JP2012127143A - 地下構造物用蓋体 - Google Patents

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Abstract

【課題】地下構造物につながる開口を開閉自在に塞ぐ金属製の地下構造物用蓋体に関し、錆の進行を抑える工夫がなされた地下構造物用蓋体を提供する。
【解決手段】地下構造物につながる開口Hを開閉自在に塞ぐ金属製の地下構造物用蓋体1において、地上側になる上面20と、地下側になる下面30とを有し、下面30は、下方へ突出した突起32が分散配置されたものであるか、下面30は、下方へ突出した突起32’が設けられるとともに突起32’の周囲には突起32’に向けて下方へ傾斜した傾斜領域37が設けられたものであるか、あるいは下面30は、下面30に残留しようとする液体が流れる流路39と、流路39を流れてきた液体を垂れ落とす下方へ突出した突起350とが設けられたものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、地下構造物につながる開口を開閉自在に塞ぐ金属製の地下構造物用蓋体に関する。
下水道や上水道、あるいは電力、ガス、通信等における地下埋設物や地下施設等の地下構造物につながる開口は蓋体によって開閉自在に塞がれている。この蓋体が鉄等の金属製であると錆により強度不足に陥ることが懸念される。そこで、蓋体の防錆能力を高めるために電着塗装を施し、蓋体の、地下側になる下面に防錆被膜を設けたものが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
ところが、近年の生活環境や社会環境の変化に起因してか、特に下水道における地下埋設物の蓋体の下面は、錆の進行が思った以上に早いことがわかってきた。これは、地下内で発生する硫化水素等が影響していると考えられる。
特開2005−120587号公報
本発明者がさらに調査、研究を続けた結果、蓋体の下面では、硫化水素等の腐食性溶液の結露が地下内の湿度により起こりやすく、蓋体の下面には、腐食性溶液が残留しやすいことが判明した。蓋体の下面では、この残留した腐食性溶液によって錆が進行してしまうと推測される。
本発明は上記事情に鑑み、錆の進行を抑える工夫がなされた地下構造物用蓋体を提供することを目的とする。
上記目的を解決する本発明の第1の地下構造物用蓋体は、地下構造物につながる開口を開閉自在に塞ぐ金属製の地下構造物用蓋体において、
地上側になる上面と、
地下側になる下面とを有し、
前記下面は、下方へ突出した突起が分散配置されたものであることを特徴とする。
ここにいう分散配置は、隣り合う突起が、所定長(例えば15mm)以上離れて配置された態様であればさらによい。地下内の湿度によって生じた硫化水素等の腐食性溶液が、隣り合う突起どうしがあまりに近すぎると、突起と突起の間に表面張力によって垂れ落ちずに貯まってしまい、かえってその間で錆の進行が進んでしまう場合があるが、突起を分散配置しておくことで、突起と突起の間に液体が貯まってしまうことを防止することができる。本発明の第1の地下構造物用蓋体によれば、上記下面に残留しようとする腐食性溶液は上記突起から垂れ落ちやすく、上記下面に腐食性溶液が残留することなく、錆の進行が抑えられる。
上記目的を解決する本発明の第2の地下構造物用蓋体は、地下構造物につながる開口を開閉自在に塞ぐ金属製の地下構造物用蓋体において、
地上側になる上面と、
地下側になる下面とを有し、
前記下面は、下方へ突出した突起が設けられるとともに該突起の周囲には該突起に向けて下方へ傾斜した傾斜領域が設けられたものであることを特徴とする。
ここで、上記傾斜領域は、平面であっても曲面であってもよい。
地下内の湿度によって生じた硫化水素等の腐食性溶液が、上記傾斜領域を設けておくことで上記突起に積極的に集まり、上記下面に残留しようとする腐食性溶液が突起から垂れ落ちやすく、本発明の第2の地下構造物用蓋体によっても、上記下面に腐食性溶液が残留することなく、錆の進行が抑えられる。
また、上記下面は、上記突起と上記傾斜領域とを曲面でつなぐR部を有するものであってもよい。
ここにいうR部は、半径3mm以上の曲面を有するものであることが好ましく、R部における曲面の半径は上記突起の突出高さ以下であることがより好ましい。また、ここにいうR部は、えぐれた曲面有するものであることも好ましい。
