JP2012134374A - 送電装置、受電装置、および無線電力伝送システム - Google Patents

送電装置、受電装置、および無線電力伝送システム Download PDF

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Abstract

【課題】無線電力伝送の効率の低減をより安価に抑制する。
【解決手段】無線電力伝送システムは、対向に配置された受電装置に設けられた受電用コイル25への電力を送電する送電用コイル15と、送電用コイル15の受電装置との対向面の反対側の面に配置されており、少なくとも1つのスリットが形成された導電性のシールド板155と、を含む送電装置と、対向に配置される送電装置に設けられた送電用コイル15からの電力を受電する受電用コイル25と、受電用コイル25の送電装置との対向面の反対側の面に配置されており、少なくとも1つのスリットが形成された導電性のシールド板255と、を含む受電装置と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は移動体に搭載されたバッテリへ無線電力伝送により給電するための技術に関する。
陸上輸送の分野においては、大気汚染や化石燃料の枯渇に対する懸念から、電力を使って走行する自動車の研究開発が盛んに行われている。電気自動車に電力を供給するための技術の1つとして、電源コードや送電ケーブルを用いないワイヤレス送電技術がある。ワイヤレス送電技術では、送電装置に設けられた送電用コイルと受電装置に設けられた受電用コイルとの間の電磁誘導作用や磁界共鳴作用を利用してワイヤレス送電を実現する。
ワイヤレス送電を実行する際に、送電用コイル及び受電用コイルから電磁波が漏洩することがある。この漏洩する不要な電磁波を遮断し吸収するために送電用コイル及び受電用コイルの対向面とは反対側の面に金属シールドが配置される。送電用コイル及び受電用コイルの対向面とは反対側の面に配置された金属シールドとコイルとの間の空間には多くの磁束が通過するため、金属シールド上に渦電流が発生する。渦電流の発生により、金属シールドが発熱し、不要なエネルギー消費が生じ、送電効率が低下することがある。
渦電流の発生による送電効率の低下を防ぐために、コイルと金属シールドとの間に非導電性の磁性体板を配置することで磁路を形成し、金属シールドで渦電流が発生しないようにする方法もあり、例えば家庭用電気カミソリ等の充電装置で使用されている。ただし、磁性体は高価な材料であるため、コスト高となる。また、例えば、磁性体としてフェライト等を用いた場合には、衝撃に弱く割れやすいといった取り扱いにくさという問題があった。
特開2009−200174号公報 国際公開第2007/122788号
本発明は、上記した問題に鑑み、より安価に送電効率の低下を抑制可能な無線電力伝送システム、受電装置、及び送電装置を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、無線電力伝送により送電を行う送電装置に以下の手段を備えることとした。即ち、本発明は、対向に配置される受電装置に無線電力伝送により送電する送電装置であって、受電装置に設けられた受電用コイルに電力を送電する送電用コイルと、前記送電用コイルの前記受電装置との対向面の反対の面側に配置されており、少なくとも1つのスリットが形成された導電性の第1のシールド板と、を含む送電装置である。
また、本発明は、対向に配置される送電装置から無線電力伝送により受電する受電装置であって、前記送電装置に設けられた送電用コイルからの電力を受電する受電用コイルと、前記受電用コイルの前記送電装置との対向面の反対の面側に配置されており、少なくとも1つのスリットが形成された導電性のシールド板と、を含む受電装置である。
また、本発明は、無線電力伝送システムとして捉えることもできる。本発明は、対向に配置された受電装置に設けられた受電用コイルへの電力を送電する送電用コイルと、前記送電用コイルの前記受電装置との対向面の反対の面側に配置されており、少なくとも1つのスリットが形成された導電性のシールド板と、を含む送電装置と、対向に配置される前記送電装置に設けられた前記送電用コイルからの電力を受電する受電用コイルと、前記受電用コイルの前記送電装置との対向面の反対の面側に配置されており、少なくとも1つのスリットが形成された導電性のシールド板と、を含む受電装置と、を備える無線電力伝送システムである。
