JP6755448B2 - 地下構造物用蓋受枠セット - Google Patents
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Description
上方に向かうにつれて外側に傾斜し前記受枠の内周面に嵌合する嵌合部と、該嵌合部から下方に延在した蓋側延在部とが設けられた側面を有する地下構造物用蓋とを備え、
前記地下構造物用蓋の側面は、上部が塞がれ、前記嵌合部が前記受枠の内周面に嵌合した状態では該内周面に向かって開口する内圧解放口が設けられたものであり、
前記受枠の内周面は、上方に向かうにつれて外側に傾斜し前記嵌合部が嵌合するテーパ状のテーパ部と、該テーパ部の下端部分に接続し、前記受枠の上端面を結ぶ線に直交する方向に延在する枠側延在部とを有するものであり、
前記蓋側延在部は、前記地下構造物用蓋の上面に直交する方向に延在し、前記枠側延在部と対向するものであることを特徴とする。
本発明は前述の実施の形態に限られることなく特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変更を行うことができる。例えば、上記実施形態では、内圧解放口7aが、側方に向けて開口した態様を例にあげて説明しているが、内圧解放口7aが、斜め上方に向かって開口したものであってもよい。
以上説明した地下構造物用蓋は、地下構造物につながる開口を塞ぐ、地上側になる上面と、
上端面が地上に露出した状態で埋設された受枠の内周面に嵌合する嵌合部が設けられた側面とを備え、
前記側面は、上部が塞がれ、前記嵌合部が前記受枠の内周面に嵌合した状態では該内周面に向かって開口する内圧解放口が設けられたものであることを特徴とする。
ここで、前記側面は、前記嵌合部から下方に延在した延在部を有するものであってもよく、前記内圧解放口は、前記延在部に設けられたものであってもよいし、前記嵌合部に設けられたものであってもよいし、前記延在部から前記嵌合部にかけて設けられたものであってもよい。また、前記内圧解放口が、斜め上方に向かって開口したものであってもよい。さらに、前記受枠は、筒状のものであってもよい。
この地下構造物用蓋によれば、前記嵌合部が前記受枠の内周面に嵌合した状態では該内周面に向かって開口する前記内圧解放口を備えているため、該地下構造物用蓋が浮上した状態で、該内圧解放口から例えば側方に向けて流体を排出することができる。これにより、前記地下構造物用蓋の浮上高さを抑えた場合であっても、地下構造物用蓋の嵌合面と受枠のテーパ部との隙間から流出させる従来の態様と比べ、流体の排出量が確保され、内圧を効率的に解放することができる。この結果、地下構造物用蓋の飛散を抑えることができる。また、前記内周面に向かって開口する内圧解放口が設けられることで、該内圧解放口から排出した流体が上方に向かいにくい。このため、前記地下構造物用蓋の飛散を助長する虞も少ない。
また、この地下構造物用蓋において、前記内圧解放口は、前記側面の下端が切り欠かれたものであってもよい。
さらに、この地下構造物用蓋において、前記内圧解放口が、前記側面における、この地下構造物用蓋の中心点に対して点対称の位置にそれぞれ設けられたものであってもよい。
すなわち、前記内圧解放口は、180度対向する位置にそれぞれ設けられたものである。また、前記内圧解放口が、前記側面の周方向に間隔をあけて複数設けられたものであり、複数の内圧解放口の中には、前記間隔が等しくなるように配置された内圧解放口が含まれていてもよい。
前記内圧解放口が、前記側面における、この地下構造物用蓋の中心点に対して点対称の位置にそれぞれ設けられた態様によれば、各内圧解放口から流体を排出することで浮上した該地下構造物用蓋の傾きが抑えられる。この結果、浮上した前記地下構造物用蓋が傾いて一部の内圧解放口からの流体の排出が困難になってしまう、といった不具合を回避することができる。
また、この地下構造物用蓋において、下方へ突出した一対のリブの間に形成され、前記内圧解放口につながった解放流路を備えたものであってもよい。
ここで、前記解放流路は、溝であってもよいし、孔であってもよい。
前記解放流路を備えることで、該解放流路から流体を効率的に排出することが可能になる。
また、以上説明した地下構造物用蓋受枠セットは、上端面が地上に露出した状態で埋設される受枠と、
前記受枠の内周面に嵌合する嵌合部が設けられた側面を有する地下構造物用蓋とを備え、
前記地下構造物用蓋の側面は、上部が塞がれ、前記嵌合部が前記受枠の内周面に嵌合した状態では該内周面に向かって開口する内圧解放口が設けられたものであることを特徴とする。
ここで、前記受枠の内周面が、下方へ向かうにつれて内側へ傾斜したテーパ部と該テーパ部から下方に続く延在部とを有するものであり、
前記内圧解放口が、前記嵌合部が前記受枠の内周面に嵌合した状態では、前記延在部に向かって開口したものであってもよく、前記テーパ部に向かって開口したものであってもよく、前記延在部から前記テーパ部にかけて開口したものであってもよい。
この地下構造物用蓋受枠セットによれば、流体を効率的に排出することができ、また、前記内圧解放口から排出した流体が前記地下構造物用蓋の飛散を助長する虞も少ない。
2 マンホール蓋
21 円盤部
21a 上面
22 側面
221 嵌合部
221a 幅狭嵌合部
222 蓋側延在部
3 受枠
31 内周面
313 テーパ部
314 枠側延在部
7 内圧解放部
7a 内圧解放口
7b 解放流路
71 上側確定面
H 開口
h 限界浮上高さ
t3 表出高さ
Claims (4)
- 上端面が地上に露出した状態で埋設される受枠と、
上方に向かうにつれて外側に傾斜し前記受枠の内周面に嵌合する嵌合部と該嵌合部から下方に延在した蓋側延在部とが設けられた側面を有する地下構造物用蓋とを備え、
前記地下構造物用蓋の側面は、上部が塞がれ、前記嵌合部が前記受枠の内周面に嵌合した状態では該内周面に向かって開口する内圧解放口が設けられたものであり、
前記受枠の内周面は、上方に向かうにつれて外側に傾斜し前記嵌合部が嵌合するテーパ部と該テーパ部の下端部分に接続し前記上端面に直交する方向に延在する枠側延在部とを有するものであり、
前記蓋側延在部は、前記地下構造物用蓋の上面に直交する方向に延在し、前記枠側延在部と対向するものであることを特徴とする地下構造物用蓋受枠セット。 - 前記内圧解放口は、前記側面の下端が切り欠かれたものであることを特徴とする請求項1記載の地下構造物用蓋受枠セット。
- 前記地下構造物用蓋は、下方と内側が開放され、前記内圧解放口につながった解放流路を有するものであることを特徴とする請求項2記載の地下構造物用蓋受枠セット。
- 前記地下構造物用蓋は、円盤状の円盤部と、該円盤部から下方に突出し井桁状に配置された井桁状リブと、該井桁状リブとは別に形成され前記解放流路を周方向に挟んで下方へ突出した一対の補強リブとを有するものであることを特徴とする請求項3記載の地下構造物用蓋受枠セット。
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