JP2012138991A - 電動機 - Google Patents
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Abstract
【課題】電動機の使用環境に関わらず、ステータコアのスロットに挿入する絶縁部材の損傷を抑制する。
【解決手段】コイル側絶縁フィルム12は、外側に折り曲げられたカフス部14を有し、スロット8の形状に合わせてほぼU字状に湾曲されている。カフス部14の形成により生じる折り曲げ位置16と湾曲により生じる湾曲位置とが重なる領域18には、コイル側絶縁フィルム12を厚さ方向に貫通するフィルム貫通部19が設けられている。ステータコア側絶縁フィルム13はコイル側絶縁フィルム12の上下カフス部14によって挟まれる状態で重ねられるため、コイル側絶縁フィルム12に設けられたフィルム貫通部19を完全に塞ぐことができ、両絶縁フィルム12、13の組み合わせによって絶縁機能を発揮することができる。従って、フィルム貫通部19を形成することにより、領域18に応力集中を生じることが無く、絶縁部材の損傷を抑制することができる。
【選択図】図3
【解決手段】コイル側絶縁フィルム12は、外側に折り曲げられたカフス部14を有し、スロット8の形状に合わせてほぼU字状に湾曲されている。カフス部14の形成により生じる折り曲げ位置16と湾曲により生じる湾曲位置とが重なる領域18には、コイル側絶縁フィルム12を厚さ方向に貫通するフィルム貫通部19が設けられている。ステータコア側絶縁フィルム13はコイル側絶縁フィルム12の上下カフス部14によって挟まれる状態で重ねられるため、コイル側絶縁フィルム12に設けられたフィルム貫通部19を完全に塞ぐことができ、両絶縁フィルム12、13の組み合わせによって絶縁機能を発揮することができる。従って、フィルム貫通部19を形成することにより、領域18に応力集中を生じることが無く、絶縁部材の損傷を抑制することができる。
【選択図】図3
Description
本願発明は、電動機のステータコアとステータコアのスロットに装着されたコイルとの間に介在する絶縁部材に関する。
電動機においては、ステータコアのスロットに装着されるコイルとステータコアとを絶縁するために、コイルとステータコアとの間に絶縁部材が介在されている。
例えば、特許文献1は、固定子の製作中に、コイルエンドに対して圧力が加えられると、カフス部の潰れや倒れが生じ、スロットセル(絶縁部材に相当する)の絶縁機能が維持できなくなる問題を提示している。また、固定子製作中に生じるカフス部の亀裂や摩耗による破損がコイルの絶縁被膜を傷付け、固定子鉄心とコイルとが短絡する問題を提示している。これらの問題を解消するため、特許文献1には、スロットセルに補強材を重ねた絶縁部材が開示されている。
特許文献2には、固定子鉄心の溝部にコイルを挿入した後のコイルエンド部の成形作業において、溝部のエッジ部が当たる溝絶縁紙の外周部分に傷が発生する問題を解消するため、エッジ部が当たる溝絶縁紙の外周部分に保護絶縁紙を貼り付けた絶縁部材が開示されている。
特許文献3は、電動圧縮機に使用する電動機において、漏れ電流を小さくするために、溝絶縁フィルムを巻線側の溝絶縁フィルムと鉄心側の溝絶縁フィルムとの二重の構成とし、1枚にポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを使用し、他の1枚にポリエチレンナフタレート(PEN)フィルム又はポリフェニレンスルファイド(PPS)フィルムを使用した溝絶縁フィルムを開示している(特許文献3の図4(a)参照)。具体例としては、巻線側の溝絶縁フィルムにPENフィルム又はPPSフィルムが使用され、鉄心側の溝絶縁フィルムにPETフィルムが使用されている(特許文献3の図4(b)参照)。他の具体例としては、巻線側の溝絶縁フィルムにPETフィルムが使用され、鉄心側の溝絶縁フィルムにPENフィルム又はPPSフィルムが使用されている(特許文献3の図4(c)参照)。