送電装置において、送電用コイルの受電装置との対向面の反対の面側に配置された導電性の第1のシールド板に、少なくとも1つのスリットが形成されていることによって、第1のシールド板上の渦電流の発生を抑制することができる。導電性のシールド板上で過電流が発生した場合には、シールド板が発熱し、不要なエネルギー消費が発生するため、送電効率が低下してしまう。しかしながら、本発明の送電装置においては、導電性の第1のシールド板にスリットが形成されているため、渦電流の発生を抑制することができる。これによって、シールド板の発熱を抑制することができ、本発明の送電装置は、送電効率の低下を抑制することができる。導電性のシールド板は、例えば、アルミニウム、銅、鉄等の金属板や、炭素繊維により形成された板であってもよい。このような、導電性の第1のシールド板の材料は、磁性体よりも安価であるため、送電装置の価格を低く抑えることができる。
また、受電装置においても、受電用コイルの送電装置との対向面の反対の面側に配置された導電性のシールド板に、少なくとも1つのスリットが形成されていることによって、該シールド板上の渦電流の発生を抑制することができる。これによって、シールド板の発熱を抑制でき、本発明の受電装置は、送電効率の低下を抑制することができる。
また、送電装置が、前記第1のシールド板の前記送電用コイルが配置されている面の反対側の面に、前記第1のシールド板と接触しないように配置された、少なくとも1つのスリットが形成された導電性の第2のシールド板をさらに含むようにしてもよい。
また、送電装置における前記第2のシールド板は、前記第1のシールド板とスリットが重ならないように配置されてもよい。これによって、第1のシールド板のスリットから漏れた磁束(電磁波)が第2のシールド板において吸収されるため、外部への不要な電磁波の漏洩を低減することができる。また、送電装置における第2のシールド板は、前記第1のシールド板のスリットと同じ配置、同じ形状、同じサイズのスリットが形成されていてもよい。
また、送電装置における第1及び第2のシールド板の各スリットは、前記送電用コイルの半径方向の長さを、前記送電用コイルの最内周のコイルの内側の半径位置から最外周のコイルの外側の半径位置までとしてもよい。
また、本発明における課題を解決するための手段は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、無線電力伝送システム、受電装置、及び送電装置において、より安価に無線電力伝送の送電効率の低下を抑制することができる。
第1実施形態に係る無線電力伝送システムの用途の一例を示す図である。 第1実施形態に係る無線電力伝送システムの構成を示す図である。 第1実施形態に係る送電用コイルケース及び受電用コイルケースの構成例の断面図である。 図3に示される、送電用コイルと金属シールド、受電用コイルと金属シールドの一部が抽出された図である。 図3に示される送電用コイルケースにおける金属シールドと受電用コイルケースにおける金属シールドとの例を示す図である。 第2実施形態における送電用コイルケース及び受電用コイルケースの構成を示す断面図である。 図6に示される、送電用コイルと2枚の金属シールド、受電用コイルと2枚の金属シールドの一部が抽出された図である。 図6に示される送電用コイルケースにおける2枚の金属シールドと、受電用コイルケースにおける2枚の金属シールドとを示す図である。 第2実施形態の変形例における送電用コイルケースを上から見た際の概略図である。 図9に示される送電用コイルケースのA−A断面図である。 無線電力伝送システムのモデル1から5と送電効率との関係のシミュレーション結果の例を示す図である。 無線電力伝送システムのモデル1、3から5のそれぞれについての、コイルの中心からの距離と電界強度との関係のシミュレーション結果の例を示す図である。 無線電力伝送システムのモデル1を示す図である。 無線電力伝送システムのモデル2を示す図である。 無線電力伝送システムのモデル3を示す図である。
以下、本発明に係る無線電力伝送システムの実施の形態について、図面に基づいて例示的に詳しく説明する。なお、実施形態に記載されている構成要素の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に特定的な記載がない限りは、発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る無線電力伝送システムの用途の一例を示す図である。無線電力伝送システムは、車載バッテリに充電される電力を電動車両30にワイヤレス(無線)で送電するためのシステムである。送電ユニット(送電装置)10は車両が停止する位置の地面側に、受電ユニット(受電装置)20は車両側に設けられる。