上記R部を設けておくことで、上記突起の付け根部分に残留しようとする腐食性溶液が上記突起先端部分に積極的に集まり、上記下面に残留しようとする腐食性溶液が突起からより垂れ落ちやすくなる。
上記目的を解決する本発明の第3の地下構造物用蓋体は、地下構造物につながる開口を開閉自在に塞ぐ金属製の地下構造物用蓋体において、
地上側になる上面と、
地下側になる下面とを有し、
前記下面は、該下面に残留しようとする液体が流れる流路と、該流路を流れてきた液体を垂れ落とす下方へ突出した突起とが設けられたものであることを特徴とする地下構造物用蓋体。
ここで、上記流路は、突条であってもよいし、溝であってもよい。また、上記流路は、上記下面全体にわたって設けられたものであることが好ましいが、腐食性溶液が特に残留しやすい箇所等に部分的に設けられたものであってもよい。さらに、上記流路は、下方へ傾斜したものであることが好ましい。
地下内の湿度によって生じた硫化水素等の腐食性溶液が、上記流路を設けておくことで上記突起に積極的に集まり、上記下面に残留しようとする腐食性溶液が上記突起から垂れ落ちやすく、本発明の第3の地下構造物用蓋体によっても、上記下面に腐食性溶液が残留することなく、錆の進行が抑えられる。
なお、これまで規定した下面はいずれも、防錆能力を高める処理が施されたものであってもよい。上記防錆能力を高める処理としては、例えば、防錆被膜を施す処理等があげられ、この処理は、上記下面全面に必ずしもが施されている必要はない。
また、本発明の地下構造物用蓋体において、前記突起は、下方へ向かうほど細くなったものであることが好ましい。
こうすることで、上記下面に残留しようとする腐食性溶液がその突起を伝ってより垂れ落ちやすくなるからである。
また、上記突起は、先端部に下方へ傾斜した傾斜面が設けられたものであることが好ましい。なお、ここにいう傾斜面は、平面であっても曲面であってもよい。
また、上記突起は、3つ以上設けられたものであると、地下構造物用蓋体を平地に置いた場合に、それらの突起だけによって地下構造物用蓋体が安定することがある。
さらに、本発明の地下構造物用蓋体において、前記下面は、前記上面よりも疎水性を高めた被膜が少なくとも一部に形成されたものであることも好ましい態様の一つである。
この態様によれば、上記下面は腐食性溶液を弾きやすくなり、その下面に腐食性溶液が滞留してしまうことを防止することができる。
ここにいう下面には、上記突起の周面や突出先端面、さらにはリブの側面や端面(突出先端面)も含まれる。
なお、上記被膜としてはシリコン系の塗膜等があげられる。
また、本発明の地下構造物用蓋体において、前記下面が、前記突起とは別に下方へ突出し、この下面が拡がる方向に延在したリブを有し、
前記突起は、前記リブの突出先端面に設けられたものであってもよい。
なお反対に、上記突起は、前記リブが設けられていない領域に設けられたものであってもよい。
上記リブによって地下構造物用蓋体の強度が高められる。このリブを有する地下構造物用蓋体に上記突起が存在しないと、蓋体開閉時にリブと地面が擦れてリブに錆が発生し、せっかく強度を高めるために設けたリブが肉薄になり、機能しなくなる。一方、上記リブの突出先端面に上記突起を設けておくことで、上記リブを強度を高めるものとして永く機能させることができる。
なお、上記リブは複数設けられたものであってもよく、そのリブは放射状に延びるものであってもよいし、井桁状のものであってもよい。
また、本発明の地下構造物用蓋体において、前記下面は、前記リブが設けられていない領域に、該リブに向かうほど下方へ傾斜した傾斜領域を有する態様であってもよい。
この態様によれば、上記領域に結露した腐食性溶液を上記リブに積極的に集めることができ、上記領域に腐食性溶液が滞留してしまうことを防止することができる。
なお、上記傾斜領域は、平面であっても曲面であってもよい。
さらに、本発明の地下構造物用蓋体において、この地下構造物用蓋体が開閉時に略水平方向に旋回可能なものであり、
開閉時に略水平方向へ旋回する際に旋回の中心になる支点を有する態様であってもよい。
