JP2012125431A5 - - Google Patents
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Description
従来、この種のパチンコ遊技機においては、下記特許文献1に記載のパチンコ遊技機が提案されている。当該パチンコ遊技機は、球戻り防止装置を備えており、この球戻り防止装置は、当該パチンコ遊技機の遊技盤の盤面にその外周部に沿い設けたガイドレールのうち内レールの先端部に支持されている。
しかして、このように構成した球戻り防止装置は、外レールと内レールとの間から遊技盤の遊技領域内に向かう遊技球により、錘部材の自重に抗してゲート部材を原位置から外レールとは逆の方向へゲート部材を支持軸の軸周りに傾動させて、上記遊技球を遊技盤の遊技領域内に転動させた後、ゲート部材を錘部材の自重により原位置に復帰させて、上記遊技球を再び外レールと内レールとの間へは戻さないように動作する。
上記課題の解決にあたり、本発明に係るパチンコ遊技機は、請求項1の記載によれば、
遊技盤(10)と、
この遊技盤の盤面(11)に立設する外レール(22)と、
この外レールの内側にて遊技盤の盤面に外レールに対し所定間隔をおくように設けられて外レールの少なくとも一部との間にて遊技球を案内する球案内通路(11b)を形成する内レール(21)と、
内レールの上側先端部或いはその近傍にて遊技盤の盤面に設けられる装置本体(110)と、傾動部材(120)とを有する球戻り防止装置(100)とを備える。
遊技盤(10)と、
この遊技盤の盤面(11)に立設する外レール(22)と、
この外レールの内側にて遊技盤の盤面に外レールに対し所定間隔をおくように設けられて外レールの少なくとも一部との間にて遊技球を案内する球案内通路(11b)を形成する内レール(21)と、
内レールの上側先端部或いはその近傍にて遊技盤の盤面に設けられる装置本体(110)と、傾動部材(120)とを有する球戻り防止装置(100)とを備える。
当該球戻り防止装置において、傾動部材は、装置本体に遊技盤の盤面に対し直角となるように回動自在に支持される軸状回動部材(120c)と、この軸状回動部材の回動中心を基準として上記球案内通路による上記遊技球の案内方向に延出する上側傾動部(120a)と、軸状回動部材の回動中心を基準として上記上側傾動部とは反対方向へ延出する下側傾動部(120b)とを具備して、軸状回動部材の回動中心を基準に所定角度範囲内にて傾動可能となっており、
傾動部材において、上記上側傾動部が、上記所定角度範囲内にて、外レールに対し近づく方向に傾動した第1傾動位置にあるとき、上記下側傾動部は内レールの上記球案内通路側の内面よりも当該球案内通路側へ突出しない位置にあり、また、上記上側傾動部が、上記所定角度範囲内にて、外レールから遠ざかる方向に傾動した第2傾動位置にあるとき、上記下側傾動部は内レールの上記内面よりも上記球案内通路側へ突出するようになっている。
傾動部材において、上記上側傾動部が、上記所定角度範囲内にて、外レールに対し近づく方向に傾動した第1傾動位置にあるとき、上記下側傾動部は内レールの上記球案内通路側の内面よりも当該球案内通路側へ突出しない位置にあり、また、上記上側傾動部が、上記所定角度範囲内にて、外レールから遠ざかる方向に傾動した第2傾動位置にあるとき、上記下側傾動部は内レールの上記内面よりも上記球案内通路側へ突出するようになっている。
これによれば、上側傾動部が第1傾動位置にあるとき、当該上側傾動部は、外レールに対し近づく方向に傾動しており、また、下側傾動部が内レールの上記球案内通路側の内面よりも当該球案内通路側へ突出しない位置に傾動している。このため、上側傾動部が軸状回動部材から球案内通路内へ傾斜しており、また、下側傾動部が、球案内通路から外レールの反対側へ外れて位置している。
このように先行遊技球が遊技領域内に案内された後には、上側傾動部は、下側傾動部の自重のもとに、第1傾動位置に傾動する。このため、当該上側傾動部が、外レールに対し近づく方向に傾動し、また、下側傾動部が内レールの球案内通路側の内面よりも当該球案内通路側へ突出しない位置へ傾動する。
このため、当該糸付き遊技球に続いて、遊技球が、順次、球案内通路内に案内されて、少なくとも内レールの外レール側の面に沿い傾動部材側に向けて移動する場合には、当該各遊技球は、上述のごとく内レールの内面よりも球案内通路側へ突出している下側傾動部の上記案内方向とは反対方向の端部に衝突して、遊技領域内には進入することができない。
また、本発明は、請求項2の記載によれば、請求項1に記載のパチンコ遊技機において、上記上側傾動部が上記第2傾動位置にあるとき、上記下側傾動部は、内レールの上記内面よりも上記球案内通路側へ突出することにより外レールとの間になす間隔にて遊技球の外径よりも狭くなるような長さに設定されていることを特徴とする。
