JP2012128097A - 光学積層体の製造方法、光学積層体及び面光源装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材と、前記基材の表側の面に設けられた光学機能層と、前記基材の裏側の面に設けられた紫外線吸収機能を有する接着層とを備える光学積層体の製造方法であって、前記基材の表側の面に前記光学機能層を形成し、前記基材及び前記光学機能層を有する複層物(a)を得る工程(A)と、前記複層物(a)の裏側の面に前記接着層を設ける工程(C)とを含む、光学積層体の製造方法;それにより製造された光学積層体及び面光源装置。
【選択図】図1
Description
また、有機EL素子中の発光体から装置外への光取り出し効率を向上するために、有機EL素子の出光面にプリズムシートを形成する検討がなされている(特許文献2)。特許文献2には、いわゆる2P(フォトポリマー)法を用いて、基材と、所定の凹凸構造が形成された型との間に紫外線硬化性樹脂を配置し、この光硬化性樹脂に紫外線を照射して当該樹脂を硬化せて、プリズムシートを作製する方法が開示されている。2P法は、複雑な凹凸構造を表面に有する層を高い生産性で形成しうるという利点を有する。
即ち、本発明によれば、下記のものが提供される。
前記基材の表側の面に設けられた光学機能層と、
前記基材の裏側の面に設けられた紫外線吸収機能を有する接着層と
を備える光学積層体の製造方法であって、
前記基材の表側の面に前記光学機能層を形成し、前記基材及び前記光学機能層を有する複層物(a)を得る工程(A)と、
前記複層物(a)の裏側の面に前記接着層を設ける工程(C)とを含む、光学積層体の製造方法。
〔2〕 〔1〕に記載の光学積層体の製造方法であって、
前記工程(A)が、
前記基材の表側の面に紫外線硬化性の未硬化樹脂を塗布し、前記未硬化樹脂の層を形成する工程(A1)と、
前記未硬化樹脂の層に凹凸構造を有する型を接触させる工程(A3)と、
前記基材の裏側から紫外線を照射して、前記未硬化樹脂の層を硬化させ、硬化した樹脂からなる光学機能層を得る工程(A4)と、
前記型を、前記光学機能層から剥離する工程(A5)と
を含む光学積層体の製造方法。
〔3〕 〔2〕に記載の光学積層体の製造方法であって、
前記工程(A1)の終了後前記工程(A4)の開始前に、前記未硬化樹脂の層を加熱する工程(A2)をさらに含む光学積層体の製造方法。
〔4〕 〔1〕〜〔3〕のいずれか1項に記載の光学積層体の製造方法であって、
前記光学積層体が、前記接着層の前記基材と反対側に設けられるセパレーターをさらに備え、
前記製造方法が、前記セパレーターに前記紫外線吸収機能を有する接着層を形成し、前記セパレーター及び前記接着層を有する複層物(b)を得る工程(B)をさらに含み、
前記工程(C)が、前記複層物(a)と前記複層物(b)とを貼り合わせる工程である、光学積層体の製造方法。
〔5〕 〔1〕〜〔4〕のいずれか1項に記載の光学積層体の製造方法であって、
前記基材の、波長365nmの光の透過率が80%以上である光学積層体の製造方法。
〔6〕 〔1〕〜〔5〕のいずれか1項に記載の光学積層体の製造方法であって、
前記基材が、重量平均分子量が3.5万以上の脂環式構造含有重合体樹脂からなるフィルムを含む光学積層体の製造方法。
〔7〕 〔1〕〜〔6〕のいずれか1項に記載の光学積層体の製造方法であって、
前記基材、前記光学機能層、および前記接着層の少なくともいずれかが、光拡散性を付与する粒子を含む光学積層体の製造方法。
〔8〕 〔1〕〜〔7〕のいずれか1項に記載の光学積層体の製造方法で製造された光学積層体。
〔9〕 有機エレクトロルミネッセンス素子を備える面光源装置であって、前記有機エレクトロルミネッセンス素子よりも出光面側に、〔8〕に記載の光学積層体を用いて形成された、光学機能層、基材及び接着層をさらに備える面光源装置。
本発明の製造方法は、基材と、前記基材の表側の面に設けられた光学機能層と、前記基材の裏側の面に設けられた紫外線吸収機能を有する接着層とを備える、任意に前記接着層の前記基材と反対側に設けられるセパレーターをさらに備える光学積層体の製造方法である。本発明の製造方法は、かかる製造方法により得られた光学積層体である。
