JP2012136979A - 金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法、金属ナトリウム供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジンバルブ内に金属Naを効率良く充填可能な金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法、金属ナトリウム供給装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法は、バルブかさ部13とバルブ軸部14とバルブ軸先端部15とを有し、少なくともバルブかさ部13とバルブ軸部14とを中空とするエンジンバルブ11の内部に金属Naを有する金属Na含有エンジンバルブの製造方法であって、エンジンバルブ11内に粒子状の金属Na12aをバルブかさ部13の内部に充填する第1の金属Na充填工程S11と、棒状の金属Naをバルブ軸部14の内部に供給する第2の金属Na充填工程S12と、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法は、バルブかさ部13とバルブ軸部14とバルブ軸先端部15とを有し、少なくともバルブかさ部13とバルブ軸部14とを中空とするエンジンバルブ11の内部に金属Naを有する金属Na含有エンジンバルブの製造方法であって、エンジンバルブ11内に粒子状の金属Na12aをバルブかさ部13の内部に充填する第1の金属Na充填工程S11と、棒状の金属Naをバルブ軸部14の内部に供給する第2の金属Na充填工程S12と、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用などのエンジンに適用される金属ナトリウム(金属Na)含有エンジンバルブの製造方法、金属ナトリウム供給装置に関する。
自動車用エンジンの高出力化と高性能化を図るためには、エンジンを高圧過給し多くの燃料を燃焼させる必要がある。エンジンの高出力化を図った場合、エンジンバルブのうち吸気弁は吸入行程時にバルブ周りを流れる吸入ガスで冷却されるので問題はないが、排気弁は排ガスによって連続的に加熱されるため、エンジンバルブの焼付が問題となる。
従来では、内部を中空とし、その内部に金属Naを封入したエンジンバルブが用いられている。従来より一般に用いられている金属Naを封入したエンジンバルブの一例を図12に示す。図12に示すように、従来の金属Na含有エンジンバルブ100では、エンジンバルブ101はバルブかさ部102とバルブ軸部103とバルブ軸先端部104とを有し、そのエンジンバルブ101の内部に金属Na104を封入している。
エンジンバルブ101は、中空化することで、軽量化を図り、運動エネルギーロス低減による低燃費化及び着座音低減による低騒音化を図ることができる。また、封入される金属Na104は、比重および融点は低く、熱伝導率は大きいため、熱輸送量を大きくし、バルブ温度を低くすることで、熱伝達率の向上を図り、燃焼ガスの高温化に対応できる。よって、金属Naを封入したエンジンバルブでは、金属Naが高温で液化し、それがエンジンバルブ内で対流を起こし、エンジンバルブ内の熱流を促進するため、エンジンバルブの各部温度を平均化する。これにより、エンジンバルブの焼付などエンジンバルブを使用することで生じる問題を解決し、エンジンバルブの冷却の効率化、高性能化を図り、エンジン性能を向上させる(例えば、特許文献1、2参照)。
金属Naを含有するエンジンバルブは、大気中で棒状の金属Naをエンジンバルブの中空内に挿入した後、熱溶融し、充填して製造されている。こうした金属Naを含有するエンジンバルブは、高級車をはじめ中級車や航空機用などに普及しつつある。特に、近年、自動車用エンジンは、法的規制(例えばCAFE規制など)を受けて、更に高効率化、低燃費化、軽量化、低騒音化が加速されており、エンジンバルブに対しても高温化、軽量化の要求が高まり、金属Naを含有するエンジンバルブの使用が増加している傾向にある。
今後、金属Naを含有するエンジンバルブの更なる要求に対して、更に安定してエンジンバルブの冷却の効率化、高性能化を図るため、エンジンバルブのかさ部の中空体積を広げたエンジンバルブが提案されている。
しかしながら、エンジンバルブのかさ部の中空体積を広げた場合、従来の金属Naを含有するエンジンバルブの製造方法では、エンジンバルブのかさ部の中空部に金属Naを十分充填することができない、という問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、エンジンバルブ内に金属Naを効率良く充填可能な金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法、金属ナトリウム供給装置を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための本発明の第1の発明は、バルブかさ部とバルブ軸部とバルブ軸先端部とを有し、少なくとも前記バルブかさ部と前記バルブ軸部とを中空とするエンジンバルブの内部に金属ナトリウムを有する金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法であって、前記エンジンバルブ内に粒子状の金属ナトリウム、棒状の金属ナトリウムのいずれか一方または両方を少なくとも前記バルブかさ部の内部に充填する第1の金属ナトリウム充填工程と、前記棒状の金属ナトリウムを前記バルブ軸部の内部に供給する第2の金属ナトリウム充填工程と、を有することを特徴とする金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法である。
第2の発明は、第1の発明において、前記第1の金属ナトリウム充填工程と前記第2の金属ナトリウム充填工程との間に、前記エンジンバルブを加熱融解手段により加熱し、前記バルブかさ部の内部に供給した金属ナトリウムを溶解する加熱溶解工程を有することを特徴とする金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法である。
第3の発明は、第1または2の発明において、前記第1の金属ナトリウム充填工程の前に、前記金属ナトリウムの表面に予めチタンを付着させておくか、前記金属ナトリウムを灯油の中に予め浸漬させておくことを特徴とする金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法である。