球戻り防止装置の傾動部材において、上側傾動部が、外レールに対し近づく方向に傾動して位置する状態にて、糸付き遊技球が、球案内通路を通り上側傾動部を押し上げて遊技領域内に案内されても、糸が、遊技領域内にて下方へ移動する糸付き遊技球により引っ張られて、下側傾動部を内レールの内面よりも球案内通路側へ突出させて保持するため、その後に球案内通路内に発射される遊技球のうち少なくとも内レールの外レール側の面に沿い移動する遊技球は、下側傾動部の上記案内方向とは反対方向の端部に衝突して遊技領域内への進入を阻止され得る。このため、糸付き遊技球を不正に利用したその後の遊技球による遊技球の獲得のための入賞が防止され得る。
ここで、本実施形態では、傾動部材120が現傾動端(左側傾動端)にあるとき、上側傾動部120aが、内レール21の上側先端部21a(詳細には当該上側先端部21aの外レール22側の面、換言すれば、内レール21の内面)から上方への延長線よりも外レール22側に傾動した位置に維持される。
これにより、傾動部材120は、その上側傾動部120aにて、球案内通路11bから遊技領域11a内に向けて案内される遊技球により衝突されて、図3にて図示時計方向に傾動する。また、当該傾動部材120は、上記現傾動端にある上側傾動部120aにて、球案内通路11bから遊技領域11a内に案内された遊技球の球案内通路11bへの戻りを阻止する役割を果たす。
このため、本実施形態では、傾動部材120が上記現傾動端にあるとき上側傾動部120aの先端部とこれに対する外レール22の対応部位との間の間隔の球案内通路11bの幅方向に沿う間隔が、遊技球の外径よりも狭くなるように、上側傾動部120aの長さが上記所定の鈍角を前提として、所定の長さに選定されている。
Claims (2)
- 遊技盤と、
この遊技盤の盤面に立設する外レールと、
この外レールの内側にて前記遊技盤の盤面に前記外レールに対し所定間隔をおくように設けられて前記外レールの少なくとも一部との間にて遊技球を案内する球案内通路を形成する内レールと、
当該内レールの上側先端部或いはその近傍にて前記遊技盤の盤面に設けられる装置本体と、傾動部材とを有する球戻り防止装置とを備えて、
当該球戻り防止装置において、前記傾動部材は、前記装置本体に前記遊技盤の盤面に対し直角となるように回動自在に支持される軸状回動部材と、この軸状回動部材の回動中心を基準として前記球案内通路による前記遊技球の案内方向に延出する上側傾動部と、前記軸状回動部材の回動中心を基準として前記上側傾動部とは反対方向へ延出する下側傾動部とを具備して、前記軸状回動部材の回動中心を基準に所定角度範囲内にて傾動可能となっており、
前記傾動部材において、前記上側傾動部が、前記所定角度範囲内にて、前記外レールに対し近づく方向に傾動した第1傾動位置にあるとき、前記下側傾動部は前記内レールの前記球案内通路側の内面よりも当該球案内通路側へ突出しない位置にあり、また、前記上側傾動部が、前記所定角度範囲内にて、前記外レールから遠ざかる方向に傾動した第2傾動位置にあるとき、前記下側傾動部は前記内レールの前記内面よりも前記球案内通路側へ突出するようになっているパチンコ遊技機。 - 前記上側傾動部が前記第2傾動位置にあるとき、前記下側傾動部は、前記内レールの前記内面よりも前記球案内通路側へ突出することにより前記外レールとの間になす間隔にて遊技球の外径よりも狭くなるような長さに設定されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010280057A JP5526012B2 (ja) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | パチンコ遊技機 |
Publications (3)
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JP2012125431A5 true JP2012125431A5 (ja) | 2012-08-16 |
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ID=46643187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010280057A Active JP5526012B2 (ja) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | パチンコ遊技機 |
Country Status (1)
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JP2004329298A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-25 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
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- 2010-12-16 JP JP2010280057A patent/JP5526012B2/ja active Active
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