蓋体の開閉時に蓋体を上記支点を中心に略水平方向に旋回させるので、蓋体の下面と地面が擦れ、上記下面に防錆被膜を設けていたとしても、その防錆被膜が削り取られてしまうといった問題がある。本発明の地下構造物用蓋体によれば、作業者が地下構造物用蓋体を旋回したとしても、上記突起によって、上記下面自体の、突起を除く部分は、地面と擦れることはなく、その部分の防錆能力が低下することはない。一方、上記突起は地面と擦れることになるが、上記突起は上記部分に比べて圧倒的に面積が小さく、その突起先端に錆が発生しても面積的にさほど問題にならない。また、上記突起は、上記部分から突出しているため、突起先端に発生した錆が上記部分まで進行するまでには相当な時間がかかり、仮に上記部分まで錆が進行しても、上記部分に防錆能力を高める処理を施しておけば、錆の進行を抑えることができる。
本発明によれば、錆の進行を抑える工夫がなされた地下構造物用蓋体を提供することができる。
(a)は、本発明の地下構造物用蓋体の一実施形態に相当するマンホール鉄蓋の断面図であり、(b)は、(a)に示すマンホール鉄蓋の平面図である。 (a)は、図1(a)に示すマンホール鉄蓋の下面を示した底面図であり、(b)は、図1(a)に示すマンホール鉄蓋の下面における中央領域の部分拡大断面図である。 図1に示すマンホール鉄蓋が旋回され、マンホール鉄蓋1が開かれた様子を示す図である。 (a)は、第2実施形態のマンホール鉄蓋の底面図であり、(b)は、同図(a)に示す第2実施形態のマンホール鉄蓋の変形例を示す部分断面図である。 (a)は、第3実施形態のマンホール鉄蓋の断面図であり、(b)は、(a)のA−A断面図である。 (a)は、第1実施形態における中央領域の鋳出し表示を拡大して示す図であり、(b)は、第4実施形態における中央領域の表示を拡大して示す図である。 (a)は、第5実施形態のマンホール鉄蓋の底面図であり、(b)は、(a)に示す環状リブの断面図であり、(c)は、(a)に示す環状リブの突出先端面に設けられた突起の変形例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1(a)は、本発明の地下構造物用蓋体の一実施形態に相当するマンホール鉄蓋の断面図であり、図1(b)は、同図(a)に示すマンホール鉄蓋の平面図である。図1(a)に示す断面図は、同図(b)のX−X断面図である。
図1には、マンホール鉄蓋1と、そのマンホール鉄蓋1を受ける受枠5が示されている。地下埋設物である下水道用排水管は地表から所定の深さの位置に埋設されており、その下水道用排水管の途中に、地下施設として、マンホールが設けられている。下水道用排水管もマンホールも地下構造物に相当する。マンホールは、既製のコンクリート成型品を積み上げた躯体によって、下水道用排水管から地表へ向かう縦穴として形成されている。受枠5はその躯体の上に設けられたものであり、地下構造物であるマンホールにつながる開口H(図3参照)を画定している。
図1に示すマンホール鉄蓋1は鋳鉄製のものである。このマンホール鉄蓋1は、地下構造物であるマンホールにつながる開口を開閉自在に塞ぐ上面視円形のものであり、図1に示すマンホール鉄蓋1は、その開口を塞いでいる。図1(a)では、図の上方が地上側になり、図の下方が地下側(下水道用排水管側)になる。マンホール鉄蓋1は、地上側になる上面20と、地下側になる下面30とを有する。
図2(a)は、図1(a)に示すマンホール鉄蓋の下面を示した底面図である。
下面30には、下方へ突出し(図1(a)参照)、この下面30が拡がる方向に延在(図2(a)参照)したリブ31が複数設けられている。これらのリブ31は、鋳造時に下面30とともに一体成形されたものである。各リブ31は、マンホール鉄蓋1の強度を高めるために設けられたものであり、下面30において井桁状に配置されている。下面30の、井桁状に配置されたリブ31の一部によって矩形状に囲まれた中央領域300Cには、このマンホール鉄蓋1の情報表示が鋳出しされている。すなわち、図2(a)に示すように「FCD700」と「T−25 600」が二段表記されている。なお、“FCD”は、このマンホール鉄蓋1の材質を表す情報であり、“700”は、このマンホール鉄蓋1の引っ張り強度(N/mm)を表す情報であり、“T−25”は、このマンホール鉄蓋1の耐荷重を表す情報であり、“600”は、このマンホール鉄蓋1の直径(呼び径)を表す情報である。これらの情報は、このマンホール鉄蓋1を識別する識別情報の一種であるといえる。なお、下面30に表示される情報はここで説明した情報に限られない。