第4の発明は、バルブかさ部とバルブ軸部とバルブ軸先端部とを有し、少なくとも前記バルブかさ部と前記バルブ軸部とを中空とするエンジンバルブの内部に金属ナトリウムを有する金属ナトリウム含有エンジンバルブを製造する金属ナトリウム供給装置であり、前記エンジンバルブ内に粒子状の金属ナトリウム、棒状の金属ナトリウムのいずれか一方または両方を供給する第1の金属ナトリウム供給部と、前記棒状の金属ナトリウムを前記バルブ軸部の内部に供給する第2の金属ナトリウム供給部とを有し、前記第1の金属ナトリウム供給部は、前記エンジンバルブ内に粒子状の金属ナトリウムを貯蔵する第1の金属ナトリウム貯留部と、前記エンジンバルブの一部を収容する第1のエンジンバルブ収容部とを有し、前記第2の金属ナトリウム供給部は、前記棒状の金属ナトリウムを前記バルブ軸部の内部に貯蔵する第2の金属ナトリウム貯留部と、前記エンジンバルブの一部を収容する第2のエンジンバルブ収容部と、を有することを特徴とする金属ナトリウム供給装置である。
第5の発明は、第4の発明において、前記エンジンバルブ収容部に設けられ、前記エンジンバルブ収容部内に不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段を有することを特徴とする金属ナトリウム供給装置である。
第6の発明は、第4または5の発明において、前記不活性ガス供給手段は、更に前記エンジンバルブ内に不活性ガスを供給することを特徴とする金属ナトリウム供給装置である。
第7の発明は、第4から6のいずれか1つの発明において、第1の金属ナトリウム貯留部と第2の金属ナトリウム貯留部との何れか一方または両方に設けられ、第1の金属ナトリウム貯留部と第2の金属ナトリウム貯留部との何れか一方または両方から排出される金属ナトリウムの長さを検知するための検知手段と、第1の金属ナトリウム貯留部と第2の金属ナトリウム貯留部との何れか一方または両方から排出される金属ナトリウムを切断する切断手段と、を有することを特徴とする金属ナトリウム供給装置である。
第8の発明は、第4から7のいずれか1つの発明において、前記金属ナトリウムの表面に予めチタンを付着させるか、前記金属ナトリウムを灯油の中に予め浸漬させておくことを特徴とする金属ナトリウム供給装置である。
本発明によれば、エンジンバルブ内に金属Naを効率良く充填することができる、という効果を奏する。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施例により本発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施例で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
本発明の実施例1に係る金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法を示す図であり、図2は、エンジンバルブの構成を示す図である。図1に示すように、本実施例に係る金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法は、エンジンバルブ11内に粒子状の金属ナトリウム(金属Na)12aをエンジンバルブ11の内部に充填する第1の金属ナトリウム(金属Na)充填工程(ステップS11)と、棒状の金属Na12bをエンジンバルブ11の内部を充填する第2の金属Na充填工程(ステップS12)と、を有する。
エンジンバルブ11は、図2に示すように、バルブかさ部13とバルブ軸部14とバルブ軸先端部15とを有しバルブかさ部13とバルブ軸部14とを中空とするものである。本実施例では、エンジンバルブ11はバルブかさ部13とバルブ軸部14とを中空としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、バルブ軸先端部15も中空としてもよい。
金属Na12aおよび金属Na12bは固体の金属Naであり、金属Na12aはエンジンバルブ11のバルブかさ部13の内部に充填される。金属Na12bはバルブ軸部14の内部に充填される。
エンジンバルブ11内に粒子状の金属Na12aを供給し、粒子状の金属Na12aをバルブかさ部13内に充填する(ステップS11)。金属Na12aは、固体の粒子状の金属Naであるためバルブかさ部13の内部空間に金属Na12a同士の隙間が形成されるのを抑制しつつ充填することができる。このため、エンジンバルブ11のバルブかさ部13の内部を金属Na12aで満たすことができる。
エンジンバルブ11のバルブかさ部13の内部を金属Na12aで満たした後、エンジンバルブ11内に金属Na12bを供給しバルブかさ部13およびバルブ軸部14内に金属Na12bを充填する(ステップS12)。これによりバルブかさ部13およびバルブ軸部14の内部を金属Na12bで満たすことができる。
よって、本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法によれば、最初に金属Na12aをエンジンバルブ11のバルブかさ部13に供給し、その後、金属Na12bをエンジンバルブ11のバルブかさ部13およびバルブ軸部14に供給することで、エンジンバルブ11のバルブかさ部13およびバルブ軸部14の内部に金属Na12a、12bを効率良く充填することができる。
本実施例においては、金属Na12a、12bを、直接、エンジンバルブ11のバルブかさ部13およびバルブ軸部14に供給するようにしているが、本実施例は、これに限定されるものではなく、第1の金属Na充填工程および第2の金属Na充填工程において、金属Na12a、12bをエンジンバルブ11のバルブかさ部13およびバルブ軸部14に供給する前に、金属Na12a、12bの表面に予めチタン(Ti)を付着させておくか、灯油の中に金属Na12a、12bを予め浸漬させておくようにしてもよい。金属Na12a、12bの表面に予めTiを付着させ、金属Na12a、12bの表面をTiで被覆することで、金属Na12a、12bの表面が大気中の空気と反応して酸化されるのを抑制することができる。また、灯油には、ケロシンが主成分として含まれており、金属Na12a、12bの表面をケロシンが被覆するため、Tiが金属Na12a、12bの表面を被覆した場合と同様に、金属Na12a、12bの表面が酸化されるのを抑制することができる。
本実施例においてはエンジンバルブ11内に金属Naを2回供給するようにしているが、本実施例はこれに限定されるものではなく、エンジンバルブ11の大きさ、バルブかさ部13の形状、バルブ軸部14の内径の大きさ等を考慮してエンジンバルブ11内に金属Naを3回以上に分けて供給するようにしてもよい。