図2は、第1実施形態に係る無線電力伝送システム1の構成を示す図である。無線電力伝送システム1は、大きく分けて送電装置10および受電装置20を備える。
送電装置10は、第1実施形態では、電動車両30が停止する位置(例えば、駐車スペース)の地面側に設けられている。送電装置10は、通信アンテナ11、送受信ユニット12、高周波電源13、送電用コイル15、及びこれらを制御する送電コントローラ17を備える。
受電装置20は、第1実施形態では、電動車両30の車体下部に設けられる。電動車両30は、電力を主動力源あるいは補助動力源として走行する自動車であり、パワーコントロールユニット(以下「PCU(Power Control Unit)」とも称する)31、車両を前進あるいは後退させるためのモータ32や、モータ32へ電力を供給するバッテリ33、受電装置20を搭載している。バッテリ33は再充電可能な直流電源であり、たとえばリチ
ウムイオンやニッケル水素などの二次電池を含むことができ、大容量のキャパシタ等も適宜採用することができる。
受電装置20は、通信アンテナ21、送受信ユニット22、受電用コイル25、整流回路28、DC/DCコンバータ29及びこれらを制御する受電コントローラ27を備えている。
送電装置10及び受電装置20は、以下のように協働することで電力の伝送を行う。送電装置10が設置されている位置に受電装置20を搭載した電動車両30が駐車され、送電コイル15と受電コイル25とが所定の対向位置関係になると、送電コントローラ17と受電コントローラ27が各送受信ユニットを介して互いに通信を行う。送受信ユニット12及び送受信ユニット22は、互いに無線通信を行うための通信インターフェースである。
受電コントローラ27は、PCU31を介してバッテリ33の残量に空きがあることを検知すると、送受信ユニット22を介して送電装置10へ電力の送電を要求する旨のデータを送信する。送受信ユニット12を介して受電装置20から送電を要求する旨のデータを取得した送電コントローラ17は、高周波電源13から例えば1MHz〜10数MHz程度の高周波電力を出力させ、送電用コイル15にその電力を供給する。
送電用コイル15は、一次コイル15aと送電側共鳴コイル15bを含む。一次コイル15aは高周波電源13に接続しており、高周波電源13から直接電力が供給される。一次コイル15aは、送電側共鳴コイル15bと同心円上に配置されており、電磁誘導によって送電側共鳴コイル15bと磁気的に結合されている。高周波電源13から供給される電流が一次コイル15aに流れると、一次コイル15aと送電側共鳴コイル15bとの間で電磁誘導が発生する。その結果、送電側共鳴コイル15bに起電力が誘起されることで送電側共鳴コイル15bに電流が流れる。
一方、受電装置20側において、受電用コイル25は、二次コイル25aと受電側共鳴コイル25bを含む。二次コイル25aは、受電側共鳴コイル25bと同心円上に配置されており、電磁誘導によって受電側共鳴コイル25bと磁気的に結合されている。ここで、送電側共鳴コイル15b及び受電側共鳴コイル25bには、それぞれ共鳴周波数を調整するための可変容量コンデンサ16,26が設けられている。送電コントローラ17及び受電コントローラ27は、可変容量コンデンサ16,26を協調して制御することで、送電側共鳴コイル15bと受電側共鳴コイル25bにおける共振周波数が合わせるようにしている。
電磁誘導による起電力の誘起によって送電側共鳴コイル15bに高周波電流が流れると、共振周波数が合わせられた送電側共鳴コイル15bと受電側共鳴コイル25bとの間で磁界共鳴が発生し、受電側共鳴コイル25bにも電流が流れる。受電側共鳴コイル25bに電流が流れると、受電側共鳴コイル25bと二次コイル25aとの間で電磁誘導が発生する。その結果、二次コイル25aに起電力が誘起されて、二次コイル25aに電流が流れる。
二次コイル25aは、受電側共鳴コイル25bにより受電された電力を電磁誘導により取り出して整流回路28へ出力する。整流回路28は、二次コイル25aによって取り出された交流電力を整流する。DC/DCコンバータ29は、受電コントローラ27からの制御信号に基づいて、整流回路28によって整流された電力をバッテリ33の電圧レベルに変換してバッテリ33へ出力する。バッテリ33は、DC/DCコンバータ29から供給される電力を蓄えるほか、モータ32によって発電される回生電力も蓄電する。バッテ