リブ31の、中央領域300Cを囲む矩形状の部分(以下、単に矩形部分と称する)の突出先端面31aが、井桁状のリブ構造の中で最も下方に位置する最下面になる。この最下面には、合計8個の突起32が分散配置されている。すなわち、このリブ31の矩形部分の各頂点、および各頂点の間にはそれぞれ、突起32が設けられている。隣り合う突起32の間隔は、15mm以上である。隣り合う突起32どうしの間隔が15mm未満であると、地下内の湿度によって生じた硫化水素等の腐食性溶液が、突起と突起の間に表面張力によって垂れ落ちずに貯まってしまい、錆の進行が進んでしまう場合がある。本発明者の研究によると、突起と突起の間が、5mm程度であるとその間では錆の進行がかなり進み、10mm程度でも錆の進行が進んでいることが認められ、13〜14mm程度であると、マンホール鉄蓋が設置された環境によっては錆の進行が進んでいることが確認されている。
図2(b)は、図1(a)に示すマンホール鉄蓋の下面における中央領域の部分拡大断面図である。
各突起32は、リブ31とともに一体成形されたものであり、リブ31の突出先端面31aからさらに下方へ突出している。突起32における、リブ31の付け根の径は、リブ31の突出先端面の太さと略同一である。この突起32は、下方へ向かうほど細くなったものであり、本実施形態の突起32は半球形状である。したがって、突起32の先端部には、下方へ傾斜した曲面状の傾斜面321が設けられていることになる。なお、突起32の形状は、半球形状に限られず、砲弾形状、円錐形状、四角錐形状等であってもよく、突起先端部に設けられる傾斜面は平面であってもよい。下面30は、突起32の先端からリブ31、さらにはリブ31が設けられていない領域(中央領域300C等の領域)300にわたって、下面30全面に電着塗装による防錆被膜が形成されている。
また、図1(a)に示すように、下面30における一端側周縁部には、蝶番部材33が回動自在に連結されている。また、受枠5には蝶番座51が固定配置されている。蝶番座51は、蝶番部材33が上下方向に貫通する貫通孔511を形成している。蝶番部材33の、蝶番座51を貫通した下端には抜け止め防止用の突起331が設けられている。一方、マンホール鉄蓋1の他端側周縁部には、鍵穴11が設けられている。また、下面30における他端側には、ロック部材34が回動軸340を中心に回動可能に設けられている。ロック部材34は、弁体341と係止爪342を有する。受枠5には、係止片52が設けられている。ロック部材34は、マンホール鉄蓋1が浮き上がると、係止爪342が係止片52に係止する姿勢にスプリング38によって付勢させられている。図1(a)には、その姿勢のロック部材34が示されている。また、図1(a)に示すロック部材34の姿勢では、弁体341が鍵穴11内に入り込み、鍵穴11を塞いでいる。
図1に示す、開口を塞いだマンホール鉄蓋1を開くには、不図示の棒状の開閉工具を用いる。この棒状の開閉工具の先端部分はT字状になっている。まず、弁体341によって塞がれている鍵穴11にその開閉工具の先端部分を挿入する。開閉工具の先端部分によって弁体341が押され、スプリング38の付勢力に抗してロック部材34は、係止爪342が係止片52から離れる方向(図1(a)では反時計回りの方向)に回動軸340を中心に回動する。次いで、棒状の開閉工具を軸周りに回転させ、T字状の先端部分を、マンホール鉄蓋1の下面30における、鍵穴11の縁部分に係合させ、開閉工具を引き上げる。すると、係止爪342が係止片52に係止することなく、マンホール鉄蓋1の他端側は持ち上げられ、マンホール鉄蓋1は、蝶番部材33を支点にして蝶番部材33とともに回転可能になる。すなわち、マンホール鉄蓋1は蝶番部材33を支点にして略水平方向に旋回可能になる。したがって、蝶番部材33は本発明にいう支点の一例に相当する。なお、マンホール鉄蓋1は、蝶番部材33の突起331が蝶番座51に係合するまで持ち上げることが可能である。
図3は、図1に示すマンホール鉄蓋が旋回され、マンホール鉄蓋1が開かれた様子を示す図である。図3(a)は、その様子を示す断面図であり、図3(b)は、同図(a)に示すマンホール鉄蓋の平面図である。