本発明の実施例2に係る金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法について、図面を参照して説明する。図3は、本発明の実施例2に係る金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法を示す図である。なお、本実施例で用いられるエンジンバルブは、図1に示す本発明の実施例1に係るエンジンバルブの構成と同様であるため、実施例1と同様の部材については、同一の符号を付して重複した説明は省略する。図3に示すように、本実施例に係る金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法は、棒状の金属Na12cを供給する第1の金属Na充填工程S21と、エンジンバルブ11を加熱しバルブかさ部13の内部に充填した金属Naを溶解する加熱溶解工程S22と、棒状の金属Na12bを供給する第2の金属Na充填工程S23とを有するものである。
エンジンバルブ11内に棒状の金属Na12cを供給し、棒状の金属Na12cをバルブかさ部13及びバルブ軸部14の内部に充填する(ステップS21)。その後、エンジンバルブ11の外部にエンジンバルブ11を加熱するための加熱手段22を設け、エンジンバルブ11を加熱する。これによりバルブかさ部13の内部に供給した金属Na12cは溶解されバルブかさ部13の内部を金属Na12cで満たすことができる(ステップS22)。
加熱手段22としては、特に限定されるものではなく、例えば、ヒータ、電気炉などエンジンバルブ11を加熱することができるものであれば用いることができる。
エンジンバルブ11を加熱しバルブかさ部13の内部を金属Na12cで満たした後、エンジンバルブ11内に棒状の金属Na12bを供給しバルブかさ部13内に棒状の金属Na12bを充填する(ステップS23)。これにより、バルブ軸部14の内部を金属Na12bで満たすことができる(ステップS23)。
よって、本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法によれば、最初にエンジンバルブ11のバルブかさ部13に供給した金属Na12cを加熱溶解しバルブかさ部13の内部を金属Naで満たした後、金属Na12bをエンジンバルブ11のバルブ軸部14に供給することで、エンジンバルブ11のバルブかさ部13およびバルブ軸部14の内部に固体の金属Na12b、12cを効率良く充填することができる。
本発明の実施例3に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法について、図面を参照して説明する。本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法は、金属Na供給装置を用いてエンジンバルブに金属Naを充填するものである。図4は、本発明の実施例3に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法を示す図であり、図5は、金属Na供給装置の構成を示す図である。なお、本実施例で用いられるエンジンバルブは、本発明の実施例1に係るエンジンバルブの構成と同様であるため、実施例1と同様の部材については、同一の符号を付して重複した説明は省略する。
図4に示すように、本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法は、図1に示す本発明の実施例1に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法と同様のものである。すなわち、本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法は、エンジンバルブ11内に粒子状の金属Na12aをエンジンバルブ11のバルブかさ部13の内部に充填する第1の金属Na充填工程(ステップS11)と、棒状の金属Na12bを用いてバルブ軸部14の内部を充填する第2の金属Na充填工程(ステップS12)と、を有するものである。
(金属Na供給装置)
金属Na12a、12bは、金属Na供給装置31Aを用いてエンジンバルブ11に金属Na12a、12bを供給する。図5に示すように、金属Na供給装置31Aは、第1の金属Na供給部32−1Aと、第2の金属Na供給部32−2Aとを有するものである。第1の金属Na供給部32−1Aは、第1の金属Na貯留部33−1と、第1のエンジンバルブ収容部34−1とを有するものである。第2の金属Na供給部32−2Aは、第2金属Na貯留部33−2と、第2のエンジンバルブ収容部34−2とを有するものである。
金属Na12a、12bは、金属Na供給装置31Aを用いてエンジンバルブ11に金属Na12a、12bを供給する。図5に示すように、金属Na供給装置31Aは、第1の金属Na供給部32−1Aと、第2の金属Na供給部32−2Aとを有するものである。第1の金属Na供給部32−1Aは、第1の金属Na貯留部33−1と、第1のエンジンバルブ収容部34−1とを有するものである。第2の金属Na供給部32−2Aは、第2金属Na貯留部33−2と、第2のエンジンバルブ収容部34−2とを有するものである。
第1の金属Na供給部32−1Aは、エンジンバルブ11内に粒子状の金属Na12aを供給するものである。第2の金属Na供給部32−2Aは、エンジンバルブ11内に棒状の金属Na12bを供給するものである。第1のエンジンバルブ収容部34−1及び第2のエンジンバルブ収容部34−2は、エンジンバルブ11の少なくとも一部を収容するものである。
第1の金属Na貯留部33−1及び第2の金属Na貯留部33−2の端面には供給孔33aが設けられている。供給孔33aは、金属Na12a、12bが通貨可能な大きさに形成されている。供給孔33aの形状は、特に限定されるものではなく、円形状、楕円形状、四角形状などが挙げられる。
第1の金属Na貯留部33−1及び第2の金属Na貯留部33−2から金属Na12a、12bを第1のエンジンバルブ収容部34−1及び第2のエンジンバルブ収容部34−2に供給する方法は特に限定されるものではなく、例えば、第1の金属Na貯留部33−1及び第2の金属Na貯留部33−2超音波などを与えて第1の金属Na貯留部33−1及び第2の金属Na貯留部33−2内の金属Na12a、12bを落下させたり、供給孔33aに開閉可能な制御板を設け、制御手段により前記制御板の開閉具合を制御して供給孔33aから第1の金属Na貯留部33−1及び第2の金属Na貯留部33−2内の金属Na12a、12bを落下させるようにしてもよい。
