JP2004130846A - 非接触給電システムにおける配線接続装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】着脱可能な一対のケース11及び12の中に、配線13が接続される接続端子14などをそれぞれ組み込み、その一対のケース11及び12を勘合することで配線13同士を電気的に接続するように構成することにより、強度を高め、その一対のケース11及び12を非磁性材料で形成することにより、配線13に流れる電流より発生する磁界を弱めている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触給電システムに使用される配線同士を接続させるための配線接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、工場や倉庫において、予め決められた経路を走行する搬送車を用いて部品や荷物を搬送することが行われている。このような搬送車に電力を供給する方法として、電源から給電線を介して非接触で搬送車に電力を供給する非接触給電システムが実用化されている。非接触給電システムでは、給電線に高周波の交流電流を供給し、搬送車側に設けた受電コアが、その給電線から電磁誘導作用により電力を受け取る。
【0003】
ところで、このような非接触給電システムは、例えば、搬送車のメンテナンスを行う際、その搬送車をメンテナンスエリアに移動させるために、搬送車を本軌道のレールからメンテナンスエリアにつながる他の軌道のレールに移す必要がある。そして、搬送車をその他の軌道のレールに移すために、本軌道のレールの一部が垂直方向あるいは平行方向に移動するものがある。そして、このような構成の非接触給電システムでは、本軌道のレールの給電線と、移動レールの給電線とが渡り配線など接続されている。
【0004】
図3(a)は、既存の非接触給電システムにおいて、本軌道のレールの給電線配線と移動レールの給電線との接続の様子を示す図である。
図3(a)に示すように、移動レール30及び本軌道レール31に取り付けられている給電線32は、渡り配線34を利用して端子台33において互いに接続されている。そして、移動レール30を移動させる際には、この端子台33から渡り配線34を一旦切り離し、移動レール30を他の軌道となるレール31−1まで移動させ、移動レール30及びレール31−1の各渡り配線34を端子台33−1において接続している。このように、垂直方向の移動に限らず、レールの一部を移動させる場合、レールに配設されている渡り配線34を脱着する必要がある。そして、搬送車に異常が発生した場合には、移動レール30の移動、特に、渡り配線34の脱着を短時間で行い、搬送車をメンテナンスエリアに移動させ復旧させることが重要である。
【0005】
しかしながら、本軌道レール31と移動レール30との間の渡り配線34が、このような端子台33により接続される構成においては、この渡り配線34は、端子台33にボルトなどで固定されているため、脱着に手間がかかる。
ところで、配線同士を接続する作業を簡単にするために、各配線の先端に雌雄の略円柱状のコネクタが取り付けられているものがある(特許文献1参照)。このコネクタは、雄側の先端部分に多数本のピンを有しており、もう一方の雌側の先端部分にピンを差し込み可能な同数のピン穴が設けられており、雄側のピンを雌側のピン穴に差し込むだけで簡単に配線同士を接続可能にしている。このコネクタを上述の移動レール30に配設される渡り配線34の先端部と本軌道レール31に配設される渡り配線34の先端部に設ければ、その渡り配線34同士の着脱をスムーズに行うことができる。
【0006】
しかしながら、このようなコネクタよる配線の接続では、単に、その接続端子部分のピンにより、各配線を接合しているので、そのコネクタ部分に負荷がかかると、ピンがピン穴から抜けてしまい簡単に渡り配線34同士が外れてしまうおそれがある。
【0007】