工程(A)において、光学機能層の形成は、基材の表側の面に行う。光学機能層は、基材の表側の面に直接接する層として形成することができる。本願において、基材の「表側」とは、単に説明の便宜上相対的に、基材の裏側(即ち、基材の、接着層を設ける側)と反対側であることを示すものである。以下の説明においては、別に断らない限り、基材の表側を基材の上面とし、裏側を下面として図示及び説明する。
工程(A)において、光学機能層は、紫外線硬化性の未硬化樹脂の層を基材上に形成し、これを硬化させて所望の形状の層とすることにより形成しうる。具体的には、工程(A)は:
・前記基材の表側の面に紫外線硬化性の未硬化樹脂を塗布し、前記未硬化樹脂の層を形成する工程(A1)と、
・前記未硬化樹脂の層に凹凸構造を有する型を接触させる工程(A3)と、
・前記基材の裏側から紫外線を照射して、前記未硬化樹脂の層を硬化させ、硬化した樹脂からなる光学機能層を得る工程(A4)と、
・前記型を、前記光学機能層から剥離する工程(A5)と
を含むことができる。
図3は、工程(A1)により得られた、基材及び未硬化樹脂の層からなる複層物の断面の例を概略的に示す断面図である。図4は、工程(A3)における型の接触を行った状態の断面の例を概略的に示す断面図である。図5は、工程(A3)〜(A5)を行うより具体的な態様を示す概略図である。図6は、工程(A5)における剥離を行った後の、基材及び光学機能層からなる複層物(a)の断面の例を概略的に示す断面図である。
未硬化樹脂を塗布する方法は特に限定されず、公知の塗布法を採用することができる。具体的な塗布法としては、ワイヤーバーコート法、ディップ法、スプレー法、スピンコート法、ロールコート法、グラビアコート法、リップコート法、ダイコート法、キャピラリーコート法、エアーナイフコート法、カーテンコート法、スライドコート法、エクストルージョンコート法などが挙げられる。未硬化樹脂の塗布量は特に限定されないが、硬化後に得られる光学機能層の厚みが所望の厚さとなるよう調節することができる。
工程(A3)に用いる型としては、所望の形状を有する金型を用いることができる。また、金型としてロール状の形状を有するものを用いることにより、長尺の形状を有する光学積層体をインラインで高効率に製造することができる。ロール状の形状を有する金型の作製は、ロールに直接所望の型を形成する方法と、ベルト状の金属またはプラスチックに形成した型を、ロールに固定する方法があるが、作業の容易性、コストの観点から、ベルト状の材料に作製した型をロールに固定する方法が好ましい。
図4の例を再び参照して説明すると、かかる紫外線は、基材121の下側の光源から、基材121の裏側の面12Lに向けて照射する。照射された紫外線は、基材121を透過して未硬化樹脂の層116に達し、未硬化樹脂の層116を硬化させる。これにより、未硬化樹脂の層116は硬化し、光学機能層となる。
本発明の製造方法は任意に、セパレーターに紫外線吸収機能を有する接着層を形成し、セパレーター及び接着層を有する複層物(b)を得る工程(B)をさらに含むことができる。図7は、工程(B)により得られた、複層物(b)を概略的に示す断面図である。図7において、セパレーター141の上側の面14Uに、接着層131が形成されており、これにより、セパレーター141及び接着層131を有する複層物(b)が得られている。接着層の形成は、接着剤を塗布して接着剤の層を形成し、これに必要に応じて乾燥等の処理を施すことにより行うことができる。
工程(C)では、複層物(a)の裏側の面に接着層を設ける。接着層は、基材の裏側の面に直接接する層として形成することができるが、工程(A)の終了後工程(C)の開始前に、基材の裏側の面上に任意の層を設けた場合、その層上に設けることができる。
本発明の製造方法は、工程(A)〜(C)以外に、任意の工程を含むことができる。例えば、工程(A)に先立ち、基材の表側の面にコロナ処理等の任意の易接着化の処理を行うことができる。また、工程(C)に先立ち、基材の裏側の面にコロナ処理等の任意の易接着化の処理を行うことができる。
