トレハロース及びマルチトールは、それぞれ単独で用いてもよく、両者を併用してもよい。このうちトレハロースを用いるのがさらに高温における粘度低下抑制効果の点で好ましい。
本発明歯磨剤組成物中、(D)トレハロース及び/又はマルチトールの含有量は、高温条件下における粘度低下抑制効果、使用感の点から、10〜30質量%であって、12〜25質量%が好ましく、12〜20質量%がさらに好ましい。
また、本発明歯磨剤組成物における成分(D)と成分(C)の含有質量比(D/C)は、高温条件下における粘度低下抑制効果の点から、4〜10が好ましく、5〜8がより好ましい。
本発明の歯磨剤組成物における成分(A)と成分(D)の含有量の合計は、40〜70質量%が好ましく、さらに45〜60質量%が好ましい。
また、本発明の歯磨剤組成物の25℃における粘度は、歯磨剤組成物の口腔内における分散性の観点から低粘度でありつつ、高温条件下での保形性を得る点から、ヘリパス粘度は750〜2500mPa・sであって、1000〜2200mPa・sがより好ましく、1000〜2000mPa・sが特に好ましい。本発明の歯磨剤組成物の高温条件40℃における粘度は、歯ブラシから垂れることを防止し、容器吐出時に吐出口から垂れることを防止する点から、ヘリパス粘度が450〜1500mPa・sが好ましく、500〜1000mPa・sがさらに好ましい。なお、ヘリパス粘度の測定条件は、常温については、25℃、高温条件は40℃、又は50℃において測定し、測定条件は、ヘリパス粘度計(東機産業株式会社製 TVB-10R)、ロータB、回転速度2.5rpm 1分間の測定条件とする。
本発明の歯磨剤組成物は、前述の如く(C)メチルセルロースと(D)トレハロース及び/又はマルチトールとの併用により、高温条件下での粘度低下抑制効果が得られる。メチルセルロースと、歯磨剤組成物に湿潤剤として広く用いられるソルビトール、グリセリン、ポリチレングリコール、又はプロピレングリコールとを併用してもかかる効果は得られない。高温条件下での粘度の低下抑制の観点から、本発明の歯磨剤組成物中のソルビトールの含有量は、3質量%以下又は含有しないのが好ましい。また同様にグリセリン、ポリエチレングリコール、プロピレングリコールから選ばれる湿潤剤の含有量は、10質量%以下が好ましく、さらに8質量%以下が好ましく、1質量%以上が好ましい。
本発明の歯磨剤組成物には、前記成分以外に、粘結剤、発泡剤、発泡助剤、研磨剤、湿潤剤、甘味剤、保存料、酵素、pH調整剤、殺菌剤、薬効成分、顔料、色素、香料等を含有させることができる。
粘結剤としては、メチルセルロース以外の粘結剤、例えばカルボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、キサンタンガム、ポリアクリル酸ナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキプロピルセルロース、ペクチン、トラガントガム、アラビアガム、グアーガム、カラヤガム、ローカストビーンガム、ジェランガム、タマリンドガム、サイリウムシードガム、ポリビニルアルコール、コンドロイチン硫酸ナトリウム、及びメトキシエチレン無水マレイン酸共重合体からなる水溶性高分子から選ばれる1種または2種以上使用するのが好ましく、さらにカルボキシメチルセルロースナトリウム、キサンタンガム、及びカラギーナンから選ばれる1種又は2種以上を使用することが好ましい。本発明の歯磨剤組成物中の、これらのメチルセルロース以外の粘結剤の含有量は、0.8〜3質量%が好ましく、1.0〜2.5質量%がより好ましく、1.0〜2.0質量%がさらに好ましい。
研磨剤としては、沈降性シリカ、シリカゲル、アルミノシリケート、ジルコノシリケート等のシリカ系研磨剤、第2リン酸カルシウム・2水和物及び無水和物、ピロリン酸カルシウム、炭酸カルシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、酢酸マグネシウム、第3リン酸マグネシウム、ゼオライト、合成樹脂系研磨剤等が好適に用いられる。
他の湿潤剤としては、キシリトールが好適に用いられる。
更に、甘味剤としては、サッカリンナトリウム、アスパルテーム、ソーマチン、アセスルファムカリウム、ステビオサイド、ステビアエキス、パラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、ペリラルチン等が挙げられる。
香料としては、l−メントール、カルボン、アネトール、オイゲノール、リモネン、ペパーミント油、スペアミント油、オシメン、n−アミルアルコール、シトロネロール、α−テルピネオール、サリチル酸メチル、メンチルアセテート、シトロネオールアセテート、シネオール、リナロール、エチルリナロール、ワニリン、チモール、レモン油、オレンジ油、セージ油、ローズマリー油、桂皮油、ピメント油、シソ油、丁子油、ユーカリ油等が挙げられる。