この問題を解決するためには、例えば、図3(b)に示すように、配線同士の接続に、カプラ35を利用する方法が考えられている。このカプラ35は、上下一対のケース35−1及び35−2などから構成され、このケース35−1及び35−2の中には、それぞれ渡り配線34が接続される接続端子が組み込まれている(例えば、ケース35−1の接続端子には移動レール30の渡り配線34が接続され、ケース35−2の接続端子36には本軌道レール31の渡り配線34が接続されている)。そして、ケース35−1とケース35−2とを勘合することで渡り配線34同士が電気的に接続される。すなわち、このカプラ35を利用して渡り配線34同士を接続することにより、上述のコネクタと同様に脱着を簡単にすることができる。また、このカプラ35の材質を金属製にすることにより、外部からの負荷に対する強度も高めることが可能になる。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−24754号 (第3〜4頁、第3〜5図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、渡り配線34同士を、カプラ35を用いて接続すると、そのカプラ35内に設けられている接続端子36などがカプラ35を形成するケース35−1及び35−2で覆われるため、接続端子36部分などにおけるジュール損による熱がそのカプラ35のケース内でこもり易くなり、カプラ35全体の温度を上げてしまう。
【0010】
また、カプラ35のケース35−1及び35−2を鉄等で形成すると、各渡り配線34は、図3(c)に示すように、ケース35−1及び35−2を貫通するので、その渡り配線34の周りには、高周波磁界(磁力線)が発生し、その磁界に起因してケース35−1及び35−2上に渦電流が発生する。そして、この渦電流によりケース35−1及び35−2自体が発熱し、カプラ35全体の温度を更に上げてしまう。この結果、カプラ35内の接続端子36部分が高温となり、接続強度を弱め、接続不良の原因となるなどの問題がある。
【0011】
そこで、本発明は、強度が高く、且つ、発熱の少ない非接触給電システムにおける配線接続装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、以下のように構成する。
まず、本発明の配線接続装置は、非接触給電システムに使用される配線同士を接続させる配線接続装置であって、第1の配線に接続される第1の端子と、第2の配線に接続される第2の端子と、上記第1の端子を取り囲む第1のケースと、上記第1のケースに着脱可能であり、その第1のケースと勘合したときに上記第1の端子と上記第2の端子とを電気的に接続させる、上記第2の端子を取り囲む第2のケースとを備え、上記第1及び第2のケースが、非磁性材料で形成されることを特徴としている。
【0013】
このように構成される第1及び第2のケースは、強度に強く、また、非磁性材料で形成することによって、第1及び第2の配線に流れる電流に起因して発生する磁力線の数を少なくすることができるので、第1及び第2の配線の周りに発生する渦電流を少なくすることができ、その渦電流による第1及び第2のケース自体の発熱を抑制することができる。
【0014】
また、上記配線接続装置は、上記第1及び第2のケースが、不導体で形成されることを特徴としている。
このように、第1及び第2のケースを不導体で形成することによって、第1及び第2の配線に流れる電流に起因して発生する渦電流が第1及び第2のケースにおいて流れなくなるので、第1及び第2のケース自体の発熱を抑えることができる。
【0015】
また、上記配線接続装置は、上記第1及び第2のケースが、上記第1及び第2配線に流れる電流より発生する磁力線の経路を遮断するように形成されていることを特徴としている。
非接触給電システムに使用される配線には、搬送車などに電力を供給するため電流が流れており、その電流により配線の周りには磁界が発生する。そして、その磁界により第1及び第2のケースに渦電流が流れ、第1及び第2のケース自体が発熱する。本発明では、第1及び第2のケースを、この配線に流れる電流に起因して発生する磁力線などを遮断するように形成している。
【0016】
これより、磁力線が遮断されるケース部分の磁界は弱まり、第1及び第2のケースに流れる電流量が小さくなり、第1及び第2のケース自体の発熱を抑制することが可能となる。
また、上記配線接続装置は、上記第1及び第2のケースに、上記第1及び第2の配線に流れる電流より発生する磁力線の経路を遮断する孔又はスリットが設けられていることを特徴としている。
【0017】
これより、配線に流れる電流により発生する磁力線を孔又はスリットにより遮断することができるので、磁界を弱め、第1及び第2のケースに流れる電流を小さくすることができ、第1及び第2のケース自体の発熱を抑制することが可能となる。
【0018】
また、上記配線接続装置は、上記第1及び第2のケースに、上記第1及び第2の配線に流れる電流より発生する磁力線の経路を遮断する孔又はスリットが設けられ、更に、上記第1及び第2のケースが、非磁性材料で形成されることを特徴としている。
【0019】
