JP5709781B2 - 電動機の電機子 - Google Patents

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本発明は、電気掃除機、電動工具等の各機器に使用される電動機の電機子に関するものである。
電気掃除機用モータは、回転数が40000rpmを越え、高速で回転する。高速回転時には振動や騒音が大きくなる問題があり、これらを低減するため、電機子鉄心の両端に残留するアンバランスを、電機子鉄心を切削することによって修正する方法が用いられる。電機子のアンバランスは、電機子を構成する整流子、巻線、電機子鉄心、ワニス等の影響により、電機子鉄心の切削前に測定する電機子の初期アンバランスが大きくなるものがある。初期アンバランスが大きい場合、アンバランス修正で電機子鉄心の外周部を一度に切削できる量には限界があるため、数回に分けてバランス修正を行う必要があり、修正時間が長くなる。また、電機子鉄心の外周部を切削しすぎると性能のバラツキが発生する。
電機子の初期アンバランスを低減する方法として、例えば、特許文献1に記載されているような、鉄心スロット開口凹部に凸形アンバランス部材を挿入する方式が提案されている。また、例えば、特許文献2に記載されているような、略リング状のアンバランス部材をシャフト外周面の適当位置に挿入する方式が提案されている。
特開平11−146611号公報(第2頁−第3頁、図1−図5) 特開2003−129995号公報(第2頁−第3頁、図1−図4)
上記特許文献1にあっては、電機子の初期アンバランスを測定した後に凸形アンバランス部材を挿入する必要があり、挿入する工程が新たに追加される。さらに、凸形アンバランス部材を挿入する場合、種々の形状の凸形アンバランス部材を用意して初期アンバランス量に応じて部材切替をすることが必要となり、挿入する工程における作業が複雑となる。同様に、特許文献2にあっても初期アンバランス量に応じて部材切替をする必要が生じる。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、初期アンバランスを低減するために特別な部材を付加することなく、電機子の初期アンバランスを低減し、アンバランス修正にかかる時間の削減を図ることを目的としている。
本発明に係る電動機の電機子は、複数のティース間に形成されたスロットに電機子巻線を巻装した電機子鉄心と、上記電機子巻線を接続するための整流子片を有する整流子と、上記電機子鉄心及び整流子を同心に支持するシャフトと、上記シャフトに当接し、上記シャフトと上記電機子巻線とを絶縁するシャフト絶縁部用インシュレータ及び上記電機子鉄心に当接し、上記シャフト絶縁部用インシュレータと一体に形成され、上記電機子鉄心と上記電機子巻線とを絶縁する電機子鉄心絶縁部用インシュレータと、一端が上記整流子片に係止され、他端が所定のスロット数離れたスロットに卷装された上記電機子巻線に接続され、上記シャフトの周方向に沿って形成された渡り線とを備え、上記電機子巻線及び渡り線にワニス含浸処理をした電動機の電機子において、
上記シャフト絶縁部用インシュレータに、その外周面に沿った凹部が形成され
上記凹部が、上記電機子巻線の渡り線が沿うように螺旋状に形成されているものである。
本発明の電動機の電機子によれば、特別な部材を付加することなく電機子の初期アンバランスを低減し、アンバランス修正時間の削減を図り、鉄心外周部の切削量を少なくすることで安定した性能、更に、低振動、低騒音、高効率のモータを提供することができる。
本発明に係る電動機の電機子を利用した電機掃除機用モータの内部構造を示す図である。 本発明に係る電動機の電機子の構造を示す斜視図である。 本発明に係る電動機の電機子の実施の形態1を示す部分拡大断面図である。 従来の電動機の電機子の部分拡大断面図である。 本発明に係る電動機の電機子の実施の形態2を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る電動機の電機子の実施の形態3を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る電動機の電機子の実施の形態4を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る電動機の電機子の実施の形態5を示す部分拡大断面図である。 本発明の実施の形態5におけるインシュレータの正面図である。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る電動機の電機子を利用した電機掃除機用モータの内部構造を示す図、図2は、本発明に係る電動機の電機子の構造を示す斜視図である。図1及び図2に示したように、電機掃除機用モータ1は、複数のティース4a間に形成されたスロットに電機子巻線10を巻装した電機子鉄心4と、渡り線を係止するための整流子片13を有する整流子3と、電機子鉄心4及び整流子3を同心に支持するシャフト5とを備えた電機子2と、電機子2の外周側に配置されたステータコア8を有する固定子7と、シャフト5の一方側に配置されたファン6と、カーボンブラシ9とを備えている。ファン6によりシャフト5の軸方向に気流が発生する。その気流の大まかな方向を図中矢印で示している。また、図2に示したように、電機子2は、電機子鉄心4の端面及びシャフト5と電機子巻線10とを絶縁するインシュレータ11を備えている。