リ33は、蓄電した電力をPCU31へと供給する。なお、電動車両30の走行中に送電装置20から受電する場合には(その場合、送電装置20は、例えば、電動車両30の上方または側方に配設されていても良い)、DC/DCコンバータ29は、整流回路28によって整流された電力をシステム電圧に変換してPCU31に直接供給することも可能である。
PCU31は、バッテリ33から出力され、或いはDC/DCコンバータ29から直接供給される電力によってモータ32を駆動する。また、PCU31は、モータ32により発電された回生電力を整流してバッテリ33へ出力し、このバッテリ33を充電する。モータ32は、PCU31によって駆動され、車両駆動力を発生させて駆動輪へ出力する。また、モータ32は、駆動輪や図示されないエンジンから受ける運動エネルギーによって発電し、得られた回生電力をPCU31へ出力する。なお、PCU31の制御は、電動車両30の図示しない車両ECU(Electronic Control Unit)によって制御されている。
この車両ECUは、電動車両30の走行時、車両の走行状況やバッテリ33の充電状態に基づいてPCU31を制御する中央制御装置である。
以上のように、第1実施形態における無線電力伝送システム1では、送電装置10及び受電装置20との間に発生する磁界共鳴を利用して無線で送電装置10から受電装置20へと電力を伝送する。受電装置20が受電した電力は、整流回路28以降に負荷抵抗として包括的に示されるバッテリ33等に供給される。
無線電力伝送システム1では、高周波電源13から電力が直接給電されるコイルおよび受電側の負荷抵抗に直接接続されたコイル(ここでは、一次コイル15a及び二次コイル25a)と、磁界共鳴による電力伝送に用いられるコイル(ここでは、送電側共鳴コイル15b及び受電側共鳴コイル25b)を物理的に接続せず、電磁誘導によって接続することで、高周波電源13や負荷抵抗等の構成によって磁界共鳴に用いるコイルの共振周波数等に悪影響が及ぶことを抑制している。
図3は、第1実施形態に係る送電用コイルケース及び受電用コイルケースの構成例の断面図である。送電装置10側においては、送電用コイル15(一次コイル15a及び送電側共鳴コイル15b)が送電用コイルケース150に収容されている。一方、受電装置20側においては、受電用コイル25(二次コイル25a、受電側共鳴コイル25b)が受電用コイルケース250に収容されている。なお、図3は、送電用コイルケース及び受電用コイルケースの縦断面構造を示している。
磁界共鳴を用いた送電装置10から受電装置20へのワイヤレス送電が行われる際、送電用コイルケース150及び受電用コイルケース250は、図1から図3に示されるように対向配置された状態となる。図3に示される例では、送電用コイルケース150及び受電用コイルケース250は直方体に形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば円柱形状等の他の形状を適宜採用しても構わない。
送電用コイルケース150は、天板151、底板152、周壁153から構成されている。ここで、天板151は、ワイヤレス送電時において、受電装置20(受電用コイル25)と互いに対向(対峙)する面であり、以降、この面を「正面」と称する。底板152は、それぞれ天板151と相対する面であり、以降、この面を「背面」と称する。なお、図3において、送電用コイルケース150は点線で示される。
送電用コイルケース150において、底板152と送電用コイル15との間には、シールド部材として金属シールド155が設置されている。金属シールド155は、導電性を有する、例えば、アルミニウム、銅、鉄などの金属の板である。また、金属シールド15
5の代わりに、シールド部材として、炭素繊維が用いられてもよい。送電用コイルケース150の底板152には、コネクタ156が配置されている。コネクタ156は、一次コイル15aと接続されている。また、コネクタ156は、配線ケーブルを介して高周波電源13と接続されている。則ち、一次コイル15aと高周波電源13がコネクタ156を介して接続されている。
受電用コイルケース250は、送電用コイルケースと同様に、天板251、底板252、周壁253から構成されている。天板251は、ワイヤレス送電時において、送電装置10(送電用コイル15)と互いに対向(対峙)する面であり、以降、この面を「正面」と称する。底板252は、それぞれ天板251と相対する面であり、以降、この面を「背面」と称する。なお、図3において、受電用コイルケース250は点線で示される。