このように、第1及び第2のケースを非磁性の部材で形成することによって、配線に流れる電流により発生する磁力線の数を少なくし、更に、第1及び第2のケースを磁力線を遮断するように形成しているので、第1及び第2のケースが非磁性材料で形成されるものよりも第1及び第2のケースに流れる電流量を少なくすることができ、発熱を抑制することができる。
【0020】
また、上記配線接続装置は、上記第1及び第2の端子は、それぞれ互いに逆向きの2本の配線が接続される2つの端子からなり、上記第1及び第2のケースが、上記2本の配線の間に発生する磁力線の経路を遮断するように形成されていることを特徴としている。
【0021】
このように、第1及び第2の端子のそれぞれに接続される2本の配線には、互いに逆向きの電流が流れているので、2本の配線の間では、それぞれの磁力線の向きが同じになり磁界が強くなっている。そして、その2本の配線の間に発生する磁力線を遮断することにより、渦電流が多く流れるところでの電流量を小さくでき、第1及び第2のケース自体の発熱を抑制することが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る配線接続装置を示す図である。
まず、図1(a)に示す配線接続装置10は、着脱可能な上下一対のケース11(第1のケース)及びケース12(第2のケース)から構成され、ケース11及び12の中には、それぞれ配線13(第1及び第2の配線)が接続される接続端子(第1及び第2の端子)が組み込まれており、ケース11とケース12とを勘合することで配線13同士が電気的に接続される。すなわち、例えば、電流が互いに逆向きの2本の配線13(例えば、図3(a)に示される本軌道レール31に接続されている渡り配線34)がケース11内に設けられる雄型の接続端子(不図示)に接続され、ケース11に接続される2本の配線13にそれぞれ対応する配線13(例えば、図3(a)に示される移動レール30に接続されている渡り配線34)がケース12内に設けられる雌型の接続端子14に接続されている。そして、ケース11とケース12とを勘合することによりケース11の雄型の接続端子とケース12の雌型の接続端子14とが接合され、ケース11の配線13とケース12の配線13とが電気的に接続される。
【0023】
図1(a)に示す配線接続装置10の特徴とするところは、ケース11及び12をアルミニウムやステンレス(SUS:Steel Use Stainless)などの非磁性材料を用いて形成しているところである。
このように、非磁性材料を用いてケース11及び12を形成することにより、配線13に流れる高周波電流より発生する磁力線の数が、磁性体を用いて形成されるカプラ35よりも少なくなるので、ケース11及び12の配線13の周りに発生する渦電流も少なくなり、その渦電流による配線接続装置10自体の発熱を抑制することができる。
【0024】
また、ケース11及び12をセラミックなどの不導体を用いて形成してもよい。
このように、ケース11及び12を不導体を用いて形成することにより、ケース11及び12に渦電流が流れなくなるので、非磁性材料で形成されるケース11及び12よりも配線接続装置10自体の発熱を抑えることができる。
【0025】
次に、図1(b)に示す配線接続装置15の特徴とするところは、配線13が接続される接続端子が組み込まれる上下一対のケース11及び12から構成され、そのケース11及び12に、配線13に流れる電流より発生する磁力線を遮断するためのスリット(孔)16を設けているところである。
【0026】
例えば、図1(b)に示すケース11及び12においては、電流の流れる方向が互いに逆向きの2本の配線13の周りに長手方向に伸びるスリット16が複数設けられている。
このように、ケース11及び12に長手方向に伸びるスリット16を配線13の周りに設けることによって、配線13に流れる高周波電流により発生される磁力線をこのスリットにより遮断し、その磁力線を遮断した部分周辺の磁界を弱めることで、ケース11及び12に発生する渦電流の量を少なくし、渦電流による配線接続装置15自体の発熱を抑制することができる。
【0027】
また、ケース11及び12にスリット16を設けることにより渦電流の発生を抑えることができるので、ケース11及び12を構成する材質に安価な鉄材を用いることができ、製造コストを抑えることが可能となる。
また、2本の配線13の間は、図3(c)に示すように、2本の配線にそれぞれ流れる高周波電流より発生する磁力線の向きが同じなので、磁界が強められる。そして、図1(c)に示す配線接続装置17のように、ケース11及び12において、配線13の間にスリット16を設けるようにしてもよい。