図3は、本発明に係る電動機の電機子の実施の形態1を示す部分拡大断面図であり、図3(b)は、図3(a)のA−A断面においてシャフト及びインシュレータを示す断面図である。図3に示したように、電機子2は、複数のティース4a間に形成されたスロットに電機子巻線10を巻装した電機子鉄心4と、整流子片13を有する略円柱状の外形を有する整流子3とが、同心になるようにシャフト5に取り付けられて構成されている。また、電機子2は、電機子鉄心4の端面及びシャフト5に当接し、電機子鉄心4の端面及びシャフト5と電機子巻線10とを絶縁するインシュレータ11を備えている。このインシュレータ11は、シャフト5の周面に当接してシャフト5と電機子巻線10との間に介在して両者を絶縁するシャフト絶縁部用インシュレータ11aと、シャフト絶縁部用インシュレータ11aと一体に形成され、電機子鉄心4の端面に当接して電機子鉄心4と電機子巻線10との間に介在し両者を絶縁する電機子鉄心絶縁部用インシュレータ11bとを備えている。インシュレータ11の材質としては、剛性を有する絶縁材であり、例えば、絶縁性プラスチックなどである。所定のスロット数離れたスロットに卷装された電機子巻線10同士は、整流子3の整流子片13に係止され、シャフト5の周方向に沿って形成された渡り線によって電気的に接続され、この渡り線が、巻線の過程で電機子鉄心4の端面上に盛り上がるように配置され、コイルエンド部10aが形成される。図示は省略するが、整流子3側の電機子鉄心4の端面と反対側の電機子鉄心4の端面上にも同様にコイルエンド部10aが形成される。
本実施の形態1では、図3に示したように、シャフト5のシャフト絶縁部用インシュレータ11aと当接する部分に長方形形状の第一カット面5aと、第一カット面5aと平行で第一カット面5aと同一形状の第二カット面5bの、2面カット部を形成する。2面カット部のシャフト5軸方向の長さは、このシャフト絶縁部用インシュレータ11aの長さに依存する。また、カット深さについては、電機子巻線10の1層分のみの深さとする。
電機子2の製造工程は、シャフト5に電機子鉄心4を圧入し、電機子鉄心4の端面及びコイルエンド部にインシュレータ11を配置した後、整流子3を組立て、スロット絶縁体12を挿入し、電機子巻線10のスロット部への巻装を行う。その後、電機子巻線10間及び電機子巻線10と電機子鉄心4との電気的絶縁を確保する目的でワニス含浸処理を行い、初期アンバランスを測定し、電機子鉄心4の外周部を切削することによってアンバランス修正をする。
図4は、従来の電動機の電機子の部分拡大断面図である。図4に示したように、電機子巻線10同士を電気的に接続する渡り線は、後で巻装される線ほど、先に巻装された線の上に乗るか外側へ迂回するため、渡り線の渡るコイルエンド部10a、更にはスロット内でも巻線が乱れる。これらの乱れが電機子巻線10の収納性を悪くし、コイルエンド部10aの重心がシャフト5の径方向の外側に移ることになる。コイルエンド部10aの重心がシャフト5の径方向外側に移ることによってアンバランスが悪化するが、後工程で実施する、電機子巻線10間及び電機子鉄心4と電機子巻線10とを電気的に絶縁するために行うワニス含浸処理においてもワニスの浸透性が悪くなり、さらに、アンバランスの悪化を招く。
これに対し、本実施の形態1によれば、巻線工程において、シャフト5の2面カットにおける渡り線は、2面カットで薄くなった体積の分、シャフト5の中心軸に近い位置で渡るため、コイルエンド部10aの重心が、図4に示した電機子2に比べて、シャフト5の中心軸寄りとなる。また、コイルエンド部10aの膨らみを抑制できるため、巻線時にバランスよく組立てることが可能となり、初期アンバランスを減少させることができる。さらに、後工程のワニス含浸処理でも、コイルエンド部10aの膨らみが抑制されたことによって、ワニスもその膨らみに沿うように均一に含浸するため、初期アンバランスを減少させることができる。初期アンバランスの減少に伴い、最終工程の電機子鉄心4の切削によるアンバランス修正にかかる時間を短縮することができる。
上記特許文献1では、最終工程のアンバランス修正時に初期アンバランスを測定した後に凸形アンバランス部材を挿入し、再度アンバランスを測定した後に切削を行うが、本実施の形態1では、アンバランス修正のために特別なアンバランス部材を挿入することなくアンバランスの修正を行うことができる。
また、初期アンバランスの減少に伴い、アンバランス修正量が少なくなるので、電機子鉄心4の切削量が減少し、ティース4a毎の磁気バランスがほぼ均一となり、磁気バランスが保て、モータ性能のバラつきが抑制される。また、渡り線の距離が従来より短くなるため、巻線占積率が向上し、銅損が低減され、モータが高効率化される。さらに、2面カットにすることで、単純にシャフト5の径を細くする場合に比べて断面係数が大きくなり、高速回転に耐え得る強度を維持できる。これらのことにより、高速回転に耐え得る強度を備えたシャフト5を有し、安定した性能のモータ、更に低振動、低騒音、高効率のモータを提供することができる。
実施の形態2.