金属Na供給装置31Aは、第1のエンジンバルブ収容部34−1内に不活性ガス35を供給する不活性ガス供給手段36を有する。不活性ガス供給手段36は、不活性ガス供給ラインL11、L12を有する。不活性ガス供給ラインL11は、不活性ガス貯蔵タンク37から第1のエンジンバルブ収容部34−1内に不活性ガス35を供給するラインである。不活性ガス供給ラインL12は、不活性ガス貯蔵タンク37から第2のエンジンバルブ収容部34−2内に不活性ガス35を供給するラインである。不活性ガス供給手段36は、不活性ガス貯蔵タンク37から不活性ガス供給ラインL11を介して第1のエンジンバルブ収容部34−1内に不活性ガス35を供給し、不活性ガス供給ラインL12を介して第2のエンジンバルブ収容部34−2内に不活性ガス35を供給する。不活性ガス供給ラインL11、L12を介して不活性ガス35を第1のエンジンバルブ収容部34−1、第2のエンジンバルブ収容部34−2内に供給することで、第1のエンジンバルブ収容部34−1、第2のエンジンバルブ収容部34−2内の空気を追い出し、不活性ガス雰囲気を形成することができる。これにより、金属Na12a、12bが空気と接触することを抑制することができるため、金属Na12a、12bの表面が酸化されるのを抑制することができる。なお、不活性ガス供給ラインL11、L12における不活性ガス35の供給量は、調節弁V11、V12により調整される。
不活性ガス供給手段36は、不活性ガス供給ラインL11から分岐して第1のエンジンバルブ収容部34−1内に不活性ガス35を供給する不活性ガス供給ラインL13と、不活性ガス供給ラインL12から分岐して第2のエンジンバルブ収容部34−2内に不活性ガス35を供給する不活性ガス供給ラインL14とを有する。これにより、後述するように、第1のエンジンバルブ収容部34−1及び第2のエンジンバルブ収容部34−2内にエンジンバルブ11が収容された際、エンジンバルブ11内に不活性ガス35を供給することができるため、エンジンバルブ11内の金属Na12a、12bの表面が酸化されるのを抑制することができる。なお、不活性ガス供給ラインL11〜L14におけるエンジンバルブ11内への不活性ガス35の供給量は、調節弁V21、V22、V31、V32により調整される。
(第1の金属Na充填工程:ステップS11)
エンジンバルブ11は、第1のエンジンバルブ収容部34−1に挿入される。その後、第1の金属Na貯留部33−1の供給孔33aからエンジンバルブ11内に金属Na12aが供給され、エンジンバルブ11のバルブかさ部13の内部に充填される。この間、不活性ガス供給ラインL11を介して不活性ガス35を第1のエンジンバルブ収容部34−1内に供給する。また、不活性ガス供給ラインL13を介して不活性ガス35をエンジンバルブ11内に供給する。これにより、エンジンバルブ11内に供給された金属Na12aが酸化されるのを抑制することができる。エンジンバルブ11内に金属Na12aが充填された後、エンジンバルブ11を第1のエンジンバルブ収容部34−1から抜き出す。
エンジンバルブ11は、第1のエンジンバルブ収容部34−1に挿入される。その後、第1の金属Na貯留部33−1の供給孔33aからエンジンバルブ11内に金属Na12aが供給され、エンジンバルブ11のバルブかさ部13の内部に充填される。この間、不活性ガス供給ラインL11を介して不活性ガス35を第1のエンジンバルブ収容部34−1内に供給する。また、不活性ガス供給ラインL13を介して不活性ガス35をエンジンバルブ11内に供給する。これにより、エンジンバルブ11内に供給された金属Na12aが酸化されるのを抑制することができる。エンジンバルブ11内に金属Na12aが充填された後、エンジンバルブ11を第1のエンジンバルブ収容部34−1から抜き出す。
(第2の金属ナトリウム充填工程:S12)
抜き出したエンジンバルブ11は、第2のエンジンバルブ収容部34−2に挿入される。その後、第2の金属Na貯留部33−2からエンジンバルブ11内に金属Na12bが供給され、エンジンバルブ11のバルブかさ部13内に金属Na12bが充填される。この間、不活性ガス供給ラインL11を介して不活性ガス35を第1のエンジンバルブ収容部34−1内に供給する場合と同様に、不活性ガス供給ラインL12を介して不活性ガス35を第2のエンジンバルブ収容部34−2内に供給する。また、不活性ガス供給ラインL14を介して不活性ガス35をエンジンバルブ11内に供給する。これにより、エンジンバルブ11内に供給された金属Na12bが酸化されるのを抑制することができる。エンジンバルブ11内に金属Na12bが充填された後、エンジンバルブ11を第2のエンジンバルブ収容部34−2から抜き出す。
抜き出したエンジンバルブ11は、第2のエンジンバルブ収容部34−2に挿入される。その後、第2の金属Na貯留部33−2からエンジンバルブ11内に金属Na12bが供給され、エンジンバルブ11のバルブかさ部13内に金属Na12bが充填される。この間、不活性ガス供給ラインL11を介して不活性ガス35を第1のエンジンバルブ収容部34−1内に供給する場合と同様に、不活性ガス供給ラインL12を介して不活性ガス35を第2のエンジンバルブ収容部34−2内に供給する。また、不活性ガス供給ラインL14を介して不活性ガス35をエンジンバルブ11内に供給する。これにより、エンジンバルブ11内に供給された金属Na12bが酸化されるのを抑制することができる。エンジンバルブ11内に金属Na12bが充填された後、エンジンバルブ11を第2のエンジンバルブ収容部34−2から抜き出す。
よって、本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法によれば、金属Na供給装置31Aを用いてエンジンバルブ11に金属Na12a、12bを供給するようにしているため、多数のエンジンバルブ11に対して同時に短時間でエンジンバルブ11の内部に金属Na12a、12bを効率良く充填することができる。
本発明の実施例4に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法について、図面を参照して説明する。本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法は、金属Na供給装置を用いてエンジンバルブに金属Naを充填するものである。図6は、本発明の実施例4に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法を示す図であり、図7は、金属Na供給装置の構成を示す図である。なお、本実施例で用いられる金属ナトリウム供給装置は、図5に示す本発明の実施例3に係る金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法に用いられる金属ナトリウム供給装置の構成と同様であるため、実施例3と同様の部材については、同一の符号を付して重複した説明は省略する。
図6に示すように、本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法は、図3に示す本発明の実施例2に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法と同様のものである。すなわち、本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法は、棒状の金属Na12cを供給する第1の金属Na充填工程S21と、エンジンバルブ11を加熱しバルブかさ部13の内部に充填した金属Na12cを溶解する加熱溶解工程S22と、棒状の金属Na12bを供給する第2の金属Na充填工程S23とを有するものである。