この図3では、蝶番部材33やロック部材34は図示省略されており、ここでは、ロック部材34がないものとして考える。また、図3には、地面Gが示されている。図3に示すマンホール鉄蓋1は、地面Gの上に載置されている。本実施形態のマンホール鉄蓋1によれば、マンホール鉄蓋の開閉時に、作業者が引きずるようにしてマンホール鉄蓋1を略水平方向に旋回させたとしても、8つの突起32によって、下面30の、突起32を除く非接触部分(リブ31の突出先端面31aおよび下面30の、リブ31が設けられていない領域300)301は、地面Gと擦れることはなく、その非接触部分301の防錆被膜が削り取られることはない。一方、突起32は地面Gと擦れることになるが、突起32は非接触部分301に比べて圧倒的に面積が小さく、その突起32先端に錆が発生しても面積的にさほど問題にならない。また、突起32は、リブ31の突出先端面31aから突出しているため、突起32先端に発生した錆がリブ31の突出先端面31aまで進行するまでには相当な時間がかかり、仮にリブ31の突出先端面31aまで錆が進行しても、リブ31の突出先端面31aに形成された防錆被膜によって錆の進行が弱まる。しかも、マンホール内では、硫化水素等の腐食性溶液の結露がマンホール内の湿度により起こりやすいと考えられるが、突起32は、下方へ向かうほど細くなったものであるため、この腐食性溶液が、各突起32を伝わって垂れ落ち、腐食性溶液の滞留を防止することができる。したがって、本実施形態のマンホール鉄蓋1は、錆によってリブ31が肉薄になることが抑えられ、マンホール鉄蓋1の強度が非常に永く高いレベルに保たれる。
なお、図3を用いた説明ではロック部材34がないものとして考えたが、実際には、ロック部材34と、マンホール鉄蓋1の下面30における所定の部位(例えば、リブ31)が地面Gと擦れることになる。したがって、上記所定の部位に突起を設けておくことが好ましい。
続いて、本実施形態の変形例について説明する。以下の説明では、これまで説明した構成要素の名称と同じ名称の構成要素には、これまで用いた符号と同じ符号を付して説明する。
この変形例では、突起32にゴム製のキャップを被せる。こうすることで、作業者が引きずるようにしてマンホール鉄蓋1を略水平方向に旋回させたとしても、突起32も地面Gと擦れることはなくなる。しかもゴムは錆びるものではない。また、キャップの内径を突起32の径よりもやや小さ目にしておくことで、ゴムの弾性によってキャップは突起32にピッタリとフィットし、突起32とキャップの間に腐食性溶液が入り込む隙間がなくなる。また、リブ31の突出先端面31aとキャップの縁との間に段差ができないように、キャップの縁部分が漸次薄くなったテーパ状のものであることが好ましい。こうすることで、上記段差に腐食性溶液が滞留してしまうことを防止することができる。なお、キャップの先端部分に、耐摩耗性に優れた物質(例えば、金属やセラミックス等)を設けておくことも好ましい。あるいは、キャップ自体を耐摩耗性の高いウレタンゴム等で形成したものを用いてもよい。
続いて、第2実施形態から第5実施形態までのマンホール鉄蓋について順を追って説明する。以下の各実施形態の説明でも、これまで説明した構成要素の名称と同じ名称の構成要素には、これまで用いた符号と同じ符号を付して説明する。また、第1実施形態のマンホール鉄蓋の説明と重複する説明は省略することがある。
図4(a)は、第2実施形態のマンホール鉄蓋の底面図である。
第1実施形態のマンホール鉄蓋は下面に井桁状のリブが設けられたものであったが、この第2実施形態のマンホール鉄蓋1は、下面30の中心領域にこのマンホール鉄蓋1と同心円状の環状リブ35が設けられるとともに、その環状リブ35から放射状に延びた8本の放射状リブ36も設けられている。このようなリブ構造にすることによって、マンホール鉄蓋1の強度を高めている。8本の放射状リブ36それぞれは、マンホール鉄蓋外周に向かうにつれて上方へ傾斜したものであり、環状リブ35の突出先端面351が、図4(a)に示すリブ構造の中で最も下方に位置する最下面になる。第2実施形態のマンホール鉄蓋1では、その環状リブ35の突出先端面351に、120度間隔で3つの突起32が設けられている。ここでは、図4(a)に示すマンホール鉄蓋1のうち、突起32を除く部分を鉄蓋本体と称する。ある程度の間隔をあけて3つ以上の突起32が設けられていれば、平らな地面に置かれた鉄蓋本体は、それらの突起32によって支えられ、マンホール鉄蓋1は安定する。この第2実施形態のマンホール鉄蓋1でも、マンホール鉄蓋の開閉時に、作業者が引きずるようにして図4(a)に示すマンホール鉄蓋1を略水平方向に旋回させたとしても、3つの突起32によって、鉄蓋本体は地面と擦れることはなく、鉄蓋本体の防錆被膜が削り取られることはない。