本発明に用いる基材としては、光学積層体の基材として用いうる任意のフィルム(以下、「基材フィルム」という。)を用いることができる。または、基材フィルムと、易接着層、帯電防止層等の任意の層とを含む複層物を、基材として用いることもできる。
基材フィルムの材料の例としては、具体的には、易接着層及びその他の隣接する層との密着性、光学積層体の部材としての強度、透明性などの観点から、脂環式構造含有重合体樹脂を好ましく挙げることができる他、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルスルフォン、ポリカーボネート、及び(メタ)アクリル樹脂を挙げることができる。
脂環式構造含有重合体樹脂とは、脂環式構造含有重合体と、必要に応じてその他の任意の成分とを含有する樹脂である。
脂環式構造含有重合体樹脂は、脂環式構造含有重合体として、これらの重合体のうち1種類のみを単独で含有してもよく、2種類以上を任意の比率で組み合わせて含有してもよい。
また特に、脂環式構造含有重合体の重量平均分子量の下限は、35,000以上であることが、本発明の製造方法における取り扱い性の向上のため、特に好ましい。具体的には、当該下限以上の分子量を有することにより、脆さが低減し、それにより、工程(A)終了後の巻き取りや、光学積層体からセパレーターを剥離する際に基材がダメージを受けることを低減することができ、特に好ましい。
これらの添加剤の量は、本発明の効果を損なわない範囲とすることができる。例えば、脂環式構造含有重合体樹脂に含まれる重合体100重量部に対して、通常0〜50重量部、好ましくは0〜30重量部である。
基材フィルムの製造方法は、特に限定されないが、例えば、前述の樹脂などを公知のフィルム成形法で成形することによって得ることができる。フィルム成形法としては、キャスト成形法、押出成形法、インフレーション成形法などが挙げられる。中でも、溶剤を使用しない溶融押出法の方が、残留揮発成分量を効率よく低減させることができ、環境負荷が低く、製造作業が容易で、且つ製造効率が高いため好ましい。溶融押出法としては、ダイスを用いるインフレーション法などが挙げられるが、生産性や厚さ精度に優れる点でTダイを用いる方法が好ましい。
基材は、基材フィルムに加えて、易接着層を有しうる。易接着層は、基材の表側及び/又は裏側の面に位置するよう設けることができる。基材が易接着層を有することにより、基材と光学機能層との密着性、及び/又は基材と接着層との密着性を向上させることができる。易接着層は、好ましくは基材フィルムの面に直接接して設けられる。基材はさらに、基材フィルムと易接着層との間に、帯電防止層、拡散性付与層等の機能層を有してもよい。
易接着層を形成するための材料としては、好ましくは、いわゆる水系ウレタン樹脂を用いることができる。水系ウレタン樹脂とは、ウレタン樹脂が、水等の水系の媒体に分散した状態で含有する組成物である。このような水系ウレタン樹脂を基材フィルム上に塗布し硬化させることによって、ウレタン樹脂を含む易接着層を形成することができる。水系ウレタン樹脂を基材フィルム上に塗布する方法は特に限定されず、公知の塗布法を採用することができる。具体的な塗布法としては、ワイヤーバーコート法、ディップ法、スプレー法、スピンコート法、ロールコート法、グラビアコート法、エアーナイフコート法、カーテンコート法、スライドコート法、エクストルージョンコート法などが挙げられる。水系ウレタン樹脂の塗布量は特に限定されないが、乾燥後の厚みとして、0.01〜5μmが好ましく、0.02〜2μmがより好ましく、0.03〜1μmが特に好ましい。前記範囲内にあると、基材と易接着層との十分な接着強度が得られ、かつ、フィルムのそりなどの欠陥のない光学積層体を提供することができる。水系ウレタン樹脂の塗膜を硬化させる方法は、特に限定されないが、例えば、80℃〜130℃程度の温度で乾燥させ、水系の媒体を揮発させることにより、硬化させることができる。
基材の厚さは、特に限定されないが、その下限は10μm以上とすることができる。またその上限は500μm以下とすることができる。