電動機は環境の良い常温雰囲気中での使用に限らず、例えば、車両用空調機の電動圧縮機のように高温、多湿の環境における使用や、極低温の環境における使用など、厳しい環境での使用がある。特許文献1及び特許文献2は絶縁部材の具体的な材料を開示していないが、ステータコアとコイルとの絶縁部材として多用されているポリエチレンテレフタレート(以下、略称のPETを用いる)フィルム又はポリエチレンナフタレート(以下、略称のPENを用いる)フィルムは、電動機が高温、多湿の環境において使用された場合、加水分解による劣化が激しく、割れや亀裂等の損傷を生じ易いという問題がある。また、電動機が極低温の環境にて使用された場合、PETフィルムやPENフィルムは硬質化して割れや亀裂等の損傷を生じる問題がある。絶縁部材の損傷が進行すると、絶縁部材の破片が落下、あるいは飛散し、回転体に支障をきたす恐れがある。特に、電動圧縮機のような場合、微細な破片が冷媒と共に流動し、圧縮機を傷つける恐れがある。
特許文献3には、漏れ電流の抑制を目的としているが、PETフィルムやPENフィルムよりも高温多湿の環境に強いポリフェニレンスルファイド(以下、略称のPPSを用いる)フィルムをPETフィルムやPENフィルムと組み合わせて使用する例が開示されている。従って、特許文献1及び特許文献2に開示された絶縁部材に比較して絶縁部材の劣化に伴う割れや亀裂等の損傷を防ぐことができるものと考えられる。
しかし、PPSフィルムは、加工性が悪いため、特に、カフス部の形成により生じる折り曲げ位置と、ステータコアのスロットの形状に合わせた湾曲により生じる屈曲位置とが重なる領域において、応力集中が生じる。このため、PPSフィルムは、加工時に割れや亀裂などの損傷が生じ易く、絶縁機能を確保できなくなる問題や損傷した破片が落下、飛散する問題がある。カフス部がPETフィルムやPENフィルムにより形成された場合、加工時の曲げによる損傷の影響は無いが、折り曲げ位置と屈曲位置とが重なる領域は曲げ応力が集中しているため、高温多湿の環境では劣化による損傷が進行し易く、極低温の環境では硬質化に伴う損傷が生じ易い。また、カフス部を形成したPETフィルムやPENフィルムに損傷が生じると、損傷箇所は1箇所に留まらず、多数箇所に伝播し易い。このため、特許文献3のように、劣化に強いPPSフィルムを折り曲げること無く、PETフィルムあるいはPENフィルムに重ねて使用していたとしても、PPSフィルムの位置ずれが生じ易く、重ねた絶縁フィルムの間に隙間が生じて絶縁機能が低下するという問題がある。
本願発明は、電動機の使用環境に関わらず、ステータコアのスロットに挿入する絶縁部材の損傷を抑制することを目的とする。
請求項1は、ロータとステータとを備え、前記ステータのステータコアに形成されたスロットには少なくとも2枚の絶縁フィルムを重ねた絶縁部材が挿入され、前記スロットに前記絶縁部材を介してコイルが装着されている電動機において、前記絶縁部材は前記コイルに面するコイル側絶縁フィルムと前記ステータコアに面するステータコア側絶縁フィルムを有し、前記コイル側絶縁フィルムに両端を折り曲げて前記ステータコアの両端面と係合するカフス部を形成し、前記スロットの形状に合わせて湾曲することにより生じる前記コイル側絶縁フィルムの湾曲位置と前記カフス部の形成により生じる折り曲げ位置とが重なる領域にフィルム貫通部を設け、前記ステータコア側絶縁フィルムが前記ステータコア側の面の一部を前記カフス部に覆われ、かつ前記フィルム貫通部の少なくとも一部と重なるように前記コイル側絶縁フィルムと重なっていることを特徴とする。
請求項1によれば、コイル側絶縁フィルムの湾曲位置と折り曲げ位置とが重なる領域における応力集中部を無くすることができるため、絶縁部材の成形に伴うコイル側絶縁フィルムの損傷を抑制することができ、高温多湿や極低温の環境において電動機を使用しても、絶縁部材の寿命を延ばすことができる。また、フィルム貫通部が他の絶縁フィルムによって覆われるため、フィルム貫通部の設定による絶縁機能の低下は全く無い。
請求項2は、前記絶縁部材は前記コイル側絶縁フィルムと前記ステータコア側絶縁フィルムとの2枚の絶縁フィルムを重ねた構成であることを特徴とする。請求項2によれば、必要最小限である2枚の絶縁フィルムを使用するのみで、請求項1による作用効果を得ることができ、また絶縁部材による構成の複雑化やコスト上昇を招く恐れが無い。