受電用コイルケース250においても、送電用コイルケース150と同様な金属シールド255が設けられている。即ち、受電用コイルケース250の底板252と受電用コイル25との間には、金属シールド255が配置されている。金属シールド255は、送電用コイルケース150における金属シールド155と同等である。
受電用コイルケース250の底板252には、コネクタ256が配置されている。コネクタ256は、二次コイル25aに接続されている。また、コネクタ256は、配線ケーブルを介して整流回路28と接続されており、このコネクタ256を介して二次コイル25aと整流回路28が接続されている。
各金属シールド155,255は、送電装置10から受電装置20へ電力をワイヤレス送電する際に、外部に漏洩しようとする電磁波、即ちワイヤレス送電に寄与しなかった電磁波を、吸収して遮断し、送電に寄与しなかった電磁波の外部への漏洩を抑制する。
送電用コイルケース150に収容されている金属シールド155、及び受電用コイルケース250に収容されている金属シールド255は、第1実施形態においては、それぞれ円板状に形成されている。ただし、これに限られず、金属シールド155、255は、コイルケースに収まり、且つ、送電用コイル15又は受電用コイル25を覆う程度の面積を有していればよい。
図4は、図3に示される、送電用コイル15と金属シールド155、受電用コイル25と金属シールド255の一部が抽出された図である。金属シールド155は、送電用コイル15と中心位置が合うように配置される。同じく、金属シールド255は、受電用コイル25と中心位置が合うように配置される。金属シールド155、255は、それぞれ、中心から所定距離離れたコイルの円周方向に複数のスリット155SL、255SLを有する。各スリットは、金属シールド155、255を貫通している。
図5は、図3に示される送電用コイルケース150における金属シールド155と受電用コイルケース250における金属シールド255との例を示す図である。図5においては、各金属シールド155、255は、円板で、それぞれ36個のスリットを有する。36個の各スリットは、互いに同じ形状で同じサイズである。これら36個の各スリットは、金属シールド155、255の中心を基準点とし、基準点から所定の距離に等間隔で配置される。すなわち、36個の各スリットは、金属シールド155、255の中心から36等分に広がる放射線上の、該中心から所定の距離離れた位置に配置される。ただし、これに限られず、各スリットは、コイルの円周方向に、非等間隔に配置されていてもよい。
また、各スリットは、金属シールド155、255がそれぞれ一次コイル15a又は二次コイル25aと中心が一致するように配置された場合に、一次コイル15a又は二次コ
イル25aの最内周のコイルの内側の半径位置から送電側共鳴コイル15b又は受電側共鳴コイル25bの最外周のコイルの外側の半径位置まで伸びていることが好ましい。また、各スリットの形状は、長方形であってもよいし、コイルの中心側の幅は狭く、中心から離れるに従って幅が広がるような形であってもよい。なお、金属シールド上に形成されるスリットの数は、36個に限られない。
金属シールド155、255にスリットが存在することによって、金属シールド155、255上の渦電流の流れを分断することができ、渦電流の発生を抑制することができる。渦電流の発生が抑制されることにより、金属シールド155、255の発熱が抑えられ、送電効率の低下を抑えることができる。
また、金属シールド155、255にスリットが存在することによって、磁性体板を使用せずに、過電流の発生を抑制でき、送電効率を維持できるので、コストダウンを図ることができる。
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態における送電用コイルケース及び受電用コイルケースの構成を示す断面図である。既に説明した構成については、同一符号が付され、詳細な説明は省略される。
第2実施形態では、送電用コイルケース150において、2枚の金属シールド155a、155bが互いに接触しないように送電用コイル15の背面に配置される。第2実施形態では、金属シールド155a、155bの双方は、同じ配置、同じ数、同じ形状のスリットを有するものとする。また、金属シールド155a、155bの双方は、第1実施形態の金属シールド155と同様のものとする。ただし、これに限られず、金属シールド155a、155bは互いに異なる配置でスリットを有してもよい。なお、金属シールド155a、155bの双方のスリットが同じ配置であるとは、金属シールドの中心を基準点とした場合に、基準点に対する各スリットの配置が同じであること、または、各スリット間の関係が同じであることを指す。