金属Na12b、12cは、金属Na供給装置31Bを用いてエンジンバルブ11に金属Na12b、12cを供給する。図7に示すように、金属Na供給装置31Bは、第1の金属Na供給部32−1Bと、第2の金属Na供給部32−2Aとを有するものである。第1の金属Na供給部32−1Bの第1の金属Na貯留部33−1は、エンジンバルブ11内に棒状の金属Na12cを供給するものである。
(第1の金属Na充填工程:ステップS21)
エンジンバルブ11は、第1のエンジンバルブ収容部34−1に挿入される。その後、第1の金属Na貯留部33−1の供給孔33aからエンジンバルブ11内に金属Na12cを供給する。これにより、金属Na12cをエンジンバルブ11のバルブかさ部13の内部に充填する。この間、不活性ガス供給ラインL11を介して不活性ガス35を第1のエンジンバルブ収容部34−1内に供給する。また、不活性ガス供給ラインL13を介して不活性ガス35をエンジンバルブ11内に供給する。これにより、エンジンバルブ11内に供給された金属Na12cが酸化されるのを抑制することができる。エンジンバルブ11内に金属Na12cが充填された後、エンジンバルブ11を第1のエンジンバルブ収容部34−1から抜き出す。
エンジンバルブ11は、第1のエンジンバルブ収容部34−1に挿入される。その後、第1の金属Na貯留部33−1の供給孔33aからエンジンバルブ11内に金属Na12cを供給する。これにより、金属Na12cをエンジンバルブ11のバルブかさ部13の内部に充填する。この間、不活性ガス供給ラインL11を介して不活性ガス35を第1のエンジンバルブ収容部34−1内に供給する。また、不活性ガス供給ラインL13を介して不活性ガス35をエンジンバルブ11内に供給する。これにより、エンジンバルブ11内に供給された金属Na12cが酸化されるのを抑制することができる。エンジンバルブ11内に金属Na12cが充填された後、エンジンバルブ11を第1のエンジンバルブ収容部34−1から抜き出す。
(加熱溶解工程:S22)
抜き出したエンジンバルブ11は、エンジンバルブ11の外部にエンジンバルブ11を加熱するための加熱手段22を設け、エンジンバルブ11を加熱する。これによりバルブかさ部13の内部に供給した金属Na12cは溶解されバルブかさ部13の内部を金属Na12cで満たすことができる。
抜き出したエンジンバルブ11は、エンジンバルブ11の外部にエンジンバルブ11を加熱するための加熱手段22を設け、エンジンバルブ11を加熱する。これによりバルブかさ部13の内部に供給した金属Na12cは溶解されバルブかさ部13の内部を金属Na12cで満たすことができる。
加熱手段22については、上述の通り、エンジンバルブ11を加熱することができるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、ヒータ、電気炉などが挙げられる。
(第2の金属Na充填工程:S23)
バルブかさ部13の内部を金属Na12cで満たした後、エンジンバルブ11は、第2のエンジンバルブ収容部34−2に挿入される。その後、上述と同様に、第2の金属Na貯留部33−2からエンジンバルブ11内に金属Na12bが供給され、エンジンバルブ11のバルブかさ部13内に金属Na12bが充填される。この間、不活性ガス供給ラインL11を介して不活性ガス35を第1のエンジンバルブ収容部34−1内に供給する場合と同様に、不活性ガス供給ラインL12を介して不活性ガス35を第2のエンジンバルブ収容部34−2内に供給する。また、不活性ガス供給ラインL14を介して不活性ガス35をエンジンバルブ11内に供給する。これにより、エンジンバルブ11内に供給された金属Na12bが酸化されるのを抑制することができる。エンジンバルブ11内に金属Na12bが充填された後、エンジンバルブ11を第2のエンジンバルブ収容部34−2から抜き出す。
バルブかさ部13の内部を金属Na12cで満たした後、エンジンバルブ11は、第2のエンジンバルブ収容部34−2に挿入される。その後、上述と同様に、第2の金属Na貯留部33−2からエンジンバルブ11内に金属Na12bが供給され、エンジンバルブ11のバルブかさ部13内に金属Na12bが充填される。この間、不活性ガス供給ラインL11を介して不活性ガス35を第1のエンジンバルブ収容部34−1内に供給する場合と同様に、不活性ガス供給ラインL12を介して不活性ガス35を第2のエンジンバルブ収容部34−2内に供給する。また、不活性ガス供給ラインL14を介して不活性ガス35をエンジンバルブ11内に供給する。これにより、エンジンバルブ11内に供給された金属Na12bが酸化されるのを抑制することができる。エンジンバルブ11内に金属Na12bが充填された後、エンジンバルブ11を第2のエンジンバルブ収容部34−2から抜き出す。
よって、本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法によれば、金属Na供給装置31Bを用いてエンジンバルブ11に金属Na12b、12cを供給するようにしているため、多数のエンジンバルブ11に対して同時に短時間でエンジンバルブ11の内部に金属Na12b、12cを効率良く充填することができる。
本発明の実施例5に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法について、図面を参照して説明する。本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法は、金属Na供給装置を用いてエンジンバルブに金属Naを充填するものである。図8は、本発明の実施例5に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法を示す図であり、図9は、金属Na供給装置の構成を示す図である。なお、本実施例で用いられる金属ナトリウム供給装置は、図5に示す本発明の実施例3に係る金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法に用いられる金属ナトリウム供給装置の構成と同様であるため、実施例3と同様の部材については、同一の符号を付して重複した説明は省略する。