本発明において、光学機能層を形成するための材料としては、通常、紫外線硬化性の未硬化樹脂を用いる。
未硬化樹脂としては、特に限定するものではないが、1分子あたり1以上のイソシアネート基を含み且つ1分子あたり1以上の重合性不飽和基を含むモノマー(以下、モノマーAという。)、及び重合性不飽和基を1分子あたり3以上有し、かつイソシアネート基を含まないモノマー(以下、モノマーBという。)を含む組成物(以下、組成物Yという。)を用いることができる。組成物Yを用いることにより、光学機能層を、易接着層との高い密着性及び高い表面硬さを兼ね備えるものとすることができる。
重合開始剤としては、熱重合開始剤及び光重合開始剤を例示することができる。特に、工程(A4)を容易とする観点から、光重合開始剤が好ましい。光重合開始剤とは、感光して(即ち光の照射に反応して)作用を発現する重合開始剤であり、ここで重合のための光とは、可視光線のみならず、紫外線、赤外線、及びその他のエネルギー線を含みうるが、組成物Yに紫外線硬化性を付与する観点から、光重合開始剤は、紫外線により作用を発現する開始剤であることが好ましい。また、重合開始剤は、ラジカル重合開始剤であることが好ましい。
粒子の粒径は好ましくは0.1μm以上10μm以下であり、より好ましくは5μm以下であり、更に好ましくは、1μm以下である。ここで粒径とは、体積基準の粒子量を、粒子径を横軸にして積算した積算分布における50%粒子径のことである。粒径が大きいほど、所望の効果を得るために必要な粒子の含有割合は多くなり、粒径が小さいほど、含有量は少なくてすむ。従って、粒径が小さいほど、観察角度による色味の変化の低減、及び光取り出し効率の向上等の所望の効果を、少ない粒子で得ることができる。なお、粒径は、粒子の形状が球状以外である場合には、その同等体積の球の直径を粒径とする。
組成物Yの性状は、特に限定されないが、その粘度が、送液、塗布、塗布後の硬化等の操作に適した範囲であることが好ましい。具体的には、粘度の下限は5cP以上であることが好ましく、30cP以上であることがより好ましい。一方粘度の上限は500cP以下であることが好ましく、100cP以下であることがより好ましい。
続いて本発明の製造方法により製造される光学積層体中の光学機能層について説明する。光学機能層のヘイズは、フィルムに対する要求に応じて0%〜95%とすることができる。光学機能層のヘイズを0%〜20%とすると、取り出し効率、正面輝度を共に高めることができる。光学機能層のヘイズを75%〜95%とすると、光取り出し効率、観察角度による色味の変化を共に低減することができる。ヘイズは、例えば上に述べた粒子の含有割合を適宜調整することにより調節しうる。
凹凸構造は、具体的には、斜面を含む複数の凹部と、前記凹部の周囲に位置する平坦部とを含む凹凸構造を好ましく挙げることができる。ここで「斜面」とは、基材の面方向と平行でない角度をなす面である。一方、平坦部上の面は、基材の面方向と平行な面とすることができる。
接着層を形成するための接着剤は、狭義の接着剤(23℃における剪断貯蔵弾性率が1〜500MPaであり、常温で粘着性を示さない、いわゆるホットメルト型の接着剤)のみならず、23℃における剪断貯蔵弾性率が1MPa未満である粘着剤をも包含する。具体的には、本発明の製造方法により得られた光学積層体を面光源装置の製造に適用した際に得られる面光源装置において、隣接する層(基材、及び、例えば面光源装置の基板)近い屈折率を有し、紫外線吸収機能を有し、且つ可視光の少なくとも一部の波長を透過しうるものを適宜用いることができる。より具体的には、アクリル系接着剤(粘着剤を含む)が挙げられる。
接着剤は、紫外線吸収剤を含有することができる。紫外線吸収剤を含有することにより、良好な紫外線吸収機能を有する接着層を得ることができる。紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン系、サリチレート系、ベンゾオキサジン系、ベンゾトリアゾール系、ヒドロキシフェニルトリアジン系、アゾメチン系、インドール系、酸化亜鉛系、酸化セリウム系酸化チタン系を用いることができる。また、必要に応じて、ヒンダードアミン系光安定剤を併用することもできる。接着層100重量%中の紫外線吸収剤の含有割合は、下限が0.05重量%以上であることが好ましく、0.1重量%以上であることがより好ましい。一方上限は10重量%以下であることが好ましく、5重量%以下であることがより好ましい。紫外線吸収剤の量は、接着層の厚さに応じて適宜調整することができる。