請求項3は、前記絶縁部材を構成する各絶縁フィルムは全てポリフェニレンスルファイド(PPS)フィルムを使用したことを特徴とする。請求項3によれば、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムあるいはポリエチレンナフタレート(PEN)フィルムに比較して、絶縁部材の劣化や割れに対する耐性を高めることができる。
請求項4は、前記絶縁部材を構成する絶縁フィルムは前記コイル側絶縁フィルムにポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム又はポリエチレンナフタレート(PEN)フィルムを使用し、前記ステータコア側絶縁フィルムにポリフェニレンスルファイド(PPS)フィルムを使用したことを特徴とする。請求項4によれば、コイル側絶縁フィルムに対するカフス部成形時やステータコアのスロットの形状に合わせた湾曲時における曲げ加工を容易にすることができる。また、コイル側絶縁フィルムの湾曲位置と折り曲げ位置とが重なる領域における応力集中を無くするとともに、ステータコア側絶縁フィルムにポリフェニレンスルファイド(PPS)フィルムを使用することにより、絶縁部材の劣化や割れに対する耐性を相乗的に高めることができる。また、ステータコア側絶縁フィルムにポリフェニレンスルファイド(PPS)フィルムを使用するのみであるため、請求項3の構成に比較して絶縁部材をコスト的に安価に製作することができる。
請求項5は、前記フィルム貫通部は前記コイル側絶縁フィルムを貫通する孔であることを特徴とする。請求項5によれば、コイル側絶縁フィルムの湾曲位置と折り曲げ位置とが重なる領域を広い範囲に亘って除去することができるため、応力集中の低減効果が大きい。
請求項6は、前記フィルム貫通部は前記コイル側絶縁フィルムのカフス部形成前又は形成後に設けられることを特徴とする。請求項6によれば、フィルム貫通部の成形工程は絶縁部材の成形工程に組み込むことができるので、フィルム貫通部を簡単に形成することができる。
請求項7は、前記請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電動機は車両用空調機の電動圧縮機の電動機であることを特徴とする。請求項7によれば、高温多湿の環境下にある車両用空調機の電動圧縮機における電動機として適切に対応させることができる。
本願発明は、高温多湿あるいは極低温等の厳しい環境下で使用される電動機において、ステータコアのスロットに挿入する絶縁部材の損傷を抑制することができるので、絶縁機能を十分に確保することができる。
(第1の実施形態)
第1の実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1において、電動機1はケース2内にロータ3とロータ3の外周に配置されたステータ4とを備えている。ロータ3はケース2の中心部に回転可能に架設された回転軸5に固定されている。ステータ4のステータコア6には、図2に示すように、ステータコア6の上下端面7、7の双方を貫通するとともに内側、即ちロータ3側に開口する複数のスロット8が形成され、各スロット8には絶縁部材9を介してコイル10が装着されている。
第1の実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1において、電動機1はケース2内にロータ3とロータ3の外周に配置されたステータ4とを備えている。ロータ3はケース2の中心部に回転可能に架設された回転軸5に固定されている。ステータ4のステータコア6には、図2に示すように、ステータコア6の上下端面7、7の双方を貫通するとともに内側、即ちロータ3側に開口する複数のスロット8が形成され、各スロット8には絶縁部材9を介してコイル10が装着されている。
図2〜図4はスロット8における構成を詳細に示している。スロット8はステータコア6の内側から外側に向けて拡大された台形状に形成され、内側にロータ3と対向するように形成された開口部11を有する。スロット8の台形状は、外側に位置する内壁8aとステータコア6の周側に位置する内壁8bが平面で構成され、内壁8aと内壁8bとを接続する円弧面8cは曲率半径の小さな円弧により構成されている。スロット8に挿入される絶縁部材9は、図5に示すように、コイル10側に位置するコイル側絶縁フィルム12及びステータコア6側に位置するステータコア側絶縁フィルム13の2枚の絶縁フィルムを重ねた構成である。コイル側絶縁フィルム12及びステータコア側絶縁フィルム13は、比較的加水分解による劣化が少ない性質を有するポリフェニレンスルファイド(以下、略称であるPPSを使用する)フィルムを使用している。