図8に示すように、本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法は、図1に示す本発明の実施例1に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法と同様のものである。すなわち、本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法は、エンジンバルブ11内に粒子状の金属Na12aをエンジンバルブ11のバルブかさ部13の内部に充填する第1の金属Na充填工程(ステップS11)と、棒状の金属Na12bを用いてバルブ軸部14の内部を充填する第2の金属Na充填工程(ステップS12)と、を有する。
金属Na12a、12bは、金属Na供給装置31Cを用いてエンジンバルブ11に金属Na12a、12bを供給する。図9に示すように、金属Na供給装置31Cは、第1の金属Na供給部32−1Aと、第2の金属Na供給部32−2Cとを有するものである。
第2の金属Na供給部32−2Cの第2の金属Na貯留部33−2は、第2の金属Na貯留部33−2に第2の金属Na貯留部33−2内の金属Na12を押出す押出し部材41と、供給孔33aから金属Na12を所定長さ伸ばす金属Na押出し管42とを有する。第2のエンジンバルブ収容部34−2の壁面には、金属Na押出し管42から伸びた金属Na12を検知する検知装置(検知手段)43と、金属Na押出し管42から延びた金属Na12を切断するための切断手段44とが設けられている。切断手段44としては、例えば、カッターなどが挙げられる。
第2の金属Na供給部32−2Cは、押出し部材41により第2の金属Na貯留部33−2内の金属Na12を加圧して金属Na押出し管42内を通して金属Na12を所定長さ伸ばす。更に、金属Na押出し管42から伸びた金属Na12は検知装置43により金属Na12が所定の長さ伸びていることが検知される。金属Na押出し管42から延びた分の金属Na12は切断手段44により切断される。切断手段44により切断された金属Na12は、金属Na12bとしてエンジンバルブ収11に供給される。
(第1の金属Na充填工程:ステップS11)
第1の金属Na充填工程S11は、本発明の実施例3に係る金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法と同様に行う。
第1の金属Na充填工程S11は、本発明の実施例3に係る金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法と同様に行う。
(第2の金属ナトリウム充填工程:S12)
第1の金属Na充填工程S11により、エンジンバルブ11内に金属Na12aが充填した後、第1のエンジンバルブ収容部34−1から抜き出したエンジンバルブ11は、第2のエンジンバルブ収容部34−2に挿入される。その後、押出し部材41により第2の金属Na貯留部33−2内の金属Na12を加圧して金属Na押出し管42内を通して金属Na12を所定長さ押出す。更に、金属Na押出し管42から金属Na12を所定長さ押出した時点で検知装置43により金属Na12が所定長さ押出されていることを検知する。その後、金属Na押出し管42から延びている金属Na12を切断手段44により切断する。
第1の金属Na充填工程S11により、エンジンバルブ11内に金属Na12aが充填した後、第1のエンジンバルブ収容部34−1から抜き出したエンジンバルブ11は、第2のエンジンバルブ収容部34−2に挿入される。その後、押出し部材41により第2の金属Na貯留部33−2内の金属Na12を加圧して金属Na押出し管42内を通して金属Na12を所定長さ押出す。更に、金属Na押出し管42から金属Na12を所定長さ押出した時点で検知装置43により金属Na12が所定長さ押出されていることを検知する。その後、金属Na押出し管42から延びている金属Na12を切断手段44により切断する。
切断手段44により切断された金属Na1bは、金属Na12bとしてエンジンバルブ11内に供給され、エンジンバルブ11のバルブかさ部13内に金属Na12bが充填される。この間、不活性ガス供給ラインL11を介して不活性ガス35を第1のエンジンバルブ収容部34−1内に供給する場合と同様に、不活性ガス供給ラインL12を介して不活性ガス35を第2のエンジンバルブ収容部34−2内に供給する。また、不活性ガス供給ラインL14を介して不活性ガス35をエンジンバルブ11内に供給する。これにより、エンジンバルブ11内に供給された金属Na12bが酸化されるのを抑制することができる。エンジンバルブ11内に金属Na12bが充填された後、エンジンバルブ11を第2のエンジンバルブ収容部34−2から抜き出す。
よって、本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法によれば、金属Na供給装置31Cを用いて第2の金属Na貯留部33−2内の金属Na12を所定の長さで的確にエンジンバルブ11内に供給することができるため、多数のエンジンバルブ11に対して同時に短時間でエンジンバルブ11の内部に金属Na12a、12bを効率良く充填することができる。
本発明の実施例6に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法について、図面を参照して説明する。本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法は、金属Na供給装置を用いてエンジンバルブに金属Naを充填するものである。図10は、本発明の実施例6に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法を示す図であり、図11は、金属Na供給装置の構成を示す図である。なお、本実施例で用いられる金属ナトリウム供給装置は、図7に示す本発明の実施例4に係る金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法に用いられる金属ナトリウム供給装置の構成と同様であるため、実施例4と同様の部材については、同一の符号を付して重複した説明は省略する。
図10に示すように、本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法は、図3に示す本発明の実施例2に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法と同様のものである。すなわち、本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法は、棒状の金属Na12cを供給する第1の金属Na充填工程S21と、エンジンバルブ11を加熱しバルブかさ部13の内部に充填した金属Naを溶解する加熱溶解工程S22と、棒状の金属Na12bを供給する第2の金属Na充填工程S23とを有するものである。
金属Na12b、12cは、金属Na供給装置31Dを用いてエンジンバルブ11に金属Na12b、12cを供給する。図11に示すように、金属Na供給装置31Dは、第1の金属Na供給部32−1Cと、第2の金属Na供給部32−2Cとを有するものである。