【0028】
このように、ケース11及び12の配線間部分にスリット16を設けることにより、磁界が最も強くなるところで磁界を弱めることができるので、渦電流の量も少なくなり、効率良く配線接続装置17の発熱を抑制することができる。
また、非磁性材料を用いて形成されるケース11及び12にスリット16を設けるようにして配線接続装置を構成してもよい。
【0029】
このように、非磁性材料を用いてケース11及び12を形成することにより、配線13に流れる高周波電流より発生する磁力線の数を少なくし、更に、ケース11及び12の配線13の周りにスリット16を設けることにより配線13の周りの磁界を弱めることができるので、スリット16が設けられていない非磁性材料で形成される配線接続装置10よりもケース11及び12に流れる渦電流の量を少なくすることができ、配線接続装置自体の発熱を抑制することができる。
【0030】
また、不導体を用いて形成されるケース11及び12にスリット16を設けるようにして配線接続装置を構成してもよい。
これより、ケース11及び12内の接続端子部分で発生する熱を、そのスリット16よりケース11及び12外に放出することができるので、スリット16が設けられていない不導体を用いて形成される配線接続装置より、配線接続装置全体の温度上昇を小さくすることができる。
<その他の実施の形態>
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲において、種々の構成を採用可能である。例えば、以下のような構成変更も可能である。
【0031】
(1)上記実施の形態では、長手方向に伸びるスリット16をケース11及び12に引き込まれる配線13の周りに縦に設ける構成としているが、例えば、図2(a)に示すように、ケース11及び12の配線13の上下部分に長手方向に伸びるスリット16を横に設ける構成としてもよい。
【0032】
このように、ケース11及び12の配線13が引き込まれる位置の上部又は下部付近に、ケース11及び12の上面又は下面と平行な長手方向に伸びるスリット16を設けることによって、上述の縦にスリット16を設ける構成の配線接続装置15又は17と同様に、配線13に流れる高周波電流より発生する磁界を弱め、渦電流の量を少なくすることができるので、配線接続装置自体の発熱を抑えることができる。
【0033】
(2)また、例えば、図2(b)に示すように、ケース11及び12に引き込まれる配線13を中心とする円形状の孔を、ケース11及び12に設ける構成としてもよい。
このように、ケース11及び12に引き込まれる配線13を中心とする円形状の孔を設けることにより、上述の配線13の周りに長手方向に伸びるスリット16を設ける構成の配線接続装置と同様に、配線13に流れる高周波電流より発生する磁界を弱め、ケース11及び12に流れる渦電流を少なくすることができるので、配線接続装置自体の発熱を抑えることができる。
【0034】
(3)また、上記実施形態では、ケース11及び12に接続される配線13は、2本であるが、1本の配線をケース11及び12に接続する構成の配線接続装置でもよい。
このように、1本の配線を接続する構成の配線接続装置であっても、その1本の配線の周りに孔又はスリットを設けることにより、配線の高周波電流により発生する磁界を弱め、ケース11及び12に流れる渦電流を少なくすることにできるので、配線接続装置自体の発熱を抑えることができる。
【0035】
このように、配線接続装置を構成するケース11及び12の配線接続部分周辺に孔又はスリットを設けることで、渦電流によるケース11及び12の発熱などで配線接続装置自体の温度が上がりすぎてしまうということを抑制することができる。
【0036】
また、このようなケース11及び12を用いて配線接続装置を構成することにより、例えば、図3(a)に示す移動レール30の渡り配線34と本軌道レール31の渡り配線34とを、それぞれケース11の接続端子とケース12の接続端子14とに接続することにより、渡り配線34同士の脱着が簡単となり移動レール30の移動も簡単に行うことができ、搬送車のメンテナンスを迅速に行うことが可能となる。すなわち、配線同士の脱着時間が大幅に短縮され、設備の稼働率を上げることができる。
【0037】
また、上記実施形態の配線接続装置のように、ケース11及び12に孔を設けることにより、鉄、ステンレス、又はアルミニウムなどの金属体を用いることができるので、強度上の懸念を無くすことができる。