絶縁部材9として使用できるように切断されたコイル側絶縁フィルム12(図6、図7参照)は、スロット8の内周壁の周面に沿った長さ(図7における左右方向の長さ)を有し、スロット8の深さ方向の上下両端部(図4、図5、図7における上下の端部)が外側に折り曲げられたカフス部14、15を有する。また、コイル側絶縁フィルム12はスロット8の形状に合わせてほぼU字状に湾曲された形状に構成されている。カフス部14、15の形成により生じる折り曲げ位置16(図5、図7参照)と湾曲により生じる湾曲位置17(図5、図7参照、なお、図7では代表的に一点差線で示す)とが重なる領域18(図3、図7参照)には、コイル側絶縁フィルム12を厚さ方向に貫通するように穿設された孔形状のフィルム貫通部19が設けられている。領域18は上側のカフス部14に2箇所、下側のカフス部15に2箇所存在し、全ての領域18にフィルム貫通部19が設けられている。なお、カフス部14、15は、絶縁部材9がスロット8に挿入された時、ステータコア6の上下端面7、7に係合し、絶縁部材9の脱落を防止する。
ステータコア側絶縁フィルム13は、コイル側絶縁フィルム12の長さ(図7における左右方向の長さ)と同一の長さを有し、コイル側絶縁フィルム12の上下折り曲げ位置16間の距離と同一か、僅かに短い幅を有する平坦なフィルム形状で構成されている。ステータコア側絶縁フィルム13はコイル側絶縁フィルム12の上下折り曲げ位置16間に重ねられ、上下カフス部14、15によって保持される。ステータコア側絶縁フィルム13はコイル側絶縁フィルム12に重ねられた状態で、コイル側絶縁フィルム12に設けられたフィルム貫通部19を完全に塞ぐことができる。従って、絶縁部材9は両絶縁フィルム12、13の組み合わせによって絶縁機能を発揮することができる。
スロット8に挿入された絶縁部材9は装着されるコイル10側にコイル側絶縁フィルム12が位置し、カフス部14、15がステータコア6の上下端面7に係合する。ステータコア側絶縁フィルム13はステータコア6側に位置し、カフス部14、15によって保持された状態にある。コイル10は絶縁部材9を介してスロット8内を充填するように装着される。また、装着されたコイル10の一部がスロット8の開口部11から脱出しないように、コイル抑え20がスロット8に、開口部11を塞ぐように挿入されている。コイル抑え20はPPSフィルムにより構成されるとともに両端部20a、20bがスロット8の内部側に若干湾曲されてコイル側絶縁フィルム12の一部に重ねられ、ステータコア6とコイル10との間を絶縁している。なお、図4はコイル抑え20を省略した状態で、スロット8、絶縁部材9及びコイル10の構成を示している。
図6及び図7において、絶縁部材9の成形工程を説明する。コイル側絶縁フィルム12はフィルム引出しローラ23によって絶縁フィルムロール21から引き出される。引き出されたコイル側絶縁フィルム12は、折り曲げ治具22により、両端が折り曲げ位置16に沿って折り曲げられ、カフス部14が形成される。カフス部14の形成後、コイル側絶縁フィルム12は引出しローラ23を通過し、カッター24によってスロット8の内周壁の曲面に沿った距離に合わせた長さに切断される。
一定の長さに切断されたコイル側絶縁フィルム12は、カフス部14の形成によって生じる折り曲げ位置16とスロット8の形状に合わせて湾曲されることにより生じる湾曲位置17とが重なる4箇所の領域18が貫通部形成位置に配置されるように位置決めされる。位置決めされたコイル側絶縁フィルム12の各領域18は、貫通部成形機25により孔開けされ、フィルム貫通部19が形成される。