同じく、受電用コイルケース250においても、2枚の金属シールド255a、255bが受電用コイル25の背面に配置される。第2実施形態では、金属シールド255a、255bの双方は、同じ配置、同じ数、同じ形状のスリットを有するものとする。また、金属シールド255a、255bは、送電用コイルケース150の金属シールド155a、155bと同様とする。ただし、これに限られず、金属シールド255a、255bは互いに異なる配置でスリットを有してもよいし、送電用コイルケース150の金属シールド155a、155bと異なるものでもよい。
図7は、図6に示される、送電用コイル15と金属シールド155a、155b、受電用コイル25と金属シールド255a、255bの一部が抽出された図である。図8は、図6に示される送電用コイルケース150における金属シールド155a、155bと、受電用コイルケース250における金属シールド255a、255bとを示す図である。送電用コイルケース150における金属シールド155a、155bは、送電用コイル15と中心位置が合うように配置される。さらに、金属シールド155a、155bは、それぞれが有するスリットが重ならないように配置される。
同じく、受電用コイルケース250における金属シールド255a、255bは、受電用コイル25と中心位置が合うように配置される。さらに、金属シールド255a、255bは、それぞれが有するスリットが重ならないように配置される。
このようにして、送電装置10及び受電装置20において、スリットを有する2枚の金属シールドが、スリットが重ならないように配置される。これによって、例えば、送電用コイル15の背面に配置されている金属シールド155aのスリット155aSLから漏れる磁束を、金属シールド155aの背面に配置されている金属シールド155bが吸収、遮断することができ、電磁波の漏洩を低減することができる。また、第1実施形態と同様に、金属シールド155aから漏えいする磁束を吸収する金属シールド155bもスリットを有するので、金属シールド155bにおいても渦電流の発生を抑制することができる。渦電流の発生を抑制することによって、金属シールド155a、155bの発熱を抑制することができ、結果として、送電効率の低下を防ぐことができる。なお、受電装置20についても送電装置10と同様の作用効果を奏する。また、第2実施形態においては、コイルの背面に金属シールドを2枚備えたが、これに限られず、3枚以上備えてもよい。ただし、装置の軽量化、コストダウンのためには、2枚が好適である。
<第2実施形態の変形例>
第2実施形態の変形例として、2枚の金属シールドのスリットの重なり具合を調整可能な送電装置及び受電装置について説明される。
図9は、第2実施形態の変形例における送電用コイルケースを上から見た際の概略図である。図9では、送電用コイルケース150に含まれる金属シールド155c、調整ダイヤル157、アイドラーギア158a、158bのみが抽出されて示される。
金属シールド155cは、図6及び図7において、金属シールド155bの代わりに用いられる金属シールドである。金属シールド155cは、送電用コイル15の背面に配置されている金属シールド155a(図示せず)の背面に配置される。金属シールド155cは、金属シールド155aと同様に複数のスリットを有する。金属シールド155cの円周は鋸状になっており、金属シールド155cは歯車になっている。
調整ダイヤル157は、金属シールド155cと噛み合う歯車(図示せず)を有している。アイドラーギア158a、158bは、金属シールド155cと噛み合う歯車であって、金属シールド155cの回転を支援する。装置の製造工場における調整担当者、装置の設置業社の調整担当者、あるいはユーザによる調整ダイヤル157の左右のひねりに応じて、金属シールド155cが左右に回転し、金属シールド155a(図示せず)とのスリットの重なり具合を調整することができる。