工程(B)に用いるセパレーターとしては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン等の材料からなるセパレーターフィルムを用いることができる。または、セパレーターフィルムと、その他の任意の層とからなるものを用いることもできる。かかる任意の層の例としては、離型処理層、帯電防止層等の層を挙げることができる。
本発明の製造方法により得られた本発明の光学積層体は、各種の表示装置、光源装置、照明装置等を製造するために用いることができる。特に、以下に述べる本発明の面光源装置の製造に用いることができる。
本発明の面光源装置は、有機EL素子を備える面光源装置であって、有機EL素子よりも出光面側に、前記本発明の光学積層体を用いて形成された、光学機能層、基材及び接着層をさらに備える。
具体的には、本発明の光学積層体がセパレーターを含まない場合はそのまま、含む場合はセパレーターを剥離し光学機能層、基材及び接着層をこの順に備える複層物とし、有機EL素子の出光面上に貼付することにより、本発明の面光源装置を得ることができる。
図10は、本発明の面光源装置の一例を模式的に示す斜視図であり、図11は、図10に示す面光源装置10を、図11中の線1a−1bを通り、基材の面方向と垂直な面で切断した断面を示す断面図である。面光源装置10は、図1及び図2に示した光学積層体100からセパレーター141を剥離したもの、即ち、光学機能層111、基材121及び接着層131を備える複層物を備える。
前記有機EL素子160として例示するように、本発明の面光源装置は有機EL素子を備え、かかる有機EL素子は、透明電極層と、反射電極層等の前記透明電極層に対向する電極層と、これらの電極層間に設けられ、電極から電圧を印加されることにより発光する発光層とを有するものとすることができる。
透明電極の材料としてはITO等を挙げることができる。
正孔注入層の材料としてはスターバースト系芳香族ジアミン化合物等を挙げることができる。
正孔輸送層の材料としてはトリフェニルジアミン誘導体等を挙げることができる。
黄色発光層のホスト材料としては同じくトリフェニルジアミン誘導体等を挙げることができ、黄色発光層のドーパント材料としてはテトラセン誘導体等を挙げることができる。
緑色発光層の材料としては、ピラゾリン誘導体などがあげられる。
青色発光層のホスト材料としてはアントラセン誘導体等を挙げることができ、青色発光層のドーパント材料としてはペリレン誘導体等を挙げることができる。
赤色発光層の材料としては、ユーロピウム錯体などを上げることができる。
電子輸送層の材料にはアルミニウムキノリン錯体(Alq)等を挙げることができる。
陰極材料にはフッ化リチウムおよびアルミニウムをそれぞれ用い、これらを順次真空成膜により積層させたものを挙げることができる。
本発明の面光源装置は、照明器具及びバックライト装置等の光源装置としての用途に用いうる。
前記照明器具は、本発明の面光源装置を光源として有し、さらに、光源を保持する部材、電力を供給する回路等の任意の構成要素を含むことができる。前記バックライト装置は、本発明の面光源装置を光源として有し、さらに、筐体、電力を供給する回路、出光する光をさらに均一にするための拡散板、拡散シート、プリズムシート等の任意の構成要素を含むことができる。前記バックライト装置の用途は、液晶表示装置等、画素を制御して画像を表示させる表示装置、並びに看板等の固定された画像を表示させる表示装置のバックライトとして用いることができる。
本発明は、前記具体例には限定されず、本願の特許請求の範囲及びその均等の範囲内で、任意の変更を施すことができる。