一方、ステータコア側絶縁フィルム13は、幅(図7における上下方向の幅)がコイル側絶縁フィルム12の上下折り曲げ位置16間の距離と同一か若干短い距離に成形され、絶縁フィルムロール26に巻かれている。絶縁フィルムロール26から、図6のフィルム引出しローラ23と同様の手段により引き出されたステータコア側絶縁フィルム13は、カッター24と同様の手段によりコイル側絶縁フィルム12と同一の長さに切断される。切断されたステータコア側絶縁フィルム13は、上下カフス部14、15の間に、コイル側絶縁フィルム12の長さと一致するまで挿入される。コイル側絶縁フィルム12に重ねられたステータコア側絶縁フィルム13は、コイル側絶縁フィルム12の各領域18に設けられたフィルム貫通部19を完全に塞ぐことができる。
コイル側絶縁フィルム12及びステータコア側絶縁フィルム13の2枚の絶縁フィルムを重ねることによって構成された絶縁部材9は、図示しない公知の成形手段によりスロット8の形状に合わせてほぼU字形状に湾曲される。
以上のように構成された第1の実施形態は以下の作用、効果を有する。
絶縁部材9はカフス部14、15を形成した後、スロット8の形状に合わせて湾曲される。特に、領域18に該当するスロット8の内壁8aと内壁8bとの接続部における円弧面8cの曲率半径が小さいため、領域18の折り曲げ位置16が大きく屈曲され、湾曲位置17に応力集中が生じる。
絶縁部材9はカフス部14、15を形成した後、スロット8の形状に合わせて湾曲される。特に、領域18に該当するスロット8の内壁8aと内壁8bとの接続部における円弧面8cの曲率半径が小さいため、領域18の折り曲げ位置16が大きく屈曲され、湾曲位置17に応力集中が生じる。
しかし、第1の実施形態では、領域18にフィルム貫通部19を設けたため、折り曲げ位置16と湾曲位置17との重なる部分が除去され、領域18における応力集中が解消される。従って、絶縁部材9の加工時における割れや亀裂等による損傷の発生が抑制され、電動機1の使用環境に関わらず、ステータコア6とコイル10との間の絶縁機能を十分に確保し、絶縁部材9の寿命を延ばすことができる。
また、絶縁部材9はコイル側絶縁フィルム12及びステータコア側絶縁フィルム13の双方共にPPSフィルムを使用しているため、フィルム貫通部19による絶縁部材9の損傷防止とともに高温多湿の環境において電動機1を使用しても、PETフィルムやPENフィルムに比較して、絶縁部材9の劣化による損傷を大幅に抑制することができる。
(第2の実施形態)
図8に示した第2の実施形態は、第1の実施形態における絶縁部材9の成形工程の一部を変更したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。第2の実施形態では、絶縁フィルムロール21から引き出されたコイル側絶縁フィルム12が、最初に、スロット8の内周壁の周面に沿った距離に合わせた長さに切断される。切断されたコイル側絶縁フィルム12は予め定められている折り曲げ位置16と湾曲位置17とが重なる4箇所の領域18にフィルム貫通部19を形成する。その後、コイル側絶縁フィルム12の上下両辺部を折り曲げ位置16に沿って折り曲げ、カフス部14を形成する。カフス部14を形成した時点でのコイル側絶縁フィルム12の構成は、第1の実施形態を示した図7における切断後のコイル側絶縁フィルム12と同一の構成である。
図8に示した第2の実施形態は、第1の実施形態における絶縁部材9の成形工程の一部を変更したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。第2の実施形態では、絶縁フィルムロール21から引き出されたコイル側絶縁フィルム12が、最初に、スロット8の内周壁の周面に沿った距離に合わせた長さに切断される。切断されたコイル側絶縁フィルム12は予め定められている折り曲げ位置16と湾曲位置17とが重なる4箇所の領域18にフィルム貫通部19を形成する。その後、コイル側絶縁フィルム12の上下両辺部を折り曲げ位置16に沿って折り曲げ、カフス部14を形成する。カフス部14を形成した時点でのコイル側絶縁フィルム12の構成は、第1の実施形態を示した図7における切断後のコイル側絶縁フィルム12と同一の構成である。
