JP2012131618A - 物品搬送用トレー - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構造であるとともに円筒状の搬送物品を安定して収容し、円滑に搬入、搬送および搬出する物品搬送用トレーを提供すること。
【解決手段】搬送物品を搭載する物品搭載部110を有する物品搬送用トレー100であって、物品搭載部110が中央に向かって下り勾配をなして対向配置される一対の溝状傾斜面131より形成される円筒状物品載置部130を備えている物品搬送用トレー100。
【選択図】図1
Description
このような物品搬送用トレー500では、通常、搬入側では搬送方向と直行する側方から搬送物品を滑りこませて物品搭載部に搭載し、搬出側では物品搬送用トレー500を搬出側に傾倒して搭載していた搬送物品を搬出するものであり、搬送物品を搬入、搬出する際の搬送物品の角度や搬送ラインにおける左右への屈曲部の曲率などの条件から、物品搭載部510は水辺面に対してせいぜい5°乃至10°程度に中央に向かってなだらかに下り傾斜として形成されていて、また、前後方向についてはほぼ水平な物品搭載部510とされていた。
このような物品搭載部510は、搬送物品が角形などの転がるようなことのない形状である場合には、物品搭載部510への搬送物品の搬入、搬出がスムーズに行われて、物品搬送用トレー500上に搭載されて搬送される途上では物品搭載部510に搬送物品が載置されて移送され、搬送過程において時折発生する搬送台車TVの始動、停止などの際に発生する前後方向の加速度に対しては、物品搬送用トレー500の前後に設けた落下防止用前壁541または落下防止用後壁542により搭載された搬送物品の落下を阻止するので、搬送物品が落下することなく安定して搬送することができるものであった。
また、搬送物品の搬入時に物品搬送用トレー500から搬送物品が転がり落ちないように、円筒状の搬送物品を移送方向と直行する方向を軸方向として長手方向に滑り込ませるようにすると、搬送物品の搬入時には落下することなく搬入して物品搭載部510に搭載することはできるものの、物品搬送用トレー500の物品搭載部510において搬送物品が転動しながら搬送されることとなるため、搬送台車TVの始動、停止時などに前後方向の加速度が発生すると、物品搭載部510に搭載された搬送物品が相互に、あるいは物品搬送用トレー500の側面や前壁、後壁とぶつかり、搬送物品を損傷する虞があるという問題があった。
以上のように、従来の物品搬送用トレー500は、本来円筒状の物品の搬送には不向きなものであり、あえて円筒状の物品を搬送しようとする場合には、物品搬送用トレー500上に円筒状物品専用トレーを載置した上で当該円筒状物品専用トレー上に円筒状の搬送物品を載置する、あるいは、円筒状物品を収容した直方体状の円筒状物品ユニットを一つの搬送物品のようにして取り扱って搬送するというように、円筒状物品専用トレーの着脱作業あるいは円筒状物品ユニットを形成する作業などが必要となった。
したがって、円筒状物品を搬送する場合には、円滑に搬送物品を搬入、搬送および搬出するというトレー型搬送ラインを導入した本来の目的に反して煩雑な作業が必要となってしまう、という問題があった。
簡易な構造であるとともに円筒状の搬送物品を安定して収容し、円滑に搬入、搬送および搬出する物品搬送用トレーを提供することを課題とするものである。
また、後方に配設された円筒状物品載置部に搭載された円筒状の搬送物品が、搬送中に何らかの後方への加速度を受けたとしても、当該加速度により移動しようとする円筒状の搬送物品を後端に設けられた落下防止用後壁に当接して確実に落下を阻止するため、円筒状の搬送部品が落下することなく安全に物品搬送用トレーに保持することができる。
また、搬送ラインTLにおける物品搬送用トレーの搬送方向は、搬送ラインの前方、後方いずれであっても何ら構わない。
また、円筒状物品載置部のような特定の搬送物品載置部分についてのみ別部材として搬送物品の寸法、形状に応じて異なる複数種類の搬送物品載置部を準備しておき、これを適宜に選択して装着するようにして、共通の物品搬送用トレーにより搬送可能な搬送物品の種類をさらに多様なものとしてもよい。
ここで、図1は、本発明の第1実施例である物品搬送用トレー100の斜視図であり、図2は、図1に示す物品搬送用トレー100の平面図であり、図3は、図1に示す物品搬送用トレー100の(a)側面図、およびA−A断面図であり、図4は、図1に示す物品搬送用トレー100の(b)前方側面図および(b)B−B断面図であり、図5は、図1に示す物品搬送用トレー100の(a)側面図および(b)C−C断面図であり、図6は、本発明の第2実施例である物品搬送用トレー200の斜視図である。
落下防止用前壁141と落下防止用後壁142との間に、搬送物品を搭載する搬送物品搭載部110が設けられていて、当該搬送物品搭載部110は、物品載置部120と円筒状物品載置部130との2つの部分から構成されている。
また、物品載置面122には適宜に凹凸が形成されていて、載置された搬送物品が物品載置面122に貼りついて搬送物品の搬出に支障をきたすことがないようにしている。
なお、中央溝部121には、光反射テープなど照射された光線を反射する部材が貼着されていて、搬送ラインTL上の適宜箇所に設置されたレーザスキャナ等と協働して物品載置部110に搬送物品が存在するか否かを判別して、搬送ラインTL上での物品の移送状態を監視するようになっている。
このような構造の円筒状物品載置部130において、収容される円筒状の搬送物品は、その軸方向の端部において各支持傾斜面132のそれぞれと点接触して都合4点により支持されるので、円筒状物品載置部130において転動することはない。
また、物品載置部120または円筒状物品載置部130における中央部に向かう下り勾配の角度は、搬送ラインTLを運ばれる間に左右へカーブする際には搬送物品に遠心力が作用しても搬送物品が飛び出さない程度に、また、搬出時に搬送物品に適度な滑り出し速度が生ずるように、ほぼ5°乃至10°程度の浅い角度とされている。