図5は、本発明に係る電動機の電機子の実施の形態2を示す部分拡大断面図であり、図5(b)は、図5(a)のB−B断面におけるシャフト及びインシュレータを示す断面図であり、図5(c)は、図5(a)のC−C断面におけるシャフト及びインシュレータを示す断面図である。
図5に示したように、シャフト絶縁部用インシュレータ11aと接するシャフト5に、シャフト5軸方向で、上記実施の形態1と同様の第一カット面5a及び第二カット面5bで構成される2面カットと、この2面カットの面と垂直で同一形状の面を有する第三カット面5c及び第四カット面5dで構成される2面カットを形成する。このように、2箇所に直交する2面カットを配置している。また、軸方向の3個所以上に2面カットを配置し、軸方向で隣り合う2面カットの面が互いに直交するようにしてもよい。
本実施の形態2によれば、巻線工程において、シャフト5の2面カットにおける渡り線は、2箇所または3個所以上に配置した2面カットに振り分けられるので、図3の電機子2に比べて、シャフト5の周方向における、コイルエンド部10a重心位置の均等性が増す。
また、本実施の形態2では、上記実施の形態1と同様、アンバランス修正のために特別なアンバランス部材を挿入することなくアンバランスの修正を行うことができる。
実施の形態3.
図6は、本発明に係る電動機の電機子の実施の形態3を示す部分拡大断面図である。
図6に示したように、シャフト5は従来の構造のように2面カットは形成せず、シャフト絶縁部用インシュレータ11aの外周に凹部14aを形成し、肉厚を部分的に薄くしている。図6では、凹部を形成する位置をシャフト絶縁部用インシュレータ11aの電機子鉄心絶縁部用インシュレータ11bと繋がった部分としているが、この位置に限らず軸方向のどの位置でもよい。
本実施の形態3によれば、巻線工程において、凹部14aにおける渡り線は、凹部14aを形成して薄くなった体積の分、シャフト5の中心軸に近い位置で渡るため、コイルエンド部10aの重心が、図4の電機子2に比べて、シャフト5の中心軸寄りとなり、電機子巻線10の膨らみを抑制することができる。このため、巻線時にバランス良く組立てることが可能となり、初期アンバランスを減少させることができる。さらに、後工程のワニス含浸処理でも、コイルエンド部10aの膨らみが抑制されたことによって、ワニスもその膨らみに沿うように含浸するため、同様に初期アンバランスを減少させることができる。初期アンバランスの減少に伴い、最終工程の電機子鉄心4の切削によるアンバランス修正にかかる時間を短縮することができる。
また、本実施の形態3では、アンバランス修正のために特別なアンバランス部材を挿入することなくアンバランスの修正を行うことができる。
また、インシュレータ11は製造過程でのズレ防止のため、シャフト5に施されたナールと呼ばれる線状突起によって、圧入時に係り止めされる。そのため、インシュレータの肉厚を必要以上に薄くしてしまうと、インシュレータ11にクラックが生じ、絶縁劣化の要因に繋がるという問題があった。
本実施の形態3では、シャフト絶縁部用インシュレータ11aの一部に凹部14aを形成しているので、シャフト絶縁部用インシュレータ11aに生じるクラックを防止しながら、巻線時の渡り線の収納性を高くすることができる。
実施の形態4.