一方、ステータコア側絶縁フィルム13は第1の実施形態と同一の工程を経て形成され、フィルム貫通部19及びカフス部14、15を形成されたコイル側絶縁フィルム12に重ね合わされた後、コイル側絶縁フィルム12と共にスロット8の形状に合わせてU字形状に湾曲される。従って、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同一の作用効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
図9に示した第3の実施形態は、第1の実施形態における絶縁部材9の形状を変更したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。第3の実施形態は、スロット8の開口部11側に向かう絶縁部材9の両端部27、28がさらに、屈曲された形態で構成されている。このため、領域18と同様に、折り曲げ位置16と湾曲位置17とが重なる領域29が、両端部27、28においても生じる。
図9に示した第3の実施形態は、第1の実施形態における絶縁部材9の形状を変更したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。第3の実施形態は、スロット8の開口部11側に向かう絶縁部材9の両端部27、28がさらに、屈曲された形態で構成されている。このため、領域18と同様に、折り曲げ位置16と湾曲位置17とが重なる領域29が、両端部27、28においても生じる。
第3の実施形態では、コイル側絶縁フィルム12に形成される領域29に、領域18の場合と同様な孔形状のフィルム貫通部30が穿設され、領域29に応力集中が生じないように構成されている。従って、絶縁部材9はフィルム貫通部30によって割れや亀裂等の損傷の発生を抑制され、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
本願発明は、前記した各実施形態の構成に限定されるものではなく、本願発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、次のように実施することができる。
(1)第1〜第3の実施形態において、絶縁部材9を構成するコイル側絶縁フィルム12及びステータコア側絶縁フィルム13は、共にPPSフィルムを使用した例を示したが、この例に限られるものでない。例えば、本願発明はコイル側絶縁フィルム12にポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム又はポリエチレンナフタレート(PEN)フィルムを使用し、ステータコア側絶縁フィルム13にPPSフィルムを使用した構成で実施することができる。また、少なくともステータコア側絶縁フィルム13に加水分解による劣化を生じにくい他の材料からなるフィルムを使用することができる。
(2)絶縁部材9はコイル側絶縁フィルム12及びステータコア側絶縁フィルム13の2枚のフィルムを重ねた構成に限らず、必要に応じて3枚以上の絶縁フィルムを重ねた構成により実施することができる。
(3)フィルム貫通部19及び30は、前記各実施形態に示した楕円形状の孔に限らず、円形状、扇形状あるいは三角形以上の角形状の孔で構成することができる。
(4)フィルム貫通部19及び30は、コイル側絶縁フィルム12にナイフ等を突き通した時に形成される切れ目やコイル側絶縁フィルム12を鋏等で切断した時に形成される線分状の切れ目で構成しても良く、また、溝状の切り欠きにより構成しても良い。
(3)フィルム貫通部19及び30は、前記各実施形態に示した楕円形状の孔に限らず、円形状、扇形状あるいは三角形以上の角形状の孔で構成することができる。
(4)フィルム貫通部19及び30は、コイル側絶縁フィルム12にナイフ等を突き通した時に形成される切れ目やコイル側絶縁フィルム12を鋏等で切断した時に形成される線分状の切れ目で構成しても良く、また、溝状の切り欠きにより構成しても良い。
(5)図2に示したスロット8の形状は、内壁8aと円弧面8cをあわせた一つの円弧面により構成しても良く、また、同様に内壁8bと円弧面8cをあわせた一つの円弧面により構成することも可能である。この場合も円弧面に沿った湾曲位置と折り曲げ位置とが重なる領域にフィルム貫通部が設けられる。