本発明の歯磨剤組成物は、より高い清涼感を得る観点から、(A)糖アルコールが粒子の状態で分散しているのが望ましい。そのためには、(A)糖アルコールは製造の最終工程に、粉体のままで投入することが好ましい。このような製造方法を用いることで、(A)糖アルコールは水にほとんど溶解せずに、歯磨剤組成物中に粉末の状態で存在させることが可能となる。具体的には、例えば、精製水、湿潤剤、粘結剤、香味剤、保存料、研磨剤、発泡剤、甘味剤及び薬効成分等の各成分を処方量計測した後、一定の製造条件に従って混合し、粘結剤を十分に膨潤させ、さらに、研磨剤及び発泡剤、香味剤、粉末状の糖アルコールを加えて脱泡混合し、本発明の歯磨剤組成物を製造できる。また、メチルセルロースも糖アルコールと同様に最終行程で投入するのが好ましい。
[歯磨剤組成物の調製]
表1に示す組成に従って、実施例1及び比較例1、2の歯磨剤組成物を調製した。なお、エリスリトール及びメチルセルロースは最後に添加した。
(1)清涼感の評価
被験者10名(男性5名、女性5名)が、歯ブラシに各歯磨剤組成物1gをとり、約2分間自由にブラッシングし、歯磨きを行い口をすすいだ後のサッパリ感の強さを清涼感として、次の基準で評価した。なお、40℃で3日間の保存直後の歯磨剤組成物を用いで評価を行った。表1には10名中最も人数が多かった評価を示す。
<清涼感の評価基準>
◎:口の中のサッパリ感が強い
○:口の中のサッパリ感がやや強い
×:口の中のサッパリ感が弱い
(2)高温条件下の保形性の評価
歯磨剤組成物を40℃、又は50℃で、3日間保存した。製造直後の25℃の粘度及び40℃、又は50℃の保存後の各温度条件の粘度を測定した。粘度は、500mPa・s以上は、歯ブラシの上での保形性が十分にあり、450〜500mPa・sでは保形性はやや低いが歯ブラシ上に維持される程度であり、450mPa・s未満では歯ブラシから垂れた。
(粘度の測定法)
粘度は、25℃、40℃、又は50℃の保存状態で測定し、測定条件は、ヘリパス粘度計(東機産業株式会社製 TVB-10R)、ロータB、回転速度2.5rpm 1分間の測定条件により測定した。
Figure 2012140351
表1から明らかように、成分(A)のエリスリトールを多量に含有し、25℃において粒子状態のエリスリトールが存在する歯磨剤組成物では、メチルセルロースとソルビトールを併用する比較例1及びメチルセルロースの含有量の少ない比較例2は、40℃で3日間保存すると保形性を維持できないのに対し、メチルセルロースを十分に含有し、トレハロースを併用した実施例1は、粘度の低下を抑制し歯ブラシの上で保形性を保つことができた。
表2に示す組成に従って、実施例1、2及び比較例3〜6の歯磨剤組成物を調製した。なお、エリスリトール及びメチルセルロースは最後に添加した。表2に示す歯磨剤組成物を40℃で3日間保存し、保存後に保存温度条件下の粘度を測定することにより、各保存温度における保形性を評価した。歯磨剤組成物の粘度は、500mPa・s以上の場合には、保形性が十分にあるため評価を○とし、450〜500mPa・sの場合は、保形性はやや低いが歯ブラシ上に維持されるため評価を△とし、450mPa・s未満では歯ブラシから垂れるため評価を×とした。
Figure 2012140351
表2に示すように、メチルセルロースと、トレハロース、マルチトールを併用した実施例1、2は40℃で保存した後にも保形性が維持されるが、ソルビトール、グリセリン、ポリエチレングリコール、プロピレングリコールを15質量%含有する比較例3〜6は40℃保存後に保形性を維持できなかった。また、トレハロースを併用した実施例1は、マルチトールを併用した実施例2に比べて、高温での粘度低下抑制効果が特に良好であった。

Claims (4)

  1. 次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
    (A)20℃における水に対する溶解度が10〜40質量%である糖アルコール 30〜65質量%、
    (B)水 12〜30質量%、
    (C)メチルセルロース 2〜7質量%、及び
    (D)トレハロース及び/又はマルチトール 10〜30質量%
    を含有し、25℃における粘度が750〜2500mPa・sであって、成分(A)と成分(B)との質量比(A/B)が1.25〜4.5である歯磨剤組成物。
  2. (C)メチルセルロースが、20℃における2質量%水溶液の粘度が2〜30mPa・sのものである請求項1記載の歯磨剤組成物。
  3. ソルビトールを含有しないか、又は3質量%以下の量で含有する請求項1又は2記載の歯磨剤組成物。
  4. メチルセルロース以外の粘結剤を0.8〜3質量%含有する請求項1〜3のいずれか1項記載の歯磨剤組成物。
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