【0038】
【発明の効果】
このように、本発明の配線接続装置によれば、着脱可能な一対のケースの中に、配線が接続される接続端子がそれぞれ組み込まれ、その一対のケースを勘合することで配線同士を電気的に接続するように構成している。そして、その一対のケースを非磁性材料で形成することにより、配線に流れる電流より発生する磁界を弱め、渦電流によるケース自体の発熱を抑えることができるので、配線接続装置の温度上昇を抑制することが可能となる。
【0039】
また、一対のケースを不導体で形成することにより、配線の周りに発生する磁界により発生する渦電流が流れなくなるので、配線接続装置の温度上昇を更に抑制することが可能となる。
また、一対のケースを、配線に流れる電流より発生する磁力線の経路を遮断するように形成することにより、遮断される部分の磁界を弱めることができるので、その部分での渦電流量が少なくなり、ケースに流れる渦電流を少なくし、配線接続装置の温度上昇を抑制することが可能となる。
【0040】
また、一対のケースを非磁性材料で形成することにより、配線に流れる電流より発生する磁界を弱め、更に、その一対のケースを配線に流れる電流より発生する磁力線の経路を遮断するように形成することによりケースに流れる渦電流を少なくすることができるので、配線接続装置の温度上昇を更に抑制することが可能となる。
【0041】
また、一対のケースに孔又はスリットを設けることにより配線接続装置の温度上昇を抑制することができるので、ケースに金属体が使用でき強度の高い配線接続装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る配線接続装置を示す図である。
【図2】本発明の他の実施の形態に係る配線接続装置を示す図である。
【図3】従来の配線接続装置を説明する図である。
【符号の説明】
10 配線接続装置
11 ケース
12 ケース
13 配線
14 接続端子
15 配線接続装置
16 スリット(孔)
17 配線接続装置
Claims (6)
- 非接触給電システムに使用される配線同士を接続させる配線接続装置であって、
第1の配線に接続される第1の端子と、
第2の配線に接続される第2の端子と、
上記第1の端子を取り囲む第1のケースと、
上記第1のケースに着脱可能であり、その第1のケースと勘合したときに上記第1の端子と上記第2の端子とを電気的に接続させる、上記第2の端子を取り囲む第2のケースと、を備え、
上記第1及び第2のケースは、非磁性材料で形成されることを特徴とする配線接続装置。 - 非接触給電システムに使用される配線同士を接続させる配線接続装置であって、
第1の配線に接続される第1の端子と、
第2の配線に接続される第2の端子と、
上記第1の端子を取り囲む第1のケースと、
上記第1のケースに着脱可能であり、その第1のケースと勘合したときに上記第1の端子と上記第2の端子とを電気的に接続させる、上記第2の端子を取り囲む第2のケースと、を備え、
上記第1及び第2のケースは、不導体で形成されることを特徴とする配線接続装置。 - 非接触給電システムに使用される配線同士を接続させる配線接続装置であって、
第1の配線に接続される第1の端子と、
第2の配線に接続される第2の端子と、
上記第1の端子を取り囲む第1のケースと、
上記第1のケースに着脱可能であり、その第1のケースと勘合したときに上記第1の端子と上記第2の端子とを電気的に接続させる、上記第2の端子を取り囲む第2のケースと、を備え、
上記第1及び第2のケースは、上記第1及び第2の配線に流れる電流より発生する磁力線の経路を遮断するように形成されていることを特徴とする配線接続装置。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載の配線接続装置であって、
上記第1及び第2のケースは、上記第1及び第2の配線に流れる電流より発生する磁力線の経路を遮断する孔又はスリットが設けられていることを特徴とする配線接続装置。 - 請求項3に記載の配線接続装置であって、
上記第1及び第2のケースは、非磁性材料で形成されることを特徴とする配線接続装置。 - 請求項1〜5の何れか1項に記載の配線接続装置であって、
上記第1及び第2の端子は、それぞれ互いに逆向きの2本の配線が接続される2つの端子からなり、
上記第1及び第2のケースは、上記2本の配線の間に発生する磁力線の経路を遮断するように形成されていることを特徴とする配線接続装置。
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