(6)フィルム貫通部19及び30は、領域18あるいは領域29毎に形成されているが、2つの領域18を包含できる1つのフィルム貫通部あるいは2つの領域29を包含する1つのフィルム貫通部により構成しても良い。
(7)第1の実施形態に示した電動機は一般的に用いられる電動機として説明したが、車両用空調機の電動圧縮機は高温多湿の環境で、かつ振動の激しい環境において使用されているため、本願発明を電動圧縮機の電動機として使用した場合、特に、大きな効果を得ることができる。
(6)フィルム貫通部19及び30は、領域18あるいは領域29毎に形成されているが、2つの領域18を包含できる1つのフィルム貫通部あるいは2つの領域29を包含する1つのフィルム貫通部により構成しても良い。
(7)第1の実施形態に示した電動機は一般的に用いられる電動機として説明したが、車両用空調機の電動圧縮機は高温多湿の環境で、かつ振動の激しい環境において使用されているため、本願発明を電動圧縮機の電動機として使用した場合、特に、大きな効果を得ることができる。
1 原動機
3 ロータ
4 ステータ
6 ステータコア
8 スロット
9 絶縁部材
10 コイル
12 コイル側絶縁フィルム
13 ステータコア側絶縁フィルム
14、15 カフス部
16 折り曲げ位置
17 湾曲位置
18、29 領域
19、30 フィルム貫通部
3 ロータ
4 ステータ
6 ステータコア
8 スロット
9 絶縁部材
10 コイル
12 コイル側絶縁フィルム
13 ステータコア側絶縁フィルム
14、15 カフス部
16 折り曲げ位置
17 湾曲位置
18、29 領域
19、30 フィルム貫通部
Claims (7)
- ロータとステータとを備え、前記ステータのステータコアに形成されたスロットには少なくとも2枚の絶縁フィルムを重ねた絶縁部材が挿入され、前記スロットに前記絶縁部材を介してコイルが装着されている電動機において、
前記絶縁部材は前記コイルに面するコイル側絶縁フィルムと前記ステータコアに面するステータコア側絶縁フィルムを有し、前記コイル側絶縁フィルムに両端を折り曲げて前記ステータコアの両端面と係合するカフス部を形成し、前記スロットの形状に合わせて湾曲することにより生じる前記コイル側絶縁フィルムの湾曲位置と前記カフス部の形成により生じる折り曲げ位置とが重なる領域にフィルム貫通部を設け、前記ステータコア側絶縁フィルムが前記ステータコア側の面の一部を前記カフス部に覆われ、かつ前記フィルム貫通部の少なくとも一部と重なるように前記コイル側絶縁フィルムと重なっていることを特徴とする電動機。 - 前記絶縁部材は前記コイル側絶縁フィルムと前記ステータコア側絶縁フィルムとの2枚の絶縁フィルムを重ねた構成であることを特徴とする請求項1に記載の電動機。
- 前記絶縁部材を構成する各絶縁フィルムは全てポリフェニレンスルファイド(PPS)フィルムを使用したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動機。
- 前記絶縁部材を構成する絶縁フィルムは前記コイル側絶縁フィルムにポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム又はポリエチレンナフタレート(PEN)フィルムを使用し、前記ステータコア側絶縁フィルムにポリフェニレンスルファイド(PPS)フィルムを使用したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動機。
- 前記フィルム貫通部は前記コイル側絶縁フィルムを貫通する孔であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電動機。
- 前記フィルム貫通部は前記コイル側絶縁フィルムのカフス部形成前又は形成後に設けられることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の電動機。
- 前記請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電動機は車両用空調機の電動圧縮機の電動機であることを特徴とする電動機。
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