また、図4(a)に示す第2実施形態のマンホール鉄蓋1の下面30には、周方向に隣り合う放射状リブ36の間にも突起32’が設けられている。すなわち、図4(a)に示す水平な下面30には、周方向に間隔をあけて合計8個の突起32’が設けられており、これら8個の突起32’も分散配置されている。環状リブ35に設けられた突起32や、放射状リブ36の間に設けられた突起32’からは、下面30に残留しようとする腐食性溶液が垂れ落ちやすく、下面30における錆の進行を抑えることができる。
さらに、図4に示す突起32,32’には、上面20よりも疎水性(対親水性)を高めたシリコン系の塗膜が形成されている。第2実施形態における突起32は、この塗膜の効果によって、腐食性溶液を弾きやすくなり、その突起32に腐食性溶液が滞留してしまうことを防止することができる。なお、突起32には、シリコン系の塗膜に限らず、疎水性を高めた被膜を形成すればよい。
図4(b)は、同図(a)に示す第2実施形態のマンホール鉄蓋の変形例を示す部分断面図である。
この図4(b)に示す変形例では、マンホール鉄蓋1の下面30における、放射状リブ36の間の部分は、その間に設けられた突起32’に向かって下方へ傾斜している。すなわち、放射状リブ36の間に設けられた突起32’の周囲にはその突起32’に向けて下方へ傾斜した傾斜領域37が設けられている。傾斜領域37の傾斜角度は1%(約0.57度)以上であることが好ましい。地下内の湿度によって生じた硫化水素等の腐食性溶液は、傾斜領域37を設けておくことで突起32’に積極的に集まり、下面30に残留しようとする腐食性溶液がその突起32’から垂れ落ちやすくなる。なお、図4(b)に示す傾斜領域37は、平面であるが、曲面であってもよい。
また、図4(b)に示す変形例では、突起32’と傾斜領域37はR部38によってつながれている。このR部38は、傾斜領域37につながる半径3mmのえぐれた曲面を有する。突起32’の付け根部分に残留しようとする腐食性溶液は、R部38によって突起先端部分321に積極的に集まり、腐食性溶液が突起32’からより垂れ落ちやすくなる。この変形例では、R部38の曲面は半径3mmであるが、本発明者の研究によると、この半径は3mm以上であればよく、より垂れ落ちやすくするためには半径5mm以上にすることが好ましく、さらに短時間で垂れ落ちやすくするには半径6mm以上にするとよいことが分かっている。ただし、この半径は突起32’の突出高さ以下にすることが望ましい。突出高さより半径の方が大きいと、傾斜領域37とR部38がつながる部分または突起32’の側面とR部38がつながる部分に角部が形成されてしまい、その角部に腐食性溶液が残留しやすくなってしまう。R部38の曲面の半径を突起32’の突出高さ以下とすることで、角部の形成を防止することができる。
さらに、図4(b)に示す突起32’の先端部にも、下方へ傾斜した曲面状の傾斜面321’が設けられている。
図5(a)は、第3実施形態のマンホール鉄蓋の断面図であり、図5(b)は、同図(a)のA−A断面図である。
第1実施形態のマンホール鉄蓋の下面30におけるリブ31が設けられていない領域300は全体的に見て平面状の領域である。一方、第3実施形態のマンホール鉄蓋1の下面30におけるリブ31が設けられていない領域300には、リブ31に向かうほど下方へ傾斜した傾斜領域302が設けられており、全体的に見て平面状ではない。図5(a)に示すように、中央領域300Cにも傾斜領域302が設けられ、この傾斜領域302は、四方のリブ31へ向けて下方へ傾斜している。また、図5(b)には、図の左右方向に延びたリブ31は紙面奥側になり、その紙面奥側のリブ31に向かって、紙面奥側に行くほど下方へ傾斜する傾斜領域302が示されている。さらに、図5(b)に示す傾斜領域302では、リブ31とリブ31の中間になる部分3021が最も低くなるようになっている。この第3実施形態では、下面30におけるリブ31が設けられていない領域300に結露した腐食性溶液をリブ31に積極的に集めることができ、その領域300に腐食性溶液が滞留してしまうことを防止することができる。なお、図5に示す各傾斜領域302の傾斜角度も1%(約0.57度)以上であることが好ましい。
図6(a)は、第1実施形態における中央領域の鋳出し表示を拡大して示す図であり、図6(b)は、第4実施形態における中央領域の表示を拡大して示す図である。