図7は、本発明に係る電動機の電機子の実施の形態4を示す部分拡大断面図である。
図7に示したように、シャフト絶縁部用インシュレータ11aの凹部14aの他、電機子鉄心絶縁部用インシュレータ11bに凹部14aに連通しシャフト5の外周に沿った第二凹部14bを形成している。
本実施の形態4によれば、巻線工程において、シャフト絶縁部用インシュレータ11aに形成された凹部14aの軸方向長さが第二凹部14bの深さの分だけ長くなるので、シャフト5の中心軸に近い位置で渡る渡り線は増え、コイルエンド部10aの重心が、図6の電機子2に比べて、シャフト5の中心軸寄りとなり、コイルエンド部10aの膨らみを抑制できる。このため、巻線時にバランス良く組立てることが可能となり、初期アンバランスを減少させることができる。さらに、後工程のワニス含浸処理でも、電機子巻線10の膨らみが抑制されたことによって、ワニスもその膨らみに沿うように含浸するため、同様に初期アンバランスを減少することができる。初期アンバランスの減少に伴い、最終工程の電機子鉄心4の切削によるアンバランス修正にかかる時間を短縮することができる。
また、本実施の形態4では、上記実施の形態1と同様、アンバランス修正のために特別なアンバランス部材を挿入することなくアンバランスの修正を行うことができる。
実施の形態5.
図8は、本発明に係る電動機の電機子の実施の形態5を示す部分拡大断面図、図9は、本発明の実施の形態5におけるインシュレータの正面図である。
図8及び図9に示したように、シャフト絶縁部用インシュレータ11aの外周面に電機子巻線10の渡り線が沿うように螺旋状の凹部14cが形成されている。
本実施の形態5によれば、巻線工程において、シャフト絶縁部11aに形成された凹部14cにおける渡り線は、シャフト絶縁部11aが薄くなった体積の分、シャフト5の中心軸に近い位置で渡るため、コイルエンド部10aの重心が、シャフト5の中心軸寄りとなり、コイルエンド部10aの膨らみを抑制できる。このため、巻線時にバランス良く組立てることができるようになり、初期アンバランスを減少させることができる。さらに、後工程のワニス含浸処理でも、電機子巻線10の膨らみが抑制されたことによって、ワニスもその膨らみに沿うように含浸するため、初期アンバランスを減少させることができる。初期アンバランスの減少に伴い、最終工程の電機子鉄心4の切削によるアンバランス修正にかかる時間を短縮することができる。
また、本実施の形態5では、上記実施の形態1と同様、アンバランス修正のために特別なアンバランス部材を挿入することなくアンバランスの修正を行うことができる。
また、シャフト絶縁部用インシュレータ11aに当接する渡り線が、凹部14cに沿って正しく巻線され、その上に巻線される渡り線を、正しく整列させることができ、巻線の収納性を高めることができる。この構造によれば、コイルエンド部10aにおける渡り線の整列性が高まることにより、ワニス含浸処理時のワニスの速やかな含浸を促進するとともに、ワニス固着性を向上させることが可能となる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
本発明に係る電動機の電機子は、電気掃除機、電動工具等の各機器における電動機に有効に利用することができる。
1 電機掃除機用モータ、2 電機子、3 整流子、4 電機子鉄心、5 シャフト、5a 第一カット面、5b 第二カット面、5c 第三カット面、5d 第四カット面、6 ファン、7 固定子、8 ステータコア、9 カーボンブラシ、10 電機子巻線、10a コイルエンド部、11 インシュレータ、
11a シャフト絶縁部用インシュレータ、
11b 電機子鉄心絶縁部用インシュレータ、12 スロット絶縁体、13 整流子片、14a,14c 凹部、14b 第二凹部。

Claims (1)

  1. 複数のティース間に形成されたスロットに電機子巻線を巻装した電機子鉄心と、上記電機子巻線を接続するための整流子片を有する整流子と、上記電機子鉄心及び整流子を同心に支持するシャフトと、上記シャフトに当接し、上記シャフトと上記電機子巻線とを絶縁するシャフト絶縁部用インシュレータ及び上記電機子鉄心に当接し、上記シャフト絶縁部用インシュレータと一体に形成され、上記電機子鉄心と上記電機子巻線とを絶縁する電機子鉄心絶縁部用インシュレータと、一端が上記整流子片に係止され、他端が所定のスロット数離れたスロットに卷装された上記電機子巻線に接続され、上記シャフトの周方向に沿って形成された渡り線とを備え、上記電機子巻線及び渡り線にワニス含浸処理をした電動機の電機子において、
    上記シャフト絶縁部用インシュレータに、その外周面に沿った凹部が形成され
    上記凹部が、上記電機子巻線の渡り線が沿うように螺旋状に形成されていること特徴とする電動機の電機子。
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