JP2012139999A

JP2012139999A - 冊子

Info

Publication number: JP2012139999A
Application number: JP2011270866A
Authority: JP
Inventors: Kohei Fukamoto; 宏平深本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2010-12-15
Filing date: 2011-12-12
Publication date: 2012-07-26

Abstract

【課題】冊子において凸部を形成したタブまたは付箋、ないし栞などの冊子から飛び出すことで視認できる検索方法は、同一部分におらず、変形することもあり目に障害を持つ人にとって、検索部分を探さなければ識別がつきにくく頭出しすることが困難であった。
【解決手段】上記課題を解決するために、冊子１の頭出しをしたいページの一部２に、指の感触のみにより他のページと区別できる識別手段を設けたことを特徴とする冊子が提供される。また、検索をしたいページが複数の場合において、検索効率を上げるには、切欠きの形状を変えるか、冊子の角隅２と異なる角隅３を活用する。
【選択図】図１

Description

本発明は、冊子の頭出しするページの角隅を凹部に切欠きを入れ検索を容易にした冊子。

冊子において、凸部を形成したタブまたは付箋、栞など、または、ミシン目などですでに切り込みがあり、検索を容易にしたものがある。

特開平９−２２０８８３公報実公昭３６−６０９公報実開昭５５−１７４３６３公報

数字や文字で記載された従来の冊子では、目に障害を持つ人にとって、識別がつきにくく頭出しすることが困難であった。

冊子において凸部を形成したタブまたは付箋、ないし栞などの冊子から飛び出すことで視認できる検索方法は、同一部分におらず、変形することもあり目に障害を持つ人にとって、検索部分を探さなければ識別がつきにくく頭出しすることが困難であった。

上記課題を解決するために、冊子の頭出しをしたいページの一部に、指の感触のみにより他のページと区別できる識別手段を設けたことを特徴とする冊子が提供されるかかる冊子により、目に障害を持つ人もページをめくる指の感触で識別のページを検索することができる。

また、前記識別手段がページの角隅に設けた切欠きによる凹部であることを特徴とする識別手段付き冊子が提供される。

また、前記切欠きによる凹部に沿った部分に補強手段を設けたことを特徴とする識別手段付き冊子が提供される。

また、前記冊子の識別のページが複数の場合において、各ページの前記識別手段が他のページの前記識別手段とページをめくる指の感触のみで区別できることを特徴とする識別手段付き冊子が提供される。

また、前記冊子の識別のページが複数の場合において、階層による頭出しで他のページと区別する場合は、頭出ししたいページの異なる角隅に他のページと区別できる識別手段を設けページをめくる指の感触のみで区別できることを特徴とする識別手段付き冊子が提供される。

また、前記冊子の切欠きにより凹部を形成とすることで記載の情報の欠落を防ぐため、綴じ代がない３辺の余白より角隅のみに余白を広く設けた書式の冊子が提供される。

本発明により、冊子の頭出ししたいページの検索方法が増え、従来のページを開く効果が得られなかった人に新しい検索手段を提供できる。

図1は、本発明に係る冊子の全体を現す実施形態１を示す斜視図である。図２は、本発明に係る冊子の実施形態２を示す斜視図である。図３は、本発明に係る冊子の実施形態３を示す図である。図４は、本発明に係る冊子の実施形態４を示す図である。図５は、本発明に係る冊子の実施形態５を示す図である。図６は、本発明に係る冊子の実施形態６を示す図である。

本発明に係る冊子の実施の形態を図面に基づいて説明する。図１において、１は冊子であって、冊子表紙４、４間に複数の用紙２をとじ合わせたもので、その用紙２の頭出ししたいページの角隅２に切欠きの設定をする。綴じ代図３のある辺とその両角は加工しない。図２シール３等を貼り合わせることでさらに補強でき検索の効果が上がるものである。図３から図５は、表紙を見開いた表紙のある面により切欠きのある場所を示したものである。図６は、切欠きを行う冊子の角隅の形態を含む書式を示す図である。

検索したいページを設定する冊子において、各々のページの同一角隅に切欠きを、表紙の側から検索できるよう以下のように取り決める。
左表紙の冊子について、検索ページを開いた右側のページ１枚の角隅に切欠きを入れる。図３
右表紙の冊子について、検索ページを開いた左側のページ１枚の角隅に切欠きをいれる。図４
縦開き冊子について、検索ページを開いた下側のページ１枚の角隅に切欠きを入れる。図５

頭出しする対象のページが何番目の切欠きかを数えるため、表紙の次のページから切欠きを入れたページの角隅を走らせるようにめくると切欠きのページのみ指の感触が異なる。これを繰り返し、検索したい頭出しの数だけ進めることでページの頭出しができる。

検索をしたいページが複数の場合において、検索効率を上げるには、切欠きの形状を変えるか、冊子の角隅と異なる角隅を活用する。

Claims

冊子の頭出しをしたいページの一部に、ページをめくる指の感触のみにより他のページと区別できる識別手段を設けることを特徴とする検索方法の冊子。
前記識別手段が同一角隅に設けたページの切欠きにより凹部を特徴とする請求項１に記載の識別手段付き冊子。
前記切欠きによる凹部に沿った部分に補強手段を設けたことを特徴とする請求項２に記載の識別手段付き冊子。
冊子の頭出しのページが複数の場合において、各ページの前記識別手段が他のページの前記記載の識別手段とページをめくる指の感触のみで区別できることを特徴とする請求項１ないし３のいずれかに記載の識別手段付き冊子。
冊子の頭出しのページが複数の場合において、階層による頭出しで他のページと区別をする場合は、頭出ししたいページの異なる角隅に他のページと区別できる識別手段を設けページをめくる指の感触のみで区別できることを特徴とする請求項１ないし４のいずれかに記載の識別手段付き冊子。
切欠きにより凹部を形成とすることで記載情報の欠落を防ぐため、綴じ代がない３辺の余白より綴じ代のない角隅のみに余白を広く設けた書式の請求項１ないし５のいずれかに記載の冊子。