図6(a)に示すように、鋳出しされた文字や記号の部分Wは、周りの面3001から下方へ向けて突出している。すなわち、文字や記号の部分Wは凸状になっており、周りの面3001と文字や記号の部分Wの縁との間には角部3002が形成されている。この角部3002に腐食性溶液が滞留しやすく、文字や記号の部分Wが錆びてしまい、せっかく表示した情報が読み取れなくなってしまう。
一方、図6(b)では、同図(a)に示すような角部3002がなく、中央領域300Cは平坦である。第4実施形態では、マンホール鉄蓋1の情報を表す文字や記号の部分を、鋳造時に凹部Dによって形成する。この凹部Dは周りの面3001から上方へ窪んだものである。次いで、凹部Dに充填物を充填する。ここでは、その凹部Dに液状のカラー樹脂を流し込み硬化させる。図6(b)には、硬化したカラー樹脂Pが示されており、このカラー樹脂Pが、マンホール鉄蓋1の情報を表す文字や記号を形どっている。したがって、中央領域300Cは平坦であり、中央領域300Cに腐食性溶液が滞留してしまうことを防止することができる。
すなわち、第4実施形態は、地下構造物につながる開口を塞ぐ金属製の地下構造物用蓋体において、地上側になる上面と、地下側になる下面とを有し、前記下面が、上方へ窪んだ凹部が充填物によって充填され該充填物によって形取られた文字又は記号によって、この地下構造物用蓋体に関する情報を表した表示領域を有することを特徴とする。
図7(a)は、第5実施形態のマンホール鉄蓋の底面図である。
図7(a)に示すマンホール鉄蓋1は、図4(a)に示すマンホール鉄蓋と同じく、環状リブ35と、その環状リブ35から放射状に延びた8本の放射状リブ36を有する。また、図7(a)に示すマンホール鉄蓋1の下面30のうち、環状リブ35よりも外側の領域は、環状リブ35に向かって下方へ傾斜した傾斜領域(以下、外側傾斜領域と称する)371になっており、環状リブ35よりも内側の領域は、マンホール鉄蓋1の中心部分1aから環状リブ35に向かって下方へ傾斜した傾斜領域(以下、内側傾斜領域と称する)372になっている。さらに、図7(a)に示すマンホール鉄蓋1には、周方向に隣り合う放射状リブ36の間に、径方向に延びた流路39が設けられている。この流路39は、環状リブ35から放射状に延びた8本の突条体であり、外側傾斜領域371に設けられたものである。突条体である流路39の突出量は略一定であり、流路39は外側傾斜領域371の傾斜に合わせて下方へ傾斜している。下面30に残留しようとする腐食性溶液は、これらの流路39を伝って環状リブ35に到達しやすくなる。図7(a)に示す外側傾斜領域371や内側傾斜領域372や流路39の傾斜角度も1%(約0.57度)以上であることが好ましい。
なお、流路39を構成する突条体の突出量を、設計段階で、外側ほど少なく内側ほど多くする等して、流路の傾斜角度を調整してもよい。
図7(a)に示す環状リブ35の突出先端面351は、周方向に凸凹が並んでいる。
図7(b)は、図7(a)に示す環状リブの断面図である。
第5実施形態におけるマンホール鉄蓋1の環状リブ35の突出先端面351は、図7(b)に示すように上下方向にジクザグに形成されている。すなわち、反時計回りの方向へ向かう下方へ傾斜した平面状の第1傾斜面3511と、時計回りの方向へ向かう下方へ傾斜した平面状の第2傾斜面3512が交互に連続しており、第1傾斜面3511と第2傾斜面3512によって突起350が形成されている。この突起350は、周方向に複数設けられている。すなわち、図7(b)に示す突起350の先端は周方向に15mm以上の間隔をあけて分散配置されたものである。
上述のごとく、流路39を通って環状リブ35に到達した腐食性溶液は、環状リブ35の側面を伝って環状リブ35の突出先端面351に達し、突出先端面351に形成された突起350先端から垂れ落ちる。このように、流路39を設けておくことで、腐食性溶液が突起350に積極的に集まり、下面30に残留しようとする腐食性溶液が突起350から垂れ落ちやすく、錆の進行が抑えられる。
また、放射状リブ36を伝って環状リブ35に到達した腐食性溶液も、突出先端面351に形成された突起350から垂れ落ちる。さらに、外側傾斜領域371や内側傾斜領域372を伝って環状リブ35に到達した腐食性溶液も、突出先端面35に形成された突起350から垂れ落ちる。
図7(c)は、図7(a)に示す環状リブの突出先端面に設けられた突起の変形例を示す図である。