第1の金属Na供給部32−1Cの第1の金属Na貯留部33−1は、第2の金属Na貯留部33−2に第2の金属Na貯留部33−1内の金属Na12を押出す押出し部材41−1と、供給孔33aから金属Na12を所定長さ伸ばす金属Na押出し管42−1とを有する。第1のエンジンバルブ収容部34−1の壁面には、金属Na押出し管42から金属Na12を所定長さで検知する第1の検知装置(検知手段)43−1と、金属Na押出し管42から押出された金属Na12を切断するための第1の切断手段44−1とが設けられている。
第1の金属Na供給部32−1Cは、押出し部材41−1により第1の金属Na貯留部33−1内の金属Na12を加圧して供給孔33aから金属Na押出し管42−1内を通して金属Na12を所定長さ押出す。更に、金属Na押出し管42−1から金属Na12が所定長さ押出された時点で第1の検知装置43−1により金属Na12が所定長さ押出されていることが検知される。金属Na押出し管42−1から押出された金属Na12は第1の切断手段44−1により切断される。これにより、金属Na12cが得られる。
(第1の金属Na充填工程:ステップS21)
エンジンバルブ11を第1のエンジンバルブ収容部34−1に挿入した後、押出し部材41−1により第1の金属Na貯留部33−1内の金属Na12を加圧して供給孔33aから金属Na押出し管42−1内を通して金属Na12を所定長さ押出す。更に、金属Na押出し管42−1から金属Na12を所定長さ押出した時点で第1の検知装置43−1により金属Na12が所定長さ押出されていることを検知する。その後、金属Na押出し管42−1から押出された金属Na12は第1の切断手段44−1により切断される。第1の切断手段44−1により切断された金属Na12は、金属Na12cとしてエンジンバルブ11内に供給され、エンジンバルブ11のバルブかさ部13内に金属Na12cが充填される。この間、上述と同様に、不活性ガス供給ラインL11を介して不活性ガス35を第1のエンジンバルブ収容部34−1内に供給し、エンジンバルブ収容部34−1内を不活性ガス雰囲気とする。また、不活性ガス供給ラインL13を介して不活性ガス35をエンジンバルブ11内に供給する。これにより、エンジンバルブ11内に供給された金属Na12cが酸化されるのを抑制することができる。エンジンバルブ11内に金属Na12cが充填された後、エンジンバルブ11を第1のエンジンバルブ収容部34−1から抜き出す。
エンジンバルブ11を第1のエンジンバルブ収容部34−1に挿入した後、押出し部材41−1により第1の金属Na貯留部33−1内の金属Na12を加圧して供給孔33aから金属Na押出し管42−1内を通して金属Na12を所定長さ押出す。更に、金属Na押出し管42−1から金属Na12を所定長さ押出した時点で第1の検知装置43−1により金属Na12が所定長さ押出されていることを検知する。その後、金属Na押出し管42−1から押出された金属Na12は第1の切断手段44−1により切断される。第1の切断手段44−1により切断された金属Na12は、金属Na12cとしてエンジンバルブ11内に供給され、エンジンバルブ11のバルブかさ部13内に金属Na12cが充填される。この間、上述と同様に、不活性ガス供給ラインL11を介して不活性ガス35を第1のエンジンバルブ収容部34−1内に供給し、エンジンバルブ収容部34−1内を不活性ガス雰囲気とする。また、不活性ガス供給ラインL13を介して不活性ガス35をエンジンバルブ11内に供給する。これにより、エンジンバルブ11内に供給された金属Na12cが酸化されるのを抑制することができる。エンジンバルブ11内に金属Na12cが充填された後、エンジンバルブ11を第1のエンジンバルブ収容部34−1から抜き出す。
(加熱溶解工程:S22)
加熱溶解工程S22は、本発明の実施例4に係る金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法と同様に行う。
加熱溶解工程S22は、本発明の実施例4に係る金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法と同様に行う。
(第2の金属Na充填工程:S23)
第2の金属Na充填工程S23は、本発明の実施例4に係る金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法と同様に行う。すなわち、エンジンバルブ11を第2のエンジンバルブ収容部34−2に挿入した後、押出し部材41−2により第2の金属Na貯留部33−2内の金属Na12を加圧して金属Na押出し管42−2内を通して金属Na12を所定長さ押出す。更に、金属Na押出し管42−2から金属Na12を所定長さ押出した時点で第2の検知装置43−2により金属Na12が所定長さ押出されていることを検知する。その後、金属Na押出し管42−2から押出された金属Na12は第2の切断手段44−2により切断される。第2の切断手段44−2により切断された金属Na12は、金属Na12bとしてエンジンバルブ11内に供給され、エンジンバルブ11のバルブ軸部14内に金属Na12bが充填される。この間、上述と同様に、不活性ガス供給ラインL12を介して不活性ガス35を第2のエンジンバルブ収容部34−2内に供給し、第2のエンジンバルブ収容部34−2内を不活性ガス雰囲気とする。また、不活性ガス供給ラインL14を介して不活性ガス35をエンジンバルブ11内に供給する。これにより、エンジンバルブ11内に供給された金属Na12bが酸化されるのを抑制することができる。エンジンバルブ11内に金属Na12bが充填された後、エンジンバルブ11を第2のエンジンバルブ収容部34−2から抜き出す。
第2の金属Na充填工程S23は、本発明の実施例4に係る金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法と同様に行う。すなわち、エンジンバルブ11を第2のエンジンバルブ収容部34−2に挿入した後、押出し部材41−2により第2の金属Na貯留部33−2内の金属Na12を加圧して金属Na押出し管42−2内を通して金属Na12を所定長さ押出す。更に、金属Na押出し管42−2から金属Na12を所定長さ押出した時点で第2の検知装置43−2により金属Na12が所定長さ押出されていることを検知する。その後、金属Na押出し管42−2から押出された金属Na12は第2の切断手段44−2により切断される。第2の切断手段44−2により切断された金属Na12は、金属Na12bとしてエンジンバルブ11内に供給され、エンジンバルブ11のバルブ軸部14内に金属Na12bが充填される。この間、上述と同様に、不活性ガス供給ラインL12を介して不活性ガス35を第2のエンジンバルブ収容部34−2内に供給し、第2のエンジンバルブ収容部34−2内を不活性ガス雰囲気とする。また、不活性ガス供給ラインL14を介して不活性ガス35をエンジンバルブ11内に供給する。これにより、エンジンバルブ11内に供給された金属Na12bが酸化されるのを抑制することができる。エンジンバルブ11内に金属Na12bが充填された後、エンジンバルブ11を第2のエンジンバルブ収容部34−2から抜き出す。