例えば、本発明の光学積層体は、上述した層の他にも任意の層をさらに含むものであってもよい。かかる任意の層は、例えば光学機能層の表面の凹凸構造の上にさらに設けられたコーティング層であってもよく、かかるコーティング層が、本発明の面光源装置の装置出光面の凹凸構造を規定するものであってもよい。
また、上記実施形態の例示において、光学機能層の表面の全面に分布する凹部として、同一の形状からなるもののみが分布しているものを示したが、凹凸構造において、異なる形状の凹部が混在していてもよい。例えば、大きさの異なる角錐形状の凹部が混在していたり、角錐形状の凹部と円錐形状の凹部が混在していたり、複数の角錐が組み合わされた形状のものと単純な角錐形状とが混在していてもよい。
また、上記具体例において、凹凸構造を構成する平坦部の幅、及び隣り合う平坦部の間隔については、常に一定のものを示したが、平坦部の幅が狭いものと広いものとが混在していてもよく、また、平坦部の間隔が狭い箇所と広い箇所とが混在していてもよい。そのようにして、平坦部の高さ、幅、及び間隔の1以上の要素において、出射光の干渉をもたらす差異を超える寸法差が設けられている態様とすることにより、干渉による虹ムラを抑制することができる。
(1−1.基材の調製)
熱可塑性ノルボルネン樹脂(Tg143℃、重量平均分子量37.5万)のペレットを、熱風乾燥機を用いて100℃で4時間乾燥したのち押出機に供給した。溶融樹脂温度230℃でT型ダイスから押し出し、引き取り速度18.0m/分で巻き取り、幅400mm、長さ250mのフィルム1を得た。
水系ウレタン樹脂(スーパーフレックス210、第一工業製薬社製)20部、架橋剤(アジピン酸ジヒドラジド、和光純薬社製)1部、架橋剤(デナコールEX−521、ナガセケムテックス社製)0.5部、シリカ粒子(スノーテックXL、日産化学社製)4部、及び純水80部からなる、易接着層形成用の塗布液を調製した。
塗布液を、フィルム1のコロナ処理面に、グラビアコーターを用いて、乾燥膜厚が0.1μmになるように塗布し、95℃で乾燥して易接着層を形成し、(易接着層)−(フィルム1)の層構成を有する基材1を得た。基材1は、ロール状に巻き取った。
得られた基材1を分光光度計(V−570JASCO社製)で測定すると、波長365nmにおける透過率は91%であった。
頂角60°、底辺25μm、の正四角錐が30μmのピッチで並んだ(即ち、隣接する四角錐間に5μmの平坦部が存在する)形状を有する直径300mm、長さ400mmの円筒形状の転写ロールを調製した。
2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネート3部、トリメチロールプロパントリアクリレート50部、エトキシ化フェニルアクリレート47部、シリコーン粒子(トスパール110、平均粒子系2.0μm、モメンティブマテリアル社製)20部、及び光開始剤(イルガキュアー184、チバスペシャリティーケミカルズ社製)3部を混合し、紫外線硬化性の塗布液を調製した。
(1−3)で得られた複層物を、転写ロールに押し当てて、直径100mmのゴムロールでニップした。この際、未硬化樹脂の層が転写ロールに、フィルム1がゴムロールに接するように複層物を通した。
転写ロールが未硬化樹脂の層に接している間に、複層物のフィルム1側の面に、Dバルブ(フュージョン社製)を用いて、積算光量1500mJ/cm2で紫外線を照射した。これにより、紫外線が、フィルム1及び易接着層を透過して未硬化樹脂の層に達し、未硬化樹脂の層が硬化し、光学機能層が形成され、(光学機能層)−(易接着層)−(フィルム1)の層構成を有する複層物(a)を得た。複層物(a)は、ロール状に巻き取った。複層物(a)の表面を顕微鏡観察したところ、光学機能層が、転写ロール表面から転写された凹凸形状を有していることが確認できた。
アクリルポリエステル共重合体(サイビノールAT352、サイデン化学社製)100部、酢酸エチル30重量部、トルエン10重量部、ヘキサメチレンジイソシアネート(日本ポリウレタン社製)0.05部、及び紫外線吸収剤(TINUVIN109 チバスペシャリティーケミカル社製、ベンゾトリアゾール化合物)1.5部を混合し、接着層形成用の塗布液を調製した。