図10は、図9に示される送電用コイルケースのA−A断面図である。送電用コイル15bは、絶縁部材158aと158bとで固定されている。絶縁部材158bの次に金属シールド155aが配置される。金属シールド155aと金属シールド155cとの間には絶縁部材158cが配置されている。歯車の形をしている金属シールド155cは、調整ダイヤル157の歯車と噛み合うように配置される。調整ダイヤル157によって、金属シールド155cが回転するので、金属シールド155aと金属シールド155cとのスリットの重なり具合を、ユーザが調整することが可能になる。尚、駆動源としてモータ等を用いて調整ダイヤル157を回転させる構成とすることもでき、また漏れ磁束をセンサにより検出しその検出値に応じて当該モータを適切な状態(漏れ磁束最小状態)となるように制御することも可能である。
<シミュレーション>
図11は、無線電力伝送システムのモデル1から5と送電効率との関係のシミュレーション結果の例を示す図である。図12は、無線電力伝送システムのモデル1、3から5のそれぞれについての、コイルの中心からの距離と電界強度との関係のシミュレーション結果の例を示す図である。図13は、無線電力伝送システムのモデル1を示す図である。図
14は、無線電力伝送システムのモデル2を示す図である。図15は、無線電力伝送システムのモデル3を示す図である。
図14に示される無線電力伝送システムのモデル1は、送電装置10及び受電装置20ともに、送電用コイル15と受電用コイル25のそれぞれの背面に磁性体板159、259が配置され、磁性体板159、259の背面にスリットを有しない金属シールド155x、255xが配置されたモデルである。
図14に示される無線電力伝送システムのモデル2は、送電装置10及び受電装置20ともに、シールドを有さない、コイルのみのモデルである。
図15に示される無線電力伝送システムのモデル3は、送電装置10及び受電装置20ともに、送電用コイル15と受電用コイル25のそれぞれの背面に、スリットを有しない金属シールド155x、255xのみが配置されるモデルである。
無線電力伝送システムのモデル4は、第1実施形態において説明された、送電装置10及び受電装置20ともに、送電用コイル15及び受電用コイル25のそれぞれの背面に、スリットを有する金属シールド155、255が配置されるモデル(図4参照)である。無線電力伝送システムのモデル5は、第2実施形態において説明された、送電装置10及び受電装置20ともに、送電用コイル15及び受電用コイル25のそれぞれの背面に、スリットを有する2枚の金属シールド155a、155b、255a、255bがスリットが重ならないように配置されたモデル(図7参照)である。
図11及び図12に示されるシミュレーション結果では、モデル1,3−5で、コイルとすぐ背面のシールドとの距離が同じに設定された場合の結果が示される。
図11の各モデルと送電効率との関係に示されるように、モデル3(スリットのない金属シールドのみ)の場合、モデル1(磁性体板と金属シールド有)とモデル2(シールド無)の場合に90%以上あった送電効率が、30%以下となる。これに対し、モデル4(スリット入り金属シールド1枚)とモデル5(スリット入り金属シールド2枚)の場合には、送電効率が85%以上まで修正する。また、モデル4(スリット入り金属シールド1枚)の方がモデル5(スリット入り金属シールド2枚)に比べて、送電効率が約1%良い。
図12に示されるように、例えば、コイルの中心から半径方向に30m離れた位置においては、モデル4(スリット入り金属シールド1枚)は、モデル1(磁性体板とスリット無し金属シールド)とほぼ同じ程度に電界強度を抑えることができる。また、モデル5(スリット入り金属シールド2枚)は、モデル4(スリット入り金属シールド1枚)よりも電界強度を抑えることができ、最も電磁波の漏洩防止効果が高いことが示される。
以上より、第1実施形態及び第2実施形態において説明された、スリット入りの金属シールドを用いるモデル4、5は、磁性体板を用いずに、金属シールド上の渦電流の発生を抑制し、金属シールドの発熱を抑制し、送電効率の低下を抑制できる。また、モデル4、5は、磁性体板を用いずに、磁性体板とスリット無し金属シールドとを用いたモデル1とほぼ同等又はそれ以上に、電界強度を抑えることができる。
なお、金属シールドは、導電性かつ非磁性とすることができる。これにより、アルミニウム等の比較的軽量な材料を用いることが出来る。また、車両に適用されるワイヤレス送電は、電気カミソリ等の家庭用品に比較して送受電間の距離が長く電力が大きいため強い電磁波が発生するが、上記の通り構成することで、強い電磁波の発生を抑制できる。