図7(c)に示す突起350’は、環状リブ35の周方向に延びた突起である。すなわち、マンホール鉄蓋1の中心部分1aを内側とした場合に、外側から内側に向かって下方へ傾斜した外側傾斜面3511’と、内側から外側に向かって下方へ傾斜した内側傾斜面3512’によって突起350’が形成されている。この突起350’によっても、環状リブ35に到達した腐食性溶液を垂れ落とすことができる。
なお、図7(a)に示す外側傾斜領域371には、マンホール鉄蓋1の周方向に延びる流路を設けてもよい。すなわち、径方向に延びた流路39から放射状リブ36につながる流路を設けてもよい。
さらに、放射状リブ36の突出先端面の傾斜角度と、外側傾斜領域371の傾斜角度は、一致した角度であってもよいし、マンホール鉄蓋1の重量増がさほど問題にならない場合等には、外側傾斜領域371の傾斜角度の方を大きくしてもよく、マンホール鉄蓋1の重量増が問題になる場合等には、外側傾斜領域371の傾斜角度の方を小さくしてもよい。
また、突条体である放射状リブ36や環状リブ35は、流路としても機能していると見ることができる。
さらに、流路39は、突条体に限らず溝であってもよく、溝にすることでマンホール鉄蓋1の軽量化を図ることができる。
以上説明した、各実施形態や変形例の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の実施形態や変形例に適用してもよい。
なお、ここでの説明では、開閉時に支点を中心に略水平方向に旋回させるマンホール鉄蓋を例にあげて説明したが、本発明は、開閉時に支点を中心に表裏が逆になるように反転させるマンホール鉄蓋等にも適用することができる。また、地下構造物はマンホールに限られず、本発明は、マンホール以外の地下構造物につながる開口を塞ぐ地下構造物用蓋体に広く適用することができ、蓋体の形状や大きさも何ら限定されることはない。さらに、地下構造物用蓋体は鋳鉄製のものに限らず金属製のものであればよい。
1 マンホール鉄蓋
20 上面
30 下面
31 リブ
31a 突出先端面
32 突起
33 蝶番部材
5 受枠
H 開口

Claims (8)

  1. 地下構造物につながる開口を開閉自在に塞ぐ金属製の地下構造物用蓋体において、
    地上側になる上面と、
    地下側になる下面とを有し、
    前記下面は、下方へ突出した突起が分散配置されたものであることを特徴とする地下構造物用蓋体。
  2. 地下構造物につながる開口を開閉自在に塞ぐ金属製の地下構造物用蓋体において、
    地上側になる上面と、
    地下側になる下面とを有し、
    前記下面は、下方へ突出した突起が設けられるとともに該突起の周囲には該突起に向けて下方へ傾斜した傾斜領域が設けられたものであることを特徴とする地下構造物用蓋体。
  3. 地下構造物につながる開口を開閉自在に塞ぐ金属製の地下構造物用蓋体において、
    地上側になる上面と、
    地下側になる下面とを有し、
    前記下面は、該下面に残留しようとする液体が流れる流路と、該流路を流れてきた液体を垂れ落とす下方へ突出した突起とが設けられたものであることを特徴とする地下構造物用蓋体。
  4. 前記突起は、下方へ向かうほど細くなったものであることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の地下構造物用蓋体。
  5. 前記下面は、前記上面よりも疎水性を高めた被膜が少なくとも一部に形成されたものであることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載の地下構造物用蓋体。
  6. 前記下面が、前記突起とは別に下方へ突出し、この下面が拡がる方向に延在したリブを有し、
    前記突起は、前記リブの突出先端面に設けられたものであることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項記載の地下構造物用蓋体。
  7. 前記下面は、前記リブが設けられていない領域に、該リブに向かうほど下方へ傾斜した傾斜領域を有することを特徴とする請求項6記載の地下構造物用蓋体。
  8. この地下構造物用蓋体が開閉時に略水平方向に旋回可能なものであり、
    開閉時に略水平方向へ旋回する際に旋回の中心になる支点を有することを特徴とする請求項1から7のうちいずれか1項記載の地下構造物用蓋体。
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