セパレーターとして、厚さ25μmのポリエステルセパレーターフィルム(パナピールPET25 TP−01パナック社製)を用意した。送り出しロールから10m/分の条件でセパレーターを繰り出し、その一方の表面に、塗布液を、ドライ膜厚が35μmになるように塗布した後、90℃のオーブンで乾燥して、(接着層)−(セパレーター)の層構成を有する複層物(b)を得た。
(1−4)で得た複層物(a)のフィルム1側の面に、コロナ放電処理装置(春日電機社製)を用いて、放電量500W・分/m2の条件でコロナ放電処理を施した。この面と、(1−5)で得た複層物(b)の接着層側の面とを接触させ、ニップロールで圧搾し、(光学機能層)−(易接着層)−(フィルム1)−(接着層)−(セパレーター)の層構成を有する光学積層体1を得た。得られた光学積層体1は、ロール状に巻き取った。
厚み0.7mmのガラス基板の一方の面に、透明電極層100nm、ホール輸送層10nm、黄色発光層20nm、青色発光層15nm、電子輸送層15nm、電子注入層1nm、および反射電極層100nmを、この順に形成した。ホール輸送層から電子輸送層までは全て有機材料により形成した。黄色発光層および青色発光層はそれぞれ異なる発光スペクトルを有している。
・透明電極層;錫添加酸化インジウム(ITO)
・ホール輸送層;4,4’−ビス[N−(ナフチル)−N−フェニルアミノ]ビフェニル(α−NPD)
・黄色発光層;ルブレン1.5重量%添加 α−NPD
・青色発光層;イリジウム錯体10重量%添加 4,4’−ジカルバゾリル−1,1’−ビフェニル(CBP)
・電子輸送層;フェナンスロリン誘導体(BCP)
・電子注入層;フッ化リチウム(LiF)
・反射電極層;Al
(2−1.光学積層体2の製造)
下記の点を変更した他は、実施例1の(1−2)〜(1−6)と同様にして、(光学機能層)−(基材2)−(接着層)−(セパレーター)の層構成を有する光学積層体2を得た。
・基材1に代えて、基材2(両面易接着ポリエステルフィルム、ルミラーU34、厚さ100μm、波長365nmの透過率87%、東レ社製)を用いた。
・紫外線吸収剤として、TINUVIN109に代えて、BONASORB UA−3912(オリエント化学工業社製、インドール系化合物)を用いた。
・工程(1−6)のコロナ放電処理は省略した。
光学積層体1に代えて光学積層体2を用いた他は、実施例1の(1−7)と同様にして、面光源装置2を得た。
(C1−1.基材−セパレーター複層物の製造)
実施例1の(1−5)と同様にして、複層物(b)を得た。得られた複層物(b)の接着層側の面と、基材2(実施例2で用いたものと同一)の一方の面とを貼り合わせ、ニップロールで圧搾し、(基材2)−(接着層)−(セパレーター)の層構成を有する複層物を得た。得られた複層物は、ロール状に巻き取った。
得られた複層物の波長365nmにおける透過率を分光光度計(V−570、JASCO社製)で測定すると、8%であった。
(C1−1)で得た複層物を搬送速度10m/分で繰り出して、基材2側の面に、実施例1の(1−3)で用いたものと同様の紫外線硬化性の塗布液を、ダイコーターを用いて、塗布膜厚15μmで塗布し、未硬化樹脂の層を形成し、(未硬化樹脂の層)−(基材2)−(接着層)−(セパレーター)の層構成を有する複層物を得た。
(1−3)で得られた複層物に代えて、(C1−2)で得られた複層物を用いた他は、実施例1の(1−4)と同様にして、(光学機能層)−(基材2)−(接着層)−(セパレーター)の層構成を有する光学積層体3を得た。
得られた光学積層体3は、表面にタック感があり、未硬化樹脂の層の硬化が著しく不十分であり、したがってこのような方法での光学積層体の生産は、生産性が劣ることがわかった。
(1−5)において、接着層形成用の塗布液に紫外線吸収剤を添加しなかった他は、実施例1の(1−1)〜(1−6)と同様にして、光学積層体4を得た。
光学積層体1に代えて光学積層体4を用いた他は、実施例1の(1−7)と同様にして、面光源装置4を得た。
実施例1、実施例2及び比較例2で得られた面光源装置1、2及び4について、出光面に光を照射することによる発光素子の劣化の程度を評価した。