以上述べた実施の形態は本発明を説明するための一例であって、本発明の本旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加え得る。例えば、実施形態では、磁界共鳴を利用した無線電力伝送を実施する無線電力伝送システム、送電装置、及び受電装置について説明されたが、これに限られず、送電用コイル及び受電コイルの背面にスリット入りの金属シールドを配置することで、電磁誘導を利用した無線電力伝送を実施する送電装置、受電装置、無線電力伝送システムにも適用することができる。
また、例えば、上述までの構成例では地面に送電コイルが埋められて車両側に送電する場合を例に説明したが、本発明は、壁に埋め込まれた送電装置で横方向へ送電したり、天井に埋め込まれた送電装置で下方向へ送電したりすることも可能である。また、本発明に係る受電装置、送電装置、無線電力伝送システムは、上記実施形態に限定されるものではなく可能な限りこれらの組合せを含むことができる。また、本発明に係る無線電力伝送システムは車両用途に限定されず、家電、情報機器、玩具等、電力を用いる様々な機器に適用することが可能である。
1 無線電力伝送システム
10 送電装置
15 送電用コイル
15a 1次コイル
15b 送電側共鳴コイル
150 送電用コイルケース
155 スリット入り金属シールド
155a スリット入り金属シールド
155b スリット入り金属シールド
155c スリット入り金属シールド
155x スリット無し金属シールド
20 受電装置
25 受電用コイル
25a 2次コイル
25b 受電側共鳴コイル
250 受電用コイルケース
255 スリット入り金属シールド
255a スリット入り金属シールド
255b スリット入り金属シールド
255c スリット入り金属シールド
255x スリット無し金属シールド

Claims (9)

  1. 対向に配置される受電装置に無線電力伝送により送電する送電装置であって、
    前記受電装置に設けられた受電用コイルに電力を送電する送電用コイルと、
    前記送電用コイルの前記受電装置との対向面の反対の面側に配置されており、少なくとも1つのスリットが形成された導電性の第1のシールド板と、
    を含む送電装置。
  2. 前記第1のシールド板の前記送電用コイルが配置されている面の反対の面側に、前記第1のシールド板と接触しないように配置された、少なくとも1つのスリットが形成された導電性の第2のシールド板をさらに含む
    請求項1に記載の送電装置。
  3. 前記第2のシールド板は、前記第1のシールド板とスリットが重ならないように配置される
    請求項2に記載の送電装置。
  4. 前記第2のシールド板には、前記第1のシールド板のスリットと同じ配置、同じ形状、同じサイズのスリットが形成されている
    請求項2又は3に記載の送電装置。
  5. 前記スリットは、複数であって、前記送電用コイルの円周方向に等間隔に配置される
    請求項1から4の何れか1項に記載の送電装置。
  6. 前記スリットは、前記送電用コイルの中心から半径方向に離れるにつれて短辺が広がる形状である
    請求項5に記載の送電装置。
  7. 前記スリットは、前記送電用コイルの半径方向の長さを、前記送電用コイルの最内周のコイルの内側の半径位置から最外周のコイルの外側の半径位置までとする
    請求項1から6の何れか1項に記載の送電装置。
  8. 対向に配置される送電装置から無線電力伝送により受電する受電装置であって、
    前記送電装置に設けられた送電用コイルからの電力を受電する受電用コイルと、
    前記受電用コイルの前記送電装置との対向面の反対の面側に配置されており、少なくとも1つのスリットが形成された導電性のシールド板と、
    を含む受電装置。
  9. 対向に配置された受電装置に設けられた受電用コイルへの電力を送電する送電用コイルと、
    前記送電用コイルの前記受電装置との対向面の反対の面側に配置されており、少なくとも1つのスリットが形成された導電性のシールド板と、
    を含む送電装置と、
    対向に配置される前記送電装置に設けられた前記送電用コイルからの電力を受電する受電用コイルと、
    前記受電用コイルの前記送電装置との対向面の反対の面側に配置されており、少なくとも1つのスリットが形成された導電性のシールド板と、
    を含む受電装置と、
    を備える無線電力伝送システム。
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