通常は、搬出ラインが延出する位置において、搬送ラインTL上の物品搬送用トレー100が側方に傾動されて、物品搭載部110に搭載されていた搬送物品が滑り出して搬出ラインに移載される。
搬出動作時に、物品搬送用トレー100が傾動されると、円筒状物品載置部130に載置されていた搬送物品は溝状傾斜面131に沿って軸方向に搬出されるので、円筒状の搬送物品は転がることなく軸方向に滑りながら移動する。
したがって、搬送物品はいつでも溝状傾斜面131のV字谷部133の端部から搬出されるので、円筒状の搬送物品の搬出位置が前後にばらつくことはなく、一定の位置から軸方向に滑り出されるので、搬送物品が転がり出て搬出位置以外のところに落下する虞が著しく減殺される。
図6は、本発明の第2実施例である物品搬送用トレー200の斜視図である。
本第2実施例の物品搬送用トレー200は、前述した第1実施例の物品搬送用トレー100において、円筒状物品載置部230を着脱自在とし、円筒状物品載置部230として異なる形状または寸法に対応できる複数種のものを準備しておき、これら複数の円筒状物品載置部230を適宜に選択して装着するようにしたものであり、第1実施例の物品搬送用トレー100と共通する部分については下2桁を共通した200番代の符号を付して記載し、共通する部分についての詳細な説明は省略する。
具体的には、物品搬送用トレー200の本体は、円筒状物品載置部230の箇所だけ開口部または凹部として、当該開口部または凹部に、別体として形成された円筒状物品載置部を、例えば上方から載せてボルト留め部250のみ共通に固定するというように、全体として一つの物品搬送用トレー200となるものである。
もちろん、円筒状の搬送物品の径だけではなく軸方向の長さに応じて、溝状傾斜面231の長さを変更したり、一方の溝状傾斜面231のみとして他方の半面を平板状の物品載置部としたりするなど、種々の変形が可能である。
110、210 ・・・ 物品搭載部
120、220 ・・・ 物品載置部
121、221 ・・・ 中央溝部
122、222 ・・・ 物品載置面
130、230 ・・・ 円筒状物品載置部
131、231 ・・・ 溝状傾斜面
132、232 ・・・ 支持傾斜面
133、233 ・・・ V字谷部
141、241 ・・・ 落下防止用前壁
142、242 ・・・ 落下防止用後壁
150、250 ・・・ ボルト留め部
500 ・・・ 物品搬送用トレー
510 ・・・ 物品搭載部
541 ・・・ 落下防止用前壁
542 ・・・ 落下防止用後壁
TL ・・・ 搬送ライン
TV ・・・ 搬送台車
R ・・・ レール
Claims (5)
- 搬送物品を搭載する物品搭載部を有する物品搬送用トレーであって、
前記物品搭載部が、中央に向かって下り勾配をなして対向配置される一対の溝状傾斜面より形成される円筒状物品載置部を備えていることを特徴とする物品搬送用トレー。 - 前記物品搬送用トレーが搬送ラインを移動する搬送台車に装着されて前記物品搭載部に搭載した搬送物品を搬送ラインに沿って搬送するものであって、
前記搬送ラインが搬送方向の側方から搬送物品を搬入する搬入ラインおよび/または搬送方向の側方に搬送物品を搬出する搬出ラインを備え、
前記円筒状物品載置部の溝状傾斜面が搬送方向と直交する方向に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の物品搬送用トレー。 - 前記物品搭載部の後方に前記円筒状物品載置部が配設されて、該円筒状物品載置部の後端に落下防止用後壁が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の物品搬送用トレー。
- 前記物品搬送用トレーが、板状材料を一体に成形したものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の物品搬送用トレー。
- 前記円筒状物品載置部が前記物品搭載部に着脱自在であって、それぞれ異なる形状または寸法の円筒状の搬送物品を載置する複数種の円筒状物品載置部が物品搭載部に選択的に装着されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の物品搬送用トレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010285939A JP2012131618A (ja) | 2010-12-22 | 2010-12-22 | 物品搬送用トレー |
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ID=46647691
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JP2010285939A Pending JP2012131618A (ja) | 2010-12-22 | 2010-12-22 | 物品搬送用トレー |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH0656255A (ja) * | 1992-08-05 | 1994-03-01 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | チューブ容器供給装置 |
JP2002326712A (ja) * | 2001-05-07 | 2002-11-12 | Tsubakimoto Chain Co | 三次元の搬送軌道を走行可能なトレー式搬送装置 |
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2010
- 2010-12-22 JP JP2010285939A patent/JP2012131618A/ja active Pending
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