よって、本実施例に係る金属Na含有エンジンバルブの製造方法によれば、金属Na供給装置31Dを用いて第1の金属Na貯留部33−1及び第2の金属Na貯留部33−2内の金属Na12を所定の長さで的確にエンジンバルブ11内に供給することができるため、多数のエンジンバルブ11に対して同時に短時間でエンジンバルブ11の内部に金属Na12b、12cを効率良く充填することができる。
以上のように、上記各実施例においては、車両用のエンジンに用いられるエンジンバルブに金属Naを充填する場合について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、航空機用など他の郵送機器用のエンジンに用いられるエンジンバルブについても同様に適用することができる。
11 エンジンバルブ
12、12a、12b、12c 金属ナトリウム(金属Na)
13 バルブかさ部
14 バルブ軸部
15 バルブ軸先端部
22 加熱手段
31A〜31D 金属Na供給装置
32−1A〜32−1C 第1の金属Na供給部
32−2A〜32−2C 第2の金属Na供給部
33−1 第1の金属Na貯留部
33−2 第2の金属Na貯留部
33a 供給孔
34−1 第1のエンジンバルブ収容部
34−2 第2のエンジンバルブ収容部
35 不活性ガス
36 不活性ガス供給手段
37 不活性ガス貯蔵タンク
41 押出し部材
42 金属Na押出し管
43 検知装置(検知手段)
43−1 第1の検知装置(検知手段)
43−2 第2の検知装置(検知手段)
44 切断手段
44−1 第1の切断手段
44−2 第2の切断手段
L11〜L14 不活性ガス供給ライン
12、12a、12b、12c 金属ナトリウム(金属Na)
13 バルブかさ部
14 バルブ軸部
15 バルブ軸先端部
22 加熱手段
31A〜31D 金属Na供給装置
32−1A〜32−1C 第1の金属Na供給部
32−2A〜32−2C 第2の金属Na供給部
33−1 第1の金属Na貯留部
33−2 第2の金属Na貯留部
33a 供給孔
34−1 第1のエンジンバルブ収容部
34−2 第2のエンジンバルブ収容部
35 不活性ガス
36 不活性ガス供給手段
37 不活性ガス貯蔵タンク
41 押出し部材
42 金属Na押出し管
43 検知装置(検知手段)
43−1 第1の検知装置(検知手段)
43−2 第2の検知装置(検知手段)
44 切断手段
44−1 第1の切断手段
44−2 第2の切断手段
L11〜L14 不活性ガス供給ライン
Claims (8)
- バルブかさ部とバルブ軸部とバルブ軸先端部とを有し、少なくとも前記バルブかさ部と前記バルブ軸部とを中空とするエンジンバルブの内部に金属ナトリウムを有する金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法であって、
前記エンジンバルブ内に粒子状の金属ナトリウム、棒状の金属ナトリウムのいずれか一方または両方を少なくとも前記バルブかさ部の内部に充填する第1の金属ナトリウム充填工程と、
前記棒状の金属ナトリウムを前記バルブ軸部の内部に供給する第2の金属ナトリウム充填工程と、
を有することを特徴とする金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法。 - 請求項1において、
前記第1の金属ナトリウム充填工程と前記第2の金属ナトリウム充填工程との間に、前記エンジンバルブを加熱融解手段により加熱し、前記バルブかさ部の内部に供給した金属ナトリウムを溶解する加熱溶解工程を有することを特徴とする金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法。 - 請求項1または2において、
前記第1の金属ナトリウム充填工程の前に、前記金属ナトリウムの表面に予めチタンを付着させておくか、前記金属ナトリウムを灯油の中に予め浸漬させておくことを特徴とする金属ナトリウム含有エンジンバルブの製造方法。 - バルブかさ部とバルブ軸部とバルブ軸先端部とを有し、少なくとも前記バルブかさ部と前記バルブ軸部とを中空とするエンジンバルブの内部に金属ナトリウムを有する金属ナトリウム含有エンジンバルブを製造する金属ナトリウム供給装置であり、
前記エンジンバルブ内に粒子状の金属ナトリウム、棒状の金属ナトリウムのいずれか一方または両方を供給する第1の金属ナトリウム供給部と、
前記棒状の金属ナトリウムを前記バルブ軸部の内部に供給する第2の金属ナトリウム供給部とを有し、
前記第1の金属ナトリウム供給部は、前記エンジンバルブ内に粒子状の金属ナトリウムを貯蔵する第1の金属ナトリウム貯留部と、前記エンジンバルブの一部を収容する第1のエンジンバルブ収容部とを有し、
前記第2の金属ナトリウム供給部は、前記棒状の金属ナトリウムを前記バルブ軸部の内部に貯蔵する第2の金属ナトリウム貯留部と、前記エンジンバルブの一部を収容する第2のエンジンバルブ収容部と、
を有することを特徴とする金属ナトリウム供給装置。 - 請求項4において、
前記エンジンバルブ収容部に設けられ、前記エンジンバルブ収容部内に不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段を有することを特徴とする金属ナトリウム供給装置。 - 請求項4または5において、
前記不活性ガス供給手段は、更に前記エンジンバルブ内に不活性ガスを供給することを特徴とする金属ナトリウム供給装置。 - 請求項4から6のいずれか1つにおいて、
第1の金属ナトリウム貯留部と第2の金属ナトリウム貯留部との何れか一方または両方に設けられ、第1の金属ナトリウム貯留部と第2の金属ナトリウム貯留部との何れか一方または両方から排出される金属ナトリウムの長さを検知するための検知手段と、
第1の金属ナトリウム貯留部と第2の金属ナトリウム貯留部との何れか一方または両方から排出される金属ナトリウムを切断する切断手段と、
を有することを特徴とする金属ナトリウム供給装置。 - 請求項4から7のいずれか1つにおいて、
前記金属ナトリウムの表面に予めチタンを付着させるか、前記金属ナトリウムを灯油の中に予め浸漬させておくことを特徴とする金属ナトリウム供給装置。
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