面光源装置に、直流電圧5Vを印加し発光させ、出向面からの正面方向の輝度を輝度計(大塚電子社製、MCPD−7000)を用いて測定した。その後、キセノンランプからの光を面発光装置の出光面に6mW/cm2(波長405nm)で7時間照射した。照射後に、照射前の輝度測定と同様の手順で輝度を測定した。
面光源装置1及び2においては、照射後の輝度が、照射前の輝度に比べてそれぞれ10%及び8%低下した。面光源装置4においては、照射後の輝度が、照射前の輝度に比べて40%低下した。このように、光学積層体として紫外線吸収剤を含むものを使用すると、有機EL素子の光劣化を抑制できることが確認された。
10U:光学機能層表面
11A〜11D:斜面
11E〜11H:凹部底辺
100:光学積層体
111:凹凸構造を有する光学機能層
113:凹部
114:平坦部
121:光学積層体基材
131:接着層
141:セパレーター
151:有機EL素子基板
160:有機EL素子
161:透明電極層
162:発光層
163:反射電極層
171:封止基板
Claims (9)
- 基材と、
前記基材の表側の面に設けられた光学機能層と、
前記基材の裏側の面に設けられた紫外線吸収機能を有する接着層と
を備える光学積層体の製造方法であって、
前記基材の表側の面に前記光学機能層を形成し、前記基材及び前記光学機能層を有する複層物(a)を得る工程(A)と、
前記複層物(a)の裏側の面に前記接着層を設ける工程(C)とを含む、光学積層体の製造方法。 - 請求項1に記載の光学積層体の製造方法であって、
前記工程(A)が、
前記基材の表側の面に紫外線硬化性の未硬化樹脂を塗布し、前記未硬化樹脂の層を形成する工程(A1)と、
前記未硬化樹脂の層に凹凸構造を有する型を接触させる工程(A3)と、
前記基材の裏側から紫外線を照射して、前記未硬化樹脂の層を硬化させ、硬化した樹脂からなる光学機能層を得る工程(A4)と、
前記型を、前記光学機能層から剥離する工程(A5)と
を含む光学積層体の製造方法。 - 請求項2に記載の光学積層体の製造方法であって、
前記工程(A1)の終了後前記工程(A4)の開始前に、前記未硬化樹脂の層を加熱する工程(A2)をさらに含む光学積層体の製造方法。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学積層体の製造方法であって、
前記光学積層体が、前記接着層の前記基材と反対側に設けられるセパレーターをさらに備え、
前記製造方法が、前記セパレーターに前記紫外線吸収機能を有する接着層を形成し、前記セパレーター及び前記接着層を有する複層物(b)を得る工程(B)をさらに含み、
前記工程(C)が、前記複層物(a)と前記複層物(b)とを貼り合わせる工程である、光学積層体の製造方法。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学積層体の製造方法であって、
前記基材の、波長365nmの光の透過率が80%以上である光学積層体の製造方法。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の光学積層体の製造方法であって、
前記基材が、重量平均分子量が3.5万以上の脂環式構造含有重合体樹脂からなるフィルムを含む光学積層体の製造方法。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の光学積層体の製造方法であって、
前記基材、前記光学機能層、および前記接着層の少なくともいずれかが、光拡散性を付与する粒子を含む光学積層体の製造方法。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の光学積層体の製造方法で製造された光学積層体。
- 有機エレクトロルミネッセンス素子を備える面光源装置であって、前記有機エレクトロルミネッセンス素子よりも出光面側に、請求項8に記載の光学積層体を用いて形成された、光学機能層、基材及び接着層をさらに備